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あの作品のキャラがルイズに召喚されました part155

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 08:17:40 ID:cL9qjXhj
もしもゼロの使い魔のルイズが召喚したのがサイトではなかったら?そんなifを語るスレ。

(前スレ)
あの作品のキャラがルイズに召喚されました part154
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1216108424/

まとめwiki
http://www35.atwiki.jp/anozero/
避難所
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9616/

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    __             ■ 注意事項よ! ちゃんと聞きなさいよね! ■
    〃  `ヽ  .    ・ここはあの作品の人物がゼロ魔の世界にやってくるifを語るスレッドよ!
    l lf小从} l /   ・雑談、SS、共に書き込む前のリロードは忘れないでよ!ただでさえ勢いが速いんだから!
   ノハ{*゚ヮ゚ノハ/,.    ・投下をする前には、必ず投下予告をしなさいよ!投下終了の宣言も忘れちゃだめなんだからね!
  ((/} )犬({つ'     ちゃんと空気を読まないと、ひどいんだからね!
   / '"/_jl〉` j,    ・ 投下してるの? し、支援してあげてもいいんだからね!
   ヽ_/ィヘ_)〜′    ・興味のないSS? そんなもの、「スルー」の魔法を使えばいいじゃない!
              ・まとめの更新は気づいた人がやらなきゃダメなんだからね!


--------------------------------------------------------------------------------


     _        ・議論や、荒らしへの反応は、避難所でやるの。約束よ?
     〃  ^ヽ      ・クロス元が18禁作品であっても、SSの内容が非18禁である場合は
    J{  ハ从{_,      本スレへの投下で問題ないわ。
    ノルノー゚ノjし     ・SSの内容が18禁な展開をする場合はクロス元に関わらず、
   /く{ {丈} }つ       本スレではなく避難所への投下をお願いね?
   l く/_jlム! |     ・クロス元が型月作品のSSは、本スレでも避難所でもルイズの『錬金』のように危険よ。やめておいてね。
   レ-ヘじフ〜l     ・作品を初投下する時は元ネタの記載も忘れずにね。wikiに登録されづらいわ。
               ・作者も読者も閲覧には専用ブラウザの使用を推奨するわ。負荷軽減に協力してね。


--------------------------------------------------------------------------------

   ,ィ =个=、       ・お互いを尊重して下さいね。クロスで一方的なのはダメです。
   〈_/´ ̄ `ヽ      ・1レスの限界最大文字数は、全角文字なら2048文字分(4096Bytes)。これ以上は投下出来ません。
    { {_jイ」/j」j〉     ・行数は最大60行で、一行につき全角で128文字までですって。
    ヽl| ゚ヮ゚ノj|      ・不要な荒れを防ぐために、sage進行でお願いしますね。
   ⊂j{不}lつ      ・次スレは>>950か480KBからお願いします。テンプレはwikiの左メニューを参照して下さい。
   く7 {_}ハ>      ・重複防止のため、次スレを立てる時は現行スレにその旨を宣言して下さいね。
    ‘ーrtァー’      ・クロス先に姉妹スレがある作品については、そちらへ投下して盛り上げてあげると喜ばれますよ。
                姉妹スレについては、まとめwikiのリンクを見て下さいね。
              ・一行目改行、且つ22行以上の長文は、エラー表示無しで異次元に消えます。
               SS文面の区切りが良いからと、最初に改行いれるとマズイです。
               レイアウト上一行目に改行入れる時はスペースを入れて改行しましょう。


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2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 08:18:29 ID:cL9qjXhj
テンプレは1だけ

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 08:31:03 ID:MAg52UdI
>>1

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 08:38:37 ID:p2MQkPbW
>>1


5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 08:53:40 ID:Ae6M2HFx
ルールじゃないけどマナー上しておく方が良い事・システム上の注意事項
投下時はタイトルをコテハンとする、トリップ推奨
予告でクロス元他必ず説明する(一発ネタ等でばらすと面白くないならその旨明示)
 ※過去「投下してもいい?・投下します」等の予告から
  最低の荒らし投稿を強行した馬鹿者が居たため同類認定されるリスク極大

1時間に一定量超える投下は「さるさん」規制に遭うので注意
連投規制には有効な支援レスもこれには何の役にも立たない
文章量(kB)と分割予定数の事前申告をしておけば、規制に伴う代理投下をしてもらいやすい
投稿量カウントも規制も正時(00分)にリセットと言われている
他スレでの実験により規制ボーダーは8.5kBらしいという未確認情報あり

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 08:53:42 ID:QODHGEuI
>>1


7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 08:54:11 ID:Ae6M2HFx
このぐらいまで単純化できそうな気がする。

本スレに1人か2人の荒らしが登場
「うぎゃああああ荒らしがでたああああ
 本スレのやつら民度が低いから触りまくってスレが荒れるにちがいねええええええ」×20
本スレでスルー
「本スレの奴等も少しはマトモになったようだなプゲラ」×5
今までの流れが本スレに貼られる→スルーか一人二人が「肥溜めにカエレ」
「ここを肥溜めとか言う奴は上から目線のお子ちゃま。むしろ俺たちの方が大人」×10
いぬかみ投下
「まったくよー、本スレの奴等、嫌いなSSならあぼーんするかスルーしろってんだよなwwwwww
 ちったあ俺達を見習えよwwwwww
 ・・・ナニ? いぬかみ投下? ぎゃあああああ何でここまで叩いてるのに投下できるんだああああ
 お前らもっと叩こうぜえええええ   何? スルー? ここはお祭り好きな奴等の集まりだから良いんだよw」
以後ダラダラと「ぼくののうないのこんごよそうされるいぬかみのてんかいのひはん」×50

以降無限ループ



このぐらいまで単純化できそうな気がする。

本スレに1人か2人の荒らしが登場
「うぎゃああああ荒らしがでたああああ
 本スレのやつら民度が低いから触りまくってスレが荒れるにちがいねええええええ」×20
本スレでスルー
「本スレの奴等も少しはマトモになったようだなプゲラ」×5
今までの流れが本スレに貼られる→スルーか一人二人が「肥溜めにカエレ」
「ここを肥溜めとか言う奴は上から目線のお子ちゃま。むしろ俺たちの方が大人」×10
提督投下
「まったくよー、本スレの奴等、嫌いなSSならあぼーんするかスルーしろってんだよなwwwwww
 ちったあ俺達を見習えよwwwwww
 ・・・ナニ? 提督投下? ぎゃあああああまたビッチ談義でスレが埋め尽くされるううううううううううう
 お前らもっと叩こうぜえええええ   何? スルー? ここはお祭り好きな奴等の集まりだから良いんだよw」
以後ダラダラと「ぼくののうないのこんごよそうされるていとくのてんかいのひはん」×50

以降無限ループ

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 08:54:43 ID:Ae6M2HFx
このぐらいまで単純化できそうな気がする。

爆発召喚
キス契約
「ゼロ」の由来判明(教室で爆発)
使い魔の能力が明らかに(ギーシュ戦)
デルフ購入
フーケ戦
舞踏会

最近はその流れでいかに飽きない話を作るかに凝りがち>>16

爆発
平民プゲラ
コルベール問答無用さっさと汁
キス契約
フライに唖然とする
説明はぁどこの田舎者?
何者であろうと今日からあんたは奴隷
二つの月にびっくり
洗濯シエスタと接触
キュロケフレイム顔見見せ
みすぼらしい食事厨房でマルトー
教室で爆発片付け
昼食シエスタの手伝い香水イベント
オスマンコルベール覗き見
ギーシュフルボッコ場合によって使い魔に弟子入り
キュルケセクロスの誘いしかし使い魔はインポテンツか童貞w
ルイズ寝取られの歴史を切々と語る
休日街でデルフ入手 キュルケタバサがついてくる
ルイズが爆破訓練宝物庫破壊フーケ侵入お宝げっと
この段階でフーケは絶対つかまらない
翌朝捜索隊保身に走る教師一同
教育者オスマン犯罪捜索を未熟な子供にマル投げ
小屋で破壊の杖ゲットフーケフルボッコしかし絶対死なない
オスマンから褒章 舞踏会 終わり

途中飛ばすけど、

 対7万戦と再召喚(一度使い魔契約が切れ、まっさらな状態からルイズとの関係を再構築)

9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 08:55:14 ID:Ae6M2HFx
44 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/07/11(金) 18:50:30 ID:xar9BVx+
管理人様
以下自作品の削除をお願いします。
(本人証明として、自ブログの方も削除致しました)

長編:1編
「ゼロのgrandma」
短編:2編
「色鮮やかな空へ」
「四系統だけど」

色々とご迷惑をお掛けしました。以降、忘却願います。






夜天の使い魔 第一部
夜天の使い魔 第二部

http://rein4t.blog123.fc2.com/

28 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/07/15(火) 19:43:01 ID:l85BGgoZ
やる夫が小説家になるようです
ttp://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-244.html

完結:やる夫が小説家になるようです
ttp://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-245.html

やる夫が「売れっ子」ラノベ作家を目指すそうです
ttp://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-284.html

やる夫が同人小説家になるようです
ttp://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-371.html

10 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/19(土) 09:09:48 ID:eYC+utP6
>>1


11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 09:29:35 ID:i4nK3c/l
北野君と一緒にいると感化されていくからなあ
それを見た周囲からは騙されてるとか洗脳とか誤解されるんだけどw

12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 09:35:45 ID:SLvcEhuV
ルイズにちんこしゃぶらせたい

13 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 10:47:08 ID:ep1H6bHi
国歌省略

1乙

14 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 10:57:19 ID:5ux+igne
>>1


15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 10:57:36 ID:tjW8yAaX
PSPでのネットラジオ視聴方法
@PSPブラウザから http://pspladio.so.land.to/pspladio.prs を保存する。
Aブラウザを終了して”インターネットラジオ”→”PSP Ladio”を起動する。
Bリストから「日本の夏、アニソンリレーの夏。」を探して■をクリック。
ウマー

16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 10:58:19 ID:tjW8yAaX
ごばk

17 :ゼロのエンジェル:2008/07/19(土) 11:16:17 ID:AQiIQJcR
続きができたので投下。
三話目です、今回は北野君サイドはなし。

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 11:18:32 ID:6CF/4Kd8
>>1
なんで約束を守らないでスレ立てたか説明しろ

19 :ゼロのエンジェル(1/5):2008/07/19(土) 11:19:43 ID:AQiIQJcR
(ね、眠れないわ…)

ごろごろ、ごろごろ。
自室のベッドの上、ネグリジェ姿のルイズは眠れぬ夜を過ごしていた。
既に時間は夜半過ぎ。
このまま寝付けなければ明日の授業で睡眠不足は間違いのないところだろう。
だが、彼女は眠ることができなかった。
それは自分の部屋にいるもう一人の人間? が原因だった。
かささっ。

「ひっ!」

ビクゥ!
藁同士がこすれあう微かな物音。
それを耳にしたルイズはバネ仕掛けの人形のように全身をビクつかせつつ恐る恐る『そこ』を見ようと視線をめぐらせる。
が、すぐさまその視線は元の位置に戻る。
既にルイズのこの奇怪な行動はベッドに入ってから十回を超えようとしていた。
だが、それでも彼女はそれを止めようとはしない。
何故なら、そこに彼が―――今日、自分の使い魔になった男がいるのだから。

キタノ・セイイチロウ。
そう名乗った彼はコルベールに杖を返した後、意外にも礼儀正しい態度を自分たちにとっていた。
恐々と尋ねたこちらの質問にも嫌な顔一つすることなく、きちんと返答してくれた。
この点だけ見ればなんとできた使い魔だろうか、と思えただろう。
しかしルイズは元より、近くで会話を聞いていたコルベールたちもそうは思わなかった。
むしろ、丁寧な応対だからこそよりいっそうの恐怖を感じたといえる。
何せつい数秒前まで、かの者は自分たちに襲いかかろうとしていたのだ。
それだけではない、彼はその際にコルベールの放った火の魔法を真っ二つに切り裂いたのだ。
しかも魔法を一切使わずに!
コルベールの杖が奪われた時、正直殺されると思ったのは自分だけではなかっただろう。
だが、彼は自分たちを殺さなかった。
否、正確には殺す価値を見定めていたのだ。
その証拠として彼は現状を把握するための情報の提示を求めた。
なんと狡猾だろうか。
やろうと思えば場の人間を皆殺しにできたであろうはずなのに、それをせずに情報を引き出すことを優先にした。
それはとりもなおさず、二つの事実が浮かび上がる。
一つは、彼は自分たちなどいつでも余裕で殺すことができるということ。
これはメイジの生命線ともいえる杖をあっさり返してきたことから容易に窺えることだ。

20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 11:20:53 ID:MAg52UdI
sien

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 11:21:03 ID:GXXYnoYs
sien

22 :ゼロのエンジェル(2/5):2008/07/19(土) 11:23:20 ID:AQiIQJcR
そしてもう一つ。
それは、キタノ・セイイチロウがこの世界、すなわちハルケギニアに興味を持っているということ。
こちらは彼の魂胆によってはとんでもない事態になりかねない。
彼がどれくらいの力を持ち、どのような能力を擁しているかはわからないが
気がつけばトリステインは悪魔に支配されていました、などということになりかねないのだ。

(な、なんて奴を呼び出しちゃったの、私…)

ガタガタ、とベッドの中央でルイズは震える。
メイジの実力をはかるには使い魔を見よ、という言葉がある。
トライアングルメイジであるコルベールを一蹴したキタノ・セイイチロウの実力ははっきりいって底知れない。
格言に従えば自分はとてつもない力を持ったメイジであることの証明となる。
だが、その嬉しさは現状においては本来の十分の一にも満たなかった。
何せ当の使い魔は凶悪な風体の悪魔だったのだから。

(あああ、きちんと面倒を見ますなんて啖呵切るんじゃなかったかも……で、でも私の言葉にはちゃんと従ってたし…)

召喚を行った広場から自室に帰るまで彼は大人しいものだった。
最初に発したような奇声もあげず、自分たちに襲い掛かるそぶりも見せなかった。
あえて奇妙なところをあげるとすれば周囲をやたらキョロキョロと物珍しそうに眺めていたことくらいか。
だがそれにしたところでこれから自分が支配するであろう世界を観察していただけかもしれない。
そもそも、大人しいということ自体がルイズには恐ろしいことこの上なかった。
幼い頃読んだ物語で出てくる悪魔も、粗暴ですぐに暴れる者よりも、一見大人しげで丁寧な物腰の者の方が危険度が高いというパターンが多い。
腹の底で何を考えているかわからない悪魔がすぐ傍にいる。
そんな恐怖を抱える羽目になったルイズにとって、唯一の救いはコントラクト・サーヴァントの成功という事実だった。
この魔法が成功している以上、自分さえしっかりしていれば悪魔が暴れる心配はない。
決して、眠りについているご主人様を頭からガブリと食べようとしたり、首から生き血を啜ろうとしたりはしないはずなのだ…多分!

(そうよ、主人である私がしっかりしないでどうするの! 私はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。
 由緒あるヴァリエール家の三女! たかだか悪魔の一匹? 一人? 一体? にオドオドなんでできないわ!)

ちなみにこの時点でルイズは北野君のことを悪魔だと信じて疑っていなかった。
いちいち「あなた悪魔?」などと聞くはずもなかったし、北野君にしてもわざわざ「ぼく人間です」などという必要性はなかったのだから。
勿論北野君とて自分の素性をいくらか話してはいたのだが、ルイズには聞きなれない単語は悪魔世界の単語にしか聞こえていなかった。
とにもかくにもルイズはいつまでも使い魔風情にビビッていられるかとばかりにグッと拳を握り締める。
だがその視線は未だ明後日の方向を見つめていた。
決意しようが怖いものは怖い。
もしも視線を向けてその先にこちらを舌なめずりして見ている悪魔の姿があったらと思うとどうしても身体が動いてくれないのだ。


23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 11:24:08 ID:MAg52UdI
支援

24 :ゼロのエンジェル(3/5):2008/07/19(土) 11:26:19 ID:AQiIQJcR
しかし迷うこと数十秒、ついにルイズの勇気が恐怖を上回った。
そろそろと後ろを振り返る。
と、その時。

「き……せ……す」
(っきゃああああぁっ!?)

耳に入ってきた声にルイズの総身が比喩抜きでベッドの上に浮いた。
勿論フライなど使ってはいないしそもそも彼女にはフライの成功経験はない。
純粋に驚愕で文字通り飛び上がってしまったのである。

(な、ななななななによなによなによ!?)

なんというタイミングで声を出すのだろうか。
もしや寝ているのはフェイクで実はこちらをずっと監視していたのか?
だとすれば迂闊には動けない。
辛うじて声は抑えたものの、次も同じように耐えられるとは限らない。
そうなればこちらが起きていたことがばれる。

(お、落ち着くのよルイズ……ただの寝言かもしれないじゃない。そうよ、ここで怖気づいてはダメ)

己の使い魔に背を向けたままルイズは熟考する。
起きて警戒していたのがバレたら相手は気を悪くするかもしれない。
下手をすれば突如豹変して襲い掛かってくることもありえる。
ここはとにかく様子を探ることが肝心だ。
ルイズは耳をすませて背後の様子に気を配る。
すると―――

「みな……こ…………ろし……す」
(み、みみみみみみ皆殺しーっ!?)

ルイズは聞こえてきた声の内容に身体を硬直させた。
皆殺し、確かに今あの悪魔はそういった。
なんということだろう、ただ警戒していたというだけで自分はおろか関係のない他の人間まで殺そうというのか。
今更ながら自分が召喚してしまったもののとんでもなさに絶望を抱くルイズ。

(こ、こうなったらいざとなれば私が止めるしかないわ! それが私の責任だもの!)

背後の悪魔がいつ動き出しても大丈夫なようにこっそりと杖を手に取りギュッと握り締める。
かくして、誰も知ることのない少女の孤独な戦いが始まるのであった。

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 11:26:55 ID:GXXYnoYs
支援だ

26 :ゼロのエンジェル(4/5):2008/07/19(土) 11:29:26 ID:AQiIQJcR
「け、結局眠れなかった…」

チチチ…と外から小鳥のさえずる音が聞こえる。
血走った両目を瞬かせながらルイズは身を起こした。
彼女は結局徹夜で見張りならぬ耳張りを行い、一睡もできなかったのである。

「とにかく…トリステインの平和は保たれたわ! 私はやったのよ!」

両の拳を天に突き上げてルイズは達成感に酔う。
大げさにも程があるし、そもそも保たれたといっても一夜だけの話である。
だが、寝不足で気分がハイになっている少女にとっては自身の為した成果は偉業であった。
ルイズはそのまま上気した気分で己の使い魔が寝ているであろう場所へと近づいていく。
太陽が顔を出しているからか、はたまた意味不明の自信のおかげか、昨夜の恐怖はまるでなかったかのように少女は悪魔の下半身を見下ろした。

「頭隠して尻隠さず……ふふ、この私の気迫に恐れをなしたのかしら」

使い魔は藁の上で寝ていたが、寝相が悪いのか首から上は藁の中に埋まっていた。
しかしそれはルイズにとってはプラス材料でしかない。
何せ一番の恐怖である顔が見えないのだ。
ハイなテンションと相まって気も大きくなろうというものだった。

「それにしても、こうしてご主人様がすぐ近くにいるってのに何の反応もしないっていうのはどういうこと?」

藁の中からはすーすーと意外にも静かな寝息が聞こえてくる。
それを聞いたルイズはふつふつと自分の小さな胸の中に怒りがわいてくるのを感じた。
この使い魔は人が一晩中警戒していたというのに、何時の間にか眠りについていたのだ!
ご主人様を舐めるにも程がある!

「ふふふ…これはお、おおお仕置きが必要よね」

最早今のルイズの思考には報復される可能性など欠片もない。
あるのはただ、不届きな己の使い魔を罰するという熱い欲望だけだった。
ヒュンッ!
手に持った鞭を素振りする。
これから自分はこの鞭をこの悪魔に振り下ろすのだ。
ああ、なんとワクワクすることだろう!

「さあ、起きなさい―――!」

空を切り裂く音と共に、ルイズの手が振るわれた。

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 11:30:42 ID:MAg52UdI
支援

28 :ゼロのエンジェル(5/5):2008/07/19(土) 11:32:04 ID:AQiIQJcR
だがその瞬間。
今までピクリとも動かなかった北野君の身体が跳ね起きる!

「えっ!?」
「きえっ!?」

ザシュッ!
鞭が北野君の首から上を覆っていた藁を切り裂き、削り飛ばす。
パラパラ、と藁が舞い散る中、ルイズは驚愕に眼を見開いた。
藁の向こう側から微かに覗く鋭い視線が自分を捉えている。
ついさっきまで確かに寝ていたはずなのに。
まさか、こちらの殺気に反応したというのか!?
先程までの強気はどこへやら、あっという間に正気を取り戻させられたルイズは途端に顔を引きつらせる。

(だ、大丈夫。私はご主人様なんだから。これくらいで怒ったりはしないわよ……ねぇぇぇっ!?)

カクン、とその瞬間ルイズの腰が抜けた。
彼女は見た、見てしまった。
己の使い魔の、悪魔の髪が。
その全てが天を衝かんばかりに強烈に突き立っている光景を!

(め、滅茶苦茶怒ってるーっ!?)

怒髪天を衝く。
文字通りの光景にルイズの膀胱が緩んだ。
ぶっちゃけていうと、少し漏らした。
だが、今の彼女にそれを気にする余裕はなかった。
目の前には本性を露わにして怒り狂った悪魔がいる。
自分はこれからどうなるのか、殺されるのか、食べられるのか。
逃げ出してしまいたいが、腰が抜けて動けない。
北野君はゆっくりと両手を目に持っていくと、自ら瞳を覆う。
一体何をしようとしているのか―――まさか、変身!? 魔眼!? 食事の儀式!?

(あわわわ…)

恐怖に震えるルイズ。
しかし北野君は一顧だにすることなくゆっくりと手を目から離していく。
それが限界だった。
ルイズは遠のく意識を他人事のように感じながら、ふっと意識を手放すのだった。

「ふあああ……よく寝た。あれ、ルイズちゃん?」

29 :ゼロのエンジェル:2008/07/19(土) 11:34:53 ID:AQiIQJcR
終了です。
エンジェル伝説の原作を知っている方は絵を思い出しながら読むのを推奨。

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 11:35:50 ID:MAg52UdI
乙でーす!

ポマードが無いからどうすんだよ北野誠一郎wwww
生活指導で派遣された教師を思い出した。

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 11:36:09 ID:GXXYnoYs
まさに北野君乙

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 11:42:20 ID:U7ZKBIws
ただ寝て起きただけで、ルイズをここまで翻弄した使い魔がいただろうか?

っていうか、北野君なにもしてないやんwww

33 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 11:44:12 ID:QCrYHzxD
風呂に入ったわけじゃないけど、藁で拭い取られたとかか乙
しかし皆殺しは本当はなんといったのか気になるぜw

そーいや、整髪料ってハルケにはあったりしないのかね?

34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 12:07:22 ID:kAD4jcYi
砂糖水で多少強引に固めるくらいか?
香水を含ませれば虫が寄って来るのは無さそうだ。

35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 12:10:20 ID:Hr6XinN1
原作知らんけど北野君楽しすぎるw
デレる暇もないっつーかその前提のツンすら出せないなルイズ

>>33
蝋燭のロウで固めてみるとか

36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 12:10:44 ID:FoUjTviI
ポマードって天然素材で出来ないか?
モンモンあたりに依頼して作ってもらえればいいんだけどw

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 12:24:21 ID:PD2x1v/O
海賊はタールで固めてまとめてたな

38 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 12:34:30 ID:Omom/DPf
中世ならポマードかそれに準ずるモノはあるだろ。

39 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 12:51:01 ID:v3T9U9SY
ハルケギニアの不思議整髪料でいいだろ

40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 12:59:27 ID:PD2x1v/O
オリーブオイルとかワックスだな
前述したタールも一応
どれにしても清潔好きな北野君は難色しめしそうだが

41 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 13:00:16 ID:ARQi44VQ
あの作品のキャラがルイズに召喚されましたスレの新ガイドライン

第1条 人の和を大切にしなさい。
第2条 仏教をあつくうやまいなさい。
第3条 天皇の命令には必ず従いなさい。
第4条 役人は礼儀を正しくしなさい。
第5条 裁判は公平に行いなさい。
第6条 悪をこらしめ、善を行いなさい。
第7条 その役めにあった人に仕事をさせなさい。
第8条 役人は、朝早くから夕方おそくまで熱心に仕事をしなさい。
第9条 おたがいに信じあいなさい。
第10条 異なる意見に対しても、おこらないようにしなさい。
第11条 功績、過失を明かにし、必ず賞罰をくわえなさい。
第12条 役人は、勝手に税をとってはいけない。
第13条 役人は、他人の役目もよく知っておきなさい。
第14条 役人は、おたがいにしっと心をもってはいけない。
第15条 自分の利益を考えずに、国のことを大事に考えなさい。
第16条 人を使ううときは、その時期をよく考えなさい。
第17条 大事なことは、必ずみんなと相談しなさい。

42 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 13:01:07 ID:ARQi44VQ
追加

南極地域の平和的利用(軍事的利用の禁止)
科学的調査の自由と国際協力
南極地域における領土主権、請求権の凍結
核爆発、放射性廃棄物の処分の禁止
条約の遵守を確保するための監視員の設置
南極地域に関する共通の利害関係のある事項についての協議の実施
条約の原則及び目的を助長するための措置を立案する会合の開催

43 :てきとう:2008/07/19(土) 13:10:35 ID:SLvcEhuV
GANTZから玄野

「なんだ、こいつら?メイジ星人だと?」

「きょにゅうがなんぼのもんじゃい」

杖の先からレーザーを出したり、プラズマ弾を発射したりしてくる魔法学校の生徒
「きょにゅうがんんぼの・・」
「杖を折ったら苦しみだしたぞ!」

「おっちゃん!杖を折るんだ!」
「あぁ!」

和泉が三国無双状態で生徒の胴体を切り刻む
「うっぐ、きょにゅがなんぼのもんじゃい」

「す、すごいこれならみんな百点になるんじゃないのか!」

と、そこに炎を撒き散らすハゲが現れる
「こ、こっぱげー、こっぱげー」

「こいつ!強い!」

44 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 13:14:03 ID:5GP8Bedp
ケルト人は確か植物油からジェルを作っていた筈。

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 13:16:39 ID:dhhdEeBk
>ポマード
モットとかの髭はポマードで固めてそうだし、あるって事でいいんじゃないかな。

46 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 13:17:38 ID:dhhdEeBk
sage忘れ失礼

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 13:19:27 ID:PD2x1v/O
開発されたの20世紀初頭だしかなり化学的な組成なんでポマードそのままってのは難しい

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 13:22:41 ID:Omom/DPf
馬油「・・・」

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 13:25:28 ID:dhhdEeBk
ひまし油や木蝋に香料を練り合わせたもの…なんだが微妙な

50 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 13:25:35 ID:TPlyY6B1
相撲の大銀杏結う時の油はもっと昔からあった筈だねぇ。
びんづけあぶらだっけ。

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 13:31:22 ID:Pmut/Y2V
>メイジ星人
そのまんまだなww


>「杖を折ったら苦しみだしたぞ!」

>「おっちゃん!杖を折るんだ!」
>「あぁ!」

このへんが最高ww

52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 13:34:51 ID:XUsWYvz2
エンジェル伝説全巻読破完了。北野君の優しさと強さに泣いた。特に幾?との再戦の回。
あんだけ器のデカい男って漫画の中にだってそうそういるもんじゃないよ……。
原作はマジで名作だと思う。

53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 13:38:59 ID:HkjD1Hke
北野君の理解者が誰になるのか気になる乙

54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 13:44:50 ID:HiZLlibh
なぜ17条拳法がかかれてるんだろう

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 13:56:07 ID:RefK4vNj
だから竹久も友人でいることを選んだんだろうしな

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 13:58:34 ID:ZVmL3yof
>>54
「むぅ、あれは……17条拳法!」
「知っているのか雷電!」
「17条拳法……その源流は大和王朝全盛期にまで遡る
 十七の流派と十七の型、そして十七の奥義を有する
 西派白龍拳と比しても遜色なき秘伝の拳法」

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 13:59:25 ID:QCrYHzxD
ゼロ魔世界だったら竹久のポジションは……と展開予測したくなっている俺を許してくれ
作者曰く、一番重要なのは黒田らしいが

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 14:11:58 ID:RefK4vNj
でも実際に、黒田がいなかったら原作があそこまで面白くなってなかったような気もするんだよな
基本根が真面目な奴らばかりで暗くなりがちな設定をあの三馬鹿がうまく緩和していたというか

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 14:20:43 ID:UVBcLVkO
ポマードはいいんだが、みんな北野君がコンタクトだってことも忘れちゃいけない。

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 14:24:28 ID:U2IVgCF9
北野君GJ!
コンタクトの洗浄液なんて確実に無いよな・・・

61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 14:28:33 ID:xsYYY3iF
水の魔法で洗えばいいんだよ

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 14:29:40 ID:rnQnXV8Q
それでも……コッパゲ先生なら……
コッパゲ先生ならきっと何とかしてくれる……

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 14:33:38 ID:QCrYHzxD
洗浄液は多少は携帯してるとは思うけど、1ヶ月は持たんよな
まあ、調合自体はそこまで難しくなさそうだけど


>>58
黒田の仕事で一番重要なのは、「北野君の近くにいるキャラ」で「北野君の本性を知らない」という形で
内面と外面のギャップによるギャグを最初から最後まで成立させてることだと思う
しかも話が停滞した時には一気に動かすこともできるという便利性の塊
馬鹿っプリによって話を明るくしてるのももちろん大きいんだけどな!

64 :てきとう:2008/07/19(土) 14:34:13 ID:SLvcEhuV

「こ、こっぱげ・・・こぱっ」
口から泡を噴いてこっぱげは死んだ

「おい、これでおわりなのか?」
「いや・・・ボスにしては弱すぎる」

と白髪のぬらりひょんのような奴が透明から色がにじみ出るかのように
現れた
「こ、こいつ今までの星人とは違うぞ」
「・・・けいちゃん、逃げろこいつは俺が殺る」

「カァッーーーーーーーーーーーーー」
仙人のような格好をしてなにかが、ばりばりと皮を破り背中から”羽化”する
「ちゅっ、ちゅっ、ちゅx−−−−−−−−」

足元に居たネズミの大群が気持ち悪い膨張をして何十ものぬらりひょんが現れる

「ぐっ、」
ぎしぎし
ぬらりひょんに体を締め付けられた和泉のスーツがどろりとしたものが流れる
「!こいつ!」
きゅいん

ば、ばしゅぅっ

銃で撃たれた星人が肉と血を撒き散らしながら息絶える
そしてそれを見た残りの奴らがいっせいに口を開き、こーとエネルギーを充填しはじめた

「これでどうだっ!」
一体を後ろから掴み、周りの奴らを一巡するとずるりと体がずれて
崩れ落ちる
「あとはこいつを倒せば!」

そして何とか生き残ったGANTZメンバーだった つづく

65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 14:39:36 ID:WKFviNaf
>>38 中世ならポマードかそれに準ずるモノはあるだろ。

良く誤解されるが近世〜ものによっては産業革命以後です。
ヴィクトリア朝時代(19世紀)も入ります。
制服などの「量産品」は産業革命以後のものですし、
コークスの発明も19世紀です。当然、コークスでの精練も19世紀です。
モノによってはそれくらい後の時代であり、1400年代までの中世ではありません。

さらに、瞬間的な傷の治療(水魔法)、錬金(金属の瞬時の原子転換)
巨大ゴーレム、一瞬で御者ゴーレムを作る(ロボットの瞬時生成)
などは22世紀以上の技術といえるでしょう。


ポマードは、豚の脂身に香料等を入れたものですので、
19世紀まで入るゼロ魔世界には「あっても不思議ではない」ものです。

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 14:41:56 ID:uRjEFTEp
東の方から流れてきたことにすれば万事解決!

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 15:10:27 ID:WvbCUgtU
なんでまた才人なんだよ
今度こそ俺だと思ったのに

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 15:11:21 ID:5wiRIIi8
黒田ポジション・・・モンモランシーが北野君に惚れて二人の仲を引き裂こうと頑張るギーシュとか

ジュリオ「彼女は悪魔に唆されているんだよ。悪魔から彼女を救える勇者は君しか居ない」
ギーシュ「うおおー!まってろモンモランシー!!」
マルコデブ「いや、ギーシュ騙されてるって!」

その後、モンモランシーを倉庫に閉じ込めるギーシュ
それを追いかけた北野君とルイズ
ルイズ「ギーシュ!モンモランシーを解放しなさい!」
ギーシュ「くう・・・」
マルコ「なんか俺たちがクッパで北野さんとルイズがマリオとルイージに見えてきた」

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 15:14:06 ID:a5n5+IPP
ゼロのエンジェルの方乙!!
ただ眠るだけでルイズを翻弄した北野くんに笑いがとまらねぇwww
というか、茶をふくなよルイズwwww
久しぶりに原作コミックを引っ張り出して熟読したくなってきたww

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 15:16:37 ID:a5n5+IPP
竹久ポジションのルイズ…合うな、このポジションw

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 15:18:47 ID:RefK4vNj
親父三竦みは再現されるんだろうかw

72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 15:20:40 ID:UVBcLVkO
むしろトライアングルフォーメーションαの使い手が誰になるかという方が・・・

73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 15:49:52 ID:Av7NtQTh
GANTZのラスボスはガリアの無能王あたりだろうか

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 16:47:14 ID:GfgnMtta
>>56
聖徳太子が開祖の実にありがたい拳法じゃなかったっけ?

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 16:58:52 ID:875sXC/j
・・・そういやあれって「相手を殴ったら痛みが伝わる前に手を引っ込める」
技なんだよなぁ

どっかで聞いたと思ったらアレだ、「二重の極み」



モンモランシーがギーシュ以外に惚れるっつー作品見た事ないな、そういや

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 17:07:19 ID:evSYmON6
そんなホイホイ惚れる相手変えるなんてビッチな真似はしませんよモンモンは

77 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 17:12:30 ID:kAD4jcYi
GAROのだとギーシュの浮気が治らないから、でどっかの先輩と一回しちゃってたな。

78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 17:14:24 ID:b2eTwM3B
姉妹スレだとギーシュの二股相手(名前忘れた)に嵌められて、ジョルノと親密になってた話がある

79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 17:18:38 ID:py3nSKfZ
鬼帝さまのことかーっ!

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 17:18:56 ID:T6DueVb6
>>78
鬼帝ですね。

81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 17:21:00 ID:pJeedlo5
>78
ああ、ケティが鬼帝呼ばわりされてるアレか

82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 17:26:06 ID:b2eTwM3B
やっぱ知ってる人多いなw
あの作品はゼロ魔・ジョジョ共に男キャラがはっちゃけまくってて女性キャラ(特に魔法学院)の
影が薄いのと、ジョルノのサクセスストーリーになっちゃってるのが難点だな
いや面白いけどね

83 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 17:40:40 ID:/aysLYW8
帝王キングカイザー100世を召喚

84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 17:42:34 ID:SYv6ru7s
中の人が出たじゃん。
まあ中の人でもいいけどさ。おっとり系のおっぱい眼鏡担当と思わせて……って

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 18:18:42 ID:JVJTjBkT
>>83
キングエクスカイザーに見えた

86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 18:19:42 ID:UY/sDFTF
万の軍勢を撃退できる技の持ち主ってあんまり居ないよなぁ。

ケイヒならアレが撃てるか…

87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 18:38:55 ID:1IiOE/Xz
>>86
>万の軍勢を撃退できる技の持ち主
そこで某自称世界の警察のあの国ですよ

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 18:42:08 ID:WfyJxSxv
>>85
>キングエクスカイザーに見えた

では、始祖ブリミルは、太陽に突っ込んだはずのダイノガイスト様で、4人の使い魔
はガイスター四天王か?

で、ルイズやアンアンやウェールズや、ガリアのジョゼフ・イザベラ親子にも、当然
始祖であるダイノガイスト様の血が流れている、と。

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 18:47:01 ID:vrGTWNzV
キングゲイナーに見えた

90 :虚無を担う女、文珠を使う男 ◆436qfIeNtM :2008/07/19(土) 18:53:28 ID:PKCnSr+f
お久しぶりです。
しっくり来ない、何か違う… と思い続けていたら、2か月もたってしまいました。うーん。

話の内容もすっかり忘れられてるかもしれませんが、予約がなければ第11話を、5分後くらいから投下します。

(前回、セリフ間違いを指摘してくださった方、ありがとうございます。さすがに格好悪いので、Wikiの方は修正しました)

91 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 18:53:39 ID:AIPWjZsB
キング牧師に見えた

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 18:55:46 ID:Sur24rQ3
なんかエンジェル伝説が期待大だ

提督も近々終わるようだし、新たなるスレの顔に育って欲しいモノだ


提督作者の言う「近々」が、何話先になるかは疑問だが

その話も一々
「前編」「中編」「後編」「閑話休題」「ワルド編」「アンリエッタの復讐編」「エレ姉豊胸手術編」
「全自動卵割り器編」「ブリミルうっかり編」「ビッテンフェルトの憂鬱編」etc...
とかになりそうな気がするが


93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 18:56:34 ID:Sur24rQ3
おっと失礼、横島時給が安いぞ支援

94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 18:57:36 ID:SYv6ru7s
せっかくフーケをコピーした横島にサービスシーンをやらせなかった人かw
支援。

95 :虚無を担う女、文珠を使う男-11 1/5 ◆436qfIeNtM :2008/07/19(土) 18:58:24 ID:PKCnSr+f
第11珠 〜メイドの危機・後編〜

「佐々木のやろう、なーにが『頃会いを見計らって入ってきて』だ!
いきなり門前払いされるところだったじゃねーか」

なんだかんだと言いながら屋敷の玄関にたどり着いた横島は、人質の男にその扉を開けさせてみた。
そして誰もいない事を確認すると、一人(と一本)で屋敷の中を探し始める事にする。
邪魔となるだけになった人質の男は、哀れにも木陰に転がされる羽目となってしまったが、そう遠くないうちに門番なり庭師なりに見つかることだろう。

「確か予定だと、『流れのGSの俺が悪い気を感じてやってきたら、佐々木のじいさんが暴れている現場に出くわす』だったよな。
門番が全然信じねーから強引に来ちまったけど…
『ちょっとやばそうな気配だったから、門番には手荒な事をしちまったけど、仕方がない事だった…』で何とかなっかなぁ」
「なぁ、相棒。さっきから言ってる『佐々木』っちゅうのが誰の事か知らねーけどよ、貴族の屋敷で騒ぎなんか起こせねーんじゃねーか?
それこそ相棒みたいに『使い手』みてーな力でもねーと」
「ああ、デルフは知らねーのか。佐々木のじいさんは、シエスタちゃんの守護霊なんだ。
騒ぎを起こすくらいわけねーよ」
「守護霊? なんだそりゃ」
「守護霊っちゅうのはな… っと、話はあとだ。もしかするとあいつがモットって奴か?」

歩きながらデルフへ説明をしていた横島だったが、通路の奥、T字路に姿を現した一人の男を見て説明を切り上げる。
その男は遠目からでもわかる煌びやかな服を着ており、メイジである事を示す杖も持っていた。

「男の後をつける趣味なんてねーんだがなー」

そう言いつつも後をつけていくと、行く手に豪華な扉が見えてきた。
その扉の両脇にはメイジ二人が立っていたが、最初の男の姿を確認すると、敬礼をして何やら話し始めた。

「モット伯爵様、お疲れ様です」
「うむ。見張り御苦労。特に何か変わった事はないかね?」
「はい。皆、伯爵様の事をお待ちしております」
「うむうむ。ときに、今日雇い入れた娘はもう来たかね?」
「ええ。つい先ほど。そろそろ準備も出来るのではないかと思います」
「よしよし。ではいつもの通り、良いと言うまで誰もいれるでないぞ?」
「はい、分かっております」

男二人が話を終えた後に扉を開け、モット伯爵と呼ばれた男はあたりを見回してから中に入っていく。

(あれ… もしかして、メイジ二人何とかしなきゃ、後追えねーのか?)
(おい相棒、どうすんだ? あいつ、行っちまうぜ)
(こんな所で使いたくは無かったんだけどな… 仕方ねーか)

そう言うと横島はポケットから【溶】と書いてある文珠を取り出した。昼間、デルフ相手に使おうとしたものだ。
その文珠に書かれている文字を【霧】に書き換えた横島は、一息にそれを飲み込む。

(ピート、技を借りるぜ。 …サイキック・ミスト!)

【霧】文珠の効果で、横島とデルフは霧へと変化する。
決して、サイキック・ミストなぞという胡散臭い技があるわけではない、念のため。
霧となった後は、二人のメイジに見つからないようゆっくりと浮き上がり、扉と部屋とのわずかな隙間から、モットが入っていった部屋へと向かう。

(霧になれるたーおでれーた… 相棒、吸血鬼だったんだね。俺様全然気付けなかったさ)
(人を勝手に吸血鬼にするんじゃねーっつうの。前に一度吸血鬼になった事はあるけどよ、今は普通の人間だ、人間)
(それはそれですげーぞ、相棒。まぁ今一番おでれーてるのは、俺が今どういう状態なのかさっぱりわからねーって事なんだけどな。
何で体がねーのにしゃべれてんだ? あと、俺は元に戻れんのかね? 一生このままなんてやだかんな)
(ああ、後でちゃんと元に戻れっから気にすんな。
ちゅーか、んなこと言ったらそもそも剣がしゃべる事自体不思議だろーが。いまさら体がねーくらい気にすんなって)
(そんなもんなのかね。まぁ後で元に戻れるってんならどーでもいいさね)


96 :虚無を担う女、文珠を使う男-11 2/5 ◆436qfIeNtM :2008/07/19(土) 19:00:09 ID:PKCnSr+f
そんなこんなで進んでいった彼らがさらに一枚の扉を抜けた後に目にしたのは、横島にとって天国のような光景だった。

(こ、こ、これはー!! くぅー!)

そこは、一言で言えば大きなお風呂であった。
乳白色の湯がなみなみと張られているその浴槽は、横島がよく通っていた銭湯にある物とは比べ物にならない大きさであり、薄く白い肌着をつけた幾人もの美女・美少女が、ゆったりと湯に浸かりながら談笑をしている。
残念ながら、その肢体のほとんどは湯の中に隠れてしまい見えないが、それがまた逆に横島の妄想をかきたてていた。

(ぬがぁー この霧の体じゃ風呂になんか突っ込めねー でも元に戻るとばれちまう。
お、俺は一体どうすりゃいいんだ!)
(おめ、そんな事よりシエスタとかいう娘っ子の方が大事なんじゃねーのか)
(………あ)
(あ?)
(って、いやいや、今の無し、なしなし! …モットの奴、まだそこにいるから大丈夫だしっ!)

横島が見つけたのは、肌着一丁で部屋の片隅から出てくるモットの姿だった。
カーテンで区切られているそこは、部屋の入口からすのこが渡してあり、おそらく更衣室か何かの役を果たしているのだろう。
彼は同じく肌着のみの女性二人を両脇に侍らせながらゆっくりと浴槽に向かって歩いていき、浴槽の側まで来るとそこに置かれているきれいに磨かれた石の腰掛に座る。
モットが座った後は、女性二人が彼の体を洗い始めたのだが、彼が彼女たちの胸やお尻を触ろうとする為、なかなか上手く行かないようだ。

「もう、モット様ったらスケベなんですから〜」
「だめですよ、今はちゃんと洗わせてくださいな」
「良いではないか。夜にやるのも今にやるのも、たいして違いはないだろうに」
「そんな事を言って、どうせ今夜は私達を呼んでくださりはしないんでしょう?」
「新しい娘を連れて来た日は、いつもそうですもんね〜」
「なんだ、分かっているではないか。ならばなおさらわしがこうする事に異論は無いだろうに?」

モットはそう言いながら彼女たちの肌着に手をかけ、思いっきりそれをはぎ取ってしまう。
女性達の全然嫌がっているように聞こえない叫び声が聞こえ、そして二組のふくらみが何者にも包み隠されずに曝け出される。
それをまじまじと見ていた横島は盛大に鼻血を吹きだしてしまい、またデルフリンガーはカランという音を立てて床に落ちた。
そう、舞い上がっていた横島は、文珠の効果が切れそうであった事に気づかずにいてしまい、そしてたった今効果が切れたのだ。

「だ、誰だ貴様っ!?」

鼻血を噴出しながら姿を現した横島を見て、モットは後ずさりながら大声で問いただした。女性達は、悲鳴をあげながらうずくまっている。

「ばれちまったら仕方がねー」

左手で鼻を押さえながら、開き直ったかのように話す横島。
床に落ちたデルフリンガーを拾うかのように腰を落とした彼を見て、さらにあとずさるモット。
そして…

「おっ姉っさーん! 僕といい事、ってぬわぁ!!」

煩悩丸出しの叫び声とともに飛びかかろうとした横島は、床に落ちていた泡のせいで、派手に転んで頭をぶつけて気絶してしまった。


次に横島が意識を取り戻したのは、ロープでぐるぐる巻きにふんじばられ、冷たい床に転がされた後の事だった。

(おい、横島。いい加減に目を覚まさんかい)
「むがー むー がー」
(静かに、見張りが外にいるんじゃ)


97 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/19(土) 19:00:59 ID:eYC+utP6
支援

98 :虚無を担う女、文珠を使う男-11 3/5 ◆436qfIeNtM :2008/07/19(土) 19:01:33 ID:PKCnSr+f
さるぐつわをされ、唸る事しか出来ない横島に声をかけていたのは、先に屋敷に侵入していた佐々木武雄であった。

(いいか、よく聞くんじゃ。お主、さきほど風呂場に来たじゃろ?
風呂場にはいくつか小部屋があったんじゃが、その一つにシエスタもいたんじゃ。
探すのに手間取ってしまい、霊力も残り少なくなってしまったわしは、お主が来るまで静かにしてようと思ったわけじゃ。お主が来た時にわしが力尽きていては意味がないからの。
だというのに、本当にもうどうしようもないドジを踏みおってからに、全てパーになってしまったわい。
おまけにお主の叫び声に気づいたシエスタが声をかけてしまってな、おかげで関係者だとばれてモットに連れて行かれてしまったわ)
「まんがっげー!」

シエスタが連れて行かれた事を聞き、横島は思わず大声をあげてしまった。まずい、と思っても後の祭り。
横島が意識を取り戻した事に気付いた外の見張は、扉に付けられている小さな穴からこちらを覗いてきた。

「おい! うるせーぞ! 貴族様の館に忍び込んだ以上、泣いても喚いても五体満足で帰れるわけがねーんだ! 諦めておとなしくしてろ」

見張りに気付かれないうちに奇襲をかけるのが一番の手だったのだが、こうなっては仕方ない。
男がそう叫んでいる間に栄光の手を発動させた横島は、篭手形態としたそれで器用に縄を切りほどく。
さるぐつわも外し、栄光の手を霊波刀形態に変えると、

「シエスタちゃんがピンチだっちゅうのに、おとなしくなんかしてられっかっ!」

と思いっきり扉を切りつけた。
見張りの男は、しっかり拘束されていたはずの横島が立ち上がり、なおかつ光り輝く剣を振りかぶったのをみて、足をもつれさせながらも後ろへ飛び退った。

「う、うわぁ…!」

斜めに切られた扉を蹴り飛ばした横島の目に映るのは、足をもつれさせしりもちをついている男。
男は健気にも剣を抜き目の前で守りの構えを取るが、横島は別の事に気を取られる事になる。

「おーい、相棒! 無事に抜け出せたんだな! なら、俺を忘れてくなんてひでーことはしねーよな!?」
「! デルフか! どこだ?」
「相棒が捕まってた部屋の隣だ。早く出してくれー」
「よっしゃ、待ってろ!」

そうしてデルフを回収した横島は、佐々木の道案内をもとにシエスタの救出へと向かうのだった。


一方、そのシエスタはどうなっているかと言えば、大変ピンチな状態に陥っていた。
彼女が連れていかれたのはモットの私室であり、そこで両手を縛られ、天井から吊るされていた。辛うじてつま先立ちが出来る程度の高さに吊るされている為、苦しそうな表情をしている。
その姿は、風呂場でみた多くの女性達と同じように肌着一枚であり、肌着の下からは、綺麗な太ももが惜しげもなくさらされている。
そしてモットは彼女の斜め後ろに立ち、左手を彼女の腰へ、右手をあごへとまわして話しかけていた。

「あの男は一体何者なのか、いい加減諦めてしゃべってはくれないかね?。
たった一人で四人を打ち負かすだけでなく、二人のメイジに全く気付かれる事なく侵入する。
あげくの果てに、このワシでさえ目の前に来られるまでは分からんかった。そんな奴が、ただの平民なわけがないだろう」
「わ、私だってあの人がそんな事を出来る人だなんて、今まで全然知りませんでした…
そもそも、あの人の事はあんまり知らないんです」

そうシエスタが言うと、モットは彼女の首筋にゆっくりと息を吹きかける。

「ひっ」
「どうしてもしゃべらないと言うのかね。全く強情なメイドだ。
だが、いつまでそのつもりでいられるかな?」

腰に回されていたモットの左手が、徐々に上へと持ち上げられていく。
その行き先にあるのは、メイド服の上からでも分かるほどの大きなふくらみ。
そして…


99 :虚無を担う女、文珠を使う男-11 4/5 ◆436qfIeNtM :2008/07/19(土) 19:02:51 ID:PKCnSr+f
「シエスタちゃん、無事かっ!?」

まさに今シエスタの豊満な胸がなでまわされる直前、横島が扉をデルフリンガーで真っ二つにしながら飛び込んできた。

「ヨ、ヨコシマさんっ!!」
「むっ。貴様、どうやってここまできた!? 見張りはどうした!?」
「て、てめー シエスタちゃんに何してんだ! その胸は俺んだっ! そこから離れろー!!」

大声で叫びながらモット目掛けて飛び掛る横島に、そうはさせじと素早く呪文を唱えるモット。

「ふざけおってからに! ラグーズ・イス・イーサ・ウォータル…」

モットの唱えた『ジャベリン』の魔法により、彼の目の前に多数の氷槍が現れる。そして大きくジャンプしたが為に、いまだ空中にあり、ろくに身動きが取れない横島。
シエスタが悲鳴をあげながら横島の名を呼ぶ中、彼へ向けて氷槍の集団は容赦なく襲いかかった。
だが、それらはただ一本たりとも横島を貫く事は無かった。その全てがことごとく横島の持つデルフリンガーによって叩き落されてしまったのだ。
まるで、怒りによってガンダールヴの力が跳ね上がっているかのようだ。
しかしいくら叩き落したとは言え、衝撃までは消せない。
横島が渾身の力で振り下ろしたデルフは、惜しくもモットには届かなかった。
届かなかったばかりか、ガンダールヴの力はデルフを床に食い込ませてしまったのだ。

「『ジャベリン』を叩き落すだと!?
えーい、ならばこれならどうだっ!」

横島がデルフを床から引き抜こうとしている隙に、モットが新たに呪文を唱える。
すると今度は、部屋においてあった花瓶より水流が迸り横島へと向かっていった。
さながら、その様子は水竜が獲物を狩るかのようである。

「おい、相棒! 相棒があれくらいでくたばるたー思わねーが、さすがにあれは踏ん張りきれねーんじゃねーのか!
ここでこれ以上距離を取られたら、さすがにやべーぞ!?」
「なぁーっ! えーい、困ったときの文珠頼みだっ! 凍りやがれ!!」

横島はそう叫びながら左手に文珠を作りだし、素早く【凍】の文字を込めて水流に向かって投げつけた!
ガンダールヴの能力の副作用である霊力を吸われる感覚は相変わらず残っているのだが、今はそれ以上に霊力が充実している。
言うまでもない、横島がつい先ほどまでいたのは、多くの美女・美少女がいる風呂場であり、なおかつ夢と希望が詰まった二つのふくらみをもろに見ているからだ。
煩悩でもって霊力を大きく高める事が出来る横島は、文珠にして約2個分の霊力を、あの光景から補充していた。
結局、横島に襲いくる水流は、文珠の効果であっけなく大きな竜の氷像と化してしまう。

「わ、ワシの水魔法を凍らせるだと!
そんなばかな、ワシ以上の水の使い手がこの地方にいるなぞ聞いた事が…!」

モットは自分の会心の魔法がやぶられたため、次の呪文を唱えることもせずに驚愕している。
その間にモットの懐へと走りこんだ横島は、今度こそデルフリンガーを彼めがけて振り下ろした!

一瞬の後、ゴトン、という鈍い音とともにモットがひざを折る。
そして床の上にはデルフによって斬られた彼の杖の先端が転がっている。

「本当はこんなもんじゃ済ませたくねーんだけどよ、シエスタちゃんがいるからな。
これくらいで勘弁してやらー」

あまりの出来事に気を失ったモットにそう言うと、横島は吊るされているシエスタの方へ歩いていく。

「シエスタちゃん、もう大丈夫。今ほどいてやっかんな」

シエスタを縛っている縄をほどいた横島は、重力に引かれて倒れてくるシエスタをしっかりと抱きかかえる。

「ヨコシマ…さん… あの… その…」


100 :虚無を担う女、文珠を使う男-11 5/5 ◆436qfIeNtM :2008/07/19(土) 19:04:09 ID:PKCnSr+f
今にも泣き出しそうなシエスタの背に手を回しながら、横島はその柔らかい感触を十分に堪能する。そのうえさらに、シエスタが着ているのはお風呂に入るための薄い肌着である。
ガンダールヴの力で感覚が鋭敏になっている横島は、そのふくらみの頂にある小さな突起の感触までをも感じとっていた。

(これや、これ。こういうのを俺は待ってたんやー ピンチに陥った美少女を助ける俺、そしてそれに感謝する美少女は徐々にその念を恋心と変えて…
それにしても、やっぱりシエスタちゃんはええチチしてんなー」
「…え?」

心の中で思うだけのつもりの横島だったが、どうやら最後の部分は声に出てしまっていたようだ。

「ヨ、ヨコシマさんのエッチー!!」

その呟きで我に返ったシエスタに思いっきり平手打ちを食らわせられた横島は、吹っ飛んでいき凍ったままの氷竜の像に思いっきりぶつかる。
がらがらと派手な音を立てて氷像は崩れ去り、その氷の瓦礫に埋もれる横島。小刻みに痙攣する右手だけが埋もれずに残っている。
そして、

「ちょっとは感動した私が馬鹿でしたっ!」

と部屋を出て行くシエスタと、彼女に憑いて行く佐々木。

「あーあ。相棒そりゃ自業自得ってもんだ」
「うるせー こればっかりはしゃーないんや。男の性や」

頭からだらだらと血を流しながら、瓦礫から這い出してくる横島。
そしてあたりを見回して大きくため息をつく。

「派手にやっちまったなぁ。こりゃ、綺麗サッパリ忘れてもらうしかねーか」

横島は【忘】の文珠を作りだす。これでもう今日使える文珠はすっかり無くなってしまうが、後の事を考えれば仕方ない。
それに先ほどの感触が、減った霊力の回復に大きく役立っていて、この調子なら、明日もぎりぎり1個なら文珠が作れそうではある事だし。
文珠をモットに飲ませた横島は、これでよし、と立ち上がり部屋を後にしようとする。

「そう言えば相棒、さっきから気になってたんだけどよ… その珠っころは一体何なんだ?」
「ああ、これか? 本当は秘密なんだけどな、お前と俺の仲だから特別に教えちゃる。これは文珠って言うんだけどな…」

そうして横島は、デルフに色々と説明しながら、シエスタを探しに行き…
シエスタを見つけ平謝りして許してもらった横島は、事情を説明して門番相手に一芝居を打ってから帰ることにする。
シエスタに悪霊が憑いていて、それを除霊しに来た、というあれだ。
わざとらしいお札をシエスタに貼っておき、それを剥がせば佐々木が騒ぎ出す、という手順を踏んでの芝居は、ただの平民である門番を騙すには十分であり、横島達は、特に問題もなく魔法学院へと帰ったのであった。


幕後、その後のモット邸。

横島を見張っていた男に報告を受けてやってきた二人のメイジが見たのは、派手な戦闘の跡と、何故こんな事が起こったのかさっぱり覚えてないモットの姿だった。
そして、さらにその後からやってきた門番の男からも事情を聞いたメイジ達は、「メイジでも無い男の侵入に全く気付けなかった」事実を隠そうと、本当に悪霊騒ぎとして処理してしまう事にした。
悪霊を信じているわけではないが、他に納得行く説明も思い浮かばなかったモットは、仕方無しにそういう事にしたのである。
そして「モット邸に幽霊現る」という噂は、出入りの商人から外へと漏れ出して、トリステイン魔法学院でも一時話題に上るほどの話となったが、それはまた別の話であった。

101 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 19:06:06 ID:SYv6ru7s
しえーん


102 :虚無を担う女、文珠を使う男-11 ◆436qfIeNtM :2008/07/19(土) 19:06:07 ID:PKCnSr+f
これにて投下終了です。
支援、ありがとうございました。

もう11話なのに、まだフーケ編に入れない…
執筆速度の遅さもあいまって、全然進んだ気がしないですね。

…次はもう少し早く投下出来るといいんですが。ではでは。

103 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 19:27:40 ID:Sur24rQ3
じっくり腰をすえてやればいい事です

焦っていいものが書けるなら、世に〆切で苦しむj作者はいませんぞ

てわけで乙ー

104 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 19:33:03 ID:xe8ire04
懐かしいのがきてるなぁ
今回も楽しませてもらったよ

105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 19:41:00 ID:UhqkWC++


やっぱ横島もけっこう能力チートキャラだなぁ

106 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/19(土) 19:44:43 ID:eYC+utP6
GJ

>>105
そりゃ10年後には時間移動が可能になると公式設定があるキャラですから。

107 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 19:49:39 ID:itxUsPYB
文珠はチートの代名詞
横島は二次SS最強主人公の代名詞
どこまでそれを抑えられるかが勝負の決め手ですぞー

108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 19:52:48 ID:Sur24rQ3
能力チートキャラは批判の対象だが、
頭脳チートキャラは賞賛の称賛だぞ。

横島は頭脳もいけるキャラだ、その線でいけばいいぞ

109 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 19:54:49 ID:XALFLRyN
>>24
亀レスだが

「北野誠一郎です」
「皆さんこれからよろしくお願いします」

かな?

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 19:59:51 ID:QgaScvNS
能力チートでも、頭脳や性格に著しい欠点を持たせるとうまくいくケースもあるぞ
起こった事件を普通に解決できてるうちはまだまだだがな

111 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 20:06:16 ID:+tU0mqDp
>>110
そして会話すら成立しないDQNがでる作品が大量生産されてきたんですね!
よくわかります!

112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 20:07:06 ID:mlUnbQxC
能力チートものを書くならわりと時代劇なんかが参考になるよ
読んでいるものが悪いのかもしれないけど大抵主人公無敵だし

113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 20:10:20 ID:itxUsPYB
横島はギャグパートなら基本的に煩悩全開で行動するから問題ない
シリアス展開だといろんな問題が生じる

114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 20:16:28 ID:Xxb62Kk8
>>74
そうそう、帝国陸軍で継承されてるお得な拳法です。

>>113
シリアスな横島は役に立たんとしっかり言われてるしな。
ジャンプ漫画でも、下手にシリアスなバトル展開に行って自滅した作品が何十本あったことか。

あと、クロスキャラがチートなら、敵側も強化してバランスをとるっていう手法もあるな。
まあどんなやり方にしろ、作者の腕前ひとつでどうとでも変わるんだが。

115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 20:22:28 ID:U0gAX26M
それに横島はいきなり強くなったのではなく徐々に成長したわけだし

116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 20:33:01 ID:Cmtc7Rfr
横島は能力チートキャラだけど性格でチートキャラになりきれないな。
これでよくあるラノベによくある性格ならとんでもないキャラになっただろうけど
チキンのせいでいまだにルイズのパシリだもんな。

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 20:33:22 ID:l0Wz4b1V
横島はGS資格試験直後くらいだと、そこからの成長があるからバランスよさそうなんだけどね。
文殊を使って大活躍を書きたい人がほとんどだから、そういうの見ないけど。

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 21:41:41 ID:ZItxE6wW
むしろチート上等俺TUEEEEヒャッハー!で長編を最後まで書き上げたら凄いと思う


119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 21:47:01 ID:cflgyJne
>>118
封神演技の趙公明のSSあたりがそうか? 召喚された奴が圧倒的に強くて完結してるの
というか最後まで完結してるのがあまりないからなあ

120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 21:52:20 ID:U0gAX26M
ゼロ魔自体が完結してない

121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 21:59:53 ID:VQ8gnucZ
虚無文殊の方、乙かれ様でしたー
所々、違和感もあるけど、勝手に参考にさせてもらいますぜダンナ(マテ

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 22:13:03 ID:5wiRIIi8
>>118
悟空とかドモンは明らかに最強前提で召喚されてるけど面白いしね

123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 22:16:15 ID:itxUsPYB
すでに32+4と、「全完結作品入場!」ができそうなぐらいありますぜ
ttp://www35.atwiki.jp/anozero/pages/1450.html

わりとチートな薔薇乙女
存在が卑怯というか卑猥なご立派様
東方の連中は言わずもがな

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 22:16:20 ID:JhcIBRAb
>>122
でも、双方止まりっぱなしなんだよね_| ̄|○

125 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/19(土) 22:22:01 ID:eYC+utP6
>>122
禁書好きの自分としては、一方通行の再開を願っている。

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 22:23:25 ID:zZHXN6hU
>>124
キサマはクオリティに対する執筆時間を舐めたッッ!!!!

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 22:25:52 ID:boNcGJiS
悟空みたいに、良い意味での馬鹿で余計なプライドも持ってないキャラなら構わないけど、
それなりに知恵もありプライドもあり、何より待ってる人がいるようなキャラが、
唯々諾々と使い魔の境遇に満足し、帰る方法を探す素振りもないってのはなあ。

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 22:27:09 ID:zGGvfshi
>>126
丸一年掛けてようやくウェールズに会った。
クオリティに対する執筆時間w

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 22:29:32 ID:cflgyJne
SSでワルドとかキュルケとか活躍してるとちょっと嬉しくなる

130 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/19(土) 22:31:43 ID:eYC+utP6
そういえば、ワルドって今何してたっけ?

131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 22:34:47 ID:UhqkWC++
ノボルはワルドの扱いに失敗してるからなぁ

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 22:36:20 ID:boNcGJiS
>>130
三角座りで部屋の隅っこでブツブツ言ってる

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 22:45:01 ID:c5PkxwOj
ワルドの能力って、一昔前なら正統派のラスボスなんですよね……

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 22:45:37 ID:ZItxE6wW
>>132
ヘルナンデス君ですね、わかります

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 22:48:07 ID:dhhdEeBk
まぁ後腐れなくぶっ殺しておけば憂いもないものを…
(タルブの戦いまで書けたらそのつもり)

136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 22:48:42 ID:5wiRIIi8
ワルドの能力って言うか風の偏在は異常
天津飯でさえ4人になったら一人一人の戦力は4分の1になってたのに
ほぼデメリット無しで自分と同等の実力者を実力に応じただけの数作れるなんて

137 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/19(土) 22:51:22 ID:eYC+utP6
>>132
不憫だ……
2巻か3巻でしっかり死ぬか捕まっていれば、
「それなりに手ごわい中ボス」ポジションだっただろうに、
生き残ったまま何をするでもないまま物語からフェードアウトしていった……


138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 22:51:31 ID:AIPWjZsB
>>123
よし、それじゃ頼む

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 22:51:55 ID:TPlyY6B1
>>136
例えば同じ風スクウェアのギトーも偏在使えるけど、
恐らく彼が偏在を使うと、
MP0の役立たず風メイジ×2が出現するだけで
実戦では使い物にならないと思われる。

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 22:52:02 ID:mwWF2pw/
>>132
営倉の中で「僕の方がガンダールヴと上手く戦えるんだ」って呟くワルド

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 22:52:18 ID:UVBcLVkO
そりゃギトー先生が自信たっぷりに風が最強って言うだけのことはあるよ。

142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 22:53:26 ID:q/WVhjVn
>>127
契約したふりだけして
帰る方法が見つかったら即裏切りそうな奴とか召喚してみるかな
実写スタスクとか

143 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 22:58:18 ID:/durDWSG
聖刻から白の操兵

144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:02:40 ID:4LUoD/BC
偏在と遍在は誤字多いね。
ところで、原作で「遍在」がスクウェアスペルだって誰か言ってたっけ?
俺、執筆中のSSでギトーのことトライアングルって想定してるんだけど。

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:04:46 ID:+tU0mqDp
>>144
原作14巻の風のスクウェアメイジであるカステルモールがスクウェアスペルと証言。
 
>>143
第二部の朔風の聖騎士あたりからなかったことにするためにヴァルダ=カーン召喚で一つ

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:07:38 ID:4LUoD/BC
しまった、14巻か……書き直さねば……!

>>145、有難うさんです。

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:09:51 ID:TPlyY6B1
実は2巻で作者が偏在遍在両方使ってたりもする。

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:10:15 ID:AIPWjZsB
今日の教訓

原作は全部読んでから無いと恥ずかしいことになるかもしれない。

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:10:34 ID:HKmUTEYK
むしろスクウェアスペルの風の使い手が、何でフーケの討伐に名乗りを上げなかったのかと……

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:12:35 ID:S26uqq5a
>>143
バルチサスはわりとマシな気もする。
あくまで「マシ」だが。

龍操兵なら当たりかも。
「ガルディーネ・ウー」なら涙目だが。

151 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:14:00 ID:WwJgvdwJ
>>127
姉妹スレ(別スレ?)にルイズと絶賛喧嘩中がいますな
ゼロ判明直前なのに、未だに契約していない奴が

152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:15:44 ID:4LUoD/BC
>>146
書き始めたとき、まだ14巻出てへんかったんよ……

むう、今自作を読み直したが、投稿済みの分は書き直さなくても済みそうだ。
……まあ、大して重要な設定でもないんだが。

153 :152:2008/07/19(土) 23:17:00 ID:4LUoD/BC
>>148だった……orz

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:17:35 ID:ZItxE6wW
>>149
しくじったら全責任押し付けられるのが目に見えてたもん
むしろ首突っ込んだルイズがバカだあれは

自分とは無関係な宝物の管理不始末の尻拭いでフーケと殺し合い
しかも内密な話だから勝っても公的な手柄なしなんぞフツー逃げるわ

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:18:59 ID:GfgnMtta
白の繰兵って4体とも名前出たっけ?
2体+それっぽいモノしか覚えないのだが。
(1092、SFC、ワースブレイドで出た奴)

156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:20:57 ID:Av7NtQTh
たまにはギトー最強物とか読んでみたいなあ

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:21:22 ID:+tU0mqDp
>>155
白も黒もクラス(王、女王、僧正、騎士)はわかってるけど名前出てるのは二体ずつだけ。
(バルチサスは微妙だが)
能力的には八門の逆なのよね。

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:24:20 ID:boNcGJiS
>>154
むしろ、殺されに行くような生徒たちを黙って見送るコッパゲの方が…

159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:27:51 ID:UhqkWC++
あまりその辺は突っ込んでやるな。
ノボルのライフはとっくにゼロだ。

160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:28:10 ID:TPlyY6B1
>>158
生徒がピンチになってから颯爽と現れようと思って隠れてたが、
結局ピンチにならなくて涙目のコッパゲ。

161 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:28:21 ID:GfgnMtta
>>157
サンクス
1092停止から変わってないか。

あの世界で喚んで問題無さそうなのが多いけど、
喚んだら向こうの世界からあらゆる手段を使って
連れ戻そうとする奴らばかりなのも。

猪騎士辺りならなんとかなるかな?
人間が出来すぎていて書くのが難しそうだけど。

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:28:32 ID:4LUoD/BC

ある日、学院内を歩いていたギトーの前に鏡のようなものが。
うっかり通り抜けてしまい、ギトーはルイズの使い魔に。

「ガンダールブ(魔法を操る小人)」の力を得たギトーは正に最強だった!
4体の遍在が、全員デルフリンガーを持ち、呪文を使う!







だが心はへたれだった。

163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:30:07 ID:U0gAX26M
>>160
そんな描写もそぶりも原作にはないぜ

164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:31:15 ID:boNcGJiS
>>163
ネタにマジレスれすか?

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:34:01 ID:Vpph5YNi
「はぁヤレヤレ、学園長に命じられた宝物庫の検品がやっと終わりましたぞ……は? ミス・ヴァリエール達が盗賊退治に出た?」

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:34:35 ID:MklbKRuI
>>162
柿ピー食いながら見てたら吹いたついでにピーナッツが鼻の奥に入ったどうしてくれる

167 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:37:23 ID:ZItxE6wW
まあルイズ魔法使えないから貴族じゃないイコール人間扱いしないのがお国柄だし
キュルケタバサはよその国の人がどうなろうと知ったことじゃないが教師連中の総意だろ

コッパゲに関してはヘタに戦うと過去がばれる危険性があるから
よっぽどの非常時以外は荒事で動くわけにはいかなかったんだろう

168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:38:16 ID:ZVmL3yof
>>166
入ってない方の鼻の穴を塞ぐ
       ↓
力の限り鼻から息を噴出する

169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:43:03 ID:TPlyY6B1
>>166
ピーナッツをワサビ又はタバスコに錬金すれば解決。

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:43:12 ID:c5PkxwOj
>167
ルイズは魔法が使えない――しかしヴァリエール侯爵家の娘である、という事実は彼らの頭の中から消えていたのだろう。
あの教師達、実際にはフーケとの実力差を正しく見極めていた、有能なメイジだった――という設定は見たこと無いし。

171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:48:26 ID:5BFk3QYL
ルイズ達が捕まえに行っても今まで捕まらなかったフーケが捕まるわけ無いだろwww
って感じだったと推測

172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:52:53 ID:yUmu1Wuq
>>170
そりゃ作者も忘れてたんだから仕方がな(ズギューン!!!)

へぼSSかき は しにました

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:53:20 ID:Hr6XinN1
フーケの隠れ家に行ったところでとっくに逃げちゃってるだろうし、ルイズ達の気が済むまで追いかけさせて
適当なところで帰還させりゃいいやってくらいの気持ちだったのかね

>>167
>魔法使えないから貴族じゃないイコール人間扱いしないのがお国柄
その発想を平民の側にひっくり返すと、
「相手が貴族なら人間じゃないんだ!僕だって!」となる罠
トリスティンで技術革命が起きたら貴族への大迫害が始まったりして

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:55:09 ID:ppkkEy+C
途中で設定が変わることなんてよくあるんだから無理に辻褄合わせなくていいよ。
大人は嘘つきなんじゃなくてつい忘れてしまうんだって荒木も言ってた。

175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:57:42 ID:xsYYY3iF
学院の教師総出になって行けばフーケを捕まえることができるんじゃね?

176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 23:58:31 ID:hyenoUzC
死んだらこういうことにでもしていたんじゃない?

フーケから『破壊の杖を返して欲しければ目撃者の三人だけで金を持ってこい、それ以外の奴がいたら返さない』と置き手紙があったので使いに出した
安全確保のためにこっそり後をつけていたら、尾行に勘付かれたのか突如現れたゴーレムにこちらが駆け寄る間もなく三人が踏み潰された

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 00:00:36 ID:ZItxE6wW
>>170
むしろルイズがフーケに殺されたらヴァリエール侯爵家が動いてくれるから
経緯さえごまかれせば後はなんもしなくてもヴァリエール侯爵家が権力で事件解決してくれるだろうし
フーケ相手に殺しあうよかルイズを捨て駒にするほうが確実だろう

非情ではあるが判断としてはむしろ的確なほうだろう


178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 00:01:43 ID:m2ra5aPv
「大人にはな、責任ってものがあるんだ。お前たちもそのうちわかる」

とか言って淡々と名乗り出るギトー先生たちが見たいです!

179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 00:04:11 ID:2Vo3bRXJ
火引弾ですら実戦でサイキョーを証明しようとしているのにギトーときたら…だからお前はキトーなのだ

180 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 00:05:29 ID:GRjpwYhZ
フーケごときにわざわざ私が出て行くまでもないと言って、ガクガク震えながら学院長室を後にするギトーが見たいです

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 00:12:06 ID:K5pl7H3p
保身とか臆病とかそんな理由で戦いを拒否するギトー先生が、
ルイズ達のピンチに俺の生徒に手を出すな!と杖を構える展開

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 00:17:34 ID:zanyUyvR
>>181
俺もそれ妄想したことある

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 00:20:30 ID:dvnqebHa
思ったんだが、ギトー先生は本人じゃなくても遍在が行けば良かったんじゃないか?

184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 00:20:39 ID:m2ra5aPv
今まで先生たちが活躍したSSってどんなのがあったっけ?

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 00:23:53 ID:0tqbyh3A
>>184
エデンの林檎?

186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 00:25:51 ID:t/ROtCPg
コルベール以外は目立たないからなぁ…本編でも。

187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 00:29:14 ID:yI7boEB6
>>177
そんな状況でヴァリエールが動くとしたら、フーケとっ捕まえるか私刑にした後
学院の先生は全員クビにされると思うぞ

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 00:29:22 ID:2Vo3bRXJ
>183
偏在唱えるだけで精神力使い果たすから役に立たないッス、剣とか使えないから平民以下ッスなんだろ

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 00:29:51 ID:SCJLeD7l
強いギトーの出てくるシーンは考えたことがある。
なんかの遭遇先でみんなを庇って前に出て、
「ところで君たち、最強の系統魔法というのは知っているかね?」
「え? …それはその、虚無、ではないかと」
「ここにいない伝説の話はしていない。私は現実の、今、この場での話をしているんだ――」

それはどこかで聞いた会話だった。
いつか聞いた言葉だった。
キュルケは何に気づいたのかニヤリと笑い。
「風ですわ」

「貴様ら、何をいっている?」

「そうだ……風は全てを吹き飛ばす――このように、だ!」


みたいな感じで。
このスレでは書かないけどな。

190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 00:31:31 ID:2Vo3bRXJ
ギトー「アルビオン戦役では偏在を生かして情報伝達を担当してました。前線?そんなところ行くわけないじゃないですか」

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 00:31:47 ID:ODWjslWJ
いやだなぁ、カッコイイキトーなんている訳ないジャマイカ

192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 00:32:03 ID:kHlTCSnl
よし、遍在一人一人にAK47とRPGを持たせてバンダナとターバンを付けさせるんだ。

193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 00:32:14 ID:i+0MFqnC
ギトー先生は偏在のスペルは使えず
例の場面ではこの呪文を唱えると…
という説明をしようとしただけではないだろうか。

194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 00:33:29 ID:2Vo3bRXJ
何という自爆テロリスト

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 00:37:54 ID:lhx+ItyT
実はギトー先生は先のエルフとの大戦の生き残りで
一年に心臓の鼓動を10万回に抑えて本来の老いを防いでいるのだ

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 00:42:56 ID:2Vo3bRXJ
>193
「うっそでー、そんな『ぼくの考えた最強魔法』みたいな魔法あるわけないじゃないっすかwww」と笑われるだろ、発動しなかったら…

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 00:51:02 ID:K2f3tklu
ザラキやムドオンみたいな魔法を唱えられたら一瞬で終わりな気が>遍在

198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 00:53:52 ID:2Vo3bRXJ
偏在の強さは「丸一日出せて遠く離れた場所へ行かせてもおk」なところだろ
分身が必死に情報集めたり特攻かましたりしてる間、本体は街で酒でも飲みながら昼寝してておkなところ

199 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 00:56:22 ID:MhvtzqJz
>>198
誰が昼寝するかで自分同士の不毛な争いが起こるに一票。

200 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 00:59:07 ID:GRjpwYhZ
ワルドなら本人と遍在だけでグリフォン隊が組める

201 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 00:59:26 ID:MSr6tlwD
ドラえもんでそういう話があったような……

202 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 00:59:45 ID:2Vo3bRXJ
忍者の分身とかと違って全部自分本人じゃなくて本体一人+偏在数人ってかたちだろ?

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 01:00:44 ID:Q6R879Zr
「グリフォン隊」じゃなくて「コウモリ隊」だなw

204 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 01:06:26 ID:LhXiuGfM
カリンママンはワルド以上に遍在の使い手だから
チートってレベルじゃ・・・

205 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 01:10:29 ID:LZiLAmCu
>>138
口は災いの元、ということわざを知っているかね?オービーくん
必死こいてやってるんだが、まだせいぜい半分程度しかあてはめることができないんだ……

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 01:14:49 ID:MhvtzqJz
>>202
使ったのが現状ワルドしか居なくて、それが判るような使い方してないので実証不可能だねぇ。
GS美神系の技ならリーダー・ワルドがいるし、ナルト系の技だったら全員平等。
どちらにせよ、リーダーか、遍在の一人を逃がすという戦法は有効ではあるので、
ニューカッスルで手首飛ばしたのはワルドのチョンボ。

207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 01:15:20 ID:0tqbyh3A
>>205
でも有言実行してるお前さんは偉いと思うよ

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 01:18:12 ID:GRjpwYhZ
>>202
その中に一人だけやつれているワルドがいたらそいつが本物だ

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 01:18:16 ID:ao6BDQPe
>>168 あれか。WAHAHA本舗の梅垣を召喚するのか。
『ろくでなし』を歌いながら鼻からグリーン豆を射出する使い魔か。

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 01:43:11 ID:6N7N5P/G
遍在が遍在してさらに遍在した遍在が遍在をと繰り返せば

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 01:45:36 ID:0tqbyh3A
しかしMPが足りない!

212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 01:59:09 ID:g9ZM6TML
倒れた遍在から魔力を吸収し再び遍在

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 02:18:57 ID:Rec1H/VR
暗黒なんたら陣ですねわかります

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 02:20:23 ID:MSr6tlwD
ゼロ魔世界に時計ってあるのかな?

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 02:24:59 ID:sA+OBVBs
ジェド豪士が召喚されました

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 02:27:14 ID:54if/bFm
>>214
一応存在はするっぽい

機械の類なら個人的には計算機が存在するのかどうかが気になる

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 02:30:17 ID:ctCEVIGh
二巻で水時計がでた。それと何巻か忘れたが
エレ姉さまが懐中時計を見る描写がある

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 02:32:38 ID:MSr6tlwD
懐中時計まであるのか!


219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 02:34:20 ID:z6B1dYo7
懐中時計って相当な技術力ないと無理よな

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 02:36:30 ID:MSr6tlwD
実は地味に産業革命始ってるんじゃない?

221 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 02:39:34 ID:AalmF0u3
話の流れをぶった切ってスマン。
あるゲーキャラ召喚考えているのだが、ゼロ魔世界でキャットファイト(それに近い物もアリ)ってアリなんだろうか…それともナシなんだろうか…?

222 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 02:39:39 ID:54if/bFm
衛生面でも相当進んでるよな
サイトがその手のことで愚痴ったりすることほとんどなかったし

あくまで中世風ファンタジーなんであって中世そのまんまの技術レベルってことではないんだろうな

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 02:40:18 ID:v1kDu0o1
金属の道具類は全部魔法で作ってて鍛冶屋や細工職人は居ないと思ってたが、そうでもないのかね

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 02:40:50 ID:oZqQwbVJ
1.地味にトリステインで技術革新・産業革命の予感
2.ゲルマニアや東方から輸入
3.実は魔法技術の産物
4.エロ本よろしく漂流物

さあどれだ!

225 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 02:40:57 ID:ehKgcKgv
一応ゼンマイと歯車の集大成で出来る>懐中時計
どうやら大航海時代後期には実用化できてたみたい。

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 02:42:37 ID:z4rNMIGY
>>221
原作2巻でもうやってたと思いますよ? しかも確か泥レス

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 02:43:45 ID:MSr6tlwD
機械式じゃなくて魔法式とか?

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 02:43:56 ID:54if/bFm
金属製でも鉄砲は職人が作ってる

個人的にはけしからんちちの持ち主が多いのにブラジャーがないのが納得いかない

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 02:45:02 ID:SRmDqcnA
銃あるし時計くらいあっってもおかしくないんじゃね?

230 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 02:47:57 ID:zBLcej22
>>221
キャットファイト、ドンと来い!!

あ、なるべくいやらしい感じで詳細に書いてくれよ!!

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 02:53:00 ID:a+a6GnhO
ブラの歴史はよく知らんが、
形良く見せる、動くときに邪魔にならないようにする、
のどちらかに需要があればそれっぽいモノはあるんじゃないかな。

動かない事が美徳っぽい傾向のある貴族なら
前者でそれっぽい物が出来ているんじゃないかな。
後者の理由で必要になりそうな平民は
さらしでも巻けば用は足りるだろうから
しばらく出そうには無さそうだけど。


まぁ所詮ラノベだから細かい事は気にしない方がいいだろうし、
SSにその事を使うなら書き手の好きにしちゃえばいいんじゃないかな。

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 02:58:15 ID:z4rNMIGY
土メイジがおっぱいをうつくしい形に固定化するので問題ありません。
ハルケギニアではおっぱいの形状と感触を両立させる固定化の技術が発達しています。

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 03:01:14 ID:SCJLeD7l
元々のキャットファイトは、ロープに二匹の猫を一歩でくくって釣るして、それで戦い合わせるのを眺める遊戯からでているという話だなあ。
中世の貴族の遊戯だったというが、同人誌でみた話なんで本当かどうかはしらん

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 03:02:36 ID:WbeiTIpD
ブラジャーは人間工学の結晶。産業革命もまだの世界では作れません。地球でも定着したのは1920年代頃から。

235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 03:04:27 ID:MhvtzqJz
ブラジャーはないけど踊り子服のちちあては存在するんだなこれが。

236 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 03:12:08 ID:ehKgcKgv
>ブラジャーは人間工学の結晶

しかしブラジャー夫人が考えた初期ブラジャーは
大きなハンカチを真中でクルリと捻ったものを胸に当てて後ろで縛っただけ。
まぁ技術的には布さえ有ればいつでも作れる。

ただ必要性が無いのだよな。
チチが揺れると困るような運動を女性が頻繁にする必然性が。
たまにならサラシみたいなので十分だし、ごくたまにならコルセットで事足りる。

そこで銃士隊にミス・ブラジャーという女性が居てチチパンツを考え付くという二次創作を……

つーか、個人的には無い方が嬉しいのですが。

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 03:19:50 ID:XUJLoBc/
ランジェリーがあってブラジャーがないのか・・・
面白いなぁハルケギニア


238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 03:40:34 ID:z4rNMIGY
困ったときは地球から伝わったことにすればいいじゃない。

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 03:48:16 ID:zBLcej22
・・・というか、何でおまいらはおっぱいの話になると真面目になるんだww
まぁ、気持ちは分かる。
俺もおっぱい好きだからなwwwww

240 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 03:55:34 ID:SCJLeD7l
おっぱいか…どうしてもハチワンを思い出す。


「わしが勝ったら」

「テファのおっぱいを揉む」
「え?」
「小僧…ワシはこれまで誇り高く生きていたつもりだ…。
 そのワシが恥をも捨てるこの気持ち。
 貴様などには解るまい」

あ、ワシといってるのがオスマンで。

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 04:04:40 ID:6N7N5P/G
ブラジャー、ブラジャーってお前らそんなに静かなるドンから女性下着会社プリティー勤務の新撰組総長近藤静也を召喚したいのかよ

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 04:05:28 ID:5TqgPXZk
>>241
沖田さんで御願いします

243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 04:29:36 ID:gjEuFSME
>>実は地味に産業革命始ってるんじゃない?
貴族に気付かれないように技術者達が自分達の『牙』を隠しながら着実に口の堅い子孫や直弟子にのみ
秘伝の技術を継承してて、実は既にワンオフ限定でいいのならリボルバーくらいなら作れる技術力を持ってたりして
でも個人で貴族に抗っても数の暴力には勝てないし下手に力のある所を見せたら
銃の製造技術にまで貴族の目が入って一定以上の技術を発揮する事を禁止される可能性もあるから
少しずつ、少しずつ見えないように技術力を高めて一つの工場で連射式で精度の高い銃を安定して量産できる体制が整うのを待って
全ての用意が住んだ瞬間に貴族の歴史を終わらせようとしてるのかも

貴族達が銃を馬鹿にしてしまう程度の性能なのも、銃に対する警戒心を薄めるのが目的
なんて

244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 04:59:04 ID:XZD6vm7Z
魔人緒方星四朗を召還。

ハルケギニアに科学の技術が唐突に広まり、唐突に民主主義が広まり、唐突に貴族打倒の気運が高まる。
計ったかのように革命が成功し、平民達が政治を握り、貴族達は皆強制収容所送りになってアウシュビッツも真っ青な虐殺が行われる。
そして君臨する魔人。

かの人にとっては酷く住みやすい世界だろうな。

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 04:59:25 ID:ehKgcKgv
技術が進んだら貴族涙目とか言ってる人達は一度
ディスプレイ越しに遠隔操作されるSMG持ったワルキューレ×7とか
遍在でハイジャックして自爆テロを実行するワルドの遍在を想像してみれ
こいつら撃退しても一晩寝たらまた出て来るんだぜ?

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 05:07:35 ID:SRmDqcnA
科学が発達したら魔法についての解析がされるんだろうな
ってか魔法が現実の事象として認識されてるしこの世界での科学の最先端はマジックアイテムの調査とかしてるアカデミーになるのかな?


247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 05:19:06 ID:6N7N5P/G
銃弾を防げなきゃどの道、涙目だと思うんだがなあ
詠唱して杖を振るよりも引き金をひいたほうが早いだろうし

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 05:19:22 ID:83iEgPcO
>>244
漫画版ゲッターの某博士連れてきたらあっという間に貴族社会潰れるだろうな
魔法がどれだけ使えようが所詮感覚は人間の物でしかないし。

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 05:19:37 ID:npW49m2f
そこでシモ・ヘイヘやゴルゴやヤンマーニやシティーハンターやファントムですよ
魔法使うのには呪文詠唱が必要だから瞬間的な対応は無理なんで
不意打ちの遠距離狙撃はどうしようもありません
ワルドだっていつもいつも遍在だしてるわけじゃないだろうし
狙撃銃さえ作れれば平民にも勝ち目が出てくるんだがな
とにかく気付かれる前に一発で殺せる兵器が平民の革命には必須だろう

ただそこまで技術あるかは疑問だが

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 05:43:49 ID:ehKgcKgv
円環少女にゃあ瞬間移動魔法使う狙撃手なんておにゃのこも居たが、
風の流れを知覚出来て空も飛べる風メイジが狙撃兵になったら超優秀と思われ。
狙撃ポイントをめまぐるしく移動しつつ撃てるもんね。
雪風の悪魔タバサ・ヘイヘが爆誕。

251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 05:52:49 ID:ehKgcKgv
>科学が発達したら魔法についての解析がされるんだろうな

その結果、魔力で動く飛行脚が開発されて、使い魔が憑依した状態で空を飛ぶ少女達が、
謎の侵略者ネウロイを撃退するために機銃や日本刀で頑張って戦うんですね。
もちろんパンツじゃないから恥ずかしく無いんですね。わかります。

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 06:10:04 ID:UV2020JC
>249
窓はどうなるんだ?
魔法までヤンマーニしちゃうのか?

253 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/20(日) 06:18:27 ID:QIxY21P6
前にキャプテンの谷口召喚ネタが出てたけど、虚無の使い魔たちが歴代墨谷キャプテンってのどうだろう?
性格的にガンダールヴは丸井、ミョズニトニルンは五十嵐ってイメージだが
はばかられるはやはり谷口かな、そうすると近藤がヴィンダールヴになってしまうけど

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 06:19:59 ID:SCJLeD7l
記憶は定かではないが、ギトーせんせ、呪文も使わずにキュルケの攻撃払いのけてたよーな…。
単純に火をおこす、風を吹かせる程度は、呪文なしのリアクションでできるのかもだ。

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 07:47:57 ID:jL9EtHnF
そういやアニメの設定資料集に載ってた短編で『着火』という呪文が登場してたのを思い出した

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 08:19:28 ID:LKUaiQYW
>>253
丸井がもしルイズの使い魔だったらケンカがうるさくてしかたないなw
まあ、文句たらたらでも結局はルイズを助けてくれそうではあるが。

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 08:26:21 ID:2aeQ3j5w
小ネタにあったけど、シャナのようにルイズに近い特性(性格と外見と声)を持った使い魔が呼ばれたとして、胸のサイズで諍いになる可能性はどのくらいだろう。
ツンデレキャラは、比較的慎ましやかな胸が多いし。

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 08:45:18 ID:W7uF74ta
ツンデレキャラ=やたらキャンキャン吠え掛かる小型犬か。
実際に近所にいたらうっとうしいってことか。

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 08:51:02 ID:uxsgvWuH
>>257
某DC2PS版の新キャラ、エリカムラサキ
ツンデレ、外見……はまあ無視して、声同じ、
胸が確かルイズより年下だが主人公がわしづかみ出来るほど大きい(CG見た限り

問題は某国の第一皇女な事か?
これしか思い出せない

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 08:53:24 ID:LBa3CbkY
横レススマソ
ゼロのガンパレードの更新は絶望的なのでしょうか?
詳細を知っている方がいたら書き込みをお願いします

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 09:08:59 ID:J+pd6unk
応援すれば良いと思うよ

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 09:37:36 ID:6JdwCVe8
最近イザベラ様とかエルクゥの人も投下ないな
続き楽しみにしてるんだけどな…
微熱の人も帰ってきてほしい

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 09:49:25 ID:h1UpZzDI
最近は岸和田博士の人もディスコミの人もミルククローゼットの人も
ヴァンデミエールの人も勇午の人もこないしな。どこへいってしまったやら。

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 09:57:54 ID:C1T9UjVU
おいらは少女兵器を待っている。

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 10:02:16 ID:IIWuO0mV
ドSのひとマダー?

266 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 10:08:21 ID:ElSsM0So
>>260-265
この早漏共め
俺なんて星界の新巻が出るのを4年も待ったんだぞ

267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 10:11:46 ID:rI0leOuk
全くだ。
折れはスターライトシリーズとガルディーンを何年待っていると・・・

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 10:15:04 ID:rda/n/ej
ソルジャークイーンの最終巻をずっと待ってる

269 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 10:19:42 ID:FFzTsECC
星くず英雄伝説ずっと待ってるぜ

270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 10:21:51 ID:J+pd6unk
グレオネル・サン・グロアールで書こうと模索していた俺はいったいw

271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 10:24:17 ID:kHlTCSnl
驚愕まだかねぇ

272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 10:25:02 ID:MhvtzqJz
>>249
オサレドレスのあの人はヤンマーニさえ聞こえてればガチで1vs7万でも生還できそうだ。

>>266
とりあえずみのりちゃんシリーズをどーにかしてください。>火浦某

273 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/20(日) 10:38:22 ID:vojAZe80
>>255
そうなんだ……
3巻でエンジンのときに出た「発火」とは何が違うんだろう?

274 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 10:38:47 ID:9CPVGUgm
イザベラ様もエルクゥもまだ1ヶ月じゃまいか。

275 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 10:41:41 ID:3gxSpB/J
半年以上ゼロの教師とカービィを待ってる俺に比べたらまだまだ・・・
そしてラティアスの人の復帰も待ち望んでる。

276 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 10:47:20 ID:NbQg/7Kd
フーケ討伐のときに教師が立候補しなかったのは先生方がヘタレだからなんかじゃなく詰め腹切らせようとするオスマンの本音が透けて見えたからだと思う。
片道4時間の場所にいるんじゃ仮にフーケが小屋に入った直後にロングビルが発見して報告したとしてもと小屋につくまで合計8時間かかる。
天下の魔法衛視隊が捕まえられない盗賊が8時間も同じ場所にのんきに潜伏してるとは思えないので到着したときにはすでに逃げられてる可能性が高い。
結果として「討伐隊はフーケを取り逃がし破壊の杖の奪還に失敗した」という事実が残り責任を押し付けられる。

277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 10:54:37 ID:lO9qxg5h
>>269同士よ!!
作者が別シリーズ出す度にリアルに凹んでますよ


どうでも良いけどテファって巨乳化アリエルだよね

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 11:11:55 ID:9MpgbtfZ
>>266
よう、俺ww

279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 11:15:49 ID:OgoEuD9G
シャナ、ネウロ、カービィ、うしとら、アバン先生その他の作者方の帰還を楽しみにしています。

が、やっぱり学院の教師連がどーしよーもないろくでなし揃いってことは動かんか。
まあサイトがシェバリエになったときも喜んでくれたのはシュヴルーズ先生ぐらいたったし。
>>184の言うとおり、まともな教師をしてる話はないのかな。ギトーは例外として。

280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 11:44:28 ID:6N7N5P/G
お話が止まってるのはオリジナルに走りすぎたあまり先が書けなくてもて余してるってイメージが
あと単純に職人が飽きた

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 11:49:45 ID:sAMXWPUW
私生活が忙しいだけなんだよ


282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 11:50:08 ID:47ibABBC
遅レスだが「ゼロのガンパレード」でミセス・シュヴルーズがタルブ村で格好つけてますよ

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 11:58:11 ID:XAz0sONF
未来日記から雪輝

携帯の電池が終わったら死亡?

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 12:25:19 ID:rElzpLVI
ギルティギアシリーズよりロボカイ

センサーに反応した女性に誰彼構わず求婚するロボカイの嫁探しの旅が始まる!
vsキュルケ「マズハコノ婚姻届二判ヲ押シテクダサイ」
vsシエスタ「運ガイイゾ貴様! ワシノ妻ニナッテクダサイ」
vsアンリエッタ「友達ト恋人ノ関係ヲスッ飛バシテ婿ニシテクダサイ」
vsティファニア「人間ジャナイガ、耳ガヤタラト長イガ、メトリタイデス」

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 12:29:06 ID:1t01Bs7D
>>283
むしろ由野さんが追っかけてきてルイズ死亡エンドです。

286 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 12:33:51 ID:jg1OJSSC
>>279
シャナの人はここで別の長編を書いてるから、そっちが終わったら続きを書くって言ってたっぺ。

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 12:34:53 ID:F3emBD/U
俺はMr.0の使い魔とエデンの林檎の続きを渇望しているよ。
別にワンピース好きって訳ではないんだが(むしろ原作は空島編までしか読んでないし)、
それでもその2作がダントツに好きだな、俺は。特に後者。
更新は……もうないのかな……今でもたまに読み返します。
作者さま、見てたら是非とも続きを。

288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 12:35:09 ID:rda/n/ej
>270
是非書いてくれ
外見はともかく面倒見のいいおっちゃんだからな
ハルケギニアを<とレジャースター>と同じような設定にしたりするのも面白いかもね

289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 12:46:54 ID:47ibABBC
>>284
何故にルイズが居ない?
いやまあなんとなく判るけど

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 12:48:28 ID:jL9EtHnF
注:ロボカイは巨乳スキー

本物のカイはどうだか知らんがな!
あとアクセルの彼女ってどんな人だっけか…

291 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 12:57:55 ID:47ibABBC
>>290
なるほど、故にハルケギニア貧乳ツートップの手に攻撃され爆破された後
氷の矢に貫かれるのでほげぶごっ!

292 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 12:59:21 ID:47ibABBC
>>266-269
はっはっは、わたしは小説じゃないけど未だにムーンストーン待ってるぜ

293 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 13:02:32 ID:apCv67W9
>>287
自分もその二つは復活してほしいと思ってる
Mr.0の使い魔でタバサ派をけしかけて反乱を起しやがてはハルケギニア中を巻込んだ戦争に発展
黒幕のクロコダイルはその隙に始祖の力を手に入れ混乱に乗じてハルケギニアを手中に治めようとする
が、しかしそこに立ちはだかる海賊団が……

イザベラ「戦いをやめてください!!!!」

を妄想したのは自分だけで良い

294 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 13:04:12 ID:cr1Ht9IP
Mr.0はワルドがおいしい

295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 13:16:22 ID:ehKgcKgv
>>288
しかし素手で惑星一つ分の住人を皆殺しにした経歴を持つという罠。
時間さえあれば7万人を一人ずつ撲殺できるんだよなぁ……

296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 13:18:46 ID:opIHcfbl
Mr.0はシエスタのおじいちゃんなりひいおじいちゃんなりが
是非、男の道も女の道も逸れた彼であって欲しい
ほら、そうすればスカロンのことも納得がry

297 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 13:20:09 ID:/xupfxE+
>>290
めぐみは名前しか出てないな。
でもアクセルの流派の家柄の娘らしい。だから多分フルネームは斉藤めぐみ。
その斉藤流古武術が嫌いなのがテスタ、というよく分からない設定がある。

298 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 13:35:41 ID:hFey6239
爆熱の人とエスコンのラリーの続きが気になる
ADFX-02の補給をどうするかとか

299 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 13:43:48 ID:rda/n/ej
>294
あん時は彼のフェイが死んじゃったからな
レーザーガン程度じゃかすり傷にもならないってのは強すぎだが
小型ミサイルの爆発で手がなくなったりしてるからスクエアクラスなら傷を付けられるんじゃないかな
ああでも、ただでさえ人間には知覚できないような速さで動くグレイにガンダ補正が付いたら
魔法を当てるどころじゃないかな

300 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 13:45:21 ID:rda/n/ej
失礼
>299は>295宛

301 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 13:51:43 ID:kHlTCSnl
>>295
撲殺と言えば某ぴるぴるな天使を(ry

302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 13:55:35 ID:VVet65O8
エンジェルの人はデルフどうするんだろ
北野君の性格からして剣とか持ちそうにないんだけど
ルイズが校長orお漏らし同級生ポジションのまま、護身用にと買ってツッコミ役になるのか
それとも北野君が人間だと理解して買い与えるのか
その場合も北野君は武器ではなく話し相手として扱うんだろうな

303 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 13:58:31 ID:VVet65O8
極東日没ですね、わかります>一人ずつ殴り殺して皆殺し

304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 14:01:24 ID:GR0/hlLC
台所の妖精「G」を召喚したらどうなんだろう?

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 14:03:47 ID:rdLbzMlc
>304
天然戦士になるルイズ……しか想像できないんですけど。

306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 14:07:13 ID:z4rNMIGY
>>304
憚られるんじゃないかな?

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 14:08:58 ID:+iBmsYCk
Nomen meus Louise Fran?oise Le Blanc de La Valli?re.
Quinque Elementum tempero astrum Solomons.
Ei benedico, motum mei Amictus

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 14:12:11 ID:Mq4zdqKE
>>304
ホイホイ(光栄)から召喚ですね、わかり(ry

……こんな古い上にマイナーなゲーム知ってる奴はほとんどいないか。

309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 14:12:35 ID:lO9qxg5h
>>304
日本じゃ物凄い嫌われ者だけどそれ以外だと普通の虫扱い
中国じゃ素揚げにして食べられていたし
欧州とかだと磨り潰してパンに塗って食べたりしていたらしい
たしかアメリカにペットとして飼っていたみたいな話もあったはず

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 14:17:15 ID:UZHSEl+w
>>269
俺もずっと待ってるぜ。
夢境の時はコレが終わったら星くずが出ると耐えていたが、夢境が終わって、また新シリーズが発売されてたときは流石に切ろうかと思ったよ。
ところで、ジーク召喚ってのも面白そうだよな。
基本的なスペックは超高いのに、性格のせいでTUEEEEキャラになりきれない、ある意味横島と同じタイプだし。


Mr0で盛り上がってるが、俺はゼロの答えがツボだったな。
もちろん、今でも続きを待ち望んでいるよ。
空回りするツンデレってのも良いものだ・・・

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 14:22:38 ID:jnmHBu81
わたしは『新・魔界水滸伝』を待っている。。。。。
。。。ってか、禍津神陣営 召喚したらどうなるんだか;

312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 14:25:09 ID:47ibABBC
>>星くず
作者のHPでおととしの11月に新刊書き終えたってあったんだがなぁ


313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 14:26:56 ID:F4nL20E5
>>298
爆熱は最短夏コミ終わるまで待ってて下さい
原稿でこっちまで手が回らないので

314 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 14:29:46 ID:01TVjK3q
もう続きは要らんよ

どうひっくり返っても俺Tueeしか無さそうだし

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 14:30:32 ID:3rdka65U
>>309
まだまだです。落ちませんよ、私の鎧土竜(ヨロイモグラ)は

いいか!「ヨロイモグラ」でイメージ検索するなよ!
絶対にだぞ!

316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 14:40:14 ID:E+E7EDXk
>>315
…ちと、花でも摘んでこようかの。





クマー

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 14:42:23 ID:DhB98+0K
>>309
日本でも潰して霜焼け軟膏にしたりしてるぞ。

>>315
検索するまでもなく知ってるので問題なし。

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 14:42:52 ID:MhvtzqJz
>>304
一撃殺虫!!ホイホイさんを召喚するなら何の問題もありません。
むしろ是非召喚して下さい。

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 14:45:36 ID:ehKgcKgv
ホイホイさんは充電問題が……

ルイズキングダムでは学園のゴキがほぼ小鬼に食われてたな。

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 14:47:01 ID:RfK6VkEh
>>307
何のラテン語ですか?

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 14:52:36 ID:ODWjslWJ
>>315
上島竜平乙。

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 14:56:14 ID:Z1du9V6c
仮面ライダーアマゾンよりルイズがアマゾンを召喚
ギーシュはモグラ獣人を召喚

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 14:56:48 ID:4r/OqxvB
優秀なモグラを召喚――ドリモグは?

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 15:04:37 ID:ehKgcKgv
カール大帝ポジションのガリア王に召喚されてたハナモグ
「おお世のミューズ、この美しいリボンをあげよう」
そんでギーシュに召喚されてた兄との間で板挟み。
しかしティファニアの虚無で洗脳が溶けて……

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 15:05:26 ID:jnmHBu81
なんでそんなにGモグが好きなんだぁ??

待ったといえば5年待って第二部完結の「運命のタロット」から‘女教皇’とかいかがなものか。
記憶喪失時とか、カードのままの時とか♪

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 15:10:47 ID:hFey6239
>>313
本人!?
wktkしながら待ってます

有能なモグラでE・HEROグランモールが浮かんだ

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 15:12:09 ID:CcPzU2yW
>>326
N・グランモールな
真紅眼召喚を考えてみたが、なかなか難しい。原作でしゃべらないからなぁ

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 15:19:57 ID:hFey6239
>>327
そういえばネオスペーシアンだった
いっつもネオスとくっ付いてるイメージがあるから忘れてたぜ

それを言い出したら殆ど喋らないんだよなぁ
宝玉獣とかEヒーローとかネオスペーシアンとかオジャマぐらいしか喋らないし

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 15:27:10 ID:2eQyD8BV
>>326
優秀?奴は鬼畜だ
召喚と帰還の無限ループ
場に残らんから、『コントラクト・サーヴァント』は不可能だぞ

遊戯王なら三沢召喚だ
異世界で鍛えられてるからタフだぜ

はばかれる人ではありませんからね!

330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 15:38:26 ID:ehKgcKgv
>>325
ツンデレルイズが召喚するんだ。
運タロからなら「魔法使い」に決まってるジャマイカ。
問題は他の人からは見えないって事だよなぁ……

いっそティーパーティーシリーズから最終回後の後野まつりを召喚とかw

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 15:45:33 ID:g6Lm8GJ6
三沢さんならウェールズを殺されずにワルドを倒せた

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 16:00:34 ID:E+E7EDXk
>>330
レッスルエンジェルズ序盤から永原ちづるを召喚し、フーケもワルドも7万もガリアも、全て皆等しくジャーマンで投げ飛ばして貰うのはどうであろ?
50行もあれば原作を追い越せrうわなにおするやめるのじゃー(ジタバタ

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 16:04:25 ID:1FkCV8Jp
初期のルイズは「平民で使い魔な相手を男(と言うか人間)として意識しない」って事で
平気で目の前で着替ええて着替えを手伝わせるとかやってたけど
むしろご褒美ですとか言って喜ぶような相手を召喚したら、ってのをちょっと考えた

スピたん、永遠のアセリアの碧光陰を召喚して

召喚した翌日、早速着替えを手伝わせようと思ったルイズだったが
ルイズ「じゃあ私着替えるから」
光陰「それじゃー使い魔で平民の俺はご主人様であるルイズちゃんの為に服を箪笥から出したり着替えを手伝ったり」
ルイズ「させようと思ったけどなんか身の危険を感じたから止めとくわ。外に出て待ってなさい」
光陰「そんな!他の連中にはいつも食事を条件にして無理矢理パンツを穿かせたりしてたのに!!」
ルイズ「じゃあ食事を抜かれたくなかったらさっさと部屋から出なさいよ、着替えられないじゃ無い」

とか

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 16:07:25 ID:wkqLdF3s
初期のルイズ――襲われる、とか考えなかったんだろうか?
いくらなんでも平民だから、使い魔だからと、最初から人間や男として見る気が無かったという事なのか。

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 16:08:24 ID:XAz0sONF
カズフサだったら年齢的にルイズでもアウトか
タバサはギリギリおkなので
タバサ相手にハァハァいいながらにじり寄る

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 16:10:46 ID:6N7N5P/G
>>333
ラブヤンのかずふさだな
いきなりに異世界に呼びだされても主人がロリなら大喜び

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 16:11:31 ID:Tt4D85xn
ペルソナ系の続きが見たいなぁ。
今ペルソナ4やってるがハルキゲニアに漂流物としてテレビがあれば
薔薇乙女の人みたいに異界ごしに地球と往復できそうな予感。

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 16:11:57 ID:dYyC4rYo
カズフサはシチュでちがうんじゃないかね、いいんちょもOKぽいしアン子もOK・・・っぽかったし
毛がアニメ風で海の生き物がはみ出してなきゃいいんだと主

339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 16:12:03 ID:CcPzU2yW
>>333
TOSのゼロスなんてどうだろうかね。
歩く猥褻物だし

340 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/20(日) 16:16:51 ID:vojAZe80
>>328
3期の異世界編なら結構しゃべってたけどね。
覇王の側近とか……
カオス・ソーサラー
熟練の黒魔術師+白魔術師
スカルピショップ
……後一人誰だっけ?

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 16:20:30 ID:CcPzU2yW
>>340
正義の味方カイバーマンを召喚と申したか

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 16:22:08 ID:WbeiTIpD
>>334
ブラックエンジェルズのド外道や北斗の拳の悪党、夜勤病棟の比良坂みたいなのだったらさすがにやらせなかっただろうけどね。

ブラックエンジェルズのド外道召喚をやろうと思って読み返したんだけど、読んでいて心底殺したくなる連中ばかりだったので断念。
平松は本当に殺したくなる奴が上手いから、殺されるシーンはスッとする。

343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 16:25:08 ID:wkqLdF3s
ルイズの召喚するキャラに対応して、ジョゼフの使い魔も変更される場合がある。
……ジョゼフが何を召喚した場合、レコンキスタが最も最悪になるだろうか。

344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 16:25:54 ID:hFey6239
カイバーマンがルイズについて行くのだろうか・・・
・・・誇りを見せればいけるか?

345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 16:27:32 ID:edDuayaZ
vipで社長がルイズに召喚されたAAスレがあったなぁ……
アレは割りと秀逸だった SSじゃないからスレちだけど

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 16:28:21 ID:dYyC4rYo
>>342
ド外道じゃなくて松田さんヨンデクダサイ

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 16:29:10 ID:CcPzU2yW
>>344
付いてきてくれてもワイトにまける攻撃力だしなぁ…

348 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 16:33:07 ID:6xvcYp35
そういえば名前思い出せないけど「ソルジャー・クィーン」の主人公の相棒は
星ひとつの住人全て、一人ひとり殴り殺してたね

もうアレの続きとか考えない事にしたよ


349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 16:35:07 ID:GRjpwYhZ
ルイズは人間以外の強力な使い魔なら素直に可愛がってくれそうだけど、ジョゼフさんは何気に入るのかよくわからない

350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 16:36:50 ID:UdtZmAmk
>>342
先生は露骨に喜んだりしません、表向きには。

351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 16:41:17 ID:6N7N5P/G
>>349
ヨイショの男の桜井孝太郎
とにかくヨイショしまくり

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 16:42:53 ID:l8WeoSXq
見た目で悪魔と誤解される北野クン召喚みたいに
見た目からしてエロい奴なら、ルイズも最初から警戒するかもしれない

「えの素」の郷介とか、じいちゃんとか

あの面々を4人の使徒として召喚したいが、アレを文章で表現する力量は無い

353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 16:47:52 ID:6xvcYp35
>>349
一筋縄ではいかない、知性あるのが好みでないかな?
ルルーシュなんかその知性となによりもいつ自分の喉笛食いちぎるかわからん
緊張感っつーの好みそうだ
当然有能であることが大前提だろうが
 
後は……奉先とか松永久秀とか明智光秀とか

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 16:49:53 ID:s0vtw84F
提督はまだかー

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 16:53:57 ID:wkqLdF3s
>いつ自分の喉笛食いちぎるかわからん
大魔法峠シリーズのマスコット・パヤたんか。


356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 16:54:07 ID:ehKgcKgv
むしろカズフサ召喚するジョゼフ。

「イザベラたんハァハァ」
「シャルルよ……やはりお前は間違っていた……余はやっぱりダメダメなのだ」orz

こうしてハルケギニアはずっと平和だったとさ。

357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 16:59:13 ID:6xvcYp35
>>355
あー パヤたんは好みそうだなぁ
あるいはぷにえさまはかなり好きそうだ

あと、奉先に知性はなかったな
アレの知性と理性はどっちが多いんだろか

358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 17:02:26 ID:VrC8ELw+
永遠のアセリアのコアラ様ならジョセフが喜びそうだな

359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 17:02:46 ID:edDuayaZ
ヘルシングの少佐は……あー、あの人は単体で何か出来る人なのだろうか……

360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 17:11:15 ID:0tqbyh3A
飯抜きにされると餓死します

361 :完結作品入場!!! 0/4:2008/07/20(日) 17:12:31 ID:LZiLAmCu
今までの完結作品がどんなのだったか知りたいかーーーーッ

「オーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

完成じゃ、完成じゃみんな!!

2008年7月20日現在での、全《あのゼロ完結作品》の使い魔 入場!!!


投下します!!!

362 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/20(日) 17:14:53 ID:vojAZe80
支援

363 :完結作品入場!!! 1/4:2008/07/20(日) 17:14:58 ID:LZiLAmCu
誠くんは生きている!! 更なる研鑚を積み 人間狂気が甦った!!!
鮮血!! 桂言葉だァ――――!!!

日本ホラー小説大賞はすでに原作が受賞している!!
使い魔を買いに行こう 夜市だァ――――!!!

呼び出ししだい和みまくってやる!!
宇宙家族カールビンソン代表 おとーさんだァッ!!!

水の使い方なら私の泉がものを言う!!
水の使い魔 シタタッチュアー ミズ・シタターレ!!!

真の姉を知らしめたい!! 眼つきの悪い男 オーフェンだァ!!!

和みを全階級制覇する関西圏から三人同時の召喚ものだ!!
マサカの多重クロス このか・大阪・はやてだ!!!

異世界交流は完璧だ!! 全日本ヒキコモリの星 桜田ジュンと薔薇乙女たち!!!!

全使い魔のベスト・純愛は私の中にある!!
ニトロプラスのグロ女神様が来たッ 沙耶!!!

人間狩りなら絶対に敗けん!!
犬型殺戮兵器のケンカ見せたる 黒騎士 バンパイア・ナイト(ノワール)だ!!!

ダイナミック・プロ(石川賢)ならこいつが怖い!!
魔獣戦線のドワオ・ファイター 天外真理阿だ!!!

ドラゴンズウィルから菜食主義の竜が上陸だ!! ガリアサイドも大冒険 スピノザ!!!

364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 17:15:25 ID:z4rNMIGY
支援


365 :完結作品入場!!! 2/4:2008/07/20(日) 17:16:12 ID:LZiLAmCu
勇猛なる戦士スキタイ人こそが地上最強の代名詞だ!!
まさかあんなことをしでかしてくれるとはッッ 蛮人・トラクス!!!

演奏したいからここまできたッ キャリア一切不明!!!!
幻想郷のポルター(騒がしい)ガイスト プリズムリバー3姉妹だ!!!

私は幻想郷最強ではない 境界を操る程度の能力なのだ!!
御存知すきま妖怪 八雲紫!!!

プリキュア5の悪夢は今やハルケギニアにもある!! この世界に絶望する奴はいないのか!!
カワリーノだ!!!

デカァァァァァイッ説明不要!! ご立派!!! 卑猥!!!
真・女神転生II より魔王マーラ様だ!!!

実の両親に売られたから執行者(レギオン)になったのだ!!
ゼロの軌跡を見て泣け!! レンとパテル=マテル!!!

めい土の土産に野球とはよく言ったもの!!
達人の投球が今 実戦でバクハツする!!  疾風!アイアンリーガー ゴールドアーム先生だ―――!!!

人生は楽しんで生きてナンボのモン!!! 英雄・剣の聖女!!
WILD ARMS 2nd IGNITIONからアナスタシア・ルン・ヴァレリアの登場だ!!!

イチヒコ(ルイズ)は私のもの 邪魔するやつは「ま○こみたいに穴空けて死ね」!!
サンテグジュぺリ号統一王者 R-シロツメグサD

テンプレを砕きにメイドがきたッ!!
不条理系SSチャンプ ぷぎゅるいず・チェコちゃん!!!

退却速度に更なる磨きをかけ ”最弱”やわらか戦車が帰ってきたァ!!!

366 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 17:16:16 ID:6xvcYp35
♪ 支援ー 支援ー し・え・ん・だー!
しかし書ききれるのか?

367 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/20(日) 17:16:24 ID:vojAZe80
すえん

368 :完結作品入場!!! 3/4:2008/07/20(日) 17:17:07 ID:LZiLAmCu
いつも未来に希望はないッッ!! ディスペア・ティーチャー 糸            色 望!!!

中国四千年のゴージャス財神が今ベールを脱ぐ!! フジリュー版・封神演義から プリンス趙公明だ!!!

ファンの前でならオレたちはいつでも全盛期だ!!
燃える走魂 ミドリマキバオーとチュウ兵衛 本名で登場だ!!!

錬金術師の仕事はどーしたッ ルイズの悲しみ 未だ消えずッ!!
作るも壊すも思いのまま!! ヘルミーナだ!!!

特に理由はないッ 旧支配者がヤバイのは当たりまえ!!
ダーレスにはないしょだ!!! フォーマルハウトの下開山!
クトゥグァがきてくれた―――!!!

銀河系で磨いた実戦航法!!
メトロイドのサムス・アラン 契約した使い魔は宇宙船のほうだ!!!

人生一世紀に一度しか過ごせない!! 超A級エンドレス ディディだ!!!

超一流ミョズニトニルンの超一流の喧嘩だ!! 生で拝んでオドロキやがれッ
グラムナートの錬金術師!!  ヴィオラート・プラターネ!!!

アルビオン竜騎士団はこの男が壊滅させた!!
デジモンアドベンチャー02の切り札!! マミーモンだ!!!

気さくな王女が帰ってきたッ
どこへ行っていたンだッ プリンセス・イザベラッッ
俺達は君を待っていたッッッ 鬼作がパクッた自転車+少女の登場だ――――――――ッ

369 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/20(日) 17:17:24 ID:vojAZe80
支援

370 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/20(日) 17:18:01 ID:vojAZe80
しえん

371 :完結作品入場!!! 4/4:2008/07/20(日) 17:18:26 ID:LZiLAmCu
加えて負傷者発生に備え超豪華なリザーバーを4名御用意致しました!
現在いろいろ改訂中 マムクートプリンセス・チキ!!
アル中の鬼娘 伊吹萃香!!
最初の完結作品!田村玲子!

……ッッ  どーやらっ… もう一名は学院の地下遊技場に潜っている様ですがっ… 到着次第っ…皆様にご紹介致しますっっ……


ご支援アリガトォやんしたッッ
突貫で作ったんでおかしいとこあったら訂正したって下さいッッ

372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 17:20:29 ID:hFey6239
アトリエシリーズ2作は方向性全く逆だったけど面白かった

>>355
ラインハルト・フォン・ローエングラムはどうだろう
ミューゼル時代ならかなり面白い事になると思うけども

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 17:20:40 ID:FGVkMA/B
使い魔紹介お疲れ様


374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 17:21:43 ID:qBfanvx2
そういえば、鮮血の使い魔の誠の首、固定化が掛かってたよね。
何十年、何百年後に新鮮な生首が見つかったりしてw

375 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 17:26:13 ID:J+pd6unk
>>348
レトロな話でごめんね。ごめんね。
ルイズが召喚したのは宝冠と剣と盾のセットでした。
#主人公の友人Vの持ち物・・・

と言うのも考えていた。という。
ちなみに、宝冠の名は・・・

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 17:37:21 ID:1FkCV8Jp
>>完結作品入場
乙ー
マーラ様吹いた
確かに説明不要だ

377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 17:43:46 ID:er9vnzlA
生首誠が司馬さん家の長男みたいにパーツと合体してビルドアップする姿を想像してしまった

378 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 17:45:45 ID:edDuayaZ
トマックデイズ というネタがあってだな

379 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 17:46:25 ID:3pZmzTeg
>デカァァァァァイッ説明不要!!
wwwwwww

380 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 17:46:36 ID:T1SyOWsB
>>372
喉笛食いちぎるとか云々以前の問題。
ラインハルトの性格上死んでも決して従わないのはほぼ確実だから、話自体が成り立たない
可能性の方が圧倒的に高い。
彼は頭がいいのは事実だけど、同時に凄く子供っぽい所があるからな。
止めに貴族とかを心底嫌ってる。
ルイズとの相性は最悪を通り越してるよ。


381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 17:49:26 ID:er9vnzlA
大体姉貴もキルヒもいない世界であの真性シスコンがやる気出すとは思えん

382 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 17:52:21 ID:GRjpwYhZ
カトレアにお姉さんになってもらえば

383 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 17:52:39 ID:rda/n/ej
無能なくせに態度でかいルイズなんてラインハルトが大嫌いな貴族そのものだからな

384 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 17:54:07 ID:A5pBdFjK
ラインハルト程度の我の強さのキャラなら幾らでもいるし、そんな奴らを従順な使い魔に仕立て上げてんのがこのスレだろ。

385 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 17:59:09 ID:w3VtqPZl
死ぬ瞬間に召喚して
死後の世界か命の恩人と思わせるしかないな

386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 17:59:46 ID:jtzija/x
ジョセフが召喚する前提の話していていきなり何でルイズ侮辱の流れになってるんだろう。

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 18:01:30 ID:tX0xGGDI
ヒント:釣り堀への改装工事中

388 :ルイズと無重力巫女さん:2008/07/20(日) 18:02:46 ID:toJBe7Pr
どうもお久しぶりです。
かなり間がひらきましたが第8話を後十分後に投稿します。
良ければ支援、お願いします。

389 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 18:03:05 ID:T1SyOWsB
>>386
ああ、どうやら俺がその辺を勘違いしたのが原因だな。
済まない。


390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 18:05:46 ID:EvT2f+pD
ハルケ世界の貴族とゴールデンバウム王朝の貴族はだいぶ質が違うような気がするよ
すくなくとも、戦争のときに安全地帯でうんにゃらしてるシーンはハルケ世界は見てないなぁ

391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 18:06:38 ID:LXOgYmxa
帰る方法を探してやるとの口約束と、
最低限度の衣食住の保障、

それさえあれば、どんな凄い奴だって使い魔にできる、
そう考えていた時期が私にもありました。

392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 18:10:11 ID:q3kfjrfC
投下予告が来たら雑談は控えましょう
支援!

393 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 18:11:28 ID:edDuayaZ
ごががっががががが霊夢ktkr!!
もう止まってしまったのかと絶望してたぜ 全力で支援

394 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 18:11:39 ID:IIWuO0mV
SIEN

395 :ルイズと無重力巫女さん:2008/07/20(日) 18:12:26 ID:toJBe7Pr
先ほどの授業でシャツがボロボロになったルイズは自分の部屋を目指しとぼとぼ歩いていた。

事は数十分前…。
今回行われる「練金」の授業では霊夢が一緒にいなかったので先生にそれを聞かれ少し恥ずかしかった。
最初の時は霊夢もほかの使い魔たちとともに教室の後ろで聞いていたのだが…。
もしかするとおさらいとしてそのとき授業を担当していた教師が言っていた属性のこととかメイジにもクラスはあるとか…そんなのを知りたかっただけなのかも。
それともただ単に飽きただけとか、そんな風に考えていると当然授業が頭に入らず、ルイズは先生に注意された。


「ミス・ヴァリエール。罰としてこの石くれを真鍮に変えてください。」
そういって担当教師のミセス・シュヴルーズが教壇の上にあいてある石くれを指さすと、ほかの生徒たちがいつもの様に机の下に隠れだした。
キュルケが先生に中止を呼びかけるがシュヴルーズ先生は一年生の時のルイズを知らないためかいっこうに彼女の言葉を聞き入れなかった。
ルイズは毎度の事だと我慢し、ため息をはくと教壇へと近づき、置かれている石くれに杖を向けると呪文を唱え始めた。
彼女は今このときだけ僅かばかりの自信を持っていた。あの召喚の儀式の時にはちゃんとやれたのであるから。
出てきた奴がこっちの言うことをあまり聞いてくれなくても一応は成功したからこれから魔法がどんどん使えていくのかな…と浅はかな心で思っていたが。

現実は非情である…誰が言ったのか知らないがまさにその通りであった。

そんなこんなで巨大戦艦の主砲が放つ砲弾も裸足で逃げ出す程の爆発で教室は滅茶苦茶になり、ミセス・シュヴルーズは奇跡的に気を失うだけですんだ。
それと一部の生徒たちも巻き添えを食らって気絶してしまった事により授業は中止となった。
廊下へ出たときにルイズと同じボロボロになりながらも無事だった生徒たちの怨嗟の声を軽くスルーし、今こうして自分の部屋へと向かっているところであった。
ようやくたどり着き、小さくため息をはいてからドアを開けた先にいた人物を見てまたため息をはいた。
「おかえりなさい、その格好を見ると外で見た爆発はアンタの所ね。」
彼女がこの世界に呼び出した異邦人、博麗 霊夢がイスに座っていた。
テーブルの上には食堂で使っているティーセットが置かれており、ポットからは小さな湯気が立っている。
大方給士にでも頼んで借りたのだろう。
ルイズの部屋にもティーセットはあったのが不運にも二日前に壊してしまったのだ。
「えぇそうよ…。」
ルイズは顔に多少疲れを浮かべながらそう言った。
ドアを閉めるとクローゼットを開け中から着替えのブラウスを取り出した。


396 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 18:12:33 ID:UFvjbwQp
支援準備完了!
ばっちこーい

397 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/20(日) 18:13:36 ID:vojAZe80
d支援

398 :ルイズと無重力巫女さん:2008/07/20(日) 18:14:24 ID:toJBe7Pr
いつまでもボロボロのブラウスを着ても仕方がない。
先ほどのことで次の授業開始時間は延長されたがいつまでもこんなススだらけの服など着ていられない。
そんな時、ふと目の前に湯気を立ち上らせているティーカップが スッ と横から出てきた。
そのティーカップを持っていたのは霊夢であった。
「え、あたしに…?」
「お茶の一杯くらいは飲んで行きなさい、案外気持ちがやすらぐわよ。」
「ん、…ありがとう。」
ルイズはお礼の言葉を言ってから霊夢の持っているティーカップを受け取るとイスに座り、湯気を立たせている薄緑の液体に慎重に口を付けた。
お茶を飲んだルイズの第一感想は「渋くて素朴だわ。」第二感想は「だけど、これはこれでおいしいわね。」
「でしょ?これはこれでおいしいものよ。」
その答えを聞いて満足したのか霊夢は柔らかい笑顔でそう言うとティーカップを手に取るとゆっくりとお茶を飲んでいく。

午前の柔らかい日差しが窓から入る中、霊夢とルイズは静かにお茶を飲んでいた。


先にお茶を飲み終えたルイズが口を開いた。
「ねぇ、ちょっと聞きたいことがあるんだけど。」
「なに?」
「今更なうえ唐突だけどね、アンタが空を飛ぶのに杖も詠唱も無しに行うなんてどうやってするの?やっぱり先住魔法?」
「本当に今更ね…しかも唐突すぎるわ。まぁいいけど。」
霊夢は少し面倒くさそうな顔をした。
「アレは私の能力よ。空を飛ぶ程度の能力。誰にも縛られない能力でもあるけど。」
誰にも縛られない、ということはやっぱりあの使い魔のルーンもそれで消えてしまったのだろうか。
しかしそれよりもルイズはあの先住魔法と見間違えるような行為が能力だと言うことにまず驚いた。
「の、能力…?魔法で飛んでるんじゃなくて?」
「えぇ、…まぁ魔法使って空を飛んでる奴もいるけどね。」
そう言った彼女の目は一瞬だけ何処か懐かしむような目をしていた。
きっともといた世界に魔法使いなんかの親戚がいたのだろうか。
霊夢は手に持っていたカップをテーブルに置くとイスから立ち上がり、座り心地のいいベッドに腰を下ろした。
一方のルイズは少し落胆したような顔を浮かべた。
「そう…別にそれは魔法とかじゃなくて最初から備わっていたものなのね……。」


399 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/20(日) 18:15:31 ID:vojAZe80
支援

400 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 18:15:56 ID:UFvjbwQp
支援

401 :ルイズと無重力巫女さん:2008/07/20(日) 18:16:08 ID:toJBe7Pr

つまりは生まれたときからそのような力を持っていたのだ。
ルイズは思った…まるで私と正反対だなぁ。 と。
そんなことを思い、ちいさな憂鬱の波がやってくる。
どこか妙な寂しい雰囲気を醸し出しながらルイズは力なく項垂れた。
「どうしたの?」
それに気づいたのか霊夢はルイズに声をかける。
「…あのね、ちょっと話聞いてくれる。」
「え?…まぁちょっとだけなら。」
そう言ってルイズは語り始めた。
自分がさる公爵家の末女として生まれたのだが物心付いたときからまともな魔法が行えず、常に失敗し続けてきたこと。
父はその事についてあまり触れなかったが母と姉がそれをもの凄く気にしていること。
いつまでたっても魔法は使えず、無駄に失敗したときの爆発が強くなるだけ。
「それがほかの生徒達に『ゼロ』って呼ばれている理由よ。」
一通り語り終えたルイズは一度間をおいて言った。その鳶色の瞳は何処か悲しみを湛えていた。
霊夢はお茶すすりながら黙って話を聞いていたがそんなルイズに気にする風もなくこう言った。
「つまり何?アンタより強い私が羨ましいって事なのね。人に長ったらしい愚痴を聞かせておいて。」
少々呆れた言い方と突き刺すような視線で霊夢はそう言った。
ルイズは霊夢の視線に少々たじろぐが力弱く首を振った。
いつにもまして珍しく今のルイズは少し弱気であった。
そりゃいつもは気の強い女子生徒だが霊夢の方が気の強さは勝っている。

「べ、別にそんなんじゃ…。」
「それにたぶん、そんなのは失敗の内に入らないわよ。」
その言葉にハッとした顔になった。
「え?それって、どういう意味なの?」
「例えどんな形式でも杖から出ているんでしょう?ならそれはアンタたちが言う魔法なんじゃないの。」
少々無理がありそうな解釈である。
「幻想郷にもアンタみたいに馬鹿みたいに威力を持った魔法を使う奴だっていたわよ。それと同じなんじゃない?」
そう言うと残っていたお茶をクイっと飲み干すと続けた。
「それに魔法なんて勝手に新しいのホイホイと作れるような物なんだしこの際それを新しい魔法だと思えばいいのよ。」
言いたいことを言い終えて満足したのだろうか霊夢はカップをテーブルに置くと最後にこう言った。
「それに、アンタはちゃんと召喚に成功したんだから。」
そう言って霊夢はゴロンとルイズのベッドに寝転がった。

一方のルイズは先ほどの言葉に少ない希望を見いだしていた。
同級生達には茶化され、家族に冷たくあしらわれてきた彼女にはとても影響力のある言葉だった。
そして、霊夢の言うとおり、結果はどうアレ形式的にはちゃんと召喚の儀式は成功しているのだ。
授業時の爆発も、きっと未知の魔法に違いない。
(それに…よくよく思い出せば…。)
今まで、ルイズの失敗魔法を至近距離で受けて無事だったものはいなかった。
絶対割れないと言われていた家の壺を爆砕させたり。
家で練習していたときにたまたま母が魔法を喰らってしまい、髪がアフロになってしまったり。
学院では授業の時に実践をしろといわれた時には必ず何かが彼女の魔法で壊れる。
一年生の冬に部屋で『ロック』の呪文をドアに向けて唱え、結果丸一日雪風に震えながら一夜を過ごした。
今まではそれを全て『失敗魔法』と一括りしてきたがどれにも共通点はある。

そう、『いかなる物でも爆発』するということだ。
それを全く未知の新しい魔法と考えればかなり強い魔法ではないのだろうか。しかし…
「どんな呪文を唱えても爆発しか起こらないって…やっぱりそれってどうなのかしら。」
ルイズはそんなことを考えながら空になった自分のカップに新しいお茶を入れた。

「と、いうよりアンタはいつから私のベッドを好き勝手に使ってるのよ?」
「いいじゃない減るもんじゃないんだから。」


402 :ルイズと無重力巫女さん:2008/07/20(日) 18:17:30 ID:toJBe7Pr
場所変わって学院長の部屋。
普段はここの最高責任者のオスマンと秘書が常に待機している部屋だが今日に限って秘書はお暇を頂きこの場におらず。
部屋にはオスマンと教師の二人だけであった。
「ミスタ・コルベール。今日は何の話かね?」
「実は、見ていただきたい物があるのです。」
コルベールと呼ばれた教師はそう言うと手に持っていた細長い包みを机の上に置いた。
そして包みを結んでいる黒い紐をとくと鹿の皮で包まれていた太刀が姿を見せる。
「太刀…じゃのぉ。ミスタ、これは一体?」
コルベールが答える前に突如太刀がブルブルと震えだしたかと思うと鎬(刃の根本)の金具がひとりでに出てきて…
『おいおい、やっと暑苦しい動物の皮から出してくれたと思ったら何処だよここは!?』
金具部分をカチカチ動かし荒っぽい口調でしゃべった。
それを見たオスマンは目を細め、それがただの剣ではないということを悟った。
「ふぅむ、インテリジェンスソード…か。」

「インテリジェンス」。要は意志を持つ武器のことである。
価値はそれほどでもないが歴史は古く、中には作られてから数千年の時が経つ物も存在する。
「えぇ、ブルドンネ街で購入いたしました。それと、この本の六十ページを…。」
叫び続けているインテリジェンスソードを無視し、コルベールは一冊の古い本を剣の横に置いた。
「ん?『始祖の使い魔達』か。随分とまた古い物を…。」
そう言いオスマンは六十ページまで一気にめくるとそこに描かれていた『ガンダールヴ』の押し絵を見て体が硬直した。
白銀の鎧をまとった騎士が両の手に持っている二つの武器の内一つは太刀であった。
しかしその太刀と今机の上に置かれているインテリジェンスソードと余りにも似ている。
一度交互に目を配らせ見比べてみるがやっぱり似ているのだ。

「もしもこのインテリジェンスソードがガンダールヴが使用していた物ならば…。」
コルベールは喋り続けていたインテリジェンスソードを鞘に戻した。
「あの少女に持たせ、どうなるかを見てみたいと思いまして。」
その言葉にオスマンは顎髭をいじり神妙な面持ちになった。
「だがのぉ、あの娘は聞いてくれるだろうか。個人的には少々我を通しすぎだと思うのだが。」
「でも我が儘という程強くはありません。この程度の願いなら聞いてくれるかと。」
二人の間に少し静寂が訪れるがオスマンが口を開いた。
「しかし彼女がガンダールヴというのを知ってるのは君とわしぐらいじゃ。召喚した本人も承諾を取らねばいかん。
  まぁ近日中にでもここへミス・ヴァリエールとあの娘を呼んで話を聞かせよう。あ、あぁ後そのインテリジェンスソードはここに置いていってくれんか?」

それで話し合いが終わり、コルベールは頭を下げインテリジェンスソードを机に置いたまま部屋を出た。
オスマンは引き出しからパイプを取ると口にくわえ一服をした。



403 :ルイズと無重力巫女さん:2008/07/20(日) 18:20:02 ID:toJBe7Pr

時間は進み昼食の時間、食堂前は生徒達によりごった返していた。

一度に大量の生徒達がここへ来るのだからそれはまぁ仕方のないことだが。
そんな人混みの外にルイズはいた。
「これじゃあしばらくは入れそうにないわね…。アイツは先に入って行っちゃったし。」
ルイズはそう言い頭を掻いた。
先ほどまで霊夢もいたが目を離してる隙に一人で勝手に空へと飛び上がり開けっ放しにされていた窓から食堂の中へ入っていった。
主人と共に人生を生きてゆく事を義務づけられた使い魔がとるとは思えない行動である。
しかし実際には彼女の左手にはルーンが無いため、使い魔ではないと思うのだが。
ルイズは軽いため息を吐くと後ろから誰かに肩をたたかれた。
後ろを振り返ると、この前霊夢に叩きのめされたというギーシュが手に花束を持って突っ立ていた。
「なによ。」
突き放すようにルイズは言うと彼は少し躊躇いながらも口を開いた。
「い、いや実は…あの使い魔君に、これを渡してくれないか?」
そういってギーシュはルイズに花束を突きつけた。
赤と白のバラが一緒くたになって入っている。
「どうして私なのよ?アンタの手で直接渡せばいいじゃない。」
こういうのは本当に自分の手で渡した方が良いのである。
「い、いやぁ…もしも君の使い魔が男だったのなら直接僕の手で渡していたけど女の子だと…ね?」
そう言ってギーシュは目だけを右方向に動かした。そこにいたのはほかの女子達と談笑しながら食堂中へと入っていくモンモランシーがいた。
この前彼は浮気がばれてしまい、その後に霊夢と決闘をして負けたらしい。
女の子達の間では当時少し低めであった彼の評価は見も知らずの少女に負けてしまったせいで地に落ちた。
しかしモンモランシーただ一人だけが今も彼とつきあっているのだ。
なんと健気なことだろうか。まぁでも皆はこの二人のことを「バカップル」とか呼んでいるらしい。
特にキュルケあたりが。


「うーん…、でもレイムだと薔薇の花束なんて貰っても喜びそうにないわよ。」
今までの彼女を見てきたルイズはキッパリとそう言った。
それに霊夢はギーシュのことを毛嫌いしていたし初めてあったときにも「女の敵」とか言っていたのをよく覚えている。
しかしそんなギーシュは尚もこちらに花束を突きつけてくる。
「でもねぇ、このままじゃなんというか…レディに優しい僕としては申し訳が立たなくて。頼むよ。」
そう言うとギーシュは一方的にルイズの手に花束を預けるとそのままそさくさと食堂の中へと入っていった。
取り残されたルイズはギーシュ本人の性格を丸写しにしたようなこの薔薇の花束をどうしようかと悩むだけであった。

404 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 18:20:13 ID:UFvjbwQp
さらに支援

405 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/20(日) 18:20:42 ID:vojAZe80
支援

406 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 18:21:11 ID:GRjpwYhZ
支援

407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 18:24:06 ID:toJBe7Pr
以上で第8話の投稿が完了しました。
支援してくれた人たちに感謝します。

前にも言いましたがだいぶ期間があいた投稿でした。
これからもマイペースに執筆し続けていきますがどうかよろしくお願いします。

408 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 18:33:01 ID:GJSMdYPE
>>265
そんなに読みたいんなら新しく書いてやろうか?


409 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 18:34:23 ID:LZiLAmCu
GJ

    __   _____   ______
   ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
    'r ´          ヽ、ン、
  ,'==─-      -─==', i
  i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i | 
  レリイi (ヒ_]     ヒ_ン ).| .|、i .||
   !Y!""  ,___,   "" 「 !ノ i |  _人人人人人人人人人人人人人人人_
    L.',.   ヽ _ン    L」 ノ| .|  > ゆっくり執筆していってね!!!  <
    | ||ヽ、       ,イ| ||イ| /   ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
    レ ル` ー--─ ´ルレ レ´

410 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 18:35:31 ID:Vieihmag
>>311
本当にいつになったら出るんだろう?
グイン・サーガに統合されそうで怖い。

>>325>>330
「愚者」は結構相性よさそうだな。
「女帝」ならタバサ母直せると思う。

>>333
光陰は必要とあれば非情になれる男だから、アルビオン行きはなさそうだな。

411 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 18:43:20 ID:K5pl7H3p
>>407
GJ!楽しみにしてた!!

412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 18:46:04 ID:8XhLH97r
病弱な使い魔とかどうだろう?
なんでこんな平民の病人を…なげくが、病弱でもけなげな使い魔についついちい姉様を思い出してしまい世話をやくルイズとか
「いつも、すんませんなあ、ルイズちゃん」
「か、勘違いしないでよね!あんたを背負って階段を登ってるのは、魔法がちょっっっと苦手な私が身体を鍛えてる為だけなんだからねっ!」

闇の書覚醒前の八神はやてとか銀様召喚前の柿崎めぐとかどうだろう?

413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 18:48:13 ID:5TqgPXZk
はやてだと、闇の書から4人が出てきちゃった時点でヤヴァイ気がする・・・・

414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 18:48:23 ID:jg1OJSSC
つまりエルリックサーガとな

415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 18:52:16 ID:UEKlaIp3
>>407
GJ
しかしすでにガンダールヴじゃ無くなってるのを知ったらどう反応するんでしょ楽しみ

416 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 18:52:42 ID:jEUWCRIH
エルナサーガと申したか

417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 18:53:15 ID:VW2dauzN
>>412
めぐは少なくともけなげじゃねえw
つか、毎日死のうとしてルイズのストレスが凄いことにw

418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 18:59:51 ID:er9vnzlA
>>412
蝶野攻爵がこっちを見つめている

419 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 19:05:03 ID:8XhLH97r
蝶野より病弱だったのは破壊王・橋本じゃ…

420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 19:06:11 ID:9CPVGUgm
無重力の人乙でした。のんびり自分のペースで書いてくださいな。

>>416
アースムンド様召喚ですね。わかります。

421 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 19:07:54 ID:6N7N5P/G
病弱キャラなら医者漫画にそれこそごまんといますよ

422 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 19:09:19 ID:hFey6239
>>380
あれ、無能王の使い魔じゃなかったのか?
>>409
予想通りゆっくりが沸いてて吹いた
>>412
病弱と聞いてKANONの栞が真っ先に浮かんだ

423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 19:14:20 ID:nzwebUfi
>>371
>……ッッ  どーやらっ… もう一名は学院の地下遊技場に潜っている様ですがっ… 到着次第っ…皆様にご紹介致しますっっ……

おまwww

424 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 19:16:49 ID:nFhQXOWn
病弱といえば、昨日ようやくアニメ第三期の一話見たが、カトレアさん全然ピンピンしてるじゃん。

425 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 19:20:46 ID:UEKlaIp3
アニメは原作無視して作ってる部分が有る
第二期は原作無視でつまんねえ最悪だった

426 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 19:23:05 ID:edDuayaZ
巫女乙 そしてGJ
マイペースでいいさ 頑張ってくれ

427 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 19:31:07 ID:ehKgcKgv
しかし三期オープニングのオストラント号は想像以上にカッコ良かった。
二次創作したい欲がムクムクと沸くね。

428 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 19:32:25 ID:hFey6239
>>427
あんな巨大な飛行艇作れるのに零戦を作れないってのは納得できん
見た感じ結構機動力ありそうだし

429 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 19:34:54 ID:edDuayaZ
まず揚力やら何やらの技術や知識なしの、魔法とかアイテムやらの力技で飛ばしてる船だしなぁ
「なんでこの船が浮いてるかって? ばかだなぁ、魔法の力に決まってるだろ?」
そんな感じかと

430 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/20(日) 19:35:06 ID:vojAZe80
機動力あるといっても、蒸気機関なら、結構重いんじゃないか。
常に大量の水を積まなくちゃいけないし。
あと、飛行機に乗せられるサイズに小型化する必要もあるし。
そのあたりに、技術的な問題があるんだと思う。

431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 19:36:39 ID:5YkVVXoN
>>428
ゼロ戦が作れてもYS-11が初期不良でまくりんぐだった日本の航空業界みたいなもんじゃね?

とボケてみる

432 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 19:41:47 ID:Or/xhRzh
>>412
めぐはメンヘラだぞw
水銀燈とはある意味中二病コンビだよ。


433 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 19:43:53 ID:hFey6239
>>430
同じ力を得ようと思ったら
パワーウエイトレシオ的に
ガスタービン>レシプロ>蒸気機関
だっけ?
>>431
旅客機作った事なかったのが影響してるんじゃね?
とプロジェクトXで言ってた事を言ってみる

434 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 19:46:18 ID:CcPzU2yW
>>412
つまり秋庭里香召喚というわけですね

435 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 19:54:10 ID:RFYMYcqU
流れ切るようで悪いけど、提督の28話の前半あたりで、ヤンが公爵夫人とも
フラグ立ててると思ったのは俺だけかな。

436 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 19:55:29 ID:5YkVVXoN
>>433
「軍用機の頭」しか無かったから、長期間多くの乗客を乗せることが前提の
「旅客機」を作るということがなかなか理解できなかったことが影響している

とプロXの資料になった本を持ってる俺が言ってみる

437 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:04:26 ID:Qbjf6B14
>>428
航空機に載せることが可能でまともな出力のエンジンの開発にどれだけかかったと思ってるんだ
プロペラの形状一つとってもライト兄弟が延々と試行錯誤の末まともなものが出来たくらいだぞ

438 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/20(日) 20:06:24 ID:vojAZe80
>>412
病弱か……
禁書から首輪つきインデックス
首輪はディスペルで破壊できるかな。
問題は暴走インデックスに勝てるかということだけど。

あと、下手に使い魔にしようとしたら、その瞬間にヨハネのペンが起動して攻撃してきそうなのがな。

439 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:12:06 ID:GB3j+6Ee
>>412
北斗の拳のトキはどうだろう

440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:13:28 ID:qsTnTFsz
>>412
病弱と聞いて、うたわれるもののユズハが思い浮かんだ。

441 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:13:46 ID:SSI0IzQY
病弱?
エクセルサーガのハイアットとか?

442 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:14:34 ID:uPRH0DeM
>>412
ラグナロクに病弱なくせに強力な能力いっぱいもってる奴がいたはずだが。

443 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:15:36 ID:3pZmzTeg
ZONE OF ZEROは完結作品じゃないんだな
あのキングクリムゾン具合が読みやすくて好きだった

444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:17:54 ID:FqAWpFev
>>439
アイツは放射線ではなくγ線を浴びたような強さだぞ・・・

445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:18:16 ID:hFey6239
>>437
いや、プロペラ付けてたし
まあ、大きい物作るより小さい物作る方が難しいのも確かか
>>439
トキが病弱だったら大抵の人間は病弱になってしまう

446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:18:59 ID:5TqgPXZk
>>442
“脆弱なる強者”ことテーゼですか

447 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:19:04 ID:+iBmsYCk
病弱とは違うが
八神はやて

魔法使用スタイル(杖+本)がルイズと被りそうw

448 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:20:49 ID:MhvtzqJz
病弱とは大分違うがガルディーンのベリアル。
ロケットパンチ装備で義眼からレーザーと旗が出る。

‥‥どちらかというとワルド役の方がはまるのが難点。CV神谷明だし。

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:21:45 ID:72ZEdO6Y
カトレア召喚だね。

450 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:25:54 ID:P9vG2HRe
トキが病弱なら、東方不敗も病弱だった気がします。

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:26:57 ID:8mhBfQ69
病弱で八神だと庵が思い浮かんでしまった。
吐血のイメージで。

452 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:27:03 ID:GB3j+6Ee
>>444
>>445
しかし死の灰を浴びなければ伝承者確定だったし、ラオウにも勝てただろう
そして時々吐血する

これは病弱になったと言えないだろうか

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:28:27 ID:RfK6VkEh
ジョインジョイントキィが召喚されるのは小ネタであった筈。

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:32:13 ID:qsTnTFsz
病弱でガンダールブ向きといえばサムライスピリッツの右京がいたな。
よく吐血するけど、死ぬイメージがまったく湧かないがw

455 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:32:33 ID:sECLCFfR
>>418
魔法の使えない体や病弱な体を克服する為に夜な夜な使い魔や生徒でホムンクルスの実験、
その果てに二人揃って華麗なる蝶へと……

「「パピ・ヨン!!」」

こうでしょうか?

456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:34:17 ID:4g2ABQdq
>>452
自分が乗ったらシェルターへ降りるエレベータが動かなくなるって自ら扉を閉めたような漢だしね。
死の灰を浴びる直前で召喚、ケンシロウ達が扉を開けた時にはトキはいない、だと強キャラ過ぎて
あまりおもしろみがないか。

457 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:34:36 ID:hFey6239
パッピーはもう呼ばれてた気がする

458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:35:37 ID:5FadUiaY
>本当にいつになったら出るんだろう?
>グイン・サーガに統合されそうで怖い。
癌が転移してて作者の余命マジわずか

459 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:35:39 ID:i4ya6YO7
ライブアライブのクンフー編の主人公…は、病弱じゃなくて寿命が近いだけか

460 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:35:46 ID:x4tDGW7A
>>390
まあラノベでそれやられても困るってのもあるが
日常的に平民の娘をさらって来ては秘薬の材料として
生き血を搾り取るとかをやっていない以上
ハルケギニアの貴族の倫理観はかなり高いと思うよ!

461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:39:50 ID:sECLCFfR
>>457
本人は呼ばれてはいなかった気が……
使用していた核金じゃなかったっけ?
ハジケる前の蝶野先輩はいなかったはずだ。


462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:43:13 ID:MfK6pWPR
病弱といえばコードギアスのナナリー。トラウマで目が見えない上に足は銃撃を受けて動かない。
ギアス世界の未来技術とアッシュフォード家の支援あってこそ普通の学校に通って日常生活を送れるが、
ハルケに一人で放り出されたら生きていけるんだろうか。

463 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:45:51 ID:2eQyD8BV
鋼の錬金術師のイズミ・カーティス師匠を呼ぶんですね
ギーシュ大覚醒フラグですか?

464 :鷲と虚無 ◆I3um5htGcs :2008/07/20(日) 20:48:15 ID:RfK6VkEh
少し長いですが投下していいでしょうか?

465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:49:27 ID:wabDyioN
支援させて頂きまつ

466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:50:29 ID:y5+PUOmE
しえんすることに意義がある。

467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:50:32 ID:hFey6239
>>461
見つけた
ttp://www35.atwiki.jp/anozero/pages/91.html

そして支援

468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:51:17 ID:7BFVy0SG
しーえん!しーえん!

469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:51:33 ID:QQZzxuyr
>462
そこでナイトメアオブ七リーの方のナナリーを召喚
いろんなものがひっついてくるけどな

470 :1/8 鷲と虚無 ◆I3um5htGcs :2008/07/20(日) 20:52:09 ID:RfK6VkEh
(プッロめ、とうとう爆発したか…だが相手が拒否した以上はいたしかた無い)
いくら相手が不思議な魔法を使う魔術師だろうと所詮は老人だ。歴戦の兵士であるプッロにはとても適うまい。
彼は自分達を送り返す事を拒否したのだから後は実力行使に出るしかない。
正直言ってそれで相手が要求を呑むかどうかは解らないが、他に手段は無いのだ。
プッロは勿論、ウォレヌスにも大人しく使い魔とやらになる気は毛頭無い。

ルイズを人質に取る為に、ウォレヌスは剣の柄に手をかける。
そして彼はプッロに「殺しては駄目だ、人質に取れ!」と叫ぼうとした。
その時プッロは机を飛び越えようとしていたのだが、オスマンは目にも留まらぬ速さで懐から杖を取り出した思うと……次の瞬間にはプッロの手の中にあった剣がオスマンの手の中にすっぽりと納まっていた。

剣が手元から無くなったプッロが目を白黒させていたら、何かが破裂するような音と共に彼は後ろに吹っ飛び、床に叩きつけられた。
「キャッ!」
ルイズが小さく悲鳴をあげる。
(な…!?)
「老人に暴力を振るおうとするとはあまり感心できんな、プッロ君」
オスマンは剣を机に置き、杖をプッロに突きつける。
そして同時にロングビルが杖を持って部屋に飛び込んできた。

「オールド・オスマン!一体何が起こったのですか!?」
彼女はプッロが倒れた音を聞いて中に入ったきたようだ。
「まさかこの男があなたに暴行を?」
彼女を横たわったプッロを指差して言う。

「いや、なんでもない。ほんのちょっと誤解があっただけじゃ。戻ってくれたまえ」
「しかし…」
「ミス・ロングビル、君の仕事に私の体調管理が含まれているのは知っているが、ここはワシの言う事を聞いてくれんかの?」
オスマンの言葉は穏やかだ。
だが他人に有無を言わさせない強い威圧感があった。
ロングビルは頷くと、再び部屋を出た。

ドアが閉じるとプッロはスッと立ち上がった。
大したダメージは受けていないようだ。

だがウォレヌスは手を剣の柄から離す。
例え自分が同じ事をやってもプッロと同じ事になるだろうという事が解ったからだ。もしこの男を人質に取りたいのなら何とかして隙を見つけなければならない。
「おいジジイ、一体いま俺に何をした?」
剣は失ったがプッロの語調は勢いを失っていない。
「“レビテーション”を使って君の手から剣を奪い、“エア・ハンマー”で君を吹っ飛ばした。それだけじゃよ」
「それもお前らの魔術だって言うのか!?」
「そうじゃ。こんな魔法、別に珍しいとは思わないんじゃがの…それよりプッロ君、人の話は最後まで聞きなさい。私は君の要求を拒否したのではなく“不可能”だと言ったんじゃよ」
「……何が言いたいんだ……?」
「つまりワシらは君達を送り返す手段を知らない、と言う事じゃよ」



471 :2/8 鷲と虚無 ◆I3um5htGcs :2008/07/20(日) 20:53:17 ID:RfK6VkEh
才人が血相を変えて抗議の声を上げる。
「おいジイサン、そんな馬鹿な事があるわけないだろ!?人間をこんなファンタジー世界に召喚出来る魔法があるのになんで送り返す魔法が無いんだよ!」
プッロも才人に続いた。
「坊主の言う通りだ!なんで一方通行なんだ!?どんなに険しい道でも来た道を戻れば元いた場所に戻るもんだろ!」
ウォレヌスは何も言わない。彼はオスマンが真実を言っているかのどうか計りかねていたからだ。

オスマンは淡々と説明を始めた。
「もう既に言った通り、使い魔は動物や幻獣なんじゃ。人間が召喚されたのはあんたらが始めてなんじゃ。
動物を元いた場所に送り返す必要なんて無いんだから“もといた場所に送り返す魔法”なんて誰も研究した事が無いんじゃよ。
我々はゲートを開いてどこかから動物を呼び出す方法しかしらんのじゃ。あんたらには申し訳がないがね」

「ハッ!テメエが言う使い魔として召喚されるのは動物だけってのが本当だって証拠はあるのか?俺たちを嵌める為にデタラメを言ってるだけじゃねえって証明出来るか?」
「なんならあんたら、使い魔の厩舎を回ってみるかね?そこを見れば使い魔に人間はいないのが解る筈じゃ。それでも納得出来ないなら学院にいる人間全員に聞いても同じ答えが返ってくるぞ。ブリミルに誓って言うが、ワシの言う事に偽りは何一つ無い」
「グ…」
プッロはそれきり押し黙った。ウォレヌスもここまで言われたので反論できなかった。まさかこっちが「はい、厩舎を見せて下さい」と言えばすぐに様なバレる嘘をつく筈がない。

そしてウォレヌスは足元がグラつく様な感覚に襲われた。オスマンの「帰る方法が無い」と言う言葉がなにを意味するか理解したからだ。
つまり、ウォレヌス達はローマの名前すら知られていない、故郷から信じがたいほど遠く離れた異国にたった二人で取り残されたのだ。
(バカな……いったいなんでこんな事が有り得る!?つい30分程前までは確かに自分はアフリカの地で戦っていた筈だ。それがなんで自分はこんな所にいるんだ…?)
馬鹿げている。
常識的に考えてこんな事があるわけがない。
そんな考えが頭に浮かぶが目の前にある現実が即座にそれを掻き消した。
自分が突然発狂して幻覚を見ているのでも無ければ、何かの呪いや天罰だと言う可能性はあれどこれは間違い無く現実だ。

そして事態は彼が考えるよりずっと深刻だ。
ウォレヌスとプッロにとってはここはあくまでも「地球上の遠い異国の地」であり、何年も歩き続ければやがては故郷にたどり着けるのだ。
だが実際はハルケギニアは地球とは全く別の場所に存在する異世界だ。
例えウォレヌス達が一生歩き続けても故郷には絶対にたどり着けない。
もっともそれを理解しているのは才人だけだが……

「ほ、本当に、何も無いんですか……?帰る方法は……」
才人が恐る恐ると言った口調でオスマンに聞く。
「残念じゃがな……そしてワシが知らんと言う事は恐らく世界中を探しても知っている人間はいないじゃろう」
「じゃ、じゃあ俺はどうすれば良いんですか……?俺はこんな世界の事なんて何一つ知らないんですよ…?」
「まあ、ここはミス・ヴァリエールの使い魔になる事を受け入れてくれんかの?そうすれば少なくとも…」
「ふざけるなよ…!」
そう言ってプッロはまた割り込んだ。
先ほどよりはだいぶ迫力が無くなったが、それでもまだ語調は強いままだ。
「受け入れるもクソも、少なくとも俺は使い魔なんかになる事に賛成した覚えはねえぞ…!」
「じゃがなプッロ君、実際にもう契約は終わったんじゃぞ?」
「なんだと……?」
「左手の甲を見てみなさい。そこに契約の証であるルーンが刻まれておる」
それを聞いた三人はほぼ同時に左手を見た。

そこには確かに見慣れない文字が焼印の様に刻まれていた。
「バ、バカな、何時の間にこんな物が…」
「あんたらの内の誰かがミス・ヴァリエールに接吻を受けたんじゃろ?それが契約の方法だからの」
才人はハッと手を口に当てた。
思い当たりがあるらしい。
「そういうわけじゃからな、あんたらを帰す方法は無いし、あんたらはもうミス・ヴァリエールの使い魔になっている。だからここは大人しく彼女の使い魔になってくれんかな?」

それはウォレヌスには絶対に呑めない条件だった。
主人の目と耳になる?主人の為に秘薬を探す?主人を守る?主人に一生仕える?
どう考えても奴隷そのものだ。しかも丁寧に焼印までついてくると来た。
ローマ市民である事に強い誇りを持つウォレヌスにはたとえ死んでも受け入れられる事ではない。


472 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:54:35 ID:RfK6VkEh
(だが断ったとして……どうする……?)
仮に連中が大人しく自分達を解放したとしてもここは全くの見知らぬ異国。
金も持っておらず、文字も読めず、知っている人間は誰もいない。どちらがローマへの方角なのかすら解らない。
これでは盗賊や物乞いにでも身を落とすか野垂れ死ぬしかない。
そしてそれもやはりウォレヌスにとっては論外だ。
(一体どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?)
何か打開策を考えようとするが、いくら考えても何も思い浮かばない。
短時間の間に余りに多くの事が起こったという事も手伝って、ウォレヌスは思考停止状態に陥ろうとしていた。

だがオスマンが続いて言った言葉はウォレヌスを少し安堵させた。
「無論タダで、とは言わん。君達を召喚してしまったのは事故だし、ある意味では学院の責任じゃ。だからこの学院で何か職につけてやろう。
特にウォレヌス君とプッロ君は衛兵にピッタリじゃろう。サイト君にも厨房での雑用か何かなら出来るじゃろう。無論給料は払う。使い魔としての給金も出そう。そして帰る手段が見つかれば君達を解放しよう。
見つかるかどうかは判らんが、私も方法を探してみよう。これならどうだね?」
「そ、それはつまりあくまで自由市民として対価を貰った上で雇用される……と言う事ですか?」
「そう考えて貰って結構じゃ」

奴隷として使役されるのでなく、自由市民として雇用され、相応の給金を貰うのならば話は違う。
だがそれでもウォレヌスには即座に返答をする事は出来なかった。

「……少し時間を頂けませんか。二人、いや三人で話しをしたいんです」
オスマンは頷いた。
「解った。秘書室を貸そう」
プッロも渋々と言った表情で頷いた。
そしてオスマンはロングビルに外の控え室で待つ様に伝え、三人は秘書室に入った。

秘書室ではプッロとウォレヌスが才人を無視して激論を交わしていた。
目の前ではプッロがウォレヌスに向かって今すぐここから逃げ出すという様な事をまくしたてている。
正直な話、平賀才人は事の余りの展開についていけなかった。

1時間ちょっと前自分は秋葉原で、やっと修理されたノートPCを手にして帰宅する途中だった。
そして家についたら登録した出会い系サイトをチェックする予定だった。
何事も起こらなければ、今頃は夕食を食べているだろう。
(そういえば、今日の夕飯なんだっけ?ああ、そう言えば鶏の蒸し煮だとか言ってたなぁ。あぁ、食いてえなあ)

それが何故か今はハ○ー・○ッターっぽい魔法学校があるファンタジー世界にいて、ヒステリーな女の子の使い魔とやらになるかならないかを血塗れのオッサン二人と話し合う事になったのだ。
しかもこのオッサン達は自分の推測が正しければ恐らくは異世界の人間ではなく、地球の過去の人間だ。

二人は「ローマ共和国の人間で、アフリカで戦っていた」と言っていた。
才人は歴史には大した興味も知識も無いが、それでもこれが何を意味するくらいかは解る。
まだ確実に確かめたわけではないが二人は十中八九、古代ローマ帝国の人間だ。
ファンタジーな異世界に召喚されただけでも訳がわからないのに更に同時に古代の人間まで目の前にいる。
余りにもメチャクチャすぎる。
これが夢である事を期待して頬を抓ったりしたが、痛いだけだった。
そして座っている椅子の感触や二人からほのかに漂う血の匂いなどはどう考えても現実の物だ。

「……で、どうするんです?まさかあのふざけた申し出を受けるつもりじゃないんでしょうね!?」
椅子から立ち上がったプッロがウォレヌスに迫った。
だがウォレヌスは目を閉じ、何も言わない。
「もう一度言いますがね、例え一万タレンタ貰おうと俺はあんなガキにアゴで使われるつもりは無え。
そんな事なら自分で心臓を抉り出してそれを食う方がマシだ。使い魔なんてクソ食らえだ!俺に言わせりゃ今すぐこの部屋を出て行って、一番近くの町に行ってそこからローマへの方角を探すのが唯一の選択肢だ」


473 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:54:38 ID:MfK6pWPR
しえん
>>469
次元をこじ開けて異世界へやってくるマッチョゼロですね、わかります

474 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/20(日) 20:55:13 ID:vojAZe80
支援

475 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:55:20 ID:7BFVy0SG
支援しますよ!

476 :4/8 鷲と虚無 ◆I3um5htGcs :2008/07/20(日) 20:55:58 ID:RfK6VkEh
そしてウォレヌスは目を開き、口を開き、一気にまくしたてた。
「……なるほど、ここから逃げ出し、近くの町へたどり着いたとしよう。そしてどうする?どうやってローマへの道を探す?この国有数の賢者と思われる人間でも知らない事を誰が知っていると言うんだ?
そもそもここと共和国が陸地で繋がってるのかどうかも解らんのだぞ?そしてどうやって生活する?我々は無一文な上に、ただの兵士だ。職で身を立てるなんて無理だ。傭兵や盗賊にでも身を費やすか?
そんな事をして本当に帰る方法が見つかるとでも思うのか?少しは頭を使え!いいか、我々には他に手段が無いんだ!故郷に帰る為にはこれが一番手っ取り早いんだ!」

だがプッロも勢いを落とさない。
「あのジジイがローマの事を知らない証拠でもあるんですかい?ただしらばっくれているだけなんじゃないですか?そもそもここが本当にハルケギニアとやらである証拠も無い。
下手すりゃガリアのどこぞかもしれねえ!会ってから三十分も経ってない相手をなんでそこまで信用するんですか、あんたは!?」
「我々はガリアに7年以上いたんだぞ?こんな場所の事なんて聞いた事も無いのはお前も同じだろうが!それにここがハルケギニアと言う場所だと言う事は確かだ!
あのコルベールとか言う教師も学院長も全く同じ解答をしたんだからな!私はあの男を信用している訳ではない。単に今までの状況を整理すれば彼の言っている事が正しいと言う結論になるだけの話だ!」
「じゃあなんですか、首位百人隊長殿?あんたは本当に謎の魔法使いの集団が何百マイルも離れた場所に俺たちを奴隷として呼び寄せたって言う馬鹿げた冗談を信じるっていうんですか!?」
「信じられるわけが無いだろうが!ただの人間が神々の力としか思えない様な魔術を使うなぞ冒涜的ですらある!だがな、信じざるを得ないんだ!落ち着いて周りを見ろ、プッロ!これは現実だ!
ガリアにもゲルマニアにもこんな巨大な建物は無いし、物を浮かべたり人間を吹っ飛ばす魔法使いもいないし髪を桃色や緑色に染めた女もいない。ここは故郷から何百、いや何千マイルも離れた異国だ!まずそれを理解しろ!」

当然、ウォレヌスもこんな事を信じたいわけではない。
何回もこれが全て嘘、でっち上げの類だと言う可能性を探ったのだ。

まず考えたのはここがハルケギニアなどではなくガリアやゲルマニアなどウォレヌス達が知っている場所である可能性。
だがここが自分にとって完全な未知な場所である事は間違いない。こんな巨大な建造物がガリアやゲルマニアの森にあるなら7年間の間に噂位は聞いた事がある筈だ。
そして学院を取り囲む巨大な森がある。こんな森が存在する場所はウォレヌスが知る限りではガリアとゲルマニアだけだ。

次に考えたのが魔術師などは嘘っぱちだと言う可能性。
これも現に未知の場所に一瞬で連れて来られ、またオスマンが魔法を使ってプッロを無力化するのを見たので成り立たない。

最後に使い魔だの契約などと言う物は嘘っぱちで自分達は体のいい奴隷(使い魔自体がある種その様な物と言えるかもしれないが)としてつれてこられただけだと言う可能性。
これも契約の証であるルーンの存在によって否定された。
ウォレヌスとプッロが寝ている間に焼き鏝で焼印をつけるのは不可能だ。そんな事をしたら痛みで起き上がるに決まっているし、そもそもこの様に綺麗な青色をした焼印など有り得ない。
とすれば本当に契約とやらの魔力でつけられたのだろう。
そしてオスマン自身が使い魔に関して疑うなら自分の目で確かめろと言っている。もし嘘ならその様なすぐにバレる嘘を言う必要は無い。
結局、考えれば考える程「謎の魔法使いの集団が何百マイルも離れた場所に自分たちを使い魔と言う名の奴隷として呼び寄せた」と言う与太話はますます真実味を帯びてしまう。

ウォレヌスはこの事をプッロにゆっくりと、だがはっきりと説明した。

プッロは何も言い返さず、椅子にどうと座り込み右手で頭を抱えた。
「馬鹿げてるぜ、こんなの……クソッ、どの神がこんな事をしでかしたのかは知らねえが恨むぞ!」

才人は何も言えなかった。
二人の凄まじい剣幕に割り込める余地など無かった。
だがウォレヌスの現実を理解しろと言う言葉は彼にも突き刺さった。

(現実……そうだ、これは夢じゃない。つまり漫画みたいな事だけど現実に、俺はここにいるって事だ)
そう理解した時、才人は足がグラつくのを感じ、目眩に襲われた。

477 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:56:05 ID:UEKlaIp3
支援

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:57:14 ID:RfK6VkEh
何故か?
ウォレヌス達は少なくとも時間をかければ何年も、下手をすれば十年以上かかるかもしれないが最悪の場合は歩いてでも帰れると思っている。
古代ローマ人である彼らには「異世界」と言う概念が理解出来ない。彼らにとってはハルケギニアは地球上の遠く離れた未知の大陸でしかない。

だが幸か不幸か現代日本に育った才人にはここが地球上ではない、完全な異世界だと言う事が解ってしまった。
そして才人の心臓の動悸は激しくなり、額からは脂汗がにじみ出た。
(いったい、いったいどうするんだ、俺!?とにかく、とにかく落ち着け。選択肢を考えるんだ。俺には何が出来る?)
才人は麻痺しそうな脳をフル回転させて何が出来るかを考えた。
選択肢1:プッロが言った通りここから逃げ出す。
これはウォレヌスが言った理由で没。特に軟弱な現代っ子の自分なら下手すれば野垂れ死ぬだろう。
選択肢2:条件を呑んで使い魔になる。
衣食住は提供される。金も出る。帰る方法を探すのも学校なら何かと都合がいいだろう。
それに同じ境遇の人間が二人いる。
他には何か無いかどうか考えたが何も思いつかなかった。

どう考えてもここは使い魔になるのが一番の得策だと思えた。
才人は思い切って、腕を組んで何も言わずに座っているウォレヌスと机に突っ伏してるプッロに話しかけた。
「あ、あの…」
二人は才人をギロっと睨んだ。
かなりの迫力だったが、それでも才人は言葉を続けた。

「お、俺も考えたんですけど、ウォレヌスさんに賛成します。
魔法使いが存在するなんて馬鹿げてるけど、これが夢じゃないならこれは現実だ。なら今の段階では使い魔になってしまうのが一番の得策だと思うんです。
このままここから出て行っても下手すりゃ野垂れ死にますよ。少なくともここなら食うのには困らなさそうだし…」
「食うのには困らないからだぁ?奴隷みたいな考え方だな」
プッロが唸った。
「ど、奴隷って…確かに情けない考え方かもしれませんが死んだらお終いじゃないですか。それにこんな大きい学校なら情報を集めるのにも適してると思うし…」
そこにウォレヌスが口を挟む。
「少年の言う通りだ。プッロ、いいか。私にだってこれは反吐が出る様な選択だ。可能なら今すぐ連中を八つ裂きにしたいが、少なくとも私は絶対にローマに帰らねばならん。こんな場所で死ぬ訳にはいかない」
「ハッ!第十三軍団の首位百人隊長とは思えない臆病な発言ですな!」
「……何が言いたい?」
ウォレヌスをプッロはジト目で睨む。

「あんたはヘタレだって事だよ!ちょっとヤバげな事になったらすぐに逃げ出しやがる。あれだけいつも偉そうにローマ人の誇りがどうのと……」
「いい加減にしないか!今はそんな事を話す時ではない!」
ウォレヌスは声を張り上げる。
だがプッロは臆しなかった。
「いーや、やめないね。あんたは臆病者だ。そりゃあんたの言う事は正しいだろうさ、あんたは俺より頭が良いんだからな。
ここがパルティアよりもずっと遠くの地で、魔術師が俺たちをさらって来たって馬鹿げた話も信じてやる。だがな、それと使い魔とやらにおとなしくなってやるってのは別の話だ。
いつもローマ人の誇りだの共和国の神性だのを力説してるあんたが何でこんな屈辱的な申し出を受けようとしてるんだ?
それはあんたがビビってるからさ。要はこの状況が怖いんだろ?あんたが再志願した時と同じさ!」

479 :6/8 鷲と虚無 ◆I3um5htGcs :2008/07/20(日) 20:58:04 ID:RfK6VkEh
だがウォレヌスも負けじと言い返す。
「ああ、貴様はいいだろうさ、そうやって何も考えずに吼えていればいいんだからな!だがな、貴様に何かこの状況を打開する案があるのか!?え?」
「……もう一度あのジジイを人質にとってみるんですよ。俺一人じゃ駄目だったが二人がかりなら……」
「無理だ。お前を誉めるのは癪だが、はっきり言ってお前は第十三軍団有数の戦士だ。そのお前が何も出来ずに押さえ込まれたんだぞ?私一人が加勢してもどうにもならん。仮に成功しても彼の様な魔術師がここに一体何人いるのか全く検討がつかん。自殺行為だ」
「じゃあ使い魔云々を無しにしてここに雇ってもらうだけってのは?」
「なんで彼らがそんな条件を呑む必要がある?相手側から見て我々は侵入者で、既にあちらに二回危害を加えようとしたんだぞ?彼らからすればこれが最大限の譲歩だ。それ位貴様にも解るだろう?」
最後にウォレヌスは息を吸い込み、思い切り言い放った。
「そして私は家長だ!家族がいる。私が死ねば妻も娘も孫も路頭に迷う事になる。お前の様に簡単に命を賭ける事は出来ない、いや、お前にだってあの奴隷女がいただろう。お前が死んだら彼女はどうなる?少しは感情ではなく理性で行動しろ!
それに一生このままと言うわけじゃない。仮に連中が帰る方法を見つける気が無くとも、ある程度金が手に入ってこの国の情報も手に入ればこんな所にいる必要は無い。これはあくまで一時的な措置だ!」

もうウォレヌスに言い返す事が出来なくなったのか、プッロは下唇を血が出る程にかみ締める。
「……クソッ、クソッ!……解りましたよ。仕方が無いから今はあんたの提案に従う。だがな、もしあのガキが俺を奴隷みたいに扱うなら、あんたが何を言うとすぐにあいつの寝首を掻き切って逃げ出すぞ。これだけは譲れねえ」
「奴隷女」の名前を出されたプッロは捨て台詞を吐いてそれきり押し黙った。

しばらくの間、誰も何も言わなかった。
やがてウォレヌスが口を開く。
「……では三人とも学院長の提案に賛成すると言う事で宜しいかな?」
プッロも才人も力なく頷いた。
そして三人は立ち上がり、再び学院長室に入った。

その少し前、三人が部屋を出た直後の事。
ルイズは縮こまったままだった。
彼女は今ある種のパニック状態にあると言って言い。

現在彼女の心を満たしているのは、使い魔三人への、ではなく退学への恐怖だ。
(あの三人は一体どうするっていうの?もしあいつらが使い魔にならないと言ったらどうなるの?)
ルイズが現在最も恐れているのは学院からの放逐、そしてその次が留年である。

進級する為には使い魔を召喚するのが絶対条件だ。
だからもし三人が拒否すれば使い魔召喚は失敗、つまり良くて留年下手すれば退学。
(いやいや、そもそもそれ以前の問題だわ)
もし拒否されても「契約は済ませたんだから儀式は完了した」と言い張れば押し通るかもしれない。
だが三人の内二人は「貴族に剣を向けた」のだ。
平民が貴族に剣を向ける。
言うまでも無いがこれはその場で殺されても何の文句も言えない大罪だ。

だが幸いにもコルベールはその事について何も言わなかった。ならば自分も黙っていれば隠し通せたかもしれないが、プッロは学院長にすら剣を抜いたのだ。
これはどうやっても言い訳出来ない。

使い魔が何らかの粗相を犯した時、その咎は監督責任として主人にも及ぶ。
召喚した使い魔が貴族に牙を向くなどヴァリエール家の長い歴史の中でも前代未聞の事である。
退学はもちろんの事、家自体が何かの責任を取らされるかもしれない。
そうなった場合、あの厳格な母が一体何をするのか…想像すらしたくない。

ルイズは必死になって何らかな解決策を思いつこうとするが、頭の中が真っ白になって何も思い浮かばない。
心臓の動悸はどんどん早くなり、額から汗が滲む。
ルイズは何時パニックを起こしてもおかしくない状態だった。

「ミス・ヴァリエール、君はこの部屋に来てから殆ど何も言ってないようじゃが、大丈夫かね?何か気分でも悪いのかの?」
その時、オスマンが優しい声でルイズに語りかけた。
「あ、あの、その、わ、わたしの、つ、使い魔が」
だがルイズはしどろもどろと言った様子で、まともに答える事が出来ない。
オスマンはそのまま優しい声でゆっくりと続けた。
「あの三人の事で何か心配なんじゃな?」
ルイズはこっくりと頷いた。


480 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/20(日) 20:58:54 ID:vojAZe80
支援

481 :7/8 鷲と虚無 ◆I3um5htGcs :2008/07/20(日) 20:59:01 ID:RfK6VkEh
「ふむ…」
オスマンはそう呻いた後、杖を取り出して呪文を口ずさんだ。
光の粉が部屋を包む。
ルイズはそれがサイレンスの魔法だと解った。
「あの三人が戻ってくるまでまだ暫くかかるじゃろう、ワシで良ければ話を聞こう。サイレンスをかけたから三人に聞かれる心配は無い」

自分の心配を聞いてくれる。自分の恐怖を吐き出せる。
その事にすっかり心を奪われたルイズはオスマンが恐怖の原因の一つである事も忘れて堰を切った様に話し始めた。
「あ、あの、私、退学したくないんです!で、でも召喚が失敗したら留年か退学で、あの三人はどう見ても失敗ですよね!?だって契約したって言うのに言う事は全く聞かないし主人に暴言を吐くし!」
「契約した者が高位の幻獣の場合、最初の内は主人の言う事を中々聞かないと言うのはそれ程珍しい事ではない。それだけでは失敗とは言えな…」

だがルイズはオスマンを遮り、捲くし立てる。
「で、でもそれはまだ小さな問題なんです!あの下賎な連中はき、貴族に剣を向けたんですよ!しかも三回!これだけで打ち首になって当然じゃないですか!そうなれば責任は召喚した私に来るからやっぱり退学になっちゃう!
いや、それだけじゃなくて実家のほうにも追求がいくに違いないわ!そ、そうなれば私はお終いなんです!わ、私の母が一体どれだけ怒るのか考えるだけで気絶しそうになります。生まれた来たのを後悔するほど酷い事になるに違いありません!
そ、そして私は誉高いヴァリエール家の名に泥を塗ったクズとして歴史に名を残す事になるんだわ!」
「ちょ、ちょっと待ってくれんかミス・ヴァリーエル。三回とはどう言う事じゃ?プッロ君は私に一回しか剣を抜いておらんぞ?」

ルイズは反射的に手を口に当て、「しまった!」と思った。
黙っていれば解らなかったのに自分からバラしてしまった。
(あ〜、もう知らない!ここまで来たら全部言っちゃうわ!落ちる所まで落ちるのよ!)
やけくそになったルイズは破滅への快楽に身を任せ、そのまま召喚された直後のプッロとウォレヌスが才人とコルベールを人質に取り、脅迫した事を話した。
「…だからあの二人は1時間も経たない内に貴族二人に剣を向け、脅迫した盗賊みたいな連中なんですよ!もう私は死んだも同然なんです!一体私はどうすればいいんですか!?教えて下さい、オールド・オスマン!」
一気に話し終えたルイズは息を切らして机に突っ伏した。
オスマンは椅子にもたれて「……奇襲とは言え平民に遅れを取るとは。あの炎蛇も大分鈍ったな……」と言ったきり、パイプを吹かしながら押し黙った。

そのまま何分かが過ぎ、ルイズはその間この後自分の身に何が起こるかを想像していた。
不思議な物で、不安を全部オスマンに吐き出してしまった後は前ほど恐怖を感じなくなり、むしろおかしな事に「ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールの破滅」を思い描くのが面白くなってしまう。
(はあ、もう終わったわ、全て。これでもう退学決定、そして私は実家に送り返されるのよね。そして全ての名誉を失い、捨扶持を貰ってどこぞの田舎で一生独身で過ごす事になるの。
いや、もしくはシュバリエ位の最下級貴族に嫁に出されるかも。それならうまく私を処分出来るし。いやいや、お母様の事なら怒りの余り私を家から叩き出すのも有り得るわね。そして物乞いとして私は一生を過ごすの。うん、こうなるに違いないわ)
そしてルイズは悲惨な妄想の世界へ旅立とうとしたが、幸いにもそれはオスマンの「ミス・ヴァリーエル」と言う声に遮られた。

482 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 20:59:08 ID:7BFVy0SG
支援Part2

483 :8/8 鷲と虚無 ◆I3um5htGcs :2008/07/20(日) 20:59:37 ID:RfK6VkEh
「君が何を考えているのかはよく解った。その心配はもっともじゃ。じゃが心配する事はない」
「え?」
「確かに本来なら平民が貴族に剣を抜くなで言語同断じゃ。じゃがあの二人には情状酌量の余地がある」
「ど、どう言う事ですか?」
「考えても見たまえ、彼らは生死をかけて戦っている最中に突如召喚されたのじゃ。しかも二人の話しを聞く限り彼らの国では使い魔と言う物自体が存在しないらしい。その様な状況なら混乱して目の前にいる人間を敵とみなしても仕方あるまい」
「で、でもあのプッロとか言う男があなたを襲おうとした言い訳にはなりません!」
「あれも多分、わしの不可能と言う言葉を、送り返す事を拒否したと勘違いしたんじゃろう。要は自分を拉致したと言われたのと同じ事じゃ。まあ、あの様な行動に出ても仕方ないかもしれん」

思いがけないオスマンの言葉にルイズは動揺する。
(これはつまり全部不問に帰すという事か?まさかそんな願っても無い都合の良いことが…)
そしてオスマンは言葉を続ける。
「無論同じ事がまた起これば何らかの処分を下さねばなるまいが……そして君の進級についてじゃが使い魔の召喚は成功し、契約もされた。失敗とみなす要素が見当たらんな」
「あの三人がまだ賛成すると決まったわけじゃ……それにそもそも使い魔は拒否するとか賛成するとかする物じゃない筈です!」

そうだ、そもそも使い魔が「使い魔になるのを検討します」なんて言いだす事自体がおかしいじゃないか。
使い魔は契約されたらそのまま主人に服従するのが当たり前なのだ。
そこに使い魔自身の意思が介在する余地は無い。
これにはオスマンも歯切れが悪くなった。
「人間が召喚された事自体が始めてなんじゃからそれについては何も言えん……」

だが更に突っ込もうと思ったルイズは思い止まった。
よく考えたらオスマンは自分を進級させてくれると言ってるのだ。
なぜ自分はそれを阻止しようとしてるのだ?
(いけないいけない、折角首の皮が繋がるかもしれないのになんで私はそれをぶち壊そうとしてるのよ)

オスマンはコホンと咳払いをし、話しを続けた。
「兎に角じゃ、進級の条件は“使い魔を召喚し、それと契約する”それだけじゃ。君はそれに成功したんじゃから進級させない理由が無い。それにあの三人は間違いなく受け入れるよ。彼らには他に手段が無い」
「じゃ、じゃあつまり?」
「君の不安は全部解消されたわけじゃ」

ルイズはアゴを押さえた。
退学どころか留年もなし。
使い魔召喚は成功。魔法も成功したのでもう自分はゼロじゃない。万々歳だ…
(いやいやいやいや、幾らなんでも都合が良すぎるわ。それは無い無い)

うまく言い包められそうになったが、不安要素はまだ多い。
仮に進級出来てもどう考えたってあの三人は自分を主人だと思って仕えるような人種じゃない。
特にあのプッロとか言う男はいつ脱走してもおかしくない。

そもそもなんでオスマンはあの三人にこれだけ肩入れしているんだろう。
いきなり現れた平民が自分と教師に暴力を振るおうとしたのに不問に帰すばかりか職まで与えようとしている。
どう考えてもおかしい。

「あの…オールド・オスマン。ちょっと聞いていいですか?」
「ん?なんじゃね?」
「一体なんであの三人にそこまで…」
だがルイズが最後まで言い終える前にドアが開いた。
三人が戻ってきたのだ。


484 :鷲と虚無 ◆I3um5htGcs :2008/07/20(日) 21:00:21 ID:RfK6VkEh
以上です。
最近はレベルが高い作品の投下が続いて自分の力量不足を痛感しました。
特にゼロのエンジェルの人は1日で書いたとは思えない程完成度が高くて驚愕しました。
もっと精進せねば……

485 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 21:00:24 ID:hFey6239
古代ローマの人間ならガリアとか聞き覚えあるわな
支援

486 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 21:01:25 ID:7BFVy0SG
ふむん。
一悶着がなんとか決着?

487 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/20(日) 21:03:10 ID:vojAZe80
>>485
発音が違うんじゃないか。
rとlとかカタカナでは違うけど、彼らにとっては別の音とか。

488 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/20(日) 21:03:47 ID:vojAZe80
「カタカナでは同じだけど」でした。

489 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 21:05:08 ID:GB3j+6Ee
文明レベルはハルケギニアの方が高いからなあ、さすがにローマ共和国よりは

490 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 21:05:58 ID:hFey6239
>>489
ガチ中世と比べりゃなぁ・・・
そこらは魔法の強みだな

491 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 21:07:01 ID:7BFVy0SG
絶対的な上下関係とか結構あやふやな現代人じゃなく奴隷も普通にいたローマ時代の人間だと、身分考えて剣も振り回すよな…
乙。乙です。


492 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 21:09:42 ID:7BFVy0SG
あれ?今回投下分2話目として登録したけど鷲と虚無の登録が何話か抜けてる?
作者の人すみません、今何話でしょうか?


493 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 21:10:59 ID:XAz0sONF
VガンダムからV2AB

494 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 21:13:14 ID:WbeiTIpD
鉄火場のただ中に放り込まれた才人君あわれ。

「君は、生き延びることができるか?」

495 :鷲と虚無 ◆I3um5htGcs :2008/07/20(日) 21:13:31 ID:RfK6VkEh
>>492
すみません。
今回で4話目です。
次からちゃんと明記する様にします。

496 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 21:14:22 ID:7BFVy0SG
>>495
どもです!うわ。2、3話と抜けてますね…
とりあえず今回分4話として再登録します。


497 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 21:14:48 ID:wabDyioN
乙でした
果たしてサイトはこの先生きのこる事が出来るのか・・・

498 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 21:17:31 ID:p5e0SGsO
プッロがギーシュとの決闘になったら本気でギーシュを殺しにかかりかねないな・・・
ごめんなさいして勘弁してくれるかどうか

499 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 21:18:36 ID:PHESQcxs
本来は才人がやっていたイベントをあの二人が更に派手にやらかして、否応なく仲裁役をやらざるをえなくなりそうだw

500 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 21:19:20 ID:9q6eK8Pz
サイトが苦労人ポジションかw

501 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 21:22:54 ID:UEKlaIp3
原作のサイトは明らかに喧嘩売ってるからなー
そもそもあの流れに行くのかどうか?

502 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 21:29:09 ID:WbeiTIpD
拳闘暗黒伝セスタスによると、ローマ人の主食はお粥だったらしい。
食生活からして大変か。

DQV主人公のお話、どうなるんでしょうか?奴隷生活経験済みのリュカには使い魔生活なんてどうということはないだろうけど。
彼の過去を聞かされたらタバサも涙ぐみそうだ。

503 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 21:31:37 ID:XAz0sONF
病弱キャラといえば
高柳光臣

504 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 21:31:42 ID:PHESQcxs
>>502
逆を言えば最初の食事でそれなりにマシなもん食べさせれば、かなり好感度上がりそうだな

505 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 21:37:58 ID:WMBciSwA
>>489
古代ローマの文明レベルは近世に匹敵する。
魔法のいうアドバンテージはあるけど、単純にハルケギニアが上とはいえない。



506 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 21:39:36 ID:GRjpwYhZ
アン様はカエサルに匹敵する!

507 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 21:43:18 ID:WbeiTIpD
>>506
それはない

508 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 21:44:28 ID:DhB98+0K
古代文明も結構侮りがたいからな・・・天文学が現代と遜色ない文明もあったみたいだし。

509 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 21:47:46 ID:rh+DG7Ta
古代マヤ文明だっけ?

510 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 21:57:08 ID:PHESQcxs
しかしガンダのルーン持ちが三人いればティーガーの運用が楽になりそうだなと思う俺w
操縦に砲手と戦車長と装填手と無線・機銃の5人が必要だっけ?

511 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 21:57:14 ID:y5+PUOmE
マヤ文明は「古代」と言うほど古い文明じゃないな。

512 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 21:57:39 ID:MfK6pWPR
ガンダの力でガンシップを操縦

513 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 22:02:15 ID:hFey6239
>>505
石畳の技術はロストテクノロジーだし、上下水道もあったしなぁ
それに戦争の技術もハルケより高そう
まあ、魔法の有無がそこらの違いかも分からんけど
>>510
むしろティーガーT、ティーガーU、ヤクトティーガー運用

514 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 22:06:32 ID:4K96OQPA
ゼロ魔と戦闘力的に近い作品て何?

515 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 22:07:05 ID:GB3j+6Ee
>>514
ロードスじゃない?

516 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 22:07:22 ID:edDuayaZ
スレイヤーズとかどうよ

517 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 22:08:39 ID:2lsIQ44R
マヤ文明は紀元元年前後に興ってるから十分に古代といっていいんじゃない?



518 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 22:13:30 ID:2lsIQ44R
ファンタジーで火薬が出てくるのって存外少ないからねえ。
現実のヨーロッパでは13世紀から14世紀くらいに発明されたらしいが。
(中国では紀元前からあったらしいが)

519 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 22:14:06 ID:NvkR5jjy
単純に、現代>古代と考えるのが現代人の悪い癖だよな

520 :518:2008/07/20(日) 22:14:59 ID:2lsIQ44R
ごめん。流石に紀元前はないわ。唐代前後だろ。

521 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 22:15:04 ID:YX/Cetxi
>>510
プッロが剣を抜くシーンを見る限りじゃガンダ効果は出てない様だけど…

522 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 22:17:58 ID:hFey6239
>>515
一般はともかく、カシュー陛下とかチートすぎる
>>516
ドラグスレイヴとか止められなくね?

作品とは違うけどもへっぽこーずぐらいが対等じゃないかね

523 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 22:18:53 ID:rh+DG7Ta
>>516
魔法の威力が違いすぎるだろ


524 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 22:19:59 ID:m2ra5aPv
>>522
スレイヤーズって、あの世界のトップ中のトップクラスの人間が魔王と戦ってる話だからトンデモない様に見えるけど、
一般人のレベルで比較したら大差ないんじゃね?

525 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 22:20:34 ID:5TqgPXZk
あー、TRPGのPTキャラとか手頃かもしれぬ

526 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 22:20:55 ID:KsCLVety
オーフェン無謀編の連中とか

527 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 22:21:31 ID:edDuayaZ
>>525
アリアンロッドとかな

528 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 22:24:08 ID:K5pl7H3p
まあでもそれをいったらルイズの虚無も大概だし、そのうえあれで初歩の初歩

529 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 22:24:13 ID:NvkR5jjy
>>514
ファイアーエムブレムなんてのは?

530 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 22:24:15 ID:MhvtzqJz
銃器あり・産業革命未満のファンタジーものか。
大デュマの作品なんかがそれに近いけど、よーするに当時の近代小説だ。
三銃士とかモンテクリスト伯とか。

531 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 22:25:34 ID:K5pl7H3p
>>530
それが元ネタだしなぁw

532 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 22:27:35 ID:KsCLVety
戦闘力的に近いからって戦闘が盛り上がるとは限らないけど
面白いかどうかはそのキャラの性格次第
そして召喚キャラとゼロ魔キャラの反応を両方の原作っぽく書けるかどうか

533 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 22:32:32 ID:9Zt8S/12
>>524
カリン、ワルド、コルベール、ジョゼフなら仲良し四人組に対抗できるような気がするな、確かに

534 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 22:41:30 ID:F3emBD/U
話の腰を折るようですまんが、このスレではエロ描写ってどの程度までは容認されるのかな?
黒い話が書きたくて、ストーリー上どうしても主人公に何人かとまぐわって(笑)もらう予定なんだが、
他のss見る限りほとんど性描写なんてないから、セーフとアウトの線引きができなくて困ってるんだよね。

535 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 22:41:59 ID:MhvtzqJz
>>533
リナが匿名希望のLさんを本召喚したらアウト。ウェイトレスのねーちゃんでもアウト。

536 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 22:44:38 ID:a+a6GnhO
>>534
原作準拠が基準。

不安ならエロパロスレが安全。

537 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 22:46:13 ID:bMA1D/Qo
>>535
L様までいかなくても純魔族召喚で十分ヤバイ。
ハルケの魔法じゃ魔族にダメージ与えられなくね?

538 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/20(日) 22:46:48 ID:vojAZe80
ペロパロスレじゃなくても、避難所にそういう場合用のスレがありますよ。

539 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 22:47:53 ID:GRjpwYhZ
メンヌヴィルって強いのに出番ないね

540 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 22:49:48 ID:liwV62Oa
八神はやて召喚を短編でも書いてみたいとは思うけど、
無印とASなのはレンタルすらもどこにもねえ…
STSは手元に全巻あるのにorz。


541 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 22:57:56 ID:kGlShANT
>八神はやて召喚
闇の書覚醒前召喚ならヴォルケン召喚後のルイズへの対応が…
「我が主を拉致した上、奴隷扱いとはこりゃギガ許せんの〜〜」

「主の主は我が主も同然」
と思うか…


542 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 22:59:04 ID:S+Mukf5p
>>534
つ「さあう"ぁんといろいろ-02 a」
こんな感じならいかがなものかなと。


543 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 23:01:54 ID:7eUmtKNz
ゼロ魔じゃどうやってもスレイヤーズには勝てない気がするな
>>535
その4人でナーガを殺せるか?

544 :534:2008/07/20(日) 23:02:07 ID:F3emBD/U
>>536>>538
ありがとうありがとう。
完成したら(あるいは半分くらいまで書けたら)避難所の方に投下してみるよ。

545 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 23:02:17 ID:+iBmsYCk
>>540
wktk

546 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 23:03:02 ID:27gJ9+ZI
>541
ルイズよりティファニアに召還された方が面白いかも

547 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 23:04:20 ID:27gJ9+ZI
間違えた
『召還』じゃなくて『召喚』ね

548 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 23:07:09 ID:qQ+t2El2
ジョゼフの所にプレシアさんが居るのはたまにあるようです。
……鮮血の使い魔のように、アリシアの亡骸を守り続けるプレシアさんがルイズに召喚されたら?

549 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 23:10:54 ID:dRLqTPrQ
スレは常に格上相手の戦いだからな〜
ぶっちゃけあの4人組だったら、人間相手ならどうとでもなりそうな気がする。
基本戦闘スタイルが、先手必勝、短期決戦、殺られる前に殺れだしな。
相手が人間なら無駄に詠唱の長い大技ぶっ放したりはしないだろうし。
ただ相手が大勢いる場合は、めんどくさがって大技一発で吹き飛ばす人が約一名いるけどwww

550 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 23:13:53 ID:hgAccHDX
白いシャイターン高町なのは

551 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 23:25:47 ID:kGlShANT
リリカルイズのとこははやてではなくカトレアさんが闇の書召喚してそうだが…

「りんかあこあ?それがあれば、カトレアの病を治せるのですか?よーーーしっ、まず私とうちの亭主のから持っていきなさい」

とか言って自分達夫婦や使用人一同、公爵領のメイジのリンカーコア全部提供しそうだなあカリンさん

552 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 23:33:11 ID:LhXiuGfM
リリカルイズは面白いけど作者が闘病生活中なんだよな・・・まじガンバレ、応援してるぜ!!
タバサがフェイトそん役なのがカオスでした

553 :蛇の使い魔:2008/07/20(日) 23:37:20 ID:CcPzU2yW
45分から投下OK?

554 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 23:37:41 ID:qQ+t2El2
姉妹スレ行きになってしまいますが、愉快なステッキがあるじゃないですか。
あんな感じの、ルイズを振り回すタイプの呪われてるとしか思えないマジックアイテム――何かありましたっけ?

555 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 23:40:23 ID:Xck9DbQH
フォーチュンクエストとか割と同レベルじゃね。文明的にも戦力的にも

556 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 23:40:35 ID:edDuayaZ
あぁ、あの愉快なステッキか
まず蛇の人の支援だ

557 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 23:41:50 ID:MlGh62kh
レポートが終わらない、支援

558 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 23:42:15 ID:RIKdWBxd
>>540
はやてだったら無印関係ないやん

559 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 23:42:22 ID:qQ+t2El2
進路クリア……っぽいな。
蛇の人、支援しますよー。

560 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/20(日) 23:42:35 ID:vojAZe80
支援

561 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 23:43:57 ID:Vh8wJVdZ
ミッション開始だスネーク

562 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/20(日) 23:44:21 ID:vojAZe80
しえん

563 :蛇の使い魔:2008/07/20(日) 23:45:59 ID:CcPzU2yW
「助かった…。」

ルイズがつぶやく。
スネークはほこりを払いながら立ち上がった。
スネークも自分の鼓動で生を実感する。本当に助かったのだ。
あそこまでうまくはったりに引っかかってくれるとは思わなかった。
だが、何時までものんびりしているわけにはいかない。急いでここを離れたい。
魔法ならこの程度のバリケードくらい簡単に吹き飛ばせるはずだ。
それにこの爆発で誰かが駆けつけないとも限らない。

「とにかく、外に出るぞ。」

頷いた。意外と素直に言う事を聞くルイズ。
さっきから随分静かだ。
そのことに少し違和感を覚えつつ、二人は城の外を目指した。


未だに外の連中は頑張っているらしい。
おかげで城の中で兵士に出くわすという事はなかった。
これも幸運としかいえない。もしかしたらルイズは幸運の女神かもしれないな、と思う。
その幸運の女神はというと…元気がない。
もちろんそのはず。精神的なものもあるが、何せ火傷がひどい。
出来る限り早く治療したい。遅ければ跡が残るだろう。

「戦場から離れるぞ。」

返事がない。
このままじゃ倒れかねない。
考えた結果、スネークはルイズをおぶり、駆け抜けた。


逃げ込んだ先は夜の森。
辺りは獣の鳴き声や風の音しかしない。
背中の喘ぎが激しくなってきた。辛いのだろう。
休める場所を探して歩くと、無人の洞窟を見つけた。
奥がどうなっているかわからない。見つかったときのことを考えるとあまり良くはないが、四の五の言っている暇はない。
中に入り、ルイズを下ろす。

「大丈夫か?」
「ええ…。」

意識も声を出せる力も残っている。
応急処置をしてしばらく休めば大丈夫だろう。

「服、脱げるか?」
「…何する気よ。」

ジト目で俺を見るな。別に変な意味じゃない。

「ただの応急処置だ。早く治せば跡は残らん。」
「…後ろ向いてて。」

了承したみたいだ。
いわれたとおりに後ろを向く。
服のこすれる音が響く。
いつも見ているだろうに、なぜ恥ずかしがるのか理解できない。

「ほら、脱いだわよ。早くして。」

564 :蛇の使い魔:2008/07/20(日) 23:46:30 ID:CcPzU2yW
強気だが、弱弱しい。
いつもより小さくみえる背中が露わになる。
火傷だらけだ。痛々しい。
装備品から軟膏を取り出す。一昨日の蜜蝋から作ったものだ。
指に軟膏をつけ、ルイズの白い背中に塗る。

「ん…。」
「痛いか?」

歯を食いしばって耐えている。
痛いだろうが、我慢してもらうしかない。

ぬちゃぬちゃと音が響く。
外に聞こえなければいいが…。

「…う、い…。」
「頑張れ。もう終わる。」

ルイズにとっては永遠とも思える時間をかけて、治療が完了した。
包帯を巻いて服を着るルイズ。
お互いに洞窟の壁に寄りかかって座る。


沈黙―
外に人の気配はない。
聞こえるのは森のざわめきや、梟の鳴き声など。

やがてルイズが静かに口を開いた。

「スネーク、あなたは…人を殺したことはあるの?」

か細い声での質問だった。

「…ある。」

一言だけで答えた。

「どうして?」
「任務のためだ。」

ルイズは顔を伏せる。

「ワルドは…。」

婚約者の名をつぶやくルイズ。
それを黙って見つめるスネーク。

「…スネーク、人を殺すってどんな感じ?」

565 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/20(日) 23:46:42 ID:vojAZe80
支援

566 :蛇の使い魔:2008/07/20(日) 23:47:07 ID:CcPzU2yW
潤んだ瞳がまっすぐこっちを見つめる。

「いい気分じゃない。初めて人を殺したときは大変だった。」
「いつ?」
「19歳頃、湾岸戦争だ。グリーンベレーとして戦った。」

ルイズは湾岸戦争やグリーンベレーなどの意味はわからなかったが、
戦争であり、そこで数々の人を殺したというのはわかった。

「…そのときから俺の人生は血で真っ赤だ。
 いや、生まれたときからか。」

その言葉に引っかかるルイズ。

「生まれたときから?」

思わず口にしてしまった。
言った後に後悔するルイズ。

「ああ。…気になるか?」

聞かれて、しばらく考えた後に頷いた。
もっと彼のことを知りたかった。

「…FOXHOUNDというハイテク特殊部隊があった。
 敵地に単身潜入、武器は現地調達の極限状態で戦う特殊部隊だ。
 その部隊に俺は所属していた。
 最初の任務で、俺はBIGBOSSという、俺の指揮官であり、父親のような存在であった男を殺した。」

スネークの顔のしわが深くなる。

「その後、俺はFOXHOUNDを除隊。
 再召喚され、殺したはずだったBIGBOSSと再び対決し、俺が勝利した。」

勝利…つまり殺したのだろう。
そう思うと気分が沈む。

「俺は戦場から逃げ、隠居生活を送っていたんだ。
 そして今度はFOXHOUNDが蜂起。俺はまたも召喚された。
 FOXHOUNDの当時のリーダーが、リキッド・スネーク。このテロの首謀者でもある。」

聞き覚えのあるコードネーム。
確かスネークのコードネームはソリッド・スネーク…

567 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/20(日) 23:47:27 ID:vojAZe80
支援

568 :蛇の使い魔:2008/07/20(日) 23:47:38 ID:CcPzU2yW
「そう、俺と同じコードを持つ者。
 同じコードは名前だけではなかった。」

何が同じなのかわからない。
それもそのはず。この世界に遺伝子工学なんて存在しない。

「俺と同じ遺伝子配列をもつ、つまりは一卵性双生児、双子だ。
 リキッドは俺にテロの目的と理由を話したんだ。」

一度言葉を切る。
スネークは表情を変えない。変えようとしない。

「1970年代、政府は遺伝子を使ったクローンベビーを作りだした。
 計画名は『恐るべき子ども達』、遺伝子提供は『伝説の英雄・BIGBOSS』
 8つの受精卵を2つに間引きし、その受精卵の遺伝子の能力発芽をさらにいじくった。
 優性遺伝子はソリッドに、劣性遺伝子はリキッドに。こうして二人は生まれた。
 事実を知ったリキッドは優性のソリッドを妬んだ。
 ビッグボスは自分の後継者に、劣性遺伝子を持つリキッドを選んだ。その父をソリッドが殺した。
 ソリッドに対する憎悪は頂点に達した。リキッドは父親の遺志を継ぎ戦士の楽園を作る事に決めた。」

ところどころわからない言葉は存在するが、大本の話はわかる。
息を呑むルイズ。

「ただ、BIGBOSSのクローンである俺たちにも欠点があった。
 調べるとBIGBOSSの遺伝子を受け継いだ人間は、絶滅傾向にあることがわかった。
 自分たちも長くは生きられない。
 その原因と対処法を調べるために、BIGBOSSの遺体を要求したんだ。
 俺にそれだけ伝えたリキッドは俺と戦い、死んだ。」

頭の中でスネークの言葉が反芻する。
スネークは父親を、肉親を殺した?

569 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/20(日) 23:48:03 ID:vojAZe80
支援

570 :蛇の使い魔:2008/07/20(日) 23:48:16 ID:CcPzU2yW
「兄弟と、お父さん…?」
「ああ。俺は遺伝子的に殺人者の運命が刻まれていたようだ。
 ワルドよりもたちが悪いな。」

自嘲的に言うスネーク。
ルイズのほほを涙が伝う。

「どうしたルイズ。お前が泣くことはないだろう?」
「わかんないわよ、馬鹿!勝手に、あ、あふれてくるのよ!
 あんたがそんな顔、し、してるから悪いんだからね!」

声を荒げるルイズ。
外に聞こえるのでは、と少し驚いたが、その心配はなさそうだ。

「あんたは、そんなやつじゃないわよ…!
 あんたは、あんたは―。」

なきながら訴えるルイズ。
心のどこかで安らぎを感じる。

「…ありがとう、ルイズ。」

俺はそう言って欲しかったのかもしれない。


天気は悪い。
月が昇らないのは逃走にはうってつけだが、雨でも降られると隣の幸運の女神がうるさそうだ。
幸いまだ降ってはいない。
今ここで外に出るか?

「おい、ルイ―、」

そこまで言って言葉を切る。
同時にルイズの右手で口をふさぎ、左手の人差し指で『静かに』と指示する。

遠くで馬のいななきが聞こえた気がした。

571 :蛇の使い魔:2008/07/20(日) 23:48:55 ID:CcPzU2yW
目を閉じ、聴覚に集中する。
そして足音―複数。金属のぶつかり合う音―鎧だろうか?
間違いない、兵士だ。
どちらのとはわからないが、ここにいるのはマズイ。

ルイズに囁く。

「こっちに複数の人間が近づいている。
 逃げるぞ。立てるか?」

ゆっくり立ち上がる。
少しふらついている。走れないことはなさそうだが、さすがに逃げ切れるかどうか…。

しばらく考え込み、ウェールズから受け取った風のルビーを取り出す。
ルイズに手渡した。

「これからは別行動をする。お前はまっすぐスカボローへ。船を使って国へ帰還だ。」
「スネークは―」
「俺はお客さんとして奴らのもてなしを受けてくる。」

ルイズがあわてて止めに入る。

「だめよ!死ぬ気!?」

静かだが、勢いよく言った。

「あいにくそのつもりは無い。なに、あいつらも本気で殺そうとはしないはずだ。
 お前がいなければ場所を聞くために必ず生きて捕獲しようとする。」

ルイズがつかまっていれば、の話だが。

「それにつかまっても俺ならこの世界について何も知らない。
 拷問されても話すことがないし、平民だから身代金を要求することも難しい。」

ルイズは迷っている。

「大丈夫だ。逃げ切れるさ。」

励ますようにそう言って、ようやく決心が付いたようだ。
指輪を懐にしまい、頷いた。

さあ、夜の森へ―

572 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/20(日) 23:49:04 ID:vojAZe80
シエンン

573 :蛇の使い魔:2008/07/20(日) 23:49:26 ID:CcPzU2yW
ルイズはまだ洞窟の中にいた。
外でまずスネークが注意をひきつけ、その隙に脱出、そういう手はずだ。
先ほどスネークに巻いてもらった包帯をなでる。
それだけで不思議と力がわいてきた。

「スネーク…。」

彼の過去話には衝撃を受けた。
考えたこともなかった話だ。
自分とは違う―そう感じざるを得ない。
だからこそ、あんなに強いのか?
自分はあんなふうな強さを身につけることはできるのか?

彼ならこう答えるだろう。否、と。

だんだん彼のことがわかっていくのがうれしく感じられた。

外から爆発音が聞こえた。
さあ、脱出だ。


「いたぞ!手配書の男だ!」

兵士の頭上に赤い『!』マークが浮かぶ。確かに俺を発見したようだ。
というか、発見させたわけだが。
あんなに足音を立てて体勢を高くして歩いてたら、見つからないはずがない。
グレネードのピンを引き抜き、真上に投げ上げて走り出す。
後ろで爆発。同時に数人の悲鳴。

「逃がすな!」

右前方から三人の兵士。
クイックチェンジでソーコムピストルを装備。発砲。命中。
だが、死んではいないようだ。撃たれた位置を抑えて蹲っている。
かまわず走る。どこへ向かうかなど気にしていない。
ただ、一応ルイズと打ち合わせしたとおりにスカボローへの方角とは逆の向きへ走る。

「あっちだー!」
「GO!GO!GO!」

人員を増やしてきたようだ。
かなりの人数の声が聞こえる。
東の空が白み始めた。
そろそろ夜明けのようだ。
夜通し走っているはずなのに、不思議と疲れない。
これもガンダールヴの恩恵ならばガンダールヴさまさまだ。

「回り込め!」

おっと、考え事をしている場合ではないな。

574 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/20(日) 23:50:00 ID:vojAZe80
支援

575 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/20(日) 23:50:04 ID:vojAZe80
支援

576 :蛇の使い魔:2008/07/20(日) 23:50:04 ID:CcPzU2yW
肩が痛い。
心臓がバクバク言っている。
息も荒いし、髪なんて乱れ放題。
それでも走るのをやめない。
彼の作戦を失敗させたくはなかった。
その気持ちで走り続ける。

東の空が少しだけ白み始めたあたりで頭上に黒い影が。
竜騎士か、と杖を握ったが、その竜には見覚えがあった。
蒼い風竜の幼生―シルフィードだ。
そして上に乗っているのは騎士ではなく、ラ・ロシェールで別れた仲間だった。

「あら、ずいぶんお急ぎで、どこにいくのかしら?」

キュルケの軽口も救いの言葉に聞こえる今の精神状況はいったい何なんだろう?
とにかくシルフィードに飛び乗るルイズ。

「タバサ、私の言うとおりの方向へ飛んで!」
「何があったのよ?スネークは?子爵は?」
「話は後!とにかくお願い!」

蒼い髪の少女は無言で頷き、風竜を飛翔させた。


「それ、ほんとの話?」

日が完全に昇りきったころ。
キュルケが訝しげに聞く。
ワルドの裏切りに付いて話したのだ。

「嘘ついてどうすんのよ?」
「いやぁ、おどろいたね。」

ギーシュもキュルケも驚いているようだ。…多分タバサも。

「で、スネークは…。」
「確かにこっちの方にいるはずなんだけど…。」
「いた。」

タバサが指差す。

「あ、あそこだ!あの崖!」

崖の方へ走っていく大勢の人影。
その先頭は紛れもなくスネークだ。
だが、このままではアルビオン大陸の端っこへ追い詰められてしまうだろう。
案の定追いつめられるスネーク。

「どうするの!?」

577 :蛇の使い魔:2008/07/20(日) 23:50:41 ID:CcPzU2yW
頭をひねる。今シルフィードはスネークの頭上高くを旋回している。
このままシルフィードで下に下りても、魔法や矢などが飛んでくる可能性がある。
それに、ルイズとギーシュは既に関係ないが、祖国の問題もある。
タバサやキュルケはガリアやゲルマニアが関係していると思われると問題があるかもしれない。
迷惑をかけるわけにはいかない。

ひとつだけ、名案が浮かんだ。
ただし、それをどうやってスネークに伝えるか…。

「…スネーク?」

頭の中にスネークの声が聞こえた気がした。

『了解した。』

と、確かに聞こえたのだ。
そしてこっちをスネークがはっきりと見る。

「わかった。」
「何?」

作戦を三人に伝える。
まずは、

「シルフィードも含めてみんな、絶対に下は見ちゃだめ。」

と注意だけした。

578 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/20(日) 23:50:45 ID:vojAZe80
支援

579 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/20(日) 23:52:51 ID:vojAZe80
支援

580 :蛇の使い魔:2008/07/21(月) 00:00:05 ID:CcPzU2yW
猿さんくらい増した


581 :蛇の使い魔:2008/07/21(月) 00:00:54 ID:aZksku60
と、あれ?書き込める。
今から残った分を投下します。
お騒がせしてすいません。

「武器を捨てろ!」

兵士たちが弓や、銃を構えてこっちへにじり寄る。
非常にまずい。万事休すだ。
上のやつらがいなかったら、の話だが。

不思議と危機感を感じない。
ルイズと心がつながっているようだ。
ルイズの作戦がしっかりと頭に浮かんでくる。

「武器を?」
「そうだ。」
「そうか…。じゃあ受け取れ。」
「おい、お前!何をす―!」

ポイッと、スタングレネードを投げ渡す。
当然、ピンは抜いて。

投げた瞬間、跳ぶ―いや、飛んだ。
後ろの崖、大地の果てへと。

「おい!」

声とともに爆音。
耳には何も聞こえてこない。
顔を風が打つ。

だが、それも一瞬。

「―――――――!」

誰かが呪文を唱えたようだ。
雲に入ってすぐに落下速度が落ちる。
緩やかに落ち、やがてとまる。
聴覚が回復してきた。

最初に聞こえた声は

「スネーク!」

やっぱり幸運の女神の声だった。

582 :蛇の使い魔:2008/07/21(月) 00:01:27 ID:aZksku60
スネークが私のひざの上で眠っている。
尋常じゃなく疲れたから眠らせてくれ、だそうだ。
なんてあつかましい使い魔なのかしら!
ただ、悪い気はしない。

いや、むしろどきどきする。

どうしてかはわからない。
こんな親父、好きになるわけなんて…無い、はず。
でも鼓動は高鳴る。

みんなは前だけ見ている。
私のほうは誰も見ていない。

ちょっとだけならばれないかな?

「お疲れ。ありがとう、スネーク。」

私は私を命がけで守ってくれた親愛なる蛇の唇ににちょっとしたプレゼントをしてやった。

583 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/21(月) 00:01:30 ID:69Ubjifq
支援

584 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/21(月) 00:01:37 ID:Kusyjpnc
支援絵

585 :蛇の使い魔:2008/07/21(月) 00:01:59 ID:VYqZ5yiV
以上でアルビオン編は終了です。
支援ありがとうございました。

586 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 00:02:24 ID:4veKsED0
ワルドが付け髭とかつらを外すとそこにはリキッド・スネークが!(嘘)
「俺の付け髭もいかすだろう?」

支援。

587 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 00:15:24 ID:5EjjY5hI
オスマンが大佐役なんですね、わかります
エレ姉さまがthe boss・・・・

588 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 00:18:27 ID:9eToyg5M
投下乙
エネミーラインのラストシーン思い浮かべた俺ガイル

589 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 00:21:23 ID:ASf8sSQj
乙 『!』がウケたw

590 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/21(月) 00:27:20 ID:69Ubjifq
>>554
とりあえず、Dr.スランプの倉庫になんかありそうだ。
マジックアイテムじゃないだろうけど。

591 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 00:28:14 ID:dsClrqUW
やっぱ蛇の人は渋いなぁ・・・
こりゃ惚れるわ

592 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 00:34:27 ID:YSBo0kTb
>>554
ぱっと思いつかないけど、
自分を手に取った人間に口先三尺で言いくるめて
自分を使わせようとするマジックアイテムみたいなの?

アウターゾーンの干し首(?)という誰も覚えて無さそうなのが浮かんだ。

593 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 00:39:04 ID:PNqza5K+
>>592

知ってる人が、ここに一人。

アウターゾーンだと、ゼロ魔の召喚もよくて2話で終わってしまうんだろうねえ…。

594 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 00:40:46 ID:uOzqpUeo
>>554
悪魔のミカタのレフトアーム=スピーキング
(ベラベラ「名前を付けて」とか喋りまくるけど意外なところででめっちゃ便利)

聖刻シリーズの仮面
(強大な魔力を持つアーティファクト、自らの意思を持って持ち主を操る。BADEND向き)

595 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 00:40:58 ID:7PELBIPe
GJ!!
渋い男と少女の組み合わせは最高だな

596 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 00:42:10 ID:YUyWjEXg
>>592
それはつまり、トイレに流された後、下水道で鏡に…(w


597 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 00:42:15 ID:YSBo0kTb
逆に考えると小ネタ向きのクロス先とも言える。

半分連載みたいだった着せ替え人形に憑いた女性と刑事あたり
ネタになるかな?

598 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 00:42:23 ID:lMBAmqEJ
>>593
火賀刑事とマキとか。
マリコルヌが共感を覚えるだろうけど。

599 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 00:53:08 ID:ISn+JelN
でもマジックドールシリーズの火牙とマキは端から見ると痴話喧嘩ばかりしてるバカップルにしか見えないからなぁ
知らぬは本人達ばかりなり

午前0時に…(殺された妻を生き返らせる話)の魔道書とかアンアンがみたらどうするんだろうか
原作と違ってBADENDに走りそうな気もするが

600 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 01:06:43 ID:G5/v5GDX
本来バッドエンド直行なアイテムでグッドエンドを引き寄せるお話も見てみたいな
凄く想像しにくいが例えば猿の手で幸せになるアンアンとか

601 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 01:07:29 ID:PNqza5K+
アウターゾーンで連載しようと思ったら、短編集みたいな感じで連載していくのが、良い感じみたいね。

602 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 01:12:07 ID:ISn+JelN
>600
アウターゾーンではハッピーエンドになったけど、あれは欲のない男だったからなぁ>猿の手
手放すために買ってくれと頼んできた前の持ち主の元同級生は、大金と女を望んだ結果不幸のどん底に落とされてたけど

603 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 01:12:16 ID:dlWR1g1B
承諾も無しにミザリィを召喚しちゃうと酷い目にあいそうだ…
買い物に行ったら怪しい店があって、という方がいいなw

604 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 01:12:43 ID:AFZPbuuB
>と、あれ?書き込める。
さるさんは正時(00分)リセット
常識として知っておくべき事だ
午後11時台に食らったら午前0時丁度に開放される

605 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 01:13:38 ID:VYqZ5yiV
>>604
ありがとう。肝に銘じておきます

606 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 01:16:21 ID:ISn+JelN
つーか、禁書の回の世界に近付きつつありそうな気がして怖いぜ

607 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 01:16:33 ID:AFZPbuuB
てかテンプレ未満情報にはなってるんだけどなあ
狂人のコピペ荒らしネタに組み入れられてスルー対象になってるだけで

ルールじゃないけどマナー上しておく方が良い事・システム上の注意事項 (ry

ってヤツ

608 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 01:23:12 ID:MIRKzcG0
アウターゾーンねえ

それ系だとまず喪黒服造が浮かぶけど
あのセェルスマンに破滅させられそうな奴がゼロ魔には多すぎるから困る

609 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 01:29:02 ID:Qj/Q6JIc
Y氏の隣人‥‥いやなんでもない

610 :ゼロの使い魔はメイド:2008/07/21(月) 01:31:09 ID:7jtXLRNz
久々に投下させていただきます

611 :ゼロの使い魔はメイド:2008/07/21(月) 01:31:49 ID:7jtXLRNz
 その日最後の授業が終わると、ルイズは軽く伸びをしてからすぐさま席を立った。
 夕食までは、まだまだ時間がある。
 その間生徒たちのすることは、各人バラバラであった。
 異性に粉をかけたり、カードゲームに興じたり、くだらないおしゃべりをしたり。
 中には真っ先に自室に戻り、予習復習をびっちりと行う勤勉な者もいる。
 ルイズもそんなうちの一人だった。
 これで魔法が使えないという点がなければ、絵に描いたような優等生の出来上がりだ。
 それは入学当初から、使い魔を召喚し、二年へと進級した今も変わらない。
 ゼロと呼ばれて馬鹿にされ、友人がいないこともそれに拍車をかけていたかもしれなかった。
 部屋に戻ると、
 「お帰りなさいませ」
 控えめな笑みと共に、若いというより幼いメイドがルイズを出迎えた。
 ルイズが召喚した使い魔・シャーリー。
 「お茶、いれてくれる」
 ルイズはマントを脱ぐのを手伝ってもらいながら、シャーリーに言った。
 「はい。ただ今」
 パタパタと響くメイドの足音を聞きながら、ルイズは椅子の上で息をついていた。
 やはり、自分の部屋は落ちつく。
 当人にはわからないが、その顔は非常にリラックスしていたものだった。
 いつもの高飛車とも、あるいは驕慢とも言える険が消えたその顔は、ルイズという少女が生来持っている美貌をぐんと引きたてている。
 魔法が使えぬコンプレックスをひた隠しにするように、貴族たらんと虚勢をはる普段からはまず想像もできない顔だった。
 何故、こんな風になれるのかと言えば、その理由はシャーリーである。
 今までルイズが接してきた平民というのは、多くがヴァリエール家の使用人だ。
 名家であり、優秀なメイジを輩出するエリートであるヴァリエール家は、その一族のみならず、その使用人たちにも一種の自負があった。
 そのため、ヴァリエールの人間でありながら、魔法の使えないルイズには少なからぬ蔑視が向けられていた。
 無論、表だってそれを出すわけではないが、繊細な少女の心は敏感にそれらを感じ取っていた。
 だから、ルイズは貴族であることにこだわり、高圧的な態度に出ることが多かった。
 自身の心を防御するために。
 それはこの学院においても同じことだった。
 けれど、シャーリーに対してはそんなことはない。
 する必要がなかった。
 彼女は頭からルイズに従順であったし、十三という年齢ながら家事全般が器用にこなすし、気もきく。
 それに、勤勉だった。
 何よりも、シャーリーは他の平民たちのような、服従の中に蔑みをこめた、あの嫌な眼をしていなかった。
 それはひとえに、異邦人であるシャーリーには貴族=魔法使いという認識がないせいであろう。
 魔法が絶対という感覚を持たない少女にとっては、ハンデを持ちながら決して卑屈にならないルイズの姿は決して蔑むようなものではなかった。
 むしろ尊敬の念さえ感じられるものであったのだ。
 年齢が近いということもプラスに作用したのかもしれない。
 熱い紅茶が用意され、豊潤な香りがルイズの口や鼻を潤した。
 紅茶を堪能し、ほっと息をついてから、
 「明日はでかけるから、今日は早めに休みなさいよ」
 「おでかけですか」
 間を置いて、シャーリーがたずねる。
 「城下町へ買い物に行くのよ」
 「街……ですか」
 この世界にきてからそこそこ日数がたっているが、シャーリーはまだ学院内のことしか知らなかった。
 一体、この魔法の国の街というのはどんなものか。
 不安がなくはないが、少女の好奇心はくすぐられた。
 「そう、馬で……」
 ルイズは言いかけたが、すぐに黙ってしまった。
 「――?」
 主人の態度を、シャーリーは奇異に感じた。
 「あなた、馬に乗れる?」
 ルイズは少しばかり困った顔で言った。
 「いえ、乗馬の経験は……」
 シャーリーは申し訳なさそうに首を振った。
 「そうかあ。困ったわね……」
 ルイズは、人指し指をこめかみに当てながら言った。
 「馬でいってもけっこう距離があるし……。まさか、歩いていくわけにもいかないし……。かといって、馬車だと時間がかかりすぎるし……」

612 :ゼロの使い魔はメイド:2008/07/21(月) 01:32:56 ID:7jtXLRNz
 と、思案に暮れだした。
 「あの、なんでしたら、お留守番を――」
 シャーリーが言いかけた。
 「ダメよ、そんなの」
 ルイズはすぐNOを突きつけてしてしまう。
 かなり強い口調だった。
 「そ、その…。あなたに社会見学をさせるためでもあるんだから、いなかったら意味ないでしょ?」
 ルイズはそう言ったものの、どこか言い訳じみていた。
 シャーリー自身はあまりそのあたりはわかっていなかったが。
 ただ、どきまぎしつつあれやこれやと考えるルイズを見つめるばかりだった。
 「もっと早く行ければ……たとえば、こう空を飛んで……。空、空を飛ぶ……か」
 空と何度も言った後、ルイズははたと気づいたような顔になったが、すぐにまた考え込んでしまった。
 「といっても、主人はあいつだし……そもそもアレは……」
 (何を考えてるんだろ……?)
 シャーリーがルイズを見ていると、ふっと部屋に影がさした。
 窓の外を、何か大きなものが横切ったのだ。
 「あ……」
 「あ!」
 シャーリーとルイズ、二人の少女は同時に、その大きなものを見た。
 それは、いかにも狂暴そうな、大型のワイバーンである。
 肉食性で知られるその狂暴な生き物は、すいっと学院内の敷地に降り立った。
 ワイバーンの背中には、青く長い髪をした少女が乗っていた。
 ひらりと飛び降りた少女は、さげていた革袋から骨付き肉を取り出し、無造作に後ろへ放った。
 ワイバーンはそれを口でキャッチして、ばりばりと骨ごと肉を食ってしまった。
 「考えてたら……か。相変わらず品のない連中ね」
 ルイズはげんなりとした顔で、青い髪の少女とワイバーンを見た。
 シャーリーもそっと様子をうかがう。
 少女のほうはせいぜい顔を知っている程度だが、ワイバーンのほうはわりと顔なじみだ。
 というか、ほぼ毎日顔を合わせている仲だった。
 ワイバーンの名は、モード。
 学院の生徒によって召喚され、使い魔となった、いわばシャーリーの『同業者』だ。
 性別もシャーリーと同じ。
 すなわち、雌だった。
 使用人たちの話によると、この春に召喚された使い魔の中では最大の大物らしい。
 さすがに風竜や火竜などと比べれば見劣りはするものの、ワイバーン属の中でも最大の大きさを誇る種で、下手なメイジよりもずっと危険で恐ろしい。
 と、シャーリーは聞いていた。
 マルトーによると、学院長のオールド・オスマンは若い時ワイバーンに襲われ、あやうく食われかけたことがあるとか。
 噂に違わず、その性格は狂暴で、ルーンの効果か人間を襲うことはないけれど、主人以外にはまったく懐かない。
 元々が、人間が容易く飼いならせるような生き物ではないのだから、仕方ないが。
 他の使い魔たちは、下手をすればおやつにされかねないのでみんなモードを避けていた。
 まったくもって賢明な選択だろう。
 しかし、シャーリーにはその恐ろしさというのは、今ひとつわからなかった。
 確かに巨体で恐ろしい外見だが、シャーリーからすればどちらかというとおとなしく思えた。
 ワイバーンのモードは愛想いいわけでないけれど、シャーリーには牙をむいて威嚇することはなかった。
 そんなわけで、いつの間にかモードの餌はシャーリーがやるようになっていたのだ。
 ワイバーンに続き、主のほうに視線を送る。
 長い青髪に、広い額をした美少女だった。
 ただし、その雰囲気は深窓の令嬢というにはほど遠く、全体に粗野で、獣性すら感じさせるものだった。
 名前は、確か。
 (エザリア? いや、エリザベート? いえ、イザベラ……だったかな?)
 「言うだけ無駄よね、あのガリアの、意地悪おでこ魔女なんかには……」
 ルイズが、諦めたようにため息をついた。
 窓から下を見ると、イザベラは赤い髪をした少女と何か話しているようだった。
 様子からして、友人同士なのだろう。
 こちらはシャーリーもよく知っている。
 キュルケという、ルイズとは仲の良くない少女だ。
 ルイズが一方的に嫌っているようにも見えるが、それは深く言及すべきではないだろう。
 (空を飛ぶ……か)
 シャーリーは先ほどルイズのつぶやいていた言葉を思い返しながら、モードを見た。

613 :ゼロの使い魔はメイド:2008/07/21(月) 01:33:59 ID:7jtXLRNz
 巨大な翼。
 大の大人でも、四、五人は楽々と乗せられるであろう広くたくましい背中。
 こんな生物が襲ってきたらさぞかし恐ろしいだろうが、従順な使い魔であるならさぞ頼もしいだろう。
 (空を飛ぶって、どんな気持ちだろう?)
 憧れをこめた目で、シャーリーはワイバーンの翼を見つめた。


 それから。
 「あの、シャーリー? またお願いできない?」
 空になったティーポットを載せたトレイを厨房まで運ぶ途中、シャーリーはメイド仲間の一人にそう声をかけられた。
 こう言われると頼みごとの内容はすぐにわかった。
 イザベラのワイバーンに餌をやってくれというのだ。
 「いつもいつも悪いんだけど……あのワイバーンに近づいて平気なの、あなただけなのよね」
 「わかりました」
 シャーリーはすぐに承知し、少し早足で歩き出した。
 ティーポットを厨房に運んだ後、すぐに餌をワイバーンのもとへ持っていく。
 餌は、日によって異なるが、大抵は羊か、豚。あるいは牛肉だった。
 その総量、シャーリーのような少女に抱えられるようなものではないが、ワイバーンの巨体を考えると、少量とすら言えた。
 シャーリーが専用の手押し車に乗せて肉を運んでいくと、ワイバーンのそばで主人のメイジが何事かしていた。
 何か長いものを磨いてるようだが。
 (魔法の杖、かな?)
 一口に魔法の杖といっても、わりと個人差があることをシャーリーが知ったのは最近のことだ。
 ルイズの持つタクトのようなタイプが多いが、長い木を削りだしたようものから、青銅製の造花などけっこうバラエティーに富んでいる。
 ワイバーンはシャーリーが近づくと、かすかに首を持ち上げて低く鳴いた。
 「なんだ、メイドかい?」
 使い魔の反応で、気づいたのだろう。
 主人のイザベラも顔を上げた。
 「あの、使い魔の食事を持ってまいりました」
 シャーリーが頭を下げると、
 「ん、ご苦労」
 イザベラはそれだけ言って、また杖?を磨き始めた。
 シャーリーはワイバーンに餌を与えると、帰る前の挨拶をとイザベラのほうを向いたが、
 (……っ)
 イザベラの手の中にあるものをはっきりと見て、驚いた。
 杖ではなかった。
 それは、どう見ても銃である。
 多分ライフル銃の類ではないだろうか。
 銃器などとは無縁の生活をしてきたシャーリーだが、まず見間違えではない。
 それとも、彼女の杖はこういう形のもの、なのか。
 しばしシャーリーは銃に釘付けになったままだった。
 イザベラはシャーリーの視線に気づくと、わずかに表情を歪める。
 「あんだよ、メイジが銃を持ってちゃいけないのかい?」
 「し、失礼いたしました!」
 シャーリーは頭を下げながら、
 (やっぱりアレ、銃なんだ……)
 なんとも不思議な気分になっていた。
 この魔法の世界で、まさか銃にお目にかかろうとは。
 (やっぱり、魔法の銃なのかなあ……)
 密かに考えながら、シャーリーは手押し車を押しながら早々に退散する。
 しかし、
 「ちょっと、待ちな」
 イザベラが急に呼び止めた。
 「は、はい」
 咎められるのでは、とびくびくしながら、シャーリーは振り返る。
 イザベラはじろりとシャーリーを、特にブルネットの髪に注視していた。
 「お前、身内にバンクスとかいうやつはいるかい?」
 しかし、イザベラが聞いてきたのは実に意外なことだった。
 バンクス。
 どうも誰かの名字らしいが、特にシャーリーの記憶に残るものはない。

614 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 01:35:01 ID:VYqZ5yiV
しえん

615 :ゼロの使い魔はメイド:2008/07/21(月) 01:35:16 ID:7jtXLRNz
 「――いいえ。ございません」
 「ふん、そうかい。もう用はないよ、いきな」
 イザベラはひらひらと手を振った。
 シャーリーは訝しく感じながらも、ほっと安心して戻っていった。
 「……なーんか、あの女に雰囲気似てたんだがね。気のせいかな?」
 イザベラはかすかに空を見上げて、つぶやく。
 ぐるる、とワイバーンが鳴いた。


 翌日になって。
 ルイズとシャーリーは、馬を駆って一路城下町を目指していた。
 颯爽と馬を走らせるルイズの後ろを、馬にしがみつくようにしてシャーリーが追う。
 いや、というよりも。
 どう見たってシャーリーは馬に乗っているだけで精一杯だった。
 乗馬などしたことがないので当然なのだが。
 にも関わらず、ぴったりとルイズの馬についてくる。
 (……不思議な子よねえ?)
 ルイズはちらりとそれを振り返りながら思った。
 学院の馬はきちんと訓練されたものばかりだが、それでもまったく経験のない人間が自由に乗りこなせるわけではない。
 なのに、シャーリーはそれができている。
 できているというか、馬が自ら積極的に動いているようだった。
 まるで姫に忠誠を誓う騎士のように。
 もしかすると、この異国の少女には動物を魅了し、従えさせる力があるのかもしれない。
 (……そういえば、どっかでそんな不思議な力のある人間の話を聞いたことがあるような……)
 ヴィ……なんとかだったろうか?
 確か古い本でそんな名前の存在をちらりと目のした記憶がある。
 あらゆる獣を自在に使役する力を持った人間について――
 (でも、まさかねえ?)
 シャーリーは、とてもそんなことをしているようには見えない。
 確かに動物になつかれやすいタイプなのかもしれないが、それはあくまで好意を持たれるということで、自由に操るなどほど遠い。
 「シャーリー、大丈夫? 無理しないで」
 ルイズが声をかけると、
 「は、はいっ」
 必死な表情ながら、シャーリーは返答をした。
 その必死さがどうにも可愛くて、悪いとは思いながら、ルイズはついつい笑ってしまった。


 虚無の曜日。
 魔法学院の生徒はその日をヴァカンス、あるいは勉学や鍛錬に用いる。
 しかし、中には何もせずに部屋の中でじっとしている者もいる。
 イザベラもその一人だった。
 もっとも彼女の場合、平日の授業を勝手に休んで遊びに行く、要するにサボることは日常茶飯事だったが。
 イザベラは机の上で、黒光りする短銃を手入れしていた。
 メイジが銃を熱心に扱うことは珍しい。
 その威力や精度において、銃はメイジの攻撃魔法と比較すれば取るに足らないものだから。
 少なくとも、一般に流通しているものは――
 ゆえに剣と同じく、メイジからすれば蔑視の対象でしかなかった。
 「イザベラ、いる?」
 いきなりノックもなく、ドアが開かれた。
 入ってきたのは、キュルケだった。
 「留守だよ」
 イザベラは手入れを中断することなく、さめた声で言った。
 「ちょっとあなたの使い魔の手を借りたいのよ、お願い」
 キュルケはイザベラの発言をスルーして、手を合わせた。
 「今からじゃ、ちょっと追いつけないの」
 「また新しい男かい? そのうち人に言えない病気もらうぞ?」
 イザベラはうんざりした顔で、銃に弾をこめる。
 その銃は、他の短銃と異なり、レンコンのような弾倉があった。
 弾丸も鉄の玉ではなく、リップスティックを思わせる形状をしていた。

616 :ゼロの使い魔はメイド:2008/07/21(月) 01:36:40 ID:7jtXLRNz
 「違う、違う」
 毒舌を受けてもキュルケは平然としたままで、手を振った。
 慣れているのだろう。
 「ヴァリエールの後を追いかけたいのよ」
 「あ? お前がそっちの趣味に目覚めたって噂はマジなのかい? やだねえー……」
 「興味があるのは、ヴァリエールじゃなくって、その使い魔のほうよ」
 「使い魔ぁ? あいつに使い魔なんかいたか?」
 手入れの終わった銃を懐にしまい、イザベラはようやくキュルケに顔を向けた。
 「そりゃいるに決まってるじゃない。でなけりゃ進級できないわよ」
 「……そうだったね。で、珍しい猫か何かか、その使い魔は?」
 「人間よ。人間の女の子」
 それを聞くなり、イザベラの表情は変わった。
 「人間だと? そいつはマジかい?」
 「もちろんよ。使い魔っていっても、ほとんどメイドみたいなものだけど」
 「……」
 イザベラは無言になった。
 しかし、すぐに立ち上がり、長い髪を後ろで束ね始めた。
 「人間の使い魔か。面白そうだ。いっちょ見学としゃれこもうかね」
 「ありがとう! 手を貸してくれるのね!」
 キュルケはにっこりとしてイザベラに抱きついた。
 「暑苦しい。その無駄にでかい乳、押しつけんじゃないよ」
 イザベラは苦い顔をして、キュルケを押しのけた。 
 キュルケは、
 「あらん、冷たくしないでよ」
 と、笑っている。

 それからすぐに、学院から二人の少女を乗せたワイバーンが飛び立った。


 *


 以上で投下終了です。支援のかた、ありがとうございました

617 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 02:03:00 ID:FbgNXQC8
乙ー
タバサじゃなくてイザベラが留学してるのか
もしかしてガリア王はジョゼフじゃなくてシャルルなのかな?

618 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 02:15:37 ID:s3MpPfH0
>>412
病弱な使い魔……S子さんでもルイズに憑けてみるか?

619 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 02:26:16 ID:X2x6Iuny
不良コンビがいい感じだな

620 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 02:58:33 ID:EiFSyneS
ルイズの世話焼きが見れるSSだなぁw
GJ!!

621 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 03:02:14 ID:MuguD4Vu
喪黒さんを呼んでゼロ魔キャラの心の隙間を埋めてやろうぜ
原作通り一話完結型にしてたまにはガリアやアルビオンへ出張したりして最後はルイズで物語を締める

622 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 03:17:40 ID:X9baOibb
ゼロ魔キャラは心のスキマ持ちが多すぎるから軒並み悲惨な事になりそう

キュルケくらいか?その手のことに無縁そうなのって

623 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 03:18:54 ID:ASf8sSQj
キュルケとか、妊娠オチが待ってそう

624 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 03:27:59 ID:qU2EZpy3
問題はどうやってオチまで持ち込むか。
喪黒さんは相手の好奇心をくすぐる様な約束をするからな。

625 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 03:48:50 ID:lMBAmqEJ
ワルドだけはオチが見えるw

626 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 03:52:52 ID:0+hdKz12
>>625
ミノタウロスの皿と並ぶ俺のトラウマを思い出させるなよw

627 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 07:45:40 ID:MhASB94V
タバサいねええええええええ
と思ったらイザベラなのか。もしかして初の試みじゃね?

628 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 07:54:23 ID:hgr7lfMC
イザベラ様とタバサが険悪なまま、共に留学している話ってのはあまり無いからシャーリーの所にはタバサが居ないのか。
……人間の使い魔、のくだりで父親の使い魔を思い出したとか、かな?

629 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 09:02:18 ID:vu4a0qlQ
>>603
ミザリィの場合、鏡を見た途端にすべてを理解して、その上で鏡に入りそうな気がするから怖い

というより鏡関係なく異世界に行って鏡で呼ばれた人の物語を紹介しそう

>>608
逆に考えるんだ
ギーシュが浮気がばれて決闘に敗れたのもアルビオンが滅んだのもワルドが死んだのも喪黒さんとの約束を破ったせいだと考えるんだ

>>609
…爆発が使えるだけでももうけもの、貴族なんだしこれ以上何も望まなくていい、なんて考えて幸せになるルイズが浮かんだ。幸福水だっけ?

630 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 09:36:52 ID:+cz9SMkl
>>627
IFスレにはイザベラが偽名つかって入学で虚無でサイト召喚というのがあるが
このスレじゃあ初めてじゃないか?

631 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 09:53:51 ID:JKzkmSS6
喪黒とかドラえもんとかその手のキャラだったら笑い陰陽師の果心堂とお狛の夫婦が見てみたい。
問題はほぼ下らない下ネタ絡みの話になることだが

632 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 09:54:43 ID:G5/v5GDX
避難所連載の奴で最後面白い格好して学院に入ってたはず
一応ネタバレになるからとりあえず名前は伏せる

633 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 10:51:43 ID:KqeTpkvy
シャーリーの方、乙です!

えええええ??? タバサじゃなくてイザベラがいる!?
ガリア本国ではどっちが国王なのかな〜
シャルルが国王なら、ジョゼフは虚無でも原作みたいになってないのかな
いや、もしかしたらタバサが虚無の使い手なんて可能性も…

634 :ゼロな提督29話:2008/07/21(月) 11:10:08 ID:23zXRE5C
ゼロな提督の作者です
深夜勤務明けです・・・

ゼロな提督の作者です
残業もしてきました・・・

ゼロな提督の作者です
もちろん「サービス」です・・・

ゼロな提督の作者です
 今回も話が長くなったので、最終話に届きませんでした・・・


ゼロな提督29話です・・・まずはゼロな提督29話前編です・・・いつまで経ってもおわらんです・・・

635 :ゼロな提督29話:2008/07/21(月) 11:11:00 ID:23zXRE5C
  どっかーん!

 魔法学院では日常風景である大爆発。かつては、またゼロのルイズが魔法に失敗…と、
うんざりされていた。だが今は『虚無』の担い手による伝説の魔法と認識されている。
 ただし、傍迷惑なのは今も昔も変わらない。そして今回は、とびっきりの迷惑だった。
外交問題級の。

「お、お待ち下さい!落ち着いて下さい!一体、一体何をそんなに激昂されるのですか!?」
 制服姿のルイズからジリジリと後ずさってくるのは、神官だったらしい。
 だったらしいというのは、かつては神々しい白の神官服だったものが、今は見る影もな
く黒こげになってボロボロになったからだ。頭の球帽は吹っ飛んで、禿頭が無惨に晒され
ている。
「もう一度…言ってみなさいよ…」
 杖を手にしたルイズが、目をつり上げて神官へにじるよる。こめかみには血管がくっき
りと浮き出ている。
 その怒りを真正面から受けた神官は、無様に尻餅をついてしまった。
「も、もう一度、とは…何を、ですか?」
 仁王立ちになったルイズはビシィッと杖を突きつける。
「あたしが、何ですってえ!?」
 詰問された神官は、自分が先ほど口にした言葉の何がまずかったのか、考えてみた。真
剣に、細部まで慎重に考えた。しかし、やっぱり何がまずかったのか分からなかった。
「あの、ですから、『虚無』の担い手たる貴女を、聖なる巫女として、教皇聖下がロマリア
へ」
「誰が…誰が、聖なる巫女よぉーっ!!」
  どかかかかーんっっ!!
 哀れな神官は、連続爆発に吹っ飛ばされた。
「覚えておきなさい…私は、ブリミルが、大ッ嫌いなのよ!」
 そんな背教徒の言葉は、気絶した神官へは届いたかどうか分からない。

  こらーっ!ルイズぅー!

 本塔から、デルフリンガーを背負う黒服のヤンが大慌てで駆けてきて、アウストリの広
場ど真ん中で痙攣している神官を助け起こした。他の生徒や教員も大慌てで駆け寄り、治
療のため水の塔へ運んでいった。
 ヤンは腰に手を当ててルイズの前に立つ。小さな主は、ぷぃっとそっぽを向いた。
「ルイズ、なんて事するんだよ…ロマリアや教会がどうこう以前に、この人は全然悪くな
いじゃないか」
「ふんっだ!だーれがロマリアに行くもんですか!私はね、あの祈祷書を見るだけで、腹
の底から煮えくりかえるのよ!」
「おでれ〜たなぁ…虚無を受け継ぐ奴がブリミル嫌いだなんてなぁ。ま、しゃーねぇけど
な。ロマリア行ったって異端審問とか言って殺されるのは目に見えてるしよ」
 デルフリンガーもほとほと呆れてる。遠目に囲む教員も生徒も、うんざりとしていた。



     第29話    説得



 ニイドの月、ティワズの週、虚無の曜日。
 ゲルマニアへの禅譲交渉から、既に三ヶ月。夏休みも最後の週。トリステイン魔法学院
も、もうすぐ新学期に入る。新学期の準備に忙しい学院では、今日もコレ。困ったものだ
と皆が頭を抱える。


636 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 11:11:48 ID:VYqZ5yiV
しえん

637 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 11:12:02 ID:A3jf5SqV
支援

638 :ゼロな提督29話:2008/07/21(月) 11:13:44 ID:23zXRE5C
 元々ニューイの月は、トリステインでは今さら口にするのも憚られるが、アンリエッタ
姫とアルブレヒト三世の結婚式予定で魔法学院は休校の予定だった。それが姫のアルビオ
ン亡命・突然の禅譲宣言・アルビオン艦隊襲来…もはや学校どころではない大混乱。
 結局そのまま、なし崩しに夏休みへ突入。ニューイ、アンスール、ニイドの月と経て、
ようやく国内も外交も安定を見せ、学院も新学期と共に再開の運びとなった。



 ―――結婚式で浮かれ気分のヴィンドボナに、いきなり現れた女王マリアンヌとヴァリ
エール公爵一行。彼等から告げられるアンリエッタの逃亡報告と謝罪。そしてトリステイ
ン貴族の総意を示す血判状が裏になされた五枚の巨大タペストリーを前に、いきなりの禅
譲の申し入れ。
 無論、ルイズという切り札のカードは伏せたままだ。何故こんなに早く全貴族の意思統
一が為されたのか、という点は重要ではないし、要はトリステイン貴族の総意として禅譲
を受け入れる事が明らかであればいいということもある。

 アルブレヒト三世と配下の人々は、怒るとか喜ぶとかいうレベルを超えていた。一体何
がどうなったら、そんな話になるのかと、マリアンヌと公爵へ大臣諸侯共々何度も何度も
聞き返していた。
 どうにか話を聞き終えて得心したゲルマニアの人々なのだが、この申し出を果たしてど
うしたものかと困り果て…というような暇もなく、今度はクルデンホルフ大公国から特使
一行が飛んできた。その特使は、何故か皇帝の前にいる女王と公爵に目を白黒させて絶句
した。
 で、ヤンや公爵夫妻が予想したとおり特使は大公からの事件報告書を携えていた。加え
てゲルマニア帰属及びトリステイン討伐軍参加申請書も。本来なら、この報告書を見て激
怒しなければいけなかったのだが、彼等にそんな気迫はもはや抜けていた。特使にしても
寝耳に水。討伐すべき本人が先に来て頭を下げて、自分たちと同じくゲルマニア帰属を申
し出ているのだから。
 ゲルマニア政府の高官達は、完全に毒気も怒気も抜かれてしまった。

 あまりに唐突な話に対応出来ぬ、しばし待たれよ…という訳で女王一行は貴賓室に案内
され、アルブレヒト三世以下大臣将軍達は額を付き合わせた。何か裏があるのでは、何か
の策略か…と会議をしていたら、今度はラ・ロシェールからゲルマニア・トリステイン両
艦隊からの緊急報告。アルビオン艦隊を枢機卿の策により、見事撃退したというのだ。捕
虜も数千人にのぼるという。実際にはヤンの策だが、枢機卿の名で指令書は記されていた
から。
 この報告にゲルマニアの人々だけでなく女王も公爵も勇気づけられ、かつ交渉のアドバ
ンテージを得た。驚天動地な情報が連続で降りかかるヴィンドボナは混乱、この事実を女
王達に秘匿する事が出来なかったのだ。おかげで交渉は、すっかり女王と公爵のペースで
進められた。
 数日経って、本当にトリステインでは貴族の総意が得られている事、加えて公爵の三女
が虚無の使い手として名乗りを上げたという事実も伝わってくる。虚無の再臨についてゲ
ルマニアの人々は公爵に問いただすが「禅譲の件には関係ない。それと、確たる答えを聞
く事は閣下の不利益となろう」と、言を左右にして答えなかった。


 さて、困ったのはゲルマニアの人々。
 姫が婚儀の最中に昔の男を慕って逃げた、アルビオンへ亡命した。これは確かにトリス
テインの大失態であり、アルブレヒト三世個人への最大の侮辱。のみならずゲルマニアへ
の国辱。
 が、トリステインは真摯に謝罪し、禅譲すら申し出た。疾風のごとき早さで国内の意思
統一も済ませ、血判状まで持ってきた。もはや怒るどころか、手際の良さと潔さに賞賛の
声すら上がる。謝罪として申し分ないものであり、アルブレヒト三世の名誉も十分守られ
た。
 かくてトリステインに対して和解の意思が示された。争う以前に和解するという、珍妙
な決定だった。


639 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 11:14:15 ID:dsClrqUW
提督キトォゥワァ
支援

640 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 11:14:16 ID:QeeAMEVP
神官…ドンマイ支援


641 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 11:15:40 ID:A3jf5SqV
支援パート2

642 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 11:18:41 ID:A3jf5SqV
皇帝ドンマイ

643 :ゼロな提督29話:2008/07/21(月) 11:18:48 ID:23zXRE5C
 トリステインと和解するのはいいのだが、彼等が一番困ったのは、本当に禅譲された場
合の事である。
 血判状が示すのは、トリステインが盤石の一枚岩という事実。これがゲルマニア領内に
加えられると、明らかに既存の都市国家群を遙かに上回る国内最大勢力となる。つまり、
ゲルマニア領内のパワーバランスが崩れる。バランスを取るため有力貴族の処刑、人質と
してマリアンヌ幽閉、『虚無』の担い手たるルイズの引き渡し要求等をすると、今度はトリ
ステインが団結してゲルマニアに逆襲する事態を引き起こしかねない。ゲルマニアがトリ
ステインを吸収したはずが、逆にゲルマニアの方がトリステインに乗っ取られる懸念が生
じてくる。
 何より扱いに困るのは、ルイズである。真偽は未だ不明ながら、本当に虚無の系統だと
したら、アルブレヒト三世にとって極めてまずいのだ。どう考えても、虚無の担い手の方
がカリスマが上だからだ。配下に加えようが、政略結婚しようが、ルイズが生きている限
り始祖ブリミルの威光を前に自分の存在は霞む。と言って排除しようとしたら、逆に自分
が消されかねない。いや、むしろルイズを担ぎ上げて自分を追い落とそうとする連中も現
れるだろう。
 ついでに言うと、ルイズの容姿についての報告を受けた皇帝は一言呟いて頭を抱えた。
「…無理」の一言を。権勢欲の権化がごとき皇帝ではあったが、幸か不幸かルイズは趣味
から外れていた。
 結局、公爵が暗に示したとおりルイズの件は棚上げ。皇帝は「卿等の心からの謝罪、既
に十分に予と臣民へ受け入れられた。ゆえに禅譲の必要はない。この上は過去の過ちに拘
泥することなく、共に新たなる時代を築こうぞ」と、跪き杖を差し出すマリアンヌへ手を
差し伸べた。もちろん皇帝の寛容さと、王家にも引けを取らぬ権威を世に知らしめるため
でもある。
 こうして、トリステインは独立を維持し続ける事も認められた。

 かといって禅譲を申し出るまで譲歩したトリステインに全く無欲でいられる程、慎み深
く商才に乏しい人でもない。婚約破棄の責任も問わざるを得ない。対アルビオンへの共同
戦線は早急に必要。

 マザリーニには全財産没収と宰相の地位剥奪、城からの追放。枢機卿の地位は教会内の
ものなので、世俗の支配者たるゲルマニア王の権限は及ばず、教会も彼の地位には何も言
及しなかった。皇帝が彼を処刑しないのは、教会への配慮と今後の利用価値ゆえ、と目さ
れている。
 マリアンヌ個人の責は不問。損害賠償としての献上品と共に、定期的なヴィンドボナへ
の来朝が決められた。
 領土は、クルデンホルフ大公国が正式にゲルマニアへ帰属。これ以上の領土割譲を得る
と、ゲルマニア国内でのトリステイン勢力が拡大しすぎ、旧来の都市国家群や商会が圧迫
される。既得権益を守りたい人々は「過ぎた欲は身を滅ぼす」と皇帝へ進言、これ以上の
領土要求はなかった。
 軍事は、予定されていた軍事同盟より更に強固な連携体勢が構築された。有事の際にト
リステイン軍はゲルマニア軍指揮下に入る、定期的なトリステイン領内での軍事演習、ト
リスタニア近郊のゲルマニア軍駐屯、等である。もともとこの点が両国の主題なので、ゲ
ルマニアは軍事に関しては様々な要求をしてきた。女王と公爵は、これはやむなしとして
受諾した。
 その他、両国間の関税の撤廃や減免措置、人材交流等、色々な細かい議題はある。それ
らに関しては後日、正式な交渉の場でゆっくり決めよう、ということになった。

 これらの交渉が、本来結婚式に当てられるはずの期間を利用して一気に行われた。まさ
に急転直下。両国の落としどころとしては、トリステイン・ゲルマニアにクルデンホルフ
大公国や都市国家群を全てまとめ、緩やかな連邦制へ再構築になるか…と巷で囁かれてい
る。
 三ヶ月後の現在も新体制構築に向け、交渉と構想が火花を散らしている事だろう―――




644 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 11:18:55 ID:mRCnbucH
支援

645 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 11:22:26 ID:A3jf5SqV
紫煙

646 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 11:22:37 ID:TAR1JYUx
支援

647 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 11:23:06 ID:A3jf5SqV
試演

648 :ゼロな提督29話:2008/07/21(月) 11:24:05 ID:23zXRE5C
 話は戻ってトリステイン魔法学院。
 程なく、哀れな犠牲者となった神官は意識を取り戻した。
「デュレス司教、気付かれましたか!?」
 と言ってベッド横で汗を拭きながら神官の身を案じているのは、オスマンだった。その
後ろでは、治療にあたっていたであろう水系メイジの生徒教師も不安げな顔で覗き込んで
いる。
 そんな彼等の顔を更に深刻な顔に変える言葉を、デュレス司教と呼ばれた神官は開口一
番口にした。
「し、司教たる私への殺意!始祖ブリミルへの呪詛!かのヴァリエール家の三女は疑う余
地無き邪教徒ですな!
 この件、教皇へ報告させて頂きます!いえ、私の権限で今すぐ異端しん・・・」
 鼻息荒く異端審問を執り行うと叫ぼうとした司教だったが、途中で言葉が途切れた。窓
の外から、聞いた事のない甲高い音が響いてきたからだ。かつ、窓の外に異端審問の被告
人たるルイズがいたからだ。

 窓の外ではルイズがデュレス司教へ向けて小さな舌を突き出している。
 彼女の前では、やれやれと肩をすくめるヤンが操縦席に座っている。
 甲高い音は彼女が乗る、白銀に輝くものから発している。
 二人は、ちょっと土や草がついて汚れてはいるが、いまだ白銀に輝く細長い船らしき物
に乗っている。水の塔横に滞空しつつ、窓から司教へキャノピー越しの姿をのぞかせてい
た。

「んじゃ、とりあえず家に帰るとしましょうか!」
 後席からルイズの元気な、かつ詫びれない声が響いてくる。
「ふぁーい。…あぁ〜あ、公爵に説明するのが大変だよ」
「ゴチャゴチャ言ってないで、さっさと行きなさい」
 召喚ゲート専用複座式特殊小型艇『ドラート(Draht、針金・ワイヤーの意味)』の前席
に座るヤンが操縦桿とスロットルを操作し、『ドラート』を上昇させる。そして学院上空を
旋回した後、一気に飛び去っていった。

「…逃げてしまいましたな」
 オスマンが空の彼方を眺めながら、ぼそっと呟いた。
 対する司教は呆気に取られ、口をパクパクさせてから、ようやく言葉を発した。
「な、何ですかあれは…帆も何もないのに、風竜より早く飛んでいく船なんて…」
 その言葉を聞いた学院の人々は、苦笑いを向け合ってしまう。
「あれがヤンの国の船なのです。当学院へ来られる時、草原に並んでいるのを見ませんで
したかな?」
 そう言ってオスマンは窓の外を指さす。
「み、見ました、が…何かは分かりませんでした。まさか、あれが船だったとは…」
 デュレスも窓の外の草原を見る。

 オスマンの示す先、学院外側の草原には、同じ形の機体がズラリと並んでいる。
 ただ、それらには『ドラート』の様な操縦席がない。操縦席があるべき場所には、代わ
りにコンテナが収められていた。草原の中に並ぶ全てがコンテナ運搬用小型艇だった。




「・・・というワケで、これから家に帰るわけなのよ」
 後席で事情を話し終えると、狭いコクピットにキュルケの甘ったるい声が響いた。
  《全く、無茶するわねぇ。こっちもヴァリエール家に向かってもらうわね》
「あら、そろそろ学院に戻らなくて良いの?」
  《まだ一週間あるわ。それより例の調印式の準備で忙しいの。ヴァリエール領とツェ
  ルプストー領とをつなぐ街道の補修と拡張も終わってないし、領内の商会やら組合や
  らが、そっちの公爵との面会を求めて…とまぁ、そんなわけで私もまだまだ色々やら
  なきゃいけないの》


649 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 11:26:31 ID:mRCnbucH
支援

650 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 11:27:17 ID:A3jf5SqV
超技術支援

651 :ゼロな提督29話:2008/07/21(月) 11:28:44 ID:23zXRE5C
 そんな話を二人が通信機越しにしていると、彼方の丘の上に城が見えてきた。
 丘の上に立つ屋敷は、城という言葉の方が相応しい。トリステインの宮殿にも負けない
ほどの大きさにも見える。高い城壁と深い堀に守られた敷地内には、いくつもの尖塔が起
立し、白銀の小型艇が数機並んでいる。この小型艇も操縦席のない、コンテナ輸送用の物
だった。
 そして空の向こうからは、ヤンとルイズが乗る『ドラート』の同型機が飛んでくるのも
見える。

 速度を落としてすれ違う『ドラート』のキャノピーが透明になる。中には前席で操縦す
るフレデリカと後席で手を振るキュルケが見えた。


 屋敷の横に着陸した二機からヤンとルイズとフレデリカと、大きくて形の良いヒップを
シートから引っ張り出してキュルケが降り立った。
 褐色赤毛は乗ってきた機体をペシペシ叩きながら目を輝かせる。
「いや〜、やっぱり速いわねぇ。乗り心地も、狭いという以外は最高だし。我が家にも一
機欲しいわ」
 その言葉にフレデリカは微笑みながらも申し訳なさそうに答えた。
「そういう訳には行きません。機体は手配出来ますけど、操縦出来るのは私と夫だけなん
ですから」
「そこをなんとか!扱い方さえ教えてくれれば、あとは自分で操縦するから。お願いしま
すわ!」
 手を合わせ、頭を下げてお願いしてくるキュルケに、フレデリカは困った顔だ。
「そうは言われても…。操縦方法はともかく、モニターに表示される言語が読めないので
は無理です」
「うぅ〜、それじゃ、誰かお国から人を派遣して頂けないかしら?この『ドラート』専門
の御者として雇いますわよ」
「それこそ無理です。今のところ、故国から私以外の新たな人員派遣は不可能な状況です
から」
 キュルケは肩を落とし、あうぅ〜と呻いた。

 そんな女性二人へ向けて、こらー!早く来なさいよー。ちい姉さま待たせるんじゃない
わよ!というルイズの声が飛んでくる。屋敷の入り口を見ると、門前に立つルイズとヤン
を出迎える使用人達の間に、二人へ向けて笑顔で手を振るカトレアとシエスタの姿があっ
た。
「ま、とにかく中で話しましょうか」
 キュルケは気を取り直してルイズ達の方へ足を向けた。フレデリカもニッコリ笑って後
に続いた。



 ―――現在の所、フレデリカ以外に人員派遣はなされていない。送られたのは全て無人
機だ。皇帝は護衛を送る予定だったが、ある事実を報告され中止せざるを得なくなった。
イゼルローン側も渋々納得した。ついでにビッテンフェルト上級大将も。
 その事実とは『フレデリカがハルケギニア語を話した』という事である。


652 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 11:30:00 ID:A3jf5SqV
支援

653 :ゼロな提督29話:2008/07/21(月) 11:30:56 ID:23zXRE5C
 彼女は、ゲートを通過した瞬間にハルケゲニア語が話せるようになった。だからハルケ
ギニアの人々と問題なく会話出来ている。もちろんゲートを通過していない人々はハルケ
ギニア語が話せないので、通信機で帝国・同盟にいる人々と会話するには通訳が必要とな
る。
 この事実に気付いたステーションの人々は「うわぁ便利だなぁ、さすがファンタジー、
魔法って凄いなぁ」なんて子供番組を見る幼児のような反応はしなかった。驚愕し、戦慄
したのだ。
 言語を話すというのは、耳で聞いた言葉を理解し、文章を作って発語するという事であ
る。それは大脳の一部、弓状束という神経線維で接続された二つの部分、ブローカ野及び
ウェルニッケ野という場所で処理される機能。ブローカ野では運動性言語野、つまり『話
す』機能を司る。ウェルニッケ野では音声言語の理解、つまり『聞く』という機能を司っ
ている。
 新しい音声言語を学ぶというのは、この二つの部位に新たな神経回路を作るという事。
この場合、それがゲートを通過した瞬間に、ハルケギニア語を流暢に話せるほど完璧に行
われた事になる。

 つまり、ゲートには脳の神経回路をも操作する力がある。しかも一瞬で完璧に。
 では操作されるのは、本当に言語野だけなのか?
 もし記憶や人格に関わる部分に書き換えが行われていたら…。

 召喚ゲートは本来『使い魔』という名の奴隷を得るための物。ゆえに主への反逆を防止
する機能があって然るべき。そうでなければメイジ達が様々な生物を、本来は決して従順
でも大人しくもないサラマンダーのような幻獣達までも使い魔として従わせている事実を
説明出来ない。
 いやそもそも、人間の命令なんか理解できる知能のない小さなカエルを使い魔にして使
役しているメイジがいる時点で明白なのだ。脳改造どころではない、もっと強力で底知れ
ない何かが介在しているのは。『召喚』『契約』についてはヤンから説明されたが、だから
といって『召喚ゲートを通るだけなら安全』だなどとは言えない。

 結果、ラインハルトは『生物のゲート通過禁止』を打ち出し、イゼルローン側も同意し
た。少なくともヤンとフレデリカの医学的データから、ゲート通過による生物への中長期
的影響を確認し、有害な効果は存在しないと判断出来るまで、召喚ゲートの使用は原則禁
止となった。
 ヤンからの情報で、現在はヤンの身の安全は確保されている事が判明し、護衛としては
フレデリカ一人で十分とも結論づけられた。ちなみにフレデリカはヤンと違い、白兵戦・
射撃は身につけている。
 また「戦力をハルケギニアへ過剰に送る事は、現地の貴重な文化風俗歴史を破壊する」
と強く進言、というより必死に懇願する『芸術家提督』メックリンガー上級大将の意見も
採用された。

 こうして、今のところハルケギニアへ送られた人員はフレデリカのみ。武器弾薬も複座
式小型艇『ドラート』二機と、ライフル・拳銃とスペアのエネルギーパックなど小火器類
だけだ。中央広場やタルブでの戦闘から、これだけあれば護身用として十分すぎると判断
された。
 他のコンテナに入れられていたのは武器以外のもの。二人の脳操作の影響を調べ健康管
理するための医療用機器、ハルケギニアの映像・生物データを採取・保存・送信するため
の撮影・通信・実験用機材。その他日用品とか、衣服とか、機材を運用するためのメンテ
ナンス機器に燃料など。
 ちなみに夜になると、学院横に置いている機材や小型艇を勝手に持ち去って研究しよう
とする謎の人影があったとかなかったとか。そしてその人のためにタルブから、砲撃やエ
クスプロージョンで破壊された強襲降下艇や試作型『ドラート』を、わざわざ運んできた
とか―――




654 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 11:33:30 ID:A3jf5SqV
支援改

655 :ゼロな提督29話:2008/07/21(月) 11:35:46 ID:23zXRE5C
 そして屋敷の一室では、カトレアが立派な天蓋付きベッドに寝ていた。ただ天蓋以外に
も、各種機械類が取り付けられている。そこは簡易ながら医務室として機能していた。
 彼女の手、腕、こめかみ等にはセンサーが貼り付けてある。そしてセンサーから採取さ
れた生体データは、ベッド横の床頭台に置かれた端末に表示されている。それをフレデリ
カが真剣な眼でみつめていた。
「ヤマムラ軍医、どうでしょうか?」
 端末のモニターに現れたのは、白衣を着た壮年の男。彼は手元に表示されるデータを鋭
い目で睨みながら答えた。

  《症状は安定しています。ですが、やはり対処療法だけでは根治できません。これま
  で送信してもらったデータからは遺伝性疾患が疑われるんですが、なにしろハルケギ
  ニア人のDNAデータが乏しく、プロテインデータバンクに無い蛋白もあって…。未
  知のタンパク質は結晶構造解析から始めないと。立体構造が分からないと活性部位も
  分からないのです。なので、SBDD (Structure Based Drug Design、タンパク質構造解
  析に基づく新薬開発)等について、もうしばらく時間が欲しい、というのが医療班の
  要望です》

 ヤマムラ軍医少佐の同盟公用語はハルケギニア語に自動翻訳されていたが、ヤンの横の
ルイズとキュルケとシエスタ、背中のデルフリンガーは、内容自体が分からず光の速さで
置いてかれた。
 ヤンは軍医の生化学講義に分かりやすい結論を求める事にした。
「えっと、すいません。つまり今のところは研究中ということですね?これまで通り、安
全性の確かめられた点滴と、ハルケギニアの薬とかで症状を抑える、と」
 聞かれた軍医は一瞬キョトンとして、慌てて咳払い。
  《そ、そうです。つまりそう言う事です。失礼しました》
 ちょっと恥ずかしげに頬を染める軍医に、カトレアはニッコリと微笑んだ。
「イツモ、アリガトウ。マタ、ヨロシク、オネガイシマス」
 たどたどしい同盟公用語でのお礼の言葉と、春のように暖かく包み込むような笑顔。旧
同盟領出身の軍医は、ますます顔を赤くしてしまった。




 ルイズが神官を吹っ飛ばしたのと同じニイドの月、ティワズの週、ユルの曜日。
 アルビオン首都ロンディニウム。ハヴィランド宮殿。
 十六本の円柱が天井を支える、白一色の荘厳な空間であるホワイトホール。ホール中心
にある巨大な一枚岩盤の円卓は、普段は神聖アルビオン共和国の閣僚や将軍達が集まり、
様々な会議を行っている。

「聖地奪還。確かに我等は聖下とは、始祖の悲願たる目的を共有しています」
 上座に座る若者へ向け、豪奢なマントと王冠を身につけた男は静かに語りかける。

 だが今は、広いホールに5人しかいない。
 一人は神聖アルビオン共和国初代皇帝オリヴァー・クロムウェル。皇帝であるはずの彼
は、上座に座る人物に恭しく頭を垂れている。普段の高揚したような話し方も控え、落ち
着いた口調だ。
 その皇帝に敬意を払われている、もう一人の人物。濃い紫色の神官服に、高い円筒状の
帽子は、彼がハルケギニア中の神官と寺院の最高権威…つまり、ロマリアの教皇である事
を示している。


656 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 11:35:47 ID:lVOuDKfl
熱烈支援

657 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 11:37:10 ID:A3jf5SqV
コッパゲ&エレオノール自重しろ支援

658 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 11:38:42 ID:A3jf5SqV
教皇かよ

659 :ゼロな提督29話:2008/07/21(月) 11:40:13 ID:23zXRE5C
 教皇は若く、纏った神官服のカケラほどにも偉ぶった所は見えない。目元は優しく、鼻
筋は彫刻のように整っている。形の良い口には常に微笑みがたたえられていた。そして、
誰もが振り返るほどに美しい。元が一介の司教に過ぎなかい皇帝としては、また形式上ハ
ルケギニアの各王より地位が高い教皇へは、敬意を払わないわけにはいかない。
 二人の下座に控えるのは二人の男女、ウェールズとアンリエッタ。二人とも教皇と皇帝
の会見に際して口は開かず、僅かに顔を伏せ二人の話に聞き入っている。アンリエッタは
両腕に、肩まで届くほど長く白い、結婚式用のオーガンジーグローブのような手袋をはめ
ていた。右手の義手を隠すために。
 そして最後の一人、皇帝の秘書であるシェフィールドが皇帝の背後の壁に控えていた。
ローブで顔半分まですっぽり隠したまま、黙って控えている。

 細い金糸のような神をさらさらと揺らして、ロマリア教皇は笑った。
「ヴィットーリオとお呼び下さい。私は堅苦しいばかりの行事を好みません。それが元で
本国の神官達には、いつも叱られておりますがね」
「恐れ多う御座います。三年前、聖下の即位式にも出席の叶わなかった片田舎の一司教で
あった身としては、聖下の御名を軽々しく口にする事など」
 皇帝は教皇へ深く頭を下げる。

 ヴィットーリオ・セレヴァレこと聖エイジス三十二世の即位式は三年ほど前。ハルケギ
ニアの各王は揃って参列する慣わしだったが、この時クロムウェルはアルビオンの地方管
区に務める一司教。もちろん参列できる身分ではなかった。

 クロムウェルは感嘆を禁じ得ない。
 『始祖の盾』と呼ばれた聖者の名を受け継ぐ、三十二代目教皇が二十歳を僅かに過ぎた
ばかりの若者である事、とんでもない美青年であることは司教として知っていた。だが、
これ程とは思わなかった。
 そもそも教皇が御召艦『聖マルコー』号にてアルビオンへ行幸する。その時点から全く
の異例な事態だ。
 始祖より授けられた王権を打ち倒して即位した皇帝は、始祖の権威へ唾吐く者と断罪さ
れても不思議はない。それに、元々はアルビオンの一司教に過ぎない身分。王家の者では
ない。皇帝がロマリアへ呼びつけられる事はあっても、逆に教皇がアルビオンへ足を運ぶ
など、本来は有り得ない。第一、教皇御自ら、わざわざ他国へ赴くという事自体が滅多に
ない。
 故に皇帝は、自己の地位が教皇に承認されたという既成事実に喜ぶと共に『クロムウェ
ルの皇帝即位承認』を取引材料とするほどに事態が切迫している事も思い至る。

「恐れながら、聖下にお尋ねしてもよろしいでしょうか?」
「なんなりと」
「此度の突然の御行幸の理由に御座います」
 聖エイジス三十二世は、深いため息をつく。
「クロムウェル殿は、近々行われるであろうトリステインとゲルマニアの共同宣言、連邦
制への移行について、どう思われますか?」
 その問に、皇帝は迂闊にも、露骨に渋い顔をしてしまった。下座で黙って聞いているア
ンリエッタも顔を伏せてしまう。

 巷で噂の、ゲルマニア=トリステイン連邦国家建国。
 この報は各国高官の間でも噂され…というよりトリスタニアで行われる建国記念式典、
その調印式への招待状がロマリアに届いているのだから、もう公の事実。正式な宣言を待
つばかりの段階だ。
 そして、この招待状…ロマリア・ガリアのみならず、アルビオン皇帝クロムウェルにま
で届いていた。いまだ正式な国交すら無い状態にもかかわらず。




660 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 11:41:22 ID:dsClrqUW
政治パートは読んでてにやにやしてしまう
支援

661 :ゼロな提督29話:2008/07/21(月) 11:44:02 ID:23zXRE5C
 ―――かのアンリエッタ亡命事件以後、アルビオンも様々な変動があった。
 確かにアンリエッタを手にした事は、極めて大きな政治的勝利である。だが同時にラ・
ロシェールへ奇襲をかけたアルビオン艦隊は敗北。捕虜数千人のために支払わされた身代
金も相当なものだ。
 軍事的敗北、国庫への負担、そして増税から目を逸らすため、かつてヤンが脳内で語っ
たお伽話的美談を大きく宣伝した。マザリーニ・アルブレヒト三世・ヴァリエール公爵を
悪役に仕立て上げる事で、とりあえず国民に対する権威失墜、皇帝への批判はかわし続け
ている。
 とはいえゲルマニアとトリステインの共倒れ、最低でも軍事同盟破棄は確実…だったの
に、軍事のみ為らず政治・経済面に至るまで強固な関係を築き上げるという、真逆の結果
が生じてしまった。さすがにこんな、予想外にも程がある結果まで皇帝の責任を問う声は
小さい。だが、地上侵攻とハルケギニア統一が極めて困難になったのは間違いない事であ
る。
 いまだ公式発表はないが、トリステインに『虚無』の系統が降臨したという噂も広まっ
ている。「地に平和を!」という神託を下し、レコン・キスタの聖地回復運動に対抗してい
るというのだ。これでは他国の敬虔なブリミル教徒をレコン・キスタへ取り込むにも支障
が出る。
 ワルドからの情報もあって(彼はアルビオンで領地と爵位を得て、確かな地位を築きつ
つある)『虚無』の担い手ルイズ、その使い魔ヤンの事を皇帝は知っている。ゆえに、皇帝
は地上侵攻を躊躇わざるを得ない。政治的にはともかく、軍事的に勝てる見込みがほとん
ど無いからだ。

 そう、皇帝は知っている。
 ヤンがレコン・キスタの目論見を尽く見破り裏をかく智将であると。
 今や両国は一つとなり、アルビオンと並ぶ大国にならんとしていると。
 皇帝への式典招待状はクロムウェルを謀殺する罠などでなく『レコン・キスタなど、も
はや歯牙にもかけていない』という意味だと。

 そして何より、教皇と皇帝にとって不都合な噂がトリステインを中心に広まり始めてい
るということを―――



「全くもって、奴等の行為は赦しがたい事です。聖地奪還運動に対して堂々と異を唱える
とは。
 しかも、その理由が信じがたい!『聖地は既に無い。始祖の魔力が暴走し、千年前に消
失した。千年前から現在まで、エルフ達が暴走する虚無の力から世界を守り続けた』など
と!
 かつて聖職にあった身としては、不信心までは赦せます。ですが始祖に弓引くがごとき
虚言は赦せません!しかも言うに事欠いて、あの暴虐なる悪鬼、エルフが世界を守ったな
ど、世迷い言にも程がありましょう!」
 聖職にあったくせに信仰心の欠片もない皇帝だったが、この時に示した怒気には多分に
演技以上のものが含まれていた。それほどまでに皇帝にとって、件の『理由』は非常識か
つ自己の政治的宗教的立場に真っ向から対立するものだったから。

 教皇も皇帝の言葉に強く頷いた。
「まったくもって、その通りです。しかも最も赦しがたいのは、この暴言を吐いたのが、
始祖の後継者を僭称するルイズという娘本人という事です。かの魔女は誰憚ることなく、
公言しているそうですよ。『私はブリミルが大嫌い』と」
「狂人の戯言です。聖下が御心を痛めるに及びますまい」
「その通り、完全に狂人の戯れ言です。始祖の系統『虚無』を受け継ぎ、始祖の後継者を
名乗りながら、始祖を嫌い始祖の悲願を否定するなど。明らかな自己矛盾に陥っているの
です。
 ところが、どういうわけか、その戯れ言が徐々に広まっているのですよ。トリステイン
を中心に」
「信仰が地に堕ちた…という類の話ではありませんな。異教、いや邪教が広まっていると
しか思えません。かの連邦設立という話の裏に、始祖の慈愛が満ちるハルケギニアを闇に
堕とそうとする、ルイズとかいう聖女を騙る魔女の悪しき意図が隠されているのは、間違
いありますまい」


662 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 11:48:07 ID:A3jf5SqV
反応はいろいろあるよね支援

663 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 11:49:02 ID:dsClrqUW
土地的には独蘭同盟か
ベネルクス3国を無条件で通ってのマジノ線迂回・・・?

664 :ゼロな提督29話:2008/07/21(月) 11:49:07 ID:23zXRE5C
 教皇と皇帝はルイズを狂人・魔女と呼ぶ。その度にアンリエッタは青ざめ、失った右腕
の傷口辺りを押さえ、小刻みに震え出す。ウェールズはアンリエッタの肩に手を置いて抱
き寄せ、静かに慰める。
「どうか、されたのですか?」
 教皇の問に答えたのはウェールズだった。
「私の婚約者は、かのルイズの使い魔である平民に、右腕を奪われたのです」
 その言葉にアンリエッタは鞭に打たれたかの如く、ビクンと大きく震えた。伏せた顔を
ウェールズの胸に埋め、頬を涙で濡らす。ウェールズはアンリエッタの背を優しくなで続
けた。

 そんな二人の姿に、ヴィットーリオは顔を曇らせた。
「これは、配慮が至らず申し訳ありませんでした。どうか今は静かに休まれるがよろしい
でしょう」
 その言葉を受けて、ウェールズは教皇へ一礼し、アンリエッタを庇いながら退室した。
後に残るのは教皇と皇帝と秘書のみ。
 教皇は秘書の方をチラリと見やり、皇帝に向き直った。
「失礼。ここからはクロムウェル殿と二人きりで話をしたいのですが」
 その申し出に、皇帝は目を見開き、汗をかきながら秘書と皇帝の間でチラチラと視線を
往復させる。シェフィールドは一礼して、同じく部屋から退室した。


 ホワイトホールに残るのは、すぐに穏やかな微笑みを取り戻した教皇と、なにやら落ち
着きのない皇帝の二人。
「さて、クロムウェル殿…折り入って伺いたい事があります」
「な、何でしょうか?」
「あなたの系統です」
 何の前ふりもなく、何と言う事もないかのように、当たり前に尋ねられた皇帝。
 だが彼の動揺ぶりは、全然当たり前のようには見えなかった。一瞬で顔一面に汗が流れ
落ちる。視線が宙を彷徨う。

 それでも大きく息を吸い、やはり大きく息を吐き出して、たどたどしく答えた。
「や、はり・・・ご存じ、なのですね」
「ええ。あなたは『虚無』の系統などではありません。というより、魔法を使えぬ平民の
出でしたね」
 やはり平然と答える若き教皇に、皇帝は再び大きく息を吐いた。
「そうですか…いや、当然と言えば当然ですな。全司教が属し、始祖への信仰を守るべき
教会。それを統べる教皇が、元司教である私の出自や『虚無』の系統を知らぬ訳がないの
ですから、はい」
「無論です。死者を蘇らせるという魔法の正体…その指輪ですか?」

 理知的な教皇の視線は、無様に汗で濡れた皇帝の指へ向いている。その指には、妖しく
深く水色に輝く石を嵌めた指輪があった。


665 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 11:49:43 ID:lVOuDKfl
支援支援支援


666 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 11:49:51 ID:mRCnbucH
支援

667 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 11:51:24 ID:Fq9h5LpA
しえん

668 :ゼロな提督29話:2008/07/21(月) 11:51:41 ID:23zXRE5C
 皇帝は観念したように皇帝へ指輪を示した。
「そうなのです。これはアンドバリの指輪と言いまして、死体を蘇らせる力を持つのです
よ。ですが、詳しい事は私にも分からないのです。なにしろ、魔法を使えない身なのです
から」
「伝説のマジックアイテムですね。これでウェールズ皇太子を蘇らせたのですか。もしや
既にアンリエッタ姫も?」
「いえいえ、あの者達は死んでいませんよ。ちゃんと生きています。ただ、ウェールズ殿
だけは、少し『説得』をしただけですよ、はい。真の信仰に目覚めて頂くべく、始祖の教
えを説いたのです」
「なるほど、『説得』ですか。アンリエッタ姫も?」
「いえいえいえ、アンリエッタ姫は『説得』の必要はありませんでした。ただウェールズ
殿への愛があるだけです」
 クロムウェルの言葉の意味に気付かぬ教皇ではない。その意味に気付いた上で、相も変
わらず涼やかな笑みを浮かべている。さらには元司教へトドメを刺すがごとき言葉まで続
けてくる。

「その指輪あなたに与えたのは、先ほどの秘書?」
 この問に、クロムウェルは再び汗を噴きだした。それはYesと答えたのと同じ事。教
皇は満足げに、慈愛に満ちた微笑みと共に頷いた。

「やれやれ…まぁ、あんたみたいな三下じゃ相手にならないと思ったけどね」
 ホールの扉から女の声がした。それは、不敵な笑みを浮かべるシェフィールド。
 皇帝は椅子から立ち上がり、秘書を演じていた女へ口を開いた。
「お初にお目にかかります。真なる皇帝にして、レコン・キスタの盟主よ」
 その呼びかけにシェフィールドはフードを外し、痩身だが美しい顔を露わにし、教皇の
前へ恭しく跪いて答えた。
「教皇聖下を謀るような真似をしたことを告白し、懺悔致します。私の名はシェフィール
ド。ですが皇帝でも盟主でもなく、一人のブリミル教徒に過ぎません」
 教皇は彼女の額を一瞥する。そして礼を示す女に、彼は罪を咎めるどころか、満面の笑
みと共に手を差し伸べた。
「ここに我等が出会えた事は、始祖のお導きなのでしょう。さぁ、今こそ同じ神を戴く兄
妹として語り合いましょう」
 そういって皇帝は円卓への着席を促した。

 着席してすぐ、シェフィールドはヴィットーリオへ尋ねた。
「それにしても、どうして指輪の事をご存じだったのですか?」
「いえ、知りませんでした」
 皇帝は椅子から転げ落ちかけた。そんな様を皇帝は楽しげにクスクス笑いながら種明か
しをする。
「ただ、死者を蘇らせる事から、生命を司る水の魔力を強く秘めた品を使用している、と
予想しました。例えば、死者に偽りの生命を与えるという水系統の伝説のマジックアイテ
ム、アンドバリの指輪。
 そして、魔法を使えぬ平民出のはずの司教がいきなり『虚無』を騙り、死者を蘇らせ、
皇帝の地位にまで上り詰めたという事実。
 で、クロムウェル殿の指を見れば、明らかに高度な水の魔力を秘めた指輪をつけている
わけです。もしやと思って、かまをかけてみたのですよ」


669 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 11:54:02 ID:A3jf5SqV
なんかこのヴィットーリオ好感が持てる
でも狂信者なんだろうな支援

670 :ゼロな提督29話:2008/07/21(月) 11:54:53 ID:23zXRE5C
 皇帝は楽しげに自らの推理を語る。聞かされているクロムウェルは恐縮して汗をハンカ
チで拭きっぱなし。シェフィールドは不敵な笑みを保ちつつ、黙って教皇の話を聞き続け
ている。

「さて、余興はここまでにしまして、本題に入りましょう」
 教皇はコホンとわざとらしい咳払いをして、改めて二人に向き直った。
「聖地奪還というレコン・キスタの旗印、真ですか?」
 秘書だった女は、微笑みと共に頭を垂れた。
「無論です。私はそのためにこの地へ来ました」
「それは、あなたの主の真意ですか?」
「その点は聖下ご自身が確かめられるのがよろしいかと」

 平然と御意と答えたシェフィールドを見て、クロムウェルはクラリと体が揺れる。卒倒
しかけたようだ。
 相変わらず微笑みを絶やさない教皇に対し、ようやく体勢を立て直した彼は必死に口を
開いた。
「し、せ、聖下!あ、あの、あなたの主って、どうして!あのお方の事まで!」
「いえ、どうしてと言われても…見たままですから」
 そういってヴィットーリオは女性の額を指さす。そこには使い魔のルーンが描いてあっ
た。
「ああ、見たままと言っても、これは『虚無』について知る者にしか分からない話です。
気にしないで下さい。
 というわけで、貴女の主と直接にお話がしたいのですよ。急ぎ取り次いで頂けますか」
「分かりました。ガリア王都リュティス、『グラン・トロワ』にて我が主は聖下をお待ちし
ています」
「グラン・トロワ?」
 頭を垂れる女が放つ言葉に、初めてヴィットーリオは驚いた顔をした。





671 :ゼロな提督29話:2008/07/21(月) 11:56:47 ID:23zXRE5C
前半、ここまでです


うあああ、もう限界だ



寝る

672 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 11:57:37 ID:QD+gHYi0
乙です。
お休みなさい。ノシ

673 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 11:58:56 ID:dsClrqUW
おやすみなさい
独露蘭vs仏英伊
の世界大戦か
これはどっちに転ぶか分からんね

674 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 11:59:51 ID:A3jf5SqV
GJ&おやすみなさい

675 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 12:03:10 ID:VSDOs3ii
A3jf5SqVよ・・・
支援しすぎだろJK
まぁそう言ってるそばから提督支援


676 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 12:04:52 ID:+1OYoVr4
アンアンに何の反省の様子もないのが好ましいですね

677 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 12:05:16 ID:lPR6fNTl
>覚えておきなさい…私は、ブリミルが、大ッ嫌いなのよ!
ジョゼフが聞いたら、「うん私も大ッ嫌いだよ。」と笑顔でいいそうな気がw

678 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 12:06:47 ID:h2ifLw/w
GJ!
英気を養ってください。

679 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 12:07:26 ID:KqeTpkvy
提督の方、乙です〜

後半は夜かな?
いまはごゆるりとお休みになってください
自分は夜勤組なのでこれから寝まーす
出かける前に後半読めたらいいなぁ…

680 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 12:08:32 ID:A3jf5SqV
確かになんか気が合いそうなふたりだ
二人が違うのは兄弟姉妹の生まれ順とか少しだよね

681 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 12:08:59 ID:+gd4yoeC
ウェールズは洗脳されてるだけで死人じゃなくて良かった……と言うべきなのかね。
正気に戻ったら戻ったで自殺しそうな状況だ。

682 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 12:11:03 ID:9vlwsBmS
提督の方乙でした。
自分も昨日まで夜勤だったのでその辛さはわかります。
ゆっくりお休みになってください。

683 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 12:11:27 ID:A3jf5SqV
>>675
わりいこの時間帯じゃ支援可能な人間が(比較的)少ないんじゃと思って気張りすぎた

684 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 12:18:11 ID:KqeTpkvy
おっと、前半の感想書き忘れた

カトレアの治療はデータさえ揃えば可能なのかな?
でもタバサママの方は無理くさいなぁ…

ふーむ、ここで教皇が出てきましたか
アルビオンとロマリアにしてみれば「始祖の信仰」・「聖地奪還」を盾に同盟組めそうだな〜
ジョゼフと教皇の会談がどうなるか楽しみ
まぁ、ジョゼフからしてみたら今更始祖だの聖地だの興味範囲外だろうな〜

685 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 12:24:10 ID:lPR6fNTl
>>684
現状を理解してるし、既に小型艇の情報も手に入れてるからそっちの方に興味津々だろうね
しかしだからこそアルビオンとロマリアを焚きつけそうな気がする
それでヤンとその仲間達(銀英側)やエルフ側の動きと慌てぶりを見て楽しむという悪趣味な事しそうだw
んで最後にはアルビオンとロマリアを切り捨ててヤン側に付くと

686 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 12:30:02 ID:6iAHtGBH
提督GJ!

メックリンガーが予想どうりの反応でワラタ


687 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 12:37:16 ID:37q/sxeW
おおーシャーリー来てた!乙乙
イザベラwwこれは予想できなかった。てっきりシルフィード取られてタバサ涙目だと思ったが
バンクスって、メアリさんまでいるのか?メアリさんなら使い手いけそうだな

688 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 12:38:53 ID:FbgNXQC8
提督の人乙です
そう言えばロマリアって聖地周辺に人を送って場違いな工芸品を回収してたけど
こっちのロマリアも人は送ってる筈だから整地の現状把握してるんじゃないのか?
把握した上でエルフのせいにしてるのかな?
ヤンとかラインハルトが事情を説明して説得すればなんとかなる・・・かなぁ?

689 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 12:43:18 ID:vZ3KyfnQ
最初神官でジュリオかと思ったんだけど違ったか。

ロマリアは完全に時代に逆行した存在になってるな。
現実でも、どんなに神の教えで否定しようと、進化論も地動説も止められなかったのにね。
攘夷志士のように、最後にこういう輩は滅ぶものだけど、さてこっちの教皇に事実を受け入れる度量はあるのかな。

690 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 12:43:37 ID:A+GHBnng
 すでにエルフ側との交渉はやっているのか、そちらが気になるな。まあ、三ヶ月あればやらないほうがおかしいか。
 それに、ヤンならこの程度の事態、予測出来ないほうがおかしい。そもそも、ルイズが「聖地の真実」を堂々と公言して
いるのも、多分ヤンの深慮遠謀の結果だろう。つまり、現在ヤンには、ルイズの言葉が真実である事を証明する手段が
あり、教会を敵に回しても勝つ確信があることになる。

691 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 12:50:59 ID:PCqiVK0q
ジョゼフ「余の無責任な応援 Priceless」

692 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 13:05:03 ID:EiFSyneS
提督の方乙!!
もうそろそろ腹黒軍団が勢ぞろいしそうですなw

>>673
もちろん、イタ公を擁する方が負けるに決まっているじゃないかww

693 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 13:10:44 ID:9eToyg5M
>>692
ヤン「古い古ーい笑い話に『次はイタ公抜きでやろうぜ!』というものがあってねー…」

694 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 13:17:21 ID:h2ifLw/w
半島国家を擁すると負ける。
両陣営ともに擁すると引き分ける。

その例が隣に……

695 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 13:18:21 ID:sxShYmH6
>>692−693
砂漠でパスタを茹でたり
夜はこっちも眠いんだから向こうも寝てるってと言いながら見張りを立てずに
夜襲を食らうんですね分かります('∀`)

696 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 13:22:31 ID:uLTZ3b/Z
>>695
砂漠でパスタは都市伝説。

MCあくしず連載の巫女もの漫画より、箒のどれか召喚。

697 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 13:22:56 ID:zsmH9cAI
シエスタとフーケはどうなったんだ?


698 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 13:23:05 ID:EiFSyneS
>>693-695
「俺は国のためになんか戦わない、女の為に戦うぜ!!」といって、前線で脱走が相次いだりするんですね、分かりますww

699 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 13:32:03 ID:h2ifLw/w
>>696
某箒「タバサ殿はスジが通っていらっしゃる」

700 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 13:42:31 ID:P281IlPd
シエスタはルイズ達と一緒か
マチルダはティファニアのとこかな?
今回タバサときゅいきゅいが一緒じゃないのが意外
監視してんじゃなかったのか?w
ジョゼフのとこに報告にでも行ってるのかな

701 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 13:46:09 ID:r2PIlGak
提督乙

関係ないが、さすがに支援多すぎないか?
ぶっちゃけ書き込み制限の緩和が目的の「支援」カキコなんだから、1回だけで自重しとけ

702 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 13:46:59 ID:wfLN+eWZ
>>681
俺、最初はウェールズは、アンドバリの指輪で生き返ったゾンビかと思っていた。
先日完結した、鮮血の使い魔読んでいて、
『そういえばあの指輪、洗脳効果もあったっけ?』という事を思い出し、
このSSのウェールズが、生きている可能性に気がついた。
今回答えが出た。やっぱり生きていたんですね、ウェールズ殿下。
でもまあ、このことが本当にめでたい事かどうなのか、
まあせめて、アンリエッタにとって、それくらいのささやかな幸せが残っていてもいいかな、
とも思う。でなきゃアンリエッタにはあまりに無残ですから。

703 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 13:49:30 ID:OuxWZBo5
洗脳効果あるだろ

704 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 13:52:34 ID:P281IlPd
>699
なんかエロいぞ、その言い方www

705 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 13:55:52 ID:D4iASJSD
>>704
……いやだって、セクハラ箒だからして……。

706 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 13:55:56 ID:DLxplll5
マクロスから熱気バサラ

「なんだあの平民・・・殴られながら歌うのを止めないぞ」

ドガ
「歌うのを止めろといっているんだ!」
ドガ
「止めろ」
ドガ
「う、うわああああああああああ」

707 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 14:05:47 ID:8COfEH0z
>>699
タバサのスジがイイと申したか

708 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 14:15:26 ID:Fr8A5xAG
>>702
ささやかな幸せ…に、なればいいよなあ(遠い目)
生きていたら生きていたで、より黒い展開が脳裏に浮かぶ。

とにかく提督の人GJでした。
後半お待ちしておのまーす。

709 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 14:17:29 ID:jgoZ3krx
>>708
生きてたら生きてたで
「あの男のために貴女様があるべき場所が……ウウッ
 お力になります、正統なる、あるべき場所に貴女様をお戻しいたします!」
って担がれそうだよな。

710 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 14:20:19 ID:aUZ2O9EY
こんどはガリアがくるか

711 :699:2008/07/21(月) 14:20:41 ID:h2ifLw/w
みんな食いつきがいいな。

ふふふ、まさに私のスジ書き通りッ!

712 :ゼロな提督29話:2008/07/21(月) 14:30:36 ID:Q6WGJ946
一眠りしました。30分だけ

・・・眠いのに、だるいのに、上手く寝れない
だから深夜勤務は嫌いなんだ


さて、それでは後半投下です。
背後から「アァァァメィェエエエエン」な人々がバヨネット構えてやって来る前に

713 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 14:30:52 ID:lPR6fNTl
>>681>>708
よく考えてみるとウェールズの洗脳が解けても、自分のせいで国を捨てたアンアンを
見捨てて死ぬわけにはいかんから、遠い地で世捨て人として生きていくしかないか
(仮に最後まで生きていても)
ウェールズにとっては辛いことだがアンアンはそれでも幸せかもしれん……

714 :ゼロな提督29話:2008/07/21(月) 14:31:17 ID:Q6WGJ946
 ガリア王国、王都リュティス
 トリステインとの国境部から1000リーグ離れた内陸に位置し、大洋へ流れこむシレ河が
中央を流れる。人口30万を誇るハルケギニア最大都市。シレ河の中州にある旧市街から延
びたボン・ファン街を郊外へ馬で30分ほどの距離に壮麗な大宮殿、ヴェルサルテイル宮殿
がある。世界中の建築家、造園師の手による様々な増築物により、今も拡大する王族の居
城。
 宮殿中心には、薔薇色の大理石と青いレンガで作られた巨大な王城『グラン・トロワ』
がある。ちなみに、そこから離れた場所には王女イザベラが生活する薄桃色の小宮殿『プ
チ・トロワ』がある。

 グラン・トロワに暮らす長身美髯の美丈夫、ガリア王ジョゼフ。彼は来客を前に悠然と
金塗装されたクルミ材の肘掛け椅子に体を預けていた。彼の前で同じく椅子に腰掛けてい
るのは聖エイジス三十二世。

 二人は窓から差し込む明るい日差しを受けているのに、爽やかとは言い難いオーラを纏
いながら向き合っていた。
「まったく驚きましたね。まさかジョゼフ殿が虚無の担い手であったとは」
「いやはや、全くお恥ずかしい限りだ。内政をすれば国が傾き、外交をすれば国を誤ると
まで言われる、この無能王の余が『虚無』を受け継ぐなど」
 謙遜した風な言葉を連ねる王だが、その態度に謙遜した風は欠片も見いだせなかった。
各王より形式上の地位を上回る教皇を前にして、傲岸不遜に体を反り返らせている。そん
な無能という言葉が相応しくない王を前にしても、ヴィットーリオの口元に浮かぶ柔和な
微笑みは変わる事がない。
 二人は金銀で装飾された立派な応接用デスクを挟んでおり、室内には他に誰もいない。
既に人払いされていた。机の上に置かれたワインクーラーとワイングラス用クーラーの中
で、ワインとグラスが手をつけられないまま虚しく冷やされ続けている。

「さて、大まかな話は使い魔のミョズニトニルンより聞いている事でしょうから、前置き
は省きますね」
「やれやれ、使い魔の種類まで見抜かれてしまう。彼女の額に落書きでもして、ルーンを
改ざんしようか」
「女性の美貌は、そのままで愛でるものですよ」
 王の冗談に教皇も笑う。そして王も笑う。ただし、二人とも目が笑っていない。双眸に
湛える眼光は、相互を射抜かんとするほどに鋭い。

 笑ったままの若者の口から、次の言葉が紡がれた。
「それで聖地奪還の事ですけど、まさか、弟君を殺して戴冠したとまで言われているあな
たが、今さら真の信仰に目覚めたわけもないでしょう?」
 その言葉に、ジョゼフの口から笑みが消えた。
「そういうお前は、本気でエルフから聖地を奪還しようなんて寝言を口にしているわけで
もないだろう?」
 王から、形ばかりの敬語すらも消える。

 それでも教皇の口元は微笑みを崩さない。

「聖地を取り返す。それこそが私の目的であり、教皇としての使命だと思っています」
「ふん。まったく、ご大層な綺麗事をヌケヌケとほざくものだ。で…それと俺と、何の関
係がある?」
「あなたがレコン・キスタを使ってハルケギニアを統一した後に何をするか、と言う事と
関係があります」
「まさか俺に、エルフ共と戦え…と言うワケか?」
「最初からそのつもりでしょうに」

 その言葉に一瞬ジョゼフは呆気に取られ、目も口もポカンと開いてしまう。
 しばしの沈黙が二人の間を漂う。 


715 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 14:31:29 ID:0T2ins3x
アンリエッタはトリスティンには2度と戻れないな。
どの面下げて帰れるか。

716 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 14:33:24 ID:lPR6fNTl
基地外同士の駆引きは緊張感があるな支援

717 :ゼロな提督29話:2008/07/21(月) 14:34:57 ID:Q6WGJ946
 そして、ジョゼフは顔を右手で押さえて笑い始めた。腹の底から、心底楽しげに。
「くははは、ははっははははっ!
 いやはや、その若さで大したものだ。その通り、実はそのつもりだった。何故分かった
んだ?」
「レコン・キスタを使ってトリステインとゲルマニアを争わせ、疲弊した所でガリアが全
てを蹂躙しハルケギニアを征服する。…そこまでは良いとして、さてその後ジョゼフ殿の
飽くなき野望はどこへ向かうのか、というだけのことです。まさかロマリア含めてハルケ
ギニア全てを手にしたら大満足。後は太平の世を楽しもう、なんて趣味はお持ちではない
でしょうから。
 でなければレコン・キスタなんてものを一から作り上げたりせず、王家の血を僅かばか
りだけ引く地方貴族でも後押ししておけば簡単です。大方、ガリアがレコン・キスタに屈
服するとか、あなた自身がレコン・キスタに参加すると宣言する…とかも考えていたので
しょうね」
 その言葉に、ガリア王は腹を抱えて大爆笑しだした。

 ひとしきり笑い、ようやく呼吸を落ち着ける。
 そしてワインクーラーから一本取り出してグラスに注ぎ、一気に飲み干した。

 ふぅ、と一息ついてから、ようやく話を続ける。
「やれやれ、アルビオンで俺の使い魔と会っただけで、そこまで見抜かれたか。
 そうだ、その通りだった。聖地なんかどうでも良いが、エルフと戦うのは面白そうだっ
たんでな」
「そのためだけに、ハルケギニアを血に染めようとしているのですか?」
「ああ。凄いだろう?」
 詫びれる事無く、それどころか胸を張って野心を自慢するジョゼフ。
「まぁ、確かに凄いですね。『無能王』の仮面を被って他者を油断させ、人を駒とし、他国
を思うままに操り、己が欲を満たすためだけに戦乱を起こす。…なかなか出来る事ではあ
りません」
「そうだな。そして、そんな俺を利用してまで聖地奪還を目指そうとは、お前も俺に負け
ず劣らず狂ってる」
「信仰とはそういうものでしょう」
 ヴィットーリオは何の躊躇いもなく、平然と言い放った。

 くっくっく・・・とくぐもった笑いが室内に響く。

 王はもう一つのグラスをクーラーから取り出し、ワインを注いで教皇の前に置いた。
「まぁ、お前も一つ飲んだらどうだ?言っておくが毒なら入っていない」
「ご馳走になりましょう」
 教皇はなんの迷いもなくワインに口をつけた。
 とたんに麗しい口元から感嘆の溜め息が漏れる。
「美味しいですね」
「俺の秘蔵ワインだ。もはや二度と手に入らぬ最後の一本だぞ」
「それは光栄です」
 王も自分のグラスに再び赤い液体を注ぎ、一気に飲み干す。

 二人はしばしワインの芳醇な香りと味わいを楽しんだ。
 そしてグラスを置いた後、王は再び話を切り出した。
「とまぁ、お互い腹を割って話をした後で悪いんだが…実は、さっき話した俺の策は既に
放棄しているのだ」
「ほう、何故でしょうか?」
 教皇は、特に驚いた様子もなく尋ねた。
 王も、教皇が驚かなかった事に何のリアクションも示さない。淡々と話を続ける。
「何の事はない。トリステインへ侵攻出来ないからだ」
「おやおや。エルフとすら事を構えようかというあなたが、随分と弱気ですね」
 ふん、と鼻で笑ったジョゼフはワインボトルを二人の間にドンッと置いた。

 王と教皇の視線がワインボトルを挟んで交差する。
 瓶の中で赤い液体が波打つ。


718 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 14:36:30 ID:6iAHtGBH
支援

719 :ゼロな提督29話:2008/07/21(月) 14:38:09 ID:Q6WGJ946
「このワインは、もしやタルブ産ですか」
「そうだ。先のトリステイン侵攻時に壊滅した、タルブだ」
「なるほど…確かに二度と手に入らぬ逸品なのですね」
「ああ。何しろ、ブドウ畑の半分が先の戦で焼かれ、荒野に戻った。必死で新しいブドウ
の苗を植え直しているそうだが、このワインのような逸品が再び生まれる日は見れないだ
ろうな」
 二人の間で赤い液体の波は小さくなり、ささやかな静寂を取り戻しつつある。


 ―――タルブのブドウ畑は半分が消えた。
 実際にはアルビオン軍侵攻のせいではなく、夫婦喧嘩のせい。だが「逃げる亭主を逆上
した嫁が追いかけたら、ブドウ畑が半分消えました」なんて、一般人は誰も信じない。な
ので侵攻してきたアルビオン軍との戦闘で焼失、という誤った情報の方が広まってしまっ
た。
 で、山の斜面に築かれた排水路も何もかもボロボロ。生き残ったブドウの木も枝が折れ
るわ葉っぱが飛ぶわ。元通りになるのは何年先になる事やら。というわけで現在、倉に残
されていたタルブワインは希少価値が出て価格もうなぎ上り中。
 村の生活と再建資金は、それまでの村の蓄えでは足りない。だがシエスタが拾った人工
ダイヤモンドのティアラ、通称『血塗れのティアラ』をフーケの闇ルートで好事家に売却
したので何とかなった。
 ヤンとフレデリカは平謝りしながらタルブを後にした―――


「・・・だが、その『夫婦喧嘩』の方が、実は真実なのだ!」
 ジョゼフはワインを再び自分のグラスに注ぎながら、楽しげに語り続ける。
「俺の姪、弟には娘がいるんだがな。名はシャルロットだが、今はタバサと名乗ってトリ
ステイン魔法学院に留学している。なので、件の魔女達を監視させていた。その姪からの
情報だ。
 使い魔のヤンへ、嫁が遠い国から船に乗って会いに来ていたんだ。が、ヤンは学院長の
秘書と浮気している真っ最中でな。それを見た嫁が怒り狂い、船で砲撃しながら亭主をブ
ドウ畑の中で追いかけ回したんだ。結果、あっというまにタルブのブドウ畑が穴だらけに
なった。
 信じられるか?女一人で操る小さな船の砲で、あの広大なブドウ畑を、ほんの一瞬で
だ!」
 若き教皇は、ニッコリ微笑んで感想を一言。
「まさに天罰ですね」

 この反応に、ジョゼフは露骨につまらなそうな顔をした。

「なんだ、知っていたのか」
「タルブの教区担当司教から報告がありました。…と言っても、妙な噂が同時に広まって
いたので再調査させてみたのです。そうしたら妙な噂、夫婦喧嘩の話が真実と分かったと
いうわけです」

 教会の力には幾つかある。信者からのお布施や荘園からの収入という資金力。信仰とい
う神の権威。何より教圏全域に行き渡る教会と各教区の司教からの報告という、国境線を
超える情報網。


720 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 14:38:25 ID:u2oEeV/6
腹黒陰険漫才は楽しいなあ支援

721 :ゼロな提督29話:2008/07/21(月) 14:42:25 ID:Q6WGJ946
「で、その船は夫婦喧嘩の果てに壊れたと聞いています」
「そうだ。だが、その後学院へ、同じ船が次々と飛んできたのだ。何か事情があるとかで
人は乗っていなかったそうだ。どうやら船自体が一種のガーゴイルらしくてな、全て無人
で飛んできた。
 だが、それが意味する事、分からぬわけはあるまい」
「たった二人の平民相手でも軍事的に勝ち目がない、という事ですか」
「当然だ。例の船に付いている砲は、たったの一門。だが、その一発で遙か彼方の山を穿
つ。速力は風竜をも軽く上回る。素材からして不明。そんな物が何機も学院の横に並んで
いるのだ。
 ちなみに、奪おうとて無駄だ。シャルロットが船の中を見た。操縦法も何もかも、全く
理解出来ないそうだ。おまけに例の夫婦以外の誰が触っても何の反応もないし、重くて誰
にも動かせない、と」
「そうですか…残念ですね。それに、その情報は色々と大きな問題を含んでいますね」

 教皇は、ここでようやく作り笑いを崩した。物憂げに溜め息をつく。
 王もわざとらしく肩をすくめる。

「そう、極めて重大な問題だ。
 まず例の魔女は、本物の『虚無』の系統だということ。何しろ俺と同じく人間を召喚し
たのだからな。
 にも関わらず、教会に対して露骨に反抗している。聖地奪還へも、だ。
 これを軍事力で排除する事は既に不可能。ゲルマニアとトリステインの連邦制移行は決
定し、その国力は我がガリアにも抗しうる。そして件の船、ハルケギニアの全艦を集めて
も勝ち目はない。
 といって例の夫婦だけを殺したら、怒り狂った奴等の故郷から次々と船が飛んでくる。
無人のまま、脅威の大砲を乱射しながら、な
 なおかつ、あのヤンという使い魔…恐るべき軍師だ。俺のゲームを尽くひっくり返しや
がった。それも異国の軍船など使わず、舌先三寸だけでアルビオンもゲルマニアも翻弄し
たのだ」
「ほう?彼がひっくり返した…と言う事は、例の禅譲の一件はヴァリエール公爵の発案で
はない、と」
「ああ。シャルロットが横で聞いていた、あの男が禅譲策を進言するのを、な。枢機卿へ
奇襲迎撃作戦を進言したのも奴だ。元は異国の元帥だそうだ」

 教皇はもう一度溜め息をつく。物憂げに、ではなく驚嘆の溜め息を。

 だがすぐに再び物憂げな表情へと戻った。
「今現在だけでも既に大事だというのに…今後について考えると、悲しみと不安で胸が潰
れそうですよ。
 彼の国から妻が異国の軍船に乗ってやってきた。しかも次々と後続が送られてくる。ハ
ルケギニアはエルフのみならず、彼の国からの侵攻にも怯えねばならない、という事に他
なりません。
 おまけに例の魔女が言いふらす流言。聖地は既に無いとか、エルフ達が世界を守ってい
るとか、こんな戯言を信じる者が増え出す始末」
「ああ、そうだな。まったく非常識な物言いだ。世の中は物好きな痴れ者で溢れかえって
いる。滑稽にも程がある」
 ジョゼフは楽しげに笑った。口の端を釣り上げ、低く押し殺した声で笑い続ける。

 そして口の端を醜く釣り上げたまま、教皇を睨み付けた。
「…で、『光溢れた土地』と呼ばれる貧民窟の管理人が、結局俺に何の用だ?お有難い愚痴
を聞かせてやったから布施でも恵んでくれ、とでも言うつもりか?」
 宗教都市ロマリア。聖職者は『光溢れた土地』と神聖化している。街には笑いと豊かさ
が溢れ、神官達が敬虔なるブリミル教徒達を正しく導いている…と、信じ込ませている。
だが実際は、各地から流入する流民達の溜まり場だ。仕事も食事もなく、着る物にも事欠
く貧者の列が施しのスープに列をなす。その横を、着飾った神官達が談笑しながら寺院へ
向かうのだ。


722 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 14:42:36 ID:IPm/LJCq
「…無理」ワロスwww
支援。

723 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 14:45:56 ID:wfLN+eWZ
支援だ、支援の女神が、お前達に下着をちらつかせているぞ!!

724 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 14:46:52 ID:x+EtuaIm
宜しい、ならば支援だ!

725 :ゼロな提督29話:2008/07/21(月) 14:47:17 ID:Q6WGJ946
 そんな痛烈な批評にも、皇帝は怒りなど表すことなく静かに応じる。
「もちろん無心に来たわけではありません。ただ、我々は共通の敵を有している事を確認
しに参ったのです」
「ふん、そんなものは分かっている。だからといって、どうしようというのだ?」
「これです。恐らくは、あなたの所にも届いているはずですよ」
 教皇は胸元から、見るからに立派な便箋を取り出した。それはトリスタニアで行われる
ゲルマニア=トリステイン連邦建国記念式典、調印式への招待状。




 ガリアの軍港サン・マロン。時は教皇とジョゼフが密会をした日、ようやく太陽が沈ん
だ頃。
 海沿いに作られた巨大な軍港には、ガリア空海軍の一大根拠地である。海に面した桟橋
や、地上に作られた鉄塔には、ガリア艦隊『両用艦隊(パイラテラル・フロッテ)』が、そ
の威容を見せている。この大艦隊はハルケギニア最強と恐れられたガリア王国の、力の象
徴でもある。
 一番高い鉄塔には、周りの戦列艦より一際大きい艦、ガリア両用艦隊旗艦である巨大木
製空中戦列艦『シャルル・オルレアン』号が係留されている。そして隣には、教皇の御召
艦『聖マルコー』号も。
 その『聖マルコー』号の一室では、二人の男性が剣呑な空気を漂わせていた。魔法のラ
ンプに照らされた青年と少年が、声を潜めて語り合っている。

「・・・既に三人の連隊長が応じました。ですがこれはロマリアの名を出すまでもなく、
ただ声をかけただけで、の数字です。恐らく教皇の後ろ盾が得られる事を臭わせれば、他
の騎士団や艦隊、一般兵からも同調者を得られます。
 いえ、恐らくは軍と騎士団の大半が呼応してくれる事でしょう!」
 テーブルを前に、興奮した様子で語っているのは二十歳過ぎの若い騎士。ピンと張った
髯が凛々しい美男子だ。
「東薔薇花壇騎士団に、反対の声は全くないんですか?」
 テーブルを挟んだ向かいに座るのは、線の細い中性的な金髪の美少年。左は鳶色、右は
碧眼の月目(オッドアイ)を持っている。
「無論。このバッソ・カステルモールはじめ、ガリア東薔薇花壇騎士の総意は『簒奪者討
つべし』と、決行の日を心待ちにしています」
 その言葉を聞き、細長くて色気を含んだ唇から嘆息が漏れる。そして柔らかい仕草で一
礼した。
「全く、心強い限りです。このジュリオ・チェザーレ、教皇聖下へ色よい返事を伝えられ
る事を嬉しく思います。カステルモール殿のご協力には感謝の言葉も見つからないほどで
すよ」
 その言葉に、カステルモールの方が慌てて深く礼をした。
「何を申されるか!さぁ、顔を上げて下さい。あの簒奪者を討ち、シャルロット様の名誉
を回復し、真の王として戴けるというのであれば、聖地回復へのご協力に一片の迷いも差
し挟みませぬ!」

 二人は互いに頭を上げる。
 月目の少年は、鹿革の白い手袋に包まれた手をテーブルの上で組み、さてそれでは…と
話を続けた。
「では、実行計画の概要を話します」
 カステルモールは顔を引き締め、チェザーレの言葉を聞き逃すまいと耳を澄ます。

「礼の調印式にマリアンヌ、アルブレヒト三世、クロムウェル、ジョゼフ…ハルケギニア
の全ての世俗支配者が一堂に会します。そしてマリアンヌとアルブレヒト三世が調印し、
教皇聖下が始祖の名においてゲルマニア=トリステイン連邦国家建国の承認を宣言、とい
うのが表向きです」
「だが実際には、トリステインの反連邦派が式典を襲撃して、全員を抹殺。教皇聖下は、
これを邪教徒討伐として承認する…ということですね」

 騎士の言葉に、輝く金髪が上下に揺れる。


726 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 14:49:19 ID:EefDyNkz
支援

727 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 14:50:27 ID:/nAOKEFX
わー、サラマンダーより腹黒ーい支援

728 :ゼロな提督29話:2008/07/21(月) 14:51:14 ID:Q6WGJ946
「ええ。あなたのおかげで、ガリア王がエルフと通じているという確かな証拠と証言が得
られました。例の連邦は、『虚無』を騙り人心を惑わす魔女を崇める邪教の国だと明らかで
す。クロムウェルは、単に贈収賄等の教会法違反でもいいですが、まぁ簒奪者とか何とか
適当にしときますよ」
「その辺の政治的、宗教的処理はお任せします。ガリア国内の意思統一は、こちらに一任
あれ。よければ式典襲撃も、ジョゼフの警護に付いていく騎士にやらせましょうか?なん
なら私が」
 呼び捨てにした主君の殺害を口にする時、カステルモールの眼は期待に輝いていた。自
分自信でジョゼフを討ちたいと、その瞳は訴えいていた。
「いえいえ、あなたはガリア国内の方と、情報提供に集中して下さい。なにしろ式典襲撃
は簡単ですが、その後の各国を治めるのが大変ですから」

 要人抹殺後、各国の統治をどうするか。その点についてカステルモールも少し頭を巡らす。

「アルビオンはウェールズ皇太子、トリステインはアンリエッタ姫、ガリアはシャルロッ
ト様、ゲルマニアは…適当な有力貴族でも、ああ、ツェルプストー辺りを据えればいいで
すな。
 ふむ、アンリエッタ姫は未だ廃嫡も宣言されてませんし、ゲルマニアは三国の内政が落
ち着いてから切り崩せばよし…大きな問題は無さそうですが?」
 不思議そうに尋ねるカステルモール。だが、まつげの長い美少年は残念そうに首を横に
振った。

「問題は王家ではなく、噂の魔女ですよ」

 東薔薇騎士団の騎士は、ああ…と納得してしまった。
「なるほど、例の自称『虚無の系統』ですか。確かに真偽は別として、恐るべき魔力を秘
めているそうですからな。それに、その配下である異国の軍人、なんでも驚異的な軍船を
持つとか。
 ですが所詮は平民。船から降りた時を狙えばよろしい。魔女にしても、魔法が強くとも
精神力は限りがありますから」
 騎士の構想に、少年はさらに首を横に振った。
「いえいえ、そういう事ではないんです。
 魔女と言われてはいるんですが、まだ年若い女の子ですよ。恐らくは政治的ライバルで
あった枢機卿を追い落とし、トリステインの実権を握らんとする父君、ヴァリエール公爵
の策謀に利用されているだけでしょう。その配下の平民にしても、異国の者ゆえハルケギ
ニアの事情に詳しくないし、始祖ブリミルの教えと深き慈愛を知らぬがゆえ…でもあるで
しょう」

 そこまで話して、チェザーレは口をつむぐ。にやにやと笑いながらカステルモールを見
つめている。

 その様子にカステルモールも、彼が言いたい事について思い至った。
「なるほど…聖地奪還には彼等の力が必要、という事ですな」
「そうです。彼等の力があれば、聖地奪還は夢物語などではなく、現実の物となるでしょ
うから。
 でも実際には、彼等を『説得』するだけです。教皇聖下が直々に始祖の教えを彼等に授
けて下さるのですよ。要は、邪教の誤った教えを捨て、真の信仰に目覚めてくれれば良い
のですから。
 ですが、既に彼女が広めてしまった流言の方が心配です。お国の民へ目を光らせ、誤っ
た教えが広まらないようにして欲しいのですよ」


729 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 14:54:57 ID:9wFC7mEw
ジョゼフとの共闘フラグクルー? 支援。

730 :ゼロな提督29話:2008/07/21(月) 14:54:59 ID:Q6WGJ946
 その話にカステルモールも納得した。腕を組んでウンウンと何度も頷く。
 カステルモールとてガリアの中枢に身を置く騎士なのだから、魔法学院に飛んでくる謎
の軍船の事は知っている。そんな船が編隊を組んで砲撃を加えれば、例えエルフでもただ
ではすまない、と。
 それに『己の過ちに気付き、邪教から身を洗い、始祖の信仰に目覚める』というのは喜
ばしい事だとも考えた。単に利用されているだけの者へ罪を問うて殺すより、温情に満ち
た裁き、いや『救済』だと。
 なので、彼は気付かなかった。少年が『説得』という言葉を発した時、そのイントネー
ションに奇妙なものが混じった事を。彼の口の端が、僅かに釣り上がった事を。

 もっとも、ランプのほのかな灯りの下では、そんな微妙な表情を気づけなかったとして
も批判は出来ないだろう。




 『プチ・トロワ』、それは王女イザベラが生活する薄桃色の小宮殿。
 カステルモールとジュリオ・チェザーレが陰謀の相談をしていた日の夜更け、タバサを
乗せたシルフィードが小宮殿の前庭に降り立った。
 タバサはツカツカと王女の部屋の前に立つ。すると部屋の前に立つガーゴイルが交差さ
せた杖を解除した。天井から垂れ下がった分厚い生地のカーテンをめくり部屋の中へ入っ
ていく。


 タバサは手に持った書簡を広げ、黙って読んでいる。
 無表情なまま、紙の上を視線が左右に往復している。
 何度も何度も、書かれている内容を読み返している。
 部屋の隅に控える侍女達は、タバサことシャルロットの初めて見る反応に、一体何が書
かれているのかと訝しんでいる。

「何度読んだって、内容は変わらないよ」
 タバサの視線が、いい加減イライラし始めた部屋の主へ向けられた。
 椅子に腰掛けているのは、17歳くらいの少女。青く細い目、絹糸のように細く柔らか
い髪、大きく豪華な冠。それらは彼女が魔法先進国ガリアの王女である証。だが、その王
女が手に持ったグラスの中で波打つワインを一気に飲み干し、紅で染められた唇を舌でぬ
ぐう下品な仕草が、高貴さとも上品さとも縁がない事を示していた。

「命令に、間違いない?」
 タバサが尋ねる。

 とたんに王女はタバサを睨み付けた。
「ああ〜ん?人形七号…あんた、北花壇騎士として、団長たるのあたしの、このイザベラ
様の命令が聞けない…て、いうつもりかい?」
 人形七号と呼ばれたタバサの人形の様に無表情な顔に、イザベラの視線が突き刺さる。
それでもタバサの顔は全く何の反応も示さない。そしてタバサを睨み付けるイザベラの顔
も変わらない。

 しばし二人は睨みあう。イザベラが一方的に睨んでいるだけにも見えるが。
 いつまで経っても変化しない、無表情に見つめ返してくるタバサ。


731 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 14:55:08 ID:6iAHtGBH
支援

732 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 14:55:47 ID:wfLN+eWZ
本当にゼロ魔クロスか、この陰険漫才はw、支援

733 :ゼロな提督29話:2008/07/21(月) 14:57:49 ID:Q6WGJ946
 結局、イザベラの方が先に根負けした。
「言っておくけど、そいつは父上直々の命令だよ!」
 その言葉にタバサの眼は僅かに見開く。そして手に持つ書簡を再び読み直す。
「間違いない?」
「しつこいねぇ、んな嘘ついてどうすんだい。それとも何かい、あんた、この命令には従
えないのかい?」
 タバサは視線を上げ、北花壇騎士団長を見つめ直す。
 しばらく黙ってイザベラの顔を見つめた後、小さく礼をした
 イザベラも、ようやく納得したらしいタバサへビシッと杖を突きつける。
「ふん、それでいいのよ。北花壇騎士(シュヴァリエ・ド・ノールパルテル)七号のあん
たの任務よ。さっさと片付けてきなさい」
 こうしてタバサは部屋を後にし、シルフィードで星空へ向けて飛び立った。




「きゅ、きゅいいいっ!!し、信じられないの!ありえないの!そんな命令、絶対裏があ
るの!やっちゃダメなのきゅいきゅい!」
 目的地へ飛ぶまでの間、タバサから任務を聞いたシルフィードは、大きな目をさらに見
開いてしまった。一応はタバサに言われたとおりの方角へ飛んではいるが、必死にタバサ
へ思い直すよう訴える。
 だが、タバサの無表情な顔は、やっぱり無表情なままだった。
「命令」
 簡潔な一言。

 だが、シルフィードは納得出来ない。大きな口から唾を飛ばし、抗議し続ける。
「きゅい!いつもいつも、命令だからって何でもやってちゃダメなの!たまには命令の内
容を考えるの!頭は使うモノなのよ!きゅいきゅい!」
 これに対するタバサの答えは、やっぱり一言。
「任務」
 断言され、シルフィードは一瞬二の句が継げず黙ってしまった。
 そして、しみじみと溜め息をつく。
「はぁ…利用されてるのは見え見えなのねぇ…きゅいぃ。お姉さまはさんざんこき使われ
たあげく殺されちゃうのね…思えば短いお付き合いだったのだわ。きゅい〜」

 そんな使い魔の呟きを気にする風もなく、タバサはシルフィードを空の彼方へ向けて急
がせた。
 アルビオンへ向けて。




 ニイドの月、ティワズの週、ダエグの曜日。
 まだ夜も明けきらぬ早朝から、ヴァリエール家の屋敷では人々が動き始めていた。

 医務室では、ベッドにカトレアが寝ている。ベッドの横に立つシエスタが、天蓋から数
本のボトルを吊り下げ、細いチューブをボトルの口に突き刺している。ボトルには「アミ
ノフリードVSOP」とか「ソリタ−T800号」とか、色々な商品名やら注意書きが書き込ま
れている。
 シエスタの横や後ろでは、執事のジェロームはじめ何人もの侍女や下男が興味深そうに
手技を観察している。


734 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 14:58:02 ID:xY3mSEEq
支援

735 :ゼロな提督29話:2008/07/21(月) 15:00:12 ID:Q6WGJ946
 彼女は手に持ったゴム紐を周囲の人々に示し、カトレアの腕を取る。
「…で、この駆血帯で腕を縛り、血管を怒張させます。そこへ予め薬液で満たしたチュー
ブの針を刺すわけです。チューブ内の気泡は無い方がいいですけど、少しくらいなら大丈
夫です。
 でもカトレアお嬢様は、あんまりハッキリと血管が出ません。だから、おしぼりとかで
腕を温めておくと良いです。穿刺部位を決めたら消毒用アルコールで拭いて、アルコール
が乾いてから刺します。
 この時、ちゃんと血管に入ったら針の中に血が逆流してくるのが見えますので、針を軽
く固定します。それからクレンメ(点滴用チューブの栓。滴下速度の調節にも使う)を開
くわけです。
 ちゃんと針が血管の中に入っていたら、逆流していた血が血管へ一気に流れ去り、滴下
もスムーズです。でも入ってなかったら滴下がすぐ止まったり、刺してる所の皮膚が腫脹
して、あ、いえ、赤く腫れて来るので分かりますよ。時々、血管壁で針先が塞がれてるだ
けの時もあるので、ちょっと動かして確かめて下さい。
 それと、滴下速度は注意して下さいね。早すぎたら心臓が驚いてドキドキしちゃいます
し、遅すぎたら血が固まって針の中で詰まっちゃいますから」
 そんな解説をしながら、シエスタはタルブで学んだ医療知識を皆に実演する。解説に合
わせて手技を行い、点滴の方法を教える。

 一通りの手技が終わり、ベッドサイドから立ち上がったシエスタは、部屋の隅を指し示
す。そこには山と積まれた箱があり、中には生理食塩水50mlパックの練習用点滴セットが
ギッチリと入っている。
「以上です。では、今日も皆さんで練習して下さいね。分からない事があれば、いつでも
教えますから」
 ニッコリ笑い講義と実演を終えたシエスタ。でも、皆さんで練習して下さいと言われた
人々は、互いに顔を見合わせる。

 誰だって人に針を刺されるのは怖い、という以前に痛い。刺す方だって怖くて手が震え
たりするし、そんな状態で刺されれば当然失敗する。もちろんその時は練習台の人が冷た
い目で睨んでくる。
 そんなわけで、お前腕貸せよ、やだよあんた出しなよ、私怖いから無理、え〜と確か急
用があったよなぁ、なんて囁き合っていた。

「大丈夫ですよ。私が練習台になりますから、皆さん気兼ねせずに練習して下さい」
 と、笑顔で言ってくれたのは点滴を受けているカトレア本人。

 そんなお嬢様の優しさに触れた人々は、勇気を振り絞って練習を始める。そしてシエス
タは彼等の間を歩き回り、「ああ、ダメ、逆です。針は体の方へ向けて刺すんですよ」とか
「そうそう、滴下まで出来たら、こういう風にチューブで輪を作って、肌の上にテープで
止めるの」とか、講義を続ける。


  コンコン
 医務室の扉がノックされ、ルイズが顔を出した。後ろにはヤン・フレデリカ・キュルケ
もいる。
「ねえ、ちい姉さまの点滴はどう?」
「あ、はい、良い感じで落ちてますよ」
 元気に答えたのはシエスタ。

 ちなみにこの『落ちている』というのは、「チャンバー」と呼ばれる太くなった箇所に薬
液がポタポタとスムーズに滴下されているということ。「点滴」という呼称はここから来て
いる。これにより薬液中の微小な気泡が除去され、時間当たりの注入量、即ち注入速度を
測ることができる。
 機械でやれば正確に行えるが、代わりにヴァリエール家の人々には扱えない。なので昔
ながらの方法が教えられていた。


736 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:02:19 ID:hu+0h0nU
支援

737 :ゼロな提督29話:2008/07/21(月) 15:03:16 ID:Q6WGJ946
 ベッド上に寝ているカトレアが、少し寂しげに笑いつつルイズ達に手を振った。
「皆さん、もう学院へ行くんですね。また何時でも遊びに来て下さいな。ルイズも、あま
り皆さんに無理言っちゃダメよ」
「そ、そんな事言わないもの!」
 ちょっとむくれるルイズをヤン達がまぁまぁとなだめる。
 ルイズは気を取り直し、シエスタの方へ目を向ける。
「それじゃ、私達は先に学院へ戻ってるから。ちい姉さまの事はお願いね」
「はい、承知しました。屋敷の人達に手技を一通り教え終えたら、私も学院に戻りますか
ら」
「頼むわね、ヤンに『ドラート』で迎えに来てもらうから」

 そんなわけでルイズ達は、使用人達が必死な顔で点滴の練習をする部屋を後にする。そ
して二機の小型機は屋敷を飛び立ち、学院へ向かった。
 ちなみに、運動神経をどこかに置き忘れてきたかのように見えるヤンだが、小型機は墜
落せずにちゃんと飛んでいた。




 その日の昼、トリスタニア。タニアリージュ・ロワイヤル座。
 本来なら聖堂から11時の鐘の音が響く。数ヶ月前ならそうだった。でも今、聖堂は建
て直してる真っ最中。打つべき鐘が無かった。
 円柱が並び、どこかの神殿かと思わせる石造りの立派な劇場だ。おめかしした紳士淑女
が階段を上がり、劇場内へ吸い込まれていく。

 演目は『君のために鐘は鳴る』。
 上官の不興を買い、国立劇場へ飛ばされた若き士官が主人公。最初は劇場の雑用にこき
つかわれ落ち込むが、美しき女優達や裏方の大道具係など劇団員達との交流によって立ち
直り、歌劇の素晴らしさに気付く。いつしか自分でも素敵な歌劇を生み出したいと、脚本
家への道を歩み始める。そして街に戦火が及ぶ時、団員達と愛する女優を守るため、一人
敵軍に立ち塞がる・・・。

「よくあるストーリーですけど、なかなか人気ですね。何より女優達の歌が良い。それに
ラストも好評ですよ、女優達が実は訳あって貴族の地位を失ったメイジ達で、士官は女優
達を率い秘密部隊を結成、街を侵略者から守り続ける、と。…私としては趣味じゃないラ
ストですが、町娘には受けてます」
 商人風の男が隣の貴族へ呟く。
「いや、前回の『トリスタニアの休日』が不評でな。さすがに経営が傾いたので、ちゃん
とした劇団を連れてきた」
 初老の貴族は商人風の男へ向けて笑う。銀髪の貴族は冗談を言ったらしい。だが商人風
の男は、あの大根役者共では当然だろう、と納得していた。

 その後も二人のひそひそ話は続く。
「…以上が調印式での警備体制だ。上空の竜騎士隊は…」
「…教皇聖下お付きの聖歌隊員を通して下さい、特徴は月目…」
 二人が話しているのは、調印式典襲撃の詳細な実行計画。ハルケギニアの歴史を塗り替
える陰謀が、まるで世間話のように交わされていた。


738 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:05:51 ID:hu+0h0nU
支援

739 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:06:52 ID:haYjoAQ5
まだだ!まだ終わらんよ!!!!!!!!!

740 :ゼロな提督29話:2008/07/21(月) 15:07:51 ID:Q6WGJ946
 そして終劇の頃、一通りの情報交換が終わる。商人風の男は貴族の男に小さな袋を手渡
す。貴族が中をのぞくと、中には金貨がぎっしり詰まっていた。
「アルビオンのお方は、豪毅ですな。そして信心深く、伝統の何たるかを理解していらっ
しゃる」
「何をおっしゃる。かの魔女に惑わされず、真の信仰を貫くあなたを前にすれば、私など
修行の足り無さを痛感します」
「ふふ、信仰ゆえだけではありませんよ。白銀の船を駆るヤンという平民、そやつに裏か
ら操られる公爵…このままでは、滅ぶのはトリステインだけでは済まぬ。ハルケギニア全
ての危機なのだ」
 商人風の男は強く頷く。
「アンリエッタ姫も、異国の侵略を受けて滅び行く故国に心痛めております。姫をゲルマ
ニアに売ろうとしたマザリーニも追放された今、真の王を回復するのは今を持って他にあ
りますまい。
 そもそもヤンにいたっては、フーケなどという盗賊の情夫ではありませんか。あんな盗
人を庇う連中など、城を傾かせて潰す以外の終幕はありますまい」
 貴族も強く、何度も頷いた。


―――マザリーニが追われた宰相の地位にはヴァリエール公爵が就いた。公爵自身の政治
的才覚と公爵夫人の伝説的武功、そしてルイズの持つ『虚無』のカリスマにより、マリア
ンヌ以下の連邦派はトリステインの主流を占めている。加え、異国から謎の船を次々と呼
び寄せるヤン。彼は、かつて枢機卿達に示した知略からも、公爵の参謀か懐刀だ、と噂されていた。
 無論、急速に権勢を増す彼等への反発や、激変する情勢についていけない守旧派、王家
への忠義を厳格に守るものも存在する。何よりアルビオンは、公爵とヤンに恨みを抱いて
いる。
 まずアルビオンがロングビルの正体を公表した。同時にロングビルは公の場から姿を消
した。ヤンへは公爵とマリアンヌが「不問に処す」と宣言。その後もトリステイン・ゲル
マニアでは不満分子や信仰心高きものへ、レコン・キスタへの取り込みが隠密下で進めら
れている。
 反連邦派からは「公爵は売国奴。異国の軍人に操られて国を売った」との言葉が囁かれ
た。「ヤンはエルフか東方の間者、奴等はハルケギニアへの侵攻を企てている」という噂
も、まことしやかに飛び交っている―――


「ところで、例の『虚無』の魔女はどうなのです?」
 問われた貴族は、ふと首を傾げて考え込む。
「いや、実はここ数ヶ月、表舞台には出ておらんのです。学院が夏休みになると同時に、
例の船に乗って何処かへ飛び去ってしまいましてな。たまに帰ってきても、城に来る事も
少なく、所在不明でした。
 ですが、調印式には姿を見せるそうです。貴賓席ではなく一般の貴族達の席で式典を観
るとか。当日、例の平民夫婦は銀の船に乗らず、主と共に席で座っているとのこと」
「ふむ、ならば計画への影響は少ないでしょう」
 二人は小さく安堵の息をつく。


741 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:08:40 ID:NLWfiX78
謹んで支援させていただく。

742 :ゼロな提督29話:2008/07/21(月) 15:10:44 ID:Q6WGJ946
 そんな話をしている間に、カーテンコールを受けた役者達が舞台に並んで観客席へ深く
礼をした。二人も軽く拍手をしてから劇場を後にする。
 初老の貴族は、劇場前に待つ立派な馬車へと乗り込んだ。恭しく頭を垂れた御者が主に
尋ねる。
「リッシュモン様。この後はどちらへ向かわれますか?」
「高等法院へ戻れ。式典の警備を少し変えねばならん」
「かしこまりました」
 馬車は方向転換し、城へと向かった。




 同じ日の夜、トリステイン魔法学院。
 新学期も始まるし、調印式も明日に迫っている。なので生徒達は既に学院に戻ってきて
いる。
 ルイズの部屋でも調印式用に新調したドレスと、新学期に着る制服を鏡の前で確かめて
いる姿があった。何度も何着も着替えてしきりに確かめているのはルイズ、その隣で着替
えを手伝っているのはフレデリカ。
「うーん、やっぱりピンクの方が髪の色に合ってていいかしら?」
「そうですね。ネックレスはこちらのルビーが良いと思いますよ」
「え〜?ピンクと赤かぁ、合うかしら?それよりこっちのサファイアのが…」
 二人はドレスとアクセサリーのチョイスに夢中だ。時間が経つのも忘れて鏡とにらめっ
こしている。

 で、ルイズの着替え中、ヤンは寮塔の外に一人でほっとかれていた。
「やっぱり女性の着替えとかって時間がかかるねぇ」
「んだなぁ」
 横に置かれたデルフリンガーを話相手に、ボンヤリと草の上であぐらをかいている。

 そんなヤンの前に、小さな人影が立った。
「おや、タバサさん。こんばんわ」
 ヤンの前に立つタバサはコクリと頭を下げる。
 そして一言呟いた。
「客」
「客って、僕にかい?」
「あなたと、フレデリカと、ルイズ」
 タバサは相変わらず無表情のまま、学院近くの森を指さした。



743 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:10:46 ID:vM8bwULH
マザリーニさんどうなるんだろ・・・
支援

744 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:11:45 ID:wfLN+eWZ
はて、ヤンはこんな陰謀が行われている可能性に、どこまで気づいているやら?
支援

745 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:12:00 ID:FkOJ7HPH
無能王と教皇は陰険漫才が自然杉
支援

746 :ゼロな提督29話:2008/07/21(月) 15:12:04 ID:Q6WGJ946
 夜の森は暗く薄気味悪い。ヤン達の懐中電灯で足下を照らしてはいるが、それでも森の
闇は彼等を包んでいる。
「転ぶんじゃねぇぞ、ヤン」
「転ばないよ」
 と、デルフリンガーに言われたヤンは、気の根っこに躓いて綺麗に転んだ。
「いわんこっちゃない」
 いててて…と足をさするヤンは慌ててルイズ達の後をついていく。
 
 タバサは森の奥、シルフィードのねぐらに三人を連れてきた。
 そこには客らしき人物も、シルフィードもいなかった。
「ねぇ、タバサ。客って誰なの?」
 ルイズが不安げに尋ねるが、タバサは何も言わない。ただ視線を上に向けた。
「あら、あなた…あれって、確かタバサさんの使い魔の」
 フレデリカの言葉にヤンも上を見る。するとそこには、翼を広げ降りてくるシルフィー
ドの影が見えた。彼等の前に舞い降りたシルフィードの背には、フードをすっぽり被った
人が乗っている。
「初めまして、『虚無』の使い手さん。それと異国の軍人さん達」
 若い女性の声が森に響く。そしてシルフィードの背から軽やかに降り立った。

 ルイズは懐中電灯で地面に降り立った人物を照らしてみる。だが誰なのか覚えはなかっ
た。
「誰なのかしら?フードを取って名乗りなさい」
「あら、失礼しましたわ」
 そう言って女性はフードを外して顔を露わにする。ヤンが持つ懐中電灯の光に照らされ
た女性の額には、ルーン文字が書かれていた。
「あなたは…!?」
「私はミョズニトニルン。あなたと同じ虚無の使い魔よ、ヤン・ウェンリー」
 女はヤンへ向けて不敵な笑みを向ける。
 その指には、妖しく深く水色に輝く石を嵌めた指輪がある。

 それは、クロムウェルがつけていたアンドバリの指輪。

               第29話    説得    END

747 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:13:41 ID:vM8bwULH
乙です、いや面白い!
はてさて無能王さんの目論見はなんなんでしょうかね。

748 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:14:20 ID:MXx1zcbM

おおっとこれは洗脳フラグか
次回を楽しみにしてます

749 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:17:04 ID:FkOJ7HPH
乙でした。
しかしあの二人の陰険漫才は似合い杉。
あの二人は似たもんだとは思ってたがここまでやるか〜
情景が自然の想像出来た。

750 :ゼロな提督29話:2008/07/21(月) 15:17:39 ID:Q6WGJ946
というわけで、第29話も投下終了

ホントはラストと合わせて全中後編で・・・と思っていたけど、案の定またも長くなりすぎ
なので第29話として独立させました。
次こそ、次こそ本当に最終話にしたい、いやしなければ


そして今回の話は・・・愉快な陰謀、楽しい陰謀、素敵な陰謀のフルコースで御座います
少々毒がきつう御座いますが、食あたりなどなさらぬよう、ご注意下さい



では、最終話をなんとか夏の終わらぬうちに書き上げれるよう頑張ります
背後に「神の代理人」が忍び寄る前に・・・

751 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:19:03 ID:FkOJ7HPH
似たもん同士で自然に想像の間違い。
恥ずかしい。

752 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:19:34 ID:vM8bwULH
無能王の性格考えたら、結果考えずに銀英伝世界に喧嘩ふっかけるのもありそうな・・・

高速艇を欲しがるキュルケは可愛いですなぁ

753 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:20:06 ID:EvO2sS2Q
提督の人グッジョブ

>アルブレヒト三世と配下の人々は、怒るとか喜ぶとかいうレベルを超えていた
このフレーズが笑えたw

ハルケギニアの人間を、地球人とは別種の異星人扱いしているのもSFとして上手い。

考察も凄いの一言で、本当によく書けた小説ですな。

754 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:20:49 ID:sxShYmH6
提督お疲れ様でした

この陰謀の流れオーベルシュタインあたりとガチで競わせてみてえw

755 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:21:20 ID:0T2ins3x
>>752
他の連中ならともかく無能王は絶対勝てない喧嘩を吹っ掛ける奴じゃないっしょ?
多分ね・・・

756 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:22:58 ID:6iAHtGBH
GJ!!

アンドバリの指輪とかえげつない手段をとってきそうなところがステキ
ジョセフは性能そのままで性格がまともなら世界は平和だったのにと思わせる回でした

757 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:25:24 ID:RJ4fnx8Q
しかしガリア貴族ってのは何考えて生きてんのかね?
ジョゼフは簒奪者→弟死んだの先王が兄を後継者に指名した後じゃん
ジョゼフは無能者→あんたらみたいな力を持った抵抗勢力がいるのに大規模内乱も起こさないで国まとめてるじゃん
シャルルは超有能→(外部から見たら)後継者争いに負ける程度の政治力しかありませんが何か?
シャルロット様超哀れ→だったらとっととタバサママン更って外国に逃げろ、ビダーシャル来る前は碌な監視もいねーじゃねーか

これでカステルモールあたりは耐え難きを耐えてる忠義の徒気取りなんだからたいしたもんだw

758 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:26:48 ID:FkOJ7HPH
>>755
オーベルと同じですよ。
オーベルは自分の死すら計算に入れてる。
でも回りの人間はそんなの信じないし信じたくない。
自分の命すら要らない人間ほどタチ悪いものはないのいい見本。

759 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:29:48 ID:u2oEeV/6
お疲れ様でしたー。

ヤンが何もして無いというのは考えられんのでやっぱり何か状況をひっくり返す用意をしてるんじゃないかとかんぐってしまうw
あとジョセフだけでなくヴィットーリオもまともにしないとやっぱり平和にはならんだろ。

760 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:34:25 ID:PCqiVK0q
ヤンを洗脳して下手に利用しようとするなんて
洗脳したら即バレるケースTOP10に入りそうだ

761 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:36:08 ID:E3I+sKZ/
投下乙でしたー。>提督の人

あと、フレデリカ&キュルケの
ダブルフレデリカコンビに噴いた。

762 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:37:37 ID:vM8bwULH
宗教都市ロマリアが、実際は難民に溢れかえってるって設定
原作に出てきたっけ?

763 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:40:39 ID:u2oEeV/6
>>762
でてきた。13巻参照。
配給の列を横目に豪奢な神官が〜ってのは原作でもあった描写

764 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:40:49 ID:tTosyJCA
出てるぞ

765 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:43:38 ID:4veKsED0
>>757
HAHAHA、ノボルがそこまで考えてる訳ないじゃん。

766 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:45:04 ID:FkOJ7HPH
教皇もキ印だからな。
現世を見下ろして自分の信仰の充実した頭にない。
ああいうキャラはヤンは嫌悪するタイプだからどうなるやら。

767 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:46:02 ID:0ebMEzPv
>>757
項目にして並べてみると、単なる不平屋の集まりにしか見えんな
ガリアもガリアでいい具合に腐ってるって事か

768 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:46:53 ID:Sfk4MHEW
>>757
ジョゼフは簒奪者→密室会議だったので後継者に指名されたのがどちらかは当事者以外は誰も知りません
ジョゼフは無能者→魔法のことです
シャルルは超有能→魔法のことです
シャルロット様超哀れ→哀れな姫様に密かに忠義誓ってる俺らカッケー

769 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:50:29 ID:+gd4yoeC
しかし、タバサの名誉回復の助力と引き換えに聖地回復に協力するって、カスモルテールは正気なのかね。
ハルケギニアでエルフと戦うってのは「死んでこい」と同義のはずなんだが。

770 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:51:37 ID:vM8bwULH
いやはや、この世界で一番マシな国って、ゲルマニアなんじゃないか?

771 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:51:42 ID:u2oEeV/6
エルフとメイジのキルレシオってどのくらいだったっけ
1:100くらい?

772 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:52:14 ID:7apFq2Bb
テファ以外のエルフの女性陣のおっぱいもああなのかが個人的には気になる

773 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:54:30 ID:FkOJ7HPH
エルフの10倍の軍勢でようやく勝てたみたいだからさすがに100は違う。

774 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:55:58 ID:Sfk4MHEW
>>772
あれはサイヤ人と地球人の血を掛け合わせるとすげー奴ができあがるのと同じですよ
たぶん

775 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:56:09 ID:cfaLb9VS
>>770
それは単にゲルマニアの描写が少ないから、なのかもかもしれんぞ

776 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:58:52 ID:0ebMEzPv
>>769
それこそ「哀れな姫様のため、あえて死地に赴く俺らカッケー」と悲劇に酔ってるってやつでしょ
ヤンが思いっきり嫌いなタイプ

777 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:59:26 ID:N9tW0Osq
>>774
14巻だとエルフの女性でも最低で
Cカップ以上は有るんじゃないかという材料がある

778 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 15:59:35 ID:c1pxG+9h
>775
設定上有能、画面に出てきたとたんに登場人物が次々と無能と化すアニメがあったな

779 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:01:19 ID:WjLHwbDt
>>778
種死か

780 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:01:21 ID:u2oEeV/6
しかし、よくよく考えてみたらガリアはジョセフ・ロマリアはヴィットーリオ・アルビオンはウェールズ・ゲルマニアはアルブレヒト。
トリステイン以外はどこも優秀な人材が存在してるんだよなー…
それぞれの性格がまともだったらこの上なく平和な時代が出来上がっていたかも知れんなぁ

…あ、ヴァリエール公爵夫妻を忘れる所だった

781 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:03:15 ID:vM8bwULH
時々でいいからマザリーニさんのことも、思い出してあげてください・・・

・・・大丈夫かなぁマザリーニさん、この人の仕事はこれからが重要なのに

782 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:04:03 ID:0/WGcP9c
>>779
ああ、監督ならびにシリーズ構成の脚本家が無能のアニメですね

783 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:05:39 ID:KWVLQzyR
>>780
ウェールズ……有能か?

784 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:05:57 ID:FkOJ7HPH
ウェールズが有能かと言われると微妙。
仮に有能でも国を取られた為政者を有能扱いするのは微妙。
仮定も大事だが政治は結果がすべてだからな。

おいおいトリステインには鳥の骨も居るだろ。

785 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:07:30 ID:cfaLb9VS
結果が全てというならアンアンは有能

786 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:09:54 ID:u2oEeV/6
うん、実は自分もちょっと迷ったw>ウェールズ有能説
けどアルビオンの人間を見回してみると一番優秀そうなのはウェールズと親父さんくらいしかいなくてw。
国を取られたのはアンドバリの指輪というチートアイテムがあったから情状酌量くらいはしてあげてもいいんじゃないかなー、とも。

787 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:10:46 ID:bBIj8jf+
>>782
監督は有能なんだがな
サンライズではガンダムシリーズに続く長期シリーズ立ち上げたほどだし
まあ此処のスレでは関係ないが

788 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:11:26 ID:7apFq2Bb
仮装して海賊紛いの行動やってるのはどうみても有能ではないと思う

あのアンアンの縁戚だから自分が華々しい最期を遂げるのに酔ってて細かいことを考えてなかった可能性があるけど

789 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:11:29 ID:MrHJpY+H
原作読んだか…?

790 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:13:06 ID:0PK6fT9n
ゼロの提督面白かったです。タルブ哀れ。
きっと最後は村長さんあたりが「あまり私を怒らせるべきではない」AAみたくなってたに違いないな。
そしてヤンとフレデリカの再会らぶらぶえっちとロングビルの現在の状態はどーなってんだー。
ロングビルはテファの所にいってるのかね。
とにかく面白かったです。もう少しで終わっちゃうのが残念ですが最後まで応援してます。

791 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:14:35 ID:wfLN+eWZ
>>787
その長期シリーズも、途中から嫁のせいでぐだぐだになったような気が……。

792 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:15:23 ID:hVcIvxa0
むしろこの展開で次話で終わるとはどうしても思えない…。

793 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:17:21 ID:FyIxi6+h
>>792
終わりのクロニクル最終巻並の物量の最終話とか

794 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:18:14 ID:0/WGcP9c
>>787
昔はどうか知らんが有能ならあんなのを脚本家を使わないしスケジュールもきっちり守る

795 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:19:14 ID:FkOJ7HPH
長くてもいいから無理せずに最終回まだがんばれとしか言えない。
作者の体が壊れたらアウトだからな。

796 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:19:21 ID:jgoZ3krx
>>788
まあ昔言われたことだが
・国旗を掲げず(所属を明らかにせず)略奪行為
・その実行を国の総責任者に準じる者が現地で指示をする
・むしろ自分も参加した
・略奪の対象が軍属でない
・そもそも交戦していない友好国の船を襲ってる

ジンバブエのムガベも真っ青だぜ

797 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:20:12 ID:wfLN+eWZ
>790
前回の夫婦喧嘩(?)のシーンで、ブドウ畑が吹っ飛んでいるシーンがあったから、
嫌な感じはしていたんだが、タルブ関係者には、はた迷惑な夫婦喧嘩でしたよね。

798 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:23:57 ID:9eToyg5M
>>778
ああ、例の3期か

799 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:24:56 ID:YUyWjEXg
>>797
>>ブドウ畑半壊
はからずも、ブランデー&グラッパ製造計画の後押しになりそうな(w


800 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:27:48 ID:AzZ1wa+u
いやはや、提督が来ていたとは・・・
面白すぎて自分の筆が進まんわい
しかしとうてい次回最終話とは思えんのう

801 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:28:44 ID:b0tYFLzT
エノキダ召喚したら倒れそう。

この世界にまともな人間はいないのデスカ……(バタリ)

802 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:30:15 ID:RhG+vbfG
WW1で仮想巡洋艦を駆り「最後の海賊」と言われた
フェリックス・フォン・ルックナー少佐によく似ている

ウェールズも戦乱の世の英雄にはなれても、平時を守る政治家にはなれぬ器なのかもしれない
まだ享楽王のジェームスのほうが、徳川家将軍みたいに太平の世を作るのに向いてるかも


803 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:32:55 ID:wfLN+eWZ
>800
>面白すぎて自分の筆が進まんわい

俺、別の所で別のSS書いてるんだが、その点は同意だな。
提督投下の間は、完全に筆が止まっていたw

804 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:34:16 ID:aUZ2O9EY
>>802
しかし銀英伝のオーバーテクノロジーをハルゲニアに広めてもいいのだろうか?>カトレアの治療

805 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:34:50 ID:aUZ2O9EY
なぜか無意識に安価つけてしまった。すいません

806 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:36:24 ID:QD+gHYi0
>>796
あの時点で、すでに戦闘要員300しかいないからな。
指揮を取れる者がいないんだろう。

敵対勢力への輸送船を襲うのは、私略船みたいな
ものでそれほど非難すべきこととも思えん。
ばれなきゃいいんだ。

が、そんなところまで追い込まれちゃうのがなんとも。
アンドバリの指輪による洗脳で政治的な中核を切り崩され
たんだとしても、ちょっとカッコ悪いよな。

807 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:40:56 ID:FyIxi6+h
実際チートアイテムやチート魔法があるから
政戦両略で優秀だったとしてどうにもならないって事もあるだろうねw

808 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:42:19 ID:u2oEeV/6
実はアルブレヒトも有能かどうか良く解らなかったり。
いやだってほとんど描写されてないしw。

まあ連合国家であるゲルマニアを上手く切り盛りしてるんだからそれなり以上に能力はあるんだろうが。

809 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:46:49 ID:dsClrqUW
提督の人乙
陰謀は読んでて楽しいのう楽しいのう
陰謀ついでにルビンスキーも
とか考えてしまった

あとMCあくしず読んでる奴が他にもいて吹いた
>>804
広めるって言ってもブラスターと医療技術だからそこまで影響はないと思う
やばい物は芸術家提督が止めるだろうし

810 :こんな夢を見ますた:2008/07/21(月) 16:57:16 ID:b0tYFLzT
「……仮面をつけ、このマシンで、あいつらと戦うときの、お前の名前。
 <仮面ライダー>だ」
「<仮面ライダー>……」
「そうだ。<仮面ライダー>だ。嫌かい?」
「嫌じゃない。でも、それは私一人の名前じゃない」
「?」
「私とあんたの、ふたりの名前よ」

出来損ないの改造人間の続きが読みたいです……。

811 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 16:57:19 ID:Isnxml1Y
医療技術の向上は劇的に平均寿命を延ばして、人口爆発に繋がる可能性が高いけどね。
新生児の死亡率が改善されると特に。
人の生き死に関わる技術が社会に与えるインパクトを過小評価しちゃいかんぜよ。

812 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 17:04:37 ID:r2PIlGak
いくら技術や知識を広めても、量産する工業力がなけりゃ意味なくね?
同じ規格の部品を作れないというのは、技術革新において致命的すぐる。

813 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 17:05:29 ID:fcMZViTG
>>797
村長宅が焼けただけでさしたる被害なしってのも不審がられるだろうし、
死人が無かったから結果としてはこれでよかったのかもしれんと
自分を納得させてたりして。

814 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 17:06:08 ID:dsClrqUW
>>811
そうなってくると緑の革命が必要になってくると
んでまた技術供与が必要になるわなぁ・・・
ゲートが安定したらバーリモント少尉とテレーゼを送り込まざるを得ない

815 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 17:06:36 ID:tTosyJCA
>>793
一巻で上下ってのはなんなんだろうなあ?

816 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 17:12:48 ID:RJ4fnx8Q
>>814
緑の革命は芸術提督が止めるだろ。
あれによって既存の動植物がいくつも絶滅の危機においやられ、
固有の食文化断絶の危機が起こったんだから。
ハーバー・ボッシュ法による化学肥料技術の提供くらいに留めて置いた方がよいと思われるw

817 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 17:19:47 ID:TUVGeQXV
>>811
無理だろ。
日本人の平均寿命とジンバブエのそれとに倍の開きがあるように、
財力・技術力の格差がある限りそんな影響は出ないよ。

818 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 17:21:01 ID:dsClrqUW
>>816
ボッシュ法だと窒素大量に作れるようになるから戦争の泥沼化を生むんじゃね?
WW1の時の独逸みたいに
肥の利用とか腐葉土の増産とかの原始農法・・・
はもうやってるか
作付けの指導とかならまだ無害かねぇ

819 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 17:21:15 ID:Isnxml1Y
>>812
殺菌なんかの衛生概念や、ワクチンという発想が導入されただけでも、社会に与えるインパクトは相当なものかと。
予防医療って、一見地味だけど効果は抜群だからね。
その癖、必ずしも高度な工業技術が必要ではない。

まあ、人口爆発が起きたら食料を売りつけて経済的植民地にでもすると良いんじゃない?
僕ならそうする。実に効率が良い。

820 :ああああ:2008/07/21(月) 17:24:42 ID:DLxplll5
風の聖痕から風巻兵衛

「はて、わしは死んだ筈・・・」
「ちょっと其処の平民、付いてきなさい」

説明

「つまり、わしは貴様に死ぬまで使えなければならないとな?」
「そうよ!」
(なぜこんなわけのわからぬ小娘の奴隷にならねばならんのだ!折角生き返ったというに!)
「死ね!」
会話しながら集積していた風の精霊を収束し、打ち出す
「んだとコルァ!」
が、ルイズがそれよりも早くに無色の精霊を収束し、相殺させた
「ば、ばかな・・・おぬし術が使えないと言ったではないか!」
「毎度失敗ばかりしているけど、あんたに言われたく無いわ!この馬鹿犬!」

壁に掛けてあった乗馬用の鞭を手に取ると尋常で無い速度で振り回す
そしてそれが兵衛の頬や背中に傷を増やす

「あなた、体中に傷が・・・」
(っく・・・・)
「変態の癖に風のメイジだなんてなんて奴!性根を叩きなおしてあげるわっ!」
(お前の性根より曲がっておらぬわ!)
「っく・・・お許しくだされ、ルイズさま」
地べたに這い蹲りもはや芸術の域に達した土下座作法でなんとかルイズの起源を取るとこれからの事を考えた

そして

「ルイズさま、力を得る方法がございます」
「なによ、言ってみなさい。嘘だったらただじゃすまないわよ」
「古より、力のある存在を体に取り込む方法がございます」
「ふーん」興味が沸いてこないのかスルー気味のルイズを見て必死に売り込む兵衛
「聞いた話によりますと、ラグドリアン湖には水の精霊が住んでいるそうですじゃ」
「そんで?」
「水の精霊の力を借りる事ができますれば、通常のメイジなんか目ではございませんぞ!」


こうしてルイズが水の精霊を体に取り込み
スクウェアクラスに到達したのだった

821 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 17:25:24 ID:RJ4fnx8Q
>>818
大丈夫だよ、ハルケギニアには「魔法至上主義」というありがたい思想がある。
権力者たる貴族≒メイジ達はコッパゲみたいな変り種を除いて兵器転用なんて想像もしないさ。





やべ、「魔法至上主義」が泥沼全面戦争を抑える為の善作に思えてきたw

822 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 17:25:44 ID:A+GHBnng
 ヤンの、教会に対する秘策が読めた気がする。
 ルイズの言葉が真実であることを証明して、現在の教皇を退位に追い込み、マザリーニを次の教皇に
据える気だろう。そうして教団そのものを、ずっと穏健な存在に変えてしまうつもりに違いない。

追伸
 アンドバリの指輪はデルフリンガーで防げるんじゃあ?

823 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 17:29:26 ID:jnvT4Ni9
現実の日本という国で平均寿命が爆発的に伸びて新生児死亡率が激減すると、
出生率が激減して高齢化社会になって困っているのは無視ですかそうですか。

ハルケギニア人だってネズミじゃねーんだから自己管理ぐらいするだろう常考。

インド中国アフリカで子供が多すぎるのは、一次産業の労働力として子供が有効で、
そのせいで子供が学校に行けない云々は先進国の価値観押し付け、
飢餓問題の8割は戦争やら政治不安なんかの「政治的・近代的な問題」が原因なんだからさぁ。

824 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 17:32:02 ID:Fr8A5xAG
しー。
展開予想はなるべく控えようやw

825 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 17:33:28 ID:oWelemAz
>>822
言っちゃらめぇぇぇぇw

826 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 17:35:34 ID:dsClrqUW
>>819
予防医療といえば牛痘種痘か
あれくらいならハルケでも出来るだろうし、ヤバイ事になったら水メイジもいるしな

問題は売りつけられるだけの食糧生産量を確保出来るかか
>>820
ルイズがミズ・シタターレみたいな外見になるとこ想像してしまった・・・
>>821
ゲルマニアの平民貴族は果たしてそう思うか
独逸が原型っぽいからやりかねん・・・

827 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 17:35:49 ID:Hb7DFmGi
医療技術が未発達な状況では、一定年齢まで生き延びる事が困難なために一人でも多くの子孫を残す必要がある。
出生率と生存率が向上したとして、一人でも多くと考えているうちは人口が増えていくうちに過剰になっている事に気付く、という事では?
具体的には現在の中国とインドの人口のように。

828 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 17:36:29 ID:QD+gHYi0
>>812
ゲルマニアあたりから大量生産の概念が出てきそうな気がする。
メイジと非メイジが共存する国で工業も盛んなようだし、
魔法で大量生産用の機械を生み出すことができればOKだ。

>>821
魔法至上主義こそが王権6000年を支えたのは間違いないね。
水:衛生、医療
土:農業、建築
風:運輸
で生活と密着してるから、本気で貴族を駆逐するなんて話にはならないし。

829 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 17:37:41 ID:u2oEeV/6
火:汚物は消毒だぁ!

830 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 17:43:49 ID:7apFq2Bb
ウェルカムトゥディスクレイジータイム♪
イカれた時代へようこそ♪

831 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 17:47:49 ID:Hb7DFmGi
六千年もの間、魔法によって支えられてきた世界――その間に本当に技術革新は無かったのだろうか。
もしや、自分の足場を切り崩されると思いこんだメイジに革新の芽が摘まれてきた、という事ではないだろうな。


832 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 17:49:35 ID:RJ4fnx8Q
>>829
実際コッパゲ先生が部隊を離脱するきっかけになった任務って
2重の意味で「汚物の消毒」なんだよな。
そう考えれば深い書き込み・・・なわけネーだろw

833 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 17:49:45 ID:Isnxml1Y
>>823
先進国における少子高齢化は、むしろ、子供の教育と育成に掛かるコストが増大したことや、
女性の社会進出に伴う出産のデメリットが増加したことによって起こる問題。
社会構造の問題であって、平均寿命が伸びて新生児死亡率が激減することと、
出生率の減少にはさほど関連はないよ。

確かにハルケギニアの人間は馬鹿ではないと思うけど、人口調整は統計学が発展しないと。
ただ漫然と人口が増えている、と感じるんじゃなく、人口増加が問題である、と考えるようになるには、実数を把握しないと難しい。

現代では、飢餓はむしろ政治的な問題であるのは同意。
何らかの原因で、社会のバランスが崩れた時に起こる。
中世だとそれは世界的な天候不順だったり、気候変動だったりすると。

やっぱり社会がどう変化していくか考えるのはワクワクするなぁ。

834 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 17:53:42 ID:jnvT4Ni9
>>827
1・労働力としての子供の価値>食わせるための資金
お父さんに脳みそがあればこのバランスは崩さないとゆー前提

2・食わせるための資金=麦(主食)の値段=麦の供給量
これが食料生産量が人口を決定する理由。
麦が不足して価格が上がれば食わせるための資金も上昇するからね。

で、コレが食料危機の現実(の、一解釈)
ttp://journeytoforever.org/jp/foodfirst/report/hunger/12myths.html?blog_id=456101

アホなのはお父さんじゃなくて政治屋、悪いのもお父さんじゃなくて資本家という話

835 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 17:54:44 ID:w0yLGRwn
何だか知らないがこんなのを思いついてしまった


天のルイズ
風のタバサ
火のキュルケ
水のモンモランシー
地のギーシュ
山のフーケ
雷のワルド

月は思いつかなかった

836 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 17:54:44 ID:tTosyJCA
>>821
魔法至上主義で極楽大作戦思い出した。
13巻で出てきたケルベロスの像。特殊なコーティングで霊的攻撃を全て無効化するってやつ。
横島がフツーに石でどつきまわす分には何の問題もないやないかっ!!すぐ気づけよおまえら!!
ってあっさり攻略したが、魔法至上主義の方々は魔法には無敵、物理的には大したことないを攻略するのにどれくらいかかるかね・・・

837 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 17:54:45 ID:vZ3KyfnQ
ようやくジュリオが出てきたと思ったら、やっぱり悪役ポジションか。
だがまあこいつはいいとして、あっちこっちで陰謀巡らせてるようだが、リッシュモンはどうなるのかな、
アンアンがいないとアニエスの立場が…

俺も書き進めたいと思ったけど、雷が鳴っててパソコンが使えん。
しかし、アンドバリの指輪で何するつもりか知らんけど、これラインハルトに見られてるんじゃね?

838 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 18:01:55 ID:QD+gHYi0
>>831
革新の芽が出ても、魔法との経済競争に負け続けてきたんじゃないか?

部品の規格化は1798年のマスケット銃量産計画が最初だ。
この計画は、スケジュールから9年も遅延した上、規格化に失敗。
規格化部品製の銃は1826年に登場する。

ハルケギニアは、工業革命の前夜に相当するんだと思う。
コルベールがゼロ戦の機銃で規格化に気づいたようだから、
大量生産までもう少しだ。

839 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 18:07:05 ID:oWelemAz
>>832
現役時代のコルベール先生はモヒカンなんですね。わかります。
そして、メンヌヴィルも真っ青の無頼漢w

840 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 18:09:30 ID:dsClrqUW
>>829
火は冶金と予想
>>838
工業規格の原型は大砲が出来た頃に出来たと聞いた
大砲の弾を量産する上である程度の規格が必要だったとか何とか

841 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 18:09:50 ID:AyKXnRMa
>>839
つまりメンヌがコッパゲに襲い掛かってきたのは変わってしまった上司(主に髪型)を認められない乙女の純情が爆発(物理的な意味で)したからだな

842 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 18:14:17 ID:Hb7DFmGi
>841
ヴィジュアル的にはスカロンさんとメンヌヴィルがダブルで?
まさにトリステイン最後の日だッ!

843 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 18:18:50 ID:VYqZ5yiV
>>839
モヒカンといわれて

コルベール「レザーをきるとすぐにたちやがる」

とか想像してしまった俺がいる

844 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 18:22:32 ID:N9tW0Osq
>>843
せめて、メンヌヴィルにしてやってくれ
そっちならハマっているから

845 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 18:24:02 ID:QD+gHYi0
>>840
む、そのほうがありえそうだ。
手元の資料を確認したけど、>>838の量産計画は
・水を動力とした機械化生産
・部品の規格化
・非熟練労働者の採用
だから、規格化自体はもっと早かったんだな。

>純情が爆発(物理的な意味で)
ワロタ

846 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 18:25:14 ID:AzZ1wa+u
          |_           ,,、-ー――- 、          ::: ;:;:;:;: (ヽら::\  ∫ .あ      |
  死  あ    L        ,、 '"::   レ个V  ヽ        :::::;:;:;:;:; り ノ:::::(  ∫        |
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  ぬ  つ   /     /:::::::::: :::::,、、――,―-、   ヽ    . . . ;:;:;:;:从 )):::::::/.  ∫.       |
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  ぜ  く.    |     | ::::: r'、彡=;;、-ァリ≦;;、,,_:::ヽ,  |  (;:;:;ヽ:;:;:;;:;:)r:::Y⌒;:;:)   //       >
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  ∫  て   /      〉/ i彡(::: j:(;;;;^'r''ハ_ uノiノ;;;|j |   ( ;:;:;:;:;:;::: :: :::;:;:;(⌒|          /
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――、   |   ,r'":::::  |:::::::::|;;;t'厄二三三三")) リ;;;;|} 〉ノ''''   ::::リノ;:;::::);:;:ノ  ノ――'
    ヽr''"r―ーi,,,,,,,,,,、-―j: ::::::i;;;;;ヽニヽ、;;;;;;;;;;; ノ ノ;;;;;;iノ,r '''''"~"r''''ノノ ,、::'" ~ '' -、
      r''三三,、-'~ :: ::::::::二t;;;;;;;;~'ー-----ー '";;、-"r"~ ( ,,,、-'、_゚,ノ"  ::::::::::,,、、、ヽ
     ,|、-'"~ ::::::::::::ヽ:::: :::::::::::::::~''ー ―'''''"""""~ /:ii,、=<,,,,,;;;;;;;り   :::::::,r'";;;;/"~
  ,、-'":::::::::: ""、::::::::   ,、-ー― - 、:::::  ,,i⌒i"ヽ'"('"'ヽ、;;;;;;;;;;;;;/  ::::::/;;、ヽ/
 ( ヽ、,""""   |::::: ,、 '"iiiii;;;;;;;;iiiii( iii~'(ァ /_|= 'i='t:::::~'-:、;;;;、-'"   :::/;;;;  i,t
  `'-、;;ヽ    |:::/ミ:,、 '"/  ~'===i||i,イ, t. 'ii  ヽ::;、-'"~t     /:ヽ;;  :::i t
    /~'-、    /ミミ, ' /:::::::::::/"`''""(~ir' t'" ヽニ,,~)';;;;さリ _,,、-'"~'-、:: ヽ:::::::j |

A.アッツイゼー[A.Attuisay](1958〜 南アフリカ)

南ア・ヨハネスブルグ出身の、国際的に有名な環境衛生管理士。元「国境なき医師団」所属。
フランス人のアーツク・T・シヌーゼ、日本人の小渕昌獨(おぶち しょうどく)とともに、
アジア・アフリカ諸国の伝染病予防対策に尽力している。

847 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 18:26:08 ID:JqFvOTTT
>>835
月はジュリオがピッタリだな。

848 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 18:31:04 ID:0/WGcP9c
>>830
君はタフボーイタフボーイタフボーイタフボーイ

849 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 18:33:37 ID:qj9ihcuB
>847
確かに『月』はジュリオだろう。
しかし月の前に『夜神』とくっついてもピッタリだ。

850 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 18:40:41 ID:wwMqdWzr
提督乙
さすがのビッテンも脳いじられるとなると怖じ気づくかw

851 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 18:45:44 ID:8COfEH0z
>>822
あれが無効化したり吸収すんの刀身じゃなかった?
指輪防ぐんなら鞘から抜いて密着させんといかんだろうから目立つよ圧倒的に赤ずきんの狼並にさw

852 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 18:50:48 ID:MLII2oLm
>>806
まあ確かにレコンキスタと商売していたが、
アルビオン王家はもはや国家のていをなしてはいなかったから、
はたから見ればただの強盗だわな。
庶民としては、金出せばどっちにだって売ったろうに。



853 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 18:53:29 ID:JqFvOTTT
>>849
その場合、使い魔は死神だな
餌はりんご
鳴き声は「おもしろっ!」

854 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 18:55:13 ID:YEh0eg49
実際の所、アルビオン王家の政治能力はどうだったんだろう。
アンドバリの指輪で切り崩されたと言っても、それ相応に政治に問題を抱えていなければ大義名分は成り立たなかっただろうし。
……まさか、指輪の力でレコンキスタ蜂起前からアルビオン政府を無能化していたんじゃないだろうな。

855 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 18:59:24 ID:E4ODC/FJ
火のないところに煙は立たないとは言うけど
実際のところは火の無いとこに放火する奴がいるわけで
ぶっちゃけると分かるわけ無いじゃん

856 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 19:02:13 ID:LyPAgdW8
提督の人乙支援。

陰謀を如何に切り抜けるのか・・・ここまで来ると鬼頭作品ばりの全てブチ壊しバッドエンドは無いと思いますし、
今は見守るのみであります・・・。

857 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 19:03:30 ID:A4s/99nb
原作に詳しいことがないからわかるわけもない。
ところでヤンを監視しているあの衛星はまだ生きてるんだよな。

858 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 19:09:14 ID:WjLHwbDt
つか、フレデリカ見たら誰もが「どうしてこんな才色兼備な若い美人が?」という疑問にブチ当たる気が…
コーヒーのエピソードはオチまで効いてて面白いけどな

エル・ファシル以降面識ないのにずっと片想いを続けてた点で、実はフレデリカも怖い人なのかも

859 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 19:13:59 ID:Z84h5tav
提督の人乙。

ふむ、これで敵の切り札と精神制御のサンプル入手か。(超技術なのは武器だけじゃないし
あとは式典に合わせて一気に制圧・・・ですかね?

860 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 19:16:18 ID:bQJgEliF

20話:酒造
25話:宇宙論
29話:医学


861 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 19:19:32 ID:bQJgEliF
失礼、うっかり書きかけで投下してしまった


提督作者って

18〜20話:酒造 ワインとブランデー
25話:宇宙論、素粒子論
29話:医学 脳、生化学、点滴の仕方

仕事、いったい何だと思う?趣味の範疇超えたバラバラさ、だよな

862 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 19:23:07 ID:LuTG0qGH
無意味に他人のプライベートをあれこれ詮索するのはどうかと。


863 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 19:23:41 ID:DyafGQhl
提督乙です。
しかし、これって本当に次回で終わるんですかね?
自分としては後数話は余裕で続くような勢いに感じますが。


864 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 19:26:17 ID:fKaSCZh2
次回で終わらない方に100ペリカ

865 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 19:31:02 ID:+cz9SMkl
>>861
この世にはインターネットっていう便利なものがあってな
まあ、それらのことがすべてぐぐれるかどうかは知らんけどな

しかしサイトもネットつながるんだからもっと活用しろよ

866 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 19:31:49 ID:b0tYFLzT
>>861
昔の特撮番組によく出てくる何でも知ってる博士

867 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 19:32:22 ID:YSBo0kTb
>>864
そいつにエレ姉さんのバストサイズ更にベット!

868 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 19:34:48 ID:qjii28ty
提督の人乙。

今回聖地のゲートを越えた技術が大量に出てきたが、ビダーシャル達の動きが描写されなかったのが気になるぜ…
それを踏まえた上で次回が楽しみだ。

あと、テファの再登場待ってるぜ。

869 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 19:53:04 ID:NLWfiX78
提督の人投下お疲れ様です。
無理に短い話数で纏めずとも気長にいくのも良いと思います。
今回はおマチさん出番無しでしたが提督の彼女には幸せな結果が待っていると思いたいです。

870 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 20:00:07 ID:1ZWkB/s3
>>861
だからと提督の作者さんを称えるってのはちと違うんでないか?
雑学を駆使してるSS作家なんて探せば沢山いるでんがな。

871 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 20:11:22 ID:TpGLCn46
SS作者は程度の差こそアレ、水鳥なのですyo


872 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 20:16:16 ID:AzZ1wa+u
水の中に潜って行ったきり、浮かび上がって来れません・・・

873 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 20:19:23 ID:TpGLCn46
jyaお魚になって水鳥に食べられてしまいなさい

874 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 20:20:00 ID:9eToyg5M
じゃあ水空両用の水鳥なんだろ、たぶん。

875 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 20:22:07 ID:5XlT8kZc
今回ルイズが妙にヒステリーチックで魔女や狂人扱いされるような言動をしてるのは、ブリミル教をぶっ潰す為ですね
異端思想をばらまけば大義名分が共通しているレコン・キスタとロマリアはトリステインと敵対せざるをえない
だが今のトリステインはかつての簡単に踏みつぶせる小国ではなく、未知の技術でとても単独で軍事制圧はできない
ならばレコン・キスタとロマリアは手を組んで共同侵攻する必要があり、その結果ロマリアは裏で糸を引くだけでなく表舞台へ否応なしに上がらされる
そうすれば自衛という名目でその勢力を壊滅させても非難されなくなる
するとロマリアの権威は地に落ち、新たな世界秩序をトリステインの手で作れるというわけだ

876 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 20:23:53 ID:QAlT0zxy
今回も1000行きそうだな。

しかしこのペースだとあっさりと200スレ目までいくんじゃね?

877 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 20:34:58 ID:lXmHywN7
原作での出番が少ない奴はやっぱり使いにくいのかね?

878 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 20:39:29 ID:Qj/Q6JIc
投下乙。>提督の人

今回のジュリオ登場で、よーやく原作登場済みの3使い魔(ガンダ・ミズ・ヴィンダ)が全部登場して、
使い魔として銀英側からやってきたのがヤンだけと確定した訳ですねー。

‥‥アスターテ会戦からロベール・ラップ少佐あたりが密かに召喚されてると期待してたのに。

879 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 20:40:29 ID:i2f+PRMp
>>847
むしろコッパゲでひとつ。

「月の光など天には届かぬ!」

880 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 20:43:56 ID:QD+gHYi0
>>875
あまり良い策とは思えないな。
こちらの戦力はゲルマニアとの不安定な同盟のみ。
これでアルビオン-ロマリア連合に加えて国内の宗教的反動勢力まで相手にするのは無謀だ。
むしろ、
 ロマリアから聖女認定→アルビオン経済封鎖の末制圧→ガリア制圧→ロマリア制圧
の方が楽だし確度が高いだろう。
聖女認定を受けておけば、ガリアやロマリアとの戦端を開く場合に宗教的権威を利用できるし。

あれはルイズが癇癪を我慢できなくなっちゃったのが漏れたんだと思う。

881 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 20:46:52 ID:WjLHwbDt
ヤンのある意味最大の味方がエルフだ、ということを考えるとなー
あのまんまゲート維持してくれれば、もう聖地は荒廃しないんだから

882 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 21:00:05 ID:FIefvrFN
銀英って読んだこと無いけど、読者多いんだね

883 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 21:02:02 ID:zsmH9cAI
王女が駆け落ちしたトリステンの方がゲルマニアより纏まりがあるから
取りつぶしなしってちょっとご都合主義がひどくないか?

884 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 21:05:44 ID:uLTZ3b/Z
もしも日本がアメリカ合衆国の州になったらってやつの類推じゃね?

885 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 21:06:19 ID:IdOSdiep
下手に取り潰せばトリステンが丸々反抗勢力になって大変だからだろ。
しかし会議にたいしてヤンが何か考えてないわけないよな〜

886 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 21:12:08 ID:zsmH9cAI
忠誠していた王家に裏切られてどうして隣の貴族を信頼できるんだ?
取り潰しても反抗勢力として疑心暗鬼で意思統一できるわけないだろ。

887 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 21:13:19 ID:46l0gogp
>>846
見た目怖いけど良い人なんだなw

888 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 21:29:08 ID:OdjsISMg
みんな!帝国歌劇団ネタにも一人くらい言及してやれよ!

889 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 21:33:18 ID:A+GHBnng
>>875 >>880 >>881
多分すでに、エルフと話をつけているよ。ついでに、マザリーニ枢機卿もすでに説得済み。
建国記念式典で、ルイズの言葉が真実である事を証明し、教会の権威を地に落とした上で、
「聖地奪還運動」そのものを消滅させてしまうつもりなんじゃないの?

890 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 21:38:26 ID:DLxplll5
まあ魔法の威力は二人で掛け合わせてもヘキサゴン?までだけど
精神力を溜めれば溜めるほど大きくなるらしいが

戦略兵器としてなら

高性能火薬でも錬金した方がまだましなんだろうな
魔法攻撃つっても射程が長いのが無いから
風の偏在を特攻させるくらいしか使えないんだろうな

メイジ一人を養う金で平民に武器持たせる方が
金掛からない

891 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 21:43:20 ID:A+GHBnng
確かマザリーニは、かつては次期教皇と目されたこともある大物だったんだよね?
そんな人物が、ルイズの言葉が真実である事を認めれば、その重みは相当なもの。

その上で、「始祖も決して神ではなかった。過ちも犯す人間だったと言う事です。
そして、事実を否定するのは愚の骨頂。事実は事実として認めたうえで、新たな
信仰を模索すべきではないでしょうか。」と言えば、賛同する者は教団内部にも
少なくないと思う。

892 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 21:43:44 ID:DLxplll5
いやまてよ

レビテーション掛けた弾薬を風の偏在で弾着までナビゲートする方が
スマートだな
さらに言えば風石と火薬をくくり付けて長距離ミサイルとして

893 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 21:49:04 ID:D4iASJSD
>>840
魔法を使うなら、冶金なんぞせんでも、「練金」で一発だからナァ。

そういやどこぞの二次創作で
「『真鍮』は二種類の金属を火で掛け合わせる、つまり土土火が要るからトライアングル」
って説明があったけど、ギーシュがドットなのはどう説明する気だったんだろうと
ちょっと思った。

894 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 21:49:06 ID:b0tYFLzT
>>891
始祖ブリミルはウソツキではありません。
間違いをするだけなのです。

895 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 21:51:20 ID:5XlT8kZc
>>880
それだと「異端集団トリステインがブリミル教を滅ぼしハルケギニアに混乱を齎そうとしている」になってしまう
自衛行為だという大義名分を得るにはロマリアからトリステインへと先に手を出させなければならない
反攻作戦の延長としてならロマリアへ攻め込んでも「世俗の権力を求め腐敗したロマリアは既に始祖の名を騙る賊であり、もはや害悪である」「我々は始祖の後継者として形骸化したブリミル教を正す」と正当性を主張できる
あとはブリミル教を解体し、始祖の王権という貴族特権の根拠を否定すれば革命だって可能

896 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 21:51:56 ID:WjLHwbDt
違うだろ
始祖の言葉は正しい
しかし解釈する我々が誤ることはある だ

897 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 21:52:06 ID:JqFvOTTT
>>892
風船爆弾ですねわかります。

898 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 21:52:31 ID:lXmHywN7
マザリーニ「ヴィットーリオぐらいかっこよくなりたかったです」

899 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 21:53:11 ID:UXx0/0dJ
>>892
それなんて風船爆弾?

900 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 21:53:42 ID:QD+gHYi0
>>891
枢機卿と教皇では権威が違うからねぇ。
破門、異端認定確実だ。
教皇に対抗するなら、明確な奇跡による聖女認定は必須だと思う。

そういう意味では、本編の流れは決して悪くない。
アルビオン→ガリア→ロマリア
と各個撃破できる。

…アンアンになって、戦略シミュレーションとか
したくなってきた。
安宿でのキス イベントは勘弁な。

901 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 21:53:51 ID:sgyxA/Qn
しかし提督一話でこのスレは持つな。すごい。

902 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 21:56:20 ID:A+GHBnng
>>895
ヤンが「自ら戦乱を起こすような策」を提案するかな?
むしろ、「戦わずして勝つ策」を考えると思うが。

903 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 21:56:27 ID:AzZ1wa+u
宗教がらみでいえば、新教徒の活動があんまり語られないんだよな
ガリアのシスターとかダングルテールの虐殺とか、血生臭いのばっかりで
クロムウェルは(史実どおり)新教徒なのか?一応司教ではあるけども

904 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 21:59:14 ID:Q79QwRKt
もう900か。また間に合わなかったな。次スレ中に投下できるといいな。

905 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 21:59:54 ID:TaR1LUB5
風石+火の秘薬+偏在のナビゲートによる擬似ミサイル。
……柱に乗って空を飛ぶ桃白々にしか思えないな。

906 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 21:59:58 ID:dsClrqUW
>>901
政、経、軍、歴史、技術といろいろ入ってるからな

そういえば農業なんだが、畑に山と谷掘って等間隔で種撒くのって何時ごろから始まったんだろ
あれで収穫効率が大分上がったみたいな話を聞いた事がある

あと畑に掘る山と谷って名前なんだっけ?

907 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 22:00:21 ID:A+GHBnng
>>900
だから、ヤンにはすでに、「ルイズの言葉が真実であること」を証明する手段があるんだよ。

908 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 22:01:12 ID:NS9Q4bCD
畝。

909 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 22:03:08 ID:aeZYlVVM
>>901
提督は語るネタが多いからね。ファンも多いみたいだし
でも、このスレは提督だけじゃない、多くの作品の投下によって支えられてると思うんだよ
だから、そういう意見は好きじゃない

910 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 22:09:39 ID:5XlT8kZc
>>902
悠長に話し合いでどうにかなるような状況か
戦いが不可避ならそれを前提にした策を練るのが当然

911 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 22:13:43 ID:+cz9SMkl
>>882
へたすりゃゼロ魔全巻読んだことある住人より、銀英伝全巻呼んだことある住人のほうが多いんじゃないか

912 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 22:15:41 ID:UXx0/0dJ
銀英伝なんか全然知らないから、提督読んでない俺が通りますよっと

913 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 22:17:51 ID:NS9Q4bCD
銀英伝は一巻読んでる途中に投げ捨てた俺も通りますよっと。

914 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 22:18:00 ID:dsClrqUW
銀英伝のDVD全巻揃えてしまった俺の出番か?
たけぇよ・・・くそたけぇよ・・・○| ̄|_

915 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 22:18:28 ID:DLxplll5
というか、クロムウェルが自爆テロをやり始めたら
泥沼だよな

わざわざルイズを洗脳するまでも無く

洗脳を解けるのは虚無の使い手のみ
それで四人しか居ないしディスペル使えるのは祈祷書持ちのルイズと
オルゴール?持ちのジョゼフだけだし

世界同時多発的にやったら対処出来ない

怪しい奴を片っ端からギロチン?

916 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 22:19:29 ID:JG6IubA4
>>911
さすがにそれはねーよw

917 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 22:19:49 ID:qfDJ0zZO
銀英伝って単語聞いただけで吐き気がする俺も通りますよ



918 :鋼の人 ◆qtfp0iDgnk :2008/07/21(月) 22:20:27 ID:sgyxA/Qn
さ、て、と。
提督フィーバー状態で残りレスも少ないけど、プロットがぼちぼち溜ってきたから続きを書いたよ。
知り合いに今までの話を読んでもらったら好評だったし、これからも書いていくのでよろしく。
さ、て。


投下はいいかな?30分から。

919 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 22:21:24 ID:EYK5pJ0O
ルイズが田中ぷにえを……

いろんな意味でヤバいwww

920 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 22:21:55 ID:Qj/Q6JIc
>>911
イゼルローン要塞に流体金属層は当たり前だろ。
ルビンスカヤ? 誰だそれ?
ヤン家には猫がいるから鳥なんか飼えないに決まってんだろ。

こうですか? わかりません。

921 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 22:22:06 ID:zsmH9cAI
支援

922 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 22:22:34 ID:JqFvOTTT
銀英伝なんて半年前まで存在すら知らず、本編も提督も読んでない俺も通りますよっと。

ちなみに銀英伝ってアニメであってるよね?

923 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 22:23:15 ID:UXx0/0dJ
おっ、鋼の人も来たか。俺も執筆速度を加速しないとな支援。

924 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 22:23:33 ID:EYK5pJ0O
>>922
銀河英雄伝説な

925 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 22:23:47 ID:QD+gHYi0
政略レベルになると、長期間陰険漫才する必要があるけど、
ヤンはそれができないんだよな、性分として。
だから、いつも絶望的な局面に引っ張り出される羽目になる。

それに比べると、ジョセフは政略もゲームとして楽しめる性格
みたいだから、やっぱり王の器だよね。

教皇?カリスマ+キ印のタイタニックです。
聖地を目指してハルケギニアに団結をって、丸っきりボナパルティズムだ。

>>918
支援します。

926 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 22:25:48 ID:A3jf5SqV
>>918
もちろんOKです

927 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 22:28:33 ID:dsClrqUW
>>908
見落としてた
トン
>>918
支援しまする
>>919
トリステインマスコット海兵隊と申すか

928 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 22:28:34 ID:AzZ1wa+u
まあ銀英伝は自分も読んでないがな(SFが肌に合わない)

提督は異世界交流ものとして読めるし、ネットに転がってる知識があれば軽いニュアンスはつかめる
無論他のSSをないがしろにはしたくないので

支援だっ

929 :鋼の使い魔 ◆qtfp0iDgnk :2008/07/21(月) 22:30:44 ID:sgyxA/Qn
 魔法学院はその建物構造として、巨大な五つの塔とそれ繋ぐように作られた屋根を主として出来ており、それに付随するように大小の建物が作られている。
さて、それらの建物をぐるりと囲む塀の正面が空けられ、本塔の出入り口までの直線上に、各々に着飾った生徒と教師達が並ぶ。
やがて街道から学院の敷地内へゆっくりと入ってきた、幻獣らに率いられた王女一同が到着すると、整列した者はみな杖を掲げて迎えた。
敷かれた緋毛氈に音もなく足を下ろす王女アンリエッタ、そしてそれに続くマザリーニが、衛兵や護衛の幻獣騎兵に見守られながら本塔入り口前のオスマンの元まで静か
に歩いていく。
直立してきびきびと杖を上げ、永代の忠誠を示そうという若者達に、アンリエッタは手を振って答える。
 
賑やかしくも厳かな雰囲気を作っている歓迎式典の外側にたむろする人影があった。木陰の元に座り本を広げたタバサ、その脇に立つキュルケ、そしてギュスターヴであ
る。
キュルケとタバサは留学生である為、この歓迎式典への参加は強要されなかったし、ギュスターヴにいたっては一使い魔というのが形式上の身分である。列席できるわけ
もない。
キュルケは居並ぶ生徒の隙間から覗けるアンリエッタの容貌をつぶさに観察していた。
「へぇ。あれがトリステインの王女様ね。結構綺麗だけど、私には負けるわね」
 いかにも自信に満ちたゲルマニア娘らしく、髪をかきあげて鼻で笑って見せたキュルケ。
しかしギュスターヴは、その様がなぜか滑稽な感じがして、笑っては悪いと思いつつも、篭るように笑い声が出てしまう。
 キュルケはそんな、熟成された大人の男の雰囲気を持ちながら、どこか青年のような振る舞いを見せるギュスターヴを見せられて、自分が何か変な事をいったのではない
かなどと思えて、逆に恥ずかしい気持ちがする。
「あら、お笑いになるなんて酷いわミスタ」
「いやいや…」
 詫びるように手を出すギュスターヴだが、顔は綻んでいる。余計に自分がただの小娘のようで、キュルケの頬がほのかに羞恥に熱を佩びるようだ。
そんな様を脇に見ていたタバサは、さて、二つ名らしい冷静な一言を友人に献上する。
「柄じゃない」
「ぅ…」
 冷や水を浴びせるような物言いに、別にいいじゃないと言えば、柄じゃない、と先とおなじ調子で返されて、こちらは微熱も冷めるというものだ。
そんな和気とした娘達のやり取りを尻目に、ギュスターヴは整列しているはずのルイズを目で探していた。
そのチェリー・ブロンドは遠目からでも目立つから、労もなく見つけることが出来た。
 しかし、どことなくであるが、ルイズの視線は緋毛氈の上を進む王女から外れているように思えた。さて、ではルイズは何を見ているのだろうか。
 ギュスターヴは次に、馬車の周りに待機している護衛たちに目を向けた。数騎の見慣れぬ動物にまたがり、それでいて規律による制御を纏った男の中に、一際立派な一つ
を見つける。
獅子の体躯に大鷲の頭と羽根を持った獣に騎乗し、視線は窺えぬほど大きく立派な羽帽子を被った男だ。
(あの男…)
 帽子の影から輪郭に沿って揃え切られた顎鬚が見える。
(王族の護衛なのだから、相当に腕は立つのだろうな)
 一剣士として興味はあったが、さて、何ゆえルイズの視線を集めているのかは想像できない。
むしろギュスターヴは、今オスマンから礼を受けて一言二言交わしているアンリエッタとマザリーニに興味を移す。それは勿論、ここに並ぶ貴族らのそれとは、二色三色と
意味を変えたものだ。
(あれが宰相と、王女か)
 ギュスターヴの目に、トリステインの屋台骨を支える枢機卿は、あだ名される『鳥の骨』よろしく、肉体から力が絞り尽きかけているかのように見える。対照的に、手をオスマ
ンに取られたアンリエッタは、血と育ちが作る高貴を惜しみなく振りまいていた。しかし、
(王女に政をする人間が持つ『鋭さ』がない…。宰相の負担も相当なのだろう。王女も政治に興味があるというわけじゃないのだろうな)
 時に稚いほど繊細な空気を持っていた、年離れた妹を思い出す。
(マリーも政治に興味は持たなかったな…)
 あれはあれで、周りに同族の男達がいたからそうであれたのだが。
(…未練ったらしいと、お前は笑うか?フィリップ)
 果たして、友に託した妹は、健在であるのだろうか?




『アンリエッタ来訪』

930 :鋼の使い魔 ◆qtfp0iDgnk :2008/07/21(月) 22:32:30 ID:sgyxA/Qn




アンリエッタの行幸せし魔法学院の晩餐は、それに見合う規模の食事を用意するべく、地下の厨房も平時以上の繁忙を見せた。
厨房を仕切るマルトーは勿論、メイドに復帰していたシエスタなど、有能を買われて平メイドから昇進、同輩達を指揮する立場に置かれて走り回って過した。

そんな夕食も終わり、生徒達も各々の部屋に戻って思い思いに過す頃。
ルイズは式典からずっと、心ここにあらずという状態で、部屋の中でも机に向かったかと思えば、ぼんやりと外を眺め、かと思えばベッドに倒れこんでゴロゴロしたり、と
まったく落ち着きがない。
 ギュスターヴは、放っておけば治まるだろうと相手にせず、コルベールからもらった端切れの紙を使って、文字の練習をしていた。
「嬢ちゃん。いい年なんだからちっとは落ち着いたらどうよ?」
 たまらず声をかけたデルフだったが、ルイズは答えずやはり落ち着かずフラフラと部屋を彷徨っていた。

ギュスターヴが字を紙一杯に書きつけた頃、何者かが扉を叩く。
「誰か呼んでるぞ」
「うん。……このノックの仕方は……」
 ゆっくり二回、素早く三回ノックする、それを三回繰り返してから、客人はそっと扉を開けて室内に入ってきた。
その姿は顔はおろか足先まで覆い隠すほどのローブを纏っていた。かろうじて、体の線から女性らしい事がわかる。
室内に入ることが出来た客人は、懐から水晶のついた立派な杖を抜くと、外壁や窓に向かって杖を振った。
「ディティクト・マジック…?」
「どこに目や耳が潜んでいるから判りませんから…」
「その声は…」
 客人がローブを脱ぐ。
ギュスターヴは目を見開いた。その正体は昼間、遠くから観察していた、王女アンリエッタその人に相違いなかった。
「お久しぶりね、ルイズ」
「アンリエッタ殿下?!」
 客人の正体に衝撃を受けたルイズは、さっきまでのフラフラ振りも吹き飛んで、床に跪いて王女を迎える。
 アンリエッタはそんなルイズを見て、身を屈めて抱きしめた。
「やめてちょうだいな!ルイズ。貴女と私はお友達じゃないの」
「勿体無いお言葉です。殿下」
「もう!そんな堅苦しい挨拶は止めて頂戴。ここにはあの辛気臭い鳥の骨も、政から逃げる事しか考えていない母上も居ないんだから。友人にまでそんな素振りをされたら
、私は悲しくて死んでしまうわ!」
「そうは言いますが、殿下」
「幼い頃、一緒に遊んでくれたでしょう?宮廷の庭を二人して蝶を追いかけたり、侍従に召し物を汚して叱られたり…」
 まさに懐かしむようにアンリエッタは幼い日々の思い出を諳んじてみせる。
「…ええ。クリーム菓子を取り合いしたり、ドレスの奪い合いで喧嘩もしましたわ」
「懐かしいわ…あの頃は。今ほどにあれこれと目に付かなくて」
 すっかり蚊帳の外に置かれたデルフとギュスターヴ。デルフはカタリと鳴って聞いた。
「お嬢ちゃん。お姫さんとはどんな知り合いなのよ?」
「口を慎みなさいボロ剣!…ご幼少の頃、恐れ多くも遊び相手を務めさせて頂いていたのよ。でも、その頃の事など、もうお忘れになられていたと思っていました」
「忘れたりしませんとも。あの頃は毎日が楽しかったもの」
 アンリエッタとルイズはベッドに腰掛け、更なる思い出話や巷に溢れている他愛もない噂について語り合い始める。その様は年頃の町娘とそれほど違いはない。
 アンリエッタは次第に日々の愚痴を零していく。宰相と母マリアンヌ女王の間を行き来するように扱われていること。そんな日々に鬱憤を貯めたあげく、今日は旧友と会うた
めに抜け出してきた事も。
「…御政務を耐えるご心痛、察しいたします、殿下」
「ふふ…。貴方がうらやましいわ、ルイズ」
 ふ、と無意識に自嘲の笑みが出る。魔法も使えぬ私を羨んでくれるなど、お優しい。
「何をおっしゃいます。殿下は唯一無二のトリステイン王女じゃないですか」
「王国の姫なんて自由もない、籠の鳥よ?声一つで、何処にでも行かされるのだから…」
 声の調子が落ちて、アンリエッタの視線が遠く窓を見ている。二つの月はいつの夜も明るく高い。


931 :鋼の使い魔 ◆qtfp0iDgnk :2008/07/21(月) 22:33:11 ID:sgyxA/Qn
「…結婚するのよ、わたくし」
「……おめでとうございます」
 アンリエッタの雰囲気から、ルイズもそれが快いものと思っていないことを察した。
「風の噂で聞いているだろうけど、アルビオンが内乱で滅ぶそうよ。聖地奪還を謳う賊軍が、あの白の国から飛び出て蝗のようにハルケギニアを食い尽くしていくでしょう。
そうなれば、小国トリステインは火をつけた枯葉のようにたやすく燃え尽きるのです」
「…はい」
「ですから今回のゲルマニア訪問も、私のゲルマニア皇帝との結婚を条件に軍事同盟を結ぶことになったのです」
「あの蛮族!ゲルマニアなどにですか!」
「仕方がありません。世の流れですから…」
 

話し込むと人は周囲の状況を良く忘れていく。年若い娘達なら尚の事である。
話の輪の外に置かれた一人と一本。デルフが小声でギュスターヴに問いかけた。
「なぁ相棒。これってものすげー大事な話なんじゃね?ふつー、国の大事な話をお嬢ちゃんみたいな小娘に話すもんじゃーねーと思うんだけどよ」
「まぁな。よっぽど友人と話す言葉が欲しかったんだろう。聞き及ぶ限り、王女は女王や高官にいいように使いまわされているらしいしな」
(母親には政務を押し付けられ、高官には人気取りや取引材料に使われ、か…。面倒なものだ。お飾りも身代わりも嫌なら自分で行動すればよいものを。怠惰な娘だ)
 
「……それにしても、ごめんなさいな、ルイズ」
「なんでしょうか?」
「そこの彼、恋人でしょう?二人の時間に割って入ってしまって、つい懐かしくて粗相をしてしまいましたわ」
「えっ?!ちょっ、違います!」
「あらそうなの?」
 とんでもない誤解だと、ギュスターヴは声を殺して笑う。
「笑うんじゃないわよ!姫さま、あれは私の使い魔でございます」
「使い魔?」
 改めて、ギュスターヴは衣を直して背を伸ばし、深く礼をする。
 アンリエッタはそれをしげしげと見ていた。
「人にしか見えませんが…」
「正真正銘の人です。多少、剣が使えます」
 多少ね…、と、謙遜させる様を笑うギュスターヴと、それをルイズが睨んで返す。
 そんなやり取りをきょとんとした顔でアンリエッタは見ていた。
「そう…。あなたって昔から少し変わっていらしたものね」
「いえ、別に好きでこれを使い魔にした訳では…」
「でも、メイジと使い魔は不可分の関係といいますから」
「それは、そうなんですけど…」
 自分の部屋なのに妙に居心地の悪さを感じるルイズであった。
 しかしアンリエッタは、そんなルイズと、ギュスターヴを交互に見てから、静かにため息を吐いた。
「いかがなさいました?」
「何でもありませんわ。…嫌ね、わたくし。こんな事話せることじゃないのに」
「何の事かは存じませんが、お悩みならお聞かせくださいませ」
「いいえ、話せませんわ!忘れてくださいな」
「いけません!先ほど言ってくださったではありませんか!友人と呼んでくれたではありませんか。友人と思ってくださるなら、悩みのお一つもお聞かせくださいませ」
 アンリエッタとルイズの会話が、徐々に熱を佩びていく。傍目には明らかにアンリエッタが引き金になっているのを見てとれるギュスターヴとデルフは、
対照的に冷めた気分でそれを眺めていられる。
「痛いなぁ、嬢ちゃんたち」
(芝居がかってるなぁ。無意識にやってるならとんでもない娘だ…)
 
「…今から話す事は誰にも話してはいけません」
 アンリエッタが話を始めようとドレスのすそを直していた。ルイズはギュスターヴに視線を向ける。
「ギュスターヴ、席を外してくれる?」
「ん…あぁ」
 部屋主が出ろという以上、ギュスターヴはデルフを持って廊下に出た。

 



932 :鋼の使い魔 ◆qtfp0iDgnk :2008/07/21(月) 22:34:22 ID:sgyxA/Qn
「何はなしてんだろーなー。あの二人」
 廊下に出たものの、それなりに会話の内容は気になる。
「さぁな」
(暫く時間を潰すにも夜中だしな…コルベール先生のところにでも…)
 さてどうしようか…と足を踏み出そうとした時、隣の部屋の扉がきぃ、と開き、部屋の中から声と共にギュスターヴを手招いた。
「はぁい。夜分遅くごきげんよう」
「キュルケ」
「部屋閉め出されちゃったんでしょう?しばらくうちに来ない?」
 

 キュルケの部屋はルイズよりももっと色彩を落とした、シックなしつらえの調度品が使われていた。しかし部屋の各所には色の派手な使い方をしていて、情熱的な
ゲルマニア人らしい感じである。
 キュルケの部屋には先客が居た。タバサである。
「どうしてタバサがいるんだ?」
「この子、私の持ってるレイピアを貸してくれって言うのよ」
「レイピアを?どうして」
 タバサはホットワインの注がれたカップを置いて答えた。
「剣の練習に使いたい」
「おいおいちびっ子。こんなお飾りだらけの剣で練習なんてできるかよ」
 無造作に部屋に置かれていたレイピアを、ギュスターヴは小枝を拾うように持ち上げる。
「…まぁ、素振りに使える程度の代物だな」
「酷い言い草ねぇ。せっかく部屋にお招きしたのに」
「ははは…いや、助かった。夜中じゃ行く宛もないからな」
 床を這うフレイムがきゅるきゅると呻って足元にいる。
「ところで、誰がルイズを訪ねてきたのかしら?背格好の感じだと若い人みたいだけど」
「さぁな。俺が言うことじゃない」
「そ。じゃあ、自分で調べちゃうわ」
 タバサにキュルケがなにやら耳打ちをしている。
「剣と交換」
「もぅ、吝嗇ね〜。ま、いいわ。剣の代金は実家から払ってもらってるし」
 やにわにタバサが立ち上がり、ルイズの部屋と隣接する壁に杖を振って魔法をかける。
 すると壁の向こう側から徐々に話し声がはっきりと聞こえてくる。
「音を遮断する『サイレント』の応用ね」
「まったく…好きにしろよ」
 参ったギュスターヴは黙って椅子の一つに座り、キュルケとタバサもベッドに座って隣の声に耳を傾けた。


ルイズの部屋から聞こえてくる。二人の声に神経が注がれる。
「好きな相手と結婚できるなんて、始めから思ってないわ。そうでしょ?ルイズ」
「えぇ…まぁ…」
「アルビオンのおぞましき貴族達は、王家を堕落した存在と糾弾し、アルビオン統一の後のために他の王家の瑕を探しているのです」
「まさか。誇り高きトリステインの王家に、そのようなものがありましょうか!」
「……そうであればどれ程良いのでしょうかね」
「…ま、まさか……」
「…ええ、あります。一つだけ」
「それは一体…」
「わたくしが以前、アルビオンにおわすウェールズ王太子にしたためた一通の手紙です」
「し、しかし恐れながら、手紙一つで大事になるのですか?」
「おそらくは。あれに書かれた内容は受け取り様によってはゲルマニア皇室との婚約が破棄されるようなことが書いてあるのです」
「そのような物が…」
「まだ王軍が持ちこたえているうちは、問題ないでしょう。しかし月を跨ぐ事無く王軍は壊滅するだろうと聞きます。そうなれば手紙が反乱軍の手で
白日の下に晒されてしまう。そうなればこの国は終わりです…」
 


933 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 22:35:06 ID:HNfgTiEr
>>918
切る→払う→袈裟斬り→支援

934 :鋼の使い魔 ◆qtfp0iDgnk :2008/07/21(月) 22:35:20 ID:sgyxA/Qn
 やがてすすり泣くアンリエッタの声がキュルケの部屋から聞こえる。
「ミスタ・ギュス。よろしいかしら」
「何だ?」
 キュルケの目は聞こえてくる泣き声とあわせるには実に冷めている。
「『昔送った手紙が見つかったら私は恥ずかしくて生きていけないわ!』って言ってるように聞こえるんだけど、気のせいかしら?」
「俺に聞かないでくれよ」
 ギュスターヴも少しうんざりした風情だ。
「うちの皇帝と婚約っていうと、客人はアンリエッタ王女ね。昔の手紙一つで同盟を反故するようなナイーブな人物じゃないわよ」
「詳しいな」
「まぁね。うちもゲルマニアじゃ上から数えたほうが早い家格のつもりよ」
 事実ゲルマニアという都市国家群の中で、ツェルプストーは皇帝に一言物申せる程には権力を持っている。それで居ながら皇帝に目をつけられないのは、
ツェルプストー家自体の視線が対面するラ・ヴァリエール、率いてトリステインからの防衛に向けられているからである。


ふたたび聞こえてくる話し声。それは先ほどよりも激しい語調になっている。
「ああ、ルイズ!ルイズ・フランソワーズ!わたくしは、わたくしは一体どうしたら良いのでしょう?!戦に乱れるアルビオンにある手紙を消し去るなど、わたくしには出来ません!」
「姫さま…姫さま。このルイズ・フランソワーズめに一つの考案がございますわ」
「なんでしょう?」
「不肖このルイズ・フランソワーズ。アルビオンには幾らかの土地勘がございます。それにあと数日でアルビオンがハルケギニアに最も近づく『スヴェル』の日になります。
ですから…」
「いけません!友人をアルビオンに赴かせるなんて、そんな危険な事、とても頼めませんわ!」
「いいえ、行かせて下さいまし!このルイズ・フランソワーズ、姫さまの御命であれば地獄の釜の底でも、毒龍の肺腑の中でも行く所存。姫さまとトリステインの危機を
見過ごすことなど出来ません!」
「わたくしのために、そこまで行ってくれるなんて…嬉しいわ、ルイズ!わたくしは始祖から無二の友人を与えられて光栄ですわ」
「勿体無きお言葉です、姫さま…」
 
 隣で聞いていた三人と一本。そのやり取りの酷さに今度はキュルケが深いため息を漏らした。
「…ミスタ」
「聞くな」
 実際ギュスターヴもさらにうんざりしている。
「……ルイズもお姫様も、なんだか随分夢みたいな事言ってる気がするんだけど。ルイズが本当にアルビオンに土地勘があるか疑わしいわ」
「地に足つけて旅行したわけじゃないはず」
 タバサが補足的に続ける。
「こんな事を王族が言ってるから、トリステインは国力を落とすのよ。見栄ばかり強くて、中身が伴わないんだもの」
「っていうかよー。お嬢ちゃんが行くっつーことは、相棒と俺様もついていかなきゃならないんじゃね?」
「そうね。ルイズがついてこいって言ったらそうなるわねぇ」
 その言葉にギュスターヴは深いため息を漏らすのだった。




935 :鋼の使い魔 ◆qtfp0iDgnk :2008/07/21(月) 22:36:23 ID:sgyxA/Qn
やがてルイズの部屋からアンリエッタが出てゆき、その頃合を計ってギュスターヴも部屋に戻るべく、キュルケの部屋を辞した。
「また何かあったら来てね。いつでも待ってるわ〜」
 ひらひらと手を振るキュルケを振り切って、ルイズの部屋へ戻る。

「…もう帰ったのか、王女は」
「ええ。ところで、明日は朝一で出かけるわよ」
「……どこへ」
 もうどこに行くかは判っているのだが、盗み聞きしていたとは言えない。
「それは明日になったら教えるわ。だから今日はもう寝るのよ」
 細かい話をするわけでもなく、ルイズはいそいそと寝支度を始め、さっさとベッドに入ってしまった。
 灯りも消され、ギュスターヴとデルフだけが暗い部屋にたち残される。
 明かりも消されてどうしようもない。ギュスターヴはいつもの寝床に入り、デルフを立てかけると、デルフが鳴って話しかける。
「なー相棒」
「ん?」
「本当にアルビオンに行くのかね」
「行くんだろう。本人が行くって言うんだから」
「相棒は納得できるのかよ」
「……正直言えば、余り納得はいかないさ」
「そりゃそうだわな」
「……でも、ルイズをつれて外国を見に行くっていうのは、悪くないと思うんだ」
「随分と余裕だな相棒。アルビオンは内乱で荒んでるんだぜ?しかも死に掛けの王軍の中に飛び込まなくちゃいけないんだぜ」
「そうだな……」
 物思うギュスターヴ。
(ルイズももう少し冷静だろうと思ったんだがな…王女の過分な期待に負けたかな)
「…まぁ、最悪ルイズが生きて帰ってこれればいいんだろう」
「おいおい、たかが子守で死なれちゃ、『ガンダールヴ』も形無しだぜ」
「はは、そうだな。…んじゃ、俺は寝るぞ」
 やがてデルフも静かになり、ギュスターヴの意識も、深い睡魔の中に沈んでいった。






936 :鋼の使い魔 ◆qtfp0iDgnk :2008/07/21(月) 22:37:08 ID:sgyxA/Qn
ルイズとギュスターヴがアルビオンへ行く事になった、そのちょうど一週間前。
 トリスタニア郊外に聳え立つ、寒色で塗り込められた巨大な建物が建っている。
トリステイン最大の監獄チェルノボーグである。

その監獄の奥の奥。夜闇を差し引いても暗い一室に、今より数十日前から人が入った。
 時間も夜遅く。そこに収監された女性は、寝汗をじっとりとかき、悪夢に苛まれているように呻きながら、浅い眠りに身を窶している。
 廊下の向こうから聞こえてくる。きぃ、きぃという何かを押している音が、やがてその部屋の前で止まった。
「起きろ。『土くれのフーケ』」
 人気の殆どない監獄の中で、その声は実にはっきりと響き、フーケの意識を現実に引き戻した。
「うぅ……誰だい。こんな夜中に」
 明り取りの松明の影に浮かぶ一人の男。その顔は仮面を被っていて様相は判らない。男が押していたのは、木で出来た車椅子だった。
「よほど貴族達に嫌われたようだな」
 粗末なベッドに横たえていたフーケ。筵のような毛布の下に残した足の両脛から下は、生気のない黒紫色に変質し、力なくだらりとベッドの上にあるだけだった。
「収監時に足を切られ、水の魔法で表面だけ治されたな。失血で死にはしないが、一生をその足で歩く事は、もうない」
 ぎりり、とフーケがその麗しい小顔を歪める。覚悟していたとはいえ、貴族相手に続けた盗みの果てが、これだった。
「人が寝ているのを起こして、言いたい事はそれだけかい」
「まぁ待て。私はお前を助けに来たのだよ」
 ククク、と笑い声を殺しながら、男は監獄の鍵を開けて車椅子と共に入ってくる。
「我らの仲間になるのなら、お前をここから出してやろう。『マチルダ』」
 その一言はフーケの顔色を吹き飛ばした。
「何故その名で私を呼ぶ」
「再びアルビオンを拝みたければ首を縦に振るがいい。でなければこの場でその首を落とすだけだ」
 男が抜いたのは黒い杖。わずかな明かりに浮かぶ杖先をフーケは睨んだ。
「これだから貴族っていうのは嫌いだよ。強制なら命令すればいいじゃないか」
「そうだな。なら、『われらの仲間になれ』」
 
 静かにベッドに寄せられた車椅子に乗り移り、フーケは悠々と監獄を抜けた。
「…で、その『我ら』っていうのはなんなのさ」
「我々は国を越えて繋がる貴族の連盟なのだよ。今ある腐敗した王家を打倒し、ハルケギニアを統一してエルフに奪われた聖地を手にするために」
「夢物語だね、そんなの…。エルフに勝てるものかい」
「なんとでも言うがいい」
「で、そんな志篤い貴族様方のグループにも、名前があるんだろう?」
「ああ」
 きぃきぃ、と車椅子の車輪が鳴る。
「『レコン・キスタ』だ」

937 :鋼の使い魔(後書き) ◆qtfp0iDgnk :2008/07/21(月) 22:38:22 ID:sgyxA/Qn
投下終了
いやー、アルビオン編はむやみやたらにプロットが長くなりそうでごめんなさい。
しかも今回はあんまり小ネタがなくていまいちだなぁ。
提督さんも来ていたし、がんばるぞー。

938 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 22:42:01 ID:dsClrqUW
鋼の人乙

おマチさんの状況が程度が軽いとはいえバスタードのグリフィスと被った
あとテファが見たら泣きそう

939 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 22:42:05 ID:TaR1LUB5
乙です。
しかしいつもながら姫様、現実が見えて無いんだな……そしておマチさん、色々と無事なんだろうか。本当に気になります。

940 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 22:44:37 ID:AzZ1wa+u
鋼さん乙
く、車椅子…なかなかきついね

>>938
ベルセルクじゃね?

941 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 22:50:57 ID:dsClrqUW
>>940
素で間違えた○| ̄|_
ベルセルクでした

942 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 22:56:21 ID:QD+gHYi0
アンアンは最新刊でも丸っきり進歩してないぜ。
聖下の「ハルケギニア統一エルフ フルボッコ」に乗せられちゃう人だ。
目標設定はできても、目標の達成可能性を計算できないんだな。

まぁ、「リーダーの仕事は未解決の問題を発見すること」ともいうから、
後は臣下の仕事だと言えなくもないが。

943 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 23:01:15 ID:YSBo0kTb
おそらくアンリエッタ王女をはじめとしたあの世界のキャラが頭が悪いのは
創造主の大人の都合という奴だと思うぞ。

だから叩くのはやめてやれ。
せめてやるならここじゃなくてラノベ板辺りのゼロ魔関連スレでやってくれ。

944 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 23:02:11 ID:wwMqdWzr
鋼の人乙
今日はいい作品がたくさん見られて良かった

945 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 23:02:15 ID:EYK5pJ0O
>>943
よし、向こうに行ってる作者に直接文句言って来る

946 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 23:06:39 ID:MhASB94V
>>943
貴様にはアン☆パンチをくれてやる

947 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 23:10:12 ID:Z5/h3xU3
たかがケンカで主産業消し飛ばして平謝りで済むのか
すげえな

948 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 23:12:52 ID:HNfgTiEr
そりゃ、それ相応の代替授けてくれる事はほぼ確定的ですから(  ̄ー ̄)

949 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 23:15:05 ID:4veKsED0
それでも富士通の秋草会長よりゃマシさ。何しろ社長時代にこんなこと言ってるんだから。↓

「くだらない質問だ。従業員が働かないからいけない」

950 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 23:19:48 ID:b1Nn9Lni
おっさんキャラが召喚されたSSを読む度にユキアツを召喚したSSを読みたいor書いてみたいって思うんだ

951 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 23:21:39 ID:F0KrJ01L
時節柄、ポニョ召喚

・・・ハルケギニア水没して二つの月が激突。
終了

952 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 23:22:32 ID:AzZ1wa+u
>>950
次スレたのむ

953 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 23:27:39 ID:b1Nn9Lni
>>952
失敗、ホスト規制だった

次の人、お願い


954 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 23:28:15 ID:YeAIv29i
>>692
イタリアは第2次世界大戦の戦勝国だぜ?
最終的に。

955 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 23:31:25 ID:YSBo0kTb
955だったらスレ立て挑戦

956 :955:2008/07/21(月) 23:34:12 ID:YSBo0kTb
自分もホスト規制でした

次の方御願いします

957 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 23:36:46 ID:E4ODC/FJ
んじゃあ立ててくるか
少し待ってろ

958 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 23:38:05 ID:E4ODC/FJ
あの作品のキャラがルイズに召喚されました part156
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1216651054/
じゃなノシ

959 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 23:39:01 ID:+cz9SMkl
>>958


960 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 23:41:16 ID:YSBo0kTb
>>958


961 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 23:42:08 ID:b1Nn9Lni
>>958


962 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 23:42:32 ID:urbxi4Tp
>>958
そう、乙

963 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 23:47:22 ID:V743PhZ2
>922
原作が小説で、アニメとコミックも出てる。

964 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 23:47:54 ID:vZ3KyfnQ
>>952
そういやイタリア海軍にジュリオ・チェザーレって戦艦が本当にあったな。
もっとも艦歴長い割には戦果はまったく無く、日本海軍相手にしたら巡洋艦や駆逐艦にすら勝てるかどうか怪しい代物だが。

965 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 23:51:24 ID:XBtxQZx4
コンテ・ディ・カブール級戦艦だな、大正時代に竣工した12インチ砲搭載艦

966 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 23:52:09 ID:vZ3KyfnQ
間違えた>>954だった。

ともかく>>958

967 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 23:57:03 ID:JqFvOTTT
>>922

わりと色んなメディア展開してるんだな

968 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 23:59:07 ID:JqFvOTTT
まちがえた>>963でした。

969 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 00:04:47 ID:4VcfKKKD
鬼戦車長ビットマン召喚

970 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 00:06:03 ID:s4OaKwVc
ウェールズ・テューダーがPOWを召喚しましたとか
あの世界で飛べない船が必要なのか

971 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 00:08:38 ID:EXMAgday
この三連休は待ち人来たらずだったな…

972 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/22(火) 00:12:44 ID:ZJqLtGv3
>>971
同じく……

973 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 00:14:40 ID:tEXnXtZ/
霊夢が来た俺歓喜

974 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 00:22:39 ID:M8b1tZvR
シャーリーが来た俺狂喜

975 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 00:23:57 ID:CBUaPL0A
もうずっとルーデル大佐を待ち続ける俺

976 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 00:25:19 ID:BGPWBYYl
待ってちゃ駄目さ…
「読みたい作品」は…お前と共にあるぞ・・・
やれ・・・俺はお前を・・・・・・見守って・・・いる・・・ぜ・・・

977 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 00:26:56 ID:LPXJ2f70
吹き荒ぶ風ことレオポルド・ゲーニッツは召喚されないかね
ハルケギニアの全ての風使いは道を譲れ!

978 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 00:28:07 ID:M8b1tZvR
>>976
姉妹スレからわざわざありがとう兄貴

979 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 00:32:12 ID:CBUaPL0A
頭でなく心で理解できたけど…う〜ん…

980 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 00:39:44 ID:6fCJCK3j
>>977
しかし召喚されたのはゲニ子の方だったりして
MUGENでは人気キャラだぜ!

981 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 00:50:11 ID:HUM7kocO
>>971
待ち人がいるなら応援スレででも言ったらどうだ?

982 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 02:37:48 ID:tEXnXtZ/
いい女とやれると聞いて埋め

983 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 02:58:05 ID:bJQkSLsr
100ならサイバーブルーから作業用ロボット・ファッツ召喚
重傷をおったルイズは以下略

984 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 03:06:25 ID:QxlLte4X
ルイズがファックを連呼するわけか

985 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 03:59:20 ID:sFgGH9kE
>>969
アクアビットマン召喚!

   \O
    ○\
   < \
説明しよう!
アクアビットマンとはPA整波性能19103&KP出力999を誇る最強のヒーローである!

986 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 04:01:19 ID:IKL/1Q57
>>954
経過を見てみろ。
ありゃボロクソにやられた挙句、寝返ってるだけじゃねぇかwww
形ばかりの戦勝国だぜ、イタ公はw
チョンよりは少しマシな程度。

987 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 04:24:21 ID:h827kn4x
イタリアは二次大戦で最多の功績を残した立役者だろ。
散々足引っ張りまくってくれたおかげで、ドイツは敗北したんだから。
イタリアさえいなければドイツはソ連を降し、日本もなんとかなったかもしれん。
二次大戦の最大の敵だろ、イタリアは。

988 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 05:17:43 ID:0xZknQ8b
しかもちゃっかり戦勝国の側に付きやがった

989 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 05:17:55 ID:YXImUYpW
怖ろしいまでの戦果だよなw

990 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 05:41:14 ID:rEkk4a50
芸術とか食い物はいいんだがな
粗食に耐える兵のほうが強いってのは万国共通なのか

991 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 06:00:38 ID:h827kn4x
やる気出せば強いみたいなんだよな・・・
どっかのサイトで、イタリアは女が絡むと強い。
だから兵士が女にもてる時代はとにかく強かった、今はもてないから弱いってやってたな。

992 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 06:08:12 ID:/JlR80Pv
埋める。埋め。梅……
梅子かーさん召喚!


うわめづかいっ

993 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 06:48:50 ID:KMIDk16A
>>1000なら「ラーゼフォン」の「神名綾人」を召喚。
もちろんラーゼフォン付きで。

994 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 07:05:02 ID:k4vLU3lY
>>1000ならクレスト・セイバーハーゲン召喚。

995 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 07:06:26 ID:f6qp2C8l
イタリアは職業軍人よりマフィアの方が喧嘩が強いというわけわからん国だからなぁ
埋め

996 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 07:12:31 ID:w2cic7Xu
うめうめ

997 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 07:14:47 ID:X4yNYr7Z
>>1000ならアニメのデビルマンを召喚

998 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 07:21:13 ID:h827kn4x
よし埋めだ。
俺Tueee!!したいならミト王子御一行でも呼べやーー!!

999 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 07:22:21 ID:Qp9hdZme
>>1000ならヴァッシュ・ザ・スタンピード

1000 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 07:22:26 ID:jxP71+m0
>>1000ならヘタリア召喚。

……ギーシュにも勝てる気がしねえ。

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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