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あの作品のキャラがルイズに召喚されました part140

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 16:28:07 ID:I1NdDNpY
もしもゼロの使い魔のルイズが召喚したのがサイトではなかったら?そんなifを語るスレ。

あの作品のキャラがルイズに召喚されました part139
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1211811629/

まとめwiki
http://www35.atwiki.jp/anozero/
避難所
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9616/

--------------------------------------------------------------------------------

    ___            ■ 注意事項よ! ちゃんと聞きなさいよね! ■
    〃  `ヽ  .   ・ここはあの作品の人物がゼロ魔の世界にやってくるifを語るスレッドよ!
    l lf小从} l /   ・雑談、SS、共に書き込む前のリロードは忘れないでよ!ただでさえ勢いが速いんだから!
   ノハ{*゚ヮ゚ノハ/,.   ・投下をする前には、必ず投下予告をしなさいよ!投下終了の宣言も忘れちゃだめなんだからね!
  ((/} )犬({つ'     ちゃんと空気を読まないと、ひどいんだからね!
   / '"/_jl〉` j,    ・ 投下してるの? し、支援してあげてもいいんだからね!
   ヽ_/ィヘ_)〜′    ・興味のないSS? そんなもの、「スルー」の魔法を使えばいいじゃない!
              ・まとめの更新は気づいた人がやらなきゃダメなんだからね!

--------------------------------------------------------------------------------

     _        ・議論や、荒らしへの反応は、避難所でやるの。約束よ?
     〃  ^ヽ      ・クロス元が18禁作品であっても、SSの内容が非18禁である場合は本スレへの投下で問題ないわ。
    J{  ハ从{_,     ・SSの内容が18禁な展開をする場合はクロス元に関わらず本スレではなく避難所への投下をお願いね。
    ノルノー゚ノjし     ・クロス元が型月作品のSSは、本スレでも避難所でもルイズの『錬金』のように危険よ。
   /く{ {丈} }つ      やめておいてね。
   l く/_jlム! |     ・作品を初投下する時は元ネタの記載も忘れずにね。wikiに登録されづらいわ。
   レ-ヘじフ〜l       ・作者も読者も閲覧には専用ブラウザの使用を推奨するわ。負荷軽減に協力してね。

--------------------------------------------------------------------------------

   ,ィ =个=、      ・お互いを尊重して下さいね。クロスで一方的なのはダメです。
   〈_/´ ̄ `ヽ      ・1レスの限界最大文字数は、全角文字なら2048文字分(4096Bytes)。
    { {_jイ」/j」j〉     これ以上は投下出来ません。
    ヽl| ゚ヮ゚ノj|     ・行数は最大60行で、一行につき全角で128文字までですって。
   ⊂j{不}lつ     ・不要な荒れを防ぐために、sage進行でお願いしますね。
   く7 {_}ハ>     ・次スレは>>950か480KBからお願いします。テンプレはwikiの左メニューを参照して下さい。
    ‘ーrtァー’      ・重複防止のため、次スレを立てる時は現行スレにその旨を宣言して下さいね。
             ・クロス先に姉妹スレがある作品については、そちらへ投下して盛り上げてあげると喜ばれますよ。
              姉妹スレについては、まとめwikiのリンクを見て下さいね。
             ・一行目改行、且つ22行以上の長文は、エラー表示無しで異次元に消えます。
              SS文面の区切りが良いからと、最初に改行いれるとマズイです。
              レイアウト上一行目に改行入れる時はスペースを入れて改行しましょう。


2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 16:28:40 ID:I1NdDNpY

テンプレここまで

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 16:29:04 ID:I1NdDNpY
立てた。


あの作品のキャラがルイズに召喚されました part140
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1212132487/l50


4 :3:2008/05/30(金) 16:30:33 ID:I1NdDNpY
うわ、ミスッた。
前スレに書こうとしてここに書いちまった(恥

5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 16:30:41 ID:21h/fFIG
これも一応

ルールじゃないけどマナー上しておく方が良い事・システム上の注意事項

1時間に一定量超える投下は「さるさん」規制に遭うので注意
連投規制には有効な支援レスもこれには何の役にも立たない
文章量(kB)と分割予定数の事前申告をしておけば、規制に伴う代理投下をしてもらいやすい
投稿量カウントも規制も正時(00分)にリセットと言われている
他スレでの実験により規制ボーダーは8.5kBらしいという未確認情報あり

投下時はタイトルをコテハンとする、トリップ推奨
予告でクロス元他必ず説明する(一発ネタ等でばらすと面白くないならその旨明示)
 ※過去「投下してもいい?・投下します」等の予告から
  最低の荒らし投稿を強行した馬鹿者が居たため同類認定されるリスク極大



6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 16:31:13 ID:x0uKztqg
>>1 乙でありんす

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 16:31:25 ID:hzRwy8Q3
乙ー。

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 16:35:30 ID:YaEKwmUa
1乙!

9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 16:45:44 ID:r0upwbk1
>>1乙ですとも!

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 16:51:33 ID:Q18w0IN4


毎度の蛆が湧きませんように

11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 16:53:46 ID:0HT2kD1k
お美事でござる・・・・。

12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 16:56:45 ID:mxYWVVRx
大分前にあった姉妹スレ一覧。あれもテンプレに含めて欲しい。
とはいえスレ立て乙です。

13 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 17:00:36 ID:Fn3Tu9XT
>>1さん乙でした。

14 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 17:15:26 ID:j3HhkNUK
乙一作品ないすか?

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 17:28:34 ID:PLrv3xeY
乙!

16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 17:40:50 ID:9SFjli6a
乙でありますー

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 17:52:43 ID:BF7wcDcO
>>1

乙であります!

18 :名無しさん@お腹いっぱい。名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 18:30:58 ID:XJEoGcyJ
乙であります
このまま1,000まで乙で終わったらどうしようとか思う今日この頃…

19 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 18:33:36 ID:SR9by2mR
まぁ奴にレス番早いうちに張られたくないからだろうけどw
ここで誰か投稿してくれたら完璧

20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 18:33:54 ID:RFDBW56H
待ってくれたまえ、乙の洪水を一度にワッと浴びせかけるのは

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 18:34:22 ID:jdEokzp5


>>18
名前なげぇw

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 18:34:34 ID:BKU87o+x
>>1
おつー。

>>18の言うような事態を避けるためにも、
小ネタっつーか短編投下したいんだけどいい?
元ネタはまだ一応伏せとく。や、はじめればすぐわかるんだけど。

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 18:40:14 ID:PXy/qXGP
157 :削除申請:2008/02/14(木) 20:56:50 ID:kMFXiYvI
管理人様
以下自作品の削除をお願いします。
(本人証明として、自ブログの方も削除致しました)

長編:1編
「ゼロのgrandma」
短編:2編
「色鮮やかな空へ」
「四系統だけど」

色々とご迷惑をお掛けしました。以降、忘却願います。






夜天の使い魔 第一部
夜天の使い魔 第二部

http://rein4t.blog123.fc2.com/

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 18:40:48 ID:PXy/qXGP
やる夫が小説家になるようです
ttp://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-244.html

完結:やる夫が小説家になるようです
ttp://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-245.html

やる夫が「売れっ子」ラノベ作家を目指すそうです
ttp://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-284.html

やる夫が同人小説家になるようです
ttp://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-371.html

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 18:40:52 ID:2BoDXaf1
>>22
カマ〜〜〜〜ン!

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 18:41:09 ID:PXy/qXGP
ヘイトが目的の人はこちらへどうぞ

現実の日本だったら犯罪者のキャラ
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1156057365/

現実にいたらいじめられるキャラ総合
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1187355426/

おまいらが嫌いなキャラを倒すスレ
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1203997499/

時津風部屋で根性を叩き倒して欲しいキャラ
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1190900372/

現実に存在してほしくないアニメキャラ
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1159772153/

こいつだけは許せないと思うアニメキャラ2
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1206404206/

どのアニメキャラを四肢切断して肉ダルマにしたい?
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1146855901/

イージス艦に衝突されるべきアニメキャラ
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1203577654/

キチガイの可能性が高いと思うアニメキャラ
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1210080711/

KYだと思うアニメキャラ
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1209119812/

数人でオモチャにして、飽きたらポイ捨てする女キャラ
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1182432637/

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 18:41:34 ID:PXy/qXGP
サイトを送り帰したと皆に説明するルイズ。

周囲から集中非難。教皇の真意にやっと気が付いたアン様ファビョりだす

サイトいないのに耐え切れなくなったルイズがサイトの記憶を消してくれとテファに懇願

消して聖女化(かなりウザイ)。ルイズの変貌ぶりと自身のやった事にテファ涙目。

サイト、夢でブリミルとサーシャ(初代ガンダールブ)と出会う。過去には真の敵が!?

サイトが起きたら世界扉が目の前にあり教皇とジュリオに帰るか帰られないか迫られる。
→・帰らない
 ・帰る(ジュリオが背後からサイトを銃で殺して使い魔枠を空ける気だった)

ヨルムンの猛攻をタイガー戦車で秒殺するサイト。ハゲ戦車でノリノリ。タバサ弾充填役

ルイズにキスしたら消えた記憶が回復。カーチャンに近況報告メール送って終わり

ノボル執筆遅れてる

以上14巻の流れ

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 18:41:48 ID:9ebI6EXq
ID:PXy/qXGPはどこのブタだ?

29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 18:41:55 ID:PXy/qXGP
姉妹スレ一覧

【アニキャラ総合】
【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚81人目】
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1210336417/l50

ソードワールドのキャラがルイズに召還されました
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1199900690/l50

ダイの大冒険のキャラがルイズに召喚されました
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1204128590/l50

ハガレンのエドがルイズに召喚されたようです
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1181052298/l50

型月のキャラがルイズに召喚されましたpart5
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1207152628/l50

【カオス】ゼロのルイズが以下略【召喚70002人目】 SEED
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1204218994/l50

  東方のキャラがルイズに召還されました  
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1211038565/l50

【漫画サロン】
HELLSINGのキャラがルイズに召喚されました part6
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1207560191/l50

【旧シャア専用】
ガンダムキャラがルイズに召還されました 2人目
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/x3/1205871030/

【エヴァ】
もしルイズが召喚したのがシンジだったら 第弐話
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/eva/1190887727/l50

各スレまとめ一覧

ゼロの奇妙な使い魔 まとめ
http://www22.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/1.html
ゼロ使×型月クロスSSスレまとめwiki
http://www13.atwiki.jp/zeromoon
ハガレンのエドがルイズに召還されたようですまとめサイト@wiki
http://www34.atwiki.jp/fgthomas/pages/71.html
新世紀エヴァンゲリオン×ゼロの使い魔 〜想いは時を越えて〜@ ウィキ
http://www10.atwiki.jp/moshinomatome/pages/1.html

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 18:41:58 ID:JgUn4Rsa
いったそばからアホがわきおった(泣

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 18:42:16 ID:PXy/qXGP
このぐらいまで単純化できそうな気がする。

爆発召喚
キス契約
「ゼロ」の由来判明(教室で爆発)
使い魔の能力が明らかに(ギーシュ戦)
デルフ購入
フーケ戦
舞踏会

最近はその流れでいかに飽きない話を作るかに凝りがち>>16

爆発
平民プゲラ
コルベール問答無用さっさと汁
キス契約
フライに唖然とする
説明はぁどこの田舎者?
何者であろうと今日からあんたは奴隷
二つの月にびっくり
洗濯シエスタと接触
キュロケフレイム顔見見せ
みすぼらしい食事厨房でマルトー
教室で爆発片付け
昼食シエスタの手伝い香水イベント
オスマンコルベール覗き見
ギーシュフルボッコ場合によって使い魔に弟子入り
キュルケセクロスの誘いしかし使い魔はインポテンツか童貞w
ルイズ寝取られの歴史を切々と語る
休日街でデルフ入手 キュルケタバサがついてくる
ルイズが爆破訓練宝物庫破壊フーケ侵入お宝げっと
この段階でフーケは絶対つかまらない
翌朝捜索隊保身に走る教師一同
教育者オスマン犯罪捜索を未熟な子供にマル投げ
小屋で破壊の杖ゲットフーケフルボッコしかし絶対死なない
オスマンから褒章 舞踏会 終わり

途中飛ばすけど、

 対7万戦と再召喚(一度使い魔契約が切れ、まっさらな状態からルイズとの関係を再構築)

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 18:42:46 ID:PXy/qXGP
これも一応

ルールじゃないけどマナー上しておく方が良い事・システム上の注意事項

1時間に一定量超える投下は「さるさん」規制に遭うので注意
連投規制には有効な支援レスもこれには何の役にも立たない
文章量(kB)と分割予定数の事前申告をしておけば、規制に伴う代理投下をしてもらいやすい
投稿量カウントも規制も正時(00分)にリセットと言われている
他スレでの実験により規制ボーダーは8.5kBらしいという未確認情報あり

投下時はタイトルをコテハンとする、トリップ推奨
予告でクロス元他必ず説明する(一発ネタ等でばらすと面白くないならその旨明示)
 ※過去「投下してもいい?・投下します」等の予告から
  最低の荒らし投稿を強行した馬鹿者が居たため同類認定されるリスク極大

33 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 18:43:21 ID:9ebI6EXq
ID:PXy/qXGP
ID:PXy/qXGP
ID:PXy/qXGP
ID:PXy/qXGP
ID:PXy/qXGP
ID:PXy/qXGP
ID:PXy/qXGP
ID:PXy/qXGP
ID:PXy/qXGP

34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 18:43:59 ID:PXy/qXGP
>>10
社会人なんで君たちみたいに好きな時間に2chができないんっスよw

35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 18:44:52 ID:2BoDXaf1
>>32
>>5で書かれてるのを二度も書いてんじゃねえよドアホ

36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 18:47:08 ID:PXy/qXGP
●     「こっ、こっ、こっ、こっ、こっ、この…バカ犬っ!!!」
┠〜〜〜┐ちゃんとここにいてぇ、わたしのちかくでぇ
┃  ●  ∫ ずっとわたしをい〜んつもい〜んつもみ〜んつめてなぁさぁ〜い
┠〜〜〜┘  よそみしてたでしょ、ほかのおんなのこぉ〜
┃         おしおきするのふぅ〜らりふぅ〜らりふぅ〜らちなやつうは
┃          (ん、ちゃちゃちゃちゃちゃちゃ)
┃           どんたーちきかないからねいーいーわ〜けは
┃            たちみーつ〜んかれたかぁ〜ら
┃             ね・え・かたをっかしてよっ
┃              す〜き〜よ〜ンなんてうそ〜よっ
┃               き〜ら〜い〜ンこれもうそだわん
┃                ないないないぃだめよかんちがいぃ〜〜〜〜〜っ
┃                 だからすぅきぃよっなんていわない
┃                  のんのんのんどっこかへいったら
┃                   ぜえったいにっゆるさないからねぇ〜〜〜〜ん  ・・・だぁって
┃                    ほんと〜はだれ〜よ〜りそンばンにンいンたあ〜いの
┃                     あ〜い〜の〜く〜さ〜り〜でっさんっぽっしましょ
敬礼 (`・ω・´)ゞ

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 18:48:09 ID:AVyh34KK
>>34
ここにいる時点で真っ当な社会人じゃねーな…
はっ、釣られた?!

38 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 18:50:53 ID:vvTaIrWq
って、待て。
>>23>>34は社会人なのか?


39 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 18:56:46 ID:RFDBW56H
普通態々主張しないどうでもいいことを態々主張してる時点で察しておあげなさい
そうやって自分に暗示かけないと不安なんだろ

40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 18:59:23 ID:9ebI6EXq
捨怪人
社壊塵
謝灰燼

41 :22:2008/05/30(金) 19:04:44 ID:BKU87o+x
……収まったっぽいので投下始めますね。
久々にこのスレ来たんだけど、まぁなんつーか、色々あるなぁ。

42 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:05:32 ID:PXy/qXGP
>>38
家にいても暇じゃん

>>39
だから俺が出勤してる間に学生かニートたちがスレ立てすればいいんじゃねw?
基本8時半から18時半、けど残業で23時とか休日出勤がざらだから
学生かニートたちの勝率が高いな

43 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:07:16 ID:eK6QwChR
荒らしは触らない相手にしないが一番だと思うぞ

>>41
支援

44 :1/15:2008/05/30(金) 19:07:36 ID:BKU87o+x
 
たんたんたたたん、たたたん、たたたん、

「ようこそ、ハルケギニア――魔法と剣が交わる、ファンタジーの世界へ」

たんたんたたたん、たたたん、たたたん、

「この世界の法則は、私たちの知るそれとは余りに異なっています」

たーんたたーん、たんたんたんたたたんたんたん、

「彼女らからすれば、私たちの世界こそがまさにファンタジーなのでしょう」

たんたんたんたんたたたんたん、

「果たして、どちらの世界が正しいのか――決して、そんな疑問を持ってはいけません」

たんたんたんたたたんたんたん、

「答えの無い問い。その果てに行き着く先は――現実でも幻想でもない、
『奇妙な世界』に他ならないからです」

たんたんたんたんたんたたたんたんたん、

「ゲートをくぐった先。そこが、
恋と冒険に満ち溢れた素晴らしい世界である――そんな保障は、どこにもありません」

たんたんたたたん、たたたん、たたたん、

「おや。今も一人――可愛い可愛い少女が、『奇妙な世界』へと、迷い込んでしまったようです」

たんたんたたたん、たたたん、たたたん、

「ほら。あなたのことですよ」

だん。たんたんた、たららん。






――ハルケギニアにも奇妙な物語――




45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:08:03 ID:jedumkUw
『謝 會仁』と書くとどこか大陸系っぽい

46 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:09:02 ID:NqkPLo54
七万止めて紋章消えたサイトが一巻冒頭のルイズにデル公込みで喚ばれるとか
ネタとして逆行系とかあったっけ?

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:09:03 ID:JgUn4Rsa
タモさんだーーーっ!

48 :ハルケギニアにも奇妙な物語 2/15:2008/05/30(金) 19:09:41 ID:BKU87o+x

「なんなのよ、もう」

 ルイズは自室の寝台の上、枕に顔を沈めていた。
 今にも泣き出してしまいそうな、弱々しい声で呟く。

「使い魔が、居なくなっちゃうなんて」

 使い魔召喚の儀式。
 一生のパートナーとなる使い魔を選ぶそれは、二年次への進級試験というだけでない、
メイジにとって極めて重大な意味を持つものである。
 それまで魔法に成功したことの無いルイズは、この儀式のために、それはもう頑張った。
 とにかく頑張った。
 その努力っぷりたるや、天敵であるツェルプストー家の同級生が
思わず応援してしまうほどのものであったという。
 文字通り寝食を惜しみ、心身を削って、
ルイズは死に物狂いでこの儀式のために準備をしていた。

 その成果、と言うべきなのか。
 結論を言えば、使い魔召喚の儀式は成功した。
 その瞬間、準備を手伝った級友たちの歓声と砂埃に包まれながら、ルイズは胸を高鳴らせる。
 やった。ついにやったのだ。もう誰にも『ゼロ』なんて呼ばせない。
だって自分は、魔法を――そう! 魔法を成功させたのだから!
 どんな使い魔なのだろう。何せこの自分の使い魔なのだ、強く、美しく、気高くて、
そう、グリフォンとか、マンティコアとか、ケルベロスとか、ユニコーンとか、
ももも、もしかしてドラゴン――韻竜とか!
 いや、いい。どんな使い魔だろうといい。自分の召喚に応じてくれたのだ、
たとえそれがオケラだって、ミミズだって、モグラだって――流石にちょっと嫌だけど、
でもどんな使い魔でも、ぜったいぜったい大事にしよう。


49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:10:12 ID:LBZNpKE8
タモさん支援w

50 :ハルケギニアにも奇妙な物語 3/15:2008/05/30(金) 19:11:44 ID:BKU87o+x

 晴れゆく砂埃の向こうに姿を現したのは、黒い礼服に身を包み、
奇妙な黒い眼鏡を着けた中年男性だった。
 

 この刹那、確かにルイズの時は止まった。


 そしてあろうことか、その中年男性は何やらわけのわからないことを勝手に喋り倒した挙句、
居なくなってしまったのである。
 そこに居合わせた誰もが注目していたにも関わらず、気がついたら『居なくなっていた』。
 去ったのでも、消えたのでもなく、ただ『居なくなった』としか形容出来ない。
 それは、まさしく『奇妙な』現象だった。


51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:14:04 ID:t8k/0xth
月が二つあって地球の月より見かけの大きさが二倍
そして日食?を予測出来るくらいには発達した天体観測技術
置時計くらいは出てきてたと思うが

大砲やら攻撃魔法があるから
弾道計算くらいありそう
保険制度がなさそうだから統計表は作られていない希ガス

船は木造
モノコック構造の金属船体くらい作れそうだが
錬金は効果時間を過ぎると崩れる?から使えない?


52 :ハルケギニアにも奇妙な物語 4/15:2008/05/30(金) 19:14:45 ID:BKU87o+x

「…………」

 ルイズは現状を確認し、ますますその鬱っぷりを加速させていた。
 そう。彼女は『サモン・サーヴァント』にこそ成功していたが、
使い魔召喚儀式の重要なもう一段階を――『コントラクト・サーヴァント』を達成出来ずに居る。
 使い魔が居なけりゃ、使い魔にキスなんぞ出来る筈も無い。
 当たり前の話だ。
 ……そんな前代未聞の事例を前に、学院は一つの選択を迫られる。
 ルイズを進級させるか。
 それとも――ダブらせるかだ。

 ダブり。
 そのおぞましい単語を思い浮かべただけで、ルイズは首を絞められるような気分になる。
 もしも、仮定、仮の話として、万が一ダブってしまったら。
 ……両親や姉達は、どういった反応をするだろう。
 元々、魔法を使えない落ちこぼれだった自分。
 だ、ダブりなんかしたら。
 ……考えることすら脳が拒否した。

「…………」

 空腹と乾きを自覚する。わずかな水以外、丸一日何も口にしていない。
 ルイズの処遇を決めるのにも、あと数日は必要だろう。
 それまで、ここでひたすらじっとしているわけにもいかない。 
 ……厨房に行って、何か貰ってこようか。
 ルイズは重い体を引きずり、部屋を出た。



53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:14:57 ID:9ebI6EXq
投下中雑談やめ! 支援!

54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:16:25 ID:UZzow2F/
157 :削除申請:2008/02/14(木) 20:56:50 ID:kMFXiYvI
管理人様
以下自作品の削除をお願いします。
(本人証明として、自ブログの方も削除致しました)

長編:1編
「ゼロのgrandma」
短編:2編
「色鮮やかな空へ」
「四系統だけど」

色々とご迷惑をお掛けしました。以降、忘却願います。






夜天の使い魔 第一部
夜天の使い魔 第二部

http://rein4t.blog123.fc2.com/

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:17:11 ID:UZzow2F/
やる夫が小説家になるようです
ttp://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-244.html

完結:やる夫が小説家になるようです
ttp://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-245.html

やる夫が「売れっ子」ラノベ作家を目指すそうです
ttp://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-284.html

やる夫が同人小説家になるようです
ttp://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-371.html

56 :ハルケギニアにも奇妙な物語 5/15:2008/05/30(金) 19:17:14 ID:BKU87o+x

「あ」
「ん?」

 部屋を出たところで、ばったりキュルケと対面してしまった。
 ルイズは、自分の顔が醜く歪むのを自覚する。
 ――こんな時に、ツェルプストーの娘と顔をあわせてしまうなんて。
 何を言われるか、予想はつく。

「ルイズ! やっと出てきたのね。ちょうど今、呼びに行こうと思ってたのよ」
「……何よ」

 妙に明るい様子のキュルケ。それはそうだろう、とルイズは思う。
 天敵のヴァリエールがこんな無様を晒しているのだ。
 ツェルプストーの娘にとって、こんな嬉しいこともないだろう。
 大体、大して親しくもない自分を呼び出してどうするつもりだったのか。
 サラマンダーでも見せ付けるつもりか。

「まったく、ずっと部屋に篭って何をしてたの? 聞いたわよ、あの話」

 ほら、やっぱり。
 やたらと親しげに話しかけてくるキュルケに、ルイズは顔をしかめる。
 どうせ、自分の使い魔を自慢して、バカにしてくるに違いな――


 
「あんた、『くぎみやりえ』なんですってね!」




57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:17:39 ID:UZzow2F/
【書き手の方々ヘ】
・作品投下時はコテトリ推奨。トリップは「名前#任意の文字列」で付きます。
・レスは60行、1行につき全角128文字まで。
・一度に書き込めるのは4096Byts、全角だと2048文字分。
・先頭行が改行だけで22行を超えると、投下した文章がエラー無しに削除されます。空白だけでも入れて下さい。
・専用ブラウザなら文字数、行数表示機能付きです。推奨。
・専用ブラウザはこちらのリンクからどうぞ
・ギコナビ(フリーソフト)
 http://gikonavi.sourceforge.jp/top.html
・Jane Style(フリーソフト)
 http://janestyle.s11.xrea.com/
・投下時以外のコテトリでの発言は自己責任で、当局は一切の関与を致しません 。
・投下の際には予約を確認してダブルブッキングなどの問題が無いかどうかを前もって確認する事。

【読み手の方々ヘ】
・リアルタイム投下に遭遇したら、支援レスで援護しよう。
・投下直後以外の感想は感想・雑談スレ、もしくはまとめwikiのweb拍手へどうぞ。
・気に入らない作品・職人はスルーしよう。そのためのNG機能です。
・度を過ぎた展開予測・要望レスは控えましょう。
・作品の投下は前の投下作品の感想レスが一通り終わった後にしてください。
 前の作品投下終了から30分以上が目安です 。
・過度の本編叩きはご法度なの。口で言って分からない人は悪魔らしいやり方で分かってもらうの。

【注意】
・運営に関する案が出た場合皆積極的に議論に参加しましょう。雑談で流すのはもってのほか。
 議論が起こった際には必ず誘導があり、意見がまとまったらその旨の告知があるので、
 皆さま是非ご参加ください。
・書き込みの際、とくにコテハンを付けての発言の際には、この場が衆目の前に在ることを自覚しましょう。
・youtubeやニコ動に代表される動画投稿サイトに嫌悪感を持つ方は多数いらっしゃいます。
 著作権を侵害する動画もあり、スレが荒れる元になるのでリンクは止めましょう。
・盗作は卑劣な犯罪行為であり。物書きとして当然超えてはならぬ一線です。一切を固く禁じます。
 いかなるソースからであっても、文章を無断でそのままコピーすることは盗作に当たります。
・盗作者は言わずもがな、盗作を助長・許容する類の発言もまた、断固としてこれを禁じます。
・盗作ではないかと証拠もなく無責任に疑う発言は、盗作と同じく罪深い行為です。
 追及する際は必ず該当部分を併記して、誰もが納得する発言を心掛けてください。

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:17:41 ID:vvTaIrWq
支援!

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:18:34 ID:UZzow2F/
【警告】
・以下のコテは下記の問題行動のためスレの総意により追放が確定しました。

【作者】スーパーロボット大戦X ◆ByQOpSwBoI
【問題の作品】「スーパーロボット大戦X」「スーパーロボット大戦E」「魔法少女(チェンジ!!)リリカルなのはA'S 次元世界最後の日」
【問題行為】盗作及び誠意の見られない謝罪

【作者】StS+ライダー ◆W2/fRICvcs
【問題の作品】なのはStS+仮面ライダー(第2部) 
【問題行為】Wikipediaからの無断盗用

【作者】リリカルスクライド ◆etxgK549B2
【問題行動】盗作擁護発言
【問題行為】盗作の擁護(と見られる発言)及び、その後の自作削除の願いの乱用

【作者】はぴねす!
【問題の作品】はぴねす!
【問題行為】外部サイトからの盗作

【作者】リリカラー劇場
【問題の作品】魔法少女リリカルなのはFullcolor'S
【問題行為】盗作、該当作品の外部サイト投稿及び誠意のない謝罪

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:19:26 ID:9ebI6EXq
ID:UZzow2F/
ID:UZzow2F/
ID:UZzow2F/
ID:UZzow2F/
ID:UZzow2F/

61 :ハルケギニアにも奇妙な物語 6/15:2008/05/30(金) 19:19:31 ID:BKU87o+x

「……は?」

 ルイズの目が点になった。
 なにそれ。
 
「まったくもー、それっぽいとは思ってたけど、まさか本当にそうだとはねー」

 ルイズの肩をバシバシ叩くキュルケ。いてーよ。馴れ馴れしいんだよ。

「ほら、行くわよ。ギーシュたちが今、宴会の準備してるから」
「……え? 宴会?」

 混乱するルイズ。

「なんで?」
「決まってるじゃない。あんたが、『くぎみやりえ』な記念よ」
「な、何それ?」

 そうだ。なによそれ。その『くぎみやりえ』って何だ。
 キュルケはニヤニヤしながら答える。

「またまた、惚けちゃって。ほら、とっとと行くわよ」
「ちょ、惚けてなんか……!」
「ほらほら、歩く歩く!」

 キュルケに背中を押され、食堂の方に誘導される。

「だだ、だからその『くぎみやりえ』って何なのよ!」
「もー、バレバレなんだから惚けないの」



62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:20:12 ID:HQqhBut9
海亀のスープ支援

63 :ハルケギニアにも奇妙な物語 7/15:2008/05/30(金) 19:21:11 ID:BKU87o+x

 結局、『くぎみやりえ』とは何なのか。わからないまま食堂に着く。
 扉を開けると、

「「「ルイズ、ばんざあああああああああああいい!」」」

 歓声に包まれ、ルイズは目を丸くした。
 タバサ、ギーシュ、モンモランシー、マルコリヌ……クラスメイトはもちろん全員、
他の顔も知らないような奴さえ集まっている。百人以上は居るようだ。

「やぁルイズ、まさか君が『くぎみやりえ』だったとはね!」
「……聞いてみれば明らか。今まで気づかなかった方が『奇妙』」
「とにかくこっち座れよ、ルイズ!」

「な……」

 呆然とするルイズを数人があっという間に取り囲み、中心に座らせる。
 食卓には、豪勢な食事や高価なワインなど。普段の食事よりも更に豪華なものが並んでいた。

「な、何よこれ一体! 何なの!」

 ギーシュが薔薇を振り、ポージングしながら答える。

「何、って……。祝賀会に決まっているじゃないか」
「何の!?」
「君が『くぎみやりえ』だったことがわかったんだ。当たり前じゃないか!」

 わけが、わから、ない。

「だからその、ああああもう、わけわかんない! 何なのよあんたら!」

 一人錯乱するルイズ。
 その声を聞いて、その場に居る全員がどよめく。

「おお、『くぎみやりえ』だ……」
「『くぎみやりえ』ね……」
「なんという『くぎみやりえ』……」
「これぞ『くぎみやりえ』、ツンデレの極地、ツンデレの行き着く終焉にして究極!」
「く、くぎゅうううううううううう!」
「くぎゅうううううううううううううう! もっと、もっと罵倒を!」

 だから、本当に、わけが、わから、ない。

「だから――」
「さぁ、乾杯だ! 僕たちの友、ルイズと!」

 ギーシュが杯を高く捧げる。ルイズもキュルケに杯を無理やり持たされてしまった。

「「「その『くぎみやりえ』に!」」」

 他の者たちが続いて唱和。そして、

「「「かんぱあああああああああああああああああああいい!」」」




64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:22:39 ID:k2X/DHS5
…アホや、良い意味で支援

65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:22:55 ID:D/HV3EVe
読み手の俺らからすれば笑えるけど、何も知らないルイズ本人にとってみればかなりの恐怖だよね支援

66 :ハルケギニアにも奇妙な物語 8/15:2008/05/30(金) 19:23:09 ID:BKU87o+x

 その後のことは、ルイズの記憶には残っていない。
 窓から差し込む朝日で目を覚ますと、そこは自室の寝台の上だった。

「う……」

 軽く二日酔い気味。頭が重い。飲みすぎたのか。昨日は――

「っ!」

 そこで昨日の出来事を思い出す。そうだ。結局あのわけのわからない宴会はなんだったんだ。
 一体、

「『くぎみやりえ』ってなんなの?」

 一人呟く。もちろん、返事は無い。
 ……取り敢えず、部屋から出て誰かに問いただすべきよね。
 身なりを整え、部屋を出る。
 廊下を足早に歩き、誰か居ないかと周りを見回していると――
 
「きゃっ!」
「あっ!」

 前方への注意がそれてしまっていたのか。誰かにぶつかってしまった。
 慌てて倒れた黒髪のメイドを抱き起こす。

「だ、大丈夫かしら? 悪いわね、ちょっと考え事をしてて」
「た、大変申し訳ありません! 私の方こそ不注意で――!」

 恐縮していたメイドがルイズを見て、何かに気づいたような顔になった。



67 :ハルケギニアにも奇妙な物語 9/15:2008/05/30(金) 19:24:39 ID:BKU87o+x


「失礼ですが、ミス・ヴァリエールでしょうか?」
「? そうだけど?」
「ちょうど今、部屋に伺おうと思っていたんです。
学院長がお呼びですので、学院長室までお願いします」
「学院長が?」

 学院長に呼び出される用事なんて――

「あ」

 あった。思いっきりあった。昨日の出来事ですっかり忘れてしまっていたが、
間違いなく、あの件だろう。
 口に出すのも、頭に思い浮かべるのも忌まわしいあの件。
 つまり、だ、だだ、ダブり。
 ……ルイズの処遇をどうするのか、決定したようだ。

「……だ、大丈夫ですか?」

 急に顔を真っ青に染めたルイズを見て、心配そうに声をあっけるメイド。

「だだだだだ、大丈夫よ。ありがとう。……すぐ行くわ」

 ややふらつきながら歩き出すルイズ。
 それを不思議そうに見送りながら、メイドはポツリと漏らした。
 
「……すごい。本当にあの人、『くぎみやりえ』だ」



68 :ハルケギニアにも奇妙な物語 10/15:2008/05/30(金) 19:26:30 ID:BKU87o+x


「…………」
「…………」


 気まずい。


「…………」
「…………」


 学院長室に入ると、そこにはオスマンだけでなく、
ギトーやコルベール……主要な教員全員が集まっていた。
 オスマンも誰も、何一つ喋らず。沈黙が部屋を支配している。


「…………」
「…………」


 ルイズが重い空気に耐え切れず、顔をうつむける。
 ……やはり、留年なのか。ダブりか。そうなのか。
 勇気を振り絞り、口を開こうとした瞬間。
 オスマンの言葉が、重く響く。

「ふむ……ミス・ヴァリエール」
「……はい」

 何故か、どよめきが起こった。
 ルイズは覚悟を決め、顔を上げる。

「今からわしが言う言葉を、そのまま繰り返しなさい」
「……はい?」

 なに?

「そのまま、繰り返すんじゃ。いいかの?」
「は、はい。わかりましたけど……」

 なんだ。何をやらせるつもりだ。処分を言い渡すんじゃないのか。
 不意に、猛烈に嫌な予感がルイズを襲った。
 そして、それは的中する。



69 :ハルケギニアにも奇妙な物語 11/15:2008/05/30(金) 19:28:13 ID:BKU87o+x

「では、ゆくぞ。……『べ、べつに、あんたのために作ってあげたんじゃないからね!』」
「……………………べ、べつに、あんたのために作ってあげたんじゃないからね!」

 再びどよめく室内。
 ルイズの脳裏を駆け巡る、昨夜の宴会の記憶。

「『か、勘違いしないでよね! あ、あんたのことなんか何とも思ってないんだから!』」
「……………………か、勘違いしないでよね!
あ、あんたのことなんか何とも思ってないんだから!」

 まさか。

「『ぎ、義理よ義理! ざ、材料が余ったし、誰にも貰えないあんたが哀れだったから、
ほんと、それだけなんだから!』」
「……………………ぎ、義理よ義理!
ざ、材料が余ったし、誰にも貰えないあんたが哀れだったから、ほんと、それだけなんだから!」


「これは……」
「ややぎこちなさはあるが……」
「なんという……なんというツンデレ……」
「テンプレ通りの陳腐さ……だがそれがいいっ……!」
「く、くぎゅうううううううううううう!」
「くぎゅううううううううううう! 罵って! 変態って罵って!」



70 :ハルケギニアにも奇妙な物語 12/15:2008/05/30(金) 19:30:12 ID:BKU87o+x

 まさか、また、なのか。またなのか。
 ルイズはオスマンの顔を何気なく見て、目をひん剥く。
 泣いてる! こいつ泣いてるよ!

「まさか、生きているうちにこれほどのツンデレに会えるとはの……長生きはするもんじゃ」
「オールド・オスマン! 私は今、猛烈に感動しています……!」
 
 マジ泣きだ! み、ミスタ・コルベールもマジ泣きだ! なんだこいつら!

「ミス・ヴァリエール。……そなたは、『くぎみやりえ』なのだな」
「だから、その、『くぎみやりえ』? っていったい――」
「わかっておる。言わずとも全てわかっておる。おめでとう。本当におめでとう」

 ルイズの胸には殺意。
 わかってねぇだろクソジジイ。殺すぞ。

「本当におめでとう。そして、ありがとう。もう、戻って宜しい」
「あ、あの、私の進級の件は……?」
「んなもん決定じゃ。進級に決まっておる」

 嘘ぉ!

「ほほ、本当ですか、オールド・オスマン……!」
「当たり前じゃ。一体誰が、『くぎみやりえ』を留年なぞさせるものかっ!」

 オスマンの言葉に、揃ってうんうんと頷く教師陣。
 え、そのおかげなの?

「ご苦労じゃった。戻りなさい」



 閉められた学院長室の扉を背に、息を吐くルイズ。
 呟く。

「だから、『くぎみやりえ』って一体なんなのよ……!」



 その夜は、学院中の全員が宴会に参加した。


71 :ハルケギニアにも奇妙な物語 13/15:2008/05/30(金) 19:32:03 ID:BKU87o+x

 翌日。
 もはや状況は完全にカオス化していた。


「ミス・ヴァリエール!
アンリエッタ女王とマザリーニ卿が、あなたに会うため学院にいらっしゃるようです!
あと数時間で到着するとのことで――」

「やぁ愛しいルイズ! 僕だよ、ワルドだ!
きみが『くぎみやりえ』だと聞いて、飛んできたよ! さぁ早速今すぐ婚姻を――」

「ジュール・ド・モット伯爵が、君に会いに――」

「アルビオンのウェールズ皇太子が――」

「クロムウェル大司教――」

「が、ガリアのジョゼフ一世から親書が――」

「ジェリオ・チェザーレと申します。聖エイジス二十三世の使いで――」

「ゲルマニアのアルブレヒト三世が――」

「え、エルフ? エルフだって!?」

 大騒ぎの渦中の中、呆然と立つルイズ。
 何なの、一昨日からのこの騒ぎ。
 『くぎみやりえ』ってなに。


 一体、この『奇妙』な出来事は――なんなの。



72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:32:28 ID:dRb3NJ5s
支援

73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:32:30 ID:AIGs1+A9
ひ〜〜〜腹いてえよ、支援

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:32:34 ID:Pa5k2k9z
これは怪作の予感!

支援!

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:33:58 ID:9ebI6EXq
おめでとう釘宮さん
支援

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:34:07 ID:UZzow2F/
支援


姉妹スレ一覧

【アニキャラ総合】
【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚81人目】
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1210336417/l50

ソードワールドのキャラがルイズに召還されました
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http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1204218994/l50

  東方のキャラがルイズに召還されました  
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1211038565/l50

【漫画サロン】
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http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1207560191/l50

【旧シャア専用】
ガンダムキャラがルイズに召還されました 2人目
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/x3/1205871030/

【エヴァ】
もしルイズが召喚したのがシンジだったら 第弐話
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/eva/1190887727/l50

各スレまとめ一覧

ゼロの奇妙な使い魔 まとめ
http://www22.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/1.html
ゼロ使×型月クロスSSスレまとめwiki
http://www13.atwiki.jp/zeromoon
ハガレンのエドがルイズに召還されたようですまとめサイト@wiki
http://www34.atwiki.jp/fgthomas/pages/71.html
新世紀エヴァンゲリオン×ゼロの使い魔 〜想いは時を越えて〜@ ウィキ
http://www10.atwiki.jp/moshinomatome/pages/1.html

77 :ハルケギニアにも奇妙な物語 14/15:2008/05/30(金) 19:34:12 ID:BKU87o+x

「ああ、ああ、ルイズ、ルイズ・フランソワーズ、私の懐かしいお友達!
どうかその声を聞かせてちょうだい! そう、『くぎみやりえ』を!」

「ルイズ、僕のルイズ、さぁこの婚姻届にサインを、そして『くぎみやりえ』を――」

 ルイズは、学院の中庭、中心に立ち尽くす。
 それに群がる大勢の人々。
 次々に到着する馬車、グリフォン、ヒッポグリフ――。
 混乱の中、口にされる言葉は揃いも揃ってひとつ。
 『くぎみやりえ』『くぎみやりえ』『くぎみやりえ』――。

 
 キレた。
 しらない。もうしらない。何が起きようがかまうものか。
 差し出された婚姻届けを地面に叩きつけ、差し出される手をはねのけ、
群がる人々を押しのけ、ルイズは絶叫!


「だから! 『くぎみやりえ』って何なのよ!! もおおおおおおおおおおおおおおおお!」



 世界が、止まった。



78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:34:49 ID:UZzow2F/
支援

もしもゼロの使い魔のルイズが召喚したのがサイトではなかったら?そんなifを語るスレ。

あの作品のキャラがルイズに召喚されました part139
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1211811629/

まとめwiki
http://www35.atwiki.jp/anozero/
避難所
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9616/

--------------------------------------------------------------------------------

    ___            ■ 注意事項よ! ちゃんと聞きなさいよね! ■
    〃  `ヽ  .   ・ここはあの作品の人物がゼロ魔の世界にやってくるifを語るスレッドよ!
    l lf小从} l /   ・雑談、SS、共に書き込む前のリロードは忘れないでよ!ただでさえ勢いが速いんだから!
   ノハ{*゚ヮ゚ノハ/,.   ・投下をする前には、必ず投下予告をしなさいよ!投下終了の宣言も忘れちゃだめなんだからね!
  ((/} )犬({つ'     ちゃんと空気を読まないと、ひどいんだからね!
   / '"/_jl〉` j,    ・ 投下してるの? し、支援してあげてもいいんだからね!
   ヽ_/ィヘ_)〜′    ・興味のないSS? そんなもの、「スルー」の魔法を使えばいいじゃない!
              ・まとめの更新は気づいた人がやらなきゃダメなんだからね!

--------------------------------------------------------------------------------

     _        ・議論や、荒らしへの反応は、避難所でやるの。約束よ?
     〃  ^ヽ      ・クロス元が18禁作品であっても、SSの内容が非18禁である場合は本スレへの投下で問題ないわ。
    J{  ハ从{_,     ・SSの内容が18禁な展開をする場合はクロス元に関わらず本スレではなく避難所への投下をお願いね。
    ノルノー゚ノjし     ・クロス元が型月作品のSSは、本スレでも避難所でもルイズの『錬金』のように危険よ。
   /く{ {丈} }つ      やめておいてね。
   l く/_jlム! |     ・作品を初投下する時は元ネタの記載も忘れずにね。wikiに登録されづらいわ。
   レ-ヘじフ〜l       ・作者も読者も閲覧には専用ブラウザの使用を推奨するわ。負荷軽減に協力してね。

--------------------------------------------------------------------------------

   ,ィ =个=、      ・お互いを尊重して下さいね。クロスで一方的なのはダメです。
   〈_/´ ̄ `ヽ      ・1レスの限界最大文字数は、全角文字なら2048文字分(4096Bytes)。
    { {_jイ」/j」j〉     これ以上は投下出来ません。
    ヽl| ゚ヮ゚ノj|     ・行数は最大60行で、一行につき全角で128文字までですって。
   ⊂j{不}lつ     ・不要な荒れを防ぐために、sage進行でお願いしますね。
   く7 {_}ハ>     ・次スレは>>950か480KBからお願いします。テンプレはwikiの左メニューを参照して下さい。
    ‘ーrtァー’      ・重複防止のため、次スレを立てる時は現行スレにその旨を宣言して下さいね。
             ・クロス先に姉妹スレがある作品については、そちらへ投下して盛り上げてあげると喜ばれますよ。
              姉妹スレについては、まとめwikiのリンクを見て下さいね。
             ・一行目改行、且つ22行以上の長文は、エラー表示無しで異次元に消えます。
              SS文面の区切りが良いからと、最初に改行いれるとマズイです。
              レイアウト上一行目に改行入れる時はスペースを入れて改行しましょう。


79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:35:09 ID:dRb3NJ5s
支援

80 :ハルケギニアにも奇妙な物語 15/15:2008/05/30(金) 19:36:26 ID:BKU87o+x




 キュルケが呆然としてこっちを見ている。

 タバサの本が手からずり落ちた。

 ギーシュの口に咥えていた薔薇が地に落ちた。

 モンモランシーが香水の瓶を取り落とす。

 マルコリヌが食いかけのピザを口から離す。

 アンリエッタの王冠は頭からずり落ちそうで、ワルドの帽子の羽がはらりと宙を舞う。

 そこに居る全員の頬を風が撫ぜ、草木は緩やかに揺れた。
 雲は流れ、光が差し込み、鮮烈な緑を映し出す。
 ルイズの荒い息だけが、そこに響いていた。
 



 ルイズは、退学になった。




81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:37:22 ID:l+7v1uRp
支援

82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:37:36 ID:bzYpX9cZ
ずんどこべろんちょ支援

83 :ハルケギニアにも奇妙な物語 :2008/05/30(金) 19:38:21 ID:BKU87o+x
上で、前編が終了です。
元ネタは、有名な『ずんどこべろんちょ』。
わけのわからん言葉に戸惑う主人公、という点では一緒ですが、
「主人公にはわけわからんけど、読者にはわかる言葉だと面白いんじゃね?」と思ったのでその辺変更。
ちなみに私は原作派なのでアニメは殆ど見ていなかったり。でもツンデレカルタは面白かった。
描写不足は明らかですが、無駄に引き伸ばしてもなぁ、という感じなので短めにサクッと。
後編では他の話を元ネタにするつもりです。

んでは、後編もよろしく。

84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:38:54 ID:dRb3NJ5s


85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:39:41 ID:l+7v1uRp
乙です。

86 :ウルトラ5番目の使い魔:2008/05/30(金) 19:39:47 ID:Z3U2aJGh
>>1 >>83 乙です。
それでは2番手、4話が出来上がりましたので5分後から投下いたします。
この時点じゃ14巻の設定なんか全然関係ないので書きやすいです。

87 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/30(金) 19:40:41 ID:e4ToT11V
奇妙な物語のかた、乙です こいつぁすごいぜ!!

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:41:54 ID:UZzow2F/
支援

今はほとんど息も絶え絶えにあらわな姿をさらしている銀髪の美女がさらしていた先ほどまでの痴態を見て、アンリエッタは顔を真っ赤にしていた。今まで姫として、閨のことはある程度まではもちろん学んでいる。

が、ハルケギニアという世界の、土壌を魔法によって改良することですべての国が豊かな実りを約束されている世界の姫であるがゆえに、アンリエッタは砂糖菓子のような姫だった。
基本的に貧しい国が豊かな国に戦争を仕掛ける、ということもなくアンリエッタが生まれてからは差ほど大きな争いもなかったので、やさしさに包まれて育ったアンリエッタは
気さくに臣下と交わり、正義を信じ、国民の苦しみに涙を流し、そして、政略によってではなく愛によって結ばれることを望んでいた。

そんな彼女にとって、いきなり自分の言葉も聞かずに押し倒してきた挙句に、その直後に他の女性を自分のペットなどといい、
それに加えて第三者が見ているにもかかわらず、しかも自らの知っているようなものではない荒々しい獣のような交わりをかわすようなことは理解の範囲外のことだった。
それでもここまで来た自らの使命のことをおもうとここから逃げ出すことも出来ずに、真っ赤になりながらずっとブラッドとルクルの交わりを見せ付けられていたアンリエッタだ。だが
ルクル倒れたことで、ブラッドの目線がこちらに向いたことに気付き、びくりと身を震わせ、先ほどいきなり襲われかけたときの恐怖を思い出した。



ゆえに、どういったわけかは理解できないものの自身の身代わりになって散っていったこの女性が果ててしまった以上、次は自分の番だとカタカタと震えるしかない。

先ほどまでは、眼前まで竜が迫ってきてもまだ大丈夫だった。育ちのよさから来る想像力の欠如があったからだ。彼女の想像できるだけの惨いこと、というレベルが低すぎたということである。
だが、眼前で行われた性行為は、そんな幻想を完全に木っ端微塵にした。

それを見て、いかにもお姫様らしいそのしぐさにそそられるブラッド。基本的にルクルは現実主義過ぎるので、いわゆるファンタジー世界のお姫様、という感じはしないのだ。そのため

ついさっき五発ほどルクルの中に打ち込んだにもかかわらず、じわり、じわりと進んでいく。もはや悲鳴を上げることすら出来なくなるアンリエッタ。


89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:46:34 ID:UZzow2F/
支援ありがとう。
意味がわかんねーよって言う人は正常に脳が働いている証です。
書いている本人するわかんなかったのだから。

90 :ウルトラ5番目の使い魔 4話:2008/05/30(金) 19:47:25 ID:Z3U2aJGh
 第4話 奪われた『破壊の光』

 大蛍超獣ホタルンガ 登場!


「それで、君達3人がその現場を目撃したというのだね」
 破壊され、内部を荒らされた宝物庫に学院長オールド・オスマン、教師のコルベール、ルイズ、タバサ、キュルケの3人プラス才人が集まっていた。
「はい、フーケはゴーレムを使って宝物庫を破壊しようとしていましたので、わたしとタバサはそれを止めようとしました。
恥ずかしながら……返り討ちにあって危ないところでしたけど、間一髪ウルトラマンAが現れて助けてくれましたの」
「その後はわたしたちも見ていました。フーケはエースを見るや、ゴーレムを別の怪物に変えてエースと戦わせました。
ですがフーケは怪物で宝物庫を破壊すると、怪物を解体して時間を稼いでいるうちに『破壊の光』を盗み去ってしまいました」
 キュルケとルイズが先程まで学院の中庭で起きていた戦いの顛末をそれぞれ説明した。
 なお、フーケの作り出したアングロスが才人の世界の怪獣で、恐らくヤプールがからんでいるであろうことは伏せていた。
 言っても信じてもらえないだろうし、そこから怪しまれてふたりの正体がばれても一大事である。
「概要は分かった。土くれのフーケ、手だれとは聞いていたがウルトラマンをも出し抜くとは……しかし、ほかの宝物ならともかく、よりによって『破壊の光』を盗んでいくとはな……」
 オスマンは、壁の書置きと破壊された壁を見て苦々しげにつぶやいた。
「それで、学院長、『破壊の光』とは一体なんなのですか? 私も一度も見たことがないのですが」
 話を聞いていたコルベールが興味を抑えられずにオスマンに聞いた。
 『破壊の光』、それはコルベールが学院に赴任する以前より魔法学院に保管されている門外不出の代物であったが、普段はトランクほどの頑丈なケースに収められていて誰も実物を見た者はいなかった。
 オスマンは少し考え込むと、昔を懐かしむようにしみじみと語りだした。
「わしが昔とある人物から譲り受けたものなのじゃが、そこからほとばしる光はワイバーンを一撃で倒すほどの威力を持っていた。
本当の名前も、どうやって作られたのかも分からないが、万一悪用されては危険すぎる代物ゆえ、『破壊の光』と名づけて厳重に保管しておいたのじゃ」
「では、フーケはそれを利用しようと? そんなものが盗賊の手にわたっては大変なことに!!」
「いや、しばらくは大丈夫じゃろう。あのケースは元々頑丈な上にわしが固定化を入念にかけてある。スクウェアクラスの錬金や、たとえゴーレムで踏みつけても壊れはしない。
鍵はわしが肌身離さず持っておるしな。ただし、時間をかければ話は別じゃが……」

91 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:47:33 ID:t8k/0xth
天上天下から高柳

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:48:34 ID:kMD8bT05
何か今日の荒れようは酷い支援

93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:48:37 ID:HQqhBut9
ぶっ続けで『ウルトラ〜』だと!?

支援せざるを得ない!!

94 :ウルトラ5番目の使い魔 4話:2008/05/30(金) 19:48:44 ID:Z3U2aJGh
 部屋を陰鬱な空気が包んだ。
 要するに、とんでもない爆弾を持ち去られてしまったようなものだ。しかしフーケの所在が分からない以上、手の打ち様がない。
 この学院のまわりは手つかずの自然で包まれており、危険な魔物や動物を別にすれば隠れる場所はいくらでもある。
 と、そのとき壊れた壁から一匹の鳩が飛び込んできてオスマンの肩に止まり、足につけていた紙切れを残して土くれに変わった。
「これは……フーケからの手紙? なんて書いてあるんですか?」
「うむ……『『破壊の光』の鍵、持ちて地図の場所まで来るべし。なお、夜明けまでに現れない。
もしくは小細工をろうしたる場合は、魔法学院の名声は地に落ち、ならびにトリステインにとって非常に不幸な結果になることを想像されたし。土くれのフーケ』」
 手紙には学院周辺の簡単な地図が書かれ、北東の森の中に×印がつけられていた。
 どうやらフーケはそこまで気の長い性格ではないのか、もしくは何か急をようする事態があるらしかった。
「なめられてますな。すぐに王室に連絡して衛士隊に応援を……」
「ばかもの、連絡をしているうちに夜が明けてしまう。ここから地図の場所まではおよそ4時間ほど、夜明けまではあと5時間しかない。第一、これは我ら学院の問題、我らで解決するのが筋というもの」
 それを聞いてコルベールは目を丸くした。
「では、我らだけで奪還すると? しかし誰が!?」
 だが、コルベールは一瞬後にさらに目を丸くすることになった。
 なんとキュルケ、タバサ、それにルイズの3人が同時に杖を高く掲げて捜索隊に立候補していたのだ。
「き、君達!?」
「フーケには借りがありますわ、ここでおめおめ引き下がったらツェルプストー家の恥。手の内が分かった以上、同じ手は二度と食いませんわ」
「……右に同じ」
 キュルケとタバサは雪辱に燃えている。ふたりがかりで惨敗したことがよほどの屈辱だったのは想像にかたくない。
「フーケの犯行を阻止できなかったのはわたしの責任でもあります。貴族の誇りをあの盗賊めに知らしめてやります」
 ルイズの目にも、眼前で盗まれた上に逃げおおされた屈辱がありありとある。
 オスマンとコルベールは止めても無駄だということを悟った。
「わかった。ではすぐに出発したまえ、夜明けまでには時間が無い。『破壊の光』必ず奪還してくれよ」
 3人は「杖にかけて!」と同時に唱和した。
 
 

95 :ウルトラ5番目の使い魔 4話:2008/05/30(金) 19:50:06 ID:Z3U2aJGh
 ルイズ達は馬車を用意している暇が無かったので、そのまま馬にまたがって出発した。
 オスマンはコルベールといっしょに学院長室から遠ざかっていく馬を見つめていたが、やがてその姿が砂粒ほどに小さくなるとコルベールにおもむろに言った。
「さて、わしらも行くとするか」
「えっ!? い、今なんと?」
 コルベールはオスマンの言う意味を理解できずに、思わず間抜けな返事をするにとどまった。
 学院長は貴族としてミス・ヴァリエール達に『破壊の光』の奪還を指名したはずだ。ここで手を貸したりすれば彼女達の誇りを傷つけることになる、これは授業ではないのだぞ。
 コルベールはついに学院長はボケたのかとまで思ったが、オスマンの顔はあくまで真剣であった。
「君は子供達だけでヤプールと戦わせる気かね?」
「……な、なんですって!?」
 想像だにしなかった答えにコルベールは愕然とした。
 今我々は土くれのフーケを追っているはずだ、なぜここでヤプールの話が出てくるのだ。
「わしは直接見てはおらんが、騒ぎはわしのモートソグニルが見ておった。途中からじゃがな、フーケはゴーレムを巨大な怪物に変化させおった。
しかもウルトラマンと互角に戦えるほどの強さを持ったやつにな。あんな魔法は少なくとも人間には不可能じゃ、しかもこのところのフーケの豹変と人間離れした事件の数々」
「それが、ヤプールがフーケに何かしたせいだと言うのですか?」
 メイジは使い魔と感覚を共有できる。ルイズたちは気づいていなかったが、オスマンは間接的にあの戦いを見ていたのだった。
 だが、あまりに飛躍した考えに、コルベールには到底納得できなかった。
「物的証拠は無い。しかし今人間をそこまで悪魔的な存在に変えられるとしたらヤプールくらいしか考えられん」
「そんな、まさか……」
「まさかと言うが、もしフーケが人間を超えた力を得ていたとしたら、この先どうなるか想像してみたまえ」
 オスマンの問いかけにコルベールは口ごもるしか無かった。
 ウルトラマンと互角に戦えるほどの相手に挑めば、結果は考えるまでもなく皆殺ししかない。
 ガンダールヴの力に期待するという考えも一瞬浮かんだが、万一ヤプールが絡んでいたら超獣が現れる可能性が大だ。勝ち目は皆無に等しい。
「もしフーケがただのトライアングルクラスなら彼女達だけでも対処は可能じゃろう。そのときは我らはただ見守っておればよい。
しかし、もしそうでなければ、彼女達はまだ誇りより命を大事にすべき年頃じゃ、死ぬのは年寄りからと思わんかね?」
「わかりました。まあ、何も無ければそのまま帰ってくればよいだけですしね。及ばずながらお手伝いいたします」
 コルベールが理解してくれたおかげで、ようやくオスマンも相貌を崩した。
「よし、そうとなれば急いであとを追うぞ。ミス・ロングビル、留守を……ミス・ロングビル、おかしいな、こんなときに現れないような人ではないのじゃが?」
 オスマンは、留守を任そうと秘書のミス・ロングビルの姿を探したが、いつもならそこにいるはずの端正な姿が無くて怪訝な顔をした。
「夜逃げしたのでは?」
「馬鹿言いたまえ! 自慢じゃないがこんないい職場はトリステイン中探しても無いぞ。それに給料日は来週なのにその前に逃げてどうする?」
 自分が女なら3日で辞表を出しますよと、コルベールは言いたいのを我慢した。
 オスマン学院長のセクハラ癖は学院にいる者で知らない者はいない。
 そして秘書としてもっとも近くにいるミス・ロングビルが最大の被害者となっているのも自明の理で、コルベールはつねづね彼女の境遇に同情していたのだった。
「はぁ、それはともかく急がなくては追いつけなくなりますよ。駿馬はまだありますから早く行きましょう」



96 :ウルトラ5番目の使い魔 4話:2008/05/30(金) 19:51:12 ID:Z3U2aJGh
 それから早くも3時間が過ぎ、ルイズたちはうっそうとした森の中を走っていた。
 もちろんその後ろからサイレントの魔法で足音を消したオスマンとコルベールがあとをつけていたが、彼女達には知るよしも無い。
「いてて、やれやれいいかげんケツが痛くなってきやがった。車と違って馬ってやつはどうしてこう」
「馬車を用意している暇が無かったんだからしょうがないでしょう。本来ならあんたなんか馬どころか歩いてついて来るのが筋ってものよ、犬のくせに」
 馬に乗れない才人はルイズと同乗していた。はたから見ればうらやましい状況に見えなくも無いが、本人達にそんな気持ちは微塵も無かった。
 いつ敵の奇襲があるかもしれない状況だというのに、ルイズと才人は例によって埒も無い言い合いをしている。
 いや、才人の背中のデルフリンガーも合わせれば3人乗りかもしれないが、やがてふたりの言い合いが一段落したころ、それまで黙っていたデルフリンガーが突然ふたりに話しかけてきた。
「なあ、相棒。それに娘っ子」
 なんだ、と、なによのふたつの声が同時に答える。
「おめえら、ウルトラマンAだろ?」
 ふたりの心臓がいきなり人間に出しうる最大の心拍数まで上昇した。
 否定する言葉を出すべきなのだろうが、頭が茹で上がり、口は鯉のようにパクパクするだけで声が出てこない。
 そして、それはふたりの意思とは真逆に肯定の意味をなにより雄弁にデルフリンガーに与えることになった。
「ふーん、やっぱりな。最初から妙なふたりだとは思っていたが、さすがにそこまでとは思わなかったぜ」
「い、いつ気づいた?」
「阿呆、さっきウルトラマンAが現れたとき、俺を背中に背負ってたのはどこの誰だ? その後しっかり回収しておいて、鞘の中だから気づかれないとでも思ったか?」
 才人は、このときほど自分の楽天主義を後悔したことは無かった。正体がばれたというよりも、まだ顔は見えないが、とてつもない殺気を放ってくる鬼に。
「心配するな、誰にも言いやしねえよ。言っても誰も信じねえだろうしな。しかしそれにしても、お前らいったい何者だい?」
 ふたりは、観念してデルフにこれまでのことを説明しだした。幸いキュルケとタバサは少し前を走っており、小声で話せばひづめの音にかき消されて聞かれる心配はない。
 召喚の際のことから、一度死んでエースに命を救われ、エースと同化したこと、その代わりにヤプールと戦うことを承諾したことなど。
「ふーん、なるほど。違う世界の戦いねえ、おめえらの10倍以上はゆうに生きてるが、長生きはするもんだねぇ。
まあ、超獣が出てきたとしたら俺は役に立たないだろうし、踏み潰さないように隅っこに置いてから変身してくれよな」
 ルイズと才人は、ようやく安心して息をついた。
 考えてみれば、ずっと身に着けて歩く以上デルフに正体がばれるのは時間の問題でしかない。
 ふたりともあの武器屋のときにそれに気づくべきだったと思ったが、すでに後の祭り。
 当のデルフは才人の背中でカタカタと音を立てて笑っていた。
(やれやれ……だが、さっきの戦いのときにエースが太刀筋を乱したのは、まさかとは思うけど……)
 才人はふいに思いついた仮説に、思わず自分の左手のルーンを見ていた。



97 :ウルトラ5番目の使い魔 4話:2008/05/30(金) 19:52:16 ID:Z3U2aJGh
 やがて、急に森が開けた。
 学院の中庭ほどの広さの空き地の中に小さな掘っ立て小屋がある。地図の場所はここだ。
「ついたみたいね。しかしまあ待ち伏せには打って付けの場所ねぇ、フーケさんお待ちかねかしら」
 そのとき、小屋の扉がさびた音を立てて開き、中から黒いローブと仮面で姿を隠した人物が現れた。
 彼女たちとの距離はおよそ30メイルほど。
「あんたが土くれのフーケかしら!?」
「ああ……」
 ルイズの問いかけにフーケは短く答えた。感情も何も無い機械的な声だった。
 鍵は? というフーケの問いにルイズは金色の鍵を示して見せた。ここで鍵を持ってきていないことが知れたら逃げられてしまう可能性が大だからだ。
 だが、これは取引ではない。
 ルイズ達にとってはフーケを捕まえることができる唯一のチャンス、フーケはそれを見越してわざわざ自分の居場所をさらした、いわば駆け引きだ。
 さらに、彼女達のプライドの高さからして偽物を持ってくるような小細工をするような確立は低く、合わせて制限時間をもうけることで判断の時間を奪うことまで考えに入れている。
 勝負は、鍵をフーケが手に入れ、逃げおおせるか否かにかかっている。
「投げろ」
「わかったわよ、ほら!!」
 ルイズは鍵を放り投げた。
 フーケの視線が一瞬、鍵に集中する。4人は一斉に駆け出した。
「行くぞデルフ!!」
「あいよ相棒!!」
 まずはデルフリンガーを抜いて身軽になった才人が正面から先陣を切った。
 投げられた鍵を追い抜くほどの勢いにフーケは一瞬たじろいだが、すぐに正面に高さ3メイルはある土の壁を作り出して防御した。
 だが、正面からの攻撃は果たして囮である。
「『ファイヤーボール』!!」
「『ウィンディ・アイシクル』」
 キュルケとタバサの得意の攻撃呪文が左右から同時に襲う。
 しかしこれも土の壁で防御されてしまった。
 この壁を超えるにしても迂回するにしても5、6秒はかかるし、飛んで超えるにしても飛びながら魔法は使えない。
 フーケは勝利を確信して鍵に手を伸ばしたが。
「『錬金!!』」
 突然鍵がフーケの眼前で爆発を起こした。
 爆発の閃光と轟音に視覚と聴覚を奪われたフーケはたじろぐ。
「今よ!!」
 なんと、真正面の土壁からルイズを抱えた才人が飛び出してきた。先の爆発はルイズが鍵に錬金をかけたせいだ。
 実は最初の囮こそが本命だったのだ。才人の身体能力とルイズの存在を計算に入れていなかったのがフーケの敗因である。
「うぉぉっ!!」
 右手にルイズを抱えて、左手にデルフリンガーをかざした才人は動けないフーケに切りかかる。
 だが、そのときフーケのそばにあのときの小さな光が現れた。
「見るな!!」
 ふたりはとっさに目をつぶった。
 同時にフーケの姿も見えなくなるが、あとは勘を信じるしかない。
 デルフリンガーを峰に反すと才人は思いっきり振り下ろした。手ごたえあり。



98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:53:09 ID:OuCe+MbR
>>83
投下乙
そういえば今日誕生日だったな

99 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:53:19 ID:kMD8bT05
うぉっ!まぶし!!支援

100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:53:21 ID:xAwu9P2G
支援だ!

101 :ウルトラ5番目の使い魔 4話:2008/05/30(金) 19:53:27 ID:Z3U2aJGh
「……やったの?」
 地面に横たわったフーケの周りに皆が集まってくる。頭部を強打されたフーケは身動きしない。
「いや、殺してはいない。と思うが」
 才人は不安げに言ったが、耳を澄ますとフーケの息遣いが聞こえてきたのでほっとした。
「なあ、それよりもそれは?」
 フーケのそばには、あの小さな光を入れた籠のようなものがまだ残っている。
 タバサが杖の先にそれを引っ掛けて持ち上げると、それの正体がわかった。
 それは臀部を緑色に光らせた小さな虫、蛍であった。
 ただし、普通の蛍と違って全身がささくれ立っていて気味が悪いことこの上ない。
「恐らく魔法生物の一種ね。そいつの光で人間を動けなくして餌食にしていたのね」
 キュルケが吐き捨てるように言った。種が分かればなんということはない。
「ねえ、そんなことよりフーケでしょう」
「あ、ええ、そうね」
 ルイズに言われてキュルケも意識をフーケに戻した。
 まだフーケの素顔は仮面に隠れて分からない。
 誰にも知られていない怪盗の素顔をこれから暴いてやろうとして、彼女たちの心音は自然に高鳴っていった。
 だが、その仮面を外したとき、期待は驚愕に変わった。
「なっ!?」
「こ、この人は!?」
「……!」
「ミ、ミス・ロングビル!?」
 あまりに意外な事実に、彼らは皆立ち尽くすしかなかった。

 だが、暗い森の奥からその一部始終を見守っていた者がまだいたのである。
「やれやれ、見破られてしまったか。これではもう使えんな。仕方ない、ホタルンガよ、巨大化して暴れろ!! 皆まとめて踏み潰してしまえい!!」



102 :ウルトラ5番目の使い魔 4話:2008/05/30(金) 19:55:33 ID:Z3U2aJGh
 呆然としている皆の目の前で、突然あの蛍が強く輝きだした。
「えっ、な、なに!?」
「まずい、捨てろ!!」
 才人の叫びにタバサは籠を思い切り魔法で吹き飛ばした。
 地面に落ちた籠は砕け、中から蛍が飛び出して、みるみるうちに巨大化していく。
 やがて、昆虫の姿ながら二足歩行に、緑色に爛々と光る目、尻尾の付け根に巨大な緑色の発光体を持つ超獣へと変化した。
「大蛍超獣ホタルンガ……って逃げろーっ!!」
 かん高い鳴き声を上げて向かってくるホタルンガから才人は全員を抱えて全速力で逃げ出した。
 途中でルイズやキュルケが何か言っているが、聞いている暇は無い。
 だが、ルイズはなおも暴れていた。
「この、サイト離しなさいよ! あいつはわたしが倒してやるんだから!」
「馬鹿か! 超獣がどれほど強いかお前だって知ってるだろう、軍隊でも敵わないやつにお前ひとりでなにができる」
 才人は、あれだけ見てきてまだ超獣の怖さを理解していないのかとルイズを怒鳴りつけた。
「やってみなきゃわからないじゃない! 相手がどんなに強大だろうと、敵に後ろを見せない者を貴族と言うのよ!!」
「逃げても恥にならない相手っていうのもいるんだよ!! お前のは勇気でもなんでもない、犬死にの蛮勇って言うんだ」
 才人にも、それなりに付き合っているだけあって、誇りを何より重んじるルイズの気持ちは少しは分からなくもない。
 しかし、それでも何の策も無く超獣に挑むような自殺行為を黙認することはできなかった。
 目の前の森に飛び込めば身を隠す場所もあるだろう、才人は必死で走った。
 だが、タバサが杖で無言のまま才人の足を引っ掛けたので彼は盛大に転んでしまった。
「いってえ!! な、なにするん……!?」
 怒鳴ろうとした才人の頭上を白い煙が猛烈な勢いで通り過ぎていった。
 煙は、ホタルンガの頭から噴射され、才人が逃げ込もうとしていた森の一角を包み込むと、一瞬のうちに草木はボロボロに腐り果て、森が消滅してしまった。
 彼らは瞬時に理解した。こいつだ、こいつが人間を溶かして喰っていたのだ。
「サ、サンキュー、タバサ」
 もしタバサが足払いをかけてくれていなかったらもろに直撃されていただろう。
 彼女は、それよりも逃げたほうがいいと、短く言っただけだったが、一応謝意は通じたようだった。
 だが、どうも走ったくらいで逃げられる相手ではなさそうだ。
 しかし、ホタルンガがもう一度溶解霧の発射口を彼らに向けようとしたとき、突然ホタルンガの左側面からキュルケのものより数段大きい火炎弾がホタルンガに命中して、炎で全身を包み込んだ。
「今のうちです!! 早く逃げなさい!!」
「オスマン学院長、それにミスタ・コルベール!?」
 思わぬところからの援軍だった。ホタルンガは炎を振り払うと怒りを込めてふたりのほうへ向かっていく。
 超獣の注意が自分達から逸れたことを確認すると、タバサは短く口笛を吹いた。
 空からタバサの風竜シルフィードがやってきて目の前に着地する。
「乗って」
 まずタバサが、続けてキュルケが乗り込む。
 才人は、ルイズを抱えたままシルフィードに乗り込もうとしたが、手を伸ばした瞬間ルイズが腕の中からすり落ちてしまった。
「ルイズっ!? よせ!!」
 さっきの忠告にも耳を貸さず、ルイズはホタルンガに向かっていく。
 ホタルンガはオスマンとコルベールに気を取られてこちらに背を向けているが、そのくらいでどうにかなる相手ではない。
 案の定、ルイズの魔法はホタルンガの外骨格にはじかれて派手な爆発をあげただけにとどまった。
 第一プロのメイジであるコルベールの攻撃もまったく通用しないのに、学生のルイズの魔法が通用するはずがない。
「くっ、このっ、このっ!!」
 なおもあきらめずに攻撃を続けるが、やはりまったく効果は無く、むしろ連続する爆発にいらだったホタルンガの注意を引く結果となってしまった。
 ホタルンガの尾部の発光体が怪しく光る。
「なっ、きゃあぁぁっ!!」
「しまった……ルイズ!!」
 才人の目に飛び込んできたのは、ホタルンガの半透明の発光体の中に吸い込まれてしまったルイズの姿であった。

 続く

103 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:55:39 ID:dRb3NJ5s
支援

104 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:55:59 ID:xAwu9P2G
ホタルンガ!? 支援!

105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:56:20 ID:ekDBdssj
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1212143760/
話題のSS書きのスレだよ。応援してやってね!!!


106 :ウルトラ5番目の使い魔:2008/05/30(金) 19:56:29 ID:Z3U2aJGh
支援ありがとうございました。今回はここまでです。

次回予告
暴虐に暴れまわる超獣ホタルンガ。
囚われの身となってしまったルイズを救うために決死の戦いを挑む才人、ふたりのリングが闇を切る!!
さあ、来週もみんなで見よう!!


なんちゃって。

107 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:57:19 ID:UZzow2F/
乙です

108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 19:58:12 ID:xAwu9P2G
Aの方、乙です!

ルイズ、相変わらずおバカだw

109 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 20:02:59 ID:t8k/0xth
ブレイドってコモンマジックだからルイズにも使えるんじゃないの?

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 20:03:16 ID:bCxY+Nrh
パンツァーフロントbisからアルフレート・シュトライバーを召喚

ヨルムンにドイツ戦車兵魂を教育するシュトライバー。
すげえ読みたいが、一番活躍できるのが14巻あたりだから、そこに
到達するまでに絶対投げ出すだろうな。


111 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 20:30:10 ID:eK6QwChR
>>109
基本的なコモンマジックすら使えないから
『ゼロ』なんて二つ名で呼ばれてたんじゃなかったっけ?

112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 20:35:04 ID:pnx+ZYr3
虚無覚醒以降のルイズも使えてもおかしくはないっちゃおかしくはない。

虚無属性の刃って発生と同時に消えてそうな気もするけど、
デルフにディスペル食わせてたから魔法消去を行う何かが出るのかも。

113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 20:38:04 ID:ooQoAYc6
>109
使えない
虚無に覚醒してからやっとコモンは普通に使えるようになった

114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 20:56:45 ID:SXGwLv4y
>>112
虚無のブレイドを出そうとしたら何かの間違いでラグナ・ブレードにw

115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 21:01:55 ID:sQQJ/Tqp
ルイズが白髪になっちまうのか

116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 21:11:36 ID:sMOMPwLo
燃え尽きたな…

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 21:20:35 ID:OrLCw2nK
ID:t8k/0xthは原作も知らないのになんでこのスレにいるの?
ルイズは一切の魔法が使えなかったって、最も基本的な部分を知らないで。

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 21:23:14 ID:TeainLha
>>110
つまりタイガーではなく、ティーガーと呼べということですか。

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 21:24:30 ID:sMOMPwLo
どうせならハウニヴにしなよ

120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 21:26:18 ID:GuMYi+Yo
ガンダールブの力が発動してもワルキューレにすら勝てず
なおかつ直ぐに挫折して他人に頭を下げることに何とも思わない、力あるものには弱く力なきものに強いキャラを召喚
ゼロ魔キャラTUeeeeeeeができるぞ

121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 21:28:52 ID:ooQoAYc6
そんなのどこにでもいるじゃないか
ほら、モニターの前の俺たちだよ

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 21:31:10 ID:bQKaX/5/
>>113
>>117

大分前の考察スレか何かで、ルイズはコモンを「たまに」成功させていたらしいという話がありました。
1巻「成功の確率、ほとんどゼロじゃないかよ」
4巻「コモンマジックは大体成功するようになったわね。今だに4系統魔法は失敗するけど。」
あと、どこかは忘れましたが、回想シーンでコモンが成功していると思える箇所があったとか…

コモンは100回に1回くらいは成功してたんじゃないでしょうか。

123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 21:31:13 ID:ooQoAYc6
>117
>51みたいなこと言ってる時点で悟れ
特に最後の一行、「錬金は効果時間を過ぎると崩れる」らしいぞ
多分俺たちが知るゼロ魔とはまったく別の代物だ

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 21:32:50 ID:ooQoAYc6
>122
>1巻「成功の確率、ほとんどゼロじゃないかよ」
つ[サモン・サーヴァント][コントラクト・サーヴァント]
4巻のセリフは虚無に目醒めた後の練習中だから何の傍証にもならん

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 21:33:51 ID:WaL6jpGq
>>114
そして、術の制御に失敗すると

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 21:34:24 ID:c2xMOlg5
>>121
俺ならギーシュと決闘しようなんて思わないし、難癖付けられたら土下座する覚悟もある
腕の骨を折られたら泣いて命乞いをするし、全長30mのゴーレムが出てきたら我先に逃げ出す
戦場への大使なんて相思相愛ならまだしも、ただ惚れた女の為になんて絶対に行かない

サイトってすごいよな

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 21:36:54 ID:h4bhTxza
>126
ハルケギニアに召喚された事で現実感を喪失していた。としても、流石にゴーレム相手に戦えば痛みで現実だと納得するはずだし……確かにあそこまで意地を張るのは無理ですね。

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 21:37:14 ID:ooQoAYc6
まったくだ
ただの一般人ヲタ工房だからほとんどのクロス先主人公に比べて弱いと言われるが、奴は間違いなく勇者

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 21:38:03 ID:GuMYi+Yo
じゃあ、ひたすらサイトやルイズ、ギーシュたちをヨイショするというかそれしかしないキャラを召喚

130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 21:38:37 ID:c2xMOlg5
>>128
精神面なら並のバトル物主人公以上だと思うんだけどなあ

131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 21:39:36 ID:GuMYi+Yo
>>130
でも馬鹿

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 21:42:40 ID:IFWIN3EU
>>131
だが、それがいい(AA略)

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 21:43:13 ID:JgUn4Rsa
フカヒレしか浮かばねーw
存在そのものが負け犬フラグwww

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 21:43:27 ID:ooQoAYc6
強力な力振り翳して敵をボコり「ざまーみろ、この俺様が負けるかよ」みたいな態度を取ってるくせに、ちょっと躓いたらウダウダと自分を正当化しはじめるヘタレが増えてるからな>バトル物主人公

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 21:43:48 ID:ICHbEy74
>>129
ドラえもんの世界から嘘つき鏡召喚ですね

136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 22:05:25 ID:0p4vMvAP
はやて×ブレードの宝田りおなでも呼ぶべ。
「この馬鹿犬ーっ!!」
「ナイスなツッコミのキレだわルイズっ! 流石私の相方!!」
とりあえず、殴られても蔑まれても利用されても気にしない、
存在自体がアレだが精神的には最強かもしれんキャラだ。

137 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 22:08:49 ID:bhXa1Oc2
真に「主を守る使い魔」が召喚されるなら

最初から主を危地に向かわせないとか
事前に災いの芽を摘むとか
争い以外の方法で解決するとか

そういう人間が召喚されると思うんだが・・・
サイトは、ひたすら主が起こしたトラブルに突っ込んでいく

奴隷としては、それでいいんだろうなぁ

138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 22:11:13 ID:9ebI6EXq
14巻に出てくるブリミルとサーシャを見てみたまえよ

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 22:13:29 ID:ooQoAYc6
まあ実際に「君子危うきに近寄らず」を体現したら話が盛り上がらないからな

140 :割れぬなら……(0/4):2008/05/30(金) 22:15:21 ID:EmSHk0hE
投下予告

もしも蒼天版曹操を召喚したら

予定通り10時30分になったら作品を投下いたします。

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 22:16:44 ID:e9Ogv/Od
>>135
シャドウリフレクターを召喚しよう。
ルイズのシャドウってどんな性格だ?

142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 22:17:24 ID:0p4vMvAP
>>137
つまり「魔法の国ザンス」からビンクを召喚ですね!

しかし「偶然の魔法」がビンクに不利益なハルケギニアへの召喚魔法を偶然阻止するのだった。

143 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 22:25:06 ID:6KaCq+ew
>>142
話がはじまらねぇぇぇ。

ヨイショならタイラー(初期)だろJK。

144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 22:26:01 ID:R1yQjeDv
これはひどいw

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 22:26:59 ID:bQKaX/5/
支援用意

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 22:28:30 ID:6KaCq+ew
在庫処分だ、MLRS用のクラスター弾あるだけ支援にぶちこむぞ!

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 22:28:56 ID:LBZNpKE8
よいしょなら磯野カツオだろ


148 :割れぬなら……(1/4):2008/05/30(金) 22:30:14 ID:EmSHk0hE
「聖地奪還が天下万民の願いだとは初耳だ。司教の深遠なる考えを伺いたい」

ざわ……と、一瞬ではあるがレコン・キスタの軍勢が怯んだ。
背後に居る兵達の不穏な空気を読み取ってか、クロムウェルがさらに大きく声を張り上げる。

「始祖ブリミルは混迷の世を一つにまとめ、秩序をもたらし、さらに魔法をもたらした。その素晴らしき偉業を貴公は否定するのかね?」

対する曹操少しも慌てず、

「兵は不祥の器にして君子の器にあらず! 戦上手だったことで始祖を偉大だというなら司教は君子を理解せぬ愚か者だ」

と返す。
わからない人はいないと思うが、『君子』とは偉い人、あるいは偉大な人、とでも考えていただきたい。
(本当はもう少し難解かつ崇高なものなのだが、今はその程度の認識でかまわない)

「魔法は我々が生きていく上で必要不可欠なものだ。それを人間にもたらした始祖は偉大なる存在だ!」

「魔法が不可欠だとは片腹痛い。己の背後を見てみるがいい! 魔法を使わずとも日々の糧を得ている者達が見えないのか?」

……ぐぅ、とクロムウェルが息を詰まらせ、たじろいだ。

「ウェールズ皇太子、クロムウェルは墓穴を掘るぞ」

曹操は勝利を確信しているのか、既に表情に余裕があった。
むしろ見ているだけの兵達の方がハラハラしている風もある。

「クロムウェル司教、まだ遠い! 司教は始祖の本質を全く見落としているのだ!」

おおおおおおおおお……歓声とも驚愕ともとれる声が戦場に響き渡る。


149 :割れぬなら……(2/4):2008/05/30(金) 22:31:34 ID:EmSHk0hE
「私には始祖のみが扱えるという虚無の力がある!」

クロムウェルは、切り札を使った。
それがクロムウェルにとっては最後の砦であり、本来ならばもう少しの間は隠しておくべきものであった。
それほどまでに曹操はクロムウェルを追い詰めていたのだ。
大義名分……それは時として万の兵よりも重く、強い。

「私が虚無の力を授かった事こそ、始祖が理想としていた世界を再び蘇らせよという天からの采配である!」

「語るに落ちたり、クロムウェル!
 何人の真似もしなかったことこそ始祖の『始』たるゆえん。
 レコン・キスタ代表クロムウェル! 
 やること全て始祖の猿真似に過ぎぬ貴様には、始祖を語る資格は無い!
 すなわちレコン・キスタの存在を、天が許してはおらぬ!!」

虚無に驚く間も無く、曹操は断じた。
おそらく兵達には何が起きたのかわかっていまい。
だがしかし、クロムウェルの滝のような汗と曹操の鷹のような眼光を見れば、その勝敗は誰の目からも明らかだった。

「馬をあおれ。10騎で威圧できる」

あっけにとられていたアルビオンの兵達が、慌てて背筋を伸ばした。
レコンキスタの軍勢はじりじりと後退を始め、10騎に対してだんだんと遠巻きになっていった。
クロムウェルはそれに気づき、気づいていながらも何も言えなかった。
切り札にと温存していた虚無が一蹴され、一種の恐慌状態になっていた。
最も冷静であるべき司令官が、最も自我を失っていた。
そして曹操が指の一本を天高く突き出すと、兵達は訳もわからずに狼狽する。


150 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/30(金) 22:32:26 ID:ldWwwAsA
>>137
>最初から主を危地に向かわせないとか
>事前に災いの芽を摘むとか
>争い以外の方法で解決するとか

なんかかなり難しい気がする。
主を危地に向かわせないのは、結構いるだろうが、
後の二つはかなり難しいんじゃないか?


151 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 22:32:51 ID:t8k/0xth
ルイズが虚無属性だったら
虚無僧が呼ばれるだろ 常考

152 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/30(金) 22:32:58 ID:ldWwwAsA
失礼、支援

153 :割れぬなら……(3/4):2008/05/30(金) 22:32:59 ID:EmSHk0hE

「全軍! 曹操孟徳の指を見よ!」

この状況下で彼の言葉に逆らえる者はいない。
その場にいた全員が曹操を見た。
誰一人として逆らえなかった、誰もがここが戦場である事を忘れた。

 ……天空で、一匹の竜が降下を始めた。

砂塵が間近にまで迫っていた。
曹操が指を傾けると、砂と風が戦場に舞った。

 ……高空で、一匹の竜が加速した。

曹操が指をゆっくりと降ろすと、それに呼応するかのように風が強まった。
「魔法だ!」と誰かが言った。
「あれが虚無なのか!?」と誰かが言った。

 ……上空で、一匹の竜の周囲に氷柱が生じた。

誰もが叫び声をあげていた。
あらゆる人間が視界を奪われていた。
ドスンッ、という音がした。
誰もが恐怖を感じていた。
あらゆる人間が自己の生存を祈っていた。

「よし、今こそ勝機だ。全員! これより我らはレコン・キスタ勢へと突入する。狙うはクロムウェルの首だ!」

「応っ!!」

砂塵の中でウェールズが叫び、兵達が意気を挙げる。


154 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/30(金) 22:33:29 ID:ldWwwAsA
支援

155 :割れぬなら……(4/4):2008/05/30(金) 22:34:19 ID:EmSHk0hE
「早まるな!」

しかし曹操がそれを止めた。
この戦場において兵達はもちろん、ウェールズさえも曹操に逆らう事はできなかった。

「これより完璧な勝利を迎える」

「完璧な……勝利だって!?」

再び曹操は天空に指を突き出す。

「まだ曹操孟徳の指を信じぬか」

巻き起こる砂塵の中で、レコン・キスタの全員が懸命に眼を見開き、曹操の指を注視した。
ゆっくりと曹操は指を下げる。
すると今度は指の動きと共に砂塵が弱まった。
冷静に周りを見ていれば、この砂塵が規模の大きなものではないと気づけただろう。
冷静に周りを見ていれば、この砂塵が止まる時期を見抜けただろう。
だがしかし、この戦場において冷静だったのは曹操一人だった。
曹操の指が完全に止まった頃には、砂塵は完全に通り過ぎた後だった。
そしてその指の先には、複数の氷柱に貫かれたクロムウェルの姿があった。
しん……と、さっきまでの恐慌が嘘だったかのように静まりかえった。
レコン・キスタ軍はもちろん、アルビオン軍の全員も固まっていた。

「よし!」

曹操の声が戦場にいる全員の耳に届いた。

「両軍ごくわずかの犠牲をもち、この無意味な戦いを終結とする」

戦場から遥か上空、地上から見ればゴマ粒程度にしか見えない位置、雲と雲の切れ目に一匹の竜が舞っていた。


156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 22:34:21 ID:6KaCq+ew
ふん、馬鹿め。とりあえず支援だけはしておいてやるか。

157 :割れぬなら……(5/4):2008/05/30(金) 22:35:41 ID:EmSHk0hE
いろいろと無理があるかな……

正直、甘く考えていた。
とりあえず後戻りができない状況を作ればなんとかなるだろう、なんて。
あまり褒められた内容ではないとは思うが、頭骨をえぐりたくないので頑張りました。
でも曹操っぽくないよな。
クロムウェルっぽさもイマイチ。

寛なれば即ち衆を得る
……と孔子先生が言っていましたよ。

それはそうと見切り発車部分は全て通過。
後は事前に用意したレールを突っ走るだけです。

土日忙しい、たぶん執筆ムリ。


158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 22:36:36 ID:9ebI6EXq
お 乙刑に処す

159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 22:37:40 ID:6KaCq+ew
乙したー。
詭弁とはったりだけど、こういうくそ度胸の持ち主や
弁の立つ人間ってゼロ魔世界には見受けられんから、
中々に面白い。

160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 22:41:58 ID:LBZNpKE8
曹操乙
キュイキュイも乙

>>156
司馬慰か?

161 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 22:44:41 ID:Tpra0Xtn
>「紅」より、むらさき召喚
>誰も勝てない愛らしさでルイズもワルドもハァハァハァ

実の兄が顔面ボコボコになるまで殴ってレイプしようとしてたけどな

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 22:47:11 ID:6KaCq+ew
司馬懿だ。
……いや、蒼天航路読んだことなくてね。

163 :割れぬなら……(忘れてた):2008/05/30(金) 22:47:23 ID:EmSHk0hE

ここから先はどの程度の作業量で書き終わるか予測できるので、今のうちに投下を予告しておきます。

次回はおそらく、月曜日の夜10時ごろに投下できるかと思います。
また10分前になったら再び投下予告を入れます。

万が一駄目だったらごめんなさい。


164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 22:49:27 ID:t8k/0xth
ごめんですんだらけいさつはいらん

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 22:50:22 ID:e9Ogv/Od
>>142
タイラーはどう考えても記すことすらはばかれるやつだと思う。
初期タイラーと時系列を一致させるということで、キッズ以降は考えないとすると……
ニョズはヒラガーでヴィンはアザリンかな?
ガンダは……ドムを出さないわけにはいかないので彼で。

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 22:52:24 ID:e0YUenK9
史実では首が180度曲がるリアル妖怪人間だったそうで>司馬懿

横光三国志での最期の台詞が個人的には好き

167 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 22:58:50 ID:+fzYdOFy
>>157
原作(蒼天の方ね)久しく読んでないが、ぶっちゃけ原作の曹操だってとんでも理論で相手を論破してるしねw
そこはむしろ原作通りってことで開き直っちゃえばいいんじゃね?
何はともあれ投下乙でした。

168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 23:03:40 ID:PlrzvVJo
>165
初期タイラーは
宇宙ヨット・海上ヨット共に操船は超絶的技量

改造軍用犬の扱いも見事だし
改造軍用犬ドッグレースの常勝予想屋でもある

獣を操り、移動手段に長ける

ヴィンダールヴ?

169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 23:12:02 ID:9z2o7iOb
うえきの法則より植木耕助召喚

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 23:18:41 ID:tjei7FwR
タイラー召喚するならアニメ版が一番無難な気がする。
超絶的な幸運と、色んな意味で常人には理解できない知謀の持ち主なのは変わらずだが
宇宙レベルの災害ってレベルじゃないし、艦内の女性クルーがこぞって求愛に来ても振り向かず(つか気付かない)、
あのアザリンが全裸で迫ってきても自制出来るという実に女関係じゃ真面目な奴だし。

171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 23:19:04 ID:7yoypKbr
うしおととらより
ヒョウさん召還

172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 23:19:42 ID:iSZuSpFB
まんゆうきから娘々を召喚したはずが、
娘々がピンチになるたびに
「なにさぼってんだてめーーーーーーー!!!」
と天から巨大なばばあ現れが敵と娘々に天誅。
しばらくするとズタボロになった娘々がルイズのもとに帰って来るのだった。

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 23:20:43 ID:j3HhkNUK
俺は初期タイラー→無責任三国志までしかしらんのだが真・タイラーってそんなに地雷?



174 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/30(金) 23:23:25 ID:ldWwwAsA
>>169
人に能力を使うたびに才が減っていって、原作後になるとギーシュとフーケを倒した時点で消滅するわけですね。

175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 23:24:34 ID:ypq7D368
作品としてはそんなにむちゃくちゃひどいというほどではない、が――
五巻かかって元のタイラーの一巻分のエピソードしか消化できてない。
むしろ初期タイラーの二巻まで(人によっては三巻まで)の密度は尋常じゃないレベル。

176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 23:24:47 ID:2BoDXaf1
>>169
原作の関係でどの時期に召喚するかで展開が大きく異なるぞ。
天界編の時にしても能力ない人には力使えないし。
あ、でも+後なら丁度いいかもな。

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 23:27:43 ID:j3HhkNUK
ダーティーペア召喚とかどうかね?
ラストでハルケギニア滅亡だが

178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 23:30:31 ID:eK6QwChR
真タイラーは元ファンとしては最終巻だけみれば満足できたような。
ラストでやっとタイラーが死ぬからな。

なんかだいぶ先にクローンになって復活するっぽいけど。

179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 23:33:10 ID:E4170RKJ
MOTHER2よりネス召喚

ルイズ「今日からアンタは私の使い魔よ!」
ネス「OK!!」

勢いで書いた
反省はしていない


180 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 23:33:29 ID:Tpra0Xtn
>ダーティーペア召喚とかどうかね?
彼女ら自身に否がある事があんまないんだよな実は
アニメ版なら擁護のしようもない破壊大帝なんだが

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 23:35:23 ID:/1HlLXkD
>>177
どうやって二人召喚するんだね

182 :ゼロのミーディアム:2008/05/30(金) 23:38:11 ID:BF7wcDcO
投下予約をしたいのですがいいでしょうか?
よろしけれ45分ごろを目処で。
…ちょっと長いです

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 23:39:04 ID:fXBu/AQ6
こ・こ・こ・こしあんルーレットの歌のやつか・・
あれ歌ってた人って今どうしてんだろ

184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 23:39:09 ID:0HT2kD1k
いいですとも!

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 23:39:50 ID:PSuFFcil
赤木しげるを呼びたいと思っているのだがやっぱり時期が
問題なんだよね。若アカギだと尖りすぎててルイズと
なじまなそうだし、老アカギだとアルツハイマーで自殺しちゃうし。

186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 23:40:29 ID:YLZaXBEv
>>182
よし来いッ!

187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 23:42:01 ID:Fn3Tu9XT
うぇるかむ!来たれませい銀様の人!

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 23:42:49 ID:2BoDXaf1
ヤクルトは! ヤクルトはないのか!
なに!? もう切れた!?
よし、買ってくる!!

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 23:44:12 ID:eK6QwChR
ヨーグルトじゃダメなのかな?

支援

190 :ゼロのミーディアム:2008/05/30(金) 23:44:29 ID:BF7wcDcO
ちょっと早いけど始めちゃいますぜ


絶好の洗濯日和といえる晴れ渡る空の下。そんなすがすがしい気候とは裏腹に、学舎裏の水場に、苛ついた声が響き渡る。 

「ああっ!腹立つ!腹立つ!腹立つぅ!!」
「そんなに力入れると布地が痛んじゃいますよ?」

恨み言を言いながら、女物のパンツを乱暴に洗う小柄な黒翼のメイドと、ハルケギニアでは珍しい黒い髪のメイドの二人である。


「そうは言うけどね大佐。私の愚痴聞いてよぉ!」
「は…はぁ。私で良ければ」
水銀燈はシエスタに昨日及び今朝の騒動について愚痴り出した。

忙しなく口を動かしながらも洗い終わったパンツを背後の籠に放り投げ、二枚目を手に取りゴシゴシやりはじめる水銀燈。
ルイズに文句を言いながら、現在進行形でその彼女のお世話をしているのだから何とも奇妙な話だ。

習慣化し過ぎて、彼女自身もその事に気づいてないのではなかろうか?

「はぁ…それは災難でしたね」
横暴だの我が侭だの洗濯板だの言うお人形に、頬にタラリと汗を垂らしシエスタは曖昧に返す。
怒りに任せルイズをボロクソに言う水銀燈だが、ルイズの最も嫌う『ゼロ』の言葉は絶対に口にしないのは彼女なりの良心か、あるいは同じ悩みの彼女に自分を重ねた故の事か。

「えらく簡素な反応ね。私すっごく苦労してるのよぉ?」
今一つわからないと言った表情のシエスタに水銀燈が不満を漏らした。

「貴族の方と言うのは大概自尊心の強いお方ばかりですからね。特に、そのお世話をする仕事に付けば慣れっこになっちゃって」
魔法学院で働いていれば相手にするのは、もっぱらプライドの高いメイジ連中ばかり。

シエスタもそこまで長く勤めている訳では無いが、ここに居ればメイジ達の理不尽さは理解できるし、その対処の仕方は嫌でも身に付くのだろう。
何より、彼女が言った通り慣れてしまうのだ。

「貴女我慢強いわねぇ…」
呆れと感心半々の意味をこめ水銀燈は感慨深げにシエスタを見つめた。
このお人形もミーディアムとの持ちつ持たれつの生活を始めてそこそこ経つが、この黒髪のメイドの境地にはまだまだ程遠い。

そもそも水銀燈、本来なら人の世話をするような性格では無い。むしろ普通にルイズの使い魔やってること事態が奇跡なのだ。


…え?何?「声だけ聞いてりゃ引きこもりとさんじゅうななさいだからだろ?」って?

191 :ゼロのミーディアム:2008/05/30(金) 23:45:59 ID:BF7wcDcO
「…そうよ!貴女がいたじゃない!」

水銀燈は手の平をパン!と合わせ、何かに気付いたかのようにハッとした顔をシエスタに向けた。

「ねえシエスタ!貴族にモーニングコールを頼まれた事ない?」
「モーニングコール?貴族の方を朝起こして差し上げる事ですか?」
「そう!それそれぇ!」

一応は水銀燈は使い魔なのだ。
なまじキュルケやタバサと言ったルイズと同じ貴族・メイジの意見を聞いていたのがまずかった。

水銀燈は認めないだろうが目上の者を起こす事になるのだから、それを聞くなら学院でメイドやってるシエスタに尋ねた方がいいに決まっている。

「ね、ね。どう言う風に起こしてるのか私に教えてぇ」
「そうですね…。気分を害されないように、どんなに起きてくださらなくても、根気よく丁寧に呼びかける事でしょうか?」
「ほほう、それでそれでぇ?」
人差し指を頬に当て上を見上げながら言うシエスタに、水銀燈は腕組みして相づちを打つ。

「えーと、それだけ…かなぁ…」
「……それだけ?」
満足な答えでは無かったのか、水銀燈はガッカリと肩を落とした。

「あっ、だけど、どんな方でも長く呼びかけ続ければちゃんと起きて貰えますよ?」
「う〜ん…起きてくれないからと強行手段に出たのが裏目にでたのかしらぁ…。いやいや!相手はあのルイズだもの!」
「ミス・ヴァリエールだってきっと起きてくれますよ」
シエスタは言うが水銀燈は顔をしかめて即座に否定する。

「甘い!甘いわぁシエスタ!あの子の自分勝手ぶりは寝てたって変わらないの!貴女ルイズに甘過ぎ!!」
「あら、私から見ればあなたもミス・ヴァリエールもモット伯から救って頂いた恩人ですもの。素晴らしいお方だと思いますわ」

そうしてシエスタはにこやかに微笑んだ。
貴族の邸宅に殴りこみをかけた際、ルイズもまた駆けつけてくれたのだ。それを思い出すと、今のとこ悪いイメージしか無かった水銀燈のルイズに対する認識も改まる。

「そうね…あの子我が侭だけど心根は悪い子じゃないものね」
シエスタの言う通り誠意を示せばそれは伝わるだろう、ミーディアムの根っこの部分に賭けてみようと彼女は一つ頷いてシエスタを見据えた。

「ありがと、シエスタ。これであの子を起こしてみせるわぁ!」
「その意気です。頑張って下さいね」



192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 23:46:29 ID:YLZaXBEv
支援

193 :ゼロのミーディアム:2008/05/30(金) 23:47:48 ID:BF7wcDcO
そして黒衣の天使は三度、眠り姫に挑む。
翌日の朝、使い魔は寝息立てるミーディアムの傍らに浮かび、その寝顔を見つめていた。

「さあ、ルイズ!決戦の時よ!」
「ただの目覚ましに何マジになってんのさ…姐さん……」
とりあえずデルフリンガーのツッコミは華麗にスルー。

三度目の正直とするため意気揚々とルイズを指さす水銀燈だが、眠り続ける彼女が気づくはずもない。
そもそも、この程度で起きてくれるのなら水銀燈も苦労しない。
……あっ、このお嬢様、鼻提灯出し始めたぞ。水銀燈の神経を逆撫でするルイズの無意識の反撃である。

「や、やるじゃなぁい…!」
「いや、むしろな〜んもやってねーから。で、今度の作戦は何なんだ?」
指をさしたまま顔をヒクヒクひきつらせる水銀燈にデルフが尋ねた。

「今度のはシエスタ直伝の作戦よ」
「へぇ、メイドの嬢ちゃんだっけか?その道の奴に聞くたあ、やるじゃん!」
デルフリンガーの好意的な意見に水銀燈も満足する。
「シエスタは言ってたわぁ…心を込めればちゃんと相手に伝わるって!」
「何となく分かるけど、姐さんあんたにゃ似合わねぇ言葉だな」
「失礼しちゃうわぁ…。私だってやるときはやるわよぉ」

あくまで今回は荒事にならないように努めるのが先決。
故にゆっくりとルイズの肩をさすって呼びかける。

「ルイズ…朝よ。起きて。今日も気持の良い朝よ」
「うわ、マジ似合わね」
「やかましいわね、ほっといてよ」
後ろの剣はとことん無視して使い魔はミーディアムに呼びかけた。
それも懇切丁寧に呼びかけた。

背後にお淑やかそうな水色の髪のメイドさんと、猫耳つけた侍女長さんと、
老け顔のメイドさんじゅうななさいの姿が見えるくらい丁寧に呼び続けた。

中々起きなくてイライラしだすと、一瞬だけ怖い顔したピンクの歌姫っぽい人や、銀髪黒翼のお人形の姿が…って本人じゃんこれ。
ああ、あと全部分かった人は僕と握手。


それでも我慢して地道にそれを続けた末、ルイズは確かに起きてくれた。


「こんな時間になるまで何やってんのよ!ご飯食べられないじゃないのよバカーっ!」
「シエスタの嘘つきぃぃぃー!」

……でも結果はご覧の通り『三度目の正直』ではなく、『二度ある事は三度ある』。
三戦中三敗と言う惨めな結果を迎えてしまった水銀燈。アドバイスをくれたシエスタを恨もうとは別段思わない。
それでもルイズに追われて必死こいて逃げる彼女は、そう叫ばずにはいられなかった。

194 :ゼロのミーディアム:2008/05/30(金) 23:48:55 ID:BF7wcDcO
「あああああ!やってられないわよぉぉぉーーーー!!」
水銀燈は、中庭で塔の壁をげしげし蹴りながらこの三日間で一番の憤慨っぷりを見せていた。
色々な方法でルイズの起床を促すも、物の見事に失敗。
つまり堕天使さんもうお手上げ。

「落ち着きたまえ水銀燈。麗しき乙女がそんなに声を荒げるのは良くないよ」
そんな彼女の後ろで、涼しげな顔して杖をいじっているのはギーシュ。

彼は開けた広場で偶然水銀燈に会い、壁に向かって八つ当たり中の彼女の愚痴を聞いていたのだ。

「シエスタの案を一日目…いや、せめて二日目にやればここまで酷くはならなかったと思うんだけどね」
「どう言う事よぉ」
意味深げなギーシュの言葉に水銀燈は壁キックを中断して振り向いた。

「言葉通りだよ。せめて二日目に優しく起こしていれば、今日程ルイズも怒らなかったと思うんだ。一日目と二日目のツケが今日回ってきたのさ」

ルイズのストレスを短期間に続けて蓄積させたのが問題だったのだとギーシュは言っているのだ。

彼は香りを楽しむように薔薇の杖を顔の前に掲げ、言葉を続ける。
「でも一番手っ取り早く、確実だったのは、ルイズ本人に聞く事だったんじゃないのかい?」
「はうっ!?」

ギーシュのあまりに的確な正論に水銀燈は自分の胸を押さえて驚愕の表情を浮かべた。
「貴方…何者!?ギーシュがこんなマトモな事言うはず無いわぁ!?」

ふるふる指を震わせて水銀燈はギーシュに人差し指を突きつける。

「酷いなぁ。僕はただ思った事をそのまま言っただけなのに」
指差された彼は一つため息をついて苦笑した。
こう見えてギーシュは、トリステイン指折りの武門の嫡男である。
同時に好色とも知られるグラモン家だが、戦況の分析や敵の攻め落とし方はお手のもの。

ギーシュは水銀燈の言った状況を簡単に分析して客観的に述べたに過ぎない。

浮気癖のお陰で女の子にしょっちゅう逃げられる彼だが、言い替えれば何度も逃げられるくらい女の子を口説き落としているのだ。
彼らグラモン家のメイジにとっては意中の女性も、倒すべき敵も両方『落とす』ものに違いは無いのだから。

(そう言えば舞踏会前に会った時は私の悩みを解決してくれたのよね、この子)
話してみれば意外に頼れる男なのかもしれない青銅のメイジ、ギーシュ・ド・グラモン。
水銀燈は彼にに対する評価を『ヘタレ』から『やればできる子…?』へとランクアップさせた。


195 :ゼロのミーディアム:2008/05/30(金) 23:49:55 ID:BF7wcDcO
そんな風に水銀燈は感心しつギーシュを見ていたのだが、ふとその後ろに妙な物が映った。

頭に馬鹿でかいロールをした金髪のカツラを被り、ローブのいたるところにレースや刺繍をつけ、おめかしした中年の男性だ。
彼は緊張した顔つきで忙しそうに中庭を走っている。
そして水銀燈とギーシュに気づくと方向転換してこちらへ走ってきた。

近づいてくる顔を見ればそれは水銀燈も良く知る人間。

「これはこれはミスタ・コルベール。どうかしたのですか?」
「忙しそうねぇ。おまけに、そんなにめかし込んじゃって」
コルベールは二人の真ん前までくると膝に手をつきぜぇぜぇ息を整える。
そして慌てるようにして、のほほんとしている水銀燈とギーシュに返答した。

「二人とも一大事ですぞ!今日は学院にとって最良の日となるでしょう!なんと!この学院にあのアンリエッタ様が来られるのです!!」

「アンリエッタぁ?誰よそれ…」
「アンリエッタ姫殿下が!?」
ギーシュはパッと顔を満身の笑みで輝かせ水銀燈の言葉を遮る程の声をあげた。
そのギーシュの驚きと喜び具合、そして姫殿下と言う言葉から水銀燈は察した。
つまりはこのトリステインの、それもこの二人の浮かれっぷりからしてとっても綺麗なお姫様が学院を訪問するのだろう。


「そうです!したがって粗相があってはいけません。急な事ですが、今から全力を挙げて歓迎の儀の準備を行います!」
「素晴らしい!アンリエッタ様に僕の名を覚えて頂くチャンスじゃないか!」

相当急な、しかもこの国で最高クラスのお偉いさんの訪問であるのに、コルベールもギーシュも嫌な顔どころか大歓喜している。
この調子ではこの二人だけではなく他の人間達も同じような物だろう。
そのアンリエッタ姫殿下とやらが、いかに人気者なのか伺い知る事ができる。

「その通り!姫殿下に諸君らが立派な貴族に成長した事をお見せする絶好の機会と言えるでしょう!生徒は正装したのち、門に整列するように!」
「こうしちゃおれない!水銀燈!悪いけど僕は失礼させてもらうよ!!」
「では私も他の者にも伝えねばならんのでね。ごきげんよう!ああ忙しい!忙しい!」
二人は大慌てかつ、大はしゃぎで走り去る。


「何だか大変な騒ぎのようねぇ…。でも、何しに来るのかしら?そのお姫様とやらは…」
そう考えながら、黒衣の天使は二人の後ろ姿をは生暖かく見送った。

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 23:50:34 ID:OrLCw2nK
>>183
92年に歌手活動は休止してる。
その後も他の歌手に楽曲提供はしてたみたいだが。

197 :ゼロのミーディアム:2008/05/30(金) 23:51:04 ID:BF7wcDcO
学院総出でお出迎えする程のゲスト、アンリエッタ姫殿下。
本物のお姫様を見るチャンスと言うこともあってか、水銀燈も少し興味を惹かれたのだろう。

正門に行ってみれば、ルイズ・キュルケ・タバサ、といつもの面々もそこに来ていた。

「……」
「何よぉ、何か文句あるの?」
今朝の騒ぎをまだ許していないルイズが使い魔を無言で睨み付け、水銀燈はミーディアムを苛立たしげに睨み返す。

まさに一触即発の状況だが、正門をくぐって王女を乗せているのであろう馬車が入ってくると、ルイズは水銀燈を無視してそちらへと視線を移した。

頭に角を生やした馬、ユニコーンに引かれた馬車を、整列した生徒達は一斉に杖を掲げて出迎える。
しゃん!と小気味よく杖の音が重なった。

止まった馬車に召使いが駆け寄り、前に豪華な絨毯を敷き詰めた。
最後に呼び出しの衛士が緊張した声で王女の到来を告げる。

「トリステイン王国王女、アンリエッタ姫殿下のおなーーーーりーーーーッ!」
だが、がちゃりと馬車の扉より出てきたのは、お坊さんみたいな丸い帽子をかぶり、灰色のローブに身を包んだ痩せぎすの男だった。

生徒達は思わず顔をしかめる。
皆の気持ちを総じて表せば、こうなるだろう。

「「「(誰だよお前……)」」」

露骨に嫌がられる彼はマザリーニ枢機卿。現トリステインの内政と外交を担うこの国の苦労人であった。
日々、国の為に力を尽くしている御仁に、この扱いはあんまりだと思われるが、等の本人は別段意に介した風も無い。

そんな沈黙の中で黒いお人形が驚愕の表情で小さく呟いた。
「あれが、……アンリエッタ姫殿下!!」
「んな訳無いでしょうがぁぁぁぁぁぁぁーーーーッ!!」
ボソッと呟いた水銀燈の独り言にルイズの地獄耳が反応し、使い魔の耳元で大声を張り上げる。

敬愛する姫殿下を『鳥の骨』と勘違いされたのだから仕方がないが、
己の耳をつんざく甲高い声を受けた水銀燈、両耳押さえて大抗議。

「ちょっとした冗談じゃないのよぉぉぉぉーーーーッ!」
ルイズの耳元に怒鳴ってやり返した。
そのまま取っ組み合いになると、互いの頬の引っ張り合いを始める。

周囲の人間が人差し指立ててしーっ!と、注意を促した。
それで渋々、双方手を離すが、それでも小声で口喧嘩が続く。

「あんたのせいで怒られちゃったじゃない…」
「冗談真に受ける貴女が悪い…」

どうやら二人の仲直りはまだまだ先となりそうだ。

198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 23:51:23 ID:+w2pFPoN
支援

199 :ゼロのミーディアム:2008/05/30(金) 23:52:28 ID:BF7wcDcO
マザリーニが馬車の横に立つと、続いて降りてくる王女がその手を取った。

(成る程、確かにこれはお姫様ね)
水銀燈の言う通り、そこにはおとぎ話から抜け出して来たような、まさにお姫様がいた。
すらりとした気品ある顔立ちに、薄いブルーの瞳、高い鼻が目をひく瑞々しい美女。
男子は勿論女子も歓声を挙げている。人気があるのも頷ける容姿だ。


「あれがトリステインの王女?ふん、あたし達のほうが美人じゃない。ね〜?水銀燈?」
隣のキュルケが水銀燈に抱きつきながら言う。

「本当にお姫様っているのねぇ。…って、うっとうしい!」
豊満な胸をぐりぐり後頭部に押し付けてくるキュルケを、水銀燈はぶんぶん頭を振って振り払った。

ふと、先程から黙っているルイズを見れば、彼女は真面目な顔をして王女を見つめていた。
何か思う所あるのか、清楚で華やかな佇まいだ。

(この子も黙ってればいい子なのに…)
近頃の自分の扱いを棚に上げ、水銀燈は深いため息をついた。
そのルイズの横顔が、はっとした顔になった。それから顔を赤らめる。何よ、何があったのよと水銀燈もルイズの視線の先を確かめる。

その先には見事な羽帽子をかぶった凛々しい貴族が、鷲の頭と獅子の胴体を持った幻獣に跨がっている。
ルイズは心ここに在らずとでも言う風にその貴族を見つめているのだ。

(この子も隅に置けないわねぇ、一目惚れだなんてぇ。このネタで後でからかってやりましょ!)
と、ニヤニヤ水銀燈は考えつつ、もう一度、その凛々しい貴族を見る。

どこかで見たような気がするのは気のせいだろうか?それに、ルイズは一目惚れをするような人間だった、だろうか?
彼女は腕組みして首を傾げた。

(羽飾りの帽子…凛々しい貴族…たしかどこかで…。うーん、思い出せないわぁ…)

隣のキュルケも色目を送りながら、その貴族の男を見ている。
「あらっ、いい男」
「やら……」
キュルケの呟きに、それまで本とにらめっこしてたタバサが突然反応する。
だが言い終える前に、水銀燈がその口を手でパシッと塞いだ。

「よく分からないけど貴女、今とんでもない事言おうとしたでしょ」
「……私にも分からない」
しれっと爆弾発言をかまそうとしたタバサだが、水銀燈の女の勘がそれを阻んだのだ。

なお、彼女らの言う通り深い意味は分からないのだろうが、
それは貴女方はずっと知らない方が幸せな言葉です…とだけ言っておこう。

…ウホッ!

200 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 23:53:26 ID:YLZaXBEv
ウホッww支援

201 :ゼロのミーディアム:2008/05/30(金) 23:54:04 ID:BF7wcDcO
その日の夜。水銀燈は鞄の上に腰掛けてルイズをじっと見つめていた。

今のルイズはえらく落ち着きが無い。
部屋の中をうろうろ歩き回り、ベッドに腰掛ける。
かと思えば今度は枕を抱いて、ぼんやり宙を見つめ呆け始めた。

この奇行が始まったのは、あの姫殿下の歓迎式典。詳しく言えば羽帽子の貴族を見た直後。

「ルイズ…どうしたのかしら?」
日頃見られぬその様子に、流石の水銀燈も調子が狂う。
そんなルイズを見ていると、突如コンコンと部屋のドアがノックされた。

「ルイズ。お客さんよぉ」
使い魔の言葉をルイズは無視する。と言うよりは聞こえて無いのだろう。彼女はぼーっとして反応すら見せない。

「この私を無視するなんていい度胸してるわね…」
お人形の眉間に皺が寄り、険しい顔つきとなった。だが、やはりミーディアムはそれに気付く様子は無い。

「貴女の方が近いじゃない!ねぇ!聞いてるの!?」
聞いてないからこそ、枕抱いて微動だにしないのだ。再びドアからノックが鳴る。

「ああもう!今出るわよぉ!!」
業を煮やした使い魔が乱暴な口調で、ドアへと向かった。
直後さらなるノックが響く。

「せっかちね!少しくらい我慢なさいよ!!」
三度目のノックは規則正しく叩かれた。始めに長く二回、続いて短く三回。
とたんに、ルイズがハッと我に返る。

「こんな夜分にどこのお馬鹿さんよ!!」
ドアの前にいたのは、真っ黒な頭巾にマントを被った不審な人影。
…正直怪しいにも程がある。
「何だお前!?」
「怪しい奴だが!!」
とアピールしてるような物だ。
「このおじさん変なんです!」
「そうです!私が!変なおじさんです!!」
と開き直ってるような物だ。

だがそれ以上に、マントの隙間から出ている物を見て水銀燈は大きく目を見開いた。
(魔法の…杖!?)
素性を隠したメイジらしき者が、杖を持って待ち構えていたのだ。
何にせよ、この目の前の人間、ろくな者であるはずが無い。

半ば反射的に、水銀燈は羽を右手に集束させ剣を構成。すかさず、前のメイジの首筋に突きつけた。

「動かないで」
水銀燈は冷やかに告げる。
威嚇するように広がる黒翼、射殺すような鋭い光を放つ紅眼、そして首筋にギラギラ輝く白刃を前に、
招かざる訪問者は小さく「ひっ…」と後退る。
その声はまだ若い少女ととれる声。

「水銀燈!その御方から剣を引きなさい!!」
背後のルイズが青ざめ、声を震わせて言った。



202 :ゼロのミーディアム:2008/05/30(金) 23:55:26 ID:BF7wcDcO
「はぁ!?何言ってるの貴女?どこかの刺客かもしれないのよ!!」
「いいから剣引いて!」

不承不承で水銀燈は剣を引く。頭巾を被った少女は安心してホッと胸を撫で下ろし、手にした杖を軽く振り光の粉を部屋中に放つ。
「ディティクトマジック(探知魔法)…」
「どこに耳が、目が光っているかわかりませんからね」

そして少女は頭巾を取った。

「お久しぶりね。ルイズ・フランソワーズ」
「ひ、姫殿下!」
現れたのは、なんとあのアンリエッタ王女。彼女は涼しげな、心地よい声で旧友の名を呼んだ。


だが、そんなアンリエッタとは対照的にルイズは大慌てでまくし立てる。
「申し訳ございません姫さま!私の使い魔がとんだ御無礼を!!ほら水銀燈!あんたも謝る!」
「仕方ないじゃない!ドアの先にあんな露骨に怪しいのがいたんだもの!私は悪くないわよ!!」

頭を無理矢理にでも下げさせようとするルイズに、頑としてそれを拒否する水銀燈。

「気にしないでルイズ。後をつけられぬ為とは言え、わたくしも浅はかだったわ」
アンリエッタは目の前で喧嘩し出した二人の無礼を気にもせず、ニッコリと笑って言った。
そしてまじまじと水銀燈を見つめ、彼女に話しかける。

「えーと…あなたがルイズ使い魔さん?」
「この子が言うにはそうらしいわ。…あんまり認めたくないのだけれど」
「どう言う意味よあんた!」
水銀燈がげんなりし、ルイズがそれに文句をつけた。

「ルイズ・フランソワーズ…あなた使い魔に天使様を呼び出したの?」
「ご心配はいりません。この子はただの人形です!」
「ただの人形って何よ!!」
今度は水銀燈がルイズに喰ってかかった。
非常に表情豊かで、主人に文句を言うお人形。
それを不思議に思いながら、アンリエッタは小さく笑ってルイズに向き直る。

「そうよね。ルイズ・フランソワーズ、あなたって昔からどこか変わっていたけど相変わらずよね」
「姫さまもお変わりないようで」
感極まった二人は、互いの体を抱きしめ合った。

蚊帳の外となった水銀燈は一つ溜め息をついて再び鞄の上に腰掛ける。

(このお姫様はルイズに会いたくて学院に来たのね)
旧友の再開を噛み締め合うルイズとアンリエッタを見てそう思う。

(……でも本当にそれだけなのかしら?)
手を取り合い昔話に華を咲かせ始める二人の少女。実に微笑ましい光景ではあるが、水銀燈、その様子に何故かえらく嫌な予感を感じた。

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 23:55:30 ID:2BoDXaf1
一瞬AAを張りたい衝動に駆られたが、
ここは我慢しつつ支援

204 :ゼロのミーディアム:2008/05/30(金) 23:57:05 ID:BF7wcDcO
「あの頃は毎日が楽しかったわ。悩みなんか何も無かったのですもの」
深い、憂いを含んだ王女の声。彼女は諦めの入ったような表情で深いため息をついた。

「姫さま?何か深刻なお悩みが…?」
ルイズは心配になってアンリエッタの顔を覗き込む。
ある意味アンリエッタはその言葉を待っていたのかもしれない。それでも、親友であるルイズには言葉が躊躇われた。

「いえ、何でもないわ。ごめんなさいね……。あなたに話せるような事じゃないのに…」
「おっしゃって下さい!あれほど明るかった姫さまが、こんなに顔を雲らせるなんて!
きっとなにかとんでもないお悩みがおありなのでしょう!」

性格に多少難はあるが、良くも悪くもルイズは純粋なのだ。
ましてや相手が敬愛する王女であり、古くからの親友たるアンリエッタでは構わずにいられぬ筈がない。

「私をおともだちと呼んで下さったのは姫さまです。そのおともだちに悩みを明かす事ができないのですか?」
「今でもわたくしをおともだちと呼んでくれるのね、ルイズ・フランソワーズ。とても嬉しいわ」
ルイズの言葉に、アンリエッタは涙ぐんで目元を拭った。
何か決心したように彼女は頷き、ルイズに向き合い話を切り出す。

「今から話すことは、誰にも話してはいけません」



この間に、鞄に腰掛けた水銀燈は一言も喋らず、ルイズとアンリエッタの様子を見つめていた。

(何だか昔を思い出すわね……)
ローゼンメイデンの長女でありながら昔の水銀燈は非常に弱々しく、儚げな少女であった。

――思い起こすのは、そんな自分を拾い、支えた一人の少女の事。

歩く事すらおぼつかない水銀燈を励まし、お茶のいれ方から、日常の生活の仕方まで…。そして、「生きる事とは戦う事」と教えた紅き薔薇の少女。

水銀燈もまた、気が遠くなるような昔に友と呼べるような者が傍らにいたのだ。

目の前で何やら真剣な表情で話し合うルイズとアンリエッタに、当時の自分と妹の姿が重なる。

黒の少女は、あの頃は本当に幸せだと思っていた。紅の少女を美しく思い、憧れすら感じた。

そんな懐かしい記憶に、水銀燈は少しだけ悲痛な面持ちとなる。
(もしも、あのまま決別の時を向かえなければ私達もこの子達みたいに……)



205 :ゼロのミーディアム:2008/05/30(金) 23:57:57 ID:BF7wcDcO
――くだらない。

だが、すぐにそう吐き捨てる。

「……馬鹿馬鹿しい考えだわ」
支えてくれたと思っていた少女のそれは、所詮は偽善だった。
あの時、自分は騙されていたのだ。と、苦渋に満ちた顔つきで思い直す。
己の誇りを深く傷つけた者の事など、絶対に許せるものか。

(作りかけの、ジャンクのくせに!!)

あの時に浴びせかけられた屈辱の言葉は、今まで一瞬たりとも忘れた事は無い。
その紅い薔薇はこの漆黒の天使にとっての妹である。
…そして今となっては憎んでも憎みきれぬ、忌まわしき宿敵だった。

「真紅……ッ!!」
彼女はギリッと奥歯を噛み締め、虚空を睨み付けてその名を呟いた。


「水銀燈!あんた聞いてるの!」
「…えっ?」

水銀燈は、その視界に割り込んで来たルイズの怒り顔にはっとする。

「ほら!やっぱり聞いてなかったんじゃない!」
腰に手を当て、覗き込むように不機嫌な顔を使い魔に向けるミーディアム。
眉を吊り上げ責めるような口調で言葉を続けた。

「何ボーッとしてるのよ!姫さま直々に仰せ付けられた任務なのよ!」

「…任務ですって?」
水銀燈は眉を潜め、瞳を細めた厳しい眼差しをアンリエッタに向けた。
王女は、居心地悪そうな苦しい笑い顔を、申し訳無さそうに浮かべている。

「話せば長くなりますが…」
「姫さま!こんな子にわざわざ話し直す必要などありません!」

いちいちカチンとくる子ね。と、水銀燈は、ルイズに一瞬穏やかでない眼光を向ける。

「いいえ、わたくしの我が侭であなた方をアルビオンに遣わす事になるのです。
彼女にも私の口から伝えさせてください」

もの悲しい調子で軽く俯いて、アンリエッタは語り出した。

「わたくしはゲルマニア皇帝に嫁ぐことになったのですが…」
それを聞いたルイズが、ふん!と吐き捨てた。
何度聞いても腹立たしいと言わんばかりに、そっぽを向く。彼女はゲルマニアが嫌いなのだ。

「仕方がないの。同盟を結ぶためなのですから」
ルイズの憤慨に弱々しく微笑んだ後、アンリエッタはハルケギニアの政治情勢を説明しはじめた。
アルビオンの貴族が反乱を起こし、今にも倒れそうな事。
王室を倒した反乱軍は次にトリステインな侵攻してくるであろう事。
それに対抗するために、トリステインはゲルマニアと同盟を結ぶようになった事。
そして今言った通り、同盟の証としてアンリエッタがゲルマニア皇室に嫁ぐことになったこと…

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 23:58:46 ID:PlrzvVJo
自動起床装置「おこし太郎」支援

http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0407/23/news049.html

207 :ゼロのミーディアム:2008/05/30(金) 23:59:10 ID:BF7wcDcO
「政略結婚って言うのよね」
「……その通りです。わたくしは王室に生まれた身…。好きな相手と結婚するなんて、物事ついたときから諦めていますわ」
水銀燈の包み隠さぬ直接的な物言いに、アンリエッタは口調を沈ませた。 

「礼儀知らずのアルビオンの貴族達が、この同盟を望む筈がありません。したがって婚姻を妨げるための材料を血眼になって探しています」
「…話が見えて来ないのだけれど。いい加減本題を切り出してくださるかしら」
水銀燈はこの世界の情勢に等、さして興味は無い。政略結婚云々に関しては、所詮は他人事過ぎない。
そんな事を長々と話をされても、ただ苛立ちが募るだけだった。

「あんた、どれだけ姫さまに無礼を働けば…!」
「良いのです。ルイズ・フランソワーズ。…ここからが本題となります」

荒ぶるルイズを手で制し、アンリエッタは少しの間、目を瞑って本題を語り出した。

「任務とは…わたくしが以前したためた一通の手紙を、アルビオンより取り戻して欲しいのです」
「それが貴女の言った婚姻を妨げる要因?」
「ええ…それが反乱軍に渡れば、彼らはすぐにゲルマニア皇室にそれを届けるでしょう」
「何が書いてあるのよ?」

アンリエッタは口をつぐんだ。言う事が出来ないのか、ただ単に言いたくないのかは分からないが、伝える気は無いらしい。

「その手紙はアルビオン王家のウェールズ皇太子がお持ちなのよ」
押し黙ったアンリエッタの代わりにルイズが口を挟んだ。

アルビオン王家は反乱軍の猛攻で壊滅寸前と言っていた。手紙を持つのはそこにいる皇太子。
王女の言う任務とは、それ即ち…
「……要するに、敵陣の真っ只中に突っ込んで、負け戦の決まった皇太子から、国を揺るがすような何だか分からない手紙を取り戻して来いって事なのね」
水銀燈が不機嫌な顔を崩さずアンリエッタに向けて言う。

「その通りよ」
さも平然とルイズは返した。一国の命運を賭けたであろう王女直々の任務。それを彼女はあっさりと承諾したらしい。
おまけに水銀燈も同行する事前提で、相談もせず勝手に決めてしまったようだ。
果たしてルイズは事の重大ささが分かっているのだろうか?
水銀燈はあきれ果て言葉も出なかった。

208 :ゼロのミーディアム:2008/05/31(土) 00:00:10 ID:TXE65Ujq
ルイズは元気を無くしたアンリエッタの手を取って励ます。

「ご心配は無用です!このルイズ・フランソワーズ、姫さまとトリステインの危機を見過ごす訳にはまいりません!
姫さまの御為とあらば、地獄の釜の中だろうと、竜のアギトの中だろうと、恐れはしませんわ!」
どこからそんな自信が来るのかと、水銀燈は頭を抱えた。

「『土くれ』のフーケを捕まえたこの私が、必ずやこの任務を成功させて見せましょう!!」

――続けて言ったこの一言がまずかった。
(この子、あの騒動を自分一人の手柄みたいに…)

ルイズは別にそんな風に言ったのでは無いが、
今の水銀燈の耳にはルイズ言葉一つ一つに、嫌気と言う名のフィルターがかかって聞こえているのだ。

忌々しい過去を追憶したせいで、気が立っていたのもある。

だが何より、連日の喧嘩がこの二人の間に、深刻な亀裂を生じさせていたのだろう。
ギーシュは、この三日間でルイズの鬱憤を貯めすぎたのがいけなかったと言ったが、何も鬱憤を貯めていたのはルイズだけでは無い。
水銀燈もまた、ルイズの傍若無人っぷりに腹を立てていた。
そして今の一言で彼女の憤りは規定値を完全に振り切ってしまう事となる。


「水銀燈!善は急げよ。明日の朝早くにここを出るわ!」
ルイズはやる気に満ちた燃えるような顔を水銀燈に向けた。

「……ええ。行ってらっしゃい。頑張ってきてね」
対する彼女は下を向いて、最低温の凍りつくような声で返答する。

「は?何言ってるのあんた。寝ぼけてるの?」
「私も貴女が何を言ってるのか理解できないわ」

水銀燈とルイズとの間に険悪な空気が渦巻き始める。ミーディアムの顔は怒りで朱に染まり、使い魔の口元には冷たい薄ら笑いが浮かんでる。

凄まじいまでの温度差だ。

「だから!私とあんたで姫さま直々の命を受けてアルビオンに向かうって言ってるんでしょうが!!」
「冗談は止してよ。この私が貴女のお供を……?フフフ……」
ルイズの怒声に物怖じ一つせず、俯いた水銀燈は口元を隠して不気味にクスクス含み笑いをした。

ミーディアムと王女はその妖しい笑みを緊張の面持ちで見つめている。

そんなお人形の顔が上がった。
それは純粋な、まさに天使の微笑みだった。
小首を傾げ、表情を変えず堕天使は口を開く。


「絶、対、嫌」



だがその口より告げられた言葉は、表情とは最もかけ離れた、あまりに無慈悲な一言であった。


209 :ゼロのミーディアム:2008/05/31(土) 00:01:14 ID:BF7wcDcO
以上です。ありがとうございました!


書き始めてもう一年なのに、なんでアルビオンまで進んでないんだよ俺……

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 00:04:32 ID:tTnjdP87
銀ちゃん閾値突破〜

タイミングって怖いよね。悪い具合に重なるとどんな要素もマイナスに働いちゃうという。

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 00:05:17 ID:QpDO7oul
ゆっくりでも続いてくれるだけでうれしい、GJでしたあ!!

212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 00:08:39 ID:tYPLo937
GJ!

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 00:09:38 ID:jOCIGLtx
>>209

それはそれ! これはこれ!

……っとこういう時に使う言葉じゃないっスか。
しかし別段急がなくてもいいと思います、今までの見せ場の描写も素敵だったと思いますし、
何よりそこかしこにちりばめられた愉快な小ネタを削られたら寂しいし(w
何はともあれ、銀様の人には次回への期待とGJと乙を捧げたい。

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 00:14:45 ID:u+LjgczG
うむ、実にGJ。
続きも楽しみにしています。
ペースとかはお気になさらず。
そういうのを気にせずゆっくり書けるのがSSの利点ですから。
焦って得する事はありませんよ。

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 00:18:23 ID:BjIYME3i
北斗の拳からラオウ召喚(我が生涯に一片の悔い無し、の直後)
ルイズに絶対従わないのは確定として、召喚されたラオウがどう行動するか気になる。
核戦争後の法無き荒廃した世界を、真の安らぎがなくとも暴力と恐怖によって統治しようしたラオウ。
平民解放の為に貴族と戦ったりするんだろうか。

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 00:22:41 ID:GsrADc95
ミーディアムの方乙でしたー。

しかし一つだけ…。
ギーシュは嫡男(爵位継承権一位、通常は長男とイコール)じゃないですよ、兄が二人か三人いたはずです。

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 00:23:32 ID:PSVUrN38
>>209
気にすんな。
アルビオンにすら辿り着かずに放置かます奴らばっかの中で、
続けているってだけで誇れることだぜ。

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 00:24:11 ID:hF8kGucL
それはない
奴は力なき者のために戦ってたわけじゃないから

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 00:27:13 ID:kCHxW9Cy
>1 名前:マロン名無しさん :2007/06/03(日) 10:46:05 ID:RJ+xUZtG
>もしもゼロの使い魔のルイズが召還したのがサイトではなかったら?そんなifを語るスレ。

ここが始まってもうすぐ一年か・・・感慨深いのう

ちなみに派生元のジョジョスレは
>1 :マロン名無しさん 2007/03/15 (木) 15:14:14 ID = ???

ベイダー卿は
>1 : 短大生(京都府):2007/04/24(火) 00:50:14.09 ID:mqH8I3jA0

から始まっている

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 00:27:21 ID:TXE65Ujq
>>216
しまったぁぁぁぁぁぁぁ!何にも考えずに使ってしまったァァァァァァァ!!


ご指摘感謝します。
やっぱ言葉の使い方は難しいなぁ…。

物書きの人は偉大だ…

221 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 00:30:59 ID:jv5ZTWJD
>>215
ラオウは心が弱い者を許さないからなぁ、貴族平民関係ないな

黒王の方がよさそうだ、馬だけど武器とか使えるかもね
ユニコーンみたいにデルフを角飾りにして突撃とか

222 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 00:31:38 ID:iGKu3C+u
ポンペオ・マーゴ召喚

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 00:39:13 ID:xHWix6u7
shinobiより秀真召喚(産土ヒルコ討伐後)
忍務(にんむ)に忠実だけど、産土ヒルコ討伐を果たした後はフリーな筈。
帰るべき朧の里も壊滅してるし、朧一族の最後の生き残りだし、討伐忍務を
果たした後はそのまま政府に仕える気にならんと思うんだが。
ただ、忍務以外の事はとんと興味がないから、ルイズは元よりシエシエや
アンアンの付け入る隙は皆無だろうな……性格がストイック過ぎるんだもん。

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 00:44:20 ID:iRbz4pU7
オウガバトルサーガから誰か呼び出されてる人いたっけ

225 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 00:45:26 ID:hF8kGucL
ザエボス・ローゼンバッハを召喚ですね、わかります

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 00:48:40 ID:8VZv67rK
ゼロのミーディアム乙でした
支援絵転載
ttp://moe2.homelinux.net/src/200710/20071030960909.jpg

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 00:48:59 ID:iRbz4pU7
ザエボスとかwwチョイスが絶妙で吹かざるを得ない

ハボリム先生呼んでフーケのゴーレム石化させておいしーです

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 00:50:46 ID:ocXRsrC/
>>226
あ、あ、あ、あ、あ、アウトーーーーーーーーっ!

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 00:52:50 ID:ThuuiQjz
>>226
エロ注意

230 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 00:56:56 ID:jOCIGLtx
巧いし綺麗だしエロいけど、何か痛々しいな。

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 00:57:19 ID:qyqr3W1Q
もーちょい膨らんでてもいいと思うんだ。もうちょい。

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 00:58:35 ID:u1CIP5/V
妙に筋肉質に見えるな
実は単に貧じゃなくて脂肪がつきにくくて筋肉が多い体質なのか?

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 01:10:11 ID:uMPQUp//
>>226
少し、紳士さが足りませんね。

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 01:10:13 ID:kHIHBF2+
>>232
ルイズ・ザ・ガッツと申したか

235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 01:16:04 ID:Um7+q6Vj
キングダムハーツな世界から呼んじゃうのはやっぱでずにい的に危ないのかな

236 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 01:17:29 ID:qyqr3W1Q
浅田真央並のスリ筋ガチムチルイズですね!素晴らしいアスリートです!
まあ、細い方が服に制限無くて良いという話だが…

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 01:17:55 ID:ocXRsrC/
>>235
うん、そのときはねずみぃが君の後ろに立って首を捕まえてくれるよ

238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 01:18:06 ID:iYRNijyS
>>234

タカさん召喚?

にげてぇ〜ギーシュにげてぇ〜

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 01:23:21 ID:/wb1g8b9
ギーシュ「僕のワルキューレは七体まで出る!」

240 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 01:25:14 ID:kCHxW9Cy
へっぽこのイリーナみたいに、見た目は華奢でも異常な筋力があるルイズか

……剛力番長?

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 01:26:08 ID:iGKu3C+u
ミッキー…はさすがにやばいか

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 01:27:21 ID:jv5ZTWJD
>>241
ミッキー・サイモンならおk

243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 01:29:36 ID:u+LjgczG
「だぁ!だぁ!だぁ!」の花小町クリスティーヌを忘れてはならない。

244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 01:52:03 ID:gLWI8IZq
>>83
遅ればせながらGJ!
奇妙な世界に迷い込んでしまったルイズに幸あれ…
後編も楽しみにしております

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 02:09:36 ID:7uuGTUgU
しかし、スレをスクロールさせてたらイキナリ

「あんた、『くぎみやりえ』なんですってね!」

・・・ひらがなで書かれてたから、一瞬ナニかわからなかたったよ
で、理解した瞬間カモミールティふいた

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 02:32:40 ID:Um7+q6Vj
>>237
首を捕まえるってどういう状態なのか気になるぜ

>>241
ミッキー麻倉なら……

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 02:44:46 ID:u+LjgczG
>>246
首を捕まえてキュっといってしまうんだよ(社会的な意味で)

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 02:51:56 ID:Um7+q6Vj
>>247
デグチ・ホソナールで捕らえられた後にコキャっとされてしまうんですね、わかります

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 03:32:03 ID:IcrygrHU
>>241
ファントムキングダムのミッキー↑なら・・・

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 03:46:41 ID:e2U3CpKc
ミッキー戦は一番燃えたな。小ネタならミッキーはけっこう面白そうだな普段ヘタレだけどワルド戦でルイズの危機に真ヴァルヴォルガに変身とか

251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 08:49:01 ID:Xe3viI2V
毎回伏せ字を使えばいい
ミ○キーみたいな

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 09:21:58 ID:adYnFMw9
>>231
 膨らんだら、それはルイズじゃない

253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 09:41:52 ID:enZOiJ0z
アンリエッタ姫襲来イベントで
護衛にワルドが付いてきて

姫様はルイズと言葉を交わすと帰り
ワルドが残る

「実はぼくがウェールズ王子に送った手紙が原因で外交問題になりそうなんだ!助けてルイズ!」
「わかった恋文ね!」
「あるあるあ・・・ねーよっ!wwww」
「実はそうなんだ!うほっ」
「キメェwwwwwwww」
「アルブレヒト皇帝は嫉妬深くてね」
「偽装結婚かよ!キメェwwww」
「もしウェールズ王子との事がばれたらぼくはおしおきされてしまうよっ!でもそれもいいかもー!!!!!」
「キメェwwwwwwwwwww」

「サイト聞いたわね?アルビオンまで手紙を奪還しに行くわよ!」
「やだよキモイ」

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 09:42:03 ID:se9sl97z
>>241
ミッキー横田なら…

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 09:50:31 ID:RuZ2tomN
>>241
何で俺はミッキー・ロークという名前が浮かんだのやらw

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 09:55:48 ID:TH5RZ6c4
>>241
俺はプラネットゲイルなボクサーが浮かんだのだがwww

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 09:57:15 ID:scUsk9AB
>>256
バーニンアパー!ローリンアパー! ァァ〜ン(やられ声

ですねわかります

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 10:07:32 ID:90BvCgEg
・ミッキー安川のチクトンネ犯罪徹底追跡
・日高義樹のハルケギニア・リポート
・CBSドキュメント「メイジと使い魔への体罰」
・噂の現場、アンリエッタ王女のトンデモ施政に清水国明が突撃
・憤激リポート、許せない!?学院内の横暴セクハラ教師達
・探偵ナイトスクープ「秋葉原にツンデレ少女の使い魔になれるゲートがあるらしい」
・真相報道バンキシャ「胸革命にまつわる騒動」

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 10:08:57 ID:7Sgtpqs8
>>226
 ハァハァ…フゥ


朝からなんてモノ貼るんだ! 
エロ厳禁!!
避難所逝け!!!


 ハァハァハァハァ…フゥ

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 10:15:51 ID:rHLNkegp
>>259
もちつくんだ

ハァハァ…フゥ

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 10:39:09 ID:iRbz4pU7
それでもゴダイゴのキーボードなら・・・っ!ゴダイゴのキーボードならナントカしてくれう!!

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 11:04:52 ID:JCv8bBED
>258
水曜どうでしょう
サイコロの旅 テリステイン完全制覇


263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 11:30:18 ID:xwTs4AV7
いて座午後九時トビレイ!

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 11:35:05 ID:KDHjPo6J
>>256
ハアァ〜ン!

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 12:17:22 ID:tQupS0+n
>>209
非常に遅れましたが、ミーディアム氏お疲れ様

いいじゃないですか、たとえゆっくりでも更新が続けば安心です

中断されるより、遙かにいいです

266 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 14:00:03 ID:GGBxSPWm
中断してる作品の作者さん召還

267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 14:24:59 ID:LAA4+umD
なるほど、ハルケギニアに行ったから中断してるんだな。

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 14:31:28 ID:dhccEKew
中断したらルイズに召喚されるのか

なら中断しよう

ルイズのショーツ、心を込めて洗わせて頂きます

269 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 14:43:34 ID:kUfwnNo1
「作者君、それは……」

「メールです」

「メール?」

「手紙です。読者からの」

270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 14:43:39 ID:mRjnBd2s
>>268
否、断じて否。
それは手段と目的を取りつがえているぞ。
召喚されたから、結果として中断するんだ、間違っても逆じゃない。

彼らは、召喚されたせいで続きを書きたいのに書けないんだよ。
つまり、続きを書き続けていれば、一定確率で召喚されるということだ。

中には、運よく(悪く?)召喚されずに済んで、書き上げた職人さんもいるようだが……

271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 14:49:06 ID:AgGUBgAM
>>269
綺麗な話だ(´;ω;`)ぶわっ

272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 14:52:10 ID:I7nrJ2g7
>>269
「作者君、それは……」
「掲示板です」
「・・・え・・・!?」
「スレッドフロート式掲示板です」
「・・・う、うわあ・・・ああ・・・ああああああああああ(イスから転げ落ちる)」
「どうかしましたか?」
「ああ、あふゥッ・・・ひいいい・・ガクガク(エンジンを発明する)」
「やだなあ、そんなにびびらないで下さいよ。ちょっと匿名性が高いだけですから^^」
「ああ・・あ・うんっ・ああ・・・ビクンビクン(ゆかいな蛇くんに応援してもらう)」
「ちなみにコテ持ちです。」
「あんっ!ああん・・らめ・・・もうらめえ!ビクンビクン(空飛ぶ蛇くんを乱射する)」

どう見てもガイドライナーです。本当に(ry

273 :J9って知ってるかい?:2008/05/31(土) 14:54:49 ID:8+Hrb16G
最終回、地球を救った後に太陽系外の銀河の彼方へ「フライ・バイ」した直後のJ9チーム@銀河旋風ブライガー
を召喚したら面白いかも。
全員、地球で待つ家族を持たないから地球への未練はないだろうし、ブライサンダー(ブライガー)の
燃料も、ハルケギニア世界を移動するだけだったら何年ももつだろうから(確か核融合系のエネルギー
という設定だった記憶が・・・)。
フーケゴーレム戦、アルビオンへの密使、タルブ会戦といった危機にもあの面子とメカがあれば楽勝で
きそう。

274 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 14:55:46 ID:xwTs4AV7
ジョゼフが某共和国の主席を召還

275 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 15:00:54 ID:mRjnBd2s
>>268
つーか、ネットには接続できるんだから、更新自体は可能だよな。

276 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 15:08:39 ID:VuTKeHaY
>>274
○ト◎ムの初代主席?
国内不正腐敗が無くなるな

277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 15:09:31 ID:OpZAHYnT
>>275
13巻のネタだから更新するには世界扉を開いて貰わないと。
更新はヨルムンガント10体を倒してからだな。

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 15:11:02 ID:L5pbs0GP
主席と聞くと「周恩来」を思い出すのはなぜだろう
国家主席じゃないのに

279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 15:14:17 ID:2T4D9aow
>273
お前がキャラを俺TUEEEE!!!出来るかどうかでしか見てないことはよくわかった
彼らの行動原理からすればアルビオンはない

280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 15:33:37 ID:DgSxeGni
>>273
小説の続編だと目的地に着いた時点でブライサンダーがぶっ壊れてメンバーは散り散りになってた。
で、終盤で作った宇宙船をブライサンダーと命名して使った。

ブラスターもエネルギーが切れたら使えなくなるだろうから、あんまり使えないはず。
キッドをルイズに召喚させて、他のメンバーはぼちぼち出てくるようにすればなんとかなるんじゃないか?

後、シエスタの村はカーメン教団の子孫で。

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 15:33:39 ID:2T4D9aow
ついでにいうと面白い作品ってのは「そのキャラならどう行動するか」を書いてるのが多い
逆に「こういうことさせたいからこいつを使う」だと駄作化したり話が続かず中断になるのがオチ

282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 15:37:22 ID:mRjnBd2s
>>277
こっち側では、その間一年ぐらいは経過していたはずだから、再開はまだまだ先の話か。

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 15:38:28 ID:2T4D9aow
13巻相当まで生き残れればの話だけどな…

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 15:50:55 ID:LAA4+umD
じゃあ合間を取って
中断した話のキャラ全員がルイズに召喚されたということで
これなら楽に生き残れるだろ

ハルケギニアは恐ろしくカヲスなことになりそうだけど

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 15:53:58 ID:rP33GzJq
全員が殺し会って最後まで生き残ったのが使い魔続行ですねわかります

286 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 15:55:02 ID:I7nrJ2g7
ヲタ女子高生から超性能自動車まで一気に召還か…

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 15:56:18 ID:YSoarWKc
ドラゴンボールの孫悟空(ブルマと会う直前くらいの)召喚とか考えたが、普通に考えたらバッドエンドなので止めました(´・ω・`)

288 :爆熱の使い魔 ◆3TEZH33Zm6 :2008/05/31(土) 15:59:07 ID:Rj9b5w9N
「先生、いったい何が……?」
「あれは……、作者くんが自分の世界から持ってきた機械らしいんだが……、
 どうした訳か二次創作の小説を書いているらしい」
「……二次創作の小説?」
「……そんなの書いてどうするんですか?」
「なんとも可哀想なことを言う」

そんな事は当然無く、ちょっと身内の不幸とかで熱血とかギャグとかの文章書く思考ペースに乗れなかった訳で
って事で
久々にちょろっと投下していきますよ、ちょっとここ通りますよ

289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 16:00:04 ID:OYdyUr+S
きたあああああああ

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 16:00:42 ID:kCHxW9Cy
い、異世界から帰ってきたッ!? 支援

291 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 16:02:02 ID:y9T/9vS3
   /⌒ヽ
  / ´_ゝ`)
  |    /
  と__)__) 旦

292 :爆熱の使い魔 ◆3TEZH33Zm6 :2008/05/31(土) 16:03:33 ID:Rj9b5w9N
 驚くべきはハルケギニアの神秘の魔法!
 古の大樹より発進する天駆ける帆船、それは未知なる技術体系!
 その姿にドモンは驚きと興奮すら覚えるのです。
 そして繰り広げられるは空中戦。空進むドモン達に襲い来るは、謎の黒船駆る空賊団!
 果たしてドモン達一行は無事アルビオンへと辿り着く事が出来るのでしょうか?
 戦士は魔法飛び交う空を駆け、その末に、かの王子に巡り合うのです
 それでは、機動武闘伝Gガンダム外伝『爆熱の使い魔』へ、レディーッ・ゴー!!



 船が風を切り一路アルビオンへと向かっている。
 渋る船長は、ワルドが王室の名と力と金で首を縦に振らせた。
 王室勅命を受けている事。
 足りぬ『風石』を己の『風』のスクウェアとしての魔力で補う事。
 アルビオンに置いては今や黄金並みの価値となる硫黄。満載されたそれと同額の運賃を支払
う事。
 それらを前にして、船長はこずるそうに笑い承諾し、船を出発させた。
 明日の昼過ぎには、スカボローの港に到着するとの事だ。

「うーむ、意外と速いものだな」
 ドモンは、風に吹かれながら甲板より、離れ行くラ・ロシェールの明かりを眺めていた。
 その隣では、ギーシュがヴェルダンデを撫でながら、同じくその光景を眺めている。
 ドモンの知る空駆ける船と比べれば、あまりに見劣るそれ。しかし考えた以上に船速が出て
いる。ドモンはその事実に素直に驚いていた。
「やはり魔法が仕込まれているのか?」
 甲板を軽く何度も軽く蹴る様にコンコンと踏んで頭を捻る。
「この調子ではいずれハルケギニア代表の魔法ガンダムが登場しても可笑しくは……。
 な訳はないか」
 ドモンは何となしにゴーレムの姿を思い起こしながら自問自答をし、空飛ぶ帆船の中身は一
体何だと甲板を睨んだ。



293 :爆熱の使い魔 ◆3TEZH33Zm6 :2008/05/31(土) 16:05:37 ID:Rj9b5w9N
「頑丈よね……」
 ルイズは、ついにはしゃがみ込んで甲板を睨みながら、手の甲でノックするように叩き出し
たドモンを後ろから眺めて呟いた。
『風』の魔法の中でも強力な部類である『ライトニング・クラウド』の直撃を受けてあの様子
である。相変わらず驚かせてくれる。
「皮膚に軽い火傷だけ。本当に凄い」
 風に吹かれながらも、何時も通りと言った風に本を捲るタバサが、少し顔を上げて言葉を挟
んだ。
「どう鍛えたら、あの程度慣れているだなんて言えるのかしらね」
 キュルケとしても、驚きで頭がいっぱいである。『火』は最強の攻撃力を誇る。『風』で有
りながら、それに匹敵する威力を秘めたあの魔法でこの始末。
 しかも軽く見立ててもあの白仮面の男。フーケよりも強力なトライアングル、もしくはそれ
以上。つまりはスクウェア。
「あれじゃ、ホント誰も敵わないわ。一体何をどう鍛えればああなるのかしらね」
 なんとなしにそう呟いた一言に、船長との話しを終えたらしきワルドが割って入った。
「油断は禁物さ。いかに屈強であろうが、隙を付かれれば脆く崩れる事もある。
 単なれば、それ以上の力で押される事もないかも知れない。
 だが敵は一人とも限らないからね」
「どう言う事?」
 ワルドのその言葉に、キュルケが眉を顰めた。
「どんな強者であれ、手助けする仲間が居なければ危ういって事さ
 個の強者対統制の取れた多数は必ずしも強者に勝機有りとは限らない」
 言ってどこか自信有り気に軽く笑うと、ルイズに向けて、ドモンを呼んでくれと伝えた。
 ギーシュは『実はそれでも駄目な時は駄目でしたー』と決闘の日を思い出して考えたとか。

 集まる一同を、少し離れた場所からフーケは見ていた。
 マストに寄りかかりじっと見つめる。
 ワルドの何かが引っかかるのだ。『何処かで会ったかしら?』考えを巡らせながら見つめ続
ける。
 主に視界の中心では赤いマントと鉢巻が棚引いている。
 気付けば顔が紅潮しているのを感じる。
「は? いや、だからわたしは一体何を考えてるだい」
 フーケは小声で呟くと、マストに頭をゴンゴンと打ち付けた。



294 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 16:05:54 ID:mRjnBd2s
何時まででも待っているので、ゆっくりでいいので頑張ってください。

でも、完結はさせてね♥

295 :爆熱の使い魔 ◆3TEZH33Zm6 :2008/05/31(土) 16:07:33 ID:Rj9b5w9N
 さて、ワルドを中心として、これからの行動の指針について話し合われていた。
「船長の話しでは、、ニューカッスル付近に陣を配置した王軍は、攻囲されて苦戦中の様だ」
 ワルドのその言葉に、ルイズがはっとした顔になった。
「ウェールズ皇太子は?」
 ワルドは首を振った。
「判らん。生きてはいる様だが……」
「どうせ、港町はすべて反乱軍に押さえられているんでしょう?
 どうやって、王党派と連絡を取ればいいのかしら」
「陣中突破しかあるまいな。スカボローから、ニューカッスルまでは馬で一日だ」
「反乱軍の間をすり抜けて?」
「そうだ。それしかないだろう。まあ、反乱軍も公然とトリステインの貴族に手出しは出きん
 だろう。スキを見て、包囲網を突破し、ニューカッスルの陣へと向かう。僕とドモンがいれ
 ば多少の敵など物の数ではあるまい? ただ、夜の闇には気をつけないといけないがな」
 確かに、と総員頷く。風のスクウェアと尋常ならざるガンダールヴ。後多分通常の馬で一日
の道程であれば半日と掛からない驚異の駿馬。むしろレコンキスタ本隊と正面から殴り合って
も勝てそうだ、といった勢いでルイズはキュルケやギーシュと頷き合った。

「そういえばグリフォンはどうしたんだい?」
 ギーシュがきょろきょろと周りを伺い疑問を口にする。
 つられる様にして、深刻なら物からきょとんとした表情に変えルイズも周りを伺う。
 その様子を見てワルドは微笑み、口笛を吹いた。すると下からグリフォンの羽音が聞こえ、
あっという間に甲板へと着陸する。
 突然の出来事に驚いた船員達からどよめきが巻き起こる。

 その様子を見た後キュルケがタバサの方を見る。
「あなたの方は?」
 タバサは黙ったまま、すっと上方を指差した。
 そこにはヴェルダンデを背に乗せたシルフィードが飛んでおり、視線に気付いた彼女はきゅ
いきゅいと鳴いて答えた。

「敵陣突破をしなければならんのならば、一休みしておくべきだろう」
 ドモンは現地行動についての相談も重要な部分は終わったと見て、一同に一声かけると背か
らデルフリンガーと刀を下ろし、舷側で座って休んでいる風雲再起の元へと歩むと腹のところ
で軽く丸まって早々に眠り始めた。



296 :爆熱の使い魔 ◆3TEZH33Zm6 :2008/05/31(土) 16:09:16 ID:Rj9b5w9N
 どれ程時が経ったのだろうか、ドモンは奇妙な気配を感じ意識を揺り起こした。
 アルビオンがどうとか船員の叫ぶ声が耳に飛び込んでくる。
 目を開き、そのままの体勢で辺りを見回す。
 少し離れた場所で座り込んでいたフーケが、こちらをじっと見ていたが視線が合うとぷいっ
とそれを逸らした。
 続けて、ギーシュがヴェルダンデに抱きついて幸せそうに眠っている姿が目に入る。タバサ
はそれより少し離れた所でシルフィードの懐で丸まっている。
 重みと動き難さを感じて身の回りへ気をやると、腕にキュルケが絡まって眠っていた。マン
トがぐいぐいと引っ張られるので、顔を向けるとルイズがマントに絡まって風雲再起に寄り掛
かっている。

 ドモンはやれやれとかぶりを振ってため息を吐き、空の新鮮な空気を吸いながら真上を見上
げた。
 まさに圧巻。まさに幻想。
 これまで目新しい物に驚かされてきたが、今回は特に心が震える。
 雲の切れ間より覗く土と岩の塊。否、それは大陸。
 山脈が連なり、大河が流れ、溢れた水が滝となって空の中へ消え、白い霧を作る。
 大陸はその白い霧、いや雲の上に聳えるが如し。

 ドモンの常識にはこの様な物は存在しない。例え宙に浮くコロニーでさえもこの様な高度で
自然と共に空を彷徨う等と有り得ない。
 重力バランスと言うものが世の中には有り、反重力を発生させる何らかの方法を用いるとし
ても、あれは余りに巨大である。
 ぽかんと口を開け、それを伺っていると何時の間にやら目を覚ましたルイズが、マントに絡
まったまま、ごそごそと近寄りながら声をかけてきた。
「随分驚いてるじゃない」
「いや、見たことも無い光景だったのでな。あれがアルビオンとやらか?」
「浮遊大陸アルビオン。ああやって空中を浮遊して彷徨っているわ。でも、月に何度か、ハル
 ケギニアの上にやってくる。大きさはトリステインの国土程もあるわ。通称『白の国』」
「なるほど、白い雲海を率いるからこそ『白の国』か」
「そう言う事ね」
 ルイズと言葉を交わした後、ドモンが眉を顰め船の進行方向右へ視線をやる。
 少し遅れて、鐘楼の上の見張りの船員が大声を上げる。
「右舷前方の雲中より、船が接近してきます!」
 ドモンらが乗る、この『マリー・ガーランド』よりも一回り程大きく、舷側に幾門もの大砲
を備えた漆黒の船が迫ってくるのが見えた。
「ほぉ、大砲まであるのか」
 この世界に来て始めて見る火器。恐らく黒色火薬なりを使用した鉄球や炸裂弾を射出する類
の物だろう。
 主砲ともなれば、プラズマ化した重粒子によるビーム等による砲が中心になるまで発達した
技術体系の世界から訪れたドモンの目には、見るからに初歩的な物である。
 が、決して馬鹿に出来る威力では無い事は理解できる。
 現にその砲を受けるのは宇宙戦艦等ではなく、この空飛ぶ商船である。そして効果が望める
のだから砲は積まれている。そもそも何であれあの規模の物が直撃すれば人間はひとたまりも
無い事は変わらない。
「軍艦ね。不味いんじゃないかしら」
 騒ぎに目を覚ましたキュルケが、手を額にやって迫ってくるそれを窺う。
「旗が無い」
 タバサが簡潔につぶやいた。
 その言葉と同じ様な言葉が船長へ報告されているのが聞こえた。


297 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 16:09:26 ID:kb7be0nt
sien

298 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 16:09:46 ID:mRjnBd2s
しえん

299 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 16:10:07 ID:kCHxW9Cy
ガリア代表ヨルムンガンダム支援

300 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 16:10:45 ID:JSLN60Xw
なんという奇跡…
色褪せた希望も一気に燃え上がってしまった
この作者は間違い無く焦らしプレイの達人

301 :爆熱の使い魔 ◆3TEZH33Zm6 :2008/05/31(土) 16:11:45 ID:Rj9b5w9N
「く、空賊か?」
「間違いありません!
 内戦の混乱に乗じて、活動が活発になっていると聞き及びますから……」
「逃げろ! 取り舵いっぱい!」
 船長が声を荒げ指示を飛ばすが、時既に遅し。黒船は併走し始め、威嚇射撃を船の針先目掛
けて放つ。

「な、ななな、何事だい!?」
 大砲発射の爆音が響き渡り、未だに眠り続けていたギーシュが慌て飛び起きた。
 黒船のマストには停船命令を表す四色の旗流信号が上がる。
 船長は苦渋の決断を迫られ顔を顰める。
 この船の武装は移動式の大砲が三門ばかし甲板に置いてあるのみ。片舷側で二十数
門ならぶあの船と遣り合えるものではない。
 助けを求めるように、傍らのワルドを見つめる。
「魔法は、この船を浮かべるために打ち止めだよ。あの船に従うんだな」
 ワルドは落ち着き払った声で言った。
 船長は、これで破産だとブツブツぼやくと、命令した。
「裏帆を打て。停船だ」


 この有様に怯え、ルイズは未だに掴んでいたドモンのマントをぎゅっと握り直した。
「空賊だ! 抵抗するな!」
 黒船から、メガホンを持った男が大声で怒鳴った。
 黒船の舷側に弓やフリント・ロック銃を持った男たちが並び、こちらに狙いを定めた。
「ルイズ、お前にも渡していたアレを使うぞ」
 空賊らの様子をじっと見ていたドモンに声をかけられて、ルイズは一瞬きょとんとした後懐
をごそごそと弄る。
 ドモンの戦闘意思を感じ取り、ワルドが肩を叩いてきた。
「止めておけ。敵は武器を持った水兵だけじゃない、あれだけの門数の大砲が、こちらに狙い
 を付けているんだぞ。おまけに向こうにはメイジがいるかもしれない」
 肩に手を置いたままに、耳元で囁く様にワルドは言った。
「フン、乗り込もうと言う時に、この距離で大砲は使えないだろう。こちらが爆発物でも積ん
 でいれば諸共爆沈するのは避けられないからな」
 だがドモンは不敵な笑みを浮かべ黒船を見やる。
「そうね。ラ・ロシェールじゃアルビオンへ今一番の交易品は、火の秘薬を中心とした爆発物
 だってもっぱらの評判だったわね。戦争してるだけにね」
 ドモンの言葉に、キュルケが人差し指を顎に当てて何か思い出すような仕草をしながら付け
加えた。
「それに加え、この風では弓も正確には狙えまい。銃も見た所初歩も良い所、この距離では脅
 威ではない。
 そもそも狙った獲物を沈めては賊は食いっぱぐれるだろう?」
 その間にも鉤爪のついたロープをぐるぐると回し、こちらへと放り投げようとする空賊達の
姿が見える。確かに乗り込んで制圧するつもりが見て取れた。


302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 16:13:13 ID:mRjnBd2s
支援支援支援

303 :爆熱の使い魔 ◆3TEZH33Zm6 :2008/05/31(土) 16:13:13 ID:Rj9b5w9N
 確かに銃器は近年になって漸く戦場において扱われる様になった程度の代物、距離さえ置け
ばその弾丸を風で吹き散らす事も容易い事をワルドは脳裏に過ぎらせ一考する。
「はは……参ったね。だがその自信は策があっての事だろうね?」
 ワルドは苦笑にも見える笑みを浮かべた。
「乗り込まれる前に逆に乗り込んで叩きのめす」
「は?」
 余りにシンプル過ぎるドモンの言にワルドが間抜けな声を零した。
「魔法が使えない以上はワルド、貴様はバックアップに回っていてくれ。
 やり方は判断に任せる。
 ルイズ、連中がロープを投げて此方に引っ掛けたタイミングでアレを二、三個投げつけろ。
 ギーシュとキュルケは取り零しが乗り込んだら排除しろ。
 タバサはシルフィードでバックアップを頼む」
 ドモンは有無を言わせず、勝手に言葉を並べると舷側へと移動する。
 こくりと頷いたタバサが素早くたたたっと反対側の舷側へ移動し、其の侭宙へとぴょんっと
飛び降りる。
「ま、何とかなるんじゃないかしら?」
 キュルケが手をパタパタと振っりながら笑い、杖を胸の谷間から取り出す。
 ギーシュが小声で「目を閉じろー」と船員たちに言って回る。
「相変わらず勝手で強引なんだから。皆完全にドモンのペースに飲まれてるわね」
 ルイズは少し口を尖らせながらも、懐から閃光弾を数個取り出し、ワルドにも手渡した。
「これは? 確か……」
「この紐を引っ張って、一二の三で放り投げるのよ。時間稼ぎの目潰しらしいわ」
「うーむ」
 ワルドはそれを手にとってマジマジと見つめるが、それ所では無いと投擲に向いていそうな
ポジションへと素早く移動した。

 何しろ、ラ・ロシェールの件は昨日の今日である。印象新しいのも手伝って、総員スムーズ
にドモンの案に従い各々のポジションへとついた。

「何をする気だい?」
「乗り込んで叩きのめす」
 舷側へ向かうドモンの傍らへ、気だるげにフーケが寄ってくる。
「相変わらず強引……いえなんでもないわ」
 フーケは、いってらっしゃ〜いと手を振るとそそくさと小走りで下がる。
 手伝うと進言しようかとも思ったが、正直足手纏いになりそうなので止めておいた。
 ゴーレムをまともに使えない状況での白兵戦は生憎自信が無い。
『そもそも自分が役に立つならお声が掛かってるわよね』と考え、ついついつまらなさげな表
情が顔に出てしまう。
 ドモンがこういう時に限って、目ざとくその表情を見つけて声をかける。
「貴様も乗り込んでひと暴れしたいのか?」
「ち、違うわよ」
 見合わぬリスクを背負う趣味はない、ましてや相手は賊である。貴族相手の爽快感なんか期
 待出来る物でもない。
 では何故? と自問自答した末に浮かんだ答えにフーケは恥ずかしさを覚えて、その場を離
れた。

 ルイズはドモンに渡された物を手に複雑な心境でいた。
 これは貴族が使うような物なのか。そして自分は何で使い魔の言うことを素直に聞いてしま
ったのか。
 多分ドモンは、この任務を成功させるべく気を使っている。ならばご主人様である自分は、
相応の態度で対応して然るべき。良き行動には良き報いを、それは主人の勤めだろう。
 それに実際作ったのはコルベール先生だと言うし、きっと何かの魔法かも知れないし、うん
大丈夫大丈夫。
 だから……。よしと頷き、手にしたそれを握りしめ振りかぶった。


304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 16:14:05 ID:kb7be0nt
しえん

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 16:15:12 ID:mRjnBd2s
魔法だって、少なからず物理現象を応用している気がする支援

306 :爆熱の使い魔 ◆3TEZH33Zm6 :2008/05/31(土) 16:16:08 ID:Rj9b5w9N
『今だ!』心の内で叫び、目を見開き甲板より一気に跳躍する。
 ドモンの身は軽やかに宙を舞い赤いマントとハチマキを棚引かせる。

 突然の閃光。そして轟音と揺れ。
 それが空賊船の者達を襲う。

 ドモンの宙よりの蹴りによって船が大きく揺れ、視野の確保も難しい今、次々と脚を取られ
甲板を転がる。
 それでも体勢を保った者達が、船室におり視覚を眩まされなかった者達が、次々と飛び出し
て来て立ち向かうが瞬く間に叩きのめされる。
 彼らとて鍛え抜かれた戦闘のプロフェッショナルである。しかしドモンの振るう龍は東方不
敗の武の前に、赤子のようにいなされ次々と甲板に転がされる。
 脚をまるで稲穂を刈るが如く纏めて薙ぎ払われ宙を舞う。
「よし、俺の出番だぁね!」
 と大喜びのデルフリンガーを背に其の侭にし、賊が抜き放った剣を手刀で叩き折り、そして
時に握り潰す。
 杖を抜き距離を置いての魔法を試みる者もいたが、風竜に乗り高速で空を駆け回るタバサ放
つ風の魔法に、次々と杖を腕を絡め取られた。
 ドモンの背面を取った一人の男が手にしたフリント・ロック銃の引き金を絞る。
 絶対的な必中圏。
 これは隙を付いた必殺の一撃である筈。
「それで隙を付いたつもりか?」
 それは彼の持つ常識を疑う光景。
 銃の真価はミドルレンジにあるとされている。戦いを行うのに銃の有利性が損なわれる少々
近い間合いからとは言え背面からの一撃は回避のしようがない……筈である。
 そう空賊の男は考えた。
 だがしかし、振り向きもせずに伸ばされた掌。指に挟むように掴み取られた弾丸。
 ドモンの放った一言に、男は察しながら意識を刈り取られた。
 隙に見せかけた虚に己は誘い込まれたに過ぎぬと。
「ひゅゥ〜やるねえ相棒」
 背のデルフリンガーが若干わざとらしげに口笛を鳴らす真似事を口にする。
「しかし、この様な物でも武器であればルーンが反応するとは、一体どういう基準なんだ?」
 ドモンは、背のデルフに疑問を投げつつ、摘んだ弾丸を指弾とし、己を狙う弓の弦を弾いて
断つ。

「やるわねぇ、流石ダーリン」
 投げつけられた鉤爪付きロープを、ちょこちょこと最低限の炎で焼き払いながらキュルケが
感心のため息をつく。
 彼女は、この場で巨大な炎を扱う多数のデメリットを理解し、つまりはドモンの残した火の
気危うくば砲は撃つまいとの言葉に『それもそうね』と賛同しており、そして『内助の功も必
要よね〜』と、にこやかに笑いながら、それらに併せた戦いをダラダラとしていた。
「全く、一瞬どうにかなるかと思ったけど流石師匠だね。ここ数日、判ってはいたけど何かと
 痛快だね僕は!」
 同じく、剣を持たせたワルキューレでロープを切断しながらギーシュがぱちぱちと拍手を送
る。

 閃光弾投げ易い様に登った積み上げられた木箱の上でルイズが、いけー! やっちゃえー!
 と、空に向かって何度も拳を振り上げ騒ぐ。
「遠慮は要らないわよドモン! わたし達に噛み付こうとした愚かさを思い知らせてやりなさ
 い!」
 声が届くかは別とし、身体を使って色々と指示を飛ばす姿は、まるでお立ち台の上で踊って
いる様である。
 船員が、そこで暴れてては危ないと下より注意しているのだが耳に入らず。
「ええい、そこで飛び蹴りよ、飛・び・蹴・り・!!
 えっ!? うきゃぅっ」
 そしてルイズは落ちた。不安定な船上の木箱の上でついつい自分も飛び跳ねて、着地し損ね
て転んで落ちた。
 それを何時の間にやらのたのたとやってきていた風雲再起が、中空で首根っこを咥える様に
して受け止めた。


307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 16:17:49 ID:k4L2Jm6/
支援


308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 16:19:23 ID:kb7be0nt
流派東方不敗は! 支援の風よ!

309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 16:20:13 ID:mRjnBd2s
ドモンが使えば、何でも武器になるような気がする支援

310 :爆熱の使い魔 ◆3TEZH33Zm6 :2008/05/31(土) 16:20:27 ID:Rj9b5w9N
 ワルドはそんな有様のルイズを尻目に見て苦笑しつつも、手元に残った閃光弾を見つめなが
ら、その有用性に少々驚いていた。
 ラ・ロシェールで多少は認識していたが、実際この様に使用している様を目にすれば尚の事
である。


「右下……そう4時の方向に57度で旋回」
 タバサの、簡潔でいて明確な指示に『きゅいっ』とひと鳴きして、シルフィードは宙で弧を
描く。
 離れて見ると人の流れがとても良く把握できた。
 ドモンの微細な動きが、空賊達の立ち位置を左右する。その繰り返しがタバサに隙を突く機
会を与える。
 弓を構える者達の視線がドモンの動きに誘われ、完全にタバサを死角とする。
「お姉さまチャンスなのね」
「判っている」
 タバサが杖を振るうと巻き起こった突風が、真後ろから彼等を薙ぎ払う。
 その動きを見た後ドモンがこちらへ目配せしたのが判った。
 それにこくりと頷いて返す。

 ドモンが突然甲板を蹴り船から飛び出さんばかりに跳び上がる。
 タバサはそれまでの僅かな時間にすかさず詠唱したエア・ハンマーを発動し、ドモンへ叩き
付ける。
 身を翻したドモンはその空気の塊を蹴り、船の反対側へ目掛けて跳ねる。
「きゅきゅっ、以心伝心なのね」
 シルフィードがその様を見て少しからかう様に鳴く。
「港での戦いを見ていたから判っただけ」
 タバサは杖でこつんとシルフィードの頭を小突いた。


 左舷はあらかた片付けた以上、死角になる右舷に残る敵を掃うのみだ。
 思考を過ぎらせつつドモンは宙でハチマキを外すと、それを自在に操りマストへと絡める。
それによりドモンの身体は旋回し、矢や銃弾や魔法の狙いから外れる。
 着地するや、其の侭の勢いを活かし甲板を滑り其の侭姿勢を低くし、空賊達の足元を狙い回
し蹴る。
「とゥッ!」
 気合の発声とともに、ハチマキを振るうと、無造作に置かれていた木箱が巻き取られ持ち上
げられる。その影にはフリント・ロック銃を構えた数人の人影。
 呆気に取られ一瞬硬直した彼等へと、ハチマキを巻き直しながらも跳びかかり、素早く急所
へと手刀を叩き込み、次々と沈黙させた。

 ドモンとタバサの前衛後衛の呼吸は、即興にしては非常に取れており、空賊は瞬く間に鎮圧
されていった。
 やがて一人派手な格好の空賊がドモンの前に現れた。
 元は白かったらしいが、汗とグリース油で汚れて真っ黒になったシャツの胸をはだけ、そこ
から赤銅色に日焼けした逞しい胸が覗いている。
 ぼさぼさの長い黒髪は、赤い布で乱暴に纏められ、無精髭が顔中に生えている。丁寧に左目
に眼帯が巻いてあった。その男が空賊の頭らしい。
「貴様が頭目か」
 曲刀を抜き放つ男にドモンは向き直り睨みつける。
 ああそうだ。彼がそう言い切る前に、ドモンは脚を振り上げ、その蹴り一つで、弾かれた曲
刀がくるくると宙を舞う。
「どこの貴族の糞ガキかは知らんが、火遊びは程々にして置くんだな」
 落ちてきた曲刀の柄を踵で叩きつける様に蹴り付けると、それは甲板に深く突き立った。




311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 16:24:37 ID:Tq/nVjzD
支援

312 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/31(土) 16:25:09 ID:Y4a5tTNd
支援

313 :爆熱の使い魔 ◆3TEZH33Zm6 :2008/05/31(土) 16:25:13 ID:Rj9b5w9N
 その一連の様を見ていた『マリー・ガーランド』号の船員達から歓声が沸き起こる。
「な、なな、何者だありゃぁ!」
 船長はあんぐりと開いた口が塞がらずにいる。

「さ、流石、や、ややや、やるじゃない」
 空族の頭らしき男の首根っこを掴んで一足飛びに戻ってきたドモンに、ルイズは予想以上の
速さに若干声をヒクつかせながら労いの言葉をかけた。
 先程、派手に転びかけて、未だちょっと落ち着いてないのもヒクついている原因ではある。
「フン」
 ドモンは鼻を鳴らし、気を失っているその男を投げる様にして甲板へと転がす。
「どうにも、実際に空賊かどうか怪しい所だ」
 ルイズに向かって顎で、空賊の頭らしき男を指しながら言う。
「ふーん……?」
 その顔をルイズは警戒しながらもじっくりと覗き込む。

 戻ってきたドモンの元へ駆け寄り、背中越しに首を伸ばして空賊の頭の顔を見たフーケが、
ぶっと噴出した。

 フーケはあの男の目元にとても見覚えがあった。己のその思考に対し反射的に慌てフードを
さっと被る。
「どうした?」
 振り向いたドモンと顔が近かったので一瞬顔が赤くなる。フードのお陰かそれは判り辛く、
フーケはそれに少しほっとしつつも答えた。
「な、なななな、なんでもないよ」
 慌て首を振りつつも、更に言葉を付け加え注意を逸らそうとする。
「あ、あの男の髭は付け髭じゃないかしらねぇ」
 その言葉に途中からルイズと共に覗き込んでいたキュルケとギーシュがぴくっと反応した。
 キュルケは『結構イイ男じゃない』との言葉を『ふぅん素顔はどうなっているのかしら』に
置き換え、ルイズに『節操が無いわ』と罵られ。
 そしてそんな二人を尻目にギーシュが『それでは』と髭を引っ張る。

 確かに髭はびりびりと剥がれた。
「おや?」
 更にギーシュが髪の毛を少々強引にひっぱるとそれはカツラであった。
 下から柔らかな金髪が覗く。

 その有様を見てフーケは『やっぱり』と口の中で呟いた。
 遅れ戻ってきたタバサがそれを見て、ん? と小首を傾げる。諸事情有って各国の特に重要
な要人の人間の顔は有る程度頭に入れていたのだが、どこかで見た様な気がした。

「やはりな」
 ドモンの何か確信したかの様なその言葉に一同は注目をした。
「賊と言うには戦い方があまりにお上品過ぎた」
 そう言いながら、気を失ったままの彼の胸元を掴み引っ張り上げる。
「そんなものなの?」
 ルイズの問いにドモンは頷き答える。
「うむ、仲間に宇宙海賊の類がいるのでな。独特の癖の類で多少は見分けがつく」
「は? 宇宙? 海賊?」
 眉を顰めて間抜けな表情を見せるルイズを其の侭に、ドモンは金髪の男の胸倉を掴みぶら下
げたままビンタを始めた。
「さっさと起きろ」
 すぱん、すぱん、とビンタの音が響き渡る。
 隣に繋がれたままの船からは、目を覚ましたらしき空賊達がその有様を見て大慌てなのが窺
えた。


314 :爆熱の使い魔 ◆3TEZH33Zm6 :2008/05/31(土) 16:28:14 ID:Rj9b5w9N
「う……うん?」
「ん? 起きたか」
 ドモンは彼が目を覚ましたのを確認し、足元に放り投げる様にして解放する。
 頬を真っ赤に腫らした彼は、ぽかんとしたままきょろきょろと周りの様子を窺う。
「何者か名乗って貰おうか」
 ドモンの問いに、現状が未だ飲み込めず彼は首だけを動かして周囲を見回す。
「この通りなんだがね」
 そして目に止まったギーシュに声をかけられ、己の顔をぺたぺたと触る。
 ギーシュの手にはカツラと付け髭が有ったのである。
「参ったね、これは」
 開き直ったかの様に彼は笑い出した。
「まさかあの状況で戦況を引っくり返されるとは。
 その積荷はやはり貴族派への物資か。そしてその凄腕の護衛達と言う訳か。
 ふむ、貴族派はこれまた優秀な人材を雇ったものだ。
 どうだね我等も共に雇っては貰えないものか」
 男はすらすらと流れるように喋りだす。
 ……が、ドモンがそれを遮って止める。
「カマをかけるのは止すんだな。どこぞの貴族の坊ちゃんのお遊びかは知らんがな」
「そうそう。
 それに僕等はそんな下賎な者じゃない。何しろアンリエッタ姫殿下の密命を――」
「目的が有っての事だろう。言わねば只では――」
 そしてドモンの言葉に続けてギーシュとワルドの声が重なった。

「こ、ここここここ、この馬鹿ギィーーーーーッシュ!!」
「な、なんて事を言い出すんだ!」
 ルイズの怒鳴り声が木霊し、ワルドは己の言葉を中断し、慌ててギーシュの口を手で塞ぐ。
 事情を詳しく知らぬキュルケとタバサはきょとんとしたまま立っている。

「ん……? 今の……は一体どういう事だね?」
「気の所為だ!」
 空族の頭の言葉どこか真剣味を帯びた声をドモンが一蹴した。
「だ、だが」
「気の所為だ!」
 ドモンは食い下がる彼に対し、有無を言わせずに強く言葉を繰り返す。
 そしてそれに釣られ、キュルケどころか、タバサまでうんうんと頷いた。
「いや、そうは言うが、だ、だが事情が有る。ま、待ってくれ」
「黙れ! 気の所為だと言っているだろうが」
「いや、だから事情がだね」
「しつこいぞ貴様! 力ずくを望むと言うのか」
 言うやドモンの拳がずどんと音をたて、『マリー・ガーランド』号の甲板に穴を開ける。
 フーケがその有様を見て腹を抱えて突っ伏す様に座り込み、笑いを堪える様に肩を揺らす。
 やがて何とか笑いを押さえ込み、フーケが言葉を形にする。
「そんな話しの前に、何者か聞くんでなかったのかい?」
 その言葉に、はっと思い直り、今にも胸倉を掴んで殴り付けて黙らせんとしているドモンを
一同が寄って集って必死になって止める。

315 :爆熱の使い魔 ◆3TEZH33Zm6 :2008/05/31(土) 16:31:24 ID:Rj9b5w9N
 ルイズは率先し、必死になってドモンから金髪の男の腕を引っ張って引き離さんとした。
 だがそれでも止められず、ドモンが空賊の頭を殴りつける音が、ぼっこぼっこと木霊する。
「ま、まて事情を」
「黙れ!」
「や、止めなさいドモン!」
 ゴスッ
 握り拳が脳天に振り下ろされる。
「い、いやだから」
「この口か!」
「だから止めなさいって」
 ベキッ
 握り拳が頬にめり込む。
「おぶぅ! お、落ち着っ」
「ええ、くどい!」
「もういいから止めなさい!」
 ドムッ
 ついには握り拳が腹部を殴打する。
「くはぁっ! は、話せば判る」
「ええい、その喧しい舌を引っこ抜いてやる」
「お、落ち着、ふひっ、はぐぉががががぐがががが」
「ドっモーンーっ!」
 ドモンが空賊の頭の口内に指を突っ込んだ、その時である。
 突然謎の光がルイズの指先から立ち上った。
 その虹色に輝きは、ルイズの手と金髪の男の手との間に有った。

 突然巻き起こったその神秘的な光景に、一同は驚きの表情のままにぼんやりをそれを見つめ
た。
 こほん、と一息付き金髪の男は顔に残された最後の変装品で有る眼帯を自ら取って見せる。
 続けて己の指に輝くそれを掲げる。
「こ、これはアルビオン王家に伝わりし秘宝、風のルビー。
 おそらくはそれはトリステインに伝わりし水のルビーであろう。
 アンリエッタがこんな事も有ろうかと託したのだろうな」
「いえ、路銀の足しにするために売れと仰せつかって……え?」
 その言葉にルイズらは、はっとする。
 特にルイズは言い掛けていた言葉も吹き飛んだようだ。
 その様子を見て、賊の頭は大きく頷き言葉を続けた。
「アルビオン王立空軍大将、本国艦隊司令長官。
 そしてアルビオン王国皇太子、ウェールズ・テューダーだ」

 彼は凛々しく名乗りを上げた。
 しかし幾度にも渡って頬をドモンに殴打された為、真っ赤に腫らしており今一つ決まらず、
フーケは走って柱の影へ逃げ込み、そこで腹を抱えて再び笑い転げた。
 一方一同から上がるのは驚きの声。
 思いもよらぬ形、最も厄介であると想定していた敵中突破を前にしての、目的との遭遇であ
る。
 しかしながら、ドモンなど気まずさ最高潮である。今回の任の目的とも言うべき者をボッコ
ボッコにしばき倒した。
 自信としても珍しく色々気を使ってきた自覚がある。それだけに目眩すら覚えた。

 凹み気味で風雲再起に頭をぐりぐりされるドモンを尻目に、ルイズは話を進めた。
「所でで陛下。我々の目的は――――」
「今ここで言わずとも、大事と想像は付く。重要な事なのだろう?」
 ウェールズは爽やかに笑って言った。
 鼻血が一筋流れ明かりに煌めいた。



316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 16:31:24 ID:mRjnBd2s
ドモンよ、明鏡止水だ支援

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 16:32:31 ID:4qfB6T9w
ドモンw
明鏡止水の境地に至ってる癖にwww

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 16:32:43 ID:kb7be0nt
ドwwwモwwwンwwwwww

319 :爆熱の使い魔 ◆3TEZH33Zm6 :2008/05/31(土) 16:34:33 ID:Rj9b5w9N
 そして現在一行は『イーグル』号へとその場所を移している。
 甲板の影で、やたらとフードを深く被ったフーケの挙動が不審である。少し兵士に背後より
話しかけられただけで、びくっとする。こそこそ隠れているのにむしろ一番目立っている有様
である。
 キュルケとタバサは、ウェールズの案内で船室へ向かった一行とは別に、敢えて甲板で待機
をした。
 トリステインとアルビオンの間での密書のやり取り。興味はあれども、他国人の己らが首を
突っ込む場所ではないという事ぐらい弁えている。

 ウェールズは治癒の魔法をかけられ、顔の酷い腫れは引いた様子である。
「それにしても、人の身でありながら使い魔とは。更にあの比類無き強さ。
 本当に驚いた。我が軍、いや敵として巡り会った中にもあれ程の者は目にしたことはない」
 そして彼は興奮しきってドモンに問いかけていた。
 気まずさから、少々憮然としたドモンに代わりギーシュが返答をする。
「恐れながら陛下、あの程度師匠に、いえ、このドモン・カッシュ殿に取っては実力の一端に
 過ぎません」
「きみはトリステインのましてや元帥が子息。そして彼は平民なのだろう? そうでありなが
 ら師と呼び称えるのかい」
 その言葉にギーシュはチラッとドモンを見、慌てて切り返した。
「いえ師匠は遥か東方の彼方、ロバ・アル・カリイエよりも更に彼方の大国において騎士の中
 の騎士、騎士の頂点に立つ者の称号ガンダムファイターを持つ者。
 そして更には、彼方の大国群に存在する同じ称号を持つ者達の頂点に立つガンダム・オブ・
 ガンダムの称号を持つ凄い方なのです」
 ギーシュは、ややこしいその内容をさらっと言ってのけた。何度も何度もドモンにせがんで
聞き出した数々の話し。それらはギーシュの中で反芻され深く記憶に刻まれていたのである。
「私は魔法を学ぶのみでは貴族足り得ないと目覚めさせられたのです」
 平民の一言にまたムッとしかけたドモンは、今度はやたらと持ち上げられて照れ臭そうに咳
払いをする。

「なるほど!」
 熱く語るギーシュに力強く言うとウェールズはうんうんと頷いた。
「我が国に、私の親衛隊に彼の様な者が一人でもいたら、反乱軍にいい様にされる惨めな今日
 を迎える事も無かったように」
 その遥かなる彼方の大国の騎士の中の騎士と言う男の実力は身をもって知った。
 ウェールズは確固たる確信を持って、その過剰なまでの評価に思える言葉を紡いだ。
 そして自嘲気味に続ける。
「終いには敵の補給線を絶つ為とはいえ、空賊を装いこの有様。
 しかしながら、まさか大使殿が乗船しているところを襲撃してしまうとは。
 真に申し訳なかった」
 その振りにルイズは素早く切り替えした。
 目的の王子とこの様な遭遇を果たした事に驚きもしたが、心を落ち着けるだけの時間は充分
にあった。
「先ほどはわたしの使い魔が大変失礼を」
 ルイズが恭しく礼をし、続けてワルドが頭を下げる。
「アンリエッタ姫殿下より、密書を言付かって参りました」
「ふむ、確かワルド子爵と言ったね。
 そしてそちらが」
「はい、姫殿下より大使の大任を仰せつかったラ・ヴァリエール嬢にございます」
 ワルドの言葉に続けて、ルイズは胸のポケットからアンリエッタの手紙を取り出した。
「こちらでございます」
 ウェールズはその手紙を受け取り、愛おしそうに見つめると、花押にに接吻をし慎重に封を
開き中の手紙を読み始めた。
 真剣な顔で手紙を読んでいたが、その内に顔を上げる。
「姫は結婚するのか? あの愛らしいアンリエッタが。私の可愛い……、従妹は」
 ワルドは無言で頭を下げ肯定の意を表す。
 その時ルイズには、ウェールズの瞳が仄かに揺らいだ気がした。


320 :爆熱の使い魔 ◆3TEZH33Zm6 :2008/05/31(土) 16:36:13 ID:Rj9b5w9N
「了解した。姫は、あの手紙を返して欲しいとこの私に告げている。何より大切な、姫から貰
 った手紙だが、姫の望みは私の望みだ。そのようにしよう」
 手紙を懐へ仕舞いながらウェールズは微笑んだ。
「しかしながら、今手元には無い。ニューカッスルの城にあるんだ。姫の手紙を空賊戦に連れ
 てくるわけにはいかぬのでね。
 多少面倒だが、ニューカッスルまで足労願いたい」

 さて、事の深い真相と関わることとなった『マリー・ガーランド』号をこのままにするわけ
にも行かず、結局は拿捕の形で、ウェールズらの『イーグル』号に従いニューカッスルの隠し
港を目指す事となった。



爆熱の使い魔 十七章『突然の来訪者! その名はプリンス・オブ・ウェールズ』


321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 16:37:09 ID:AtG3sXF0
ドwモwンwww腹がwwwよじれるwwwww

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 16:40:41 ID:WTdGGQE0
投下乙そしてGJでした!
ウオオオオオ!お帰りなさい爆熱氏!ご帰還待ってました!
そしてやっちゃったwドモンやっちゃったwww
皇太子フルボッコとは、さすがドモンだw

323 :爆熱の使い魔 ◆3TEZH33Zm6 :2008/05/31(土) 16:41:45 ID:Rj9b5w9N
という事でここまで。
ちょっと誤変換とか諸々のミスに今更気付いた部分があるのでそこは後日直しておく方向で。
一応次の話しも1/3ぐらいは終わってますけど、去年より多忙なんでペースは落ちるかも。
トリップは前と違ってるけど、これは前のが全く無関係の他の人と被ってた関係での変更です。

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 16:46:37 ID:j5If4On/
おかえりー&おつかれー
逆に制圧するのがドモンらしいぜw

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 16:46:51 ID:mRjnBd2s
GJ!!お久しゅうございますですよ。

相変わらず、能力があるがゆえに最善策を選べないドモンですねぇ。
手っ取り早いのは間違いないんだが。

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 16:50:50 ID:AgGUBgAM
乙です。

自信に満ち溢れたワルド。
閃光弾を見つめながら唸るワルド。
ギーシュの口をあわてて塞ぐワルド。

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 16:57:16 ID:su65B42M
http://mai-net.ath.cx/bbs/ss_bbs/etc/tree.php?all=33099

[33114] Re:【不特定】ゼロの使い魔、アンチ貴族主義
Name: hiro
Date: 2008/05/31 06:25
あの作品のキャラがルイズに召喚されました@ウィキに一時期あった「ゼロの帝国」。現在は何者かに削除された模様

今月の頭くらいの時期の2ch本スレのログあるなら見れると思います



328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 17:00:40 ID:xwTs4AV7
風石とかいうのがあるということは
他にも火石とか水石とかあるんだろうな

メタンハイドレードみたいな感じか

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 17:02:38 ID:I7nrJ2g7
>火石
石炭とかでよくね?

330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 17:04:54 ID:xwTs4AV7
しかし風石とやらは自然産出する資源であるなら有限ではあるまいか
そんな使いまくっていいのだろうか

中にまた風の力を込められるのだろか
だったら風メイジのタバサなりギトー氏が
風石くらい持っていそうなもんだが

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 17:06:47 ID:OpZAHYnT
>>330
地球の石油だって有限だけど使いまくってるしなぁ。

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 17:06:51 ID:+IcVUK1I
水石…アンドバリ?

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 17:07:05 ID:mRjnBd2s
>>330
100年後ぐらいに、風石枯渇問題とかがとり立たされるのだよ。

風石=石油と考えれば、ロバ・アル・カリイエの近辺にたくさん埋まってる気がする。

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 17:07:28 ID:E7IYn6zy
>>328
火石=硫黄じゃねえの?

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 17:13:23 ID:I7nrJ2g7
>>333
「ええ!?僕たちが大人になったら風石がなくなっちゃうの!?」
「そうなったら大変だ!」
とか子供向けの学習漫画あたりに載りそうだな

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 17:14:07 ID:E7IYn6zy
6千年って、人類が化石燃料を使ってる期間と比べ物にならんしなあ

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 17:15:05 ID:I3J1FFul
>>333
風石って、ジョゼフがエルフと交渉してサハラの採掘権100年分を得ていたような?



338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 17:18:29 ID:GGBxSPWm
そのうちサハラが浮上します。

339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 17:27:10 ID:I7nrJ2g7
大和型戦艦をバ改造したようなフネがサハラの地中から姿を現します。

340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 17:45:55 ID:kUfwnNo1
赤いアダムスキー型円盤がサハラの地中から姿を現します。

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 17:52:11 ID:1xR7Q8cQ
ついでにTMNがサハラをテーマにした歌を歌います

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 17:52:23 ID:BUJ42cHg
>>339
アイアン・ロックスか?
>>340
レッドノアか?

343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 17:54:24 ID:zKf6lX6H
>>287
とんでもなく強い(拳銃で撃たれても痛い程度)田舎者に過ぎないから大丈夫じゃね?

>>328
>水石
つまりアイスセカンドですね?判ります。

そして縮退炉を作るコッパゲ先生。

>>330
本当に枯渇したら錬金で作れば良さそう。
金もその気になれば錬金出来るけど掘ったほうが楽だから掘ってるんだろうし

鉄とかの鉱山は錬金でそれなりの量を用意できるから存在しないかも?


344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 18:05:05 ID:STznRwpx
>>343
当時の悟空は満月を見ると大猿化して暴れだすと言う致命的な問題点がある。
二つの月とかだと……どうなるんだろ。

345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 18:05:47 ID:scUsk9AB
鉱工業の大部分を魔法でまかなえてしまえるって、よく考えるとすごい話だよな
農業にも土魔法や水魔法の恩恵がかなりあるようだし

魔法抜きで成り立ってるのって漁業や畜産関係くらいか?

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 18:09:00 ID:kUfwnNo1
>>344
超サイヤ人のスクウェアクラスになるんじゃね?

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 18:09:04 ID:/YWzzYSd
>340
破れた傘のような体に悪そうな物質を大量にばら撒く物体でも浮かぶんじゃないの。

348 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 18:10:40 ID:YSoarWKc
爆熱の人乙です。
去年から更新止まってた作品については諦めていたので、他の作品についても希望が持てる意味でもありがたい。
もしかしたら答えとか雷帝とかの人もあるいは・・・

>>343
いや、バッドエンドってのは満月的な意味で。
ちょうど良い強さだし、ルイズはブルマをもう少しきつい性格にした感じだから書きやすいかと思ったのだけれど、アニメを見る限り、あの世界って毎晩満月っぽいし・・・

349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 18:14:49 ID:zm9eGHjW
>>339

空中戦艦『Y』のことか?あれの浮遊原理は反重力石【T鉱】だが…


実際の所「風【石】」とはいっても、ジャガイモみたいな地下茎魔法植物(精霊の果実?)
とかいうようなシロモノなのかもしれん。それならそうそう無くならんだろうし。

350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 18:17:48 ID:6pFCdXvT
>>345
その辺も魔法は関わってそう。
漁船なんか、作るのも動かすのも魔法使ってる気がする。
それに、獣医なんかは水メイジだろうし。

351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 18:18:14 ID:VszfXxLV
爆熱の人乙です。

ついこの間、全部読み直していたばかりなので嬉しさ倍増です。
ただ、称号は「ガンダム・ザ・ガンダム」だった気が。

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 18:19:03 ID:wPKzNKIv
錬金の力を以ってすれば造作も無い事です

353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 18:21:07 ID:h2l472bh
しかし、作業効率がメイジの精神力に依存しているというのがネックだなぁ。
だから6000年も停滞しているということか。

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 18:23:23 ID:mRjnBd2s
そういえば、Gガンの世界には重力制御技術はあるんだよな。

大陸を浮かせるのは意味がないのでやらない……あの世界ならやるかも。

355 :使い魔はじめました ◆xq/C1v8U32 :2008/05/31(土) 18:24:59 ID:WTdGGQE0
こんばんは。第八話できました
投下よろしいでしょうか?

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 18:25:45 ID:Um7+q6Vj
>>348
あれは単純に満月を見て変身してるんじゃなくて
地球から出てるブルーツ波が満月に反射したときだけ一定値を超えて
それを見ることで変身するんだってGTで言ってた

357 :使い魔はじめました ◆xq/C1v8U32 :2008/05/31(土) 18:27:27 ID:WTdGGQE0
投下させていただきます
 

伝説の使い魔はじめました―第八話―

サララが使い魔生活を始めてから一週間程度が経過した

ふわ、と寝ぼけた声をあげてサララは寝床から起き上がる
寝床は小さな平民用のベッドだ
これは、ルイズが注文して設置してくれた
「べべべ、別にあんたのために買ったんじゃないんだからね!
 ただ、私のベッドが狭くなるのが嫌だったんだからね!」
頬を紅く染めながらそう言ったので
素直じゃないなあ、と思いながら満面の微笑を返しておいた
それにしても、ベッドが二つに巨大な鍋一つ
さらに大きなタンスを置いてもなお余裕があるのだから
この部屋の広さと、貴族の凄さに改めて驚く
起き上がったサララは、ルイズが先に起きていないことを確認する
チョコを起こし、いつもの服装に着替える
夜着は、ルイズには小さくなったものを譲り受けている
鏡の前で身だしなみを確認すると部屋を出る
片手にはルイズの洗濯物、もう片手にはバケツを持ち
軽快な足取りで水場まで向かう
シエスタと朝の挨拶を交わしながら洗濯をし、水を汲んで部屋に戻る
そのくらいに起こせばちょうどいいと数日間の経験で把握した
「んー……おはよう、サララ」
おはようございます、と挨拶を返す
「とりあえず服だけ取ってー」
さすがに着替えを手伝わせるようなことはなく、
服を渡し、洗顔用の道具を用意する
髪を梳くルイズを見ながら、同じ桃色の髪なのに
彼女のほうが綺麗な髪だなあ、とそんなことを考える
やはり食べてるものの違いだろうか
黒のマントに白いブラウス、グレーのひだつきスカートの制服に身を包むと
ルイズはサララを連れて部屋を出て、食堂まで一緒に向かう
食堂の近くまで来ると、いつも通りにルイズとは一旦別れる
平民であるサララが食堂で食事をするわけにはいかないので、
厨房で使用人たちと同じものを食べさせてもらう

358 :使い魔はじめました ◆xq/C1v8U32 :2008/05/31(土) 18:28:03 ID:WTdGGQE0
「あ、おはようございます、サララさん」
「おう、来たな、『我らの鍋』!」
そう叫んでサララを歓迎したのはコック長のマルトーである
「……マルトーさん、女の子を鍋呼ばわりはちょっと……」
シエスタと一緒に、サララは顔を引きつらせる
「なーに言ってんだ! 鍋は偉大だぞ! 鍋はこの世界の縮図だぞ!」
どこぞの鍋一族のようなことを言う人だ、とサララは嘆息する
そもそも、サララが鍋呼ばわりされるには、ある逸話があった
数日前、急な客が来たせいで、サララの分の食事が足りなくなった
そう聞いたサララへ部屋へ戻ると魔女の大鍋からある料理を取り出した
こぼさぬように気をつけたまま、厨房の勝手口付近へ回る
部屋で食べて匂いがつくと掃除が大変そうだからだ
その料理の名は『すきやき』
風邪さえも一発で治すと言われる高級鍋料理である
大豆を発酵させて作ったソースに砂糖を合わせた甘辛いタレ
シャキシャキした歯ごたえのネギと白菜
ある種の芋の球茎から作られた麺、大豆から作られた凝乳、質のいい牛肉
全ての食材が調和して、絶妙な味になっていた
それに舌鼓を打っていると、匂いを気にしたマルトーが厨房から出てきた
そして一口食うと目をらんらんと輝かせ、サララに頼んだ
是非とも、この料理のレシピを教えて欲しい、材料も欲しい、と
そりゃあもう鬱陶しいくらいの顔の近さで頼まれたのである
「なあいつになったらレシピを教えてくれるんだ?
 金ならいくらでも出すって言ってるじゃないか。な?」
マルトーは追憶にふけっていたサララの顔を覗き込んだ
食事をしに来たサララに、いつもこうやって問いかけるのである
その言葉に、サララは曖昧な微笑を返すだけだった
まさか『絶妙の味に料理を仕立て上げるのも魔法の一つ!』だと
公言してはばからない彼に、そこら辺の石ころやモンスターの死体を
不思議な魔法のかかった鍋に突っ込めばできあがる、
なんて事実を知らせるわけにもいかないからだ
初めてソレで作ったすきやきを売りに出したころなど、
チョコにじと目で見られていたものだ

359 :使い魔はじめました ◆xq/C1v8U32 :2008/05/31(土) 18:28:36 ID:WTdGGQE0
食事が終わったサララはルイズと合流し授業に供をする
この時間を、サララはこちらの世界で一、二を争うほど楽しみにしていた
水からワインを作り出す授業や秘薬を調合して特殊な魔法薬を作り出す授業
目の前に現れる巨大な火球や、空中に箱や棒を自在に浮かべ、
それを窓の外に飛ばして取ってこさせる授業など、物珍しかった
魔法が使えないサララには、それを見ているだけでも楽しくてたまらない
ルイズとチョコにそういったら、二人にしかめ面をされてしまい、
あちゃあ、と頭を抱えるはめになったりもした

二年生は、午後からは使い魔との触れ合いの時間とされている
使い魔を連れた生徒達は大抵、広場に集っていた
この時間、サララには日課が出来ていた
広場の片隅にあるテーブルの上に白い布を敷く
ルイズに頼んで取り寄せてもらった袋をごそごそとまさぐる
その中から、小さなバッジと氷に似た水晶で出来たペンダントを数個ずつ取り出す
元の場所では、『正義のバッジ』『氷のペンダント』と呼ばれていたものである
傷がついていないことを確認しながら、それらを陳列していく
それから、大きくて人の目を引く看板を隣に立てた
「まあ、綺麗なペンダント」
看板の存在に、何事かとよってきた少女達はペンダントの美しさにうっとりする
「このバッジも、凄くかっこいいぞ」
少年達も輝くペンダントに見ほれているようだ
そんな生徒達にサララはにっこりと微笑みかける
今なら、お安くしておきますよ、と
ペンダントは本来なら5エキューのところを4エキュー
バッジは本来なら8エキューのところを5エキュー
そのくらいなら……と生徒達は財布の中から金貨を払う
さすがは貴族、随分と支払いがいい
「……あんたねえ、神聖な学院でなんで商売してるのよ」
その光景を紅茶を飲みながら眺めていたルイズから、呆れ気味に言われる
サララは根っからの商売人である
こうやって、ものを売っていないと今イチ落ち着かないのだ
なお、値段に関してはミス・ロングビルに聞いてみた値段だ
高価な部類に入る商品らしく、幾つも取り出して見せると目を丸くしていた

360 :使い魔はじめました ◆xq/C1v8U32 :2008/05/31(土) 18:30:53 ID:WTdGGQE0
「やあ、サララくん!」
商品を片付けていると声をかけられた
「あ、ギーシュだ。モンモンも一緒だよ」
見慣れた顔を見て、チョコが声を上げていた
「またバッジを売っていたのかい? あれは随分とかっこいいものね。
 全男子の憧れと言っても過言ではないよ、うんうん」
「このペンダントも凄く綺麗だわ。氷が結晶になったみたい」
ギーシュとモンモランシーの胸元には、バッジとペンダントが輝いている
最初にこの商品を買ったのは、何を隠そうこの二人である
「ところで、試しにこのバッジに似せて作ってみたんだがね」
ギーシュがポケットから良く似たものを取り出す
それを手に取り、撫で回してみる
見た目はまずまず、特殊機能はなし、材質はおそらく青銅、と
そのペンダントについて詳しいことを認識していく
元からアイテムの鑑定眼のあったサララだが、
この世界に来てからはさらにその能力があがった
加えて、サララ自身が使用する時に限って、
アイテムの性能が格段に上がっているような気がする
そんな時はいつも、額に刻まれたルーンが熱を持つ
理由に心当たりがないか、後でルイズに聞いてみよう、とサララは思う
ルイズが勉強熱心なのはこの数日間でよく理解していた
「ど、どうだい?」
ギーシュの言葉にサララは思ったままを答える
これだけの技術があるのなら、模倣品ではなく
オリジナルの装飾品を作る方が向いてるかもしれない
「そ、そうかい? いやあ、実は僕は彫金が趣味なんだが、
 学院に来てからはついつい時間がなくてね……。
 君に言われると何だかよくわからない自信が出てきたよ」
鑑定されたバッジを受け取りながらギーシュがはにかむように笑った
「あら、じゃあ最初に作ったのは私にちょうだいね?」
「勿論だよモンモランシー!」
目の前でイチャつく二人を、サララは華麗にスルーした
ルイズとチョコはあきれ返って言葉も出なかった
いつかいいものが出来て、こっちでも店を持てたら
ギーシュの作った装飾品を並べてもいいかもしれない、とサララは考えた
結構な量があったバッジとペンダントの在庫は、およそ半数が売れていた
それだけの量があった理由は、このアイテムの入手経路にある
攻撃力・命中精度において最強である『光線銃』
教会で救済することによって、所持金の半数を渡してくれる『冒険者の死体』
それらを所持しているモンスターから、アイテムを盗もうとした時、
大抵の場合はバッジとペンダントの方を入手することになる
技術的、ならびに精神衛生的な問題で
手に構えた武器や死体よりは、盗みやすいのだろう

361 :使い魔はじめました ◆xq/C1v8U32 :2008/05/31(土) 18:31:38 ID:WTdGGQE0
その日の夜、サララはベッドの上で日記と出納帳をつけていた
アイテムの在庫も確認しておく
「へえ……結構たまったのね」
塔にされた貨幣の数を見ながらルイズが感心したような声をあげる
「当たり前さ。サララは商売上手だからね!」
チョコが誇らしげに胸を張った
「はいはい。それにしても凄いわ。100エキューはあるんじゃない?」
それに頷くと、サララはルイズに質問がある、と言った
「あら、何?」
この辺りに店がたくさんあるような大きな町があるか教えて欲しい
あるならば、それはどの辺りでどうやって行けばいいか
そう尋ねると、ルイズは首を傾げながらも答えた
「一応、馬で三時間くらいのところに首都のトリスタニアがあるけど……
 何か用事でも……え、買い物? 自分の目で見て商品を確認したい?」
こちらの世界には、サララの知らないものもたくさんあるだろうし、
似たようなものもあるだろう
学院の中で、それを知るには限度がある
なので、一度実地に赴きたい、とサララは告げた
「んー……、そうね。明日は虚無の曜日だし、一緒に出かけましょうか」
その言葉にサララはにっこりを微笑んで礼を言う
それから、袋を掴むと魔女の大鍋の所へ行き、手を突っ込んだ
「何やってるの?」
お金があるにこしたことはないので、売れそうな商品を
幾つか見積もって売り飛ばすつもりだ、とサララは答える
「……本当、根っからの商売人なのね……ふぁ。
 早めに寝なさいよ? 明日は、朝から出かけるからね……」
むにゃむにゃとルイズはベッドに潜り込んだ
額のルーンのことを聞くのを忘れたが、まあいいか、と思いながら
サララは目的のアイテムを引っ張り出す
ミス・ロングビルに聞いた話では、武器の方が買い取りの値段は高いらしい
せっせと武器を詰め込む間も、ひっきりなしに額のルーンは輝き続けていた



362 :使い魔はじめました ◆xq/C1v8U32 :2008/05/31(土) 18:34:31 ID:WTdGGQE0
以上で投下終了です
今回以降はだん商側のアイテムもちょこちょこ
出して行こうかな、と思ってます
何か文章が今イチ薄いですが、生温かい目で
見守ってくださると幸いです

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 18:36:35 ID:LaQjqcUS
おつおつ、あのゲームは神ゲーだったなぁ。
難易度かなり高かったし、アイテムコンプとか極め甲斐もあった。

364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 18:44:15 ID:jOCIGLtx
サララ&チョコの人GJ&乙ですー。
学園に馴染んでるサララがなんだか可愛らしいw
次回はデルフとの出会いかな? チョコやルイズと賑やかで楽しげな漫談やってる光景が浮かんできます。

そして遅くなってしまいましたがドモンの人、お帰りなさい&お久しぶりです。
相ッ変わらずやりたい放題の挙句にボケ倒すドモンに乾杯w
次回もいつまでも待ってます、ご自分のペースで頑張ってください。

365 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 19:00:08 ID:wPKzNKIv
乙。鍋w

366 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 19:36:17 ID:Jb+KO0DD
お帰りなさい爆熱氏!!

367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 19:47:15 ID:8VZv67rK
爆熱氏

368 :マスターアジア:2008/05/31(土) 20:14:59 ID:Txw9GDeq
今こそお前は本物のキング・オブ・ハート!!

369 :超少女明日香召喚 ◆0ED/DArWzw :2008/05/31(土) 20:17:01 ID:P7LMEIoF
えらい久しぶりですが、2話目投下してもよいですか?

370 :超少女明日香召喚 ◆0ED/DArWzw :2008/05/31(土) 20:19:58 ID:P7LMEIoF
投下します。


転勤が頻繁すぎたから学校に慣れる間はほとんどなかったけれど、成績は悪くはなかった。でなければ転入試験をクリアすることなどできなかったろうし、そもそも明日香の学校選択の基準は『住み込み先に一番近い』ことが最優先で、時には進学校だったりもしたのだ。
だから空に浮かぶ二つの月を見るまでもなく、ここが地球ではないことを理解してしまった。
「……過去や未来に迷い込んだことはありますけど、地球外というのは初めてです」
それなのに、重力や大気に殆ど違和感を感じないというのは、随分と都合が良過ぎないだろうか。


気がつくとベッドの中にいた。
明かりの落とされた部屋でも、これだけ月明かりがあれば明日香の目には昼間と変わらない。
横を見れば、先刻自分に痛い思いをさせた少女が丸くなっている。
起こさないように、静かにベッドから降りて、部屋の中を見回す。
クローゼットや机も随所に細工が施された高級品と分かるし、壁に掛けられたタペストリーも美しいものだ。少女自身が言うとおり名家の子女なのだろう。
身体の調子を確かめてみる。怪我はしていない。少しお腹が空いているけど。隅においてあった自分の風呂敷包みも確認。
やはり気になるのは右手を覆う文様だ。袖を捲れば、手の甲から肘の上まで広がっている。今は痛みもないけれど、これが現れたときには骨まで削られるような痛みだった。
「つまり、ただ皮膚に描いただけ、というわけではないんですよね」
本来秘されるべき砂神の里の隠し紋。手荷物の中から手ぬぐいを出して腕に巻きつけておく。


371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 20:20:17 ID:ftySWmRy
爆熱乙。
お待ちしておりました。

>>363
PLAYSTATIONRStoreで再販しないだろうか。。




372 :超少女明日香召喚 ◆0ED/DArWzw :2008/05/31(土) 20:21:44 ID:P7LMEIoF
一瞬この少女のせいかとも思ったけれど、明日香は首を振って否定した。この紋章は、砂神の里が滅んだ今では、明日香以外知るはずがないのだから。全部の責任を少女一人に押し付けることはできない。
口伝でもこんな事例は聞いたことがない。異界だからで片付けるのは不安なのだが、今の時点ではどうしようもない。
心細いのにパニックにならないですんでいるのは、自然の声がここでも変わることなく明日香を包んでいるから。
それは明日香がこの世界から拒絶されていないということ。
すいと右手を差し伸べれば、そこに小さく風が渦巻いた。
指を向ければ、水差しの水がぴちゃりと踊った。
その度にほんのりと右腕の紋様が暖かく感じられて、明日香は声を出さずに微笑んだ。
呼ばれたということは、この地でも何かが起こるのかもしれない。自然を巻き込んだ戦いが。
(なんとか満期まで無事に勤め上げて、ぼっちゃんの元に帰りますから。待っていてくださいね)
戦いは勿論大事、だけどこれも明日香の本心。
それにしても、
むにゃむにゃと可愛い寝言を零す少女の乱れたシーツを直しながら、
異界から使用人を呼びつけるとは、中々豪快なご主人様だ。
机を見れば、広げられていた本とノートには、明日香には見覚えのない文字が踊っている。
覚えないといけないことも多そうだ。そろそろ自分も寝た方がいいだろう。
おやすみなさい
呟きに風が答えてくれたのを瞼の奥で感じながら、明日香は眠りに着いた。

* * *


373 :超少女明日香召喚 ◆0ED/DArWzw :2008/05/31(土) 20:22:45 ID:P7LMEIoF
「ご主人様、朝ですよー」
軽く揺さぶられる。
むむとシーツに潜り込もうとするけど、
「他の部屋の方もそろそろ起きているようですから、ご主人様も急いだ方がよいのではないでしょうか」
あれ? うちの侍女にこんな声の娘いたかしら?
ぱかと目を開ければ、明るい栗色のふわふわ髪の女が自分を覗き込んできた。どうでもいいけど、その前髪じゃ前が見えないんじゃないの?
「あんた、だれ……ああ、そっか、昨日」
だんだん思い出してきた。それと同時にむかむかしてきそうだったんだけど、何と言うか、この女のほにゃとした雰囲気に流されるというか。
ぼうっとしてたら、首の後ろにそっと手が差し込まれて、優しく抱き起こされてしまった。
こんな風にされたのって、6歳くらいまで。恥ずかしさと一緒に分かる。この女、一流の侍女だ。
どこの田舎から来たのかと思ったけど、実は違ったのだろうか。
促されるままに顔を洗って、タオルが差し出されるタイミングもばっちり。
ちらと見やれば、にこにことしてる。服装は珍妙なのに、変な女だ。
「ええと、名前はアスカって言ったかしら?」
「はい、砂姫明日香と申します、ご主人様」
使い魔を呼んだ筈なんだけど、私メイドを呼んじゃったんだろうか。呪文間違えたのかな。
「いいわ。とりあえず着替えさせて」


374 :超少女明日香召喚 ◆0ED/DArWzw :2008/05/31(土) 20:23:47 ID:P7LMEIoF
「今日はどちらのお召し物を?」
「制服よ。ああ、そこに掛けてある奴」
厳し目に採点するつもりだったけど、減点するところがないのがちょっと悔しい。
ふと、右腕に巻きつけてある布に気がついた。
「それ、もしかしてまだ痛いの?」
「いいえ、もう痛みはありませんが、あまり見目良いものではありませんし、今日にでも手袋を縫うつもりです」
へぇ
手袋まで縫えるのか。専門の職人でもないのにさらっと言ったアスカは、見た目よりもずっと優秀らしい。
使い魔としてじゃなければ、かなりの拾い物……なんだけど。
早めに起こしてくれたから少し時間がある。出る前に話しておいた方がいいだろう。
「昨日言えなかったから今言わせて貰うわね。あなたは私の使い魔として召喚されたの。ここまでは分かる?」
時間も押してるから概略だけざっと。他はおいおい説明すればいいだろう。第一人間の使い魔なんて私だってどうしていいか分からないんだもの。
物分りの良さそうなアスカだったけど、使い魔の契約は死ぬまでで、帰還呪文なんて知らないって言ったときだけは顔が引きつってた。
生意気な奴だったら気にも留めないところだけど。
そう言えば、アスカがいたところから連れてきちゃったのよね。帰すことはできないけど、主人として気を使ってやるくらいのことはしないと。
「使い魔だけど、取り合えずアスカは私のメイドとして仕えてもらうから」
主人を守るのが使い魔だって言ったって、ほややんとしたアスカに戦いは無理だろう。
それ以前に、私が戦うことだってないんだし。
廊下も騒がしくなってきた。そろそろ時間か。アスカを促して廊下に出たところで、嫌な奴に捕まった。

* * *


375 :超少女明日香召喚 ◆0ED/DArWzw :2008/05/31(土) 20:24:37 ID:P7LMEIoF
ご主人様が同級生のキュルケさんと言い合っているけれど、私が口を挟むところではなさそうなので、
それよりもサラマンダーをまじまじと見つめる。
随分と火の気が強い。けして乱暴ではないけれど。
ふと、右手の甲がちりりと疼いたら、気のせいかもしれないけど、サラマンダーの表情が読めるような。
こんにちは、と小さく頭を下げてみると、相手もひょこりとお辞儀をしてきた。
ええと、今日はいい天気で、気持ちがいいですねー
ひょこと振ったしっぽが、こんな日は室内に篭っているよりも外で昼寝をするのが気持ちいい、と
それは私も思います。それにお布団を干しておくのにもいいんですよ
なるほど、自分は布団で眠る習性はないが、その気持ちは分かる

はっと気がついたら、ご主人様とキュルケさんが、私とサラマンダーのことをじっと見つめていた。
「あ、いえ別にその……何でもありません、はい」
こそこそとご主人様の後ろに隠れる。
「アスカって、トカゲと話もできるの?」
「いえ、そんなことは……ただあの子懐っこいから相手をしてくれてただけですよ」
「はぁ……まぁいいわ。でもあんまり人前ではやめなさいよ。トカゲ相手にニコニコ手を振ったりしてたら変な人に見られちゃうから」
「はい、気をつけます」
ばいばいと手を振ると、サラマンダーも尻尾を振り替えしてくれた。そう、フレイムっていう名前なんだ。

元々木々とは馴染んでいた。これもその延長なのかもしれないと、布で隔した右手を摩った。


376 :超少女明日香召喚 ◆0ED/DArWzw :2008/05/31(土) 20:25:55 ID:P7LMEIoF
投下終了ー

明日香は使用人としては超一流です(分身という裏技もあったり)

377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 20:26:26 ID:ftySWmRy
sienn

378 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 20:48:07 ID:tSbVvhbq
GJです!
さて明日香といえばサービスシーンですが何時出てくるのでしょう(ドキドキ)


379 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 20:53:07 ID:+IcVUK1I
>>356
ブルーツ波はサイヤ編で野菜王子が説明してたよ
基本同じだけどブルーツ波だすのは太陽な

380 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 21:09:03 ID:dTmfjnLv
>>379
もっと言えば『月に照り返された』太陽光だな。
だからゼロ魔世界の月が、太陽光以外で輝いてるんなら、変身はしないって事だ。

381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 21:31:08 ID:ODM78TS5
>>327
[33141] Re[6]:【不特定】ゼロの使い魔、アンチ貴族主義
Name: 「ゼロと帝国」の作者 E-MAIL(mailto:bluemax@amigo2.ne.jp)
Date: 2008/05/31 20:03
 hiro氏の言及していた、「ゼロと帝国」を書いた者です。試しに読んでみたいとご要望ならばメールを下さい。返信の添付ファイルという形で、お送り致します。

 ただし、投降したものをいくらか手直しした、改訂版になりますが……。



382 :異世界BASARA:2008/05/31(土) 21:31:14 ID:GHc+WxAp
もう少ししたら投下してもよろしいでしょうか?

383 :異世界BASARA 1/4:2008/05/31(土) 21:43:49 ID:GHc+WxAp
では、投下します。


ニューカッスル城内は騒然としていた。
突如として、上空に浮かぶ戦艦レキシントン号が砲撃を開始したのである。
さらにレコン・キスタの兵がなだれ込み、戦闘の準備もままならない王軍に襲い掛かっていった。

「こいつぁ大砲だぜ相棒、連中もうおっ始めたみたいだな」
砲撃で揺れる中、幸村の背中のデルフリンガーが落ち着いた様子で言った。
「攻撃は明日って話だったが……ありゃ嘘だったのかねぇ……ところで相棒、さっきからどうした?」
ふと、デルフは左目を押さえている幸村に不思議そうに尋ねた。
「ワルド殿が……ワルド殿が見える」
幸村は、自分の左目に映る光景に驚く。まるで右目と左目が、それぞれ違うものを見ているようだった。
「これは……拙者の目はどうしてしまったというのだ!?」

「ああ、そりゃあ娘っ子の視界だろ」
驚く幸村にデルフリンガーが答える。
「ルイズ殿の?」
「ああ、使い魔ってのは主人の目となり耳となる能力があるって聞かなかったか?逆の場合もあるのさ」
幸村は左手に輝くルーンを見る。
なるほど、これもまた自分に与えられた能力なのだと、幸村は納得した。
しかし、何故今になってこんなものが見えるようになったのか……

「相棒、娘っ子の所に行った方がいいぜ。多分やばい状況になってんだ」
「何っ!?」
デルフリンガーの言葉に、幸村は思わず声を上げる。
もし、ルイズの身の危険を教える為にこの能力が現れたのならば早く向かわねば。
幸村は十文字槍を手に取り、部屋から駆け出した。

384 :異世界BASARA 2/4:2008/05/31(土) 21:46:22 ID:GHc+WxAp
ルイズは不安におののきながら、ワルドを見つめていた。
今のワルドの言葉……

“総攻撃の合図”とはまさか……

ルイズの心の中で、考えたくない答えが急速に膨れ上がっていく。
震える声でルイズはワルドに尋ねた。
「ワルド、あなたまさか……レコン・キスタ!?」
「そうとも、いかにも僕はアルビオンの貴族派『レコン・キスタ』の一員さ」
ワルドは冷たい、感情のない声で言うと、杖を掲げて呪文を唱え始めた。
ルイズはハッとなり杖を抜くが、『閃光』の二つ名の如き素早さで呪文「ウィンド・ブレイク」を完成させていた。
強力な風の魔法に、ルイズの小さな体は紙切れのように吹き飛ぶ。
「欲しいものは力ずくでも奪え。それが出来ないのなら、他の者に奪われるぐらいなら、いっそ壊した方が良い。なぁルイズ?」
吹き飛んだルイズに向かって再度呪文を唱え始める。
空気が震え、稲妻がワルドの杖から発生する。ワルドが得意とする呪文……『ライトニング・クラウド』だ。
「さようなら、僕のルイズ」
ワルドが叫ぶと同時に杖が振られ、ライトニング・クラウドが放たれた。


(ああ……私、殺される……)


立ち上がろうとするが、ショックで足に力が入らない。
ルイズは震えながら自分の最期を悟った。
不意に1人の青年の姿が脳裏に映る。ルイズは、自然とその青年の名を口にしていた。
「助けて……助けに来なさいよ……」

眼前にまで青白い雷光が迫ってくる。
ルイズはあらん限りの声でその青年の……使い魔の名を叫んだ。
「ユキムラアァッッ!!!!」
ルイズは目を瞑る。


その時だった。


ルイズの目の前の床が砕け、見覚えのある赤い甲冑を着た男が飛び出してきたのは。

385 :異世界BASARA 3/4:2008/05/31(土) 21:49:11 ID:GHc+WxAp
「貴様……!」
ワルドは驚いたように呟いた。
床を突き破って現れた幸村がルイズの前に立ちはだかり、代わりにライトニング・クラウドを受けたのである。
「ユ、ユキムラ……」
「ルイズ殿、御無事でございますか?」
幸村はルイズに問い掛ける。ルイズは尻餅をついたまま、何度も頷いた。

「驚いた、まさかあれを受けて立っている者がいようとは」
と、ワルドが幸村を見て言った。
ワルドのライトニング・クラウドは、当たれば相手の命を奪う程の威力だ。
だが信じられない事に、直撃を受けたにもかかわらず幸村の体は多少火傷を負った程度であった。
原因は、彼の世界……戦国の日本での戦いだった。
奥州独眼竜や越後の龍との幾重にも渡る戦い……そして武田信玄による厳しい修行が、幸村の屈強な肉体を作り上げたのである。

「とはいえ、流石に体を動かすのは難しいようだな。ガンダールヴ?」
「くっ!」

ワルドの言葉通り、立っていた幸村はしばらくすると片膝をついてしまった。
それでも幸村は左手でデルフリンガーを引き抜き、右手に持った槍を構えてワルドを睨みつける。
「これはどういう事だワルド殿、国を……アンリエッタ殿を裏切るというのか!?」
「そうだ」
自分に何の非もないという顔でワルドは言った。
「この攻撃……レコン・キスタとやらに合図を送ったのもお主か!?」
「そうだ」
「何故だ!お主程の男が何故!!」


「だからこそ!ハルケギニアの将来に憂いたのだ!!」


言うと同時に、ワルドはウィンド・ブレイクを放った。

386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 21:52:25 ID:TyEGnoT1
おやかたさまぁ支援

387 :異世界BASARA 4/4:2008/05/31(土) 21:52:44 ID:GHc+WxAp
(いかん!)
咄嗟に幸村はルイズを突き飛ばす。
一足遅れて、ウィンド・ブレイクが幸村に命中した。
強力な風の衝撃は、幸村が叩きつけられた壁ごと破壊する。


壁の向こうは外。しかも、高所に位置していた。


「ぐおおぉっ!!」
幸村はそのまま吹き飛ばされ、上空に舞う。
ワルドは吹き飛んだ幸村を追う為、空けられた穴から外へ出て行った。


突き飛ばされたルイズは慌てて起き上がり、穴から外を覗いた。
辺りを覗うと、幸村の着込んだ赤い甲冑がルイズの目に止まる。
地上に激突したかと思われた幸村だったが、運良く城の外にあった塔のてっぺんに着地したようだ。
ルイズはホッと溜め息を吐く。

「娘っ子!安心してねぇで早く助けてくれ!」
と、崩れた城壁の瓦礫の中から声が聞こえた。
見てみると、瓦礫の下からデルフリンガーの刀身が覗いている。
幸村がウィンド・ブレイクを受けた拍子に手放してしまったようだ。
ルイズは瓦礫をどかし、デルフリンガーを助け出す。助け出されるやいなや、デルフリンガーは叫んだ。
「早く、早く俺を相棒の所に!」
ルイズはもう一度外に目を向ける。
塔に着地した幸村が、空中に浮かぶワルドと対峙していた。

388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 21:55:13 ID:RrdU+CGC
支援だ

389 :異世界BASARA:2008/05/31(土) 21:56:43 ID:GHc+WxAp
今回はここまでです。
次はワルドとの決着まで進めたいと思います。


…よく考えてみたら戦国BASARAの世界って足軽の強さも侮れないような気がするな…

390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 22:09:10 ID:STznRwpx
乙ー。

まあ、あっちの世界の足軽は盗んだ軍馬で走り出したり腹筋が六つに割れてたりするの
ばっかりだからなぁ。


391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 22:17:30 ID:mRjnBd2s
至近距離からショットガン受けたり、ガトリングで蜂の巣にさえても生きてるからなぁ。

392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 22:25:21 ID:cXu8X+lU
バサラさん乙
同じくトンデモ侍系でるろうに剣心の天剣の宗次郎を呼びたい。
自分の道を模索してる最中なので、試しに剣心の真似事で人助けとか
してくれるかも。

393 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 22:51:52 ID:iGKu3C+u
桃太郎侍で一つ

394 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 22:52:38 ID:lVTuh5Sq
バサラGJ!ワルド戦楽しみだ

395 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 23:13:19 ID:HY0LQ5TI
>>393
ttp://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/05/107003b901b6d2b750d0b2bfd8e23a30.jpg
と申すか

396 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 23:32:18 ID:u4w7VSID
>>395
目が……目が怖い!

397 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 23:32:44 ID:GKikhkRL
アスカってカタカナだとEVAのあの方に見えてまうな。もっとも惣流アスカの名の由来は砂姫明日香らしいからこっちが本家か
爆熱の方同様、もう諦めかけていた方々が投稿してくれてうれしい限り
明日香がヴィンダとすると一也がガンダあたりで…
魔法無効化能力+ガンダならある意味最強キャラ


398 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 23:32:48 ID:iGKu3C+u
昔の桃太郎は「鬼という理由だけでじゅうぶんだ!死ねぇ!」だからな

399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 23:36:48 ID:u4w7VSID
アスカというと
「飛鳥五郎を殺したのはお前か!」
つうのを思い出してしまう俺はオールドタイプ。

400 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 23:37:23 ID:PSVUrN38
というか、倒すべき朝敵を"鬼”と呼称したわけだから、
倒す理由を悩むこと自体があり得ないわけで。

401 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 23:38:09 ID:peP/p3WP
>>397
自然の力は無効化できないからエルフに負けるけどな

402 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 23:43:23 ID:DgSxeGni
「桃太郎 空の神兵」から召喚

ところで、アスカと言うと
「僕の名はアルバトロナル・エイジ・アスカ。ハルケギニアは狙われている」

403 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 23:44:56 ID:ZIhgG7bb
約束は守る時よりも破る時の方が刺激的で面白いんですね、わかります

404 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 23:45:28 ID:ggSAAJEd
確かクスコの聖女のねーちゃんは、
「アルバトロ・ミル・ジュリア・アスカ」だったよな?

405 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 23:46:01 ID:PSVUrN38
>>402
そして打ち切りですね。

406 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 23:47:16 ID:DVNVwYDd
何か、急かしている様で申し訳無いのですが
宵闇眩燈草紙の方、最近見ないのですが;
自分がこのスレを見る切欠作品なので、凄い楽しみにしてます
元々、原作が大好きな作品ので

407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 23:48:29 ID:iGKu3C+u
約束は破られる為にあるものだ

408 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 23:54:36 ID:H0qHvICa
爆熱の人お久しぶり&GJでした。

アスカって言うと変幻戦忍アスカな俺ガイル。
先生、復刻版の表紙絵柄変わり過ぎですw

409 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 23:54:54 ID:gFcwCoXx
>>399
「土くれのフーケ! 貴族ばかりを狙う凄腕の盗賊、そしてハルケギニアじゃ二番目のゴーレム使い!」

「なにぃ! じゃあ一番は誰だって言うんだい!?」

「ヒュ〜、チッチッチ」

なぜか早川がフーケのよりでかいゴーレムを練成。

こうですか?わかりません><

410 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 23:57:34 ID:BUJ42cHg
うーん、剣士系でいえばドラクエXからパパス
FF7からセフィロス(ジェノバのことを知る前)

なにより剣士だとデルフの出る幕があるからね。
>>392
縮地にガンダ補正が入ったら音速超えるんじゃないか
それはともかくデルフで抜刀術ってできるのか?

411 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 23:58:09 ID:xHWix6u7
怪傑ズバットか。懐かしいな。
あのOPソングが特撮の中でもかなり好きだなぁ。
まさに血みどろの復讐劇という感じがして。

412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 23:58:56 ID:vn8reOno
>>410
ゲマのメラゾーマでぬわる直前で召喚されるってか
だから死体残らなかったんだな

413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 23:58:54 ID:ggSAAJEd
>>409
紅茶噴いた〜
あいつなら、やりかねないw

414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 00:03:37 ID:bdJM9AC0
>>410
「くっ、何だ!? 左手が…ッ!?」

「大げさね。 使い魔のルーンが刻まれているだけよ」

「ぬわあああああああああああああああああああああ!!!!」

「えっ? あれ、ちょっと? ちょっとお!?」


『半裸の使い魔』 -完-



てことにw

415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 00:05:21 ID:PSVUrN38
>>392
人助けとかならともかく、サイトと同じ様に奴隷扱いなんかしてみ、
子供の頃のトラウマ抉り出して惨劇一直線だぜ。

416 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 00:11:39 ID:OwnfpXOt
改心後なら大丈夫・・・のはず

417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 00:11:52 ID:zpm1+kjc
他所様の二次創作キャラ勝手に召喚はやっぱだめでしょう。
では本来二次創作→商業出版化は

錬金術師ゲンドウ→福音の少年 ならば?
シンジあらため 御厨恵ならそれなりに活躍を…
シンジもどき少年がテンパッて召喚した反物質ドラゴンをルイズがエクスプロージョンでふっとばすとか

できれば暗黒歴史となってまった故ペンギン書房版で


418 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/01(日) 00:12:22 ID:r1lBOhJI
>>410
FF6のセリスに見えた。

セリスだと、素の能力で、デルフの魔法吸収を使える。
                (もしかしてデルフより有能?)

なんて事を考えてしまった。

419 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 00:17:43 ID:GmE7H5/3
>>417
めっ、でしょ!

ダメです。

420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 00:18:18 ID:DDWQ0dot
>>418
むしろ弱体じゃないかな
システム的なツッコミになるけど魔封剣の待機状態って攻撃も防御もできないし

421 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 00:19:24 ID:woD3MiFG
>>418
セリスの魔封剣は無差別で行動がふさがっちまう。
デルフの方がなんぼか便利だわ。

422 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 00:22:40 ID:zIjVDEgY
>>418
むしろデルフパワーで装備中は常時魔封剣。
周囲のメイジ(敵味方問わず)涙目だな・・・

でもセリスなら剣士としても強いし、元は常勝将軍なんて呼ばれてたんだから戦争で部隊率いて戦うなんてことも出来そうだ。

423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 00:25:48 ID:mkvWZPsi
ゲーム終盤はずいぶんと丸くなったよな、セリスさん。

424 :迷える使い魔:2008/06/01(日) 00:25:50 ID:AppVmVBc
すみません。稚拙ながら初投下させていただきます。

425 :迷える使い魔:2008/06/01(日) 00:26:34 ID:AppVmVBc
俺は道路に、仰向けで大の字のまま、夜空を眺めている。
一瞬、何が起こったのかわからなかった。
呆然としながら、夜空に打ち上げられ続ける花火を、俺は眺めた。
運転手が何かを叫んでいるようだが、よく、聞こえない。
血液が食道に逆流している、耳鳴りもする。
胸が焼けるように熱かった。
「ハハッ、フフフハハハハ」
俺は肩を、揺する様な感じで、力なく笑う。
俺はどこにも行けないのか。
花火が打ち上げられ続ける。
目蓋が重くなってくる。
硬いアスファルトも、寝てみれば案外良いベットじゃないか。
今は眠ろう。
俺は疲れた。
俺にはやる事があるんだ。
次ぎに目覚めたら、米軍基地で。
それから・・・・それから・・・・・








サウンドノベル街から高峰隆士が召喚されました

426 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 00:28:51 ID:dLgryvKv
原作のラストシーン捏造しただけで、召喚も何もしてないじゃないか

427 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 00:30:13 ID:orgIBzc9
初投下ってレベルじゃねーぞ!
続くのか?

428 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 00:34:55 ID:0HGFymte
テンプレに劣化コピペ禁止って入れるべきなのか?

429 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 00:35:33 ID:dLgryvKv
いつも燃料とか言ってハルケギニアと全然関係ない、名前だけゼロ魔のキャラに変えたパクリ会話やってる奴じゃないの?

430 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 00:37:07 ID:FNuRBO8P
>>425

次がんばれとだけ言っておく。

431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 00:48:28 ID:dD392qno
爆熱の使い魔の作者は結構気の利いた話を書くな。

432 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 00:49:00 ID:jVxiTnqZ
平気でパクるような人間は頑張らずに消えて欲しいです。

433 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 00:52:14 ID:MlBW8fNN
投下中・・・なのか?

434 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 01:03:05 ID:EL2OEXlt
>>432
頼むからアンカーつけてから言ってくれ……時間差がない事から仕方ないのだけど
直前レスと合わせて一瞬爆熱の作者がパクってると勘違いしかけたわぁ。
パクるってのは、>>424-425の事だよな?

435 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 01:16:19 ID:XmrdgwAS
今日はヤン提督のアレの日か…

そろそろ次の話が待ち遠しいぜ

436 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 01:24:09 ID:StrdhDkU
>>435
それを言うな〜!
フレデリカ、風邪ひいて発熱してたから、一緒に行けなかったんだよね…

437 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 01:37:33 ID:nGTANbOV
>>425
街で一番好きな隆士を・・・
おめーは俺を怒らせた!!



438 :ゼロな提督の作者:2008/06/01(日) 01:41:58 ID:qXKEkXKY
>>435
 期待されていろ所、申し訳ありません

 実は、そろそろ最終話が近い予定なので、一気に書き上げてる最中です

 つーか、期待に応えられるようなラストというのは、難しい・・・

 続きを書いては推敲を重ねてる最中でして、ちーと日にちが開くのをお許し下さい


 いや、別に濡れ場に力入れすぎて投下が怖くなったとか、そう言う事は無いですよ
 既に3話分くらい書き上げてますが、ラストまで更に2話は必要かなぁ・・・てとこです

 大幅な加筆修正もありうるので、いつ投稿出来るかは言いにくいです

439 :ゼロな提督の作者:2008/06/01(日) 01:44:13 ID:qXKEkXKY
と、偉そうな事をいいましたが・・・

ぶっちゃけ、ラストのオチが難しいワケですよ

スランプに陥る作者の気持ちが分かってしまうわけですorz

440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 01:53:59 ID:orgIBzc9
濡れ場と申したか

441 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 01:54:55 ID:rYa7fq2Z
ということは、このスレ的にはヤンがルイズの使い魔になるのは6月3日?
いや、ハルケギニアとカレンダーが違うんだろうけどw

442 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 01:55:11 ID:VNPFYJ68

要約:もうちょっとまって

443 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/01(日) 01:58:27 ID:xibpCQvB
そうか、今日はアンドリュー・フォークの命日か

444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 02:01:06 ID:9GXr+qf2
魔法陣グルグルよりニケ召喚

445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 02:37:45 ID:e2JsOvjX
ふとした疑問。
現在進行形の作品で、ラストが見えてきてるのってどれだけあるんだ?

446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 02:41:14 ID:wvla5Aat
>>445
原作からしてラストが見えてません。

447 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 02:44:55 ID:zgKKClJO
ラストが見えないんだったら、職人さんは何巻までの設定で書いてるんだろ?

448 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 03:06:40 ID:oeswFrEc
魔法陣グルグルならむしろサイトと一緒にギップルを召喚。あの世界はさぞかしクサそうだ。
そして折角サイトが心を震わせて頑張ろうとしても、ギップルの横槍で正気に戻って赤面。
ある意味、ガンダールブの天敵かもしれん。

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 04:39:41 ID:rOgNqRv7
遅れ馳せながら、爆熱の投下乙ですww
ボクは待っていましたよ…熱い男の闘いをwww

450 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 06:42:40 ID:m69174qU
>>417
>>419
商業化されてれば問題ないだろ。

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 06:55:44 ID:ZBz/k6KY
>>397 >>401
一也に超能力が効かないのは自然が味方してくれているからで、コレがそのままハルケギニアでも通用した場合、エルフの先住魔法も聞かない可能性が。
精霊が味方してくれるから。

452 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 07:52:56 ID:95V4tgfK
つーか、隆士はいつから米軍関係者になったんだよ
いつものネタにもならないパクリといい、ゼロ魔とクロス先侮辱するのもいい加減にしろ

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 07:57:30 ID:b6Urx8PN
明日香の人、タルブに眠るのはサイラスがいいなあ
あ、でもヨーヨー片手に暴れるシエスタも…
原作者の世界は全キャラほぼ同一世界観なんでありかと…

いや、まて「二人の明日香」でsケパン刑事はフィクションの世界だったか…


454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 08:01:12 ID:ntJWR4Zt
>>450
それ言い始めると、アニパロコミックで出版されたから、聖闘士星矢の2次創作から召喚してもいいよね、
とかgdgdになるぞ。
最初から公式スピンオフとして作られたもの以外はダメだろう。

455 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 08:05:41 ID:ZBz/k6KY
>>453
怪盗アマリリスでは「超少女明日香」が漫画として存在してたな。

でも「明日香」には沼先生出てくるんだよね。

456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 08:06:00 ID:95V4tgfK
そういや運営スレでテンプレにその辺追加しようって話がまとまってなかったか?

457 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 08:06:21 ID:3v7gRYUy
>>454
ダ星矢とかセ小次郎とかは2次には違いないけど、あれはあれで有りだと思うんだ。
能村とか。

458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 08:39:13 ID:bl2L3S3n
でも実在の芸能人をモデルにした?作品から呼ぶのはやばすぎねえ?
しかもジャニーズ

459 :水の使い魔Splash☆Star 第9話:2008/06/01(日) 08:42:58 ID:0bB0lFna
本日も「Yes!プリキュア5GoGo!」が終了した後(9:00頃)に投下します。
今回はタルブの宝探しです。

460 :水の使い魔Splash☆Star 第9話(1/6):2008/06/01(日) 09:00:07 ID:0bB0lFna
オスマン氏は王宮から届けられた1冊の本と1つの指輪を眺めていた。
古びた革の想定がなされた表紙はボロボロで、触っただけでも破れてしまいそうだった。
色あせた茶色のページは、色あせてくすんでおり、そこには何も書かれていなかった。
指輪の方は、大きな青い石が色あせた白金の台座の上で輝いている。
「これがトリステイン王家に伝わる『始祖の祈祷書』と『水のルビー』か…。」

そのとき、ノックの音がした。オスマン氏は秘書を雇わねばならんなと思いながら、来室を促した。
「鍵はかかっておらぬ。入ってきなさい。」
扉が開いて、一人のスレンダーな少女が入ってきた。
桃色がかったブロンドの髪に、鳶色の瞳。ルイズであった。
「私をお呼びと聞いたものですから…。」
オスマン氏は、ルイズに席に着くように言った。そして、重々しく口を開く。
「来月、アンリエッタ姫殿下がゲルマニア皇帝に輿入れすることを知っておるかな。」
ルイズは頷いた。もう、トリステインの国民全てが知っていることであろう。

その遠因は、アルビオン王国で起きた内乱。
『レコン・キスタ』を名乗るアルビオンの貴族派が、王政の打倒を掲げて反乱を起こしたのだ。
つい先日、アルビオン王国の首都『ニューキャッスル』が陥落し、王族は皆殺しにされた。
『レコン・キスタ』の指導者クロムウェルは、『新皇帝』を名乗り、国は『神聖アルビオン共和国』と名を変えた。
不可侵条約を結んでいるとはいえ、次に狙われるのがトリステインであることは、誰の目にも明らかだった。
強力な艦隊を持つアルビオンに、トリステイン1国では歯が立たない…。
それゆえ、隣国ゲルマニアと同盟を結ぶ必要があり、姫殿下が輿入れすることと相成ったのだ。

「結婚式典はゲルマニアのヴィンドボナで行われる予定じゃ。」
オスマン氏はそう言って、手に持った『始祖の祈祷書』と『水のルビー』をルイズに差し出した。
「これは?」
「トリステイン王家に伝わる『始祖の祈祷書』と『水のルビー』じゃ。
 王家の伝統により、王族の結婚式には貴族より選ばれし巫女を用意せねばならんのじゃ。
 選ばれた巫女は、『水のルビー』をはめた手に『始祖の祈祷書』を持ち式の詔をあげる慣わしになっておる。」
「は、はぁ。」
ルイズは、そこまで宮廷の作法に詳しくなかったので気のない返事をした。
「そして姫は、その巫女にミス・ヴァリエール、そなたを指名したのじゃ。」
「姫さまが?」
「その通りじゃ。巫女は、式の前より『始祖の祈祷書』を肌身離さず持ち歩き
 読み上げる詔を考えねばならぬ。これは大変に名誉なことじゃぞ。
 王族の式に立会い、詔をあげるなど一生に一度あるかないかじゃからな。」
ルイズは、アンリエッタ姫殿下と幼い頃に一緒に過ごしたことがあった。
だから、姫さまは式の巫女役に選んでくれたのだろう。ルイズはキッと顔を上げた。
「わかりました。その役目、謹んでお受けします。」



461 :水の使い魔Splash☆Star 第9話(2/6):2008/06/01(日) 09:00:38 ID:0bB0lFna
「里帰りねぇ…。」
「はい、まとまった休みが取れましたので、故郷のタルブに帰るんです。
 田舎の村ですけど、とても綺麗な平原と湖があって…。」
ヴェストリの広場で、旅装束のシエスタとシタターレがそんな話をしていると、建物からキュルケが現れた。
その手には1枚の地図が握られている。
「ねぇ、次はここにしましょうよ。」
「また?この間の『ブリージンガメル』なんて酷かったじゃない。
 雑魚がワラワラわいてうっとーしいわ、見つけた宝は安物のメダルだわ、今度は大丈夫でしょうね…。」

キュルケは最近『宝探し』にはまっていた。
最初は『アンドバリ』の指輪の情報を探すのだと、酒場や情報屋を回っていたのだが一向に成果はない。
その過程で「こんな秘宝がある」といった、いかにも胡散臭い地図を手に入れて
「あったらもうけもの」くらいのつもりでシタターレたちを冒険に引っ張りまわしているのだ。
シタターレも暇つぶし兼用心棒でくっついていくのだが、今まで碌な物を見つけていない。

「で、今度はなんなの?」
「タルブの村にある『竜の羽衣』よ。」
今聞いたばかりの地名が出てきたので、シタターレは思わずシエスタの方を向いた。
「知ってる?」
「あ、はい…。えと、どういったら良いか…。」
シエスタの説明は要領を得なかった。
とにかく村の外れに寺院があり、その中に『竜の羽衣』と呼ばれるものがあること。
「どうして『竜の羽衣』って呼ばれてるの?」
「それを纏ったものは、空を飛べるそうです。」
「ふーん、『風』系統のマジックアイテムかしら。」
「そんな、たいしたものじゃないです…。
 どこにでもある名ばかりの秘宝。ただ、地元の人はそれでもありがたがって…。」
「やけに詳しいわね。」
「実は…、それの持ち主、わたしのひいおじいちゃんだったんです。
 ある日、ふらりと私の村に、ひいおじいちゃんがあらわれたんだそうです。
 そして、その『竜の羽衣』で、東の地から私の村に飛んで来たって、そう言ったそうです。」

キュルケは目を輝かせてシエスタの話を聞いている。
「面白そうじゃない。あんた、その場所知ってるわよね。」
「は、はい。あ、で、でも…、」
「んじゃ、案内してよ。どうせ帰るんでしょ。」
「いいわね、タバサに頼んでシルフィード出してもらおうかしら。」



462 :水の使い魔Splash☆Star 第9話(3/6):2008/06/01(日) 09:01:09 ID:0bB0lFna
シタターレは、準備のために自分の小屋に戻った。
そうは言っても、少しばかりの私物を持っていくだけなのだが…。
小屋のドアを閉めたところで、後ろから彼女を呼ぶ声が聞こえた。
「ミズ・シタターレ、やっと見つけたぞ!」
彼女が振り向くと、そこには身長3メイルほどはありそうな大男が立っている。
明らかにハルケギニア製ではないトレーニングウェアと、金色の靴を履き、白い男爵ヒゲをたたえている。
「あら、キンちゃんじゃない。どしたの?こんな所まで、」
「お前が『水の泉』から、いきなりいなくなったので、わざわざ探しておったのだ!」

その男の名はキントレスキー、ミズ・シタターレと同じ『ダークフォール』の戦士である。
ルイズの『サモン・サーヴァント』によって、彼女が『水の泉』から消えて数十日もたつ。
連絡ひとつよこさず消えた彼女を探して、近くの世界を手当たり次第に駆け回っていたのだ。
「あ〜ら、もしかして心配してくれてんの?」
「ば、馬鹿を言うな!日課のランニングのついでだ。」
そういってキントレスキーは彼女から目をそらして咳払いをし、彼女に手を差し出す。
「さあ、ダークフォールに帰るぞ!」
「ねぇ、『太陽の泉』は見つかったの?」
「いや、まだだな…。」
「ったく、『かれっち』のやつ、相変わらずトロいわねぇ。」
「カレハーンの奴は、すでに滅びた…。
 『緑の郷』に伝説の戦士『プリキュア』があらわれて、カレハーンを倒したそうだ。
 今は、モエルンバが『緑の郷』に出向いているが、どうやら苦戦しているようだな。」
「へぇ、『かれっち』を倒すなんて、その『プリキュア』って奴、面白そうじゃない。
 でも、どっちにしても、私の出番はまだまだ先みたいね…。」

シタターレは少し考え込んだあと、顔の前に指を立てて軽く微笑んだ。
「んじゃ、もうしばらくこっちにいるわ。こっちの生活も中々楽しくってさぁ。
 なんか用事があったら呼びに来てよ。」

その表情を見たキントレスキーは心底驚いていた。
ミズ・シタターレは、彼と1、2を争う強者のはず…。
そもそも、ダークフォールの戦士がこんな無防備な顔で笑うなど見たことも聞いたこともない。
彼はしばらく呆気に取られていたが、シタターレが心配げな表情をしたので我に返った。
「あ、ああ…、では、アクダイカーン様には私から報告しておこう。なるべく早く帰ってくるのだぞ。」
「ありがと、キンちゃん。んじゃ、ちょっとタルブの村まで宝探しに行ってくるから、まったね〜。」
シタターレはそういって門の方へ歩いていった。
キントレスキーはその後姿をずっと見つめている。

「まったく…、相変わらず勝手な奴だ。しかし、無事で何よりだな、安心したぞ…。」



463 :水の使い魔Splash☆Star 第9話(4/6):2008/06/01(日) 09:01:41 ID:0bB0lFna
ルイズは、シタターレに詔の話をしようと本棟から裏庭の方へ向かっていた。
本棟の窓から見えたのは、シタターレが見慣れぬ大男と話している場面。
「誰だろう?」と思いながら、裏庭に出てみるとすでに彼女の姿はなかった。
そこにいるのはトロル鬼ほどもある体躯の大男。
見慣れぬ服装に、ヒゲをたくわえ、頭頂部近くまで刈り上げた髪…どう見ても不審人物だ…。
シタターレと話してたのだから、たぶん言葉は通じるだろう。

「あなた、見ない顔ね。ここは学院関係者以外立ち入り禁止よ!」
「そうか、それは申し訳ないことをした。素直に謝ろう。」
そういってキントレスキーは深々と頭を下げた。
相手が意外に簡単に非を認めたので、ルイズは少しビックリした。
「で、あなた何者なの?」
「私はキントレスキー、鉄のような意志と鋼の肉体を持つ男だ!」
「は、はぁ?、…じゃなくて!私が聞きたいのは…、」
「こちらが名乗ったのに、そちらは名乗らないのか?」
「…え?、そ、それもそうね。ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールよ。」
「やけに長い名前だな。覚えづらいぞ…。」
「大きなお世話よ!…って、この展開どこかであったような…、
 もう、そんなのどうでもいいわ。あなたは何しにこの学院に来たのよ?」
「ミズ・シタターレの居る場所を探していたのだが…、この小屋に住んでいるのか?」
「そうよ。あいつのねぐらはここ!
 そういえば、さっきあなたシタターレと話してたわよね。あいつがどこに行ったか知らない?」
「なんでも、タルブの宝探しがどうとか…。」

ルイズとキントレスキーが話していると、門の方からシルフィードが飛び立った。
背中に、キュルケ・タバサ・シエスタ、そしてシタターレをのせている。
「あっ!あの『馬鹿ターレ』!また勝手にフラフラ出歩いてっ!ちょっとは私の立場も考えなさいよっ!!」
ルイズは思わず、シタターレのほうへ向かって声を上げた。
…と、上から大男が自分を見下ろしているのに気づいて横を向いて咳払いをした。
「あなたも用が済んだなら、さっさと学院から出たほうがいいわね。
 先生にでも見つかったら、不審人物で捕まっちゃうわよ。」
ルイズはそういい残して、つかつかと寮の方へ歩き去った。

「まったく、どうやらここは騒々しい世界のようだな…、
 まぁ、せっかくきたのだ、『この世界』を1周してから帰るとしよう。」
キントレスキーは軽く跳躍して10メイルはある壁を乗り越えると、まっすぐに走り始めた。



464 :水の使い魔Splash☆Star 第9話(5/6):2008/06/01(日) 09:02:16 ID:0bB0lFna
シエスタの故郷、タルブの村の外れにある寺院に『竜の羽衣』は安置されていた。
というか、『竜の羽衣』を包み込むように寺院が建てられていた、といったほうが正しい。

「これが、竜の羽衣?まったく、こんなものが飛ぶはずないじゃないの…どう見てもインチキよね。」
キュルケは気がなさそうにその『竜の羽衣』を見つめていた。タバサは珍しく興味深そうに色々と見ている。
少し遅れて入ってきたシタターレは、『竜の羽衣』を見て目を丸くした。
「これ…『ひこうき』じゃない。」
「知ってるの?」
「『緑の郷』じゃ、こういうのが時々飛んでるのよ。向こうで見るのはもっと大きいけどさ。」
「『緑の郷』って、あなたが来たっていう東方の事よね。そこじゃ、こんなものが飛んでるっていうの?
 ドラゴンやワイバーンだってはばたくから飛ぶのよ。こんな翼で飛べるわけないでしょう。」
「何言ってんのよ。この辺だってたまに大きなフネが飛んでるじゃない!」
「それもそうね。…風石でも積んでるってことかしら。」
「さぁ、そこまではよくわかんないけど…。」
シタターレは、そういいながら『竜の羽衣』を触ってみた。
すると突然、頭の中に、この『ひこうき』の情報が流れ込んでくる。
「これ、壊れてはないみたいね。多分飛べるわよ…。」
「確かに『固定化』がかかってるみたいだから、そのまま残って…って、え?飛べる!?本当に!」
「ええ、でも、なんかエネルギー源が足りないみたい…。」
「んじゃ風石でも持ってくれば…ってか、何でそんなことがわかるのよ!?」

そういえば、なんでこんなことを知ってるんだろう。
ミズ・シタターレは首をかしげた。額が熱い、その額にあるルーンが輝きを放っているのだ。
これも『ミョズなんとか』の力だろうか?
彼女はあちこち触ってみて、燃料タンクの蓋らしきところを見つけた。
「あれ?動かない。ここ開くはずなのに…このっ!」
「あ、『固定化』がかかってるから動かないのね。タバサ、解除してみて。」
タバサが杖を繰ると、『竜の羽衣』は一瞬だけ光を放って元に戻った。
シタターレは燃料タンクの蓋を開け、中を覗いた。
「これが、『ひこうき』のエネルギー源みたいね。底に少し残ってるわよ。」
シタターレが指を鳴らすと、タンクの底に残っていたガソリンが球になって浮かび上がった。
タバサが空の水筒を取り出し、それでガソリンを受ける。
『固定化』のかかった飛行機の中にあったものだから、ガソリンはまだ変質していない。

「油か…。こいつは専門外だわ。そういや、モエルンバは『緑の郷』だったわね…。」
「うぁ、変なにおい…。でも、この匂い、どっかで嗅いだような。」
「…コルベール先生の装置。」
タバサの言葉に、キュルケはついこの間の授業のことを思い出した。
コルベール先生が『愉快なヘビ君』という装置を作ったのだ。
特別な油を気化させ、『発火』の呪文を連続で唱えることによって動かす装置。
その「気化した油」の独特な匂いは、確かにこの油の匂いに似ている。
何かを思いついたキュルケの頬がにんまりと崩れてくる。

「あの、この『竜の羽衣』…本当に飛ぶんですか?」
「多分ね。動かし方もなんとなくわかるし…、あの油が用意できれば、だけど。」
「ふふ、よーし、これで一儲けできそうよ!!
 シエスタ。これもらっていい?儲けは山分けってことで。」



465 :水の使い魔Splash☆Star 第9話(6/6):2008/06/01(日) 09:02:50 ID:0bB0lFna
さすがにシエスタの一存では決められず、日も暮れるので、その夜はシエスタの生家に泊まることになった。
駅馬車で4日かけて帰るはずだった娘が、貴族と一緒に風竜に乗って帰郷したのを見たシエスタの両親は、
目を丸くして平身低頭の大騒ぎである。
貴族の客をお泊めするというので、村長までが挨拶に来る騒ぎにまでなった。

シエスタは8人兄弟の長女である。久しぶりに家族に包まれた彼女は幸せそうでとても楽しそうだった。
夜は近くの湖でとれた魚を使った料理とタルブ名物のワインがふるまわれた。
学院の料理に比べればはるかに質素なものの、愛情あふれる純朴な味と、シエスタの家族のもてなしに、
一行はすっかりリラックスして、楽しいひと時を過ごした。
裏庭では、シエスタの弟達が桶にいっぱいの魚をシルフィードに振舞った。
シルフィードはきゅいきゅいと鳴きながら、器用に前足を使って桶の中の魚を掴みあげて口に運んだ。
シルフィードが魚を取り上げるたび、シエスタの弟達は歓声を上げて目を輝かせている。

食事が終わった後、キュルケは『竜の羽衣』の話をシエスタの父親に切り出した。
父親の話によると、シエスタの曽祖父は、生前に自分で墓を作り「その銘を読めたものに『竜の羽衣』を託す」と言い残したそうだ。その墓は、村の近くの共同墓地にあるらしい。
キュルケたちは、明日の朝、曽祖父の墓を見にいくことにし、宿の礼を言って一晩を過ごした。

次の日の朝早く、シタターレは村のそばに広がる平原を見つめていた。
朝日が草原の向こうの森から昇ってくる。辺りは本当にだだっ広い平原だった。
ところどころに花が咲いていて、朝露が日の光を反射してキラキラ輝いている。
湖の方から吹き寄せる風が、水の匂いを運び、草の匂いと混じって涼やかな香りを運んでくる。
湖面は底が見えるほど透きとおっていて、涼やかな風は小さな波を立てている。
なるほど、シエスタが『綺麗な平原と湖』と言ったのもわかる話だ…。
そんなことを考えながら伸びをしていると、シエスタがやってきた。
いつものメイド服とは違う、茶色のスカートに木の靴、そして木綿の草色のシャツ、
目の前の草原のような、陽の香りのする格好だった。

「う〜ん、いい風ね。こういうのを見てると『世界を滅ぼす』のがもったいなくなっちゃうわね。」
「え、なんですか?シタターレさん。」
「全ての命は『いつか』必ず滅びる…。そして全ての世界は『いつか』必ず滅びる…。
 そして、全てが消えてしまうのよ。偉大なるアクダイカーン様によってね。」
「…えと、言ってることがよくわかりません。私は学のない平民ですから…。
 『いつか』って未来の話ですよね。そんな先のことなんて、あんまり考えたことありません。
 …学院でご奉公して、お金を貯めて…
 …『いつか』好きな人ができたら、そのお金でこの湖の畔に家を建てて…それくらいです。」
そういってシエスタは笑った。
その笑顔を見て、シタターレは胸に小さな痛みを感じた。それは、彼女がはじめて感じる『痛み』…。
モエルンバが『太陽の泉』を見つけて滅ぼせば、近くにある世界の『生命の息吹』は全て止まる。
おそらく、このハルケギニアも例外ではないだろう。
…目の前にいるシエスタも、おチビちゃんも、学院のみんなも…。

「あれ、どうしたんですか?あ、あのもしかして気を悪くされたんでしたら謝ります。」
シエスタが心配そうにシタターレを覗き込んでいる。
「な、なんでもないわよ。モエルンバが『太陽の泉』を見つけるのが遅くなったらいいわね。」
「え?なんです…、太陽?」
「あんたの家ができたら、遊びに行くって話よ。」
「はい、大歓迎しちゃいます!」

シエスタの家からキュルケとタバサが準備を終えて出てきた。
シタターレとシエスタは向かい合ってにっこりと笑うと、手を振って仲間を呼んだ。



466 :水の使い魔Splash☆Star 第9話:2008/06/01(日) 09:03:27 ID:0bB0lFna
今回はここまでです。

タルブまで話が飛びましたが、2巻の内容は「手紙の一件が起きなかった」と考えてください。
・ワルド子爵は未だにグリフォン隊の隊長です。(そのうち登場する予定です。)
・レコン・キスタによってニューキャッスルは陥落しています。
・手紙はレコン・キスタには渡っていません。(ウェールズが最後の晩餐の後に焼いた、くらいで宜しく。)

『竜の羽衣』の正体は原作どおりゼロ戦です。


467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 09:20:47 ID:YjC3j5H6
水の人乙です。
ミョズニョンニョンは零戦の使い方もわかるんですな。

しかし「馬鹿ターレ」か、ここのルイズはセンスあるなw

468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 09:30:16 ID:PQPCQRzN
>>454
詳しくは知らんけど、確か当初エヴァの二次として書かれたけどあまりに出来が良かったため
登場人物を全員オリジナルに差し替えて出版したって話だよな?
大体元々エヴァのキャラを流用した半ばオリジナル作品だったようだし、
登場人物が指し変わった時点でエヴァとは事実上何の関係も無くなってるんだから別にかまわないんじゃないかと。


469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 09:46:16 ID:4R4Xq4VE
水の人朝一に投下お疲れ様です。

さて、茶を濁すようで悪いが小ネタを一個投下する。

470 :水の使い魔Splash☆Star 第10話:2008/06/01(日) 09:46:30 ID:0bB0lFna
ご飯食べて一休みしたので、10:00より第10話いきます。

471 :水の使い魔Splash☆Star 第10話:2008/06/01(日) 09:47:22 ID:0bB0lFna
>>469
すみません、そちらの投下が終わるまで待ちます。

472 :闇の廊下、裁きの者。:2008/06/01(日) 09:48:10 ID:4R4Xq4VE
ガショーンガショーン―――

頭の中でまたあの音が響く。
二日前から聞こえ初め以来ずっと悩まされている。

あの日は丁度進級テストを兼ねた春の使い魔召喚の儀式であった。
皆は意気揚々と杖を振り呪文を唱え、ヘビ、蛙、バクベアーなどを呼び出していった。

やがて無口で定評のある『雪風』のタバサの召喚が終わり、私の番となった。
自慢じゃないが、私は初歩であるコモン・マジックですら成功したことがない。生まれてからまだ一度もだ。
なら何故こんな学院にいるのだと言えば、実習以外成績が良いためである。
しかしそれよりも自分は公爵家の末女であるためやはりコネという部分が多いのだろう。

そうまでしてここに居る私はたまに自己険悪に陥るときがある。
どうしてメイジ失格である自分は貴族として存在しているのだろうか?
メイジや貴族を偽っているような私は近い将来裁かれるのでは…とありもしないことを考えている。

そんな事を考えながら私は杖を気障ったらしく振り上げ、使い魔召喚の呪文を詠唱する。
詠唱が完了し杖を振り下ろし、あっという間もなく閃光が辺り一帯に走り、盛大な爆発を起こした。


ここまでは普通だった、そうココまでは。
失敗したのだろうか?私はそう思い、煙立ちこめる視界の中目を擦り、開けた。

ガショーンガショーン…ガシェン、ガシェン。
ふと耳に聞き慣れない音が響いた。


なんだろうかと顔を歪め、爆発の中心地を見るがそこには何もいない。
使い魔が召喚早々逃げ出したか、そう思いその場に近づこうとしたが…動かない。

473 :闇の廊下、裁きの者。:2008/06/01(日) 09:49:15 ID:4R4Xq4VE
なんだろうかと顔を歪め、爆発の中心地を見るがそこには何もいない。
使い魔が召喚早々逃げ出したか、そう思いその場に近づこうとしたが…動かない。

身体が動かない、比喩ではなく文字通りからだが地面から出ている大木のように固まっている。
動かない自分自身を必死に振り回し、やっとのことで身体が動いたとき、自分の『後ろ』にいつの間にかいた自分の『使い魔』を爆煙越しに拝むことが出来た。
その姿に『平民』だと感じたがその考えは呆気なく変更された。

――――以上だったのだ、そいつの姿が。
所々赤黒い染みを作っているシャツ、猿のような長い手には灰色の手袋。
そして頭には『赤い三角形の兜』――――――――――――――――――――いや、『赤い三角形の頭』なのだろうか?

いつの間に?と、驚愕したがそいつは再び煙の中に姿を消していった。


やがて煙が晴れた頃にはそいつはその場におらず、周りの生徒達は私の使い魔がいない事を馬鹿にし始めた。
生徒の近くで私を見守っていた教師のコルベールが沈痛な面持ちでこちらに寄ってきた。
「ミス・ヴァリエール…貴方の使い魔は?」
どうしようか?素直に…消えました。と言いたいがあんな奴を使い魔―――違う、生き物ですらないアレを召喚したとは私のプライドが認めなかった。
そう結論付け、私は首を横に振り再度召喚の許可を得た。


あの後、何回やっても成功ならず、いよいよ日が落ちてくる時間に迫ったとき、この続きはまた後日となった。
溜息を吐きながら私はトコトコと自室へと戻っていった。
階段の踊り場であざ笑っているキュルケやモンモランシーには目もくれず、私は階段を上っていく。
やがて階段が終わり、多くの扉がある廊下へとたどり着いたとき――


474 :闇の廊下、裁きの者。:2008/06/01(日) 09:50:17 ID:4R4Xq4VE
ガショーンガショーン……ガショーンガショーン。

再びあの音が鳴り響いた、それもこの空間全体に…
私は腰のベルトから杖を―――といっても他の貴族達とは違い余り役に立たなそうだが――を抜き辺りを見回す。
自分の視界からは音が何処から出ているのか分からず、私は杖を構えながら廊下を黙々と歩き始めた。

やがて中間地点と思われる場所まで進んだとき、前方から足音が聞こえてきた。
自分と同じ音を聞いた生徒が居るのだろうかと思ったがそれは違った。
                           . .
――――再び私の目の前にあの三角形の何かが現れた。
靴音も出さず、迫り寄ってくる。左手には細長い大きな鉄の串、それは血で輝いている。
何故かその姿が『コワイ』と感じた。

私は今まで感じたことのない純粋な恐怖に駆り立てられ、声でなく心が悲鳴を上げながら踵を返し今通ってきた道を戻っていった。
全速力で逃げているにもかかわらず、そいつはゆっくりとした歩みで近づいてきている。


あの後私はなんとか自室に入り危機を逃れた。
それからである、あの音が聞こえ始めたのは…
この音が聞こえるたびに廊下から謎の足音が聞こえ、食堂で昼食を食べているときには遠くからアレがじっとこちらを見つめている。
しかし、今になって思い返せばあの姿は何処かで見たような気がした…ずっと小さい頃に。

はて?と思ったとき、部屋に飾ってある家族の肖像画を見て思い出した。
確か父が一度だけ連れて行ってくれた絵画展に飾られていた。

暗い感じの絵で、槍で刺し貫かれた大勢の人達が鉄の格子に詰められている。
そしてあの三角頭のアイツがデカデカと描かれ、手にはあの時持っていた血まみれの槍。

タイトルは…『霧の日、裁きの―――――――――



ガショーン――――――――――

475 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 09:53:23 ID:4R4Xq4VE
以上小ネタ投下終了。
サイレントヒル2からレッド・ピラミッド・シングですた。
以前何スレ構えに▲様の話題が出ていたのでついつい…

後水の人、十時頃からの投下楽しみにして




▲↑ガショーン

476 :水の使い魔Splash☆Star 第10話:2008/06/01(日) 09:57:29 ID:0bB0lFna
▲さま乙です。
サイレントヒルはわかりませんが、やばそうな奴ですね。

それでは予定通り10:00より投下します

477 :水の使い魔Splash☆Star 第10話(1/3):2008/06/01(日) 10:00:32 ID:0bB0lFna
シタターレたちがタルブの村に『竜の羽衣』を探しに行ってから3週間ほどの月日が流れた。

ルイズは『水のルビー』をはめ、『始祖の祈祷書』を手に持ち、シタターレを連れて王宮からの馬車を待っていた。
アンリエッタ姫殿下の結婚式場であるゲルマニアへルイズたちを運ぶ馬車だ。
だが、朝もやの中魔法学院にやってきたのは息を切らせた一人の使者だった。
彼は、オスマン氏の居室をルイズたちに尋ねると足早に駆けていった。
ルイズとシタターレは、そのただならぬ雰囲気に顔を見合わせた。
一体何があったんだろうと、ふたりは使者の後を追いかけて走り出した。

オスマン氏は、式に参加するための用意で忙しかった。
猛烈な勢いで書類を片付けていた。部屋の中では休暇を終えたシエスタがオスマン氏の荷物をまとめている。
その部屋の扉が激しく叩かれた。
「誰じゃね。」
返事をするより早く、王宮からの使者は飛び込んできた。大声で口上を述べる。
「王宮からです!申し上げます!アルビオンがトリステインに宣戦布告!姫殿下の式は無期延期になりました!
 王軍は、現在ラ・ロシェ−ルに展開中!したがって学院におきましては生徒及び職員の禁足令を願います!」
オスマン氏は顔色を変えた。
「宣戦布告じゃと?戦争かね?」
「いかにも、敵はタルブの村を焼き、タルブの平原に陣を張って、ラ・ロシェール付近に展開した
 我が軍とにらみ合っております。」
そのとき、部屋の隅でカランと音がした。シエスタが手にした荷物を落としたのだ。
「そ、それ本当なんですか!」
シエスタが蒼白になって使者に問いかけた。オスマン氏はしまったと顔をしかめた。
使者の勢いと、あまりの内容に、メイドのことを忘れていたのだ。
「おそらく、本当じゃな。君は寮に帰って待機しておきなさい。おって触れを出すまで、この件は口外しないように!」


学院長室の扉に張り付いて、聞き耳を立てていたふたりは顔を見合わせた。
…と、扉が開いたので、思わず数歩下がって中から見えない位置まで動く…。
部屋から出てきたのは、真っ青になったシエスタ。
扉を閉めたところで、目の前にシタターレがいるのに気づくと、彼女はシタターレにすがりついた。

「村が、タルブの村が…戦争で焼かれてるって…。
 お願い!シタターレさん。村を、村のみんなを助けて!!」
ルイズがシエスタを落ち着かせようとするが、動転したシエスタは涙ながらに続ける。
「お金なら、私のたくわえを全部払います!足りなかったらお給金も全部あげます…!なんでもします!
 だからお願い、お父さんとお母さんと…みんなを助けて!!
 だって、みんなが死んだら…、わたし、わたし…。」

ミズ・シタターレは、何も喋らずシエスタの話を聞いていた。
そして、顔を上げると手を高々と差し上げる。
「ば、馬鹿っ!あんたまさk…」
ルイズは片手に『始祖の祈祷書』を抱えたまま、シタターレを止めようと右手を伸ばす。
その手がシタターレの体に触れた瞬間…。3人は学院の廊下から消えた。



478 :水の使い魔Splash☆Star 第10話(2/3):2008/06/01(日) 10:01:07 ID:0bB0lFna
次の瞬間、3人が見たのは無残に変わり果てたタルブの村だった。

綺麗だったブドウ畑の柵は倒され…
収穫前の畑は踏み荒らされ…、
家畜たちの屍骸がそこかしこに転がり…、
そこかしこの家から黒煙が上がり…、
硝煙と硫黄と草や肉の焼ける匂いが辺り一面に漂っている…。

「いや…、いやぁぁっ!!」
実家が燃えているのを目の当たりにしたシエスタが悲鳴を上げて、家に飛び込もうとした。
あわててルイズがシエスタを引きとめ、口を押さえる。

ミズ・シタターレは呆然とした表情で、村と平原を見つめていた。
アルビオン軍が陣を張るタルブの平原からは、そこかしこで白煙が上がり、爆発のようなものが見える。
涼やかな風も、芳しい草の匂いも、そこにはない…。
あるのは怒号と、喧騒と、戦いの匂いだけ…。
美しかった村はずれの森に向かって、一匹の龍騎士が炎を吐きかけた。ぶわっと森が燃え上がる。

シタターレは、わなわなと震える手を空にかざした。
すると、晴れ渡った空に黒雲がむくむくとあらわれ、激しい雨が降り始めた。
その雨は…、みるみるうちに、村と、森と、平原の炎を消していく…。
実家から上がっていた炎が消えるのを見たシエスタはルイズを振りほどき、家に駆け込んだ。
あわててルイズは追いかけて家に入る。
「お父さんっ!お母さんっ!!」

…シエスタは、手袋がこげるのも構わず、まだ熱いノブを回してドアを開けた…。
…シエスタは、必死で家族の名前を呼んだ…。
…シエスタは、全ての部屋のドアを開けて、呼び続けた…。

「誰か…誰か、返事して…、おねがい…。」


最後の裏口のドアを開けたところでシエスタはがっくりと膝をついた。
そこに、ようやく追いついたルイズが、彼女の口をふさいで家の中に引っ張り込む。
「近くに敵がいるかもしれないのよ、あんた死にたいの?」
ルイズがシエスタの耳に口を近づけて囁くと、シエスタは力なくうなづいた。
藁葺きの屋根は半分以上焼けていて、雨が彼女達を濡らしていく。
ルイズは、とりあえず雨の当たらない位置まで移動してシエスタを寝かせた。
今の声はアルビオン兵に聞かれただろうか?
シタターレはどうしてるんだろう?
まさか、彼女がアルビオン兵ごときに遅れをとるとは思わないけど…。
とりあえず、シエスタが落ち着いたら、安全な場所を聞いて移動しなければならない。
ルイズはずっと持っている『始祖の祈祷書』を握り締めると、杖を抜いて周囲を見回した。



479 :水の使い魔Splash☆Star 第10話(3/3):2008/06/01(日) 10:01:38 ID:0bB0lFna
ミズ・シタターレは、呆然と空を見上げている。
上空では、いきなりの豪雨に竜騎士たちが隊列を乱しながらも、何とか立て直そうとしていた。

ミズ・シタターレは、その竜騎士たちを憤怒の表情で睨みつけている。
彼女の頭の中に次々と感情があふれ、彼女の目に情景が浮かんだ。
…美しく、自然に満ち溢れた『水の泉』…、
…彼女が滅ぼし、枯れ果てた『水の泉』…、
…美しかったタルブの平原…、
…彼女達をもてなしてくれたシエスタの家族…、
…そして、全てが燃えている、今のタルブ…、

冷たい雨にぬれる彼女の頬に、なにか熱いものが流れた…。


「全ての生命は…『いつか』必ず滅びる…、
 全ての世界は…『いつか』必ず滅びる…。
 でもね!それが『いつ』かを決めるのは、
 偉大なるアクダイカーン様と、その下僕であるこのわたくしの役目なの!!
 この村の人たちは、まだ滅びるべきじゃないわっ!!!」


ミズ・シタターレの額のルーンが輝きを放ち、その体から光が立ち上った。
その光の先…、黒雲の中から姿を現したのは巨大な水の龍!
ハルケギニアのドラゴンとは違う姿、長い体と短い手足を持ち、透き通るような水で体を形作られた青い龍!
その顔だけでも小型のドラゴンほどあり、体の長さは300メイルをはるかに越す水龍が、雲より降りてくる!

巨大な水龍は、アルビオンの竜騎士に次々と襲いかかった。
いきなりの豪雨に隊列から外れた竜騎士は、水龍の突進の前にあえなく弾き飛ばされた。
火竜の騎士は、ブレスを吐かせようとしたが、この雨ではいつもの半分も威力が出せない。
風竜の騎士は、その速さで逃げようとしたが、この雨ではいつもの半分の速度は出せない。
正体不明の水龍に襲われたアルビオンの竜騎士隊は散り散りになり、次々と叩き落されていく。


「す、すごい…天下無双を歌われたアルビオンの竜騎士が虫みたいに落ちていく…。」
ルイズは抜けた屋根から空を見上げて呟いた。
さっきの光は、シタターレのいる辺りから立ち上った。
じゃあ、あれはシタターレの力なの?あいつに何があったの?
ルイズは、やっと落ち着いたシエスタを起こすと、家の外、シタターレのいる方ををうかがった。

水龍が竜騎士たちを全て叩き落すと、雨は止み、黒雲は晴れて太陽が顔を覗かせた。
シタターレは、まだずっと空を見上げている。
その顔が濡れているのは、雨のせいだけではなかった。


彼女は、まだ気づいていない。
先程、自分が言ったことの、大いなる矛盾を…。
今日、自分が何のために戦ったのかを…。
そして、その頬に流れる熱いものの意味を…。



480 :水の使い魔Splash☆Star 第10話:2008/06/01(日) 10:03:43 ID:0bB0lFna
今回はここまでです。
タルブ編は、もう1回だけ続きます。
(残念ながらまだ書けてません、今日中に書き上がらなかったら来週ですね)

ちなみにシタターレが召喚したのは、Splash☆Star第32話(プリキュアとの決戦)で使った水龍ウザイナー。
本編では、学校のグラウンドの全周位ありましたから、全長は多分400mくらいじゃないでしょうか。
キュアイーグレットはこいつの突進を正面から受け止めて投げ飛ばしてるんだよなぁ…。


481 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 10:13:37 ID:wXBDvCc5
B-2ステルス爆撃機が全長50mくらいだったっけか

うん
でかいな水龍

482 :水の使い魔Splash☆Star 第10話:2008/06/01(日) 10:17:18 ID:0bB0lFna
誤字発見しました…orz

第10話(3/3)
×:いつもの半分の速度は出せない。
○:いつもの半分の速度も出せない。

483 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 10:27:21 ID:quDWiYTc
ボーイング747で全長69m、全幅70mだったっけ。
でかいな水龍でかいな

484 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 10:47:04 ID:bl2L3S3n
宇宙戦艦ヤマトが全長265.8m 全幅34.6m
でかいな水龍

485 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 11:00:01 ID:O9pdUe+R
遅れたけど爆熱の使い魔帰ってきたんだ。
不敗のほうも帰ってこないかな。

486 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 11:02:09 ID:quDWiYTc
エアバスA380で全長73m、全幅80mだな。
アントノフAn-225で全長84m、全幅89m。
16両編成の新幹線で25m×16=400m。

水龍がでかいのか新幹線が長いのか

487 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 11:09:30 ID:OpUgbjJv
水竜が新大阪駅のプラットホームに入ってくる姿を想像した

488 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 12:09:16 ID:ntJWR4Zt
プリキュアはZに入ったぐらいのドラゴンボールキャラぐらいのイメージだな。
もう何があっても驚かないよ!

489 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 13:04:14 ID:YObIDsEf
最初の二人組もビルよりでっかいやつを波動拳でふっとばしてたからなプリキュア
見た目や小手先の技のショボさだけでは計り知れない戦闘能力

490 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 13:09:43 ID:w4YTccCV
>>469
遅ればせながら▲氏、乙です。
言いだしっぺとしては小ネタであろうと▲が見れるのは嬉しい限り。
とりあえずこのルイズには学院の宝物庫からこれを進呈

つ[アーケード版の無限リロード拳銃]

491 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 13:18:19 ID:wEKeu6Kr
じゃあ俺はこれを

つ3の隠し武器の魔法少女コスチューム

492 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 13:26:42 ID:OAFoWW9U
>345
漁業や畜産も、保存や輸送というかたちで世話になってるんじゃない?
生だとあっという間に腐るから、内陸へ運ぶには冷凍なり乾燥なりさせないといけないし

493 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 13:28:27 ID:YfomHQ1/
>>489
無印は純粋にパワーで戦ってたもんな

494 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 13:30:48 ID:I8QOR4co
>>475
あの裁く者つーか執行人(三角頭)が持ってた武器って凄くでかい鉈じゃなかったっけ?
しかしこれだけじゃ物足りないので続き希望

495 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 13:33:25 ID:YObIDsEf
>生だとあっという間に腐るから、内陸へ運ぶには冷凍なり乾燥なりさせないといけないし
氷が作れるというだけで文化や生活レベルがかなりアップするんだよな実際

496 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 13:34:53 ID:X9LzDO/Z
塩漬けとか砂糖漬けにして運んでいるんだよ多分

497 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 13:37:21 ID:4ViO9CZ6
>>495
バック・トゥ・ザ・フューチャーのドクが
でっかい装置使って氷つくってたけど
実際蒸気機関だけで氷作ろうとおもったらああなるのかな?

498 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 13:43:35 ID:o7ODL9OI
そういや、以前アトリエのヘルミーナ召喚の話で、平民の酒場に製氷機作って渡したら喜ばれたって話があったよな。

499 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 13:45:55 ID:jKpFtZ0d
>>498
鯖の砂糖漬けと申したか

500 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 13:46:25 ID:jKpFtZ0d
おう。
安価ミス>>496

501 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 13:47:22 ID:YObIDsEf
考えてみれば空調や汚水の濾過も周囲に影響無く行えている
防疫の点から見てもかなりすごい
そういやトイレはどうなってるんだ

502 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 13:48:17 ID:X9LzDO/Z
果物は砂糖漬けだろ

503 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 13:50:02 ID:jsi6eqIy
ファンタジー世界にトイレ問題は付き物だな

504 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 13:52:33 ID:apgxy+lI
地産地消、その土地で取れたものを食うのが普通だろ。
海が近くになくても川魚を食えばいいんだし。
あとは塩漬け、燻製なんかに加工して運ぶか。

505 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 13:52:43 ID:DDWQ0dot
錬金で汚物の有効活用とかできそうだけど
よくあるSFものの食品転換みたいなやつで

506 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 13:54:43 ID:w4YTccCV
食べ物といえば、お茶はあるけど米はないのかな。
リゾットだのパエリアだのがあれば、あるんだろうけど…。
なんだかんだ言っても日本人はお米族だし、白米なんか出されたらお茶以上にサイトは喜びそうだが。

507 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 13:55:21 ID:HXUTMLoM
現実の中世ヨーロッパだと道にばらまいておけば通りすがりの放し飼い豚がそのうち食べる、だからなぁ>汚物処理

508 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 13:55:41 ID:jsi6eqIy
>>504
漁村にも領主はいるだろうから
領主が儲けたり王家に献上したりって目的で協力してるとか

509 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 13:59:15 ID:apgxy+lI
>>508
だとしても、それは貴族や王族に売る為の魚に限定されてるだろうな。
平民が食べる魚にまでそんな処理はしてられんだろう。

貴族サマの人件費を価格に転嫁してりゃ、平民の口に入る値段にはできんだろう。

510 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 13:59:55 ID:wEKeu6Kr
江戸に来た外人がまずびびったのが
街の衛生状態がヨーロッパとは比べ物にならないくらいいいということだったそうだからな

江戸時代の日本のリサイクルっぷりは異常
灰に至るまで無駄なく再利用してた

511 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 14:07:31 ID:7tI+YEiW
>>509
貴族が魔法で社会システムを支えてるとかいうけど、
有限の精神力でいったいどれ程のことができるのかって話だよな。


貴族の社会を貴族の魔法で支えてるって程度じゃないのかね?
そして平民は平民で、自分たちの技術や労働力で自分たちの社会を支えてて。

512 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 14:11:32 ID:PBAVcIvC
>>510
憧れますな

513 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 14:22:23 ID:KfJiknjw
ハルケギニアのトイレ事情は中世ヨーロッパ準拠のおまる使用で道ばたに汚物を捨てる仕様なのか
ローマ帝国時代のように下水道が普及してるのか、日本の江戸時代のようにくみ取り循環システムなのか
どれかだとは思うが、まぁ無難なファンタジー世界だと下水道通ってるんだろうなぁ…
個人的には汚物が道ばたに溢れてたほうがおもしろいが

514 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 14:25:35 ID:DZAjisEJ
>>中世ヨーロッパ準拠のおまる使用で道ばたに汚物を捨てる仕様なのか
中世ヨーロッパも下水道ですが…

515 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 14:30:20 ID:quDWiYTc
そして火の魔法で消毒して回る奴がいるんですね。
識別のために髪型をモヒカンにしているんですね、分かります。

516 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 14:31:47 ID:95V4tgfK
もう錬金で堆肥に変えてるってことでいいよ
オールド・オスマンは毎日セクハラばかりして遊んでるように見えるけど、朝一でンコとお見合いしてるからそれでストレス発散してるんだってことで

517 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 14:32:10 ID:UN7X/Uo3
コレラだかペストだかが流行ったから下水道に蓋したんだっけか。

518 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 14:34:14 ID:UN7X/Uo3
>>515
汚物は消d(ry
というのが浮かぶ前にメタルマックス2のテッドブロイラーが頭に浮かんだ。

519 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 14:43:16 ID:EYk5kR4J
5巻の252ページに排水溝って書いてあるの見つけた。

520 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 14:45:45 ID:95V4tgfK
アンアンがバカなのもその芳しい香を嗅ぎすぎて脳が侵食されたから、
アルビオンの王党派が死にたがってたのもその重労働から解放されたかったから、
ワルドが魔法衛士隊長で公爵家の婿という将来が約束された地位を捨てたのもその過酷な責務に耐えられなかったから、
ルイズが蔑まれてたのも貴族の仕事の半分以上を占める基本かつ重要な役目をこなせないから。
これでいいだろ?

521 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 14:51:13 ID:orgIBzc9
そこでオスマンは都市改造に乗り出し、上下水道を施設した
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%B3

522 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 14:53:38 ID:OGlPF2rd
中世ヨーロッパをモデルにしていると思うからやっぱ食生活は脂質の高い欧米型だと思うので、
ルイズはあんなにロリロリな可愛い顔して体臭きついのかな。

523 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 14:54:06 ID:ntJWR4Zt
>>507
それ中近世だけ。もう少し前は道に物を捨てたら罰せられてた。

524 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 14:56:11 ID:ntJWR4Zt
まぁ、ファンタジーな世界だと下水道がないと困るからね。

下水道でモンスター退治したり、下水道から城塞都市に潜入したりできないと。

525 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 14:58:12 ID:dMcxgmVs
>>515
ウンコは焼くとかえって物凄い匂いになるそうだ

都市伝説には下水道に捨てられたワニとか変な生き物が棲み付いてるなんてのがあるが
ハルケギニアの都市伝説にもそんなのがあるのかな

526 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 14:58:40 ID:PdDchYkF
下水道から古代遺跡が見つかったり、下水掃除中にビホルダーと遭遇したりしないとなぁ

527 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 15:01:41 ID:et+9QOES
下水道で鈴の音がして血の雨が降るんだな

528 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 15:02:51 ID:wvNmEORJ
>>522
そこはあれだ、香水でごまかしてるんだよ。

529 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 15:03:39 ID:OGlPF2rd
シタン先生とドキドキ☆缶詰工場リポートと申したか

530 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 15:05:25 ID:m69174qU
>>526
気の触れたマンティコアとか?

531 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 15:08:14 ID:orgIBzc9
イヤンバカン様かいな
懐かしいのう

532 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 15:08:55 ID:OGlPF2rd
>528
中世ヨーロッパの貴族の間で香水が流行ったのもきつい体臭を誤魔化すためだよな
風呂に入る習慣がない(というよりなくなった)から身体はばっちいし、あの豪奢なドレスは
蚤がたんまり巣食ってるしな

533 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 15:10:53 ID:dMcxgmVs
日本人ほど清潔な民族はいないからな
水が多いから風呂にも困らんし火山が多いから温泉だって豊富だ

534 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 15:11:29 ID:1eG2cHtI
>>523
ローマとかの都会ならともかく、パリやロンドンあたりの田舎だとそうでもなかったんじゃ……

535 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 15:11:47 ID:cncrIrk4
学院にはちゃんとでっかい浴場あるし、現代中世とハルケギニアは全く別物だと思うぞ

…2次元の世界に何、現実織り混ぜてんのさ馬鹿馬鹿しい……

536 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 15:12:27 ID:OGlPF2rd
くぎゅのロリロリヴォイス幼女なのに腋の臭いがきっついのはむしろご褒美と考えるべきか…
オラなんだかすっげえわくわくしてきたぞ

537 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 15:13:33 ID:AQiD6ajT
という思考停止が一番ば(ry

538 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 15:14:30 ID:Het1/JBi
つまりあなたはこう仰りたいのですね
「二次元キャラは排泄行為なんて汚らわしいことしません!」と

539 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 15:15:18 ID:DZAjisEJ
>>532
>>中世ヨーロッパの貴族の間で香水が流行ったのもきつい体臭を誤魔化すためだよな
それは入浴の習慣が廃れた中世「以後」の話だけど。
>>534
ロンドンでは道にゴミをすてると重い罰金が捨てた奴だけでなく近所にも連帯責任として科せられていた。
だから道にこっそりゴミを捨てた奴が隣人達からリンチを受けて殺されたと言う話しもある。

540 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 15:15:58 ID:1eG2cHtI
本格的なファンタジーならともかく、日本人が書いた、しかもライトノベルのナンチャッテファンタジーなんだから、
ヨーロッパ風の印象を持った、現代日本と考えてほぼ間違いはないだろうな。

「当たり前」が存在しない世界を構成するとは思えん。

541 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 15:16:14 ID:cncrIrk4
>>538
ルイズがう○こする訳無いだろ

ピンク色の卵みたいなのがお尻から出てくるんだよ

542 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 15:17:34 ID:wvNmEORJ
臭いの問題も魔法で対策済なんだろうな

543 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 15:21:07 ID:Het1/JBi
>541
そっちのがグロくないか、おいw

544 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 15:23:31 ID:HTlA62ld
>>541
ガシャポン生ませようぜ?
中にはコミックアライブの抱えた読者プレ用の邪神の在庫が(ry

545 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 15:28:30 ID:cncrIrk4
>>544
て事はルイズに邪神像食わせるのか!?

546 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 15:29:46 ID:X9LzDO/Z
ウンコの匂いを無くすサプリがあるくらいだから
貴族はそういうのを摂取してウンコとかおしっこの匂いを抑えているんだよ

547 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 15:29:57 ID:quDWiYTc
ルイズがフィギュアになるってことでよくね?
ちょうどピンク髪でツンデレだし

548 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 15:33:27 ID:YcRm3PNp
>>245
モッコス様召喚と申したか


549 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 15:43:45 ID:xsXJYMmU
音無くす魔法があるんだから匂い無くす魔法もありそうだよね。
そもそも魔法で体も清めてそうだし。

ルイズがそれを出来るかは置いといて。

550 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 15:45:06 ID:OmQzsNPV
>>533
明治ごろの寒村の写真をみると農村は小汚いイメージしかないな


551 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 15:51:41 ID:arRePKpO
>>550
お前さんにとっては小汚いってのは風呂の習慣が無かったり道端にウンコが落ちてるのと同じなのか
何があったのか知らないが強く生きろよ

552 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 16:08:08 ID:1eG2cHtI
>>550
あのレベルで小汚いと思うからこそ、きれい好きな民族なのだよ。

おまえが見た写真がどんなものか知らんが、
俺の知る限りでは世界的には及第点のものばかりだったぞ。

553 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 16:14:36 ID:Hmh7G9f9
何この変な流れ。

554 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 16:15:21 ID:BbrtUlR5
中世の衛生事情を語るスレはここですね。


555 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 16:25:41 ID:rJFxoj9b
>>551
冬場はまるまる風呂に入らず過ごした地方もあるぞ。
毎日毎日お湯を沸かす事が不可能なんだから。

っつかいい加減スレ違いだ、
これ以上やるなら他所へ行け。

556 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 16:31:12 ID:41pSDb8k
マジレスすれば、上下水道完備だと思われるし、汚水処理も完璧だろうね
そういう事もメイジなら出来るだろうし、
土メイジさえ居れば下水道のような地下工事も危険じゃない
水メイジさえ居れば浄水処理もお手の物ってモンでしょう

557 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 16:35:43 ID:cN82rlrZ
>>553 軍板の自Fスレで誰にも相手にされてないアホがこっちに涌いてるんだよ。

558 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 16:36:16 ID:PBAVcIvC
リッシュモン氏が逃げてた通路は専用トンネルだっけ?下水道だっけ?

559 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 16:37:50 ID:95V4tgfK
この世界の魔法って異様に応用範囲が広いからなー
そりゃ技術が発達する余地もなくなるわな、必要そのものがないんだから

560 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 16:39:31 ID:lfTTO4zJ
頼むから避難スレの方に行って論じてくれ…。

561 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 16:39:41 ID:EYk5kR4J
>>558
専用トンネルだけど排水溝と繋がってる。

>>559
必要は発明の母って的を射てるよな。

562 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 16:42:25 ID:PBAVcIvC
>>561
おつ、喉の小骨が取れた。

563 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 16:44:42 ID:X9LzDO/Z
ガンダム試作3号機(デンドロビウム)が呼ばれました

564 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 16:52:07 ID:EYk5kR4J
デンドロビウムの花言葉は、わがままな美人

565 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 17:03:16 ID:X9LzDO/Z
呼ばれるなら THE-O だろうが・・・

566 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 17:12:38 ID:4zl3sTh8
別の世界から落ちてきた異質な技術、具体的には真・魔装機神で登場した『右腕』とかが存在した場合。
ハルケギニアは魔法に頼りきりでろくに科学や技術が発展しなかったが、それを解析しないのはおかしいのではないだろうか。
何しろ六千年、コルベールのように『新しい可能性』を模索する人間が居なかったはずが無い。

……ダンバインとサイバスター、どちらになるだろうか。

567 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 17:16:06 ID:TXuOBKKj
機械自体ロクに発達してないから解析すら出来ない可能性もある

568 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 17:19:06 ID:woD3MiFG
裏側に“65個の”美しい宝石が散りばめられた
人間の使う盾ほどの仮面を召喚すれば技術力の上昇もすぐさ。

569 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 17:26:58 ID:EYk5kR4J
冥王計画ゼオライマーから氷室美久召喚のプロットを組んでるが
心理描写が難しい難しい


>>566
ヨルムンちゃん的に考えて才バスター
(エルフの魔法が精霊との契約やらなんやらだったし)

570 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 17:30:14 ID:QxQYRRhI
>>569
最終的にブリミルがそれもこれも全部私だって言えばいいんじゃね?

571 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 17:30:24 ID:Het1/JBi
>566
解析ってのは「それが何の為に、どういう概念で作られたか」を理解し、なおかつその技術に迫る以上のレベルの技術を持ってないと無理
ハルケギニアのレベルではそれができないからロケットランチャーを見て破壊の杖なんてトンチキな名前付けてたんだろ?

572 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 17:34:50 ID:Het1/JBi
そういう点からするとコッパゲの柔軟性や学習能力、応用力は異常
奴こそまさに生まれる世界と時代を間違えた男

573 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 17:38:58 ID:PBAVcIvC
>>568
1個抜いとけ、危ないから

574 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 17:39:31 ID:oJri1bqn
>>572
あれで若かったらどっかの主人公みたいなキャラしてるしな
暗い過去持ちで実力を秘めた火属性のトライアングルにして現魔法学院の教師
なんだろう寒気がする

575 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 17:41:33 ID:EYk5kR4J
>>572
魔法を極める過程で物理や熱力学を学んでいったんじゃね?
それを持ち前の好奇心と研究で開花していったんだと思う

576 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 17:42:40 ID:QxQYRRhI
>>574
色々居る、暗い過去と秘めた実力を持つ普段は昼行灯だけど実は凄い主人公(美形)も
時が経てばコッパゲに成り下がるのかw

577 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 17:44:12 ID:TXuOBKKj
キュルケは男を見る目があったわけだな

578 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 17:45:45 ID:PBAVcIvC
むしろコッパゲは髪の毛と引き替えに頭脳が開花したんだろう

579 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 17:47:46 ID:TXuOBKKj
ゴッドハンドに髪の毛を捧げて頭の良さを得るコッパゲ氏を想像して噴いた

でもコルベール先生には何年も研究してきたっていうバックボーンがあるからな
サイトが来てなかったらただの変人で終わってただろうし

580 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 17:58:13 ID:5WgiBTe1
>>556
魔法でそれが可能であることと、それを制度として維持し続けることの間には大きな差があるのだが。
一人のメイジの精神力でできることに限界があるってのもそうだが、

果たして汚水処理の仕事をする貴族なんているのだろうか?

魔法学園の生徒を見てて、こいつらが卒業してそんな底辺の仕事をするってのは想像つかん。




没落したメイジは、貴族を辞めるところから裏家業に一直線で底辺の仕事に就くとかないみたいだし。

581 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 18:01:51 ID:YjC3j5H6
>>556
貴族が汚物だの汚水だのを処理する仕事をやるのか?って疑問が・・・
そもそも、あの世界の貴族の仕事は政治と防衛と教師と武具職人以外はなにがあるんだろうね?

考えられるのは医者と、あと壺とか作る人くらい。
他は領地からの税収があるからNEETかな?

582 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 18:02:38 ID:TXuOBKKj
そりゃ魔法学園にいけるってことは
ある程度親に財力があるってことだし(タバサは事情が少々特殊だが)

583 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 18:05:51 ID:90PY9Mr5
中世ヨーロッパが不衛生なのは清貧を尊びすぎて体を清潔に保つことすら
贅沢扱いされたからという話を聞いて、じゃあキリスト教のないファンタジー世界なら大丈夫!
とその他の諸事情を無視して考える俺の脳は間違いなくお花畑。

584 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 18:07:07 ID:Gh8r6BVM
つか、原作中でその手の描写ってあったか?

土木作業とか、農業や運輸の仕事をしてるメイジの描写って。

585 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 18:11:37 ID:oJri1bqn
>>584
何故か工事現場で働くオルフェノク思い出した
あの人なら割と普通にハルケギニアでもいけそうな気がする

586 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 18:15:03 ID:EYk5kR4J
>>584
描写はないけどラ・ロシェールの建物はスクウェアクラスのメイジが作ったと言っている。

587 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 18:17:42 ID:6LpcNhlI
亀だが、
>>518
様を付けろよポリタン野郎!

588 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 18:19:04 ID:ekjURzB9
武器製造にしても怪しいな。
錬金でギーシュみたいに金属を剣等の形にして適当に装飾品くっ付けて終わりとかじゃない?
奴らが汗水垂らして金属を打ったり金型に鋳込んでいる光景が全く浮かばん。

589 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 18:22:12 ID:DRKNoDEP
メイジが社会を動かしてる、メイジがいないと平民も飢えて死ぬってのはメイジ側の自己申告に過ぎないんじゃね?



590 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 18:23:18 ID:oJri1bqn
そういえばゼロ戦運ぶのは竜騎士?がやってなかった?

591 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 18:23:46 ID:PBAVcIvC
実質はメイジがいると便利、ぐらいじゃないの?

592 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 18:24:17 ID:DRKNoDEP
>>588
ゲルマニアの”高名”な刀匠が造った剣とやらもナマクラだったしなw

593 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 18:27:20 ID:QxQYRRhI
>>592
そういう口上が使えるってことは、名刀の類は貴族の錬金によるものなんだろう

ていうか、この手の話題はなんどループしたか分からないし避難所でやろうぜ

594 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 18:28:10 ID:41pSDb8k
>>556,561
まず貴族全員が誰からも尊敬される仕事をしているとは限らんでしょ
例え貴族であっても上役以外はそんなに良い思いをしているとは思えませんよ

一人で出来ないとか以前に大規模事業は普通一人ではやらないでしょう
システムや制度として魔法が活用されるなら、専門の業者があってもおかしくないでしょうね

595 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 18:28:48 ID:DRKNoDEP
お上は、我々がいなければ下々の者は生きていけぬと思い込むけど、
実際は下々の者がいないとお上が生きていけないってのが正解だったりするんだよな。

596 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 18:33:48 ID:n0G7Kf39
舞台背景(ハルケギニアの政体・技術・思想等)については
設定・考察スレ(ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9616/1211898392/)でやったら?

最近、この手の話題でループしてないか

597 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 18:34:13 ID:n47zSihx
お貴族様でも、その道を極める変態エンジニアみたいな奴は、
平民の同志変態エンジニアと仲良く仕事してそうだがなw

598 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 18:35:47 ID:zmdYCCoq
>>589
それってトリステインだけでしか通じない常識だったりして。
お隣じゃ平民だって認められてるようだし。

599 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 18:41:12 ID:4SPmjc6b
確かに、平民が貴族のお陰で暮らせているって描写、全く無いもんな

迷惑を被ってるのは多いけどw

600 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 18:46:34 ID:cncrIrk4
いい加減設定議論スレに行ってもらえんかね

601 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 18:51:32 ID:AQiD6ajT
>>599
防衛とか治安はメイジでないと駄目だろう

命を守って貰うってのは大きいぞ

602 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 18:52:23 ID:orgIBzc9
変態エンジニアね・・・
すでにいろいろ来てるが、マッドサイエンティストを召喚するとしたら誰がいいかな?

603 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 18:55:30 ID:Mudlcff8
>>602
スカさんとかどうだr(ry

604 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 18:56:43 ID:4SPmjc6b
>>601
だがしかし、

そもそも戦争をおっぱじめるのは貴族なんだ。
そして村がオーク鬼に占拠されても守ってくれないんだ。

605 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:01:37 ID:DZAjisEJ
>>604
>596

606 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:02:01 ID:4SPmjc6b
>>602
Dr.マシリト

607 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:08:41 ID:5Uyy4rR+
避難所にドクターワイリーが来ている。
アンドバリの指輪を使わないで世界征服しようとする変人だが。

608 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:09:25 ID:QxQYRRhI
>>606
アラレちゃんとガッチャンさえいなければ彼が世界征服を
ライトニングクラウドでメカ暴走してぶっとんでいきそうな気がするなあw

609 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:11:38 ID:rBqOG7lN
>>602
ポルシェ
アインシュタイン
オッペンハイマー
ノイマン
この辺?

610 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:14:59 ID:w4YTccCV
マッドサイエンティストか……

ゼロつながりで『ゾンビ屋れい子』の零本白栄とか
“運命の弾丸”でクリーチャー軍団を作ったり、自らもクリーチャー化した“キュエーン”ルイズが

611 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:15:25 ID:iqaNG6WH
>>602
大山トチロー
真田さんは小ネタですでにあるな。7万相手に多弾頭砲で一蹴。

612 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:15:45 ID:cncrIrk4
>>602
とにかく無敵の大大大大大大天サ〜イ

613 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:16:42 ID:mkvWZPsi
>>612
お前はただの天災だろうが。

614 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:25:58 ID:Bfdyr8ae
ハルケギニアには基礎技術が無いんだから、どんな天才科学者や天才技術者を呼んでも、
大して役には立たんだろう。
それこそレオナルド・ダ・ビンチみたいに、発明狂の変人で終わってしまうのが落ちだ。

615 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:26:29 ID:quDWiYTc
>>609
>ノイマン
ほかの誰かがサイトを召還していたら、持っていたノートPCを見て涙しそうだな

616 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:40:09 ID:HggjhovQ
日本の一部町工場の加工精度は世界一ィィィ!

>614
だな、仮に精密な設計図を用意できても、それに必要な部品を調達できなければ作れない
錬金で作っても、武器屋のあれを見る限り鋳鉄並の強度しかないみたいだし
ドラえもんの道具みたいに設計図と適当な鉄くず放り込むだけでなんでも作ってくれるってんなら話は別だが

617 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:44:24 ID:QxQYRRhI
強度に関しては固定化で補えるんじゃない?
まあ優れた研究者であり技術者であり技能者であるのが創作でのマッドサイエンティストじゃないかなw

618 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:46:40 ID:HggjhovQ
例えばブラックジャックを喚んだって、顕微鏡がなければ病原菌の特定は出来ないし、人工心肺装置がなければ心臓手術はできない
使える≠作れる≠設計できるだから

何?神の手を持つ男、セニョール・ゼロなら問題ない?
彼の場合性格的に大きな問題があるようなw;

619 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:46:49 ID:iqaNG6WH
>>602
灼眼のシャナの教授こと、探耽求究ダンタリオン。
マッドさでは最高、正確には科学じゃなくて我学だが、こいつならどこでも研究は続けるだろう。

620 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:48:45 ID:HggjhovQ
>617
固定化では強度は上げられないんじゃない?
だからコッパゲも物理攻撃が弱点って言ってたんだし
フーケが苦戦してたのは、壁自体が予想以上に分厚くて頑丈だったからでしょ

621 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:55:06 ID:q94lDo5o
強度を上げるのは硬化だよな。十四巻で出てきた。

622 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:59:52 ID:HggjhovQ
学院の宝物庫には固定化だけで硬化を掛けていなかったところからすると、同時には掛けられないのかな
もし重ね掛け可能なら、念には念を入れて掛けておかない意味がないんだし
何せあそこは国の名を冠する魔法学院、優秀なメイジが大量にいる場所なんだから術者の調達には苦労しないはず

623 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 20:01:46 ID:rYa7fq2Z
>>621
ノボルが勘違いした、ってことはないよね

624 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 20:02:20 ID:qkAYTOkm
>>614
ダンバインのショット・ウェポンは数年を費やしてラース・ワウに機械の館を建ててもらい、スタッフを教育して技術レベルを引き上げた。
要は双方に根気と熱意があれば何とかなると思いますが、いかに?

625 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 20:05:24 ID:QxQYRRhI
>>622
優れた盗賊であるはずのおマチさんがコッパゲに聞くまで知らなかったんだから普通は出来るんじゃないかな
ただ金をケチったとかそんな理由じゃない?実際弱いといってもフーケのゴーレムでも破壊できない程度の硬度はあるわけだし

626 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 20:05:35 ID:HggjhovQ
まず短期的な成果を見せて有効性を認識させないとスポンサーが付かないぞ
でないとコッパゲが最初に教室へ愉快なへび君を持ち込んだときのように「何の意味があるんだそれ?」と鼻で笑われる
ただでさえバイストンウェルと違って魔法という下手な科学技術より優れた軍事力があるんだから

627 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 20:07:16 ID:n47zSihx
炭素鋼作るだけでも面倒なのになあ
またさらにクロムだのニッケルだの…

628 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 20:08:13 ID:quDWiYTc
製鉄所まるまる召還したらいいんじゃね?

629 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 20:08:19 ID:HggjhovQ
>625
予算の問題はないでしょ
だってあそこはメイジだらけの魔法学院、他所から術者を呼ぶ必要なんて無い
教師使うなり、オールド・オスマン本人がやるなりすればタダで出来るんだぞ?
王家から預かった貴重品もあるんだから、マンドクセなんて言わずにやるだろう、普通

630 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 20:09:47 ID:n47zSihx
>628
電力インフラもなw

631 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 20:14:53 ID:QxQYRRhI
>>629
えー、普通何をするにも手当てが必要でしょう
何かあると大変だからボランティアで補えってのは栄えある組織としてどうかと思うよ
あんなにでっかい物に魔法をかけるとなると片手間というわけにはいかないんじゃない?

それに弱点といっても殆ど問題にならない弱点じゃないか

632 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 20:21:46 ID:DERnRGnL
>>602

バック・トゥ・ザ・フューチャーのドクだろ。

633 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 20:22:21 ID:YObIDsEf
>どんな天才科学者や天才技術者を呼んでも、
>大して役には立たんだろう。
ほとんど何も無い状態から数週間で宇宙船作り出して小惑星脱出したキャプテン・フューチャーなら

634 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 20:24:07 ID:cHgWldlS
重工業系の技術だと魔法があるから「で?」で終わりそうだから
まずは紡績技術とかのがよさそう。

ところで今のTシャツみたいな綿編み物が作られ始めたのっていつから?
才人の服装ってどう見ても平民の一言で片付けられたけど
織物と変わらん目の細かさの編み物って結構衝撃的だと思うんだが

635 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 20:27:41 ID:QxQYRRhI
>>633
彼も大概バケモノだよなあw

636 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 20:34:00 ID:KnIVDDNb
>>568
そりゃ、人間側の努力じゃなくて、歴史を操ってそうしてるだけだろう。

637 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 20:38:27 ID:arRePKpO
>>632
西部開拓時代の技術力でタイムマシン作ってたもんな

638 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 20:39:27 ID:w4YTccCV
以前、ルイズに魔法の師匠がついて『史上最強の弟子』になるって話題があったが、
もしタバサに師匠がつくならやっぱり暗殺術の師匠だろうか。

……それでパッと思いつくのがストリートファイターの元とKOFのオズワルド…格闘一辺倒すぎだな…

639 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 20:40:59 ID:PBAVcIvC
国王相手にするなら鍛えるべきは個人戦より謀略だろう

640 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 20:41:17 ID:mkvWZPsi
アクマがこんにちわ の人、最近見ないね
どうしてるんかな〜

641 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 20:43:07 ID:PBAVcIvC
還ってこない作家さん達はハルケギニアに召還されてる

642 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 20:44:48 ID:41pSDb8k
案外小ネタ投下しているかも

643 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 20:47:01 ID:kXszbXpe
>>623
昔、明らかに目が見えてたはずのキャラが
「生来目が見えぬ!」と言い出した漫画があってだね。

644 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 20:55:04 ID:90Nq1HC9
>>643
なにぃ!?
知っているのか、雷電!!

645 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 20:56:00 ID:YObIDsEf
目が見えないのは月光だ

646 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 20:58:14 ID:3TyHPUh0
お前は、目が見えぬのか?

647 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:02:36 ID:aOOP/VBd
>>646
だが心の目は見えている!

648 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:04:14 ID:PjTisd3r
パタリロ世界の科学者なら余裕で発明するだろうな。

649 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:05:41 ID:i4xwVvZK
盲目などのハンディキャップをもった使い魔っていたかな。
平民としての雑用も困難ならルイズの絶望は計り知れないな。
バトル漫画とかならむしろ長所になってたりもするけど。

650 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:07:37 ID:w4YTccCV
盲目盲目いうから
「この目か!? この目がおまえ達に我の全てを知らせたか!? ならば目などいらぬわ!!」
って自分の目を潰すジョゼフを想像しちゃったじゃないか。
鳴き声はもちろん「おぎゃああああああああああああああ!!」で。

651 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:13:00 ID:kXszbXpe
>>649
絶望というか……それで平民なら、100%虐待すると思う。
初期ルイズはかなり性格アレだから。

652 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:14:30 ID:NUFOkTiU
>>649
姉妹スレにはいるな

653 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:14:35 ID:oJri1bqn
>>649
泣き虫サクラちゃん呼ぼうか

654 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:16:29 ID:GhzXn+sM
発明でもなんでも基礎になってるのは数学だから
仮に異世界のオーバーテクノロジーを持ちこんでも
基礎知識になる数学理論がなければ作り方だけ
教わった所で失伝した時点で再現不能になると思う。

655 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:16:37 ID:w4YTccCV
>>649
黄金の蜂蜜酒でも飲ませればいいんじゃね?

656 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:16:51 ID:I8QOR4co
>>652
奴はその代わり異常なまでに聴力が優れてるし、何よりスタンドが使える

657 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:17:00 ID:R4yrmZGi
>>653
おめぇ、それ平民呼ばないわw
あの姿みて平民呼べるのってどんだけゆとりだwww

658 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:17:03 ID:ie88by+4
盲目ってーとクライベイビーなサクラさんが召喚されてなかったっけ?
不便とか絶望とかってレベルじゃねーけどな、あのドSMじゃw

あと男達の使い魔にあの生来目が見えない人も居るはず。

盲目って事でラバン先生呼ぼうぜ。もちろんデモベの方の。
「レディ、私は教授と呼ばれる人間で、事実教育者を自負している。
 ゆえにキミが望むなら、おぞましい異界の魔術を伝授してもかまわんが―――
 さて、キミにそれを受け取る勇気と覚悟はあるかね?」

659 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:18:12 ID:3TyHPUh0
>>651
シグルイより伊良子が召喚されました

660 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:18:24 ID:myGVDX2r
>>649
剣聖ハボリム呼ぼうか

661 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:21:33 ID:Lss+lzph
>>658
その異界の魔術を使う本人がそのおぞましさに自分で眼を抉るぐらいなのに
ルイズが習ったらどうなるんだ、良くて発狂。悪ければキ○ガイか?

662 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:22:16 ID:shJkF1jw
>>661
桃色の髪をした乗り手のデモンベインがいた

663 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:22:37 ID:aOOP/VBd
目隠しに近眼って書いてある盲剣の十本刀の一人をだな



664 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:24:53 ID:FRZhc3Hz
>>568
遅レスだが、ちょっ、それだめえ!

絶える事の無い戦乱のハルケになってしまふ。




新刊って、出るのだろうか?
つか、主人公が居る限り白の女王とか騎士とか僧侶とか出番なくね?


665 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:26:18 ID:ssH34r90
胴体真っ二つの状態で召喚ですね
わかります

666 :ピノキオの大冒険 ◆raTa7DwsRU :2008/06/01(日) 21:26:48 ID:/dxJo0HH
投下予告です
30分からいいでしょうか?

667 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:26:52 ID:oJri1bqn
>>657
いやほら、ルイズなら意地を張る感じで
「へ、平民の癖に!」くらいは言うかな、と。

668 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:27:54 ID:+nDwUcud

>>649
デアデビルが召喚されました。
盲目ですが超感覚で戦闘から雑事まで、なんでもこなすクライムファイターです。

ただ、X−MENやスパイディに比べ、ひたすらマイナーですが orz

669 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:27:57 ID:bMfp4sQt
>>661
問題無い。魔導書の主は只一人の例外もなく発狂者だ
要は生き残れれば良いんだよ

なお、真の○○○○は記す事さえ憚られるので悪しからず

670 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:28:01 ID:R4yrmZGi
>>568
黒でも白でも嫌すぎる。
 
>>664
第二部のアグの大河以降はなかったことにしようぜ。

671 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:29:41 ID:Afin/rnG
>>666
さあ来たまえ

672 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:29:42 ID:I8QOR4co
>>666
待ってたぜ!
支援回路ON!!


673 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:30:58 ID:w4YTccCV
>>668
レーダーセンスだっけ
今度映画見てみようかな

>>666
待ってました! チェンジ チェンジ ゴー ゴゴーゴー !

674 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:31:01 ID:CPbIx0VY
投下予告あったら雑談やめろ
支援

675 :ピノキオの大冒険 ◆raTa7DwsRU :2008/06/01(日) 21:34:05 ID:/dxJo0HH
ジローがヴェストリの広場に到着するのと同時にギーシュは大きく手を広げ、まるで舞台の俳優のように声高らかに決闘の宣言を行った。

「諸君、決闘だ!」

ギーシュの声に反応するかのように、広場に集まった生徒たちは歓声を上げた。それに対して、ギーシュは手を振って答え、そしてジローへと振り返った。
広場はまるでローマのコロッセオのような盛り上がりだった。よほど娯楽に飢えていたのかもしれない。

「逃げずにやってきたことは褒めてやろう」
「……」

余裕の表れなのか、どこと無く芝居じみた仕草で言った。それもそのはず、ギーシュに限らず、メイジにとって平民は賤しい存在だからだ。どこに恐怖する要因があろうか?
ギーシュが華麗な仕草で薔薇を振るうと、花びらは一瞬にして甲冑をまとった人形を作り出す。

「僕の二つ名は『青銅』、したがって作りだすのは青銅のゴーレム『ワルキューレ』だ。君の相手はこれが勤める。僕はメイジだからね、魔法を使って戦わせて貰うが、構わないだろう?」
「あぁ、構わない」
「そうかい、それじゃぁ始めようか?」

それが決闘開始の合図となった。
ギーシュが薔薇を振るうとワルキューレは勢いよくジローに向かって走り出し、その拳を突き出した。本来ならこれで勝負がつく、駄目ならもう二、三発ほど拳を食らわせれば片がつく、ギーシュはそう思っていた。だが、そう上手くはいかなかった。
ジローは突進してくるワルキューレの拳をかわし、ワルキューレに足を掛けた。結果、ワルキューレは無様に転び、広場に金属がぶつかる音が響いただけだった。

「な……」

静まり返る広場、誰しもギーシュのワルキューレの一撃で勝負がつくと思っていた、いや、とことん嬲るつもりだった。しかし、結果は見ての通り、ワルキューレが無様な姿をさらすことになった。

「これで終わりなのか?」
「な、何を言っているんだい? 確かに、少々無様な姿をさらしてしまったが、余興と考えれば楽しいものさ。すぐに方がついてしまっては、興ざめだからね」

そう、多少想定外の事は起きたが、自分の絶対的有利は変わらない。ギーシュは即座にワルキューレの態勢を整え、ジローに向かわせる。先ほどの失態を再び招かないためにも
今度のワルキューレの動きは素早かった。そして次の瞬間……豪快な金属音と共にワルキューレは再び地に伏した。

「な、な……」
「おい、ギーシュ! 何やってるんだ!」

狼狽するギーシュとそれを叱責する周りの生徒。こんなはずではない、たかが平民、ワルキューレの一体だけで十分だ。そう考え、多少なりとも手加減はしていたが、まさかここまで失態を繰り返すとは思わなかった。
あってはならない、平民相手にこれ以上無様な姿をさらすのは彼のプライドが許さなかった。

「中々、動ける平民のようだね。僕もそろそろ本気を出さなければいけないようだ」

ギーシュは薔薇を振ると六枚の花びらをワルキューレへと『錬金』した。少々、優雅ではないが、これは決闘、今度は手加減なしだ。

「いけ!」

ギーシュの勇ましい声が響いた。
しかし、向かってくるワルキューレを見てもジローは慌てなかった。金属製にしては中々素早い動きのようだが、
ジローにしてみればそれはまさにあくびが出るスピードだからである。これならば、自分が蹴散らしてきたアンドロイドマンの方が素早く、そして強力だ。
七体のワルキューレを一瞬のうちに蹴散らすのは簡単だが、今の自分は普通の人間として通っている。そんなのが金属であるワルキューレを破壊したとなれば、
疑惑を持たれる心配がある。せめて武器でもあれば言い訳もできるのだがと考えながら、七体のワルキューレの攻撃を避けていった。


676 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:34:53 ID:3Wpr+B6n
>>663
あの人確かに強いっちゃ強いが、ゼロ魔だと「強い平民」で終わりじゃね?

677 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:36:05 ID:+nDwUcud
シエン

678 :ピノキオの大冒険 ◆raTa7DwsRU :2008/06/01(日) 21:37:01 ID:/dxJo0HH
「はっはっは、逃げているばかりでは勝負にならないぞ?」

いとも簡単にワルキューレを地に伏したジローに対してギーシュは少なからず、警戒を抱いていた。しかし、今は七体のワルキューレに迫られ、逃げることで精一杯のように見えるジローに対して、幾分か警戒は薄れた。

「ウン? そうか、平民が素手でワルキューレと戦うのが無理な話か……ならば」

余裕を持ち直したギーシュは七体のワルキューレでジローを囲む。そして一枚の花びらを剣へと錬金し、ジローへと放って投げた。

「剣だ。平民が我々貴族に一矢報いるために研いだ牙だ。素手では可哀相だったからね、せめてもの温情さ」
「ならありがたく使わせてもらおう」

これは好都合、むしろ都合が良すぎると思いながらもジローは突き刺さった剣を握る。正直、剣など扱ったこともなければ剣術の戦闘プログラムがインプットされているわけでもない。
しかし、これ以上、ワルキューレの攻撃を避け続けるのも、
決闘などという馬鹿げたことも止めにしたかった。そしてジローは一気にワルキューレへと突っ込んだ。
するとどうだろう、瞬時にその場に最適な剣術プログラムがジローを駆け巡った。


正直、ルイズは気が気ではなかった。ジローが自分とそして他三名の女子のために決闘を受けたことに関しては、恥ずかしながら嬉しいと思った。しかし、冷静に考えてみれば、平民とメイジでは力量がありすぎる、
だからこそ決闘という馬鹿なことは止めさせようとした。しかし、ジローはそれを無視し、結果、七体のワルキューレに囲まれている。
これで勝負はついたはずだ。なおも続けようとする両者を止めに入ろうとした。しかし、ギーシュが剣を錬金し、ジローの投げてよこしたのを見ると、ルイズは大声を上げてとめに入ろうとしたが、それよりも早くにジローは、

「嘘……」

一瞬にしてワルキューレを蹴散らした。


最初の一撃でジローの背後をとっていた二体のワルキューレが切り裂かれた。ほぼ反射的にギーシュは残った五体のワルキューレをジローに向かわせたが、一瞬にしてその内の四体が撃破された。そして残ったワルキューレは剣の柄で殴り飛ばされた。
ギーシュは今起きたことを理解できていなかった。圧倒的な戦力差、平民一人には十分すぎる戦力が一瞬にして倒れた。見るからに頼りなさそうな平民の男が、たかが楽士の男が一瞬だ、一瞬の内にワルキューレを撃破したのだ。

「くっ! ワルキュー……!」

ギーシュは即座に飛ばされたワルキューレの体勢を立て直そうと薔薇を振るった瞬間だった。薔薇が切断され、同時にギーシュの頬に薄い切り傷ができる。
一瞬なにが起きたのか分からなかった。ギーシュはまず頬に触れ、手を確認する。すると、真っ赤な血が指先に付いていた。そして、ゆっくりと後ろを振り向き、自分を横切った物を見た。

「剣?」

そう、それは自分がジローに与えた剣であった。それがそこにあるということは、剣が自分に投げられたということだ。それも恐ろしいほど正確に。
そして、先ほどと同じようにゆっくりと振り返るとそこには、無表情のまま自分に近づくジローの姿があった。


679 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:38:20 ID:BbrtUlR5
支援


680 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:38:35 ID:R4yrmZGi
イエッサー発動 支援

681 :ピノキオの大冒険 ◆raTa7DwsRU :2008/06/01(日) 21:39:19 ID:/dxJo0HH
「ひっ……!」

ギーシュの小さな悲鳴は誰にも聞こえなかった。恐怖で硬直し、身動きが取れないで射ると、ジローが目の前にまで立っていた。
そしてギーシュは見た、ジローの『人間』とは思えない顔を……

「うあ、うあぁぁぁぁぁぁ!」

感じたことの無い恐怖を前にギーシュはしりもちをついた。
目の前のこれは何だ? ガラスのような透明な膜の中には鉄のような灰色の何かと赤黄色に点滅する無数のランプ、人間というよりどこかの幻獣のように大きく黄色い目を光らせ、ソレは自分を見下ろしていた。
そしてゆっくりと腕を動かすのを目にすると、ギーシュはまたも悲鳴を上げ、両腕で顔を覆った。

「……?」

しかし、いつまでたっても痛みはない。何事かと思い、隙間から覗くと、そこには優しそうな顔をしたジローが腕を差し伸べていた。

「勝負はついただろう? 降参してくれ」
「あぁ、ま、参った……」

震える手でギーシュはジローの手を取った。冷たい手だった。あれほど激しく動いたのにも関わらず、ジローの手は冷たいままだった。奇妙な違和感を持ったがそれを気にする余裕など今のギーシュは持ち合わせていなかった。

「約束は覚えているよね?」
「え?」

突然の問いかけにギーシュの思考は追いつかなかった。しかし、ジローの顔が一瞬だけ先ほどの化け物の顔に見えたと思うとすぐに何のことかを思い出して、慌てて返事を返した。

「も、もちろんだ! 約束は守る!」

ジローの顔は人間のままである。きっとさっきのも幻だ、と決め付けた。
しかし、ホッと一息いれたのも束の間、ギーシュはジローの言葉を聞き逃すことができなかった。

「それを聞いて安心したよ……だったら、この場で謝るんだ」
「え?」

ハッキリと聞こえた。

「この場で、君が傷つけた女の子全員に謝るんだ!」
「えぇ! この場で?」
「当たり前だ。君は大勢のいる前でルイズやメイドの女の子、二人の貴族の女の子を傷つけたんだ、相応の態度が必要だろう?」
「ぐっ……しかし……」

プライドの問題もあったが、ジローの言っていることは間違いではない。むしろ、ここでそれを断れば、自分と自分の家名に傷がつく恐れもある。だから、ギーシュは恥を忍んで、その罰を受けることにした。


682 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:39:36 ID:+nDwUcud
そうだよねーギターで殴るわけにはいかないよねー支援

683 :676:2008/06/01(日) 21:41:24 ID:3Wpr+B6n
投下中であったか、これは失礼 支援

684 :ピノキオの大冒険 ◆raTa7DwsRU :2008/06/01(日) 21:41:32 ID:/dxJo0HH
「わかった……誰でもいい、モンモランシーとケティ、ミス・ヴァリエール、そして……あ〜メイドの少女を連れてきてくれ!」

もはや自棄である。ギーシュの大声と共に数人の生徒たちがその場にいたルイズとモンモランシーをギーシュの前まで連れてきた。ケティも少し遅れて生徒たちに連れてこられた。残るはメイドの少女であったが、
これは生徒ではなくシエスタが連れてきた。
そこでふとジローは違和感を覚えたが、今はそんなことよりもギーシュのことだ。

「……」

四人の少女を前にギーシュはいつもとは違う緊張感に冷や汗をかいた。
普段なら女性を前にしてもここまで緊張することはない。さらにはジローに対する恐怖心もあった。しかし、もう覚悟を決めたはずである。すでに四人の少女は目の前にいる。大きく深呼吸するとギーシュは勢いよく頭を下げた。
そして、

「僕が悪かった! 許してくれ!」

広場にはギーシュの謝罪の言葉が響いた。


オールド・オスマンとコルベールは事の一部始終を『遠見の鏡』で見ていた。
あまりにもあっさりと決闘が終了し、さらには貴族を大勢の前で頭を下げさせたジローに対して、オールド・オスマンは関心していた。

「これはまた……平民が貴族に頭を下げさせおった」
「それよりも、オールド・オスマン。あの平民、勝ってしまいましたが?」
「うむ、やはり君の言うとおり、彼は『ガンダールブ』やもしれんな」
「ならば至急、王室へ報告し……」
「それには及ばん」

興奮するコルベールをいさめるようにオールド・オスマンは静かに言った。

「もし彼が本物ならえらい事態になるぞ。なんせ、伝説の使い魔じゃからな、それに暇をもてあました連中に戦の道具として利用されかねん。ミスタ・コルベール、あの少年を召喚したミス・ヴァリエールは優秀なメイジなのかね?」
「いえ、どちらかといえば……無能なメイジです」

口ごもりながら、コルベールは質問に答えた。それを聞いたオールド・オスマンは小さく頷きながら、髭を弄る。

「ふむ、そんなメイジが伝説の使い魔を召喚したとなれば、使い魔の青年同様、ミス・ヴァリエールにも危害が加わるかもしれん。いくら由緒あるヴァリエール家とは言え、王室の権力には逆らえん、いや、奴らなら気づかれんようにすることもできるじゃろうて」
「確かに……たとえ無駄骨に終わったとしても、良い暇つぶしになったと考えるでしょう。わかりました、オールド・オスマンの指示に従いましょう」
「ありがとう、ミスタ・コルベール。君が賢明な人間でよかったよ」

二人はこの事実を隠すことを決意した。それは教育者という立場よりも一介の人間としての判断であった。


決闘より数日後、ジローはいつもと変わらない毎日を過ごしていた。メイジの中では一番ランクの低い『ドット』であるギーシュを倒したことに関してはそれなりに有名にもなったが、日が過ぎれば、その話も薄れていき、話の話題にすることも少なくなった。
ジローは少し見栄えが良くなった食事を持って、使い魔の小屋の前に座っていた。

「あまりがっつかない方がいいよ、君の本来の食事はまだなんだから」
「きゅい!」

恐らく構わないといっているのだろう。目の前の竜はとても食欲旺盛だった。子供らしいなと食事を食べる竜を見てジローは微笑んだ。
殆ど日課となった竜への食事の提供、いつもはこの竜の主人である青髪の少女が来る前に立ち去ってしまうので未だに名前は知らないが随分と竜と仲良くなった。元々人懐っこいのかもしれない。

「名前くらいは聞いておいてもいいかもね」

そんなことを呟きながら、ジローは背負っていたギターを構えた。いつもなら持ってくる事はないのだが、今日は気まぐれで持ってきた。
ここに着てからルイズの為に引いて以来だったため久しぶりに引いてみたくなったのだ。
弦の調整が終わると、ジローはゆっくりと弦を弾いた。穏やかな音色が響く。

685 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:42:17 ID:3Wpr+B6n
支援!

686 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:44:37 ID:w4YTccCV
さすがにギターマシンガンは使わなかったかw支援

687 :ピノキオの大冒険 ◆raTa7DwsRU :2008/06/01(日) 21:46:12 ID:/dxJo0HH
「……♪」

楽しそうにギターを演奏するジロー。今日は気分が良い、これなら良い音色が出せる。そんなジローの演奏に耳を傾ける竜も食事を止め大人しくしていた。
しばらくジローは演奏に夢中になっていたが、センサーに人の気配を察知すると足を使って食器を自分の方に寄せた。
現れたのは予想通り、竜の主人である青髪の少女だった。ジローは演奏を止めて、挨拶した。

「おはよう」
「おはよう……」

初対面のときと同じように、淡々とした態度だったが、挨拶は返してくれるようだ。重そうな餌を顔色一つ変えずに、竜の前に差し出すと、ジローとは反対側の方へ座り、一緒に持ってきていたのか、分厚い本を読み始めた。
しばらく無言が続いたが、ジローはギターを構えなおすと弦に手をかけた。

「引いても良いかな?」
「構わない」
「ありがとう」

少女の了承も得て、ジローは新しい音楽を演奏し始める。今度は静かな音楽を引いた。読書の邪魔にならないようにするためだった。
音楽がサビに差し掛かった時だった。少女の小さな声が聞こえた。

「太った」
「え?」
「少し、太った」

少女の言葉にジローと竜は焦ってしまった。ジローはつい音程をはずしてしまい、竜は食事をのどに詰まらせた。

「何を?」
「そう見えただけ……何か心当たりでも?」
「いや、僕は知らないなぁ」
「そう」

少女は呟くように言いながら、読書に戻った。その際に一度だけ視線をジローと竜に向けた。
もしかしたらばれているんじゃないだろうかという不安がよぎったが、少女は何も言わない為、ジローもそれ以上問うことはできなかった。
その後も少女は読書にふけ、ジローも演奏に戻った。本当ならぎこちない音楽になってしまう心境だが、それでも正確に引けるのはジローだからこそである。竜も何故か細々と食事を続けた。
多少、時間は掛かったが竜が食事を終えると同時に少女は読書を止めて、皿を持って立ち去ろうとした。

688 :ピノキオの大冒険 ◆raTa7DwsRU :2008/06/01(日) 21:48:36 ID:/dxJo0HH
「あ、待って」
「なに?」

その前にジローはどうしても聞きたいことがあった為、少女を呼び止めた。

「この子の名前、教えてくれないかな?」
「どうして?」
「いや……ここに来て、随分と仲良くなったんだけど、名前知らなくてね。もし、良かったらでいいんだけど……」
「シルフィード」
「え?」
「名前、シルフィード」

それだけ言うと少女は立ち去っていった。
取り残されたジローと竜、シルフィードはただ少女を見送るだけだった。さて、どうしたものか、こちらに来てから癖になりつつある言葉を呟きながら、ジローも食器を片付けに入る。

「また、来るよ」
「きゅい!」

どうぞといっているのだろう。ジローは微笑みながら、手を振ってやるとシルフィードは答えるように尻尾を振った。
小屋から離れ、食器を戻そうと食堂の裏に差し掛かった時、シエスタに出会った。

「おはようございます」
「あぁ、おはよう。あ、食器頼めるかな?」
「えぇ、お任せください」

シエスタは笑顔で食器を受け取った。

「そうだ、ジローさん。よろしければ、これから食堂に来てくださいますか?」
「ウン? どうしてだい?」
「決闘のとき、私の後輩をかばってくれたでしょう? そのことでコック長、マルトーさんがどうしてもお礼がしたいと」
「気持ちだけ受け取っておくよ。ルイズの授業があるからね」
「そうですか……」

少し残念そうな表情を見せたが、すぐに笑顔に戻ったシエスタは頭を下げると厨房へと向かっていった。
ジローもルイズと合流するために食堂入り口前に移動しようとした。

「あ、ジローさん!」

突然、シエスタに呼び止められ、振り返るジロー。シエスタはすぐにジローに駆け寄ると、ささやくように耳打ちした。

「レディを差し置いて、使い魔の名前を聞くのはあまりほめられたことではありませんよ」
「ど、どういう事だい?」
「それでは」

いたずらっぽく微笑みながら、シエスタは走り去っていった。残されたジローは先ほどのシエスタに言われたことを考えた。明らかにそれはシルフィードとその主人の青髪の少女のことだろう。しかし、なぜそのことをシエスタが知っていたか。センサーに反応はなく、
仮にセンサー外だとしたら、話していた内容を彼女が知ることはできない。青髪の少女に聞いたとも推測できるが、一介のメイドが貴族である少女と親しいとは思えない。疑問は深まる一方である。

「ジロー!」
「あ、ルイズ」

怒鳴り声が聞こえ、振り向くとそこには少々不機嫌そうなルイズが腰に手を当てて、ジローを睨んでいた。ズンズンと歩み寄ってくるルイズの気迫にジローは恐怖を覚えた。

「襲いと思ったら、主人様を放っておいてメイドと親密そうに内緒話に花を咲かせているとはねぇ?」
「誤解だよ、食器を片付けて貰っただけさ」
「ふ〜ん」

弁解の余地はないようだ。一体なにがそんなに不満なのかは分からないが、ここは機嫌をとっておいたほうが良いと考え、素直に謝ることにした。

「悪かったよ、次は遅れない」
「当たり前よ。さぁ、いくわよ」

689 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:49:11 ID:nzgl/6lA
ギターは「弾く」もんだ

690 :ピノキオの大冒険 ◆raTa7DwsRU :2008/06/01(日) 21:49:14 ID:/dxJo0HH
ジローは踵を返すルイズの後を追った。

「何者なんだ、一体?」

愛した女性、ミツコに似ている少女に好印象を持っていたが、今では一変し、彼女に対する疑心しか残らない。多少、心残りではあるが今はルイズの機嫌を損ねないように、後を着いてゆく。
ふと、ジローは足を止めて、後ろを振り向いた。シエスタの姿は無かったが、何故か見られている気がしてならない。しかし、何も変わったことはなかった。

「何なんだ?」

どうにも嫌な予感がしてならない。立ち止まっているとルイズの怒鳴り声が聞こえたので、ジローは今までのことを隅において、ルイズに駆け寄った。

691 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:49:52 ID:I8QOR4co
食事取ってないのバレてる?支援

692 :ピノキオの大冒険 ◆raTa7DwsRU :2008/06/01(日) 21:51:15 ID:/dxJo0HH
投下終了です
>>689
すみません、ミスです!

693 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:53:40 ID:HTlA62ld
投下乙です。

>「引いても良いかな?」
>「構わない」
>「ありがとう」

マントを掴まれて大人しく引きずられるもそのまま読書を続けるタバサを想像して萌えたw
かわええw

694 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:55:08 ID:w4YTccCV
投下乙
なんだか人間じゃないってことが普通にバレちゃってそうな感じだなぁw
シエスタにも気になる伏線が……次が楽しみだ

695 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 22:00:10 ID:+nDwUcud
投下乙&GJ
さあシエスタさんが一気に謎の人になって参りました!
変身か?返信フラグなのか!?

>「轢いてもいいかい」
>「グロ魔術師と変態執事自重」

すまない、おかしな電波を受信したようだ

696 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 22:00:42 ID:I8QOR4co
>>694
最後に気づくのがルイズだったりしてなw

ルイズ 「……そんな、あいつ人間じゃないの!?」
ギーシュ 「僕は決闘の時に気づいてたよ。」
タバサ 「食事を取らないから生き物じゃないと思ってた。」
シエスタ 「私は最初から知ってましたよ。」
フーケ 「私も知って(ry」
キュルケ 「私も(ry」

697 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 22:05:21 ID:XeaRT+Gm
>>696
似たようなのを昔DQ4コマで読んだなw

698 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 22:06:20 ID:w4YTccCV
>>696
仲間外れにもほどがあるw
みんなルイズがもう知ってると思って言わないんだろうな

699 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 22:09:43 ID:mkvWZPsi
>>698
それをルイズが悟ったら悲劇になるなw

700 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 22:17:20 ID:WHFasBYX
ジローの正体知ったらルイズは案外喜ぶかもなw


701 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 22:19:58 ID:i4xwVvZK
>>699
バガボンドの鐘捲先生の如くですね。
キュルケ「相変わらず自分以外の人間に興味のかけらもないらしいわね」
ルイズ「この藻屑ほども!私には価値が無いわ!」

702 :J9って知ってるかい?:2008/06/01(日) 22:29:29 ID:I65EvORj
>>696

魔法少女プリティサミーの最終回かい!?
クラスのみんなハナから正体知ってて「言っちゃいけないのかと思ってた」
ってオチ・・・

703 :昔、太陽系をイキに暴れ回ったって言うぜ:2008/06/01(日) 22:35:39 ID:kXszbXpe
正体ばれだと「デュアルジャスティス」が出てくる俺。
プロミス・エフェクト(お約束効果)とはよく言ったもんだ。

704 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 22:37:34 ID:mkvWZPsi
>>702
サミーと天地無用のササミ(漢字わからねぇ('A`))って何か関係あるんかね?

705 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 22:38:27 ID:X9LzDO/Z
硬化の魔法の原理がどういうものか知らんが

錬金だったら金属の結晶構造をちゃんといじってやれば
靭性とか展性とか変化させられるだろ

それがわからないからシュペーwでさえ鉄溶かして固めましたって
レベルなんだろうな

フーケの鋼鉄ゴーレムも品質が良いとは思えないし



706 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 22:40:49 ID:b+JUTCFv
>>696
つまり逆メカ沢状態ってことか。

707 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 22:42:46 ID:YObIDsEf
>サミーと天地無用のササミ(漢字わからねぇ('A`))って何か関係あるんかね?
無い
パラレルワールドという設定も無い
キャラクターを流用した遊びってだけ
言い切ってしまうと寂しいけどな

708 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 22:50:12 ID:mkvWZPsi
>>707
そうか、まったく関係がなかったのか、サンクス
スタッフの遊び心的なものか。

709 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 22:51:49 ID:B5wwQ2Ks
>>707
そんな作品最近なんかあったなぁ、と考えて思い出した。

Fate/kaleid liner プラズマ☆イリヤ

FateキャラでCCさくら&プリティサミーやってる作品と。

710 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 22:53:34 ID:B5wwQ2Ks
あ、>>704(>>708) としといた方がよかったのかなぁ・・・・・

711 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 22:55:56 ID:aOOP/VBd
小麦ちゃんみたいな物か。サミー

そういやマジカルナースは召喚されてないな。マジカルメイドをシエスタあたりに任せれば話になるかもw


712 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 22:58:42 ID:w4YTccCV
>>711
ムギまるを召喚してマジカルナース・ルイズちゃんになるのか
胸ないしピンクのロングヘアーつながりで

713 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 22:59:56 ID:YObIDsEf
ちなみにサミーそのものには平行世界設定があって、三つくらい別のサミーが存在する
TVとOVAとラジオドラマだったかな

でも「魔法クラブ」はハブんちょ

714 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 23:05:20 ID:ekjURzB9
>>700
ハルキゲニアからみたロボットの解釈って
「東方の超技術で作られた激レアゴーレム」ってかんじになるのかな?

715 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 23:06:11 ID:+Ce0CyZp
>>713
ハブんちょって無視して新しいのやっちまっただけだろ
並行世界なんぞ後から増やせるさ
…BPSも並行世界の並行世界と言えなくもないような

716 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 23:08:42 ID:quDWiYTc
>>712
邪道魔法少女つながりで某撲殺天使の超電磁スタンロッド使いをだな(ry
キュ「タバサとサバトって似てない?」
タ「気のせい」

717 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 23:11:15 ID:w4YTccCV
自由意志を持ち自立稼動するゴーレムか、でなきゃ亜人の変り種あたりかなぁ。
昆虫や珪素生物みたいな人類と根本から体組織諸々の違う亜人とか。

718 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 23:23:26 ID:mp9MV1Tw
そもそも天地無用自体パラレルが幾つかあるっしょ。
TV二つ、小説、漫画、OVA

719 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 23:30:39 ID:YObIDsEf
>キュ「タバサとサバトって似てない?」
元ネタ(ウォーザード)の元ネタ(奥様は魔女)のタバサの名前がそもそもサバトを逆読みしたものだってこないだこのスレで知った

720 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 23:32:28 ID:Gogcsh31
>>713
小説版サミーは仲間はずれですか?

721 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 23:38:03 ID:BbrtUlR5
プリティサミーの話題自体スレ違いです。

722 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 23:38:07 ID:26d2Jb1g
もう雑談スレ作ろうか

723 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 23:39:28 ID:R4yrmZGi
>>722
どうぞ、こちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9616/1199613527/

724 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 23:39:35 ID:A3Bd5JWT
サミーと同じことをやったのがTV版リリカルなのは(原作版のリリカルなのははとらハ準拠)
最近の人だとこっちの方がわかりやすいと思う。と言うか最近の人はとらハを知らんか……

725 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 23:40:18 ID:bMfp4sQt
>>722
スレの発足を考慮するならむしろSS投下スレを立てるべきだな
いや、最初の頃なんて知らないって言うならそれも仕方ないけど

726 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 23:41:32 ID:ie88by+4
ピンオフ物と言うなら「なのは」も「ベホイミ」も召喚されてるぜ。

727 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 23:47:19 ID:tx4LhVBq
ここは元々雑談スレだったと思うが。>>722

728 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 23:48:10 ID:aOOP/VBd
明後日で一周年か。このスレも…
まさかこんなにでっかくなるなんて思わなかったなぁ。
最初の方から長く続いてるSSてどれくらい残ってるんだろ?

最近投下された、BASARAの人や爆熱の人なんかは結構スレが早い時期から書いてたような気がするけど。
あと、ミーディアムの人はこの頃は別スレで書いてたんだよな

729 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 23:54:43 ID:26d2Jb1g
グダグダ雑談多すぎで投下する気無くしたから、なのはクロスに趣旨変えした。

730 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 23:57:14 ID:5t/CZz8M
わざわざ書き込まなくていいよ^^

731 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 00:00:24 ID:7zndC90o
>>729
スレノ趣旨を理解できてない様なのでそれが正解でしょう。

732 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 00:01:38 ID:PQvS2/uq
>>475
亀ですが面白かったです
他のメンバーが▲の存在に気づいたらどんな反応するのかな?

733 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 00:05:43 ID:VLJiWJBK
なのは厨はかまってちゃんの癖に煽り耐性低くてうぜえな

734 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 00:15:39 ID:jJI7jVvb
ルイズ「あんた誰?」
勇次郎「範馬勇次郎だ」
スマン勢いだけで書いたw 

735 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 00:20:26 ID:RVI66E1i
亀レスだが>>602
マッドサイエンティストなら
安藤登呂夫、か
成原成行、でどうだ
両者ともアンドロイド作ってる。

736 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 00:27:34 ID:o6XmA2FK
マッドサイエンティストなら、原作版の早乙女博士か敷島博士を呼ぶべきだろ
特に敷島博士は嬉々として魔法を織り込んだ新兵器を作るぞ
彼の夢は「自分が作り出した兵器でむごたらしく死ぬこと」だからなw

737 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/02(月) 00:30:21 ID:l9eLYTpz
>>728
2ヶ月以上更新されてないけど「とある魔術の使い魔と主」もかなりの古参ですね。
アレイスターとかなに考えてるかすごい気になる。

738 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 00:33:53 ID:Qh9HWbj1
ドクターマンや大教授ビアスの名前が出てこないのはなぜなんだぜ?

739 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/02(月) 00:36:23 ID:l9eLYTpz
マッドサイエンティストでは、清水義範の「博士の異常な発明」から、
手島善次郎医学博士を。
不老不死の技術を開発した人です。
ドマイナーですみません。

740 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/02(月) 00:38:32 ID:l9eLYTpz
すみません、善四郎でした。

741 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 00:38:46 ID:RVI66E1i
マッドサイエンティストは役に立たなくて訳わかんない発明ばかりしてるから
面白いと思うんだが……


742 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 00:40:23 ID:+i6DTDp2
マッドっつったらチキン・ジョージ博士しかいないだろう?

743 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 00:41:15 ID:j1qQtFyV
死神博士召喚

744 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 00:41:37 ID:BiSE/k2f
マッドか
小ネタに死体蘇生者がいたなぁ

745 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 00:45:14 ID:SoP/OtZ7
マッドサイエンティストは、意味はわかるけど、
なんでそうなるのかがわからない発明をするから面白いんだと思う。


ネズミを退治するために、地球破壊爆弾を作るような感じ。

746 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/02(月) 00:45:45 ID:l9eLYTpz
>>741
まあ、あの人はこれ以上何も発明できないよね。

747 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 00:48:00 ID:qkHWGY0K
ロリカードが良いな。
っていうか、ロリ化してるって知らなかった。
原作買って来る!

748 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 00:57:21 ID:PEYvRuA5
山風版の大久保長安召喚
科学>個人の技量な思想の持ち主で江戸時代に戦車を作れる男だから
きっとハルケギニアでも凄いもんを造ってくれるだろう

確実に避難所行きな内容になるだろうけど

749 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 00:59:42 ID:ZfUn4SSV
マッドすちゅーでんと召還!  つーのは?

750 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 01:02:49 ID:VBgzDtpN
>>749
これ以上の恐怖はないな

751 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 01:06:41 ID:WJyqeYIg
ファンタジーの世界観でも巨大ロボとか機械化城砦作れるガミガミ魔王召喚とか。

752 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 01:06:47 ID:RVI66E1i
>>749

coming soon

753 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 01:07:05 ID:OsbXOx/+
「僕はメイジだ、だから魔法で戦う。文句をあるまいね」
「魔法なんぞ使ってんじゃねえ!!」

754 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 01:11:37 ID:ordvKPZe
金田さん乙

755 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 01:19:16 ID:OMm/s8jh
バル様はいろんな意味でまずい

756 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 01:34:41 ID:DD0DWsKw
そこは魔法に頼るかクズどもめ!じゃないと。

757 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 01:39:04 ID:PEYvRuA5
空気が読めない奴だとギーシュが僕はメイジだから魔法を使ってとか言ってる間に歩み寄ってぶん殴ったりしそうだな

758 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 01:40:39 ID:yBsexI6s
ラグナロクからリロイとラグナロクを召喚
獣化しないを前提としても強すぎる?

759 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 01:42:53 ID:Pq9xEmpV
リロイはその辺の棒切れで人間の頭殴って爆砕する腕力の持ち主だからなあ

760 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 01:59:12 ID:j1qQtFyV
ルロイ・ギリアム?

761 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 02:07:15 ID:AHcFmMRM
>>568

むしろブリミルがそうなっている方が納得かもw

762 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 02:19:42 ID:FhXWTXP3
>>761
つまりブリミルは永遠の奴隷で、魔人で大師。八門の代わりに4系統+1。
主人の意向兼自身の目的のためにハルケを裏で操る。

あれ、コレって結構良くね。

14巻のあの人がソコまで擦り切れて闇に染まるってのも、そそるものがあるし。



763 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 02:26:34 ID:9JHCJZTN
>>757
むしろ、メイジだから魔法使うというなら相手にも獲物を持たせるべきじゃないか?
というわけで武器を用意されない限り、絶対にノゥ

とかいって誤魔化そうとしたら青銅の剣を渡されて涙目な舌先三寸キャラ

764 :もう一人の『左手』(その29) ◆utAARsQ0ec :2008/06/02(月) 02:42:49 ID:BMV3dRBU
こんな時間ですが、十分後に投下します。

765 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 02:48:22 ID:yBsexI6s
>>759
やっぱり強すぎるかあ

まとめサイトをざっと見たけど有名どころのファンタジー作品とのクロスって少ないよね

766 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 02:50:48 ID:f0UWp9fQ
クリムゾンを召喚して不幸になるルイズ。

「フッ、愚かなことだ!その銃を使い魔にすると不幸が襲う!」
「哀れな少女よ、その銃はおまえを破滅へと導く!」
越前の警告を無視して契約。

どうなる?

767 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 02:51:08 ID:4L1BiUbG
>>764
お待ちしておりました


768 :もう一人の『左手』(その29) ◆utAARsQ0ec :2008/06/02(月) 02:56:42 ID:BMV3dRBU
.
「いい匂いだな」
「ええ」
 風見の声に、厨房で子供たちに囲まれながらシチューをかき混ぜていたティファニアが笑顔で答える。
「“ブイスリー”、そろそろ夕食の時間ですよ」
 ティファニアは、彼をあくまで『風見志郎』とは呼ばない。
 それでいい、と風見も思うし、好きに呼べばいいとも言った。彼女が召喚した使い魔と、ここにいる自分とは、あくまで別人であるという事実は、やはり二人を並べて見せない限り、少女にとって理解も納得もできない事象なのだろう。
 なにより自分が『V3』である事も、決して間違いではないのだから。

「――さ、ジム、そろそろ、そのチェスを片付けちゃいなさい。シチューが置けないでしょう?」
 かまどにかけられた大鍋。そこには風見とティファニア、そして孤児たちの分を含めた十二人前のシチユーが、ぐつぐつと煮込まれている。おたまを回す手を止めたティファニアは、テーブルに集う数人の少年たちに声を掛けた。
 彼らは風見とチェスをうっているジムという少年を、外野から応援しているのだ。

「そりゃないよテファ姉ちゃん、いま、すっごくいいところなんだからさ」
 少年たちに取り囲まれる形で椅子に座り、チェス盤を前に難しい顔をしているジムが、ティファニアの言葉を遮るように言う。
 四回戦目でようやく風見に一矢報いる可能性が見えてきた少年からすれば、ここでゲームが中断されるのは、なんとも面白くないのだろう。もっとも、風見からすれば、ナイトとルックとビショップ落ちのハンデ戦なので、少年が優勢なのは当然なのだが。
「逃げようなんて思うなよ“ブイスリー”、決着つくまで絶対やめないからな」
 睨むように言うジム少年に、風見は無言で苦笑しながら、頭を掻いた。

 風見自身、自分があくまで無愛想で、お世辞にも人当たりがいいとは言えない人間である事は承知していたが、それでもウェストウッド村の孤児たちが、まとわりつくように懐いてくる様子を、かなり不思議には思っていた。……不愉快だとまでは思わなかったが。
 この子供たちが自分の事を、ティファニアが召喚した、記憶をなくした平行世界の風見志郎――“ブイスリー”と勘違いしているのは分かる。なにしろ別人だということを説明していないし、説明しても理解してもらえないことは確実なのだから。
 だが、彼としてはどうしても、子供たちやティファニアの態度から類推できる“ブイスリー”の人となりに、疑問を抱かざるを得ない。たかが記憶をなくした程度で、自分の人格が、そこまで他人から懐かれるような人格者に変質してしまうとは、とうてい思えないのだ。
(まあ、しょせん別世界の俺だ。そういう『風見志郎』がいても不思議はないのかも知れん)

「いい加減にしなさいっ!! そんな行儀の悪い真似、わたしが許しても、神様と始祖がお許しにならないわよっ!!」
 ハーフエルフの美少女は、腰に手を当てて、聞き分けのない少年たちに一喝を飛ばした。
 ジムたちを始めとする少年たちの顔が、面白いくらい真っ青になる
――夕食のお祈りが始まったのは、それからすぐのことだった。


 ここはシティオブサウスゴータと港町ロサイスを結ぶ街道から、少し外れた森の中にある小さな集落――ウェストウッド村。

 ミョズV3の『逆ダブルタイフーン』に、ハリケーンごと“撃墜”された彼は、野生のワイバーンに襲われていたティファニアを救出し、この村に案内された。
 もっとも、ハーフエルフの少女を救出した時点では、あまり意識していなかったが、どうやら風見の肉体が負ったダメージの深さは、相当なものであったらしく、その晩から彼は、ティファニアの家のベッドから動けなくなってしまったのだ。


769 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 02:57:14 ID:4L1BiUbG
支援

770 :もう一人の『左手』(その29) ◆utAARsQ0ec :2008/06/02(月) 03:01:44 ID:BMV3dRBU
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 アツアツのシチューを、目を細めながら美味しそうに、スプーンですするティファニア。
 風見は、そんな彼女を、ちらりと見る。
 そんな彼に、ハーフエルフの美少女は、なぁに? と言わんばかりの可憐な笑顔を向けてくる。年頃の少年なら無条件で、――いや、それどころか、こっちから金を払ってでも守ってやりたくなるような、そんな無垢な微笑。
 風見は、いまさら自分が、そんな笑顔一つで赤くなるほどウブではない事を知っている。
 むしろ、何故この娘は、こんな無防備な笑顔が出来るのだろうと、学者のような冷静さで疑問に思ってしまう。

“ブイスリー”の話を聞くときに話題に出たが、この少女自身もどうしてなかなか、半端な人生を歩んではいない。
 その血脈は、傍系とはいえアルビオン王家の血を受け継ぎ、その人相は、エルフ独特の神秘的な美貌を誇り、その肉体は、体格的に在り得ないプロポーションを所有し、その内面は、あくまで遠慮・謙譲・慈悲を忘れぬ、孤児たちの優しい母親代わり。
 それほどの彼女でありながら、両親を殺され、他者から恐れられ、こんな寂しい集落で、人目を忍んで暮らすしかない。たとえ彼女にとって、この生活が、どれほど平穏無事なものであったとしても。
 悲惨な過去であり、不遇な現在であり、そこに未来の展望はない。 
 にもかかわらず、彼女は笑う。
 一分の曇りすら窺わせない、純真無垢な笑みを。
 そんな主を置いて、“ブイスリー”は、のこのこ戦場に出向いたのだ。

 少女との邂逅から、今日で四日目の夜だ。
 体内で蠢く自己修復機能が、そろそろ肉体の完全回復を告げている。
 風見としても、そろそろここを出て行く頃合だと判断せざるを得ない。ティファニアが召喚した“ブイスリー”と、何としても会わねばならない。『仮面ライダー』の誇りを捨て、ただの人間に改造人間のパワーを振るう、もう一人の自分を、何としても止めねばならない。
 日本での記憶を持たない者に、『仮面ライダー』の誇りもクソもないのは分かる。だが、それでも奴は、他人ではない。平行世界の出自とはいえ、奴は“自分”なのだ。風見志郎であり、仮面ライダーV3なのだ。放っておけるわけはない。
――そう思っていた。

 だが、風見の決心は、揺らぎ始めていた。
 この寒村で過ごした数日間で、彼は、ティファニアという少女を知ってしまった。知ってしまった以上、――もはや以前のような強い憤りを、“ブイスリー”に抱けなくなっている自分を発見したのだ。
 まあ、どちらにしても“ブイスリー”と会わねばならない事に変わりはない。
 だが、その意思を風見はティファニアに明かす気はなかった。成り行き次第では、――彼女には可哀想だが――“ブイスリー”と敵対する可能性さえあるのだから。
 だからこそ体調は、万全にしておかねばならない。万が一の事態となった場合、手負いのボディで勝てるほど『V3』は甘くない。
 そのための世話を、“ブイスリー”の召喚主たる少女にかけてしまっているのは、風見にとっても、皮肉という以上に心苦しい事態ではあるが。

 だが、昨晩にでも出立できた風見を、敢えてこの村にとどまらせたのは、もう一つ理由がある。
 ティファニアが気付いているかどうかは分からないが、この村――少なくとも、この家は何者かの厳重な監視下に置かれている、という事実だ。

 風見が、その視線に気付いたのは、この家に身を休めて二日目の朝である。
 最初は、この村に住まう孤児たちの気配かと思った。――が、彼はすぐに気付いた。視線に込められた硬い意志と、ほの暗い怯え。そして妙な力を。
 翌朝、散歩のフリをして村を歩き、その視線と気配から、“連中”を分析する。
 人数は交代制らしいので把握できなかったが、少なくとも三人。多くて五人。
 自分のような体術の心得があるか、『風』の上位メイジならば、気配を自在に消せるので参考にならないが、彼ら視線の露骨さから判断して、それはないと見極める。それどころか、こういった裏の仕事に全く慣れていない連中なのかも知れない。
 風見が感じた“力”が、メイジの言うところの“精神力”なら、視線の数とに若干ズレがある。どうやら全員がメイジではないようだ。
 コルベールの話によると、ハルケギニアに於いてエルフは、文字通り、人類の敵対種として恐れられているようなので、視線に含まれる怯えは、おそらくティファニアへのものであろう。
 怯えはともかく、敵意は感じなかったので、どうやら彼女たちに危害を加える気はないらしい。


771 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 03:02:55 ID:4L1BiUbG
支援

772 :もう一人の『左手』(その29) ◆utAARsQ0ec :2008/06/02(月) 03:04:16 ID:BMV3dRBU
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(監視だとすれば、誰が、何故?)
 いくつかは予想はつく。
 監視者が王党派の手勢だった場合、ニューカッスルにいる“ブイスリー”が裏切らぬよう、主たる彼女をいつでも人質に取れるように保健をかけている――のかも知れない。
 監視者が貴族派の手勢だった場合、ニューカッスルにいる“ブイスリー”に、王党派を裏切らせる事ができるように、主たる彼女をいつでも人質に取れるよう監視している――のかも知れない。

 まあ、どちらにしても幾つか疑問は残る。
 世評に聞くウェールズという男なら、監視者に護衛の任を兼務させてもよさそうなものだが、連中の視線から感じる気配に、好意的な感情はあまり見えない。だいたいティファニアがワイバーンに襲われている時も、奴らは黙って見ていただけだった。
 また、世評に聞くクロムウェルという男なら、いま現在まで、むざむざティファニアに手を出さない理由がない。一刻も早く彼女の身柄を押さえて、“ブイスリー”に裏切らせてよさそうなものなのだが。

(バカな話だ)
 風見は、そんな別世界の自分に向けて、心中で毒づかざるをえない。
 少女の話では、“ブイスリー”が、ニューカッスルで手柄を立てた暁には、彼女の実家であるモード大公家を再興させる段取りになっているそうだ。
――まあ、正直、気持ちは分かる。
 この悲惨な少女を知った上で、同情を寄せぬ男は、まずいまい。
 だが彼は、いま現在、この無垢で可憐な御主人様に、監視が付けられている事実を知っているのだろうか? その監視者が、彼女の窮地を意図的に見過ごすような、危険な連中であるという事実を知っているのだろうか?
 ティファニアの性格からして、彼女が“ブイスリー”を単なる使い魔としてではなく、“家族”として見ていた事は明白だ。そんな彼女が、実家の再興に釣られて、“家族”を戦場に送り込むなど、まず在り得ない話であろう。
 ならば、“ブイスリー”の参戦は、ただの勇み足だということになる。
 彼が戦うべき本当の相手は、彼女と孤児たちというファミリーが送る、慎ましいながらも穏やかな生活を、権力闘争や戦争といった“混沌”に利用しようとする者たちのはずなのだ。たとえば、それは例の監視者たちであり、その背後にいる黒幕であるように。
 ならばこそ、お前は彼女の傍にいてやれ、と“ブイスリー”に言ってやらねばならない。
(なら、俺が為すべき事も、ただ一つか)
 風見がそう思った、まさにそのときだった。



「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッ!!」
「ぃぃぃぃぃいいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃッッッッ!!」
「――たっ、たすけっ……ああああああぁぁぁッッッッ!!」
「うぎゃえああああおおおおううううぇぉぉぉッッッッ!!」
「ぁぁぁぁっ、あっ! あぢっ! あぢぢぃぃッッッッ!!」
 


 五つの絶叫が、ウェストウッドの森に同時に響き渡った。
 ただの悲鳴ではない。人体の限界を超える激痛に襲われたとき、それでいて、叫ぶ余裕が神経と精神に残されている時にのみ人が発するような、文字通りの阿鼻叫喚。
 そして、家屋を見張っていた全ての気配が、一斉に消えた。

 その瞬間、風見は動いていた。
 立ち上がると同時に、椅子を窓に向かって投げ、ガラスが割れる音を待つまでもなく、卓上の大鍋を、やはり窓から放り投げる。彼がその窓から屋外へ身を投じたのは、それからであった。――最初の悲鳴から風見が草むらに飛び込んで身を隠すまで、数秒と経ってはいない。

「思ったより戦い慣れしているようだな。少なくとも、あのボンクラどもよりは楽しませてくれそうだ」

 半ば揶揄するような声が、夜の森に響く。
 敵は一人。しかも声に余裕がある。よほど腕に自信があるようだ。
 吐き気を催すような肉の焼ける悪臭が、風見の鼻を衝く。この村を張り込んでいた者たちの末路であろうか。それに混じって木材と金属の焦げる臭いが、周辺に漂っている。もし、椅子か大鍋のタイミングで外に飛び出していたら、間違いなく黒焦げにされていただろう。
(『火』のメイジか……!!)
 おそらくはスクウェア・クラス。少なく見積もってもトライアングルの上位。仲間の気配がしないのは気になるが、前述の通り、手練の『風』メイジなら気配を追うだけ無駄なので、警戒しつつも思考から除外する。


773 :もう一人の『左手』(その29) ◆utAARsQ0ec :2008/06/02(月) 03:08:27 ID:BMV3dRBU
.
 その瞬間、真っ白に燃える炎のカタマリが、風見の位置を正確に襲った。
――躱す。
 だが、地面すれすれで向きを変えた炎球が、風見が身を躱したその位置を、正確に狙撃する。避けても躱しても、まとわりつくように炎球は自動追尾してくるのだ。まるで、彼がどちらに避けるかまで予測していたかのように。
(こっ、こいつっ!!)

 風見はすでにして気配を消している。
 並みの人間ならば、これだけ矢継ぎ早に動き回れば、疲労や恐怖で必ず呼吸が乱れ、気配があからさまになる。だが、それでも彼は、この状況下であっても足音一つ立てず、呼吸を完全にコントロールする事が出来た。
 それは改造された肉体と、幾多の死線を乗り越えた精神を持つ、風見志郎なればこそだ。――にもかかわらず、この術者の魔法攻撃は、完璧に風見の位置を捕捉している。
 しかも、炎球の温度が半端ではない。
 その熱量は、おそらくコルベールさえ凌ぐかも知れない。まともに喰らえば骨さえ残らないだろう。

 とにかく、このまま逃げ回っていても勝ち目はない。それだけは確かだ。
 転がりながら炎から身を躱しつつ、小石を拾い、気配めがけて投げつける。
「くっ!?」
 男の声と同時に金属音がして、一瞬、攻撃がやむ。おそらく杖で小石を防いだのだろう。
 石ころはルーンが『武器』と見なさないため、ガンダールヴの力を借りることは出来ないが、それでも改造人間の強肩で投げられれば、プロ野球の投手並みの球威と速度が出るだろう。呪文詠唱に集中しているはずのメイジに、簡単に防げるものではない。
 やはり、ただのメイジではないようだ。
 だが、それでも隙が生じたことには違いない。
 風見は、その場から跳躍し、蛇の速度で森の木陰にすべりこむ。

――が、その位置さえも正確に、炎球は来襲する。まるで彼がそこに隠れたのを見ていたかのように。
(バカなっ!?)
 とっさに風見は樹を盾にするが、樹齢数百年の巨木が、まるで油を染み込ませた枯れ枝のように燃え上がる。その炎はスポットライトのように、宵闇にまぎれたはずの風見の姿を、あかあかと照らし出した。
 
 攻撃は、来なかった。

 理由は分からない。だが、闇の中で照らし出された彼の姿は、狙いをつけるならば、これ以上の好機はなかったはずなのだ。
 メイジは同時に二つの呪文を詠唱する事は出来ない。それはコルベールから聞き、知っている。だが、これほどの術者ならば高速詠唱をこなせないはずがない。次弾、次々弾の炎球が、絶え間なく放たれて然るべきなのに。
(何故だ?)
 とにかく、彼はその隙に、別の木陰へ移り、再び暗闇と一体化する。

「ふん……下らんな。貴様の戦いとは、そうやって隠れて逃げ回る事なのか?」
 男が呆れたように、言い放つ。
 
 たしかに男の言う通りだ。
 このままでは、どうにもならない。八方塞がりだ。
 逃げ回るのが精一杯で、攻撃といえば、さっきのように石ころを投げつけるくらいしか出来ない。
 無論、戦う方法はある。
 だが、それは風見にとって、何よりも考えたくない方法だった。
(変身するしかない、のか……!? 人間相手に、この俺が……仮面ライダーの力を振るうしかないというのか……!?)

 相手は魔法使いだ。仕方がないじゃないか。
 そう思う自分もいる。
 フーケのゴーレム相手にも、コルベール先生の炎球を弾いたときも、変身したじゃないか。いまさら迷っている場合じゃないだろう? 
 それも一つの理屈だ。
 だが、それでも風見は、その決断に抵抗を覚えずにはいられない。
 分かるのだ。この男の強さが。こいつがまだまだ本気になっていないということが。
 おそらく変身して戦えば勝てるだろう。人間相手に戦闘モードの改造人間が戦えば、その結果は火を見るより明らかだ。だが、本気になったこの男相手では、おそらくV3といえど手を焼くに違いない。最悪の場合、この男を殺してしまう可能性もある。
 フーケならば、ゴーレムを破壊すれば事は足りた。
 コルベールならば、こちらが殺気を消せば、話が通じた。
 だが、――おそらく、この男は、死なない限り戦意を失う事はないだろう。
(どうする? 変身するか? だが、仮面ライダーが人を殺すなど、あっていいはずがない……!!)
 
「どうだ、こっちに出てこないか。お前はメイジではないのだろう? いま出てくれば、お前の間合いに入るまで攻撃しないと誓ってやるよ」


774 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 03:09:52 ID:4L1BiUbG
支援

775 :もう一人の『左手』(その29) ◆utAARsQ0ec :2008/06/02(月) 03:11:30 ID:BMV3dRBU
.
 在り得ないほど白々しいことを言う奴だ。
 屈辱のあまり、思わず風見は奥歯を鳴らしそうになった。
 だが、その思いは、さっき浮かんだ一つの疑問を、ふたたび思い起こさせる。
(何故、奴は攻撃してこない? 何故そんなバカげたことを言っている?)
 時間稼ぎか? それとも、攻撃できない理由があるのか?
(試してみる価値はある、か……?)
 風見は口を開いた。
 
「見くびるなよメイジ。俺を弄ぶ余裕があるなら、さっさと呪文を唱えたらどうだ」

 攻撃は……やはり来ない。
 いつでも隣の木陰に移動できるように筋肉に込めた力を、ふたたび脱力させる。
 それでなくとも、気配を完璧に殺した風見を狙い撃つような敵である。いまの声で、明らかに自分の位置は露呈したはずだ。にもかかわらず、攻撃は来ない。
 聞こえてきたのは、弾けたような男の笑い声だけだ。

「お前……くっくっくっ……面白いな……名を聞かせろ……ッッッ!!」


[[[[[[[[[[[[

――まったく、楽しい仕事だぜ。
 メンヌヴィルは心中、唄うように呟いた。
 任務内容に、あまり期待したわけではないが、この自分と、ここまで渡り合えるヤツが“標的”の護衛についているとは、嬉しい誤算もいいところだ。この思わぬ計算違いを、彼は心から楽しんでいた。


 最初、命令の内容を聞かされたときには、あやうく、そこにいたクロムウェルを焼き殺しそうになったが、何とかこらえた。
 サウスゴータ地方の集落に出向き、少女を一人さらってくる。
 特に困難とも思えないこの任務に、彼が指名された理由は、その“対象”がエルフの血を継いでいるので、先住魔法を使って反撃してくる可能性があるため。また、王党派の監視体制を出し抜ける経験と実力の所有者、という事であったらしい。
(バカげてるにも程がある)
 メンヌヴィルは、心中で吐き捨てるように呟いた。
 暗殺ではなく拉致、という話ならば、その小娘を焼き殺すことも楽しめない。
 人肉の焼ける香りを何よりも好む彼は、自らの嗜好を無視するような命令に怒りを覚えたが、シェフィールドの話を聞いて、気が変わった。

 そのエルフの小娘が、王党派の仮面の亜人――あの『赤い悪魔』を使い魔として召喚したメイジであるらしい、という話なのだ。
――ということは、そのハーフエルフは、先住魔法のみならず系統魔法の使い手でもあるということになる。『サモン・サーヴァント』は通常、系統魔法のコモンマジックに分類されるからだ。
 そこの詳細を訊いても、首領の女秘書は、妖しく笑うだけで答えを返さなかった。だが、メンヌヴィルから言わせれば、その情報で、逆に任務に興味が湧いたといっていい。

『白炎』のメンヌヴィル。
 彼は稀代の殺人狂であると同時に、――いや、それ以上に、常軌を逸した戦闘狂であったからだ。

 彼が、かつて自らの眼を焼いたメイジ『炎蛇』を追い続けるのは、決して復讐のためだけではない。そのメイジと再戦し、心行くまで戦闘を愉しみたいからだ。任務内容が殺しであろうがなかろうが、標的は強いに越したことはない。
 系統魔法にして先住魔法の使い手。しかも、あの『赤い悪魔』を使い魔として従えるほどのメイジならば、雑魚であろうはずがない。――とまでは、彼は期待しない。
(まあ、所詮その小娘が、俺と渡り合えるタマかどうかなど、か細い可能性であろうがよ)
 どうせなら、その使い魔がいるうちに襲撃したかったな。そうメンヌヴィルは一人ごちた。

 メンヌヴィルに視覚はない。だが、その行動に不自由はない。むしろ光を失って以来、より周囲の状況を理解できるようになったと言っても過言ではない。
 彼は触覚でものを視る。
 こう言えば、まるで彼が特異体質か人外のように聞こえるが、そうではない。
 盲者である彼は外界の様子を、音でも匂いでもなく、温度で知るのだ。『火』のメイジとして炎を使ううちに、温度に対する皮膚感覚が飛躍的に先鋭化していった結果である。
 いまでは距離・位置に関係なく、温度数値を正確に測ることが出来るし、体温による人物特定は勿論、年齢・性別・体調から精神状態さえ見当をつけられるというのだから、その感覚は人というより、むしろ蛇に近いとさえ言える。

 それほどのメンヌヴィルである。
 メイジならぬ者が、彼に気付かれずに間合いに入るのは、ほぼ不可能にちかい。
 ハッキリ言えば、彼がその気であったなら、エルフ娘の“護衛”が窓から飛び出した瞬間に、焼き殺すことも可能だったはずなのだ。
『その気』だったならというのは、つまりメンヌヴィルにも油断はあったという事である。


776 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 03:15:14 ID:4L1BiUbG
支援

777 :もう一人の『左手』(その29) ◆utAARsQ0ec :2008/06/02(月) 03:16:05 ID:BMV3dRBU
.
 彼としても“標的”と、その周囲がどういう状況だったのかくらいは把握していた。
 家の中には“標的”以外に子供が十人。
 そして、家を監視するように男が四人。そのうちメイジは二人。残りは傭兵であろうか。あまり熱意が感じられないのは、この連中がウェールズではなく、彼女の両親を殺したジェームズの手駒だからだろう。そこまでは『レコン・キスタ』の情報どおりだ。
 だが、ここから先が、事前に貰った情報と食い違った。
 家の中に何者かが、もう一人いるのだ。
 しかも、そいつの発する体温は、どう考えても人間のものではなかった。
(例の使い魔?)
 だが、メンヌヴィルはその瞬間に、自分の考えを打ち消す。
 あの化物は、いまニューカッスルにいるはずなのだ。このウェストウッド村と、あの岬の城塞は、常識で考えても、一日で往復できる距離にない。
 どちらにしろ、メンヌヴィルには関係はなかった。
 体温から察するに、“標的”たるエルフ娘に、たいした魔力を感じなかったのは失望したが、監視どもを含め、“標的”以外の人間は、全員殺していいとの許可を得ている。その謎の人物にしても“肉”が一人分増えたと思えばいい。単純に彼は、そう思っていた。

 そして、彼は行動を起こした。
 
 王党派の見張りを焼き殺した時に、連中に悲鳴を上げる余力を残したのは当然、わざとだ。メンヌヴィルの実力を以ってすれば、あの程度の連中が相手ならば、声一つ立てさせずに殺すなど、それこそ雑作も無い。
 だが、意図的だと言ったが、そこに然るべき理由はない。
 強いて言えば、人肉の焼ける香りと同じく、生きながらその身を焼かれる者の断末魔の叫びも、悲鳴を聞いた恐怖で“標的”の体温が変化するのを感じるのも、メンヌヴィルの嗜好に叶う。――その程度の理由に過ぎない。

 だが、誤算はあった。
 見張りどもの悲鳴が奏でるオーケストラを拝聴しようと思った瞬間、家の中の“そいつ”が、予想以上に素早く、的確な臨戦体勢をとったのだ。
 油断をしていたメンヌヴィルは、彼らしくない事に、判断ではなく反射で動いてしまう。
 窓をブチ破る音に反応して椅子を燃やし、温度に反応して、次に窓から投げられた熱源――おそらくは夕食の鍋であろう――を焦がし、肝心の護衛が窓から飛び出した瞬間に、反応できなかったからだ。
 そして、“そいつ”は、新たに彼が放った『フレイムボール』を、避け、躱し、凌ぎ切り、ついに森に逃げ込んでしまう。しかも、一切の動揺を気配に表すこともなく、である。
(おもしれえ……!!)
 戦闘狂たる彼は、この男に敬意さえ覚えた。

 メンヌヴィルとて万能ではない。
 戦闘に於ける弱点は歴然と存在する。
 たとえば、いくら彼でも、水中に身を潜める敵との戦闘は出来ない。また、豪雨の中で泥まみれになった敵と戦うのも、ほぼ不可能だ。単純に『火』の呪文は、水がからむ環境では威力を激減させるから、というだけではない。
 水や泥は、熱を遮断し、敵の位置特定を困難にさせるからだ。敵の位置が分からなければ、メンヌヴィルといえど、ただの盲人に過ぎない。

 だが、水のない場所では無敵なのかといえば、やはりそうではない。
 たとえば、いまの彼を取り巻く状況。
 森の中で、樹木を盾にする敵。
 そいつを狙った炎が、森林に延焼すれば、その高熱は、たやすく敵の体温を、彼の皮膚感覚から隠してしまう。熱を遮るのは水だけではない。火もまた、熱を遮るに充分な存在なのだ。
 そしてメンヌヴィルの放つ『火』は、瑞々しい巨木を簡単に、それこそ紙のように燃やし尽くしてしまう。
 だが、そういう状況なればこそ、彼の口元には笑いが浮かぶ。ふてぶてしい、切れるような笑みが。
 
 眼前の敵が、何らかの意図を持って森に潜んでいるのか否かは分からない。たとえば、“そいつ”が森の中に、何らかの罠を仕掛けていたとしても、メンヌヴィルは、それを不思議とは思わない。
 挑発の言葉を口にしつつも、彼は一度敬意を払った敵に油断するほど、のんびりとはしていない。
 だが、このままでは埒があかないのも事実だ。
 おそらく敵は、まだメンヌヴィルが体温を頼りに狙いを定めている事実までは気付いているまい。ならば、まだ駆け引きの余地はある。

「名乗らぬ護衛よ、もう一度訊く。森から出てこないか?」
 返答はない。まあ、そうだろう。メンヌヴィルはニヤリと笑う。だったら、これならどうだ?

「出てこぬならば、いまからガキどもを焼きに行こうか」


778 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 03:18:11 ID:z+dVqrCn
支援する…!

779 :もう一人の『左手』(その29) ◆utAARsQ0ec :2008/06/02(月) 03:21:09 ID:BMV3dRBU
.
 木陰に隠れた“そいつ”の体温が、ゆらりと変化する。
(たいしたヤツだ)
 メンヌヴィルには今の一言が、男の心理状態をいかほど動揺させたか、それこそ手に取るように分かる。だが彼が評価するのは、そこではない。動揺してなお一分も呼吸を乱さない、その身体制御にだ。
 盲人たる彼には分かる。“そいつ”の隠形が、どれほど見事なものであるのかを。信じられない事だが、男は窓から飛び出して以来、一度も気配をあらわにしていない。
おそらくメンヌヴィルが並みの盲人であったなら、戦うどころか、“そいつ”の存在すらも感知できないだろう。
(だが、……それでも、俺には通用しねえ。相手が悪かったことを始祖に愚痴るんだな)

「なら仕方ねえな」

 そう言うや、メンヌヴィルは振り返った。
 凄まじい速度で、何かが飛来してくる。それを彼は余裕をもって躱した。おそらく石ころか何かだろう。
 たとえ、無機物であっても彼の温度センサーを出し抜くことは出来ない。ましてや今の攻撃は、手段・タイミング共に、充分予想できた。そのあと“そいつ”が、どう動くのかも含めてだ。
(やはり、な)
 森から飛び出した“そいつ”は、複数の石ころを投げながら、走り寄ってくる。こちらに呪文詠唱の機を与えないつもりなのだろう。メイジならぬ身で、メンヌヴィルの間合いに入ろうとするなら、それしかない。
だが、それはメンヌヴィルの実力を、甘く見すぎていると言うしかない。
「ふんっ!!」
 詠唱もなしに、杖の一振りで張られた炎の壁が、数個の石ころを同時に熔かす。
 だが、“そいつ”は動揺しない。石を防がれる程度までは読んでいたのだろう。
(なら――!)
 その瞬間、メンヌヴィルは炎の壁に使用した『火』を、まるごと一個の巨大な炎球に変化させ、投げつけた。男はそれを躱す。――だが、

「甘いわっ!!」
“そいつ”が避けようとした瞬間、メンヌヴィルは炎球を爆発させたのだ。
 さすがにその攻撃までは予想していなかったのか、男は衝撃波と熱線をもろに喰らって吹き飛んだようだ。
 たとえ火の粉一粒でも、人体を充分に焼き尽くすメンヌヴィルの『火』である。その爆熱をまともに浴びて、即死しない生物がいるわけがない。――はずだった。


“そいつ”は、生きていた。


 いや、ただ生きているだけではない。
 体温をさらに変化させ、かろうじて“男”と識別していた性別すら、もはや分からないまでに、身体が急激な変化を遂げているのだ。
「ッッッッ!」
 その瞬間、“そいつ”が身に纏っていた高熱が消えた。
 掻き消されたのだ。この『白炎』のメンヌヴィルの炎が、種火のようにあっさりと。
――こんな生物がいるわけがない。
 彼は王党派の例の亜人『赤い悪魔』について噂以上のことは、まだ何も知らないが、それでもメンヌヴィルは思った。『悪魔』というのはニューカッスルにいるそいつじゃない。そんな存在がが何匹もこの世にいてたまるか。
『悪魔』とは、眼前にいるコイツのことをいうのだ。
 メンヌヴィルは戦慄した。いや、これは恐怖だ。眼を焼かれて以来、数十年ぶりに感じる恐怖だ。

「貴様、一体……何者だ……!?」

 返事はない。

「貴様は……『悪魔』……なのか……!?」

 やはり、返事はない。だが『悪魔』という言葉を聞いた瞬間に、“そいつ”の足が、ぴたりと止まった。
 もはや体温から、その“生物”の心理状態を窺うことはできない。手持ちの知識で図るには、“そいつ”は、あまりにも異質すぎる存在だったからだ。
 だが、少なくとも言葉は通じるようだ。
 何故なら、そいつは――。

「悪魔――か。……なるほど、案外真理をついているかも知れないな」


780 :もう一人の『左手』(その29) ◆utAARsQ0ec :2008/06/02(月) 03:22:32 ID:BMV3dRBU
.
 その瞬間、メンヌヴィルは思った。
(違う……!!)
 こいつは『悪魔』なんかじゃない。
 こいつは、ただの“生物”だ。首を刎ねれば普通に死ぬ、当たり前の“生物”だ。
 ただの“生物”でないならば、本物の『悪魔』ならば、なぜ俺ごときの魔法で、手傷を負っている!?
『悪魔』でないなら、――いや、もうコイツの正体などどうでもいい。『悪魔』であろうが、なかろうが、そんな事はもう、関係ない!!
 その瞬間、メンヌヴィルを陥れていた恐怖は、歓喜となった。
 彼が求める、ただならぬ敵――強敵。その飽くなき戦闘本能が求める存在が今、まさにここにいる!!
 全身を駆け巡る魔力を解放するに足る相手を、
 かつて己が光を奪った『炎蛇』以来、永年の退屈とともに捜し求めた、自分を凌ぐ力の所有者を、
――メンヌヴィルはついに見つけたのだ。


「『悪魔』よ、もう名乗れと言わぬ。ただ、俺と戦い、そして――死ね!!」


 全身の体力と精神力を、いま詠唱中の『火』に残らず、ぶちこむ。
 この呪文を放った後、おそらく自分は指一本動かすことさえ出来ないだろう。
 だが、かつてない歓喜が、彼を駆り立てずにはいられない。
(ここで死んでもいい)
 もし、雑念の余地があれば、メンヌヴィルは本気でそう思ったかも知れない。
 もう、メンヌヴィルは眼前の“そいつ”の体温以外、何も“見て”いなかった。
 だから、彼は気付かなかった。
 背後の家から、いつのまにか“標的”が出てきていたことも。その“標的”が、聞いた事もないような呪文を詠唱していた事も。

 ナウシド・イサ・エイワーズ……ハガラズ・ユル・べオグ……、

「ティファニア……!?」
『悪魔』が何かを呟いたようだが、もはやメンヌヴィルの耳に、そんな言葉は届かない。
 あと数秒で呪文は完成する。

 ニード・イス・アルジーズ……ベルカナ・マン・ラグー……、

 陽炎のように空気がそよいだ瞬間、杖に込められた『火』とともに、メンヌヴィルの歓喜は消失した。


^^^^^^^^^^^^^^

「森を抜けると街道に出るわ。そこにあなたの原隊がいると思う」
「ああ……すまねえな、お嬢ちゃん」 
 寝起きのような顔をして、ふらふらとメンヌヴィルは去った。

「大丈夫だった“ブイスリー”!?」
 幾筋か、白い煙が立ち昇る赤いボディ。ティファニアは、心配そうにV3に駆け寄った。
「いまのは……?」
 かすれた声でV3が尋ねる。
「わたしの魔法。あの人の記憶を、ちょっといじったの。街道に出る頃には、多分わたしたちのことは忘れてると思う。――もう安心よ」
 少し恥かしげにそう言いながら、満面の笑みを浮かべるティファニア。V3が無事だった事を、心からホッとしているのだろう。
 だが、それに反してV3の声は、冷静という以上に、氷の冷気を纏っていた。



「ティファニア、おまえ――そうやって“ブイスリー”の記憶を奪ったのか?」



 ウェストウッドの空気が凍りついた。


781 :もう一人の『左手』(その29) ◆utAARsQ0ec :2008/06/02(月) 03:23:23 ID:BMV3dRBU
今回はここまでです。

782 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 03:25:57 ID:4L1BiUbG
お疲れ様です

相変わらずイイトコで締めてくれますなw

783 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 03:27:03 ID:z+dVqrCn
左手氏、投下乙です。
以前、「記憶操作に異常なまでに嫌悪感を示すキャラがテファと関わったらどうなるだろう?」なんてネタ振りしたことがあったが、

こ れ は ヤ バ イ w

784 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 07:56:55 ID:ZfBSX0B4
>>763
おまww俺が考えてたネタをwwwww
というか、むしろ何で皆武器を要求しないんだろうね?
最初から戦闘に秀でたヤツはともかく、あの時点では戦闘力ゼロのやつもいるのにな。

785 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 08:36:16 ID:AVnYNtqo
左手さん乙です!


>>783
つまり、風見はそういうキャラである、と

うん、やばい……どうなるのか気になって仕方ない。

786 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 08:43:22 ID:0oIH5y93
そう言えばSPIRITS版風見志郎はBADAN時代のZXを見ているしなぁ。記憶操作の術に対して強烈な嫌悪感を持っていても不思議ではない。

787 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 08:57:15 ID:VIagO303
テファ本人は悪意持って記憶消してるわけじゃないあたり、話が複雑になりそうだ

788 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 09:24:08 ID:0oIH5y93
>>787
ですよねぇ。じゃあ口封じで殺す方がいいんですか?となっちゃうし。
まぁ彼女の性格からして無闇に乱用することはないと思いたいけど。

789 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 09:37:18 ID:RXzbvVvq
いや、乱用しないと逆にテファがやばい。超やばい。
自分を見られた、家を見られた、それだけで記憶を消して回らないと「何かが潜伏しているかもしれない」という情報を持ち帰られてしまう。
乱発していたからこそ今まで「うっかり遭遇」ですんだんだし。
目的を持って捜索されたら間違いなく見つかる上に「あやしい先住魔法で記憶を消して回った」って前科はハルケ住人が殺せコールをするに十分だろ。

ピリピリした展開になってきたねぇ。

790 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 09:48:12 ID:f5VCNkZR
あれ、風見は「仮面ライダー」としての記憶を消したことについて、怒ってるのでは?

791 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 11:41:52 ID:0uuYUhdT
まだライダーとしての記憶を消した、と疑ってる段階だと思うが…
何にせよワクテカが止まんないww

792 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 12:02:11 ID:gz8ObjWb
まあもしテファが召喚したのが予想通りSIC版の帰ってきたV3なら消したとしても無理ないだろうな
文明が滅び去った荒野でたった一人生き続けてきたんだし
本人が望んでも無理ないかと

793 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 12:38:07 ID:hEHYcCRE
>>653
遅レスだが巨大艦建造や、なにより船の航海(飛行船の場合航空なのか?)などが
普通に行われていますからね
城の建築などもされてる以上数学はそれなりに発展していると思われ

794 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 12:41:33 ID:hEHYcCRE
>>704
プリティサミーと天地無用のササミ

アレだ、リリカルななのはさんとどこぞの武道家の妹ななのはちゃんの違いと同じ
ちなみに上 >>653じゃなくて>>654

795 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 12:52:55 ID:j1qQtFyV
超巨大攻撃衛星ソビエツキー・ソユーズ召喚

796 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 13:19:46 ID:hEHYcCRE
海底軍艦ラ号級 ソビエツキー・ソユーズ召喚

797 :名無しさん@お腹いっぱい。名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 13:28:31 ID:E6W7mgVM
いっそのことサハラの代わりにソ連召喚

798 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 13:32:55 ID:0Hoj88d/
>>704
詳しくは覚えてないが、スピンオフ物としてのリリカルなのはの先駆け。
CDドラマが最初だったかな、その後OVA・TV・小説・漫画・ゲームになるなどメディアミックスとしてはなのは以上の物だった。
なのはは内容は別としても原作のレーティングから考えれば3期もやれたのは凄いと思う。

799 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 13:37:38 ID:SVhgU7RP
超人的な力を持たない普通の人間が召喚される方が面白い気がする。

800 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 13:41:57 ID:gz8ObjWb
因みにスピンオフ物の元祖は鉄腕アトム
元々はアトム大使という人類と宇宙人のファーストコンタクト物だった


801 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 13:44:01 ID:hEHYcCRE
>>797
靴屋の息子召喚と申したか
それとも鍛冶屋の息子か

802 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 13:56:53 ID:YoT9HubB
>>799
それだと才人よりも出来た人間でもアレだし
ただの不良だったり屈折してたりしても…
…後者は面白そうかもしれん。

803 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 14:06:02 ID:yBsexI6s
>>799
ガンダールブの力が発動してもワルキューレには勝てず
何の信念も持たず、周りに流され、強いものには弱く、弱いものには強く、直ぐに挫折するキャラを召喚しておもしろいか?

804 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 14:11:42 ID:hZ4emLkB
超人的な力を持たなければ周りに流され、強いものには弱く、弱いものには強く、直ぐに挫折するのか?
提督のヤンだって普通の人間じゃないか。

805 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 14:14:10 ID:RAjuU17X
>ガンダールブの力が発動してもワルキューレには勝てず
いやそこは普通の人間と比べものにならないぐらい虚弱じゃないと達成出来ないだろう
寝たきりの半死人か?

806 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 14:20:50 ID:RXzbvVvq
なんかワルキューレがやられ役と思われてるよなぁ。
あの世界で考えれば結構強い部類と思うけどね。
青銅の全身鎧+多少の傷は復元+状況に応じて剣に槍に盾と武装変更可能+連携行動可能、だよ?

807 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 14:27:40 ID:P23xX+Yv
>>805
ガンダールブ持ってても勝てないキャラ…
マイルズ・ネイサン・スミスなんてどうだろう?
時期によっては激しく走るだけで脚が折れたりする
更にはいたるところが人工骨なので、水の魔法が効くかどうか

808 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 14:28:40 ID:0Hoj88d/
>>805
スペランカー先生やエクセルサーガのハイアットが虚弱キャラだなw
ハイアットは体のスペック自体は凄いらしいけど。

809 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 14:32:30 ID:VM6tV3/E
>>806
あの世界で考えるともっと強いのが普通ってことじゃないのか?
強いと言ってもドットだし、ワルキューレがあんま強いとフーケのゴーレムとか本気で手に負えないと思う

810 :名無しさん@お腹いっぱい。名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 14:33:52 ID:E6W7mgVM
>>805
うたわれるもののユズハ召喚とか?
病弱で目が見えなくて発作持ち…むしろルイズがギーシュと決闘するな、うん

811 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 14:35:40 ID:FymY3NZs
ワルキューレ七体で傭兵一個小隊相手に出来る(絡め手なしでだろうけど)んだから
実際強い、ただ強いメイジはもっと強いだけの話
タバサの冒険で軍人メイジ二十人で一個連隊相手ぐらいなら防戦可能とか言ってたし

812 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 14:36:14 ID:hS4Ctbya
ギーシュが決闘言い出した時点でルイズ以外にも何人か敵に回すだろうな
それ以前にさすがに病弱発作持ち相手に決闘は言い出さないと思う

813 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 14:38:02 ID:bQNUrTtW
>>807
スーパースターマンとかボー・ブランシェやヤムチャみたいな咬ませ犬キャラは?
スペック的に問題無さそうだけど勝つシーンが想像できない

814 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 14:48:39 ID:B2Nz7so5
>>806
あの世界のゴーレムは大きさこそパワーみたいな所あるしなぁ。
魔獣・幻獣の類とやりあって勝てる性能が求められてるんだろうねぇ。

そいや宝探しイベントのときってトロルだかオークだかと戦闘してたけど…そもそもギーシュいたっけ?

815 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 14:52:46 ID:hZ4emLkB
>>そもそもギーシュいたっけ?
作戦を無視して勝手にワルキューレを突撃させ、あっさりとやられた。

816 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 14:59:48 ID:jQmZR1BV
サイトだって普通の高校生だったし、「キャプテン」の谷口君とか召喚されるといい話になりそうだ

817 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 15:18:46 ID:OO8CO1a4
>>803
極論しか吐けないのかwwww

818 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 15:27:25 ID:yBsexI6s
>>817
IDが珍しかったんで調子に乗ってました
すいません

819 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 15:29:00 ID:/c8rYY+B
>>816
1遊 タバサ
2二 レイナール
3一 ギムリ
4投 谷口
5捕 キュルケ
6三 ギーシュ
7中 ルイズ
8右 モンモランシー
9左 ティファニア

控 マリコルヌ

こうですか?

820 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 15:30:44 ID:RAjuU17X
捕手はマリコルヌ。美少女ピッチャーの暴投を特に好む。

821 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 15:56:56 ID:wOiMgjUQ
ルイズがスピンオフすると魔法少女か魔女っこか
ルイズ・ザ・大平原の小さな胸


822 :名無しさん@お腹いっぱい。名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 16:25:30 ID:E6W7mgVM
>>812
>ギーシュが決闘言い出した時点でルイズ以外にも何人か敵に回すだろうな

いや、八つ当たり始めた時点でヤバいような
なんつーかむしろギーシュがルイズに「決闘よっ!」とか言われるような気も
そしてギーシュ爆殺

823 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 16:35:35 ID:VIagO303
美少女な使い魔を召喚したルイズが、ギーシュが使い魔口説き始めたの見てぶち切れ→決闘よ!という変化球

つうかギーシュのストライクゾーンってどのあたりなんだろ

824 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 16:38:01 ID:u7FLaW+d
>>823
とりあえず同級生と下級生だな
あの他にギーシュが女性に目を奪われるようなシーンとかあったっけ?

825 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 16:41:33 ID:7gmI0jwN
谷口さんは恐ろしいまでのカリスマ性と統率力と指揮能力持ってる上に自分は努力を全く惜しまないハイスペックナイスガイ
むしろ常に周囲の数倍の努力をする

826 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 17:03:02 ID:MuE2oBbn
召喚されるキャラが女の子だけどルイズは元より、シエシエやアンアンまで魅了しちゃうという百合百合しいのはNG?

827 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 17:04:19 ID:/c8rYY+B
>>826
君は何を言ってるんだ? アリに決まってるだろう。

828 :名無しさん@お腹いっぱい。名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 17:05:36 ID:E6W7mgVM
>>826
いっその事、ルイズの性別ひっくり返しちゃえば?
ルイ・フランソワなら男の名前になるし

829 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 17:07:09 ID:QMz+N6RX
まとめwikiにあったボクシングの話……あんな風に、何かのスポーツに席巻されているハルケギニアというのはどうだろうか。

鉄鍋のジャン――のように『メイジは料理』みたいな感じで、一平民に過ぎないマルトーさんがサイトを鍛えに鍛えたメイジに挑むとか。

830 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 17:07:46 ID:40MN4dKa
>女の子だけどルイズは元より、シエシエやアンアンまで魅了しちゃうという百合百合しい

拳神雷さんとか鉄美弓華さんとか小島里見警視さんとか?


831 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 17:12:21 ID:RAjuU17X
>>828
つまり、高飛車Sなフランソワ(♂)が、
召還したいたいけな美少女を首輪つけて鞭打ちしたりしてギーシュ・マリコルヌ・その他が前屈みになる
いかがわしい話ですね?

832 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 17:19:45 ID:Fwk+W+HS
もちろんルイ・フランソワきゅんは美少女と見まごうようなツンデレ美少年で

833 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 17:21:20 ID:/c8rYY+B
ルイ・フランソワ「か、勘違いするなよ。別にお前が好きとか、そんなんじゃねーんだからな」

そういや、一昔前のラブコメ主人公はこんなんばっかだったな。

834 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 17:24:27 ID:Vq7fRlU6
>>831
まあ、それを実際に書くと、正直相当人を選ぶ代物が出来上がりそうなのが何とも。
少なくとも本スレ向きじゃない気がする。


835 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 17:31:13 ID:4L1BiUbG
>>823
ルイズ相手ににモンモンかケティが決闘するとか言い出しそうなんだが。

836 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 17:33:12 ID:4exXTC5q
>>826
魔理沙でも召喚するのかね?

837 :名無しさん@お腹いっぱい。名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 17:39:47 ID:E6W7mgVM
>>824
>とりあえず同級生と下級生だな

elfのエロゲ思い出したのは私だけでせうか?

838 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 17:44:22 ID:B2Nz7so5
>>830
深見真スキー自重
いや自分もちょっと考えたけどさ。拳神雷とかだと普通に5万とか7万無双できそうなのがまたなんとも。

839 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 17:45:11 ID:hEHYcCRE
>>837
え?アレじゃないの?
なぜかエロゲー中毒のねらーになってるマリコルヌとギーシュが脳裏に・・・・・・
あと「はじるす」やってるワルド

840 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 17:48:14 ID:0Hoj88d/
>>837
下級生って題名なのに下級生が少ないソフトの事ですね、分かります。

841 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 17:49:25 ID:WQKIOxBL
>>826
遅レスながら、
N G な わ き ゃ な い じ ゃ な い で す か。



ただ問題なのは、大抵の百合っ娘は連れ合いや片思いの相手がいるって事かなあ…………元の世界の想い人とルイズとの板挟み?

>>839
ジョゼフ王やコッパゲ先生にオスマン翁もエロゲ中毒になってそうだと思うのは偏見でしょうかw

842 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 17:54:11 ID:/c8rYY+B
>>839
ワルドはロリコンじゃなくてマザコンだろ。
つまり『八神くんの家庭の事情』から八神野美を…。

843 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 18:00:06 ID:RXzbvVvq
>>839
ワルドが
「野望のためなら僕はどんなものでも犠牲にできる。それをこれで証明してみせる!」
といって「永留守」に挑んで全開で鬱になって引きこもるんだな。

あるいは「グリーングリーン」に手をだして……早苗ちゃんの後を追って首を吊るとか。

844 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 18:05:43 ID:hEHYcCRE
>>「君望」や「nice boat」をプレイするワルド・・・・・・

845 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 18:24:29 ID:358mewj8
キモい会話を長々としてんなよ・・・

846 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 18:32:29 ID:OQk8lgbN
最近はずっとこんなのだぜw

847 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 18:33:01 ID:oEbG4Osk
最弱キャラを召喚したいなら
コードギアスのナナリー召喚
歩けないわ盲目だわ・・・

でもギーシュやマリコルヌは狂喜乱舞



いや、いっそ私を召喚してくれ


848 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 18:33:53 ID:g3WJ1m2o
バイク担いで波動砲ぶっ放すヒーロー召喚は・・・されないよな・・・

849 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 18:37:45 ID:VM6tV3/E
ブギーポップからスリム・シェイプ召喚しようぜ

850 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 19:13:25 ID:N28zM1s0
亀レスだが、マッドサイエンティストならあの人は外せないな。

と言うことでストレンジラブ博士召還。

851 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 19:15:10 ID:QjLi1szF
>>847
最弱キャラならスクイズの誠

の胴体だけ
これ、最弱w

852 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 19:18:13 ID:Fwk+W+HS
下半身さえあればいい!
下半身さえあればいい!

というか、奴の本体は下半身だろ?
胴体だけ召喚しても、胸に目ができて腹に口が開いて蘇るぞきっと

853 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 19:22:13 ID:2pMKd5tT
どんなエスタークだ、それはwww

854 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 19:22:31 ID:WQKIOxBL
>>852
それなんて刑天……
そういえば神話や民話から喚び出された話ってあったっけ?
姫と竜くらいしか思い出せん。

855 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 19:28:57 ID:RAjuU17X
デイダラボッチとかおらんかったか?

856 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 19:32:59 ID:9Ib9U4Jh
しかしコッパゲがいきなり内燃機関に挑戦してるのはなんだかおかしいな
産業革命の流れからするとハルゲキニアでは需要があんまり無いような気が・・・


1.イギリスは貧乏だったので、高価な青銅が手に入らないので鉄で大砲作る

ドットレベルで青銅(ギーシュ) トライアングルで鋼鉄(フーケ

鋳鉄?(有名なシュペー候)
青銅の方が難易度が低いならわざわざ鉄で作る意味がナス
ドットでも青銅で錬金出来るなら壊れる前提で青銅使うだろうな・・・

2.溶鉱炉の燃料として、石炭を使用するようになる
そもそもあの世界の燃料つったら薪とかせいぜい木炭?
石炭があるならコークスとか・・・無いか・・・

3.蒸気機関を炭鉱の排水のために利用する
炭鉱があるかどうかわからんしwww

4.蒸気機関を綿織物産業に利用する
植民地が無いのに力織機作っても綿花とか絹?が増産出来るわけじゃないしwww

コッパゲが幾らエンジン発明しても
飛行船の動力源じゃたかがしれてる

産業革命は起きっこ無い



857 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 19:33:27 ID:QjLi1szF
ならばクラウザーさんは?
基本的に弱いし

858 :826:2008/06/02(月) 19:39:45 ID:MuE2oBbn
百合は意外と受けが良いのか
まだ投下は先だけどクロス先はアカイイトより千羽烏月を召喚する予定
黒髪、ブレザー、黒パンストが似合う凛々しい女子高生です

859 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 19:39:53 ID:ordvKPZe
>857
必要がないからハッテンしないんだアッー!

860 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 19:42:08 ID:RAjuU17X
>>856
まあなんだ。おかしいと思うより先に、認識しておくべき事があるだろう。

861 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 19:45:35 ID:N28zM1s0
>>856
「起きないんだったら自分で起こせばいいのよ!」ってどっかの団長さんが言ってた

862 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 19:48:00 ID:Ny2c5e4N
黒蟻のモッカニアさん(死亡済み)が最弱ではなかろうかと
テーブルから落っことしたら割れちゃう

863 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 19:51:53 ID:u7FLaW+d
>>855
つまりダイダラを呼ぶんですねわかります!
足がいいかな?
弓使ってたし多分他の武器も使えそうだし

864 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 19:58:22 ID:KMkh/T8o
久し振りに1巻読み返して見たけど、
決闘になる前のシーンでギーシュは話打ち切ってサイトを追っ払おうとしてるのに、
サイトの方が噛み付いて決闘になってるのな。
サイトがもうちょっと大人だったら決闘イベント発生しなかったんだなぁ。

865 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 20:00:17 ID:KMkh/T8o
>>862
続きが気になりますなぁ。
オスマンとコルベールが本を割って使い魔再召喚とか企んでましたし。

866 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 20:05:24 ID:1yyuHnNt
>>864
決闘の部分とか読み返すと不良漫画の主人公のような言動だね

867 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 20:06:51 ID:L0bNInwo
最初のころのサイトは、どうにもヤケになってる感じがプンプンと

868 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 20:07:51 ID:EzjOaqpe
最弱ねえ…
ダダだろ。

怖いけど、戦うと哀れなほど弱い。

869 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 20:09:09 ID:Ui2JIaUt
>>863
ふるべゆらゆらゆらゆらとふるべ
ですねわかります

870 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 20:11:24 ID:8ku8GnG7
>>856
たしかコッパゲって、火の魔法を破壊以外に利用できないかで
内燃機関を作ったんじゃなかったけ?

871 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 20:15:59 ID:1yyuHnNt
>>869
カルラ舞うとか思い出した
考えてみたら霊能者とかは役に立ちそうにない世界だ

872 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 20:18:05 ID:e5Kubr5n
なんか、最近SS投下が少ない気がする

やっぱ13〜14巻で吹っ飛んだ作者が多かったんだろうな

873 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 20:19:21 ID:XW4TGF3n
最弱は無限のリヴァイアスの相葉昴治だろ。



874 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 20:19:40 ID:0Hoj88d/
>>853
m(ryの淫獣っぷりは進化の秘法のせいだったんだよ!

875 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 20:31:45 ID:cGKHQfQT
>>800
手塚先生のスターシステムはスピンオフとはまた別物のような。
あれはディズニーでミッキーとかが話ごとに違う設定で出てくるのが元だと聞いたことがあるぞ。

876 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 20:33:44 ID:RAjuU17X
>>873
ガンダー発動したら大差ないが、ギーシュとの決闘は起きそうにないな性格的に。

877 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 20:36:34 ID:HDROSXpS
誠は作品によってまともだったり、最低の女たらしだったりするからなぁ…
一番まともなのがマジカルハートで、一番最低なのがアニメ版だな

まあ、アニメ版自体製作者とぬまきちの暴走で誠がああなったんだが

878 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 20:36:44 ID:XOGMJ29B
るろうに剣心の斎藤一はどうかな?

879 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 20:37:20 ID:QjLi1szF
>>856
なにはともあれ、「ノボルがそこまで考えてるのか?」だよな

880 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 20:41:52 ID:XOGMJ29B
エーベルージュのカレナック 召還 希望

881 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 20:42:02 ID:L0bNInwo
地味に召喚してみたいのがサモナイの1の女主人公。
特にあやちん。

不良相手に「ペーパーナイフだって刺さったら痛いですよ!」
でも、ツンデレ、せくすぃ、無口メガネに足すんだったら、元気印のなっちんの方が……

882 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 20:42:56 ID:xTin6Dt+
>>878
絶対使い魔やらないな。
逆にルイズ殺されるぞ・・・

883 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 20:44:30 ID:4L1BiUbG
何らかのハンデでも持ってないかぎりガンダルーヴの力が使えれば
正面からならそれなりのメイジなら対等以上に渡り合えるんじゃないの。
その為の使い魔なんだし。

884 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 20:44:31 ID:1rziOw/t
壬生の狼を飼いならすことは何人たりともできませんからねwww

885 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 20:46:45 ID:m8+gHS65
神林長平の「敵は海賊」より黒猫アプロ。
メシか食いでのある敵さえ与えておけば特にこだわらず使い魔してくれるだろう。
もっともアプロの場合ルーンの効力がどこまで効くのか不明だが…

886 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 20:48:37 ID:7gmI0jwN
>>879
流石に人をバカにしすぎだ
考えてもそんなラブストーリーに不要な事にウェイト裂くかよって訳で
相手が知らないかどうかも不明なのに教科書レベルの常識を相手が知らないとか言うのは流石に間抜けすぎる

887 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 20:52:32 ID:lQVfG9xL
ジョン・バーツとかどうだろうな
両手に剣を持たない限り、子供にも負けるだろうって人
ただ間違いなく中盤以降握力無くなって、剣握れなくなる恐れがあるんだが

888 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 20:54:07 ID:L0bNInwo
>>887
フルアヘッドはいいものでs

確かに船長ならいい仕事しそうだ。
キャラ的にも、二刀流じゃないとショボす的にも

889 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 20:56:11 ID:4L1BiUbG
別にガンダルーヴであることにこだわらなくてもいいと思うのだが。

まぁそうなると他の使い魔達をどうするかで
頭抱えることになってしまうけど。

890 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 20:57:24 ID:Fwk+W+HS
むう、もし伊藤誠を召喚したら……同じ高校生のサイトよりヘタレな上、
いろんな意味で避難所行きのことをしでかす危険があるな
胸にルーンが刻まれそうだし

891 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 20:58:42 ID:AR3QBriX
左手はチート兵器がやってくる
頭は自分でマジックアイテム改良開発
では生物従わせる右手はどんな特典が付いてくるんだろうか

892 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 20:59:57 ID:RAjuU17X
オッドアイでキザなイケメンになる

893 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/02(月) 21:00:14 ID:iMZAGPEF
>>808
スペランカー先生でギーシュ戦想像してみた。

「これからヴェストリの広場で? うん、いいよ」とあっさり決闘を受ける先生。
ワルキューレがまるで歯が立たず、一方的な先生。
不意打ちをジャンプで避けたところ、高く飛びすぎて着地前に死ぬ先生。

先生は決して弱くは無い。死ぬタイミングと条件がちょっと人と違うだけで。
決闘云々の前に食堂で死んで有耶無耶になりそうな気もするが。

894 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:02:29 ID:VU3WY6N5
>>891
自分で獣呼び出せる奴なら最強の使い魔じゃね?

誰か召喚士呼んでこーいw

895 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:03:35 ID:L0bNInwo
むしろ13巻設定の流用で、ガンダinロマリアが大変なことになりました、だから。
バケモノじゅりちゃん誕生

896 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:04:01 ID:pcNz+MOu
曲がりなりにも(直刀だが)デルフは大剣だからなあ

得物が日本刀のキャラはイマイチ映えない気がする

897 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:05:46 ID:HDROSXpS
>>890
シエスタによるNice boat.ですね
分かります

898 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:06:37 ID:7M7AQWBr
魔界村からアーサー召喚。
決闘やフーケ討伐以外の日常はパンツのみ。
食堂や教室、ルイズの部屋でもパンツのみ。
シエスタとイイ感じのときも既にぱんつ。

899 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:08:42 ID:4L1BiUbG
戦闘系のキャラは大抵自分の愛用している武器とセットでよばれてくるから、
ほとんどの場合デルフいらない子になってしまうような。

900 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:09:55 ID:mM5gwrX3
>>856
>いきなり内燃機関に挑戦してるのはなんだかおかしいな

蒸気機関を作ったけど満足できる性能を出せなかったそうです。

>産業革命の流れからするとハルゲキニアでは需要があんまり無い

賛同します。

>1.イギリスは貧乏だったので、高価な青銅が手に入らないので鉄で大砲作る
>ドットレベルで青銅(ギーシュ) トライアングルで鋼鉄(フーケ
>鋳鉄?(有名なシュペー候)
>青銅の方が難易度が低いならわざわざ鉄で作る意味がナス
>ドットでも青銅で錬金出来るなら壊れる前提で青銅使うだろうな・・・

レコンキスタが作成した長砲身のカノン砲は、おおよそ1.5倍の射程。
「国中の錬金魔術師を集めて作成」レキシントン擬装のシーンにて。

>2.溶鉱炉の燃料として、石炭を使用するようになる
そもそもあの世界の燃料つったら薪とかせいぜい木炭?
石炭があるならコークスとか・・・無いか・・・

コークス(19世紀に発明)を使って鉄製の弾を作っている描写があります。
鉛ならそこまでの高温が必要じゃないがとかゆうとったかと。
ハイランドのジャイアント(オーガだかトロルだったか?)を焼き殺す少し前。
被帽徹鋼弾でもつくっ取ったのかね?

>3.蒸気機関を炭鉱の排水のために利用する
>炭鉱があるかどうかわからんしwww

上記の理由から炭鉱はあると思われます。
問題なのは、そんなもの水魔道師がいれば必要なさそう、
蒸気機関作っても使い道を思いつけない=
必要性を証明できないため普及しそうに無い


>4.蒸気機関を綿織物産業に利用する
>植民地が無いのに力織機作っても綿花とか絹?が増産出来るわけじゃない

質の悪い綿?を錬金で作ってそれを糸にする・・・とか?
紡績機のほうが需要としては重要だったりするんですけどね、実は。

>コッパゲが幾らエンジン発明しても
>飛行船の動力源じゃたかがしれてる
>産業革命は起きっこ無い

3の理由でおきそうに無いなあ、と思います。
ただ、才人がパソコンをネットにつなぐ方法思いついたので、
これからどうなるかわかったもんじゃないです。

901 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:11:08 ID:OsbXOx/+
>>853
デスピサロじゃね。

ルイズがピサロを召喚。
ピサロとティファのイベント。
迫害によるティファの死。
ピサロは人間を滅ぼすことを決める。

実はティファを死に追いやったのはルイズの嫉妬   まで妄想した。

902 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:11:20 ID:WQKIOxBL
>>896
野太刀使いなら何とか…………ネギまの刹那とかバスタードのガラとか?
いい感じにルイズ達の友人や兄貴分になってくれそうな気がしないでもないが、どっちも無茶か。
ってかムラサメも夕凪もそう簡単にお釈迦になっちゃくれんだろうし。

903 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:11:24 ID:RAjuU17X
むしろ武器無し召還されて武器屋で自分の武器と再会
ちょっと見ぬ間に自称6千年で喋るように改造されてた流れ。

904 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:13:46 ID:4L1BiUbG
>>901
FF7との多重クロス?

っていうジョークは置いておいて。

テファの間違い?

905 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:15:09 ID:eZ/LAADC
>>875
少なくとも、アトム大使→鉄腕アトムは背景世界が直接繋がってるスピンオフだよ
(厳密には、長期連載の中で微妙に設定が変わったりしてるけど)

906 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:17:43 ID:/c8rYY+B
>>899
デルフは元々対魔法防御用の武器だったわけだから、
愛用の武器を右手に持って左手でデルフを使えば良いんだよ。

907 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:20:05 ID:LguEMagQ
>>889
魔法にと同等かそれ以上の特殊能力をもったキャラなら
そのまま憚れる者で呼んでもいい気がする。
記されないのは魔法至上主義の社会ではそれ以外の力は
認められなかったからとか。


908 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:20:31 ID:FFcy4e9b
産業革命以前に思想や政治体制が6000年も変わらんってほうがおかしくね?

909 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:22:11 ID:VU3WY6N5
以降ハルケギニアの政治、文化、産業に関する話題禁止

910 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:22:21 ID:/c8rYY+B
>>908
変化はしてると思うよ。単に緩やかなだけで。

911 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:23:29 ID:4L1BiUbG
設定について深く語りたい奴はとりあえず避難所の設定考察スレに行ってくれ。

ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9616/1211898392/

912 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:24:27 ID:6GfImaZ5
>>908
ノボルだから仕方ない

913 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:24:36 ID:Ps8OWjNc
しかしなんだね、SS読んでると『召還』っていう誤字が多いよな。
あと『偏在』。

914 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:25:45 ID:FFcy4e9b
>>910
6000年だぞ
俺は監視者がいて進歩的な考えは危険思想を持つ人物と見做されて
ことごとく縊り殺されてるとしか思えんw

915 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:26:33 ID:Hmzv6pFX
所詮はエロゲライターが余所からの継ぎ接ぎでこしらえた世界だ。

設定考察に耐えられるような作品じゃないってことを理解しようぜ。

916 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:26:57 ID:VU3WY6N5
>>913
確かみてみろ!

917 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:28:09 ID:m8+gHS65
設定考察も政治談義もいいが、それは本筋ではない。
知能指数ゼロのツンデレラブコメでいーじゃん。

918 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:28:10 ID:Ps8OWjNc
6000年変わってないと断ずる根拠は?
変わってるかもしれないじゃん。


919 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:30:11 ID:FFcy4e9b
>>915
一巻で終わりのとこをよくここまで伸ばしたものだと編集者とノボルに感心するがな
問題は落としどころか

920 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:30:31 ID:Ps8OWjNc
>>916
インド人を左へ、の類かな?ザンギュラのウリアッ上とか。

921 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:32:13 ID:g3WJ1m2o
>>915
バカヤロウ!
それをあーだこーだつっつきながらこじつけ合わせてくのが面白いんだろうが

922 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:32:16 ID:IxMQsEHw
>>900
ハルゲキニアで科学技術を売り込むとするなら貴族相手じゃなくて
平民相手に貴族の魔法に頼らずにすむ技術として売り込む方がいいのかなぁ…
王国に認められるにはスクエアメイジの魔法以上の技術を用意した上で
「これならスクエアメイジ以上の働きを年中無休で出来ます」ってやるぐらいかなぁ…
ハルゲキニアにおけるスクエアメイジの希少価値度によっても違うだろうけど。

923 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:33:24 ID:/c8rYY+B
>>914
メルニボネ帝国は1万年続いてもなお中世並かそれ以下の技術レベルだぞ。
魔法がある世界と現実地球を一緒にはできないよ。

924 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:34:25 ID:8wQ3RfLk
>>916
"召還"だと呼び返すことになるから"召喚"
"偏在"だと偏って存在することになるから"遍在"


間違ってるのでは?

925 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:37:23 ID:VU3WY6N5
>>920
SM書きは所詮はママチュアだから、誤植が出るのはあたたり前です。
書き上げたのを誌み返さない奴もいるから誤植は滅らないだろうね。減ったりする。

926 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:44:26 ID:1iXfhCrP
>>921
やめて!

ノボル擁護派の最後の砦まで入って来ないで!

927 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:44:47 ID:DD0DWsKw
>>924
それは誤植ネタだ。

928 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:44:51 ID:Ps8OWjNc
すげえ。
そこまで作為的に誤字を並べられると感心するわ。

個人的に『SM書き』『滅らない』がツボ。

929 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:46:09 ID:/lmMhe2l
こんな所までゲーメスト゜信者の摩の手が

930 :割れぬなら……(0/5):2008/06/02(月) 21:46:26 ID:Z5Ji40uz
投下予告

10時になったら作品を投下いたします。
もしも蒼天版曹操を召喚したら。

931 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:46:32 ID:vylAijmc
>>610
作者つながりでぷよぷよ(魔導物語)のウィッチ
あの人もちょっとマッドなところが


932 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:47:31 ID:HDROSXpS
もういい!
こんな不毛なやり取りなんてやめて俺はティファの胸に挟まれて眠ってくる!

933 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:49:20 ID:N28zM1s0
>>893
>スペランカー先生
なんだかんだ言って富坂市とか首都島でも生き残りそうだから困る

934 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:49:49 ID:fQ3FnONG
>>925

最初の二文字の所為で、誤字ネタだと気づかずに、何で官能小説作家がアマチュアなんだろう、って考えてしまったじゃないかw

935 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:49:58 ID:CJbsVU+O
不毛すぎるんでちょっとベアトリスとラ・ロシェールの森へ遠乗りに行ってくるよ!

936 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:50:01 ID:5/pPMZiw
>>908
そう言った物が発展する理由が無いからだろ。
進歩や発達と言うのはその必要があるから生み出されるんであって、体制が非常に安定しているなら発達する必要がない。
その例が古代ローマだ。古代ローマでは生産が奴隷労働によって事足りていたから蒸気機関が発明されてもただのオモチャで終わり、その数百年の歴史の中で技術が殆ど発達しなかった。
ましてやハルケギニアでは大抵の事は魔法で事足りるんだから技術を発達させると言う発想自体が珍しい物だろう。
そして体制が安定しているなら変革を起こす事が出来るなら外部からの圧力のみだがハルケギニアにはそれがない。
もし欧米列強がアジアに進出せずに日本がずっと鎖国していたらどうなっていたか想像してみるといい。

937 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:50:43 ID:6GfImaZ5
>>932
まて!

それはスカロンの尻だぞ!

938 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:50:49 ID:Ps8OWjNc
不毛なやり取りをしている奴らの足を踏もう。
・・・ごめん。
正直反省してる。

>>930
投下歓迎。

939 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:50:50 ID:5/pPMZiw
すまん。
sage忘れた。

940 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:52:32 ID:Ps8OWjNc
>>936
だから考察は他所でやれと。

941 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:53:10 ID:g3WJ1m2o
>>893
スペランカー先生は虚弱ではない。
彼はきっと異常筋力の持ち主なんだ。
最適な行動をとらないと、自らの異常な筋肉で体の骨が砕けてしまうんだ。
蝙蝠の糞で死ぬのも、当たった衝撃で筋肉が反応し、骨を砕いてしまうからなんだ。

942 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:53:30 ID:QjLi1szF
>>906
まさに、右手に槍左手に絹ですな
原作じゃ槍がタイガーになってたけど
次はB-1爆撃機呼び出して「槍がランサー」ってかw

943 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:55:01 ID:N28zM1s0
>>942
斜め上で某スリーダイヤモンドのラリーカー呼び出すとか

944 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:55:04 ID:zPeEVy9q
>>941
それ骨が弱いだけじゃね?

945 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:59:58 ID:eICUcGW4
>スペランカー先生
本家でも弱いとかすぐ死ぬとかネタにされてるが、洞窟内だと転ぶだけでリタイアなんて普通だと思う
コウモリの糞も即死はしないが猛毒だし

946 :割れぬなら……(1/5):2008/06/02(月) 22:00:15 ID:Z5Ji40uz

 〜前回までのあらすじ〜

ジャン・ジャック・フランシス・ド・ワルドはアンリエッタを裏切り、レコン・キスタの一員となっていた。
彼は味方を装い、ルイズと彼女が持っている手紙を手に入れるつもりだったのだ。
迂闊にも彼と2人きりになったルイズは衝撃の事実を告白され、動揺する。
ルイズは必死の思いでワルドの手から逃れようとするも、彼女の未熟な魔法ではワルドに太刀打ちするのは不可能であった。
とうとう追い詰められ、ワルドに捕らえられたルイズ。
はたしてルイズの運命やいかに!? その時曹操のとった行動とは!?

 クライマックスは近い!

「……ちょっと待ちなさいよ」

何でしょうか? 今かなりノリノリで執筆中なので止めないでいただきたい。
そもそも貴方はワルドに捕らえられている筈なのですが。

「前回ってそういう話じゃなかったわよね」

……あ、本当だ。

「どういう事なの?」

 史上初! 前回までのあらすじに衝撃の新事実!!!

「ごまかすなぁっ!」


947 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:00:31 ID:aZROWcvD
支援

948 :割れぬなら……(2/5):2008/06/02(月) 22:01:33 ID:Z5Ji40uz
手足は縛られ、杖も手紙も奪われ、さらにグリフォンによって地上から100メイル以上も離れた場所を飛んでいた。
おおよそ逃れる事は不可能な状況の中で、ルイズの心は決して折れる事無くワルドを糾弾し続ける。
当時のルイズにとって貴族たる者は誇り高く、清廉潔白であることが当然であると信じていたし、人間の持つ心の闇を見せられた経験も無かった。
彼女にとってワルドの裏切りは天地を揺るがすような一大事であり、初めて見る汚い大人の姿であった。
ワルドもその辺りの事は心得ていて、ルイズによる糾弾が初めて口にする毒の味に対する驚きの表れであって、
実に子供っぽいヒステイーにも似た感情である事を見抜いていた。
だから今すぐにルイズの激情を静めるのは不可能だろうと見て、焦らず時間をかけて説得し、
心を開かせなければ彼女の協力を得るのは難しいだろうと考えていた。
ルイズと手紙を押さえ、敵地を離れ、後はレコン・キスタの本陣へと戻るのみとなったワルドは、原作以上に冷静であった。
基本的にこの男は追い詰められない限り冷静さを失わない。
自ら死地に飛び込むと聞き、ウェールズ暗殺を早々と断念した事が良い方向に作用したのかもしれない。
しかしながら、彼の冷静さはすぐに崩れる事となる。


949 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:02:27 ID:YZpq7/GT
お前らパンツ上げ! 支援

950 :割れぬなら……(3/5):2008/06/02(月) 22:02:51 ID:Z5Ji40uz

「両軍ごくわずかの犠牲をもち、この無意味な戦いを終結とする」

曹操の宣言は、戦場近くを飛んでいたワルド達の耳にもしっかりと届いていた。
彼等は目撃していた、砂塵の中からクロムウェルの死骸が現れる瞬間を。
ワルドは聡明な男である。
しかし今回ばかりは聡明である事が災いした。
かれは聡明であったが故に、レコン・キスタがクロムウェルの私兵に近い烏合の衆である事に気づいていた。
クロムウェルという名の最高責任者が消えれば、とたんに崩れ始めるだろうと予測していた。
もしもワルドの内通を知る者がクロムウェルただ一人ならば、ルイズの口を封じて何事も無かったかのようにトリステインに戻るという手もあった。
しかし現実には彼の内通を知る者は何人かおり、レコン・キスタが無くなるのであれば、
少しでも責任を逃れるために自己の知りうる全てを喋る者は必ずいるだろう。
つまりワルドが反逆者として処刑されないためにはレコン・キスタの存続が不可欠で、
レコン・キスタの存続にはクロムウェルの存命が不可欠で、
そのクロムウェルは最悪のタイミングで殺害されてしまったのである。
ワルドは追いつめられない限り冷静さを失わない男だったが、予定外の事態に遭遇するとすぐに冷静さを失う悪い癖があった。
その結果、彼は逐電逃亡を決断するのにほんの僅かばかりではあるが時間がかかり、それが後に偶然かつ突発的な戦いが起こる事となる。


951 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:04:02 ID:Ps8OWjNc
>>942
右手にMGM-52短距離弾道ミサイル。コレが俺のランスだーって。

952 :割れぬなら……(4/5):2008/06/02(月) 22:04:12 ID:Z5Ji40uz
クロムウェル殺害から2日が経過した。
ワルドの予想通りレコン・キスタ内では未曾有の大混乱が起きた。
有態に言えば、裏切り、寝返りの連鎖である。
まず真っ先にあの日先陣に居た1万の兵達が残らず寝返った。
その報を聞き、レコン・キスタに脅されて静観していた王党派が決起した。
次に金で雇われていた傭兵、盗賊達が離散した。
それと同時に優勢を理由にくっついていた日和見主義者が離れた。
そしてついにはクロムウェルの理想に惹かれた者達の中からすら、レコン・キスタと手を切る者が出始めた。
……ここまでが僅か2日の間で起こったのである。
アルビオン王国のジェームス一世が、

「降伏した者の罪は一切問わない」

と宣言した事もあっただろう。
クロムウェルによって(見かけの上では)蘇った者達が一人残らず元の屍に戻り、それが少なからずレコン・キスタを動揺させた事もあっただろう。
しかし最大の理由はクロムウェルが舌戦で完敗し、さらに命を落とした結果であった。


953 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:04:38 ID:Ps8OWjNc
失礼しました!支援!

954 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:04:49 ID:YZpq7/GT
支援

955 :割れぬなら……(5/5):2008/06/02(月) 22:05:30 ID:Z5Ji40uz
さて、とにかく2日が過ぎ、ワルドは港に居た。
今のワルドにとって、生き延びるための選択肢は2つしか無い。
1つはアンリエッタに全てを話し、助命を乞う事である。
割とお人好しな面がある姫殿下の事だ、十二分に勝算がある賭けである。
しかしこの策を使用すると、一生裏切り者として蔑まれながら生きていく事になるだろう。
もう1つは戦争による混乱が収まる前に下界に降り、そのまま身を隠すという手である。
この策は助命嘆願に比べてリスクは大きいが、うまく変装し別人になりきれば、いくらでも新しい職場が見つかる事だろう。
ワルドは後者を選択した。
彼はルイズと共にとある船の貨物室に忍び込み、息を潜めて出港の時を待った。
実は、この時点までルイズが生きているのは奇跡に近かった。
少し考えれば誰にでもわかる事だが、逐電逃亡、その上ほとぼりが冷めるまで身を隠す上で人間一人を抱えるという事はとてつもない不利益を生む。
それが逃亡に非協力的な人間であるのなら尚更の事だ。
ならば何故ワルドはルイズを殺そうとしなかったのだろうか?
前述の通り、ワルドは冷静さを失っていた。
それがワルドから正常な判断能力を奪っていたからであろうか?
それともワルドはギリギリの処で冷静さを保っており、人間だれもが心に抱く闇に拒絶反応を示すような子供を殺したくなかったのだろうか?
残念ながら筆者にはその問いに対して明確な答えは持っていない。
しかしワルドがどのような心情を抱いていたとしても、ルイズはまだ生きており、ワルドと同じ船室に居た。
重要な事はこの1点である。

……偶然、本当に偶然の出来事だが、ちょうどその時に港に居たジャイアントモールがルイズの持つ水のルビーの匂いに気がついたのだ。

ジャイアントモールは宝石類を好む性質を持っており、水のルビーの匂いに魅せられて移動を始めた。
そのジャイアントモールを使い魔にしていた男、ギーシュ・ド・グラモンがそれを追いかけ始めた。
同行していたキュルケ・中略・ツェルプストーも彼を放っておく訳にもいかず、同じくジャイアントモールを追いかけた。

 数分後、レコン・キスタの乱最後の戦いが始まるのであった。


956 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:06:11 ID:Vp7nAq4q
>>891
その世界の地球最強の生物が使役用に呼ばれるんじゃね?

957 :割れぬなら……(6/5):2008/06/02(月) 22:06:48 ID:Z5Ji40uz
今回投下分は終了です。
次回は水曜日の夜10時に投下する予定です。


958 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:07:22 ID:N28zM1s0
>>956
あの褐色のGですね。分かります

959 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:08:32 ID:Vp7nAq4q
って投下来てたのか乙

960 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:10:40 ID:e5Kubr5n
割れぬならさん、お疲れー


曹操は出番無しか、残念。

961 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:13:21 ID:9Ib9U4Jh
抗放射線バクテリアが召還されました

962 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:15:46 ID:Vp7nAq4q
>>958
ゴキブリは寒さに弱いぜ?

963 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:21:26 ID:RMZ9fs+5
フーバーダムに北極で発見されたエイリアンが(ry

964 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:28:55 ID:J1OGrBg3
実写版TFからスタスク召喚は考えた事ある。
ただ話が続かないorブラックアウト召喚の人と色々被りそうで頓挫したが。

965 :戴天神城アースガルズッ!:2008/06/02(月) 22:31:17 ID:pebkl+Cr
(´・ω・`)やあ。久しぶりだな兄弟
周囲がゴタゴタしていてしばらく文章界から離れていたアースガルズの人です
その間にアナスタシア召喚とか出ていて俺涙目
今は続きを書き始めてます
ところで――――おまいらの魂に、Gの咆哮はまだ響いているかい?

966 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:35:24 ID:yBsexI6s
魔法戦士リウイのクロスネタって今までにあった?

967 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:37:42 ID:4L1BiUbG
>>965


968 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:37:46 ID:T0WHkAAp
sien

969 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:38:10 ID:4L1BiUbG
失敗

>>965
お待ちしています

970 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:39:19 ID:4L1BiUbG
今更ですがスレ立て行ってみます。

971 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:39:57 ID:RMZ9fs+5
>>964
書いといてなんだが実写のディセプティコン召喚はやめたほうが。
基本スタンスが「人間なんてカスだろw」のうえ、まだ設定ハッキリしてないし。
大幅なルーン補正とか魔改造とかするってんなら別だけどさ。


972 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:41:00 ID:RAjuU17X
>>965
よくぞ戻ってきてくれた!

973 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:43:01 ID:6GfImaZ5
378 名前:名無しさん 投稿日:2008/06/02(月) 21:40:05 [ WGCY1MO6 ]
ノボルを馬鹿にする奴に限って底の浅い考察しか出来ないのはなんでだろう?

379 名前:名無しさん 投稿日:2008/06/02(月) 21:47:35 [ HAZfWkEo ]
素人と比べられる商業作家

380 名前:名無しさん 投稿日:2008/06/02(月) 21:49:51 [ BWng0L3g ]
とにかく難癖を付ければ「違いのわかる俺様カコイイ」って皆に認めてもらえると思い込んでるんだよ、きっと
仮に誰かが馬鹿だとしても、それを指摘した自分が賢くなるわけじゃないのに

381 名前:名無しさん 投稿日:2008/06/02(月) 21:52:43 [ uO3miBpY ]
本スレの住人に難癖を付ければ「違いのわかる俺様カコイイ」って皆に認めてもらえると思い込んでるんだよ、きっと
仮に誰かが馬鹿だとしても、それを指摘した自分が賢くなるわけじゃないのに

382 名前:名無しさん 投稿日:2008/06/02(月) 21:55:30 [ N94vw0kI ]
設定スレに誘導されてるのに延々本スレで議論続けてるしさ
ルールすら守れない馬鹿である以上、他人にどうこう言う以前の問題の連中って事だ

つうか連中自分たちが偏執的に否定してる貴族並の専横かましてる事に気付いてないんだろうな
お前等を革命して駆逐してやりたいよ、冗談抜きに

383 名前:名無しさん 投稿日:2008/06/02(月) 21:55:59 [ BWng0L3g ]
最低SS厨にとってはこうなんじゃない?

どうせ最後には主人公が勝つ

ならば格好良く勝つべき

悪人をとにかく凄い技で一方的に倒せばそれっぽいんじゃね?

というわけでとにかく強そうなキャラを元に魔改造開始

384 名前:名無しさん 投稿日:2008/06/02(月) 22:13:25 [ r9QTDHlI ]
なるほど、
難しそうな漢字や、〜流などの名前の技をフォントサイズ大きめなどで表示すると尚のこと最低SSだと分かりやすいですね。

385 名前:名無しさん 投稿日:2008/06/02(月) 22:17:47 [ BWng0L3g ]
多分、だらだらと途中経過を見せられるのが我慢できないんだよ
とにかく結果だけ知りたい、最後どうなるかだけしか興味ない
劣勢をひっくり返すなんて我慢が必要なものではなく、雑魚な敵を無双っぽく一気に吹き飛ばす爽快感が好き
汗臭い努力なんて格好悪いし、そんな泥臭いものを見せられても不愉快
だから一瞬で勝てるとわかる最強キャラを欲しがるんじゃないかな>365-373

386 名前:名無しさん 投稿日:2008/06/02(月) 22:28:49 [ Cy/OusaU ]
その気になれば俺TUEEE出来るキャラを召喚してるが、
戦闘はほとんどなくてルイズたちとの掛け合いを描く、つー作品もあるんだよな。
キャラが魔改造で全く楽しめないけど。

387 名前:名無しさん 投稿日:2008/06/02(月) 22:34:04 [ 5PHNBi5g ]
>>385
あーつまりポケモンでゼニガメを選ぶような奴等か
きっと邪聖剣ネクロマンサーでも楽な組合せしかしないしwizでもボーナスポイントは20以上しか(ry

ともかくそういう御仁達だとすると諭しても効果はなさそうだ
このまま嵐が過ぎるのを待つしかないんかね

974 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:44:21 ID:4L1BiUbG
スレ立て成功しました

あの作品のキャラがルイズに召喚されました part141
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1212414067/

975 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:46:51 ID:ClrHy3kz
建て乙

埋め

976 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:52:15 ID:WQKIOxBL
>>974さん乙です。

977 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:54:39 ID:SX/z152p
>>896
デルフは自身の錆を落とす力を持ってたりするし
デルフのサイズダウン程度の改変なら許容範囲内だと思うのだが、どうだろうか?

978 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:56:16 ID:WQKIOxBL
いっそマインゴーシュやソードブレイカーなデルフとか?

979 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:57:28 ID:Nir5DLaw
というか、仮にサイズダウンしても使い慣れてない人間に二刀流は無理だって
ガンダ補正で使うにしても、元の戦闘技術とはまったく違うものになるからかえって邪魔になる気が

980 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 23:04:19 ID:aZROWcvD
で?

981 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 23:05:13 ID:1KToHyPC
>>965
あなたと爆熱が楽しみだった自分にとってはこのスレが最近で一番うれしいスレかも

982 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 23:05:33 ID:z+dVqrCn
っていう

983 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 23:07:28 ID:Fwk+W+HS
だから長柄をつけてぶんぶん振り回せばいいんよデルフ
対七万で役立つこと請け合い

984 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 23:07:41 ID:yXkAM+4m
とりあえず、
>>965
あなたをまっていたっ!

985 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 23:09:46 ID:Nir5DLaw
無理に剣の形にする必要はございません
破壊の杖や竜の羽衣は平気で別物にするのに、デルフだけ無理して元の形に拘る方がおかしいでしょ

986 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 23:10:16 ID:L0bNInwo
だが、喋る杖は危険だと思わないか……

987 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 23:10:58 ID:Vp7nAq4q
>>986
管理局の白い魔王と申したか

988 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 23:11:46 ID:hE1hMEFu
そう言えば、スレイヤーズからは誰か召喚されてたっけ?
あれもファンタジーだよね?

989 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 23:12:34 ID:sN5dVoWm
1000なら愛の戦士 レインボーマン召喚(アニメ版)

990 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 23:12:47 ID:L0bNInwo
>>987
インテリジェントデバイスなデルフは逆に熱い気がするwwwwwww

というか、そのままでもレヴァ剣の同志じゃねーか!





……仲良くなれそうだな、レヴァ剣とデルフ

991 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 23:13:44 ID:Nir5DLaw
小ネタで2人来てた>スレイヤーズ

992 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 23:13:57 ID:N28zM1s0
あんなニート侍の武器と一緒にされちゃデルフが泣くぞ

993 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 23:14:03 ID:T0WHkAAp
暇なんで>>5(次スレ>>2)をタバサで作ってみた。
折角なんで埋めついでの投下。

994 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 23:14:38 ID:T0WHkAAp
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     _      ・1時間に一定量超える投下は「さるさん」規制に遭うので注意。
   〃 `´`ヽ    連投規制には有効な支援レスもこれには何の役にも立たない。
   {lヽ从从ノl!   ・文章量(KB)と分割予定数の事前申告は大事。
   ヾヘ(゚)-(イリ     規制に伴う代理投下をしてもらいやすい。
     /つ{⌒l^0    ただ、投稿量カウントと規制は正時(00分)にリセットと言われている。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      他スレでの実験により、規制ボーダーは8.5KBという未確認情報もある。
            ・投下時はタイトルをコテハンに。トリップは推奨。
            ・予告でクロス元作品は必ず説明を。明かすと面白くないのならその旨を明示。
             過去に元作品を明かさず投下を強行した「荒らし」と、同類認定される恐れがある。


995 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 23:16:06 ID:T0WHkAAp
投下前にプレビューするの忘れてた…_no
…まぁ、使われるワケもないし、いいか。埋め。

996 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 23:16:18 ID:FqPzZH+f
>>1000なら>>994が採用される


997 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 23:17:59 ID:WQKIOxBL
>>990
けどルイズ自身と相性がよさげなのはザフィーラかシャマルさんじゃね?護衛やら家庭教師?的な意味で。
ヴィータじゃケンカにしかならなそうだし、
シグナムさんじゃ話の流れが無双に持ってかれて味気無い事になりそう。イヤ他三人だって大差ないけど。

998 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 23:18:15 ID:L0bNInwo
>>1000なら>>994が採用される

とりあえず、避難所の運営には持ってくべき

>>992
持ち主がニートなだけです!
剣は仕事してます!

999 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 23:19:57 ID:Z3mM7Kf3
1000なら何か書いてみる

1000 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 23:20:00 ID:XYv8w6Nu
>>1000ならドロヘドロの煙さん召還

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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