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あの作品のキャラがルイズに召喚されました part128

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/08(火) 20:22:49 ID:PzZDBss4
もしもゼロの使い魔のルイズが召喚したのがサイトではなかったら?
そんなifを語るスレ。

(前スレ)
あの作品のキャラがルイズに召喚されました part127
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1207331252/


まとめwiki
http://www35.atwiki.jp/anozero/
避難所
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9616/

--------------------------------------------------------------------------------

    __              ■ 注意事項よ! ちゃんと聞きなさいよね! ■
    〃  `ヽ  .    ・ここはあの作品の人物がゼロ魔の世界にやってくるifを語るスレッドよ!
    l lf小从} l /   ・雑談、SS、共に書き込む前のリロードは忘れないでよ!ただでさえ勢いが速いんだから!
   ノハ{*゚ヮ゚ノハ/,.    ・投下をする前には、必ず投下予告をしなさいよ!投下終了の宣言も忘れちゃだめなんだからね!
  ((/} )犬({つ'     ちゃんと空気を読まないと、ひどいんだからね!
   / '"/_jl〉` j,    ・ 投下してるの? し、支援してあげてもいいんだからね!
   ヽ_/ィヘ_)〜′    ・興味のないSS? そんなもの、「スルー」の魔法を使えばいいじゃない!
               ・まとめの更新は気づいた人がやらなきゃダメなんだからね!

--------------------------------------------------------------------------------

     _        ・議論や、荒らしへの反応は、避難所でやるの。約束よ?
     〃  ^ヽ      ・クロス元が18禁作品であっても、SSの内容が非18禁である場合は
    J{  ハ从{_,      本スレへの投下で問題ないわ。
    ノルノー゚ノjし      ・SSの内容が18禁な展開をする場合はクロス元に関わらず、
   /く{ {丈} }つ       本スレではなく避難所への投下をお願いね?
   l く/_jlム! |      ・クロス元が型月作品のSSは、本スレでも避難所でもルイズの『錬金』のように危険よ。やめておいてね。
   レ-ヘじフ〜l       ・作品を初投下する時は元ネタの記載も忘れずにね。wikiに登録されづらいわ。
               ・作者も読者も閲覧には専用ブラウザの使用を推奨するわ。負荷軽減に協力してね。

--------------------------------------------------------------------------------

   ,ィ =个=、       ・お互いを尊重して下さいね。クロスで一方的なのはダメです。
   〈_/´ ̄ `ヽ      ・1レスの限界最大文字数は、全角文字なら2048文字分(4096Bytes)。これ以上は投下出来ません。
    { {_jイ」/j」j〉     ・行数は最大60行で、一行につき全角で128文字までですって。
    ヽl| ゚ヮ゚ノj|      ・不要な荒れを防ぐために、sage進行でお願いしますね。
   ⊂j{不}lつ      ・次スレは>>950か480KBからお願いします。テンプレはwikiの左メニューを参照して下さい。
   く7 {_}ハ>      ・重複防止のため、次スレを立てる時は現行スレにその旨を宣言して下さいね。
    ‘ーrtァー’      ・クロス先に姉妹スレがある作品については、そちらへ投下して盛り上げてあげると喜ばれますよ。
                姉妹スレについては、まとめwikiのリンクを見て下さいね。
              ・一行目改行、且つ22行以上の長文は、エラー表示無しで異次元に消えます。
               SS文面の区切りが良いからと、最初に改行いれるとマズイです。
               レイアウト上一行目に改行入れる時はスペースを入れて改行しましょう。


2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/08(火) 20:24:28 ID:m6ROHTaE
>>1乙である

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/08(火) 20:25:46 ID:GMh1VZp+
157 :削除申請:2008/02/14(木) 20:56:50 ID:kMFXiYvI
管理人様
以下自作品の削除をお願いします。
(本人証明として、自ブログの方も削除致しました)

長編:1編
「ゼロのgrandma」
短編:2編
「色鮮やかな空へ」
「四系統だけど」

色々とご迷惑をお掛けしました。以降、忘却願います。

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/08(火) 20:27:13 ID:XX5usr6K
ルールじゃないけどマナー上しておく方が良い事・システム上の注意事項
投下時はタイトルをコテハンとする、トリップ推奨
予告でクロス元他必ず説明する(一発ネタ等でばらすと面白くないならその旨明示)
 ※過去「投下してもいい?・投下します」等の予告から
  最低の荒らし投稿を強行した馬鹿者が居たため同類認定されるリスク極大

1時間に一定量超える投下は「さるさん」規制に遭うので注意
連投規制には有効な支援レスもこれには何の役にも立たない
文章量(kB)と分割予定数の事前申告をしておけば、規制に伴う代理投下をしてもらいやすい
投稿量カウントも規制も正時(00分)にリセットと言われている
他スレでの実験により規制ボーダーは8.5kBらしいという未確認情報あり

5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/08(火) 20:27:34 ID:GMh1VZp+
夜天の使い魔 第一部
夜天の使い魔 第二部

http://rein4t.blog123.fc2.com/

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/08(火) 20:28:08 ID:XX5usr6K
姉妹スレ一覧

【アニキャラ総合】
【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔【召喚80人目】
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1206915020/l50

ソードワールドのキャラがルイズに召還されました
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1199900690/l50

ダイの大冒険のキャラがルイズに召喚されました
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1204128590/l50

ハガレンのエドがルイズに召喚されたようです
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1181052298/l50

型月のキャラがルイズに召喚されましたpart5
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1207152628/l50

【カオス】ゼロのルイズが以下略【召喚70002人目】 SEED
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1204218994/

【漫画サロン】
HELLSINGのキャラがルイズに召喚されました part5
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1204297718/l50

【旧シャア専用】
ガンダムキャラがルイズに召還されました 2人目
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/x3/1205871030/
(『もしルイズが召喚したのがトレーズ様だったら』の次ぎスレです)

【エヴァ】
もしルイズが召喚したのがシンジだったら 第弐話
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/eva/1190887727/l50

各スレまとめ一覧

ゼロの奇妙な使い魔 まとめ
http://www22.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/1.html
ゼロ使×型月クロスSSスレまとめwiki
http://www13.atwiki.jp/zeromoon
ハガレンのエドがルイズに召還されたようですまとめサイト@wiki
http://www34.atwiki.jp/fgthomas/pages/71.html
新世紀エヴァンゲリオン×ゼロの使い魔 〜想いは時を越えて〜@ ウィキ
http://www10.atwiki.jp/moshinomatome/pages/1.html

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/08(火) 20:56:26 ID:ffS/32qp
>>1



8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/08(火) 21:00:12 ID:JmqEyQKm
>>1


9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/08(火) 21:02:25 ID:510tcS3S
>>1


10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/08(火) 21:14:03 ID:ceSPQaQd
●     「こっ、こっ、こっ、こっ、こっ、この…バカ犬っ!!!」
┠〜〜〜┐ちゃんとここにいてぇ、わたしのちかくでぇ
┃  ●  ∫ ずっとわたしをい〜んつもい〜んつもみ〜んつめてなぁさぁ〜い
┠〜〜〜┘  よそみしてたでしょ、ほかのおんなのこぉ〜
┃         おしおきするのふぅ〜らりふぅ〜らりふぅ〜らちなやつうは
┃          (ん、ちゃちゃちゃちゃちゃちゃ)
┃           どんたーちきかないからねいーいーわ〜けは
┃            たちみーつ〜んかれたかぁ〜ら
┃             ね・え・かたをっかしてよっ
┃              す〜き〜よ〜ンなんてうそ〜よっ
┃               き〜ら〜い〜ンこれもうそだわん
┃                ないないないぃだめよかんちがいぃ〜〜〜〜〜っ
┃                 だからすぅきぃよっなんていわない
┃                  のんのんのんどっこかへいったら
┃                   ぜえったいにっゆるさないからねぇ〜〜〜〜ん  ・・・だぁって
┃                    ほんと〜はだれ〜よ〜りそンばンにンいンたあ〜いの
┃                     あ〜い〜の〜く〜さ〜り〜でっさんっぽっしましょ
敬礼 (`・ω・´)ゞ


11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/08(火) 22:06:26 ID:2Gii/K/Y
>>1・・・乙

12 :いぬかみっな使い魔:2008/04/08(火) 23:09:41 ID:WTi/OXHv
予約も無いし少し止まっているようなので投下したいと思います。
今回のテーマは軍議と謀略です。
しばらくシリアス展開スマソ

13 :いぬかみっな使い魔:2008/04/08(火) 23:11:17 ID:WTi/OXHv
第14話です。 実質13話な14話です。


(「この姫様好みだなあ。ルイズ並の美貌にでかい胸、清楚さ、神々しい気品。
こませたら最高だよな、権力も金も全部手に入る。よし、やっちゃろ」)

 なんぞと啓太が計画して表面を精一杯取り繕っているとも知らない
アンリエッタはルイズ達に相談した。宮廷に味方が居なく孤立している、
だから何も出来ない。マザリーニ枢機卿を初めとする重臣達の意のままだと。
そして、このままではおぞましい事を受け入れるしかないと。
啓太は、いくつもの質問を行ってアンリエッタ自身に考えさせながら
助言を行っていった。権力とは味方をしてくれる人間がどれだけいるかに
よって決まること。味方をしてくれる人間達の力の総和こそが王の力であること。
力とは、受身で手に入るものではなく自ら努力して手に入れるものであること。
無償で味方をしてくれるものなど存在せず、庇護と恩賞と名誉を与えるという
義務を果たして初めて忠誠を要求する権利が生まれること。
そしてなにより、アンリエッタの周りには微笑み、言葉をかけるだけで
味方になってくれる小さなものたちがたくさん居ること。
「掴み取るのです。まずは小さな目標から。その第一歩はすでに用意しました。」
「名門貴族の子供達。薬草クラブのメンバーですね?」
「そうです。ほら、目の前にも。」
そういって、ルイズのほうを見やる。アンリエッタは、小さな自信を手に入れた。

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

「まとめますよ? 間違ってたら言ってください。
アルビオン王家の敗色が強くなっておりマザリーニ枢機卿がゲルマニアとの
同盟を進めている。その代償としてアンリエッタ王女がアルブレヒト三世に
輿入れすることを打診されている。40男で当然皇子もいる。それらに肩入れする
取り巻き貴族などは殿下を面白く思うはずも無く当然暗殺の危険が高い。
歳が近くお似合いな大后様は代わりに赴こうとはしていない。
トリスティンの跡取りは姫殿下のみ。腰入れで人質とされ、トリスティンを
煮るも焼くも自由にされる以上国が滅ぶと同義。
アルビオン王家への援助はしておらず、レコンキスタへの補給封鎖もしておらず、
王軍の傭兵集めもせず、諸侯軍の動員もしておらず、戦列艦の新造も無し。
アルビオン王家敗北を前提に和平を模索している。レコンキスタの掲げる理想は
ハルケギニア統一と聖地回復で、侵略を続ける宣言と同義。」

「そ、そそそそ、そのとおり、です。」
アンリエッタは、気づいていなかったことまで指摘され、動揺の極みだ。
「ものすごく酷い話ですね。お姫様かわいそう。」
ともはねがつぶやく。ルイズも憤っている。
「マザリーニの亡国の陰謀これあきらか! 断固処刑するべきです!」
アンリエッタはそれに賛同しようとするが啓太が止めた。
「処刑する。大変効果的ですね。国を滅ぼそうとするには。」
「ええ!?」「け、啓太様?」「ケータ、どういうこと!?」「きょろ?」
「政治を丸投げしているマザリーニがいなくなったらやはり国は滅びます。」
事も無げに答えた。3人の女性は一様に真っ青になった。啓太は続ける。
「これはあまりにも変です。普通ならこんな無茶苦茶な話が通るはずが無い。
にもかかわらず進められている。ならば、裏があるということ。」
「裏がある!?」「どんな裏よ!?」「「裏ですか、啓太様?」「きゅ〜?」

啓太は、少し考えると、一つうなずいた。姫に頼む。
「明日の朝、薬草クラブの武闘員を閲兵してやってほしいのですが。数日主要
メンバーを登城できるようにして、閲兵後大后様と会わせて欲しいのです。」
啓太は、盗み聞きなどを無効化している部屋で、さらに顔を寄せさせた。
「ひそひそひそ」
かくして各人は、密かに色々と動いたのである。


14 :いぬかみっな使い魔:2008/04/08(火) 23:13:10 ID:WTi/OXHv
 薬草クラブの武闘員は、総計で40人ほどである。調合員や建築員と
兼務しており、早朝の訓練にしか参加していないものがほとんどを占めている。
彼らは全員今回の謁見に伴いトリスタニアのヴァリエール別邸に来ていた。
甘えさせてはいけないからと一つのベッドに数人押し込み、
食事もごく普通のもの、と啓太に指定されていたのであるが、
士気は非常に高かった。言われもしないのにその日1日フォーメーションの
訓練などをしていたくらいである。その訓練は、深夜の梟の訪れで報われた。

 早朝の最終調整を、謁見に参加したものたち含めて王宮の錬兵場で行い、
アンリエッタ姫の来訪を待つ。もちろん、待っている間も訓練だ。
啓太自身がその指揮を取っている。魔法書を念動で浮かせて
呪文を読み上げながら走る。同時に棒術の型を練習する。
一度に4つの事をやっているのだから、当然途中で集中を乱すものが続出する。
それでも、走るペースは落ちない。落ちた本を拾い、取り落とした棒を拾い、
ペースを上げて列の後方に並ぶ。先頭付近で遅れずついていくのは、
大抵がラインメイジだ。

 錬兵場の中央では、後から入部した未熟な連中が棒術の訓練だ。
簡単な型の繰り返しばかりで嫌だとぶうたれる連中を啓太が怒鳴りつける。
「ばっかやろう、棒の持ち方一つ満足に出来なくて使い物になるか!
突き、払い、受け、回転受け、転回。そして回避。まずこれだけマスターしろ!」
「でも(ブン)うわあああ!?」
さらに抗弁しようとした武闘員が、啓太の無造作に振った棒に弾き飛ばされた。
「見ろ、基本の払いだけで敵を倒せる。槍に持ち替えていればお前の胴は
今頃両断されていた。そして、これらを避ける事が出来なければすぐ死ぬ。
平民の後ろに隠れなければ何も出来ん蛆虫に物を言う権利は無い!」
そういって指導している啓太の横には、魔道書が浮いている。微動だにしない。

 その後、武闘員達は簡単ながらアンリエッタ姫の閲兵を受けた。メインは
多対多の模擬戦闘である。ラインメイジ隊6人に古参ドット10名が挑み、
木っ端微塵に撃破される。その後残る二十四名(ルイズ含む)が挑むが、
かろうじてラインメイジたちが勝つ。ラインになるほどの修行をしていれば、
大抵は武器戦闘の修行をもしているのだ。付け焼刃では負けて当然だ。
「どうでございます、アンリエッタ姫殿下。」
「ライン隊が強すぎませんか?」
「貴族の義務として武術の鍛錬も行っていた者達です。対してドット側は
付け焼刃。普通なら役に立ちません。間違った教育の犠牲者達ですよ。」
「ふむ。しかし、ルイズもやるではないか。負けたとはいえ様になっている。」
 いつの間にかヴァリエール公爵も来ていて、娘の雄姿を惚れ惚れと見ている。
さらには、魔法衛視隊員の姿や大臣達の姿も窓にちらほら見えて拍手していた。
啓太がヴァリエール公爵に噂を流すよう頼んでおいたのだ。
おおかたは姫と同じかもっと早くからそれとなく鍛錬を見ていたようである。


15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/08(火) 23:14:39 ID:Z8xLTvfo
支援

16 :いぬかみっな使い魔:2008/04/08(火) 23:15:32 ID:WTi/OXHv
「なるほどな。姫から教導士官の派遣を命じられたが。君の入れ知恵か。」
 マザリーニ枢機卿も現れて言葉をかける。
「は、過ぎた真似、申し訳ございません。ですが、ぜひとも必要と考えます。」
「確かに、政治とは数手先を見据えて手を打っておくものだ。」
そう言ってマザリーニ枢機卿はうなずいた。その後のわずかな会話で、
啓太はマザリーニの有能さと権力への私心が無い事を感じ取る。
(「わっかんないなあ、だったらなんであんな事を? まあ、ともあれ次だ。」)

 啓太は、一礼すると錬兵場に降りる。
ドットメイジ達の指揮官だったギーシュに代わり、啓太自身が指揮をする。
人数は16人。最弱の組から16人だ。啓太は指揮のみで戦闘には参加しない。
対して、ラインのほうは6名。これにドットから除外した8人を加えた。
人数は16:14である。どう考えても、この戦力ではドット側が負ける。
だが、啓太が指揮すると、ドット側の動きがまったく違った。
一人一人の動きは同じだ。だが、その連携が違う。作戦が違う。

 陽動隊が次の瞬間には主力攻撃隊になり、防衛線を作っていた連中が
突如として包囲の動きを見せ、疲れて消耗した隊が随時後ろに下がって
息を整える。休みの時間は移動の時間でもあり、気がつけば
絶好の攻撃ポジションについている。ライン側の動きを最小限の戦力で乱し、
お荷物のドットを誘導してライン6人が自由に動くことを阻害させ、
ラインを一人ずつ確実に孤立させては集中攻撃で撃破していく。
程なくして、ドット側が勝利した。ルイズは最後まで立っていた。

 アンリエッタとマザリーニ枢機卿、ヴァリエール公爵が感嘆した。
「これは!」「なんと!」「よくやった、ルイズ!」
さらに見物人達から先ほどに倍する拍手が起こった。
「いかがでございましたか? 使える戦力を最大限効率的に使い、
敵には全力を出させず、隙を突いてより強い敵に勝利する。
これこそが戦術の基本にして極意です。では、姫様、お願いします。」

 ラインメイジ達がアンリエッタ姫に声をかけてもらう。
謁見に出られなかった者達なので、大喜びだ。残る者達もアンリエッタから
「短期間での訓練にしてはすばらしいと思いますよ。将来が楽しみです。
皆さんの下に魔法衛視隊から誰か派遣しようと思います。衛視隊の見習いに
抜擢されるよう、励んでください。期待していますよ。」
と、微笑みながら言われて大満足だ。なにしろ、名門貴族の花形職業、
魔法衛視隊への強力なコネクションを約束されたのだから。

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/08(火) 23:18:43 ID:aDCogWi4
支援しる!

18 :いぬかみっな使い魔:2008/04/08(火) 23:18:51 ID:WTi/OXHv
「さて、これだけでは皆さん物足りないでしょう。後学のためクラブ員に
本当に強い男達の強さというものを見せたいと思います。
見学なさっている魔法衛視隊の方々に一手ご指南いただきたいのですが、
姫様、ご許可をいただけるでしょうか?」
アンリエッタは、啓太の言葉にうなずいた。
「今日はマンティコア隊が王宮警備の当番で、ヒポグリフ隊が訓練の日です。
両衛視隊で、我こそは、と思うものは前に!」
姫のお声がかりである。双方の衛視隊は、我も我もと名乗り出た。姫の前に
2列に並ぶ。だが、隊長達を初めとして、幾人か奇妙な顔をしている。
「ケータ殿、でしたか? 私はマンティコア隊隊長ド・ゼッサールと申す。
貴殿は先ほど、一手指南を、と申したように思うが、誰が誰に、かね?」
啓太は、不適に笑って答えた。

「無論、私が両魔法衛視隊員達に、でございます。まずは3人から。」

一同からどよめきが上がる。
「なっ! まずは3人から? 総掛りを、繰り返し行うと!?
しかも、その言からするとどんどん人数を増やすおつもりか!」
ヒポグリフ隊隊長が侮られた、との思いをにじませて詰問する。
「トリスティンの精鋭部隊、でしたな。なに、魔法抜きなら負けませぬ。
魔法有りだと、手加減が難しくて疲れますので難しいですが。ともはね。」
ともはねが、空中を滑る様に飛んで啓太に近づき、六角棍を渡す。
ただの六角棍ではない。硬い樫の芯材を削り込み、表面を鋼で被い、
杖契約を結んでトライアングルの固定化と強化をかけたものだ。
啓太の手袋の下で、ルーンがかすかに輝いた。無造作に、棍を石畳につき下ろす。

 ズ ボ ゴ ン !
 
棍が、一撃で石畳を砕き、深く埋まる。どよめきが上がった。
「我が一族では基礎魔力の優劣を測るため拳に魔力を集中させ、
漬物石をひたすら割っていくという儀式を行います。
私にとって魔法を使えば人の体など紙も同じ。故に、魔法はなしで。」
手加減しなけりゃ殺しちゃうよ、と言われたのだ。両衛視隊の顔色が変わった。

 それからは、あまりに一方的な戦いが続いた。
3人は数瞬で杖を叩き落とされ、仲間の水魔法の治療を受けた。
次に10人が挑んだがわずかに持ったに過ぎなかった。
それ以上は何人がかりでも同じだった。ガンダールヴの効果でスピードと膂力が
強化されている、という以前に、啓太が有利な条件が揃っているのだ。
魔法衛視隊は主にレイピア状の杖を使って戦う。華奢で短い杖は、
啓太の長い六角棒のリーチに入り込むだけで一苦労だ。威力も違う。
何より、レイピアのリーチでは一度に攻撃できる人数が限られる。
それを超える人数は、倒されても代わりを用意できる事を意味するだけで、
手ごわさは同じになる。戦闘時間を長引かせる事ができるだけなのだ。
さらに槍や棍は、攻撃手段が剣よりはるかに豊富で手数が多い。
剣を突き出して攻撃し、引き戻してからもう一度突き出すという動作をする間に、
棍をぐるぐる回して連続攻撃すれば、四〜五回は軽く攻撃できてしまう。
棍の片端が攻撃を終えたそのときには、反対の端が攻撃寸前なのだ。

19 :いぬかみっな使い魔:2008/04/08(火) 23:21:57 ID:WTi/OXHv
 隊長以外の全員を同時に相手して勝ってしまった啓太に誰もが声を失っている。
「お見事です!」
そこにアンリエッタの拍手と賞賛の声が響く。最初はぱらぱらと、
次第に割れんばかりの拍手と賞賛が辺りを被う。啓太が笑顔で答えた。
「近衛はお強いですな、姫殿下。無傷で勝てると思いましたが、全身痣だらけです。」
啓太は学院のマントと制服の上着を脱いで見せる。
確かに、啓太の体には多数の痣が出来ていた。20近いだろうか。
「私が勝てたのは、打たれ強さと剣と槍の戦いではなかった点にありますね。
御見それしていたことを謝罪いたします。」
そう言って、啓太はようやっと立ち上がり始めていた衛視隊員達に頭を下げる。
「い、いや、こちらこそ、感服、つかまつった。」
ド・ゼッサールが、多少引きつった顔ながらも啓太をほめる。
多少は花を持たせてくれようとしている、くらいはわかったのだ。
ここで激昂してはかえって醜態をさらす。
「う、うむ、実にお強い。時に、魔法のほうはどのくらいの腕前かな?」
ヒポグリフ隊の隊長は、少し若いだけあって、ちょっとだけ無謀だった。
「魔法の腕前ですか? 姫様、錬兵場周りが吹き飛んでもいいですか?
 困る? では、空中で爆発させましょう。」
啓太は、素早く服を着ると、蛙の消しゴムを2つ右手の指の間に挟み、
左手の杖を振りながら呪文を唱える。この、呪文を唱えるときだけ、
ともはねも啓太もガリア語から日本語になる。そのため、意味は聞き取れない。
「白山名君の名において、大地の精霊よ、型代に依りて力を貸したまえ!
戦蛙よ、破撃せよ、粉砕せよ、爆砕せよ、もって滅しよ!」

 ズ ド ッ ッ ゴ ゴ オ オ オ ウ ウ ウ ン ! ! !

スクウェアクラスの爆発が、上空で起こった。
かなり上空で起こった爆発なのに、強い風が地面を叩く。一同固まった。

「ケータ殿。指に挟んでいたのは秘薬ですか?」
「ええ、そうです。」
固まっていた一同が動き出す。
「秘薬を補助に使ったとなればこの威力も納得だ。」
ヒポグリフ隊の隊員である。アンリエッタが、興味津々と質問する。
「では、もっと秘薬を使えば威力を上げられますか? 例えば倍の4つなら。」
「倍の威力に出来ますが、消耗が激しくなりますのでやりたくは無いですな。」
あれでも手加減したのか。一同冷や汗が出た。アンリエッタは、一人泰然と話す。
「さすがエルフと年中戦争しているといわれるロバ・アル・カイリエ出身ですね。
時に、マザリーニ枢機卿に教えを請いたいとか?」
「はい、始祖ブリミルの教えについて勉強しているのですが、何しろまだ
こちらに来て2週間。難儀しております。これでは始祖ブリミルの祝福を
受けるにふさわしくなるまでどれだけかかるか。いつか、ご教授願いたい。」
「う、うむ、話は聞いている。事故で使い魔と一緒にゲートに
飛び込んでしまったとか。そなたのように強いものが始祖ブリミルに
帰依したいとのことであれば、これは実にめでたいこと。」
「ありがとうございます。いま少し理解を深めた後、お伺いしたく思います。」
啓太は、枢機卿から“いまはブリミル教徒で無い事は不問”の言質を得た。
ルイズの虚無習得のために国中で最も始祖に詳しい枢機卿から約束も引きだした。
同時に強いから偉いが原則のハルケギニアで力を示し一目おかれた。
魔法衛視隊の面々と語り合い武器の相性により有利な点が多大にあった事を
明かしてプライドを回復させ、互いの健闘をたたえあい友好を結んだ。
棍や槍の有利さを印象付けて美学による実戦に向かない戦いの理念をぐらつかせ、
鍛錬の意欲を喚起し、後の戦力向上を期待できる下地を作った。
また、啓太の戦術能力の端緒を見せることで次の計画の布石とした。

20 :いぬかみっな使い魔:2008/04/08(火) 23:23:39 ID:WTi/OXHv
 その後、啓太とルイズ(+ともはねとマロちん)は、
アンリエッタに伴われて大后に謁見した。
「と、いうわけで、マザリーニ枢機卿はまだまだできる事があるにもかかわらず
亡国の外交政策を取っております。なにしろ、アルブレヒト3世は
40男で子供も大きくなっております。今から姫殿下が輿入れしても、
血をゲルマニア帝国の正統に残すことすら難しいでしょう。
戦争を避けるために国を滅ぼしては本末転倒もいいところです。
これが、ゲルマニア皇帝がトリスティンに婿入りするか皇子を受け入れるなら
まだわかります。実権は一時的に失われるかもしれませんが国は残ります。
大后様が女王として統治し、その後姫殿下を女王にすればなんとか実権も
損なわずにすみましょう。ですが、枢機卿の政策はまるで正反対です。
どう考えても許容できるものではありません。ここは攻めるべきです。」
この部屋の防諜は最高レベルだ。召使達も下げ、護衛すら下げての密談だ。
「レコンキスタを攻めるなど、負けるに決まっておろう? それに、これは
娘のためでもあるのです。ヴィンドボナにいるほうが安全だと、」
「暗殺される事が目に見えているのに?(中略)王族の義務を説くのであれば、
適任なのは大后様でございます。何故自分は安穏とし、娘を犠牲になさいますか?」
大后の言葉を、啓太はわざと遮って説明した。大后は歯切れ悪く反論する。
「…そ、それはしかし、わらわは夫の喪に服しているのです、結婚などは、」
「それは大后様の私情でございます。王族の義務ではございません。」
大后は、がっくりとうなだれた。娘を死地に追いやり、国を滅ぼし、
自分は私情で安穏と身の清さを保つ。あまりにもおぞましい現実に、
何故今まで気がつかないでいたのかと自問する。
「大后様。今なら、可能なのです。そう、大后様にはこれこれの…」
打ちひしがれた大后は啓太の現実性のある計画に協力せざるを得なかった。

 王宮から数騎の竜騎士が伝令に飛び立った。
いくつもの効果を狙った謀略が、今、この時本当に動き出したのである。

 次いで、ヴァリエール公爵他数人も説得して仲間に引き込む。
最後に説得されたのがマザリーニ枢機卿だ。

「今戦っても必ず負けます。 姫殿下、ですから私は。」
「枢機卿、それはわかります。ですが、国の滅亡と引き換えに戦を避けても
本末転倒であることはわかりましょう。まずはやるべき事をやるのです。」
入れ知恵されたアンリエッタがマザリーニを論破する。
マザリーニは、大后を、大后のほうをすがるように見つめた。
大后はすっと目を逸らす。マザリーニが驚愕する。
それを見ていた啓太は、なるほどな、と納得した。


21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/08(火) 23:24:55 ID:GySG+GyD
「衛視」は「国会の警備にあたる職員」らしいから、
「宮殿・貴人などの警備、護衛にあたる兵士」の「衛士」の方がいいんじゃね?@大辞泉

22 :いぬかみっな使い魔:2008/04/08(火) 23:25:51 ID:WTi/OXHv
 大后は、マザリーニの口ぞえはしたが、王女の意見を支持する。
「マザリーニ。わらわはそなたが国と民を憂う優秀な政治家であるとよく
理解しています。しかし今アンリエッタをくれてやるわけにはいきませぬ。」
 鳥の骨、とマザリーニ枢機卿を嫌いぬいているヴァリエール公爵が揶揄する。
「唯一の正統たるアンリエッタ姫殿下を、血で乗っ取ることすら出来ぬ
ゲルマニアに人質としてくれてやる。言いなりに併合される道ですな。」
マンティコア隊隊長ド・ゼッサールも賛同する。
「論外といえましょう。それとも、アルブレヒト三世の息子達を
皆殺しにすると? 明らかに無理な話ですな。逆に姫殿下が暗殺されます。」
マザリーニが苦しい反論を試みた。
「しかし、今から動員しても遅うございます!
 それはレコンキスタを怒らせて報復を招く道でしかありませぬ!」
アンリエッタは、冷静に突っ込んだ。
「報復を招く? それで唯々諾々と蹂躙され放題の状態を続けると?
防備を固めるために傭兵を集める触れも出さず、諸侯軍に動員をかけもしない。
それでは、ゲルマニアとて足元を見ざるを得ません。ゲルマニア軍を駐留させ、
自分たちが盾になら無い限りトリスティンという橋頭堡をレコンキスタに
与えるだけの政策を続けているのです。頼りに出来ない同盟相手ではなく、
敵に塩を送る同盟相手。ゲルマニアの無茶な要求は、同盟したくないという
意思表示ではないのですか?」
言われて始めて気づいたように、マザリーニは驚愕している。

 ちなみに、アンリエッタは先ほどからディティクトマジックを使っている。
そして、ともはねは先ほどから、部屋の隅で遊んでいた。壁にかける壁紙を
とっかえひっかえして壁に広げている。それはアンリエッタの正面の壁で、
魔力を込めた透明な水であんちょこが書かれているのであった。

啓太が、ド・ポワチエ将軍に合図した。
「まあまあ、枢機卿殿は本来神職です。血なまぐさい軍事についてまで
完全を求めるのは酷というものです。まずは、アルビオン王家への援助と
レコンキスタへの補給封鎖を、表向きはそう見えない形で行えばよろしいかと。」
その発言は、マザリーニを許すと同時に軍事への介入を今後させない、
という意味のものであった。
「許しましょう。」「そうですね。」「いかにも。」「確かに。」「ふむ。」
一同の賛同により、マザリーニはこの瞬間軍事権限を失ったのである。


23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/08(火) 23:30:40 ID:qO4945ro
支援

24 :いぬかみっな使い魔:2008/04/08(火) 23:32:36 ID:WTi/OXHv
21>「衛視」は「国会の警備にあたる職員」「宮殿・貴人などの警備、護衛にあたる兵士」の「衛士」の方が

ぐはっ!


「しかし、妙ですな。」
啓太がこの会議で始めて発言する。
「こんなにもあからさまにおかしい政策と外交が、なぜかまかりとおっていた。
ありえません。ということは、おかしいと気づくべきものを気づかないよう、
せっせと動いていた者達がいた、ということでしょう。すなわち、
レコンキスタの謀略と考えます。枢機卿閣下を初めとして、皆様が騙されていた。
他にこの状況は説明できませぬ。おそらくは、皆様方の身近にレコンキスタの
手のものが入り込んでいたのではないか、と思われます。」
一同の間に、衝撃が走った。
「それは…それはつまり…」
「私が内通者を作るのであれば、国に手厚く遇されていて忠誠が厚く、
交渉能力に長け騙しにくい大臣などは最初からは狙いませぬ。狙うは、
安上がりに買収もしくは親族の出世などで釣れる、秘書官以下などの端役。
あるいは、その端役の身近にいる人間。そこから、徐々に取り込む範囲を
広げていきまする。さすれば、いずれは国の中枢に迫れましょう。皆様の身近で、
今回の政策と外交をよく話題にしていた方はどれだけおられますかな?」

 そこで出された者達は、腹心もしくは目にかけているものとして
上役が弁護する者がほとんどだった。故に、しばらく観察処分となる。
だが、複数人に重複して働きかけを行った者の中に、グリフォン隊隊長ワルド、
リッシュモン高等法院長、王宮勅使のジュール・ド・モット伯爵等の名が上がり。
皆の顔は、蒼白になっていく。

「これは、すでにレコンキスタの長い腕が宮廷深部まで来ていると考えるか。
あるいは、彼らの周辺にそのような考えを吹き込み、さらには他の重臣の説得を
たきつけられるほど有能な内通者が作られているか。いずれにせよ、
いきなり逮捕などは無理な方々ですな。これから内偵を進め、
いずれ白黒をつけることを提案いたしまする。それまでは、彼らを警戒しつつも
表面上は何事も無かったようにお振る舞いになり、しかし重要な機密は
彼らに漏らさないという方向でいかがでしょうか?」
ヴァリエール公爵が、深刻な顔で提案し、これは了承された。

「さて、そろそろ軍議に入ったほうが良いかと思いますが。」
全員の視線が、啓太に集中した。知略と戦闘力と魔力を証明した啓太に。
「大丈夫ですよ。方法はいくらでもあります。勝算はありますよ。
そもそも、戦えば負けるのであれば、戦わなければいいのですから。」
皆の目が見開かれ、興味津々の目で見られる。
「ああ、そうだ、その前に。アンドバリの指輪の一件を忘れていました。」
キュルケとシャルロットを伴って語られた話に、一同は嫌悪を隠せなかった。

25 :いぬかみっな使い魔:2008/04/08(火) 23:37:24 ID:WTi/OXHv
い、以上で第14話は終了です。
支援ありがとうございました。
21さんもありがとうございました(恥)


なお、今回のテーマは、2巻と3巻の一番の疑問点というか矛盾点です。
多分裏設定としてガリア王ジョゼフがせっせと宮廷人の思考停止をさせてたんだと思い、
このようにしてみました。

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/08(火) 23:37:28 ID:Z8xLTvfo
支援!

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/08(火) 23:37:49 ID:l/NZcBNB
このぐらいまで単純化できそうな気がする。

爆発召喚
キス契約
「ゼロ」の由来判明(教室で爆発)
使い魔の能力が明らかに(ギーシュ戦)
デルフ購入
フーケ戦
舞踏会

最近はその流れでいかに飽きない話を作るかに凝りがち>>16

爆発
平民プゲラ
コルベール問答無用さっさと汁
キス契約
フライに唖然とする
説明はぁどこの田舎者?
何者であろうと今日からあんたは奴隷
二つの月にびっくり
洗濯シエスタと接触
キュロケフレイム顔見見せ
みすぼらしい食事厨房でマルトー
教室で爆発片付け
昼食シエスタの手伝い香水イベント
オスマンコルベール覗き見
ギーシュフルボッコ場合によって使い魔に弟子入り
キュルケセクロスの誘いしかし使い魔はインポテンツか童貞w
ルイズ寝取られの歴史を切々と語る
休日街でデルフ入手 キュルケタバサがついてくる
ルイズが爆破訓練宝物庫破壊フーケ侵入お宝げっと
この段階でフーケは絶対つかまらない
翌朝捜索隊保身に走る教師一同
教育者オスマン犯罪捜索を未熟な子供にマル投げ
小屋で破壊の杖ゲットフーケフルボッコしかし絶対死なない
オスマンから褒章 舞踏会 終わり

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/08(火) 23:42:20 ID:aDCogWi4
いぬかみの人、乙!
しかし、着々と地盤を固めてきてるなw

29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/08(火) 23:43:48 ID:gvwW2rFp
>25
GJ!


30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/08(火) 23:53:01 ID:AWI1n0O3
サザエさんから中島召還

「おいジョゼフ野球やろうぜ」
「あー今チェスやってるから駄目」

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/08(火) 23:58:31 ID:bRUk6ZmX
>>30
いっきにほのぼのw
だが、実際のところかなり面白そうに思えるw

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 00:18:04 ID:FlU2N/sG
>>30
ダメだ小ネタの中島化したギーシュがどんどん侵略してくるwww

33 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 00:18:10 ID:NjQII5wk
>>30
タバサの語尾が「〜ですぅ。」になって
ジョゼフを「ジョゼフおにいちゃん」と呼ぶのか。

34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 00:27:36 ID:1bwO97iR
スパイダーマンよりヴェノム召喚
たぶんスパイダーマン本人より戦わせやすいと思う

35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 00:27:47 ID:wsBH4MKX
>>33
タバちゃん?

36 :松下:2008/04/09(水) 00:36:30 ID:1/2qnltb
ううん、乙でした。「いぬかみっ」はよく知らないが、変態が多いとは聞いてます。主にアニメで。

しからば、タバサ書の第三章、「霧の中のタバサ(後編)」を投下いたしまーす。
誰かいませんかー。

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 00:37:34 ID:2GtOkGcY
いますよー
道もあいてますのでドゾー

38 :使い魔くん千年王国・外典 タバサ書 第三章 1/6:2008/04/09(水) 00:41:34 ID:1/2qnltb
では、投下開始。ちょいと血が出ますよ。


ガリア王国の山中、霧深いサビエラ村に潜んでいた吸血鬼の少女エルザ。
彼女が出会ったのは、異世界から来た吸血鬼、『霧の中のジョニー』!
村を守るタバサや鬼太郎を出し抜き、村人の血を吸うために、二人の吸血鬼は手を組んだ!


 使い魔くん千年王国・外典 タバサ書
     第三章 霧の中のタバサ(後編)


『……さてエルザ、その前に数滴でいい、きみの血液を私に注いでくれないか。
 このままでは話がしにくいからね』

ジョニーに請われるまま、エルザは自分の掌に爪で傷をつけ、血を数滴彼の遺体に注いでやる。
するとジョニーの焼け爛れた顔は、蒼白い生前の姿を取り戻した。異様な垂れ目で口は耳まで裂け、牙が並んでいる。
そこへ人魂がすうっと入っていき、ジョニーは肉声で歓喜の声をあげる。
「ひゃあぁーうんめえ、生き返るぅ〜〜!!」
吸血鬼とはいえ、正真正銘の処女の血だ。同族の遺体に生命を与えるぐらいの力はあるらしい。
とはいっても、顔が元通りになり、指先が動くようになった程度だったが。

「うむ、有難う! ではさっぱりしたところで、ひとつ私の話を聞いてくれ……」

ジョニーは、かつて世界各地を荒らしまわった大物吸血鬼であり、ギターの音色で他者を操る魔力を持っていた。
日本の名士を総なめにする『1000人吸血プラン』を立て、時の首相を襲ったこともある。
だが墓場鬼太郎と目玉の親父、ねずみ男らの協力によって、彼は燃え盛る家屋の下敷きになって死んだ、はずだった。

「……私はその時、最期の力を振り絞って、異世界への扉を開いたようなんだ。
 文字通り『火事場のクソ力』というやつだったんだろう。ともあれ、それがここだったのさ。
 でもあまりに山奥で、血を吸って負傷を回復することもできなかった……。
 結局力尽きてしまい、自分で墓穴を掘り墓碑銘を刻んで眠りについたんだ。
 幸いにもギターは手元に残っていたから、たまに念力で弾いてみては仲魔を呼んだりもした。人魂も飛ばしてみた。
 ようやくきみが呼び掛けに答えてくれて、とっても嬉しいよエルザ!」

エルザは思いがけず強力な味方を得たと分かって、にたっと笑う。
「なるほどミスタ・ジョニー、いいえマスター・ジョニー、あなたは異世界の優れた吸血鬼なのね。
 私と協力して傲慢なる人間どもを殺戮し、あなたの計画していた『1000人吸血プラン』を再開しましょう!」
「おおエルザ、嬉しいこといってくれるじゃないの、キキキキキキ!
 ……それより、ミスタやマスターなんて他人行儀な呼び方をせず、『パパ』と呼んでくれないかナー」
「あの村を食い尽くしたら考えておくわ。まずはこのギターの使い方を詳しく教えて、マスター」

ジョニーはちょっと残念そうだ。ひょっとしてロリコンなのか?

39 :使い魔くん千年王国・外典 タバサ書 第三章 2/6:2008/04/09(水) 00:44:00 ID:1/2qnltb
「寝転がったままで悪いが、それじゃあ『基礎吸血学』から始めようか。
 えー、我々吸血鬼にとって、血液とはただの食糧ではなく、獲物の生気そのものでありまた魂の通貨であり……」
「マスター、そういうのはあとでいいから、ギターの使い方を教えてよ。
 私だって一週間も血を吸ってないから、お腹が空いてんのよ。喉が渇いてんのよ」
エルザは頬を膨らませてブーたれる。ばかに話の腰を折ってくれるじゃないか。

「ああ、分かったよエルザ。追い追い教え込むとしよう、エリート吸血鬼の生き方というものを。
 で、そのギターだが、きみにはちょいと大きすぎるようだね」
「私の体は人間で言うと5歳の幼女なんだもの、抱えあげるのが精いっぱいよ。もうちょい小さくなんない?」
「じゃあ私の魔力で縮小するから、もう少し血を分けてくれよ」

ジョニーの魔力により、大きなギターは小型のウクレレぐらいの大きさにまで縮む。
「……うん、このぐらいなら丁度いいわ。今夜はみっちり特訓して、明日の夜から狩りを始めるわよ!」
エルザも気に入ったようだ。バラランとギターをかき鳴らし、メロディらしきものを奏で出した。

 ♪バランバラン ボロンボロン バンバラバンバラバンバ バババババン

無数の蝙蝠がメロディに会わせて舞い踊る。なかなかスジがいい。
ふと、エルザがあることを思い出した。
「ところで、マスターはキタローってガキにやられたそうよね。
 屍生人(グール)からの情報だと、そいつが今サビエラ村に来ているみたい。タバサっていうメイジの従者らしいわ」

「げええっ、鬼太郎が!? ああ、そいつとは決着もつけたいが、正直あんまり関わりたくないな。
 メイジの方をおびき寄せて、始末しちまおう。鬼太郎は寝かせておいてね」
鬼太郎と聞いただけでジョニーは怯える。よほど酷い目に遭ったようだ。
「使い魔は風竜らしいし、姿は子供でも結構強敵ね。まあメイジなんか、杖さえなけりゃあどうってことないわ!
 そいつの血をたっぷりと吸って、半分マスターに捧げましょう! ケケケケケケ」

ともあれ、ジョニーの指導のもと、エルザの一夜漬けギターレッスンが始まった。
ちなみに近世欧州にもギターはあったが、ギターラ、キタローネ(!)、テオルボ、ビウエラなどと呼ばれていたようだ。
ギターの語源はギリシアの小型竪琴「キタラー」だが、中東のリュート(ウード)がいわゆるギターや琵琶の起源らしい。
……ま、どうでもいいことだが。


《(カインの子孫)レメクは二人の妻をめとった。一人はアダ、もう一人はチラといった。
 アダはヤバルを生んだ。ヤバルは家畜を飼い天幕に住む者の先祖となった。
 その弟はユバルといい、竪琴や笛を奏でる者すべての先祖となった。
 チラもまた、トバルカインを生んだ。彼は青銅や鉄でさまざまの道具を作る者となった。
 …さて、レメクは妻に言った。
 「アダとチラよ、わが声を聞け。レメクの妻たちよ、わが言葉に耳を傾けよ。
 私は受けた傷の報いに男を殺し、打ち傷の報いに若者を殺す。
 カインのための復讐が七倍なら、レメクのためには七十七倍」》
  (旧約聖書『創世記』第四章より)

40 :使い魔くん千年王国・外典 タバサ書 第三章 3/6:2008/04/09(水) 00:46:37 ID:1/2qnltb
翌日。サビエラ村には昨夜、吸血鬼の襲撃はなかった。タバサと鬼太郎の作戦が功を奏したか。
だが吸血鬼の襲撃は、およそ一週間の間隔をおいて、だ。
エルザという行方不明の少女が吸血鬼の餌食になっていたとすれば、あと四、五日もすれば再び犠牲者が出るかもしれない。

タバサは数日徹夜しても平気だが、朝に弱い鬼太郎と目玉は寝床でグーグー寝ぼけている。
朝に強い妖魔や幽霊は聞いたことがないから、まあよかろう。昼のうちは吸血鬼も来ないだろうし。

家の外に座り込んで思案するタバサのそばへ、若い男が寄ってくる。
「いやあ、お陰さまで吸血鬼はやって来ませんでしたね。御苦労さまです騎士さま」
「まだ一日目、油断は禁物。……あなたは?」

「ああ、俺は薬師のレオンってもんで。若い衆のまとめ役をやらせてもらってます。
 しかしあのキタローさんって従者さんは、幽霊まで使えるんですねえ!」
「朝になれば墓へ帰って行くから、昼間は虫に監視を任せている」
「虫、ですかぁ? でもまあ、吸血鬼もあんまり厳重に見張ってたら、よそへ行っちまうかも知れませんね。
 幽霊や虫の監視に気付いてたら、ですけど」

タバサは、じっとレオンの首筋を見る。傷跡はないが、用心に越したことはないだろう。
「あなた達は、それでも構わない?」
「いやまあ、よそでまた村人を襲う危険性もあるし、ここで根を絶っておいた方がいいでしょうねえ」
「じゃあ、あなたが今夜、吸血鬼をおびき出す囮になる?」

レオンは苦笑いを浮かべる。
「うへっ、そりゃあちょっとねえ……確実に吸血鬼を倒せるってんなら、ですが、俺にも妻子があるもんで」
「それなら私か、誰か村娘を使う。私の実力なら、普通の妖魔であれば倒す自身はある」
「おお、頼もしいお言葉! 俺たちも警備に当たりますんで、よろしく頼みますぜ」


その夜。タバサは大きな方の杖を鬼太郎に預け、懐に小さな杖を隠して、村の周りを見回ってみる。
幽霊たちは鬼太郎の近くに集め、人間による監視も緩くさせた。囮作戦の開始だ。
そう、幽霊は、今はいない。いないったらいない、幽霊らしきものが見えたら気のせいだ、幻だ。
タバサは自分にそう言い聞かせつつ、外見は平静を装って歩く。

 ♪チャランポラン チャランポラン ジャンジャンジャンガモンガ

「!!! !! !」
突如聞こえてきた音色に、タバサの総身の毛が逆立つ。何だこれは、ギターかリュートか?
妙に背筋に響く、異様なメロディだ。妖気を感じたか、頭頂部の毛が房になり、アンテナのように立った。
しかし声が出せないし、体も思うように動かないばかりか、音色の方へふらふらと吸い寄せられていく!
その上、見張りの男たちも次々と倒れ、眠り出したではないか!

…………まずい! これは、これは吸血鬼の罠だ!! こんな能力があるなんて、あの本には書いていなかった!

41 :使い魔くん千年王国・外典 タバサ書 第三章 4/6:2008/04/09(水) 00:49:31 ID:1/2qnltb
タバサはずんずんと森の中へ歩み入り、欝蒼と樹木の茂る小高い丘の上におびき出される。
村からはかなり離れてしまった。かなりまずい。

「うふふふふ、来た来た、来やがったよ! あーーっはっはっは、ちょろいちょろい!」

木の上で、エルザはギターをかき鳴らしながら高笑いする。面白い、餌が自分からアギトに飛び込んで来るとは!
どうせ囮のつもりだったんだろうが、有り難く生き血を啜らせていただこうじゃないか!

 ♪ババババン ジャガズガジャガズガ ジャガジャガジャガジャガ

曲が変わり、無数の蝙蝠がタバサに襲いかかる! しかし吸血が目的ではない、彼らはロープを持っている。
蝙蝠がタバサの周りに集まってぐるぐる回ると、たちまち雁字搦めに縛り上げてしまった。

「……さ、これであいつは、手も足も出ないね。杖を隠し持っていたって、これじゃあ役に立たないし!
 そいじゃあ美味しいディナーを楽しもうかしら。マスター・ジョニーにも半分ぐらいは残しておかないとね!」
ギターの音が止み、ふわりとエルザがタバサの目の前に舞い降りた。
耳まで裂け、牙の二つ並んでいる口の端を目いっぱい吊り上げ、目を細めて間抜けなメイジを嘲笑う。
ネコ科の肉食動物を思わせる、凶悪な『捕食者』の笑みであった。

「よくひっかかってくれたわねえ、おバカな人間さま。親がメイジに狩られちゃったから、あんたらは嫌いなのよ」
「……あなたが、吸血鬼。名前はおそらく、エルザ」
「そーよ。一年ぐらいお世話になったかしら、あのお人好しの村長。いい隠れ蓑だったわ。
 結構『餌場』を確保するにも苦労してんのよ、そろそろ新しいのを見つけないと。
 まずはあんたを殺して、風竜とキタローってのを始末して、サビエラ村を地図から消してやるわ。
 ……うーん、でもあんたを新たな屍人鬼にして、内部から崩壊させた方が手っとり早いかしら?」

「では、今の屍人鬼は?」
「ああ、気付かなかったのね。薬師のレオンがそうなの。傷跡はだいぶ前に薬を塗って塞いであるわ。
 お陰さまであんたたちの作戦は筒抜けよ。ざまーみろだわ!
 時間はあるし、じっくりと『仲魔』を増やしていって、いずれガリア王家の連中だって私の餌食にしてやるさ!
 このギターの術があればねえ! ケケケケケケケケケケ」

タバサは、冷静にエルザを見極める。狡猾な奴だが、この術は普通の吸血鬼にはありえない。
どこかに『仲魔』がいるのか。この術を教えた、より凶悪な吸血鬼が!

「さあて、おしゃべりは終わり。いっただっきまーーーー………」
「させんぞい、吸血鬼!」

甲高い声とともに、タバサの髪の中から『目玉の親父』が飛び出し、エルザの開いた大口へ飛び込んだ!

42 :使い魔くん千年王国・外典 タバサ書 第三章 5/6:2008/04/09(水) 00:52:09 ID:1/2qnltb
「ううっ!? かっ、こ、こいつ!」
「このギターの術は、吸血鬼ジョニーが使っておったやつじゃな!
 どこぞにあやつが生き延びて、隠れ潜んでおるんじゃろう!? 案内してもらおうかの!」

小さくなったとはいえ、幽霊族の生き残りたる親父の妖力と生命力は凄まじい。
彼が他者の体内に入り込めば『憑き物』となり、たちまち肉体や脳に取り憑き、自在に操ってしまう!

「げーーーっ畜生、出ておいき、この目玉!」
ぺっ、と親父はあっさり吐き出され、踏み潰される。
だがさっきのおしゃべりの間に、親父はタバサのロープに刃物で切れ目を入れておいた!
すかさずタバサは縄目を抜け、懐から杖を取り出して構える!

「招待に感謝する、エルザ。『エア・ハンマー』!!」

ごおおっ、と風の槌が飛び、エルザの小さな体を樹木の幹に叩きつける!
先住魔法を使われると厄介だ。続けてタバサは『エア・カッター』を放ち、エルザの両手首を切り落とす!
小さなギターが地面に叩きつけられ、耳障りな不協和音を奏でて壊れた。

「さようなら、エルザ。その前に、あなたの仲間の居場所を教えて」
「……タバサおねえちゃん、こんなかわいい、幼い少女を殺してもへいきなの?
 私たちだって、生きるために仕方なく、蛭や蚊や蚤や悪い政治家みたいに人間の生き血を吸わなくちゃいけないんだよ?
 かわいそうって思わない? ねえ、ひょっとしてオニ? あくま? きゅうけつき?」

エルザはわざとらしく悲しそうな声で命乞いをし、笑う。タバサは答えず、倒れたエルザの脇腹を強く踏みつけた。
「教えなさい、エルザ。教えてくれたら、楽に殺してあげる」
「………けっ、誰が人間なんぞに教えるもんですか! でも、どーせ『彼』は死にかかってるわ!
 さっさと私を殺さないと、屍人鬼のレオンが村で暴れ出すわよ?
 いや、もう暴れてるかなあ? 村人はほとんどおねむのはずだもんね、キャハハハハハハハ」

「『ジャベリン』」

ぐちゃ、と音がして、エルザの心臓が氷の槍で串刺しにされる。続いて頭が、そして体中が。

「蛭も蚊も蚤も、人間にとって害虫。私は人間、人間に害なすものは殺す」
青い髪の小さなメイジ、『雪風』のタバサはそう呟いた。気絶した目玉の親父を拾い上げ、頭に乗せてやる。
夜が明けてきた、吸血鬼退治はひとまずこれで終わりとしよう。

タバサはエルザの死体に土を撒き、『錬金』で油に変えると、『発火』で火をつけて火葬した。
レオンもこれで、屍人鬼の正体を現して死ぬだろう。あとは村に戻り、後始末をせねば。

「エルザ、お人好しの村長には、あなたが吸血鬼だとは告げない。あなたは森で死んだ、それだけのこと」

43 :使い魔くん千年王国・外典 タバサ書 第三章 6/6:2008/04/09(水) 00:55:26 ID:1/2qnltb
その後、翌朝。
タバサと目玉の親父は「吸血鬼は退治した」と村長に告げ、正体を現して悶え死んだレオンにトドメを刺して火葬する。
村人たちは歓声を挙げたが、鬼太郎とシルフィードは「あまり活躍できなかった」と嘆いた。

「いやあ、流石でございましたなあ騎士さま! このお礼はなんと申し上げたらいいやら」
「これも任務。ただ、吸血鬼があれで全滅したわけではないだろうから、また出たら退治に来る」
「そりゃもう、あなたさまの実力なら、ご指名してでも来ていただきますよ!
 ……でも、やっぱりエルザは、その……」

村長は口ごもる。タバサは目を閉じてうつむき、首を横に振る。
「埋葬はしておいた。不憫な娘」
「ええ、本当に……まあ仕方ありますまい、あの子はもう死んだのですから……。
 さあ、ご出発の前に、心ばかりの祝勝会を催させてもらいますかな! ご先祖様や幽霊の方々も交えて!」
「そ、それはダメ。生きている人間だけにして欲しい」

かくして、タバサたちの任務は終了したのだった、が……数日後の夜。


「ふうーーっ、あのちびメイジ、手加減なしで殺しやがって! 今度遭ったら八つ裂きにしちゃるワ!」
「まあエルザ、復讐は修行を積んでからにしよう。『基礎吸血学』のコースはたくさんあるんだしさ」
ばさばさと夜空を無数の蝙蝠が、ガリアからゲルマニアへ指して飛んでいく。その中に一際大きな蝙蝠が二羽いた。
エルザとジョニーは傷ついた古い肉体を捨て去り、なんと大蝙蝠に取り憑いて甦ったのだ!

「でも『一度死んでも生きられる』なんて、吸血鬼に秘められた力は凄いのね!」
「そりゃあそうさ、血を与えてくれたきみのお蔭だが、我々の能力はまだまだこんなものじゃないよ。
 昼間は人間の天下でも、夜は我々の領域なのだから! フッヒッヒヒヒヒヒヒヒ、ケーッケッケッケケケケ!!」
「ウフフ、まずは人も通わぬ密林、アルデラの黒い森に向かいましょうか。妖魔や魔女がうようよしている、いい場所よ。
 力を蓄え知恵をつけて、いずれ人間どもの領域も奪い取りましょう、マイ・マスター!」
「おお、いずれ私をパパと呼ばせてみせるよエルザ。イイーーーッヒッヒッヒッ!!」

不気味な笑い声をあげながら、蝙蝠の群れは暗い北東の空へと飛び去って行った……。


《人の血を流すものは、人に血を流される。神が自分の形に人を造られたからである。
 お前たちは、産めよ、増えよ。地に群がり、地の上に増えよ》
  (旧約聖書『創世記』第九章より)


(つづく)

44 :松下:2008/04/09(水) 01:00:35 ID:1/2qnltb
投下終了。わりとあっさり決着をつけさせましたが、リベンジの余地も残してみたです。
ちなみに貸本版の「墓場鬼太郎」ではジョニーで、「ゲゲゲの鬼太郎」から吸血鬼エリートになってます。
いいキャラしてますねえ、彼。

次回タイトル、「タバサとニート族」。ええ、あの引き篭もり君。
ではまた、ケケケ……。

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 01:04:18 ID:YeyC+Nu5
乙。墓場の江原さんはいい演技でしたね。

千里眼の坊主役のあの人の小説から
ジョゼフが堂島大佐を召喚したら面白いなーなんて連想しちまった

46 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 01:10:36 ID:pKr8fg/o
ところで、ふと思ったが、一応ヴァリエール公爵家は、トリステイン王家の分家なんだよな。
それを根拠に、召喚した使い魔と共にレコンキスタその他他国軍を次々に撃破し、祖国防衛
に多大な功績を挙げたルイズが、アン王女に王位の禅譲を強いるとか、実績と名声を背景に
簒奪を行うようなSSはないものか?

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 01:13:35 ID:+hOkoPN6
乙でした。
エルザ生存とは新しい。

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 01:30:16 ID:O821bB6N
>>47
最近はエルザ生存がトレンドみたいだぜ

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 02:54:13 ID:r8I/rhzO
gj
餌が自分からアギトに飛び込んで来るとは!
wwww

50 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 04:13:09 ID:raNzTF+T
>>25
いぬかみっ氏、投下乙です。
しかし、啓太が地球に帰る気全然なさそうでワロタw
次回の更新も楽しみしてます。

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 05:37:49 ID:ljt/7zda
たまに通りすがりのサリーマン忍者が召喚されるネタを見かけるが、
どう考えてもリーマン忍者は主人公にするには完成され過ぎているので
召喚されるのはD-LIVE!!より斑鳩悟。

ガンダールヴの力であらゆる武器を超人的な力で操る上に、
タルブ村に眠っていた数々の乗り物を得て無敵となる使い魔にご満悦なルイズ。

しかし、ガリアでは仙人志望のロンゲ気法師、ロマリアでは通りすがりのリーマン忍者が召喚されていた…
ってな話はどうだろう?

52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 05:57:35 ID:1BjQivV1
ガリアにはアーカムの創始者に来てもらおう。

53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 06:04:54 ID:fKKAd7mx
つまりリーマン忍者はアルビオンか。
確かに奴が一番「語るのも憚られる」な。w



一方イザベラ様は伝説の秘拳「爆裂粉砕拳」の使い手を召喚していた。

54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 06:08:26 ID:fKKAd7mx
>>53
ああ、逆か。その場合ロマリアに仙人志望のロンゲ、通りすがりのリーマン忍者がアルビオンだな。

55 :リーマンといえば彼は?:2008/04/09(水) 07:13:02 ID:3AusZVtL
「今度は俺が確かめてやる!」

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 07:25:31 ID:J/QwHBp+
>>46
例によってそういうのなら理想狂に
ネギま!とのクロスだたなあ、ルイズが王位について娘が麻帆良に留学すてた

>鬼太郎
松下氏乙です!
耕介、ホル・ホースと並んでジョニー氏に三大ロリ吸血姫萌師の座を送ろう!

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 08:45:17 ID:XXb/hxdk
リーマン忍者が完成されたキャラなら、なのはさんはなんだw
神か?

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 08:48:29 ID:FGHvwi9S
リーマン忍者となのはさんが戦ってもリーマン忍者が勝つ気がする。
スペックはどうしようもない程差があるのはわかっているのだが、
それでも少なくともリーマン忍者が負けているところは想像出来んw

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 09:02:42 ID:fKKAd7mx
ジャバウォックの牙さえあれば完全体ARMSすらも生身で倒せる人だからなw
あの人が対処できないのはICBMくらいだ。

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 09:11:56 ID:3CVwMZo2
甘いな
あのオッサンならICBMも撃ち落とすぞ

61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 09:12:47 ID:fKKAd7mx
ニューヨークではバイオレットに頼んでたが、確かにあのオッサンならどうにかしそうな気はするなw

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 09:15:19 ID:4crUG5Bk
完成されてるってのは強いか弱いかとかより
精神的に成長しきってて迷いがないってことじゃないか?
そういう「大人」キャラを主人公にした物語がないわけじゃないけど、
ルイズとのダブル主人公は難しいよな。
ガッツとイシドロ(ファルネーゼでも可)みたいにルイズを脇役に落とすか、
「大人」の方をよくある師匠系キャラにしてしまうか。

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 09:26:26 ID:fKKAd7mx
んだね。魔砲使いのなのはも「大人」で「師匠」ではあるが、リーマン忍者はその上を行く大人だよな。
ただ、リーマン忍者は人格と同じかそれ以上に能力的に隙がなさすぎる。
「どんな攻撃でも人間が放つ以上、その気配とタイミングを掴めば見切れる」
「スペックで勝る敵ならスペックを発揮させなければいい」
「急所を正確に突けば火力など不要」
この三点を完璧に実行して、ラスボスですら翻弄するお方だ。

ちなみに昔の達人はピストルの弾くらいなら普通によけたって言うぞ。マジで。

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 09:27:43 ID:ihIIIlm2
完成されたキャラだとクロス先の影響を受けるのがルイズばっかりになって
クロスキャラに旨味がないな。クロスキャラもルイズと出会うことで心境の変化が訪れて欲しいと思う。

65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 09:40:24 ID:J/QwHBp+
では墓場鬼太郎がゲゲゲ鬼太郎に変化したのはイザベラたん出会ったから…
つなみに大海獣ロボって史上初の登場型巨大ロボなの?量産してゲルマニアとの電撃戦に備えて…

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 10:05:17 ID:d075FUFg
「君たちでなければ無理だ」じゃなくて「私が落とすには装備が足りない」だからなw>ICBM

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 10:24:51 ID:H1yKF1Q5
リーマン忍者はおそらくなのはの親父より強そうだ。
そして、俺が思うにはやての広域範囲攻撃ならともかくなのはの砲撃なら親父やリーマンは楽勝で避けられるよな……

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 10:31:24 ID:Ha5uklKe
そのはやても接近戦だと10歳児のキャロ以下らしいしな。

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 10:35:29 ID:J/QwHBp+
リーマン系の人と言うと企業戦士YAMAZAKIとかどうで?
出来ればイッセー尾形版で

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 10:36:07 ID:H64Kbops
ルイズと影響を与え合えるレベルのキャラでガンダ張らせられるレベルのというと、
手っ取り早く浮かぶのはオーフェンのクリーオゥwith犬とかかってに改蔵の名取羽美とかのサブキャラばかりだ。

ドラクエ3勇者レベル5くらいとかだとキャラが白紙だから結構何とかなるかも。


71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 10:39:11 ID:FGHvwi9S
>>69
まとめサイトで小ネタ・元ネタ秘密のBUSINESS FAMILIAR YAMAZAKIを読んで来い。

しかしこのタイトルって全然元ネタ秘密になってないよなwww

72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 10:43:08 ID:qLWrL7gJ
天外魔境シリーズの火の一族は、実際にはLV99までだが設定上は『戦えば戦うほど、限りなく強くなる』と言うものがある。
ああいう『限界の存在しない』キャラクターを最弱状態で召喚したらどうなるだろうか。
……サイヤ人とか。

73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 10:52:10 ID:3AusZVtL
カプセルに入った赤ちゃんカカロットなんてどう?

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 10:53:38 ID:4crUG5Bk
>>72
決して弱くはないが、
序盤の(亀仙人に弟子入りする前ぐらいの)悟空とか?

で、召喚されてすぐにルイズの性別を確認して蹴り飛ばされる。

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 10:54:59 ID:fKKAd7mx
ランス(アリスソフトの鬼畜戦士)とか?
あいつも「限界は存在しない」つー公式設定がある(ただし冒険してないとすぐにレベル1に戻る)。
限界が無いだけで成長速度は変わらないし、なんかあったらすぐ死ぬけどな。

>>67
散弾でも弾道見切って避けそうだし、はやての広範囲攻撃ですら「倒したと思ったら実はマンホールの中に隠れていた」とかして躱しかねんw
奴を倒すには遮蔽物の無い所におびき出して核ミサイルを打ち込むくらいしかないんじゃなかろうか。
(それでもなんとか生き残ってしまいそうな気はするが)

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 11:31:27 ID:wBEs+Ijm
>>64
>クロスキャラもルイズと出会うことで心境の変化が訪れて欲しいと思う。
つ姉妹スレの暗殺チームやボス
彼らに無縁だったそこそこ平穏な生活を送れて性格が僅かだが温和になってきている
クロスキャラの心境の変化を楽しみたいなら脇役や敵役を召喚する話がいいかも

77 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 12:29:54 ID:kw8yj+g5
リーマン忍者?
象の花子さんや、モグラの王子を使うやつ?

78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 12:38:30 ID:HYl/d4so
基本的にギャグバトル系のキャラは無敵だからね

79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 12:47:53 ID:3Y2N6D0d
レベルEの王子召喚は見たい。けどあれは無軌道すぎ?

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 12:55:12 ID:kyw6VSLn
>>67
空間断裂乱射を完全に見切ってたぞ、あの親父
たぶん広域範囲攻撃も軽く見切る

81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 13:06:35 ID:raNzTF+T
>>67
「なのはの親父より強い」じゃなくて「なのはさんより強い」だろうな、確実に。
あのおっさんにしろ、仙人志望者にしろ、無敵属性持ちだから切り崩すのは容易じゃない。

82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 13:14:57 ID:cb6YBagw
無敵属性持ちを倒すには
若者がギリギリまで追い詰められてそれでも戦わないといけないからな。
一部の無敵属性持ちはそれで倒してもまだ余裕を残してそうで困るw

83 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 13:15:48 ID:/4aFp66s
>>75
ランスはある意味、幸運っていう無敵属性持ち。
全然ないルイズは対象外だろうから、呼び出したらわりと上手く行ったりしてな…

84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 13:17:25 ID:bkRhV36F
>>80
半径50m均一に1000℃とかは無理だろ

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 13:20:05 ID:O+IbJsJK
>>84
半径50m程度なら余裕で避けられそうだがな
これが半径1kmとかだったら流石に厳しいだろうけど

86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 13:31:11 ID:d075FUFg
もしなのはが御神流を習得してたら


・・・徹(装甲貫通攻撃)やら貫(防御不能攻撃)やら神速(超加速・疑似時間停止)やら使いこなす白い魔王なんて大魔王ってレヴェルじゃねーぞ

87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 13:40:14 ID:cr1bePoH ?2BP(30)
>>77
マフィアを笑いながら一人で壊滅できるスペックを持ったすんごいサラリーマンだよ。
その能力はアメリカの諜報機関が総がかりでも返り討ちに勝てないほど。
しかもこれらを徒手空拳とナイフのみで行ったというから恐ろしい。
その気になれば銃弾だろうが空間の断裂(音も光もない無質量の巨大カッターと思えばいい)をも、
気配とタイミングや、“殺気”で全て感じ取って避けてしまうという無敵さを持っている。
ワルドの偏在はおろか、7万の軍勢相手に無傷で勝ってしまってもおかしくはない奴なのだ。

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 13:46:16 ID:H1yKF1Q5
>>81
なのはさんの父はなのはさんより強いと思うが。
小説で「完成された御神の剣士」の例として美由紀の父が上げられていたが、神速30分持続って言うバケモノだぞ。
そしてなのはさんの父親はそれと同レベル。
なのはさんが御神の剣士に対して勝っているのは最大ダメージと射程のみの気がする。まともに戦うと一瞬で首を落とされるな。

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 13:47:48 ID:7Of4BVPT
>>86
>もしなのはが御神流を習得してたら

少し前、魔王さまではないが、その弟子筋(エリオだったかキャロ)が、少し成長した後に召喚
され、確か六課解散後も、毎年夏休み中に97管理外世界の魔王様の実家に御神流の基本を学ぶ
べく通った結果、恐るべき俊敏性を身につけて、ヴェストリの決闘では延々回避行動のみでギーシュ
をスタミナ負けに追い込んだ、とかいうSSを呼んだ記憶が・・・<urlとかタイトルは忘れた。

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 13:55:38 ID:d075FUFg
接近戦だと魔法詠唱してる間に神速発動されてアウト
長距離狙撃も気付かれた時点で神速発動されて回避
そもそも魔法は基本的に派手だから暗殺には向いてない
殺気を気取られず、至近距離から致命的な一撃を叩き込む手段・・・原作通り爆弾でも使わないと無理じゃない?

91 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 14:05:55 ID:6/AC1Jf8
風系統の無色透明な攻撃魔法なら気づかれにくいかもしれんが…大体風系統って速いけど威力に劣る、みたいな扱いを受けてるよね。
しとめ切れなさそうだ。

脇役・悪役から召喚なら、『風の聖痕』から神凪煉とか…キュルケに喰われそうだっ!?(もちろん性的な意味で)

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 14:09:36 ID:Vvl0ow8F
メガテンだと風(ザン)系は魔法防御の影響を受けにくい代わりに
一律2〜3割のダメージ減だったっけ。
でたとこプリンセスというマイナーな漫画だと、
直接効果を与える魔法ではないため
主人公の魔法消去が効かないという地味に強い魔法だったな。

93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 14:16:36 ID:8fyMUm99
なのはスレで盗作騒ぎやらがあったから
なのは房が流れてきたの?

94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 14:27:57 ID:w6MuZHL0
なのは信者は全員消えろよ
邪魔でしかないから

95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 14:29:35 ID:19Pt4jsT
ただの雑談じゃん
投下予約とかない限りかまわないと思うけど

96 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 14:30:15 ID:H1yKF1Q5
ルイズが召喚したら喜びそうなとらハ・なのはキャラ
つ久遠
つガリュー
つアギト

97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 14:32:07 ID:kUHTLTb2
さすが時空管理局(笑)だ
とうとうスレまで支配しに来たか



本来なら毒吐きで言うべきだろうがあえて本スレで言う
なのは厨死んでくれ

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 14:41:27 ID:qBe898y9
空気を変えるためにここでビッグコンボイを召喚ですよ。

99 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 14:43:12 ID:Vvl0ow8F
オプテイマスプライムさんは多すぎてどれがなんだか判りません!?

一番最初のとスターコンボイ以外は全部別人だっけ?

100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 14:46:27 ID:3AusZVtL
ロ デ ィ マ ス !

101 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 14:49:14 ID:UBY6HtmH
なのは厨のウザさは月厨に並ぶウザさだな

102 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 14:52:24 ID:TrAaoye0
なのは厨はどこにでも沸くし、G以上にキモくてウザいから
さっさと首吊ってくれればいいのに

103 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 14:53:27 ID:19Pt4jsT
アメリカではゴッドジンライは「奇跡の復活を遂げたオプティマスプライム」です


104 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 14:58:32 ID:Vvl0ow8F
流石アメコミ、死んだ程度じゃ引退させて貰えないか。

とりあえずハルケギニアで
トランスフォーマー達が参考に出来る乗り物って何があったっけ?
船とか馬車とかチャリオットぐらいか?
一応戦車(ドイツのティーゲル)はあるんだっけ?

105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 15:03:38 ID:kw8yj+g5
>87
そうなんですか
「サラリーマンな忍者」で、東京忍者が出てきてのう


106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 15:05:10 ID:4I3swye8
王ドロボウJINGからジン召喚はどう?無理か

107 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 15:05:43 ID:O+IbJsJK
>>104
そこはビーストウォーズで行ってみよう

108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 15:08:25 ID:qBe898y9
産業革命期にG1TFたちが覚醒していたら?のIF物は見た覚えがあるが、
ハルケギニアはその域でもないからな。

オプティマス“プライマル”なら、子安ゴリラ(初期)で身長2.8m。
ビースト系ならそんなに無理しなくても話に絡められるんじゃないかな、と。

109 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 15:31:14 ID:50Wf6umA
イボンコなら避難所の練習スレのどっかにあったよ。
深いこと考えず地球でスキャンした後に召喚したらいいんでない?
実写からはもう二人召喚されてることだし。

でもディセプティコンorデストロンだと「契約?は?知るか虫けらが」でとんでもないことになりそう。
実写メガトロン様みたいに動けない状態だったらなんとか。

>>99
実写トランスフォーマーのノベライズのスピンオフでゴースト・オブ・イエスタデイつーのがあってだな、
それのあとがきに大まかなTFの歴史があるから読んどけ。早川文庫発行。

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 15:48:09 ID:TnRGU7nD
>>108
最終話でバナナの種めぐってモノマネ対決するのか。
ルイズ「灼眼のシャナのマネをしま(ズドン)」

111 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 15:53:36 ID:zHXx14ne
そこで華麗にラットル君登場

112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 15:54:34 ID:J/QwHBp+
なのははもう満腹なんで元ネタのとらはキャラにもっと来て欲しいな
恭也召喚はどっかで見たから長姉の美由紀で
洗剤入りおにぎりをルイズに食わせて欲しい
タルブの村に高齢で存命の実父に最初で最後の稽古をつけてもらうとか

113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 16:41:26 ID:cAwMaqbp
>>108
>>産業革命期にG1TFたちが覚醒していたら?のIF物は見た覚えがあるが
kwsk

114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 16:57:00 ID:klW6/r3q
BWから召喚となると聖地はヴォックの遺跡でうんぬんかんぬん、
最終的には惑星破壊兵器である月を破壊するために
虚無の魔法をぶっ放すルイズ達
そして物真似大会へ……


115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 17:14:56 ID:7Ea5/VXC
>>113
>>108氏ではないし、詳しい話でもないが……。
どっかで聞いた話の筋では、オプティマスがSLだったり、
スタスクが複葉機だったりとある意味燃える展開だそうで。

116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 17:19:48 ID:50Wf6umA
実写のラチェットが召喚されたらどうなるのかね。
「君の第二次性徴、特に胸の方は君と同年齢の人間の平均に比べると発育が遅れているようだね」
「う、うるさーい!」
とでもなるんだろうか

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 17:27:46 ID:R7yNCJ2I
>>113
"Transformers: Evolutions Hearts of Steel"っつうタイトルのアメコミだな。
ちゅうても俺もググっただけで詳しい事はまるで知らんが。

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 17:35:01 ID:pBH08cTb
あ、それは企画だけで終わっちゃった奴だな
産業革命でなくて第一次大戦

G1TFっていうか、変型ヘンケイトランスフォーマーからグリムロック召喚したら
ルイズじゃなくてきゅいきゅいとフラグたちそうだ

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 17:38:41 ID:Vvl0ow8F
>>118
脳みそ空っぽのグリムロックに間違ったことばかり教えて
タバサに折檻されまくるとか。

120 :108:2008/04/09(水) 17:44:42 ID:qBe898y9
あ、第一次大戦だったか。勘違いしてた、ごめんなさい。
俺も友達から存在聞いただけだったから……

121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 17:46:22 ID:pBH08cTb
まかり間違ってプリテンダー・グリムロック召喚
濃いおっさんがぱかっと割れてメカ恐竜とか
始めてみたらルイズ泣くぞw

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 17:54:59 ID:4Zh9gf4R
提督に対抗してシェーンコップを、ブリュンヒルト突入戦終了直後(まだ息がある間)に召喚
しても面白いかも。ガンダールブ補正抜きでかなりの戦力になりそう(もっとも、色恋沙汰に
も事欠かないだろうが)。

123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 18:00:30 ID:J/QwHBp+
田中作品なら天使のなっちゃんをイザベラ様に

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 18:01:36 ID:cTY85dEm
天使のなっちゃんは
ある意味究極の無敵属性
全てを腕力とギャグで済ませる

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 18:07:36 ID:ihIIIlm2
田中芳樹作品から呼ぶなら敵サイドの中間管理職キャラのほうが面白そう。


126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 18:14:26 ID:BiN/z6mV
>リーマン忍者 

ああ、ワールドヒーローズの赤いほうですね わかります

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 18:19:44 ID:wBEs+Ijm
>>126
七万の敵に挑むも、力尽きもはやここまでかと思っていたら
ハンゾウを始めとする世界の英雄達がタイムマシンを改良した次元転移装置みたいのもんで
援護に駆けつける展開を見てみたい漏れ

いや昔、雑君のワーヒー漫画(ハンゾウの過去話)でそんな展開があったのよ
あれはなかなか燃えた

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 18:21:30 ID:tAxtkIYn
>>127
あれ?俺いつの間にか書き込みしたっけ?

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 18:21:31 ID:Tnl8HU7i
王ドロボウから召喚なら、卵キールを……

130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 18:25:12 ID:ayDdXUUK
トリューニヒトにトリステイン王国をしゃぶりつくして欲しいw

131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 18:31:19 ID:cr1bePoH ?2BP(30)
>>122
それこそヤンの毎日がとんでもない事にww

「まさかあなたがここまで女と縁を持つとは夢にも思いませんでしたぞ」

「いや別に僕はそんなんじゃ……」

「いやいや、折角結婚という牢獄から無事に生還したのですから。存分に楽しまなければ損というものです」

「だからね、僕にそんな気概があるように見えるの?」

「ないでしょうなぁ。ですから小官がそのあたりの指導をと……」


と、ヤンの平穏が音を立てて崩れていくだろうな(ポプランまで来たらさらに大変だw)

132 :ゼロは使い魔と共に強くなる 0/3:2008/04/09(水) 18:35:20 ID:MiznuRRJ
小ネタの投下をさせてくださいな
あのRPGからの召喚です

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 18:37:12 ID:w4pAfHYb
支援

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 18:37:48 ID:cr1bePoH ?2BP(30)
RPG?
これはwktkせざるを得ない支援

135 :ゼロは使い魔と共に強くなる 1/3:2008/04/09(水) 18:39:14 ID:MiznuRRJ
韻竜を召喚した。
それも、大きく、逞しく、勇ましく、神々しささえも感じられるような。
どんな事典にも載っていない、未知の韻竜。
生まれてこの方、一度も魔法を成功させたことのない、この私が。
韻竜を召喚した。

その竜は、異世界から来たのだと言う。
一本の巨大な塔がそびえ、そこから枝分かれした様々な世界が存在すると言う。
その塔の最も最下層に位置する、大陸世界。
彼はそこでのんびり暮らしていたと言う。
そこでは人もメイジも獣も皆、肩を並べて愉快に暮らしているのだと言う。
それを聞いた私は、まるで楽園のようだと思った。
そして、うっかりそれを口に出してしまった私に、韻竜は笑いながらこう言った。
「ああ。間違いなく、そこは楽園だった」
直ぐに、そんな楽園から彼を召喚してしまったことに対して、私は大きな罪悪感を感じる。
しかし韻竜は、屈託のない笑いと共に、こう言ってくれた。
「丁度、平和すぎる向こうの世界にも退屈していた所だ」
彼は快く、私の使い魔になることを了承してくれた。

以上、ルイズの回想。
ルイズ及び使い魔の絶頂期の回想である。

「その……どちら様でしょうか……」
引きつった笑みを浮かべながら首を傾げる少女。
肩が小刻みに揺れている。
「俺だよ、俺。いや、認めたくないのはわかるけどよ」
彼女の前に立つ、骸骨のお化けが答える。
少女より一回りほど大きいくらいの、見るからに貧弱そうな骸骨。
「そ、それで……あなた。一体どんなことができるのかしら……」
少女は「どんな」という言葉にアクセントを置いた。
とても強いアクセントを置いた。
満面の笑み――――だけど非常に歪んだ――――を添えて。
骸骨は顎をカタカタ鳴らしながら、こう答えた。
「えっと。骨で……敵を殴る……かな?」
少女は微笑みながら、更に問うた。
「それだけ?」
骸骨は答える。
「おう。それだけ」

爆発。


136 :ゼロは使い魔と共に強くなる 2/3:2008/04/09(水) 18:39:53 ID:MiznuRRJ
平民の少女に不当な怒りをぶつける貴族の少年を見かねたルイズの使い魔は、
貴族の少年に喧嘩を吹っかけ決闘沙汰に。
少年の繰り出す青銅のゴーレム達を、爪で切り裂き、牙で引き裂き、炎で焼き払い、
鬼の如き戦いっぷりで圧倒。
勝負はあっさりと使い魔の勝利で終わってしまった。

問題はここからである。
グレートドラゴンの彼の目に付いた、ゴーレムの残骸。
比較的損傷の少ないゴーレムを見つけると、彼は不意にそれをつまみあげると、
ひょいと口の中に放り込んでしまう。
口をもごもご動かし飲み込んだかと思うと、突如として竜は光り輝くのである。
次の瞬間彼は、貝から異形の飛び出る奇怪な生物へと、変化を遂げるのだった。
何でも彼は、倒した敵の肉を喰らうことによって、様々な姿へと変身をするのだと言う。
しかし彼が口にしたものは、肉でもなんでもなく青銅。
青銅のゴーレムの残骸だ。
これには驚くルイズのみならぬ他の面々。
人間や機械以外なら、どんな肉でも食べてしまうらしい。
彼が言うには、青銅のゴーレムが存外弱かったため、食べても進化する変身をするどころか、
退化した変身をしてしまったらしい。
しかし、このアンモナイツという姿。
ハルケギニアの世界に住む人々には、非常に珍しい。
彼がこの姿に落ちたことを、少女はあまり気に病むことはなかった。

しかしその後ルイズは、もっと使い魔の色々な姿を見たいと言い出し、アンモナイツを
引きつれて近くの森の中に入り込むと、彼女の爆発魔法をもってして、狩猟を始めたのである。
始めは様々な姿に変身する彼を面白がり、歓喜するのであったが、気がつけば芋虫やら鼠男やらに
変身する彼を見て、ようやく気がつくのである。
森に生息する脆弱な草食獣や、良くてせいぜい大狼の肉を口にしても、そう大したモンスターに
変身するはずもなく、気がつけば自分の骨で敵を殴りつけるのが精一杯な骸骨へと、
自分の使い魔は変貌していたのであった。

137 :ゼロは使い魔と共に強くなる 3/3:2008/04/09(水) 18:40:35 ID:MiznuRRJ
「ま、まあいいわ。これからもっと強い獣を倒して食べさせれば……」
薄気味悪い笑みを浮かべた少女の呟きを、遮って喋る骸骨。
「誰がそいつを倒すんだよ」
表情をそのままに、顔色だけ抜け落ちるルイズ。
骸骨は続けた。
「俺ほどメイジの実力を測ることに適した使い魔はいないんじゃないか?
俺とお前が倒すことのできるモンスターによって、俺は強くなれるわけだ。
使い魔はメイジの実力に見合った存在が召喚されるようだが、全くその通りだな!」
ルイズは全身を小刻みに揺らしていた。
「精々一緒に強くなろうじゃねえか、兄弟」
ケラケラと笑う骸骨を叱ることもできず、少女はその場に膝をついた。
がっくりとうな垂れた少女を、慰める者はいなかった。

おしまい

138 :ゼロは使い魔と共に強くなる 3/3:2008/04/09(水) 18:41:34 ID:MiznuRRJ
以上、魔界塔士SaGaより
ベーシックタウン2のギルドで仲間になるモンスター(グレートドラゴン)を召喚してみました、です
夢の膨らむ使い魔さんだと思いませんか

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 18:43:22 ID:wBEs+Ijm
投下乙です
こういう軽い皮肉が効いた話は好きだな

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 18:43:29 ID:cr1bePoH ?2BP(30)
乙!
sagaファンの俺歓喜!

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 18:52:22 ID:/4aFp66s
確かに夢は膨らむwGJ

142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 18:57:52 ID:7mgcVnyK
これはwwwwwwwwwwGJ

143 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 19:07:07 ID:EOtbmkZF
>>109
ブラックアウトを呼びつけた話ならあるぞ。
http://www35.atwiki.jp/anozero/pages/1017.html

144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 19:09:30 ID:EOtbmkZF
スタースクリームを縮小して呼びつけるのもあった。
http://www35.atwiki.jp/anozero/pages/390.html

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 19:11:03 ID:HYl/d4so
エルフ食おうぜ!

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 19:13:54 ID:pBH08cTb
ワルドが喰われました

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 19:20:03 ID:Vvl0ow8F
となりの影の薄い火蜥蜴さんとか妙に人気のある青竜さんとか
身近にいっぱいいるでしょ。

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 19:40:05 ID:Kak9o3iK
>>147
お前、きゅいきゅいを喰わせろと?
冗談はよしこさんだぜ。

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 19:47:34 ID:Vvl0ow8F
ならばモグラとかコウモリとかカエルとか・・・・・

なんだかホラーモノの話をしている気がしてきた。

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 19:47:38 ID:WqaEMT9z
>>148
お前、きゅいきゅいを喰わせろと?

この発言でエロスを感じてしまった俺はどうかしていると思う

151 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 19:48:56 ID:7bRFw3Oo
本編か外伝でいつ才人がきゅいきゅいを食う(性的に)フラグが立つか待っている俺がここに

152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 19:50:19 ID:JbD1Qej8
SaGa3だったらコッパゲ先生の機械を食って、アンドロイド→ロボになるわけだなw

黒歴史と言われようが、ステルロスの音楽はガチでよかった >SaGa3

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 19:55:35 ID:RVJ4Atmc
>>147
炎食らったら即死するぞw

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 20:01:18 ID:wBEs+Ijm
>>151
そういう意味で 『 もう一人の『左手』 』 の続きを期待している俺

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 20:02:37 ID:Vvl0ow8F
>>152
曲だけは良かったよなぁ。
>SaGa3

156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 20:05:56 ID:7Jjzh6XT
マチルダって誰だっけ?

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 20:08:51 ID:wBEs+Ijm
熟女

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 20:24:44 ID:ayDdXUUK
>>145
性的に?

159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 20:24:58 ID:nW8oSmAE
がいこつの肉ってなんだよw

160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 20:25:08 ID:rCSB+Y5B
補給に来てくれる人
そして……

161 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 20:30:50 ID:Y7m8LTSs
>>159
ゆうれいの肉もあるぞ

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 20:34:20 ID:BmL8kmiQ
回数制限付きだけど魔法も使えるようになるな

163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 20:55:21 ID:/ndi4BF2
>きゅいきゅいを喰う

アレはマズイ(タバサ談)
まあ塩漬け原人あたりを呼び出せば恐竜みたいだから非性的な意味で喰っちまうかもな

164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 21:21:19 ID:R/rRQlZh
小ネタの投下 路線開いてますか?

元ネタはさっき話題に上がったリーマンです

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 21:23:28 ID:Vvl0ow8F
オッケーカモン!

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 21:24:11 ID:wQTAtYfX
進路オールクリア!
準備よろし!

167 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 21:24:17 ID:MiznuRRJ
タカツキパパン!!

168 :零と異界の英雄たち:2008/04/09(水) 21:29:29 ID:R/rRQlZh
それではいきます

零と異界の英雄たち

「何?使い魔について話して欲しいの?」
その女性は一つため息をつくとやがて静かに語り始めた
「呼び出した時は正直がっかりしたわ だって見た目は平民だったんですもの」

彼女の語る平民の使い魔、その噂を確かめるべく彼女への突撃取材は以外な方向へと向かっていった
彼女の口から語られるのは魔法とは違う『ニンジュツ』と言う技を駆使する超人の活躍だった
あの『土くれのフーケ』を退け、レコン・キスタに組みしたグリフォン隊の元隊長ワルド子爵を圧倒したと言う
噂の使い魔、そしてレコン・キスタ7万の軍勢の奇跡に話は進んだ

「そろそろ、あの奇跡についてお聞かせ頂けませんか?」
今、貴族から平民まで噂になっているある噂、それは
ヴァリエール家の三女の使い魔とその一党がたった数名の数で7万の軍を破ったと言うものだった

正直に当事者本人から話を聞いた今でもその様な事があるのか と悩む
だが、実際に現実として7万の軍は敗れ去ったのだ
彼女はその当時の事を思い出しているのか遠い目をしていた

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「爆裂究極拳!!」
巨大な火の玉が空から降り注ぐ、この世界の誰が知りえようか、それが人だと言う事に
レコン・キスタの兵士が吹き飛ぶ、手裏剣で倒れる、天に昇る火龍を纏った男にかち上げられる
誰が想像出来ようか、異界からたった一人召喚された男が7万の軍をはねのけているこの事実を
召喚したルイズでさえ想像出来なかっただろう
「なによ・・・なんで私を置いていくのよ!!」
戦場から少し離れた小高い丘でルイズは叫んでいた
「馬鹿!!フウマの馬鹿犬!!」
ルイズの召喚した男、『風魔小太郎』は決して良い使い魔では無かった。
主には反発するし、自分の好き勝手に行動するし、しかし強かった そして優しかった
今、ルイズの眼下では一人対七万人と言うなぶり殺しが行われていた
・・・・はずだった、ところがどうだ、なんと一人で、そうフウマはたった一人で敵を押し返しているではないか
だが、現実はいかんともしがたく、やがてフウマに疲れが見え始める
いくら強力な力を持っていても数の暴力が押し寄せてくるのだ
「駄目・・・・フウマが殺されちゃう」
ルイズの顔に絶望の色が走った

「こいつはしんどいねぇ・・・・」
前線の真っ只中でフウマは疲労から足が止まった
そこにすかさず敵兵の槍が、弓が、魔法が、四方から飛び込む
「やったか?」
一人の兵士が立ち上がる爆煙を見つめた
「誰を・・・やったって?」
呟いた兵士の体が宙を舞った
「こぉのぉ フウマ様の首、獲れるモンならとってみやがれぃ」
さらに人が、人が、人が、そして人が吹き飛ぶ、それでも七万の軍団の包囲は狭まってくる


169 :零と異界の英雄たち:2008/04/09(水) 21:31:20 ID:R/rRQlZh
ルイズは泣いていた 明らかな劣勢の追い込まれても決して諦めないフウマに、
そして今、何も出来ない自分自身に、そしてルイズは祈った 奇跡を
「やべぇな・・・奇跡でも祈るか?」
フウマは死を覚悟して尚、おどけてみせた

そしてそれは唐突に起こった

レコン・キスタの方々から人が吹き飛ぶ、火柱が上がる、氷柱が立つ、雷撃が迸る
そして彼らはやってきた 遠く異界の地から 時空すら越えて
「蒙古覇極道!!」
「GET SET!!」
「ナンバー1」
巨人達のタックルが次々と兵士を吹き飛ばす
「オーラバード」
「真空投げぇーー」
炎の鳥が飛ぶ、少女が兵士を投げ飛ばす
「ホォアチョォ」
「また、映画での八つ当たりじゃないっすよね その気合」
何人もの兵士が蹴り飛ばされる
「ブリザードブレス」
「パイレーツシップ」
冷気が、水の船が兵士を襲う
「サンダーボール」
「マッドジャイロ」
「ドイツの科学力は世界一ぃいいい!!」
空中に浮かぶ大多数の戦艦が次々と落ちてゆく雷と恐るべき破壊力を誇る爆弾と空飛ぶ仮面の男の手で
そしてフウマの前に一人の男が立っていた フウマとは対照的な青い服の男が
「あの時の借り、返させて頂くでござる」
「礼はいわねぇぞ」
「結構にござる」
二人は笑って拳をお互い付き合わせた
すぐそばまでレコン・キスタの兵士は迫っているが、彼らの顔には勝利の確信があった
「もうひと暴れといくぜぇ」
「応!!」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「やっぱり・・・・信じられませんね」
私は彼女に聴いた話をやはり信じられないでいた
「最後に、その使い魔の人物はどうなったのですか?」
やはり、あの戦争で死んだのだろうか?好奇心が抑えられずに私は彼女の心に気遣いもしなく聞いた
返ってきた答えは意外なモノだった
「帰ったわよ、自分の国に」
そう言った彼女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール嬢は何故か微笑んでいた

トリステイン広報 『あの時を振り返る ルイズ嬢へのインタビュア』より抜粋


記者が帰った後のヴァリエール家では晴れにも関わらずちょっとだけ不思議な雷が鳴っていたという

「おーい ルイズ今帰ったぞぉ」
「お帰り、今日はどうだったの?」
「ああ、また部長に叱られたなぁ・・・・そういや今度また皆がこっちに来るってよ」
「へぇーー、じゃあ今度は博士にお願いして私がそっちにでも行こうかしら」

                 END

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 21:32:44 ID:R/rRQlZh
投下終了 パパンだと思った人御免 リーマン忍者はこっちの方が好きなんだ

171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 21:32:56 ID:Vvl0ow8F


そっちのリーマンでしたかw

172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 21:54:20 ID:wBEs+Ijm
>>170
GJ!!
つーかリクエスト実現してくれて感謝!

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 22:03:24 ID:x0A0shee
95 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/04/09(水) 14:29:35 ID:19Pt4jsT
ただの雑談じゃん
投下予約とかない限りかまわないと思うけど


本スレのこいつと同一人物かと思った。

なのはと士郎が戦ったらどっちが強いって雑談、ゼロ魔に何か関係あるのか?
このスレの趣旨に関係無い雑談は消えろ、でFAだろ。
士郎がワルド相手に、7万相手に戦ったらどうなる、とかならまだしも。

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 22:04:15 ID:x0A0shee
>>590
『俺の迷惑になってるから叩き出すぞ』
と言えば良いじゃない。

俺も正直、なのは系とかウィンドの話は、何度か見たことあるから食傷気味だけど
何度話しても面白い人が居るかもしれないし、新規の人かもしれない。
本スレで雑談するな、なんてルールが無い以上、特に問題無いでしょ。



175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 22:04:35 ID:x0A0shee
にしても、今日は何時にも増してなのは厨絶好調だったな。
その前のリーマン人気も本当に大概にして欲しいが。

お前らがそれらを好きなのは判ったから、少し回りの迷惑考えて欲しいな。
でねぇとスレ叩き出されるぞ。



176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 22:08:48 ID:oFwEH6gu
ならば、これからおっぱい談議ってことでいいんですね?

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 22:09:38 ID:s7TpehSz
・・・何だ? 急におかしな事を。

雑談がちょっとあったからって、まるで世界最後の日みたいに取り乱して
元の雑談の何倍もの駄レスを重ねるのは肥溜めのウジ虫共みたいだぞ。

178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 22:10:28 ID:1xw7a0hl
誰か料理人を召喚して、ひたすら料理するばっかな話を書いてくれ。

179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 22:12:09 ID:suxJv3ld
これ、肥溜めからログを切り取って貼り付けてるだけだろ。

>>176無用。むしろそれやるのは荒らしだろ?

180 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 22:12:41 ID:J/QwHBp+
トニオさんなら姉妹スレでけっこう出てるが他サイトであれに匹敵する特殊系料理人となると…

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 22:15:27 ID:suxJv3ld
妖神グルメの内原富手男。
最近“新宿”に帰って来たのは内原の皮を被っただけ。

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 22:15:41 ID:22SRazve
>>180
ドーピングコンソメスープ

183 :零と異界の英雄たち:2008/04/09(水) 22:17:51 ID:RCXZYJ2o
話を途中で止めて申し訳ないんだけど
弟に言われて気がついたんだが 召喚された人が解らない人のために >168,>169 は

雑君保プ 作  ワールドヒーローズ2 より フウマ 召喚です


失礼しました

184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 22:19:51 ID:kUHTLTb2
糞みたいななのはの設定議論は延々と続けるくせに
昔から荒れたスレを一瞬で修復してくれた胸議論を荒らしと考えるとはな
やはり本スレ住人にまともなやつは残っていないか

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 22:21:43 ID:kUHTLTb2
ゼロ魔にまったく関係ないなのはの設定議論は延々と続けるくせに
昔から荒れたスレを一瞬で修復してくれた胸議論を荒らしと考えるとはな
やはり本スレ住人にまともなやつは残っていないか

186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 22:23:41 ID:UBY6HtmH
ここでスレの流れ初期化のおっぱいトークタイム!!

187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 22:25:15 ID:fKKAd7mx
真面目に料理やってる人とか(グルメ漫画の主人公全般)、
キャラクターの味付けとして料理スキル持ってる人とか(無敵コックとかFate主人公とか)、
あるいは殺人料理の使い手とか(魎呼とか阿重霞とか)、
そういうのは結構いるけど料理自体がキャラクターになってる超人料理人は意外にいないなぁ。
私も上の三人以外ぱっと思いつかぬ。
内原と違って鉄鍋のジャン程度だとまだマトモな料理の範疇だし。

・・・あ、「食前絶後」の調味魔道使い達がいたか。

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 22:27:27 ID:fcs0WgW/
最近判ったんだが、俺はどうやらルイズ強化フェチらしい。
しかし、幼少のルイズが何かの弾みで使い魔を呼び出した展開は、なかなか無いのね。
それやると避難所行きかなあ?

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 22:28:53 ID:8fyMUm99
>>186
おっぱおおっぱおおっぱおおっぱおおっぱおおっぱおおっぱおおっぱお
おっぱおおっぱおおっぱおおっぱおおっぱおおっぱおおっぱおおっぱお
おっぱおおっぱおおっぱおおっぱおおっぱおおっぱおおっぱおおっぱお

190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 22:30:07 ID:8fyMUm99
>>188
おもしろそうだが
まぁ避難所かな?もしくは小ネタ?

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 22:31:59 ID:qUqAptxD
>>187
格闘職人アウディの話ですか?
爆裂中央特快しか覚えてないけど

192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 22:41:43 ID:VSaolVXw
>>187
格闘料理伝説ビストロレシピは?
いや、あれは少し違うか…

193 :いぬかみっな使い魔:2008/04/09(水) 22:43:53 ID:AxnqmIhj
すいませんが進路ようそろ?

よければ5分後くらいに投下開始したいのですが。


しかし、今回でやっと、やっと伏線の回収が出来るな。
すべては啓太のこの一撃のために張ってた伏線なんだよな。

194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 22:44:51 ID:Vvw/1Gjp
おっぱい談義は「毒を以って毒を制す」だと思っている。殺伐とした空気を桃色に染め上げるソレは、
実はスレ占拠という点では変わらん。普通に荒らされるより「精神的にマシにはなる」けど、やっぱ最終手段だろ。


・・・・・・料理ネタ+おっぱいネタ=女体盛rうわ何をするやめくぁw背drftgyふじこlp;@

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 22:45:13 ID:Vvw/1Gjp
>>193
どぞー

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 22:45:35 ID:cTY85dEm
うむ、きませい。いぬかみの人

提督を上回る知略キャラを呼べる人、希望

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 22:46:36 ID:cTY85dEm
>>194
女体盛り、素晴らしい。これぞ究極のゼロ魔ネタだ

だが、背中からお尻のラインの素晴らしさが語れないのが欠点だ

198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 22:48:38 ID:VSaolVXw
支援

199 :いぬかみっな使い魔:2008/04/09(水) 22:49:22 ID:AxnqmIhj
支援ありがとうございます! 
第15話です。実質14話な15話です


 シャルロット王女とキュルケが退出し後の、わずかな休憩時間。
啓太は先ほどより気づいていたルイズの異常を、やっと確かめる余裕を見だした。
「ルイズ、ルイズ。どうしたんだ!?」
明らかに公爵ら大人達とは違う様子で蒼白になっているルイズである。

「ワルド様は…ワルド子爵様は、ヴァリエール領の隣に領地があるの。
小さい頃はよく遊びに来てくださって、良く私と遊んでくれたり、
叱られてた私をかばってくれたり、泣いてるのを慰めてくれたりしたわ。
私、また小さかったから恋かどうかはわからない。
でも、少なくともすごく憧れていたわ! でも、10年前ランスの戦いで
お父様をを亡くされたワルド様は全然来てくれなくなって。
私、ワルド様の婚約者だったのに。なのに! 何があったの、ワルド様!」

 啓太に抱きついて泣き濡れるルイズ。ヴァリエール公爵やアンリエッタが、
心配そうに近寄ってくる。
啓太は、優しくルイズの背中をぽんぽんと叩くと、頭を撫ぜてやった。
「悲しいなら思いっきり泣け、ルイズ。ここは泣いてもいいところだ。」
ルイズの肩が、一瞬ビクリと震え、一層泣き声が大きくなる。
啓太は、静かに語り続ける。

「それとな、まだ、絶望するのは早い。ワルド子爵は側近に操られてるだけ。
単なる偶然。そんな可能性もある。もし、本当に裏切っていたとしても。
逆にこっちに取り込めばいいんだ。寝返らせる事が出来たんなら
逆にもう一度寝返らせることも出来る。そうすれば、敵に欺瞞情報を流し、
敵の情報を引き出すまたとない情報源となってくれる。あるいは、当面裏切りを
表立ってしないように状況を整えて、レコンキスタを叩き潰して
裏切りそのものに意味がなくなるようにするって手もある。」

アンリエッタ姫とヴァリエール公爵だけでなく、全員が啓太の周りで
啓太の言葉に聞き入っていた。啓太は、アンリエッタと大后に向けて言った。

「強い王とは。より多くの者達から支持され、より多くの臣下の力を
借りることの出来る王を指します。それは、忠誠による支持でなくとも
まったくかまいません。単に褒美をくれるから、今逆らうと得で無いから。
裏で裏切っているが今表立って裏切るとまずいから。そんな“裏切り者”でも、
『強い王の力』であることに変わりはありません。ワルド子爵への処分。
こちらに取り込む、もしくは先にレコンキスタを叩き潰す。
その方向で検討いただきたい。それ以外の裏切り者に対しても試みますよう。
重臣が裏切っていたとなれば臣下の動揺も大きゅうございます。
下手を打ては、『あの方が裏切ったのならば俺も』と追従者が出かねません。
少なくとも、脱税その他の当たり障りのない理由での領地没収等、
影響の少ない対応をご検討くださいますよう。敵をも味方にするが王の道です。」

それは、ルイズの婚約者をその地位もそのままに助ける。
少なくとも、命をとられることは無くす様にとの進言で。
ルイズの慟哭が、一気に軽くなっていく。
同時にそれは、王の心得として、統治と戦略の基本にして究極を説く言葉で。
その部屋に居た者たちは、深く感じ入ったのである。

(「映画の台詞そのマンマなんだが、随分感動されたな。やりぃ!」)
啓太の飼っている猫は、そんな内心はまったく伺えない大猫なのであった。


200 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 22:49:25 ID:O+IbJsJK
>>187
OH!MYコンブとか……うん、古すぎるよね

201 :いぬかみっな使い魔:2008/04/09(水) 22:52:19 ID:AxnqmIhj
「落ち着いた? ルイズ。」
「姫様…」
ルイズは、動揺のせいか、人前なのに子供の頃と同じ呼び方をした。
しかし、誰もそれを咎めない。
「大丈夫。いきなり処刑したりしないわ。私、王の道を選択してみます。
例え裏で裏切っていたとしても、とりあえず今役に立つならそれでいいわ。
清濁併せ持つ覚悟がなければ、王族なんてやっていけないものね。」
「姫様! ありがとうございます!」

マザリーニの目が、驚愕に細められた。
アンリエッタを婚姻外交の駒にしか使えないその程度の小娘と見ていたのに、
今日の落ち着いた堂々たる態度と明晰な頭脳はどうだろう。
男子3日あわざれば活目して見よ、というが、たった一晩で変わった。
自分は今日、権力の大きな部分を失った。だがそれはめでたいことなのだ。
真の王が、その眠りから覚めようとしている今、権力を返す時が。
権力を返し重荷から開放される時が来たのだ。思えば長かった。
ほんの数年でげっそりとやつれ、老け込んでしまうほどに。

そんな感慨にふけっているマザリーニの横で、話は妙な方向に曲がっていた。

「それにしてもルイズ、あなた、ケータ殿に随分甘えているのね。
まるでカトレアお姉さまに甘えてる時みたいよ。」
「お姉さまに?」
「ええ、お姉さまに。ケータ殿は男だからお兄様かしら?」
「お兄様?」
ルイズは、啓太を見た。そして、色々考えた。
ほっぺむにむにの刑はカトレアというよりエレオノールである。
しかし、それ以外の、ルイズを理解し、かばい、甘えさせてくれるとことは
カトレアと良く似ている。そうか、それで私はお姉さまを取られると思って
あんなにともはねやキュルケやタバサやに敵愾心を燃やしたのか。
あれ、でも、お兄ちゃんみたいに、だとするとキュルケとHする事まで嫌に
思うことなんてない。じゃあ違うの? ううん、ここはカトレアお姉さまが
男とぐっちょんぐっちょんしている(←ルイズの知識では細部不明)としたら?
なぜかその相手を黒髪黒目の巨乳好き平民と置き換えて想像する。
結果、見た瞬間その犬は死刑決定、と出た。


202 :いぬかみっな使い魔:2008/04/09(水) 22:54:24 ID:AxnqmIhj
うん、お姉さまに手を出す奴を嫌と思うのは、いたって普通である。
そのはずである。
だから、お兄様に手を出すキュルケやタバサに怒っても普通なのだ。
そのはずである。

「それよっ!!!!」

突然黙り込んでしまったルイズは、ややあって、
ナニかに開眼したかのように大声出して叫んだ。
周りはびくりとする。
「ケータ! 今から、私のお兄様! 決めた! お兄様!」
ルイズは啓太の胸に抱きついた。迷いの一片も無く、抱きついた。
「だめ〜〜〜!!!!!!」
ともはねが突進してきて、啓太の背中に張り付く。
「啓太様は、私のものなんです!! 渡しません!」
「なによ、使い魔風情がえらそうに!! わたしのお兄様なのよ!」
「啓太様は私のです!」
「私のお兄様! ねえケータ、いいでしょう!?」
啓太を挟んで、突然勃発した喧嘩に、皆目を白黒させている。

この後しばらく二人の喧嘩は続くのであるが、本編には関係ないのであった。
さらに、ルイズのお兄様なる存在は、捻じ曲がって烈風カリンなる女性に
「ヴァリエール公爵には隠し子がいた。最近王城でルイズと会わせたそうだ。
ルイズはお兄様と呼んで一発でなついたそうである。」
という噂になって届き、公爵が酷い目にあうのであるが、
これもまた本編とは関係ないのであった。

その後ルイズは王女付き女官、啓太は王女付き家庭教師として、
男爵位を得るのであるが、一部人間から激しく不安がられたという。

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 22:55:07 ID:3QCelFWb
支援

204 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 22:56:42 ID:Rca1VaM9
アナル支援


205 :いぬかみっな使い魔:2008/04/09(水) 22:56:53 ID:AxnqmIhj
 4月28日昼前。重臣達にふれが出された。
大后はアンリエッタが軍事へ興味を持ったのはいい事だと喜び、トリスティンの
(ほぼ)全艦隊をラ・ロシェールに集めて軍事演習を行うよう命じた。
そして、その場にはアンリエッタを赴かせ、勉強させるようにと命じたのだ。
ほとんど政治に口を出してこない「本来なら女王様」の発言だ。
レコンキスタへの示威行動、攻め込まれた場合を想定した訓練、錬度の強化。
いくつもの目的を持ったこの計画はあっさり納得された。
ラ・ロシェールには竜騎士が直行し、演習の準備を命じた。
夕刻には「即応訓練を兼ねる」とのことで大車輪で動員された戦列艦が
近くの軍港から王城にやってきて錨舶、アンリエッタは船上の人となった。
アンリエッタの乗るお召し艦の後ろに、枢機卿旗をかかげた艦がついていく。
 枢機卿は、多数の司祭、さらには司教まで同行していた。
薬草クラブ員は、「兵士並の待遇でよければ付いて来てもよし!」
という許可を得て、大半が同行した。その艦には、奇妙な荷物が沢山積まれた。
さらに薬草クラブが献上した秘薬のうち、かなりもまた積まれたのである。

 ラ・ロシェールにもともといた艦隊は、演習のために大量の風石を積み込んだ。
演習のために必要といって、出航直前の民間船からすら風石を調達する。
火薬や硫黄、油、砲弾も積み込むと、あわただしく出航して空の彼方に消えた。
公式発表は明日のアンリエッタ姫の行幸と閲兵前の訓練である。
しかしそれにしては積み込んだ風石の量が多く、不自然だ。

港には、噂が“ばら撒かれ”ていた。
ロマリアやゲルマニア、ガリアがアルビオン王家救援艦隊を発進させ、
その補給のためにトリスティン艦隊が大量の物資を集めた。それどころか、
艦隊の一つはすでにアルビオン間近に迫っている、との噂まで“流され”たのである。
同時に、鳩や鷹を飼っているもののリストが密かに作られていた。
伝書鳩や使い魔を放った者達の発見に密かに全力が傾けられ、
これもリストが作られていった。アルビオンやガリア、ゲルマニア。
各地へ向けて、頻繁に鳥が飛んでいったのを、注意深く観察されたのだ。

その鳥の中で、アルビオンに向かった1羽は、巷に流れる噂と、
トリスティン艦隊の怪しげな動きを報告するものであった。

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 22:57:25 ID:Rca1VaM9
緊急浮上!!!!!


207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 22:59:17 ID:Rca1VaM9
   _,,....,,_  _人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''>   支援するね!!!  <
ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
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_,.!イ_  _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7   'r ´          ヽ、ン、
::::::rー''7コ-‐'"´    ;  ', `ヽ/`7 ,'==─-      -─==', i
r-'ァ'"´/  /! ハ  ハ  !  iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ  ,' ,ゝ レリイi (ヒ_]     ヒ_ン ).| .|、i .||
`!  !/レi' (ヒ_]     ヒ_ン レ'i ノ   !Y!""  ,___,   "" 「 !ノ i |
,'  ノ   !'"    ,___,  "' i .レ'    L.',.   ヽ _ン    L」 ノ| .|
 (  ,ハ    ヽ _ン   人!      | ||ヽ、       ,イ| ||イ| /
,.ヘ,)、  )>,、 _____, ,.イ  ハ    レ ル` ー--─ ´ルレ レ´



208 :いぬかみっな使い魔:2008/04/09(水) 23:00:18 ID:AxnqmIhj
 残った軍人達は土のラインメイジを動員して近くの丘に溶鉱炉を作り、
火のメイジと風のメイジを動員して炉を熱し砲弾を作る。
予備の帆布やペンキ、材木、粘土、食料や水も準備する。
レコンキスタがアルビオン王家を盛大に押している、高値でレコンキスタが
物資を買いあさっているという噂もあって、港には軍需物資をアルビオンに
売り込もうという商人が殺到しており、高値がついていたものの
調達はどうにでもなった。港に備蓄してあった風石はすべて軍が演習に
必要だからと押さえている。新たに入荷する風石も、軍以外への割り当ては
少ない。そんなこんなでアルビオンに向かう商船はほとんど船止め状態である。

 夜中にはアンリエッタ姫のお召し艦が到着し、安全確保や演習のため、
港の発着は軍艦が最優先となるというお触れが出された。
アルビオン向けだけでなく商船の出航が事実上全面禁止状態である。
どうしても出航したい場合は荷物と重要度、輸送期限や目的地などを書いた
申請書を出すようにと触れが出される。
当然、出航の近いほとんどの民間船の船長達が申請書を提出した。

4月29日。ラ・ロシェール港の桟橋では頻繁に一斉発進一斉接岸訓練が、
周辺空域では操艦訓練が行われ、無人地域の上空で砲撃訓練も行われる。
そのほとんどをアンリエッタは視察し、いくつかの新式の戦法と訓練を提案する。
提督や艦長達のアンリエッタを見る目は1日で変わった。
『メイジとしては有能だがかわいいだけのお姫様』から、荒削りながらも
戦術眼と新しい発想を持った指揮官として見る様になったのだ。
実際に考案したのは啓太だが、アンリエッタが命ずることに意味がある。
 学院生たちは、臨時見習いとして演習に参加した。王女のお召し艦とはいえ
平民の水兵や砲兵と同じ作業をする。愚痴は言ってもそれ以上の不満は抱かない。
そんな彼らを、水兵たちは気味の悪いものでも見るような目で眺めては、
腫れ物でも触るように操船や砲撃法を教えた。
彼らは、空いた時間を使ってせっせと啓太が命じたものを作っていた。
同時に、啓太の秘書として、部屋に缶詰になって膨大な書類をせっせと書き、
難しい数字を前に唸りながら何やら計算しているている一団も居た。

 旗艦メルカトール号上で、アンリエッタは枢機卿に問うた。
「アルビオンに送られる硫黄は完全にストップしましたね?」
「はい。しかし、時間をかけては全てが遅くなります。」
「物資の積み込みは充分。頃合、ですわね。」
ルイズ(+マロちん)はアンリエッタの女官、啓太は家庭教師。その使い魔ともはね。
彼らがアンリエッタ姫の後ろに控えている光景は当然のものとなっっていた。

209 :いぬかみっな使い魔:2008/04/09(水) 23:02:14 ID:AxnqmIhj
 その頃、レコンキスタの本陣は、大騒ぎになっていた。
昨夜アルビオン陣営にて王からあった布告内容が夜のうちに内通者から
もたらされたのだ。いわく、連合艦隊が救援に急行中、すでに一つが
アルビオンに密かに上陸、作戦開始を待って雌伏中。さらにいくつかが
今日にも接近の可能性あり。ラ・ロシェールからはトリスティン艦隊の
怪しい行動、補給物資を運んでくれるはずの商船の事実上の出航禁止の報が。
抗議を行おうにも正式な国交が無いため使者もまともに送れない。

この日、保有全艦隊の集結を持って艦隊決戦を挑み、制空権を完全に握った後、
陸戦にて決定的な勝利をもぎ取ろう、という予定だったというのに、
それを待っていたかのようなタイミングでの救援情報である。
レコンキスタは、救援艦隊迎撃のために艦隊を分散せざるを得なくなった。

しかも、聞き捨てならぬ演説内容があったという。その内容は真か?
と、内通者達から詰問状とも取れる書状が届いたのだ。
その王の演説の内容の一部とは。

「レコンキスタ司令官クロムウェルは、虚無の魔法を習得していると
うそぶいているが、それは真っ赤な偽り。アンドバリの指輪なる伝説級の水の
マジックアイテムで、死体をガーゴイルやスキルニルのように操っているのだ!
さらに、水の力は心をも操る。これまで離反が多かったのも、
邪悪なるクロムウェルが指輪の力で心を操作していたのだ!
その証拠の一つに、邪悪なモンスターをも操って戦力としている!
始祖ブリミルを冒涜するクロムウェルとレコンキスタには絶対に負けられぬ。
皆のもの、これは偉大なる始祖ブリミルの教えを守る聖戦である!
 法王聖下もまたこれを許さぬだろう! 操られた哀れな味方を救え!」

例え幹部とて、とても、知らせられる内容ではない。
これらの内容は伏せられ、しかしほぼ同じ内容の噂が傭兵達の間に広まっていた。
 「おい、聞いたか?」「なんだ?」「ほら、あの噂。」「ああ、あれか。」
 「クロムウェル様はアンドバリの指輪だったか? それで虚無を装ってると。」
 「アンドバリの指輪は死者に偽りの命を与え、心を操る魔力があるそうだ。」
 「強力な先住魔法で作られたものだってよ。」「先住魔法!?」
 「先住魔法だからディティクトマジックにも反応しないそうだ。」
 「だからモンスターを傭兵として雇ったり宿将を裏切らせたり出来たのか!?」
 「死体をガーゴイルやスキルニルのように操られるのか。」
 「おぞましい。一見生き返らせたように見えるが実は死体のままか。」
 「そ、そういや俺、確かに死んだと思ったのに生きてた奴を知ってる。」
 「それはエジンベア卿か?」「死後も死体を操られるなんておかわいそうに。」
 「あの方に触った奴の話じゃ、体が氷のように冷たかったって。」
 「なんでもエルフと取引をして手に入れたってよ。」「なんだって!?」
 「ラグドリアン湖の水の精霊から奪ったとも聞く。」「あ、俺そこの出身。」
 「ほんとか!?」「ああ、湖の水が増えて畑が沈んで傭兵になったんだ。」
 「じゃあ水の精霊を怒らせたせいでお前の畑は沈められたのか!?」
 「手紙で知ったが今じゃ村ごと水に飲まれたそうだ。」「ひでえ!」
 伝説の顕現、始祖の虚無であれば、それは素晴らしいものだ。
強力なカリスマになる。だが、それが敵対するエルフ達の使う先住魔法。
ただのマジックアイテムを使っているだけの普通の男だったら?
それは、レコンキスタの理念に対する裏切りでありおぞましいものだ。
噂話には実体が無く、一度広まってしまえば払拭することは困難だ。
まだその噂が底辺の傭兵達一部にしか流れていないので影響も少なく、
レコンキスタ上層部も噂に気づいてはいない。
しかし全ては時間の問題だった。
そう。レコンキスタ瓦解への、秒読みが始まったのだ。

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:02:39 ID:9Gvy9Ggb
料理人ならクッキングファイター好でも呼んで来い。
それはともかく支援だ

211 :いぬかみっな使い魔:2008/04/09(水) 23:03:40 ID:AxnqmIhj
 4月30日の早朝。
ラ・ロシェールに停泊していた民間船のうち、火薬や硫黄、武器をアルビオンに
運ぼうとしてした船が、ことごとく異端審問容疑で押収された。
船長や船員達、商人達は拘束され、司祭たちの尋問を受けた。
「アルビオンの港は全て、始祖ブリミルによって授けられた王権を
滅ぼさんとするレコンキスタに押さえられている。つまりは、始祖ブリミルの
意思を無視し、ないがしろにするレコンキスタに軍需物資を届けるということ。
これは始祖ブリミルの意思に反するレコンキスタに味方する異端行為である。
汝らは異端か? 違うだと? ならばなぜわかっていながら運ぶ?
ニューカッスル近くのキーサイド港はまだ王軍が押さえている、だと?
レコンキスタ軍が封鎖してラ・ロシェールからの荷物は届けられない。
実際お前達の目的地は全てランスやロサイス、ダータルネスとなっている。」

 船長達も船員達も、真っ青になった。ロマリアの法王が何もいって来ないので
安心していたが、枢機卿自らが来ている。名目は充分、権力も充分、身分も充分。
このままでは全員火あぶりだ。彼らは、必死になって弁解し、情けを乞い、
荷物と船の没収と当面のただ働きという極めて軽い妥協案に飛びついた。
働きがよければ少ないが給料も出すし、船の返還もありうる、といわれたのだ。
「異端に物を売って稼いだ分は罰金として徴収する。」
商人たちも、商品を無料で差し出し、さらに膨大な額の罰則金
もしくは物資を供出することに同意した。
こうしてトリスティンは、膨大な物資と戦費を手に入れたのである。

 その頃、トリスティンの主力艦隊は、すでにラ・ロシェールを離れて
アルビオンに向かっていた。月の重なるスヴェルの月夜の翌朝ではないが、
月に何度かアルビオンが近づく日の一つだ。問題は無い。
風石は港中からかき集め、充分積んでいる。残る風石は港に蓄積し、
後送船団用に残してある。しかも、風メイジを総動員して消耗を抑えていた。
同時に、いくつもの訓練を繰り返す。だが、水兵たちはまだ、
これが先日から続く訓練の一環だと思っている。それどころか、艦長達の
大半もそうなのだ。アンリエッタの秘密保守指示は徹底しており、
全てを知らせる者はごくわずかだ。みな、ごく断片的な情報しか知らない。
(除く啓太の執務室で缶詰になっている薬草クラブ員)
もちろん、それを指示しているのは啓太なのだが、アンリエッタが命令している。
そのため、全てを知るのは艦隊旗艦メルカトール号艦長フェヴィスや
艦隊指令ラ・ラメー伯爵、マンティコア隊隊長ド・ゼッサール程度だ。
腹心の部下にも口外禁止を言いつけている。
つまり、艦隊内で全てを知るのはアンリエッタを初めとして数人しか居ない。
王都ですらほんの数人で、腹心や伴侶であっても口外を禁じてあった。

「ド・ゼッサール殿。」
「おお、ケータ殿。男爵の紋章、つけないのですかな? 
その白銀のマントには良く似合いましょうに。」
「はは、これは強力なマジックアイテムで、針も通しません。ですから
無理なのですよ。先日ルイズと一緒に受けたばかりで準備も間に合いませんしね。
それよりも、マザリーニ枢機卿が竜騎士に乗って到着しましたら、
代わりにルイズをラ・ロシェールに送る手はずをお願いします。」
「ふむ。公爵にはアルビオンに連れて行かない、との約束でしたな。」
「ええ。では、私は先行します。後をよろしく。」


212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:04:01 ID:Rca1VaM9
    _,,..ィ‐-、      _       _..._                                 _..._
  r‐''"´      ,!    l´  `l    i´  ヽ.      i'´ ̄ ̄ ̄ ̄!      ,.r‐-、 /⌒ヽ.  i´  ヽ.
  |      ヤ´    __l   l、_  ゙、   ゙、      ゙''--------!       !、  ''   /  ゙、   ゙、
 _,'=ニ7    l__  i'´         |   ゙、   冫 ,ィ1 i'´ ̄ ̄ ̄``ヽ      丶    ス、   ゙、   冫 ,ィ1
i'´           | ゙ー‐┐  ┌‐┘  ヽィ゙ ,r''´ .| l、       ノ i'´ ̄ ̄l  ゙メ      ゙i   ヽィ゙ ,r''´ .!
ゝ___     ______| i'´  ̄      ̄|    _,r''´    !   ̄ 7    /  ゝ__,! /    r、 !   _,r''´    !
    ,!    ,!     ゝ__   __| ,r''´    ,.r''´     /    /       /    / \| ,r''´    ,.r''´
   ,!    ,!        l   l.    l.   ,.r''´      ./    /       /    /     l.   ,.r''´
   ゙ー─‐'         ゙ー─'    `ー‐'´         ゙ー─‐'           ゙ー─‐'      `ー‐'´
          __
        -''"´     `'  
     ,'´ ,. -‐ァ'" ̄`ヽー 、`ヽ
     ゝ//         `ヽ`フ    すぐおいしい・・・・・・・・
     / .,'  /! /!   ! ハ  ! ',ゝ    すごくおいしい・・・・・
   (    ! ノ-!‐ノ ! ノ|/ー!、!ノ  ,.ゝ
    ヘ  ,ノレ' rr=-,   r=;ァ ir /! ノ
  (   ノ ! ///    ///  ! ヘ(
    )  ,.ハ ''"  'ー=-' " ' ! ',ヽ.   
   ,_)__'! ト.、      ,.イ  i .ノ
  r'"ヽ   t、 `>r--‐´レヘ ノ      ウフフフ・・・・・・
   / 、、i    ヽ__,,/∫∬
       ,r'うi=ョ=ョ=ョ=と)
    / _/ ⌒ノ\ ____ ,⊂ノ゙、
       ゙/~  └‐─‐‐とソ  


213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:06:31 ID:AKZ65LgC
AAはSS張るスレでは使わないほうがいいかと
容量食うので

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:06:34 ID:Rca1VaM9
.-"::::::::::::`::..、 
ヽ:::::::::::::::::::::::::::`'::.、   いぬかみ…    _______
 |::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ      ,. -''"´     `' 、
 |::::ノ   ヽ、ヽr-r'"´  (.__   ,'´  ,. -‐ァ'" ̄`ヽー 、`ヽ  
_,.!イ_  _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7   //         `ヽ`フ    照れるわね…
.:::::rー''7コ-‐'"´    ;  ', `ヽ/`7 / .,'  /! /!   ! ハ  ! ',
r-'ァ'"´/  /! ハ  ハ  !  iヾ_ノ    ! ノ-!‐ノ ! ノ|/ー!、!ノ  ,.ゝ
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ  ,' ,ゝ  ,ノレ'  rr=-,   r=;ァir /! ノ
`!  !/レi' rr=-,   r=;ァ レ'i ノ   ノ !  ///    ///"! ヘ(
,'  ノ   !' ///    ///i .レ'       ,.ハ ''"    'ー=-' "'! ',ヽ.
 (  ,ハ    'ー=-'  人!      '! ト.、      ,.イ  i .ノ
,.ヘ,)、  )>,、_____, .イ  ハ    ノヽ,! i`>r--‐ i´レヘ ノ
 (  )',.イ ヽ、__ノ 「ヽ.レ'ヽノ   ヽ(へ レィr'7ア´ ̄`ヽ. )'
 ノヽ/  ';::ヽ、/iヽノ::i Y        ノ /イ       Y
  ri   !:::::::`ー┘:::! i       rくヽ/!ノ     __  ,ゝ
  ./ヽー-,イ:::::::::::::::::::::!ンi      /`/::メ:::`ヽ、_二、___イ



215 :いぬかみっな使い魔:2008/04/09(水) 23:09:12 ID:AxnqmIhj
 ド・ゼッサールに挨拶すると、啓太は後ろに控えていたともはねに向き直る。
「いくぞ、ともはね。」
ともはねは、片手に持ったリュック以外は1枚のシーツだけといういでたちだ。
「はい、啓太様!」
ともはねがシーツを取り去ると、ほんの一瞬だけ白い裸身が露になり、
次の瞬間その身が巨大な犬へと変貌した。全長2メートルを超える巨体。
灰色の毛並みは尻尾に向かうにつれて色が白くなり、尻尾は純白だ。
犬形態のともはねは、飛び乗った啓太を乗せ、矢のように天を駆ける。
一昨日、啓太達はアルビオンとラ・ロシェールを往復して
ある程度土地感を得ていた。アルビオンのとある地点に上陸し、
あらかじめ送り込んでいた連中と連絡を取り合う。
「どうだ、偽装工作は?」
「6箇所で怪しい竜騎士を目撃させました。物資の収集やらなんやらも。」
「報告書は後で。ですが、敵は40騎以上の竜騎士が密かに活動中と思うはず。」
「さらに、艦隊の目撃証言もでっち上げてきました。」
「指示されたルート総計18箇所です。充分でしょう?」
全てはうまく行っていた。竜騎士隊を先導して戻る。
今度はゆっくりだ。当然レコンキスタの竜騎士隊には見つかりやすくなる。
「来たな。おい、アレは俺たちが片付けるからお前達はこのまま戻れ!
ただし一人だけ残って落ちてくる奴らを回収してくれ!」
そういうと、啓太の乗ったともはねは、上空に見える6騎の竜騎士をめがけて
矢のように急上昇した。

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:09:54 ID:lOOBih5c
ID:Rca1VaM9そんなに嫌いならNGに登録しなさいよ
専ブラ入れろって

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:11:26 ID:Rca1VaM9
         ,. -───-- 、_
  ♪   rー-、,.'"          `ヽ、._人人人人人人人人人_
   \ _」::::::i  _ゝへ__rへ__ ノ__   >>>216ゆっくりしていってね!<
     く::::::::::`i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__r ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
   .r'´ノ\::::::::ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___>、_ ノ ハ } \
  /ヽ/ r'´ ィ"レ´ ⌒ ,___, ⌒  `!  i  ハ /  }! i ヽ ぶー♪ ぶー♪
 / / ハ ハ/ ! /// ヽ_ ノ /// i  ハ  〈〈{_   ノ  }  _」
 ⌒Y⌒Y´ノ /l           ハノ i  ヽ⌒Y⌒Y´             く____ゝ'、 /
      〈,.ヘ ヽ、        〈 i  ハ  i  〉  ヽヽ、  r| ̄ヽ、____/ ̄L_ く_/ヽY__ ̄7
       ノ レ^ゝi>.、.,_____,,...ィ´//レ'ヽハヘノ   〈/^ヽ、'''" ̄ ̄ ̄`""''ヽ!/  /ヽ、__」
            `⊥ー-.⊥´            `>'´          (   /ヽ、|
           -'/│ヽ:::/ |ヽ\           /               `'ー'ヽ.    ぶー♪ ぶー♪
       r‐- .,_/::::::::::::; / ̄ヽ;:::::::|     i⌒ヽ,/ / / i   ハ ハヽヽ  ヽ ' , ハ  /)、
     __.)   `''ァ-ァ'"´, '    ヽ:::|      ,ゝ  レ、 ハ_ハ_,!V  レ'、!,__!/i   |  .__/^)、 ,i
    ゝ_, '"ソ二ハ二`ゝ- ヘ 、_ _ ゞ!._プップー '‐‐、//`7i ⌒ ,___, ⌒  ヽ__」  l、ヽ、 _/  /〉
   、'"ヽ, '´ ,'  ;   `"''‐-=ブ、_,:::::"'''- ,,    8ヽ、| /7// ヽ_ ノ /// / //  > )'ヽ   |_/
      ヽ_/i.  /! ハ  ハ   ! ヽ ヽ丶'ァ'    8 / 人        /  | / "8  ヽ、,_r'ァ>∞<]
     <、 ',. /__,.!/ V 、!__,ハ、 |`、`; ,!i; へ   ◆ レ〈ヽ > ー--─ イ/ ,ノ,ノ ヽ、_●_.|
       レ!小l(ヒ_] ,___, ヒ_ン |レ !;イ )|ー-::::::、ヽ     .,'⌒`''く{_7〉   ´‐'^'〉〉 | ドスドスドス
        L|(/// ヽ _ン ///"' '!ヽ(<つ ゞヘノ}¨ヽ=3 ヽ ̄`ヽ_Y     'ー'r'  ノ.
        ̄ ̄ ̄◎ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄◎ ̄ ̄ ̄


218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:12:09 ID:AKZ65LgC
いぬかみのせいで変なのがいついちゃった…

219 :いぬかみっな使い魔:2008/04/09(水) 23:12:20 ID:AxnqmIhj
 「なに!?」「馬鹿な!」「こ、こんな速度で上昇できる幻獣なんて!」
 「ありえない!」「ディティクトマジックで見たが風の力を感じる!」
 「乗ってるメイジが魔法でサポートしてるのか!」「手ごわいぞ!」

 彼らの予想は、半分当たって半分間違いだった。風の結界を張って
風圧を抑えているのは確かだが、それはともはね自身なのだ。
ともはねの基礎霊力は、現在550ほどである。光の犬神達の中でもっとも
基礎霊力の低いいぐさの120と比べて、実に4.5倍に達する。
そして、そのいぐさは仲間達のサポートを受けてとはいえ、3時間に渡り
時速1千キロで空を飛んだ。そのほかの仲間達、つまりは今のともはね程度の
基礎霊力を持つものたちでも、短時間なら時速1000キロは出せる。
空気抵抗は速度の2乗で上昇する。啓太や荷物があるとはいえ、
優に時速700キロは出せるのがともはねの実力だった。
どんな竜騎士でも幻獣でも、ともはねにはかなわない。
すれ違いざま紋章を見て、レコンキスタの竜騎士であることを確かめる。
「よし、問題なし!」
啓太達は敵の後方に取り付く。
「白山名君の名において。戦蛙よ、爆砕せよ!」
異世界だからか、霊力のチャージにわずかなタイムラグがある。
呪文も長くする必要がある。が、それはやり方次第でどうにでもなる。
蛙の消しゴムが、4つの軌跡を描いて迫ると、次々に爆発した。
竜騎士たちが竜の背から放り出され、あるいは傷つき、隊列を乱す。
致命傷ではない。それでいいのだ。デルフリンガーですれ違いざま
竜騎士の一人を殴り飛ばす。気絶した同僚を救おうと2騎が降下する。
その隙に隊列を離れていた2人を次々に叩き落す。取って返して杖を切り裂く。
竜達も数発ぶん殴るとおびえ始めた。さらに2人を叩き落し、降伏を勧告する。

 あまりの強さに、彼らはあっさり降伏した。指示に従い、杖を差し出し、
1頭の竜にまとめて乗る。1騎だけ無傷な隊長と思しき男に、
空の竜達を率いて先行するよう指示する。
かくして、トリスティンはこの日新たな竜を6頭手に入れた。
さらに、上官が裏切ったのと粛清されたくないのとで仕方なく従っていた
竜騎士4名を懐柔した。建前はあっても“力こそ正義”という世界で、
あまりにも圧倒的な啓太に感服したことや、アンリエッタやマザリーニ枢機卿が
直接諭したことも効果的だった。この4騎は、書類上啓太の部下となった。

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:12:38 ID:ceB0y8N3
春だからなw とりあえず支援

221 :いぬかみっな使い魔:2008/04/09(水) 23:14:49 ID:AxnqmIhj
以上で今回の分は終了です。

支援、ありがとうございました。

艦隊決戦、今回も入れられなかったな・・・
まあ、張りに張りまくってた伏線、やっと使えたからいいか。

222 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:15:25 ID:u3mNJmcU
まったく、春の陽気は人を狂わせるなw
普通に支援。

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:16:20 ID:Rca1VaM9
.-"::::::::::::`::..、    
ヽ:::::::::::::::::::::::::::`'::.、           
 |::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ    
 |::::ノ   ヽ、ヽr-r'"´  (.__  
_,.!イ_  _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7   
.:::::rー''7コ-‐'"´    ;  ', `ヽ/`7   
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ  ,' ,ゝ  
`!  !/レi'rr=-,    r=;ァ レ'i ノ >>221           
,'  ノ   !'  ̄     ̄ " i.レ'   
 (  ,ハ   'ー=-   .人!    
,.ヘ,)、  )>,、_____, .イ  ハ 


.-"::::::::::::`::..、    :
ヽ:::::::::::::::::::::::::::`'::.、  :         
 |::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ :   
 |::::ノ   ヽ、ヽr-r'"´  (.__  : プル
_,.!イ_  _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7  : 
.:::::rー''7コ-‐'"´    ;  ', `ヽ/`7 :  
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ  ,' ,ゝ:  
`!  !/レi'rr=-, // r=;ァ レ'i ノ :       ゆ・・ゆっくり    
,'  ノ   !'  ̄ //// ̄ " i.レ':           し・・・して・・・ププッ
 (  ,ハ   'ー=-   .人! :  プル 
,.ヘ,)、  )>,、_____, .イ  ハ :


.-"::::::::::::`::..、    
ヽ:::::::::::::::::::::::::::`'::.、               
 |::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ    
 |::::ノ   ヽ、ヽr-r'"´  (.__   
_,.!イ_  _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7    
.:::::rー''7コ-‐'"´    ;  ', `ヽ/`7 /
r-'ァ'"´/  /! ハ  ハ  !  iヾ_ノ
!イ´ ,' | /'u⌒`   '"⌒u  ,' ,ゝ _人人人人人人人人人人人人人人人_
`!  !/レi'  '"トニニニ┤' レ'i ノ  >  して・・・ぶははははははは!   <
,'  ノ   !'   |   .:::|  i .レ'     ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
 (  ,ハ   ヽ  .::::ノ 人!     
,.ヘ,)、  )>,、_`ニニ´.イ  ハ

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:19:44 ID:ceB0y8N3
なぜか志茂田カゲキの激烈帝國大戦 風味な話の作り方だなぁと思ったw
(自分側が超パーフェクトな感じの火葬戦記)

と乙です。

225 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:21:35 ID:3QCelFWb
投下乙です
変なのいますがスルーで

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:23:15 ID:/4aFp66s
これ以上無駄に消費しないためにもAAはやめるんだ。

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:24:01 ID:4crUG5Bk
>>178 >>187
「イリュージョン・フード・マスター」からユー・ユーハイムを
ヴィンダールヴとして召喚ですね、分かります。

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:24:59 ID:w6MuZHL0
なんでゆっくりAAが貼られてるんだ?

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:27:11 ID:fKKAd7mx
ほら、春だから。

230 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:27:41 ID:Vvw/1Gjp
ただの春風(黄砂入り)だよ。問題なし。

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:27:51 ID:tF+x3afs
春の日差しがやる気を奪う♪
今日の日直グッピー死んでるぞ♪
年貢を減らせ♪ 年貢を減らせ♪ 年貢を減らせ♪

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:30:40 ID:3QCelFWb
同じ作者の他作品同士の召喚ってあったかな?多重になるが収拾は着き易そうな感じがするが

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:34:12 ID:Vvw/1Gjp
同じ原作者の、か?
多分あったような気がしないでもない


234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:36:51 ID:22SRazve
>>231
リーダー的存在をルイズに召喚させる気かwww

235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:37:06 ID:4crUG5Bk
「ゼロのしもべ」がスーパー横山大戦になってたはず。

236 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:38:53 ID:fKKAd7mx
後マイナーだが「さあう"ぁんといろいろ」がそうだな。

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:38:56 ID:22SRazve
>>232
あっち側の話題になるが、月姫と空の境界みたいな?

238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:39:46 ID:CkEJajl1
それってどうやっても複数キャラ召喚だし
例えばARMSとスプリガンの召喚なんかやっても収拾付かないし

よほど良いアイデアが無い限り止めた方が良いのは間違いない

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:40:29 ID:22SRazve
>>235
ああ、原作者同じで世界共通と勘違いしてた。スマン…

240 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:41:10 ID:P95hcQ4/
>>234
そういえばあの作品確かモノホンの悪魔がいたよな
ほら溶かす奴とか壊す奴とか産む奴とか
ルイズに丁度いい奴がいたような気がするんだが気のせいだったかな……思い出せない

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:42:38 ID:z2IpMNMF
晴れ時々豚(アニメ)からハレブタ召喚。
ブタパワーがハルキゲニアで猛威を振るう…かも。

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:43:19 ID:CkEJajl1
あ、仮面ライダーV3召喚があった
各メディアのV3が召喚されてるらしい

そーゆーのならありかも

243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:43:41 ID:1vcTGEX8
>>218
理屈の通らん事を言うない

>>240
ボスだな、髪型的に考えて

244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:47:39 ID:tF+x3afs
>>232
同名キャラがぞろぞろ登場ってのなら幾つかあるが。

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:49:32 ID:4crUG5Bk
>>239
辺境警備vsグラン・ローヴァとか、パーマンvsオバQとか、
へっぽこーずvsバブリーズとか、そういうのは確かにまだ見たことないかな。

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:50:44 ID:7bRFw3Oo
アンドロメダ瞬を召喚
女と間違われるのと、あの性格で13歳というポイントで驚かれるのはお約束
しかし聖衣がないとリミッターがなく、最初からクライマックス状態なのが…

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:52:46 ID:ceB0y8N3
拡散波動砲のほうのアンドロメダを・・

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/09(水) 23:54:36 ID:klW6/r3q
悪魔、ボスと聞いて姉妹スレかと思ったのは自分だけでいい


249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 00:04:25 ID:5HggRiYR
>>227
まさかユー・ユーハイムがでてくるとはなw
そういや彼女一応召喚魔法が使えたな……

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 00:05:41 ID:XQVkpJaJ
ゼロのUボート

251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 00:07:13 ID:A9djalWf
>>246
瞬は最悪だよ兄貴以上に・・・
やつは第七感言う前に最初から黄金クラスの力があるから

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 00:18:09 ID:TlxcEriw
脱げば脱ぐほど強くなる紫龍もそうだが聖衣意味あんのか組だよな瞬も。
兄貴もアレだし確かにやな兄弟だ。
…兄貴を召還したらルイズいきなり張り倒されそうだな。

253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 00:21:10 ID:W6m3+MDF
>>251
と言うか、あいつの体はハーデスの寄りしろでポセイドンと同列だし>黄金クラスの力
ただ、理不尽な仕打ちを受けても一番耐えられそうなブロンズセイントでもある
しかし身長165cm体重51kgの13歳ってどーよ
ルイズはおろかタバサよりも若いんだぜ……

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 00:23:45 ID:IxtZ/lqK
叩かれるの必死だがこんなのどうだろうか?厳密に言えばスレチしかも板を跨ぐから厨率騰がる

以下設定

レベルEのバカ王子(作者が為りきる)が2chに張り付くてクロススレみてニヤリ

カラーレンジャーの5人が各々テンプレ通りに進む様造られた星に転送

バカ王子は各々の経過(日記風味)を自スレ立てて書き込み満足

カラーレンジャー達主観の経過は各々のクロススレに投下される
5スレ+自スレの都合6スレ跨ぎな作品

てかクロススレ5もあったかな?頭悪くてごめんなさい

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 00:32:56 ID:KWfC4j0u
恋姫 無双より

若本ボイスの
あの○○を召喚!!






・・・ギーシュの手によって

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 00:38:36 ID:RteON/AX
華麗なるビクトリーム様でも喚んでろ

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 00:46:16 ID:iSEIW8an
>>251
しかも可愛いものだからいぢめにくいだろうし。
下手にいぢめたら次元の壁を超えて兄貴が来ちゃうぞ。

「そして我が最愛の弟瞬を虐待した罪はもっとも重い!」

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 00:53:21 ID:TlxcEriw
そういや瞬って修行完了の時点で師匠の白銀聖闘士(名前忘れた)の
聖衣をコナゴナにするぐらい強かったんだよな…。
兄貴は兄貴で弟クリソツの女に惚れるステキなイカレポンチガイだし。
多分パンドラ様が瞬そっくりだったら殴れなかったろう。
 
…フーケに盗まれた「破壊の兄貴」を取り戻しに行くルイズ達を想像した。

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 00:54:31 ID:XZkf9D2v
>>257
あー、あのブラコン兄貴なら来るね、絶対来る。
そして鳳凰幻魔拳食らった後に鳳翼天翔で車田風に吹き飛ばされる。


260 :ゼロのコードギアス:2008/04/10(木) 00:59:12 ID:kyH6NE0O
前回から一週間。
いろいろな感想ありがとうございます!
予約なければ一時から投下します!

今回も短くテンポよく。
一章の終わりまで投下します。

261 :ゼロのコードギアス第一章 『魔人が 喚ばれた 日』その4.5:2008/04/10(木) 01:01:17 ID:kyH6NE0O
「誰じゃ…」

不意に話が終わったのち、ロングビルを退室させコルベールに指示をだしたのち
(ロングビル?コルベール?いや…違う…)

「失礼します。学園長」

慇懃無礼な態度で入ってきたのはルルーシュであった。
頬が緩むオスマン、しかし手から杖は離れていない。

「どうしたのじゃ?何かはなしでも?」
「えぇ…異世界の武器についてです」

思わず地が出そうになるのを押さえ

「それが?どうかしたのじゃ?」
「はい。ぜひとも見せていただきたいのです。もし私が来た世界のものなら手がかりがあるかもしれません。そして他にも異世界からきた人間がいるかも」
「それはならぬ」
「…!なぜです?!」

ルルーシュは思わずオスマンから放たれる圧に物怖じしそうになるがひるまないことは出来た。

「あれは危険なものじゃ、そもそも君も異世界とはいえ学生ではないのか?教育者としてそれは出来ん」
「ではコルベール教諭といっしょに…」
「ならぬ。帰る方法は安心するのじゃ…今コルベール君に探してもらっておる」

自分は危険視されている?!そう感じ取ったルルーシュは、オスマンが杖を出すのを見た。

(そもそもオスマンは記憶を消せるのではないか?オスマンは自分を殺すのではないか?殺したら新しい使い魔が呼べるとも聞いた。
くそ!失態だ!ここではもみ消されたら何も残らない!質問に来たのは浅はかだったか?!だがみすみすつかんだチャンスを逃すわけにはいかない!)


この男、ルルーシュ・ランペルージは想定外のことにはめっぽう弱い。

そして
ルルーシュは
ギアスをかけた。
そして結果的に其の考えは正解だった。

【ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが問いに答えよ】
キーーーーーーーーーーーーーーーン
「イエス…ユア、ハイネス…」

オスマンの口からこの世界にはない呟きが聞こえる。

オスマンは語る。
破壊の杖は魔法ではなく別の技術で作られたもので本当に危険である。
破壊の杖は封印された宝物庫にある。
固定化がかけられているが厳重ではない。
今後、警備の強化、学園内の貴族の気の引きしめが要求される。

262 :ゼロのコードギアス第一章 『魔人が 喚ばれた 日』その4.5:2008/04/10(木) 01:02:34 ID:kyH6NE0O
ルルーシュには内々に注意が配られている。
本心はこのまま異世界に帰る、もしくは監視下におくことを考えている。

学園トップのオスマンに、早々ギアスをかけるという行為。
早計とも考えられるがルルーシュは自分が危険視されていることを知った。

(…このまま何も行動を起こさずに座視するわけにはいかない…今回の一件で二つの「希望」もできた…
破壊の杖は後々確認に行くか、もしくは奪取することが重要…このままでは現物を確認することすらできない…
まぁいい…こちらからも何かしらの行動を起こさないと…)

結論を出したルルーシュはオスマンに一瞥もくれず、学園長室を後にした。


翌日、早速ルルーシュは行動を起こした。急ぎすぎかと考えるが今現在は終始監視がついてはいない。
あらかじめシエスタに教師達の簡単な情報を聞き出す。

「えーとですねぇ…あそこでご飯を食べている皆さんは教師ですねぇ」
「ありがとうシエスタ」

【固定化を解除し宝物庫の扉を開けろ!】
キーーーーーーーーーーーーーーーン
日付代わり早朝近く、三人の教師、そしてルルーシュが一応もしものことを考えて仮面をかぶり宝物庫前に現れる。
ルルーシュはあっけなく破壊の杖を奪うことに成功した。

(ふん…まったく…ずいぶんと気が抜けた警備体制だな…)

そして部屋に戻り、ルルーシュはルイズが授業へ行くのを送り出した後、今朝盗み出した破壊の杖の箱を開けた。
その目は驚愕に包まれる…

「これは…まさか…そうなのか…!」

箱の中から出てきたのはロケットランチャーだった。
エリア11、旧日本でレジスタンスなどが使用していたものだ。

「やはり異世界の住人はみなエリア11から…いや…少なくとも地球から…年代は同じ、もしくはここ数十年…」

喜びと同時、次に困るのは破壊の杖の…
処分だ。

(使い方も解らない上、処分にも困る…またメイジに命令して元に戻させておくか…)

ルルーシュは注意しながら何気なくグリップを握った瞬間…

「こっ!これは!」

手のルーンが光だし、自分の頭の中に使い方が浮かんでくる。

「そうか!これがガンダールヴのルーンの力か!」

一人部屋の中で高い笑い声がした。

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 01:02:36 ID:08twm5ty
全力で支援

264 :第一章 『魔人が 喚ばれた 日』その5:2008/04/10(木) 01:04:01 ID:kyH6NE0O
「すいませんが…学園長はいらっしゃいますか?」
「あらあなたは…確かミス・ヴァリエールの使い魔の…」
「えぇ。ルルーシュ・ランペルージといいます」
「私は学園長の秘書、ロングビルといいます。すいませんが…来客は前もって…」
「あぁ!ヴァリエールの使い魔が会いたがっていると言っていただければ!」
「そうですか…わかりました。そのように伝えておきます」
「あとひとつ、学園長はチェスをたしなみますか?」
「え?えぇ…時折教師のコルベールとしているのを見かけますわ」
「そうですか…ではお願いします」

その日の三時までに、ルルーシュはオールドオスマンにチェスで勝った。
全勝した。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「そうかのぅ…妹さんがのぅ…」
「えぇ…そうなんです。先日の折、自分の傷がきれいに消えているのを見て。もとの世界に戻って…」
「ふーむ…」
「ですが自分には魔法が使えません…ですから自分が魔法を使えるようになりたいのです」
「ふーむ…」
「聞いておられますか?学園長」
「ふーむ…妹さんはべっぴんさんなのかのぅ?」

ここ数日ルルーシュは学園長と午前チェスを打つのが日課になっていた。
ルルーシュは最初、ルイズに尋ねようとしたが刺激の恐れがあるので聞くのをやめた。
次にコルベールに尋ねたが無駄話ばかりしてめんどくさくなった。
そして学園長との関係を良好なものにするついでに、この世界の魔法の治療について聞きにいった。
間違いだった。
オスマンは最初、時間つぶしに相手をしていたが、ルルーシュの腕前を知るや白熱していった。
気がつけばオスマンの相手ばかりしている。ミス・ロングビルが毎日とてもにこやかに迎えてくれるのが唯一の救いだ。

「・・・・・・。学園長!」
「お、おぅ!そうじゃったな…魔法じゃが結論から言えば不可能じゃ、魔法は生まれつきの素質じゃからな。
だがそういったマジックアイテムが存在する」
「マジックアイテム?!」
「平民でも魔法が使えるように施した…道具じゃ。話を聞く限りで断言は出来んが…試して損はないであろう。ヴァリエール家にでも用意してもらうのじゃな」
「わかりました!それともうひとつお願いなのですが」
「ふーむ?」
「図書館に行きたいのです。しばらく滞在しそうなのでこの世界の文字を覚えたいのです」
(わしとしては早く帰ってももらうか…消えてもらいたいのだがな…)
「いくら使い魔とはいえそれは難しいわい…持ち出し禁止の書物もあるのでな…」
「何とかなりませんか?」
「ふーむ…」

オスマンはひょい、ひょいと駒を入れ替え動かし

「まぁ…勝ったら認めるがの」


265 :第一章 『魔人が 喚ばれた 日』その5:2008/04/10(木) 01:06:12 ID:kyH6NE0O
チェスの戦術も進化する。かつては絶対といわれていた手が、現在では攻略法も編み出され逆に悪手とされる。
オスマンの年は不明、しかし人間の生がもつ寿命程度の頭脳では、最新の攻略法に勝てないのだ。

その後、ルルーシュはロングビルと共に図書館へ向かう。手続きを行うためだ。
オスマンは部屋に、厳重なサイレントの魔法をかけ

「・・・ワシの時代も終わりじゃ・・・」

その日なぜか老人の嗚咽が聞こえたとか聞こえないとか・・・

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



翌日からルルーシュは図書館に通い始めた。文字を習うためだ。

「すまないが君、簡単な文字を覚えられる本などないかな?」

青い髪の少女だ。背の竹に似合わない大きな杖を持っている
…だが…反応はしない。
(やはり貴族か…)
ルルーシュはあきらめ一人図書館をさまよい始めた。図鑑、もしくは幼児用の本を探すためだ。
ここでメモし、夜にでもルイズに聞けばいい。
そして本棚を眺め始め…

「む?」

服を引っ張られた。
見ると先ほどの生徒が手に、明らかに幼児が読む本を手にしている。

「これ…」
「あ、あぁ!すまないありがとう!俺の名前は…」
「知ってる…ルイズの使い間、たしか…ルルーシュ…」
「そ、そうなんだ!」
「私の名前はタバサ…」

さらにその翌日から長身の男と小さな生徒が図書館でたびたび目撃される。

「タバサ、これはなんと読むんだ?」
「…暗雲…そろそろ文も習ったほうがいい…」
「そうか…ありがとう」

基本的にタバサは面倒見がよかった。聞けば返答に時間がかかったりもするが何か答えてくれる。
ルルーシュも元は頭がよく、飲み込みも早い。みるみる言語が上達していった。
(まったく…CCもこのくらいでいいから質問に答えればかわいいものを…)



「あんた。最近図書館で青い髪の女の子となんかしてる?」
「あぁ。タバサか。文字を教えてもらっている。ルイズより面倒見がいいぞ?」
「ふん」
「あーらダーリン。タバサと仲良くしてるの?…あの子ったら…恐ろしい子!」
「キュルケ。あんたはめんどくさいから当分出てこなくていいわ」

そしてさらにその数日後

「明日は虚無の曜日…これない…」
「ん?そうか。わかった。部屋で予習をしておくよ」
「そう…」

266 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 01:08:16 ID:08twm5ty
紫煙

267 :第一章 『魔人が 喚ばれた 日』その5:2008/04/10(木) 01:09:26 ID:kyH6NE0O
ルルーシュは

「ありがとう。君にはとても世話になった。この国では平民の俺にわざわざすまない」

タバサは足を止め、ルルーシュと向かい合いはっきりといった。

「この国では…やはりあなたはただの使い魔じゃない…」

はっとし、一瞬焦るルルーシュ。
(しまった…余計なことを言ったか…)
しかし、その後タバサの口から出た言葉は意外なものだった。

「あなたは…何かを隠している…人に言えない何かを…でもそれを私はなぜか許せる…あなたは…私に似ている…」

そしてタバサは、なんと言うのだろうか。悲しく笑った顔で図書館を後にした。
(似ている…か)
ルルーシュはタバサに興味を抱いた。そして同時に……警戒をした。



翌日

「あら、あんた綺麗に馬に乗るじゃない」
「ふん、昔、一通りならったんだ、不自由しないくらいには乗れる」
「ダーリンは何でも出来るのねー」
「君たち待ってくれ。こっちは二人乗りなんだ」

キュルケ、ギーシュ、ルイズ、シエスタは町に買い物に繰り出していた。
羽を伸ばしにルルーシュの武器を買いがてら町の散策だ。
『最近はあんたみたいな従者に剣を持たせるのがはやりだそうよ?』
と、ルイズ弁。
たまには学園から出るのもいいと、皆できたのだ。

「なーに?ギーシュ、そんなにくっついてシエスタ乗せなくてもいいんじゃない?」
「な、なにを言ってるんだ!」
「わ…私はルルーシュさんとでも…」
「そういえばツェルプストー。あの青い髪の女の子は?ルルーシュの面倒を見てもらってるお礼をしようと思ったんだけど」
「あぁ、タバサね。あの子今日は朝からいないのよー、まっこんな時に私はダーリンとの差を」
「キュルケ、しばらく黙ってなさい」

そしてそうこうしている内に町に着いた。

「ずいぶんと狭い町だな…」
「何言ってんの、これでもトリステインで一番の町よ?」
(ふん…トリステインの国力も知れたものだな…)

通りから少し離れた路地の一角、武器屋はいつもになくにぎやかになっていた。

「ダーリンにはこのくらいの剣が似合うと思うの!」
「へぇ!こちらは今お値段も100エキューとお手ごろになっておりやす!」
「100エキュー?!あんた、どう?言っとくけどお金はないから私は買えないわ。ツェルプストー買いなさい」
「なんであんたが指図するのよー…」
「俺は剣のことなどわからないからな。君たちに任せる」

268 :第一章 『魔人が 喚ばれた 日』その5:2008/04/10(木) 01:10:40 ID:kyH6NE0O
ギーシュは恋人用に香水を買いに、シエスタはお茶菓子を買いに。
一時間後、広場のカフェで集合だ。

「長身だとー…こちらの細身で長めのレイピアもお似合いになるかもしれませんな!」

其の時、すみのガラクタ置き場から声がした。

「へっ!そんな優男、どんな剣も所詮棒切れの価値にしかならねーよ!」
「こら!デル公!商売のじゃますんな!」

飽きてきたルルーシュは歩き出し、声のする剣を見る。
人はいなく、本当に剣がしゃべっているのだ。

「あら?それってインテリジェンスソード?」
「へぇ…うちとしても厄介払いしたんですがねー…」
「この世界は剣もしゃべるのか。面白いな」

おもむろに剣をつかむルルーシュ。瞬間、手のルーンが鈍く光る。
すると剣は…

「おでれーた…てめぇ…「使い手」か…」
「「「使い手?」」」

一同、首をかしげる

「しかもてめー…厄介なのに魅入られてるな……ふん…まぁいい。気乗りはしねぇが俺を買え」
「(こいつ・・・何を知っている・・・)ルイズ。これを買おう」

十分後、店からは錆びたぼろ剣と、輝く大剣を手にし一行は店を後にした。
インテリジェンスソード、デルフリンガーは鞘に押し込まれ黙っている。
そしてカフェで二人と合流。つつがなく昼食を終えた。

「さて、どうする?」
「俺はもう少し町を見ていきたい。君たちは先に帰ってくれていい」
「あーらダーリン…つれないところも素敵…」
「ツェルプストー…。まぁいいわ。すりが多いから注意しなさい。面倒事は起こしちゃだめよ」
「ふん。俺は子供じゃない」

そしてルルーシュは町の散策に繰り出す。もとよりギアスの力があるのだ。よほどのことがない限り面倒事などない。
(トリステイン王国…大きさはハルケギニア大陸の中では小さく主に目立った産業はない)
一見、町はにぎわいもあり活気にあふれいる…しかし路地裏ともなれば
(華やかしい影は、いつの時代も…どこの世界も同じか…この国も先が見えている)
旧日本と同じ、スラム街があった。


が、そこに走る、大きな杖をもった青い髪の少女。

「あれはタバサ?!なぜこんなところに!」

269 :第一章 『魔人が 喚ばれた 日』その6:2008/04/10(木) 01:12:28 ID:kyH6NE0O
タバサはあせっていた。
地下水の正体はナイフということだ。
何故、あの時もっと、操られている人物を叩きのめしナイフを確保しなかったのだろうか。
ナイフは現在年が30半ばの男が握っている。街中に逃げ込まれより確保が困難になっていた。

「私としても「ここ」では戦いたくはないのです。今だけは見逃してください。しかるべき決着は後に」

男の口から丁寧な言葉が出る。
タバサは焦っていた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



ルルーシュはいち早く町の形状を理解した。町は簡単な碁盤の目のようになっている。
男の足で落ち着いて追えば必ずや先回りはできる。そして

【青い髪の少女はどっちへ!!】
キーーーーーーーーーーーーーーーン

「ここから二番目の角を右…」

ギアスも併用し確実に近づいていった。
そしてついに

「タバサ!!」

ちょうど男をタバサとはさむ形で回り込むことに成功した。

「なぜ…!だめ…!!!」

間髪いれず地下水が横の民家にエアハンマーを打ち込み粉塵をあげる、と同時にルルーシュにも打ち込む。
辺りが埃まみれになる中

「幸運だ…!」

通り抜けていった。



「なぜここに…」
「…る…ルイズと買い物にだ。そして君は何をしている?あの男は何者だ…?!」
「だめ……あの男はナイフに操られている…私はナイフを取り戻す…これしかいえない…」
「ナイフに操られている?!それで俺を攻撃するのか?!!」
「…殺されなかっただけでもまし…」
(タバサはいったい…)
「…怪我はない…あなたは今すぐ学園に戻る…このことは絶対にしゃべってはだめ…しゃべると…」
「しゃべると…なんだ」
「私からは…いえない…勘のいいあなたならわかるはず…」


270 :第一章 『魔人が 喚ばれた 日』その6:2008/04/10(木) 01:14:48 ID:kyH6NE0O
立ち上がり歩いていくタバサ。

「捕まえられるのか」
「わからない…でもやるしかない…」

そして男、ルルーシュ・ランペルージは言う。

「日ごろの礼だ。ナイフを取り戻すのを手伝おう」

タバサは悩む。
しかし…タバサはルルーシュに引かれていた。いやむしろ取り付かれていたといってもいい。
図書館で、時折見せるルルーシュが持つ知性。
わからない何かに。
そして彼女は言ってしまった…

「…………どうやって…」

そして二人は男を確実に追っていく。タバサはルルーシュと並び歩く。
タバサから聞き出した情報。
地下水は傭兵。
この町に慣れてはいない。現に一度二度同じ道を通ったし、回り道もしてない。
入り組んだ路地裏には入っていない。
捕まえられなくとも必ず私ともう一度戦うはず。
そしてルルーシュとタバサは推測し考える。
慣れてはいないということは、ここにアジトらしきものはない。
また会うつもりなら遠くへは行かない。
人目がつく通りに出る可能性も少ない。
逃げ回るのではなく、宿に滞在しているかもしれない。と
タバサも元より聡明、二人の考えが一致している時点でほぼ正解である。

安宿を重点的にして地道に探していく。
と、同時にルルーシュはタバサに気取られないそぶりで要所要所でギアスを使い男を追っていく。
下手に質問して記憶に残すよりはギアスを使ったほうが後々のためになるだろうと踏んだうえでのことだった。
【ここをナイフを持った、背は1.7メイルほどの男を見なかったか?】
キーーーーーーーーーーーーーーーン

「あぁ…そこの曲がり角を右に…」
「ここを駆け抜けていった…」

そして二度、三度聞き、ようやくそこを見つけた。

「俺が先にいく」
「だめ…危険…あなたはここでまつ…」
「タバサ。俺は言い出した以上最後まで付き合う」
「………………わかった…私の後ろ」

タバサは好奇心に負けた。
元より地下水が根っからの殺人快楽主義者ではなく、無駄な殺しは好まないというのも知っていたからだ。
いざとなれば爆破し、宿からフライで飛べばいい…タバサは判断を誤った。


271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 01:15:03 ID:dJe6f0wy
支援。

272 :第一章 『魔人が 喚ばれた 日』その6:2008/04/10(木) 01:16:19 ID:kyH6NE0O
そして一瞬ですべてが終わる。
タバサは瞬間でルルーシュに杖を向けた。

宿の扉を開け驚く地下水。
タバサは詠唱を済ませておいた為杖を向ける。
しかし
ルルーシュはその場の誰よりも早く…一言…

【おまえは死ね!】
キーーーーーーーーーーーーーーーン

男は持っていた「ナイフ」で
首を欠き切り
死んだ。

「なに!」

ナイフが声を出す。
タバサはルルーシュと距離をとり

「こないで」
「仕事は終わったんだろ?なら俺は学園に帰らせてもらおう」
「だめ」

ルルーシュはにこやかにいった
タバサは警戒しルルーシュに背を向けないように見送る形をとる。杖を向けてはいるものの、この時タバサの頭の中に攻撃はなかった。
(彼はいったい何を…?!先住魔法…いや違う…だが…)
ルルーシュは最後に見送るだけのタバサに向かって微笑みながら。

「また図書館で…」

といった。



城に戻るまでタバサは地下水と話し合った。

「俺もわからん…長く生きたが…」
「そう…」
「先住魔法とも違う…もっと…なにかだ…」
「わかった…探ってみる」
「俺が言えることではない…深入りはせんほうがいいかもしれない…」

其の夜、イザベラの小言もろくに耳に届かず、タバサは収支無言だった。
其の顔はまるで幽鬼に取り付かれたよう。
珍しくイザベラが

「ちょっと…あの子は本当に大丈夫なのかい?!医者をよぶよ!」

と言い出したほどだ。

「お姉さま大丈夫?きゅいきゅい」

そして…帰りの竜の背中で一つ確信した。

(彼は…躊躇しなかった…)

と。


273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 01:19:47 ID:dJe6f0wy
支援します。

274 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 01:20:42 ID:08twm5ty
四円

275 :第一章 『魔人が 喚ばれた 日』その6:2008/04/10(木) 01:20:58 ID:kyH6NE0O
場所は変わり学園前、帰ってくればすっかり日が暮れもう当たりは夜だ。
(やれやれ…これは野宿決定か?)
ルイズではない。今日のことを思い出し、思わず微笑むルルーシュ。
(まぁいい…いざとなったら記憶を消せばいい)
しかし、誰かこちらに掛けてくる。メイドのようだ。
それがシエスタとわかった時、辺りに絶叫が木霊した。

「ルルーシュさん!みなさんが!!大変なことに!!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



学園長質にて、重苦しい雰囲気が辺りを包む…

「今回のこと…君らが犯人ではないことは確信しておる…」
「なら…なぜこのような…!?オールドオスマン!」

キュルケの声が響く。

「あまりにー…不自然なのだ…破壊の杖はなく…青銅のゴーレムの目撃証言…第一発見者は君たちのみ…
しかも普段から素行の悪い三人の生徒…。そういえばー…今流行の土くれのフーケは土のメイジじゃったのぅ…」
「それとこれとは…!」
「だまれ」

しわに刻まれたオスマンの中の瞳が鈍く光り

「反論は許しておらん。もう一度…だけ…言う。だまれ。小僧。」

あまりの圧にギーシュは押し黙る…もはやこの場では二度と口が聞けないだろう…ルイズとキュルケは悟る。

「ということで…君らには衛氏の取調べを受けてもらう…各自監視下に置き…部屋で軟禁じゃ…」
「「わかりました…」」
「明日のアンリエッタ姫の訪問自に引き渡しを行う…それまでの辛抱じゃ…」
「そ、そんな!?それは…!」
「コルベール…連れて行け」
「は…」

ルイズの叫びもむなしく三人は連れて行かれる。
絶えれなくなった秘書ロングビルはつい…口にした。

「今回の件…あまりにやりすぎでは…」
「なーに…これも引き締めじゃ…この学園を建て直すのにはちょうどいい…それにもう…向こうさんとは話がついておる…」
「む…向こうとは…?」

思わず声が上ずる。
(…もしかして私のことが…)

「城じゃ…」

オスマンは窓の外を見た。一匹の鳩が飛び立つ。
ロングビルは心の中で安堵したと同時に…(結局目的は果たせなかった上・・・とんだ失態だよ・・・)
己に憤った。

276 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 01:23:53 ID:08twm5ty
支援

277 :第一章 『魔人が 喚ばれた 日』その7:2008/04/10(木) 01:24:21 ID:kyH6NE0O
今となっては過日、其の日、ロングビルは宝物庫の下調べに来ていた。
鉄の分厚い扉である。
そして、ゴーレムの材質を代え扉の強度を調べようとした。あわよくば開けと考え。
(くそ…こんなことならハゲにもっといろいろ聞けばよかったねぇ…)
そしてゴーレムを青銅に変えて試した時
『ビキン!』
(は!こわれたぁ!!あっけないねぇ!)
本当は以前ルルーシュが破壊の杖を奪った際、固定化まで元に戻していなかったのだ。
さてこれから中を物色しようとした時に

「ねぇキュルケ?本当に人影を見たの?」
「間違いないって!中庭から見えたのよ!えーと!ほら最近流行の!」
「土くれのフーケ?」
「そうそうギーシュ!」

中庭で魔法比べをしていた三人が来たのだ。
お宝目前とはいえ、あわてて姿を隠すフーケ。
到着する三人。
そして

「ちょっと…これ…」
「あ…あぁ…」

そして…
タイミング悪く、見回りの者が

「おい!君たち!何をしてる…ん…。おーい!きてくれ!宝物庫が!宝物庫が!!!」




其の夜ルルーシュは一人微笑んでいた。
シエスタから事の顛末を聞いたからだ。
(ふ…まさかこの俺が破壊の杖を持っているとも知れずに…)
しかし世話になった三人を、無実の者を見捨てるわけなどできようか。

「相棒、こりゃまずいんじゃねえのか?」
「ああ、それに平民で使い魔の俺の証言は取り上げてももらえないしな」
「そうなのか?しっかしこの国も気がついたらよー…真実を明かす場が腐っちまうんだもんなー…」
「ふん、明かされないことの方が多いだろ、真実なんて」
「ん?あぁ…(相棒は…ひねくれてんなぁ…こいつとも長くねぇだろうなぁ…)相棒は何かしないのかい?剣もって突っ込むとか?」
「そんなことしたら余計にルイズの立場が悪くなるだけだ。」
「てぇーと、八方塞がりなわけか・・・」
「・・・・・・・。(いや策はある、それなりの覚悟とリスクを伴う策がな、そのためには・・・)」
そして忙しい夜をむかえる。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 01:25:21 ID:dJe6f0wy
支援する。

279 :第一章 『魔人が 喚ばれた 日』その7:2008/04/10(木) 01:26:27 ID:kyH6NE0O
フーケことロングビルは悩んでいた。
(破壊の杖を奪うのには失敗しちまうし…)
そして
(あの子らには悪いことしたけど…今はがまんしてもらうしかないねぇ…)
いくら貴族相手の盗賊とはいえ無実の子供を陥れたも同然だからである。
(しばらくしたらこの学園を辞めて…急ぎで派手にあばれないとねぇ…そういえばモットとか言う鴨もいるし…)
だが今は座視した。
(それであの子らの罪も晴れるし…今回は痛いお灸程度に我慢しておくれ)


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オスマンはマザリーニ枢機卿とひそかに内通していた。
伝書鳩のやり取りで向こうも了解済みである。
しかし…
(まさかアンリエッタ姫をも説得するとはのう…この国もいよいよ終わりかのう…)
オスマンは権力者だ。自分の力でここまでのし上がり、命令し、成功した。だが
(そろそろガリア辺りに別荘でも買っておくかの…ここはコルベールにでも任せて…)
保身の男でもあった。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


コルベールは三人といた。
ギーシュはべそをかいていた。もはやこれからどうなるのか想像もつかない。

「先生…僕たちはいったい…」
「安心しなさい。君たちは必ず私が弁護する」

ルイズは一人自分の使い間のことを思い出していた。奴にまで…笑われたくはない、と

「ギーシュみっともないこと言うんじゃないの…私たちの力で困難を乗り越えるのよ!」
「ミス・ヴァリエール。其の息です!」

キュルケが呆然と言う。彼女のばら色の日々も一瞬で色あせたからだ。

「でもなんで…?いくら私たちが怪しくったって…これじゃいきなり過ぎるわよ!」
「それは…説明しましょう…君たちは必ず聞いてください…」

コルベールが語る。
実質的には王位不在の今、政治に弱い王妃とまだ若く力のない王女。
今トリステインは腐敗が進んでいる。
だが、国の中枢たる格貴族を軒並み処罰するのは得策ではないと考える一部の国のトップ。
そこで政治とはもっとも無縁な魔法学園に、見せしめとして近く査察が入る予定だった。
そこで数人の教師を汚職の罪で逮捕する予定だった。
だがしかし君たち生徒が問題を起こした。
しかも問題ありとはいえ有名な家柄。
スケープゴートとして…

「さ…話はおわりです…今日は寝ましょう。明日はなるべく堂々と歩くのです」

其の夜、三人のすすり声が部屋に響いた…
(すまない…みんな…私は無力だ…)


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280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 01:27:13 ID:lKYDt6Ny
おお、ギアスの人きとるw
支援しますね

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 01:28:08 ID:zLapGuEX
全力で支援します

282 :第一章 『魔人が 喚ばれた 日』その7:2008/04/10(木) 01:28:29 ID:kyH6NE0O
夜、日付が変わるころルルーシュはタバサの部屋に訪れた。
そして緊張の話し合いが開かれる。
だが其の前にルルーシュはギアスをかけタバサ自身のことを聞き出す…
予定変更である。本当は記憶を奪おうと考えたが今はルイズ達を救うため手持ちのカードを増やしたい。
ギアスの命令で動く人形ではなく、おのずと動き、考え、いざという時に動けるカードを。
タバサには何か弱みがあると悟ったルルーシュ。
昼間の戦闘といい、言い方といい、ただの学生ではないことはもはや明らかである。

【質問に答えろ!】
キーーーーーーーーーーーーーーーン

本名はシャルロット・エレーヌ・オルレアン。
ガリア王国の王族で、謀殺された王弟オルレアン公の娘。
母親も毒で心を狂わされ拘束された。
その後は、伯父王ジョゼフ派によりトリステイン魔法学院へ厄介払いに留学させられる。
花壇騎士団とする荒事専門の国の傭兵集団に所属。
何か厄介事が起こる度に呼び戻されては、服務中の死を目的として危険な任務に従事させられる。

おもわずルルーシュは驚きと…怒りに震えた。
彼女は言った。似ていると…どこの国でも、この手の謀殺はあるといえばある。
だが、それが許せなく反旗を翻し黒の騎士団を立ち上げたルルーシュ…
二人は似すぎていた。

「くっ…!」

杖を構えるタバサ。
そしてルルーシュは諭す。

「待つんだ、君のことを調べさせてもらった…シャルロット・エレーヌ・オルレアン。君の境遇と確かに俺の境遇は似ている」
「いつ…!」
「そんなことはどうでもいい!だがあんなやり方では君の母は救えないし君も国も救われない…だが、私なら君の願いをかなえられる!
ただし!やるなら徹底的にだ!戦争をしろ!反逆だ!正義を持って」
「いったい…あなたは何者…?!」
「今は其のことをしゃべる時ではない!彼らのことを聞いただろう」

タバサはうなずく。もちろんルイズ達のことは聞いた。
しかし

「よくわからない人の言うことは聞けない…」
「いいだろう、俺が何者なのか君に見せよう。ただし見せるのは俺の正体じゃない、力だ。不可能を可能にするな」
「…どういうこと…?」
「明日、彼らを助け出し、名誉を取りもどす!」

タバサは思案する。彼らのことを聞いた。だが自身の身の危険をおして関わるにはリスキーすぎる。
だが友は救いたい。
それに昼間見たルルーシュの不思議な力…この魅力…やはり彼には何かがある。
事態の性質上早く沈静化すればするほどいい。
そして

「もちろん君の身の安全は保障する」
「…わかった…彼らは私の友達…力を貸す…」
「ありがとう。感謝する!では作戦を話そう…」


283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 01:28:39 ID:n5t/y2VG
私も支援します。

284 :第一章 『魔人が 喚ばれた 日』その7:2008/04/10(木) 01:29:27 ID:kyH6NE0O
そして舞台の幕は上がる。

当日は使い間品評会が開かれた。
だが当然あの三人は出席しない。
もちろん出席した人間すべてが…其の後のことをうわさしていた。


王女アンリエッタはマザリーニ枢機卿に問う

「彼らは…」
「この後姫様の後に続き連行されます。姫様には列の先頭を…彼らを律する王女という意味で…」
「マザリーニ…私のお友達がおります…」
「は…申し訳ありません…では僭越ながら私目が」
「しかし…私は王女としてやるべきなのでしょう…」

泣き崩れるアンリエッタ。周りのものも思わずもらい泣きする。
(申し訳ありません姫様…これも国のため……)
マザリーニは頭を下げた。

兵士が列を作っている。
其の後ろには群集。
いよいよアンリエッタが馬にまたがり列の中央を歩きながら馬車に戻る。
馬の後ろにはマザリーニ枢機卿とオールドオスマン、そして数人の兵士が歩いている。
そして其の後ろに、手かせを布で隠せれた三人とコルベールが…

と其の時

一陣の竜巻が覆う。小春日和で乾燥した砂がおおい、周りの兵士が動揺し、アンリエッタの馬が暴れ、手綱を引く従者があわてて抑えた。
そして

「な!なんじゃぁ!」

オスマンの間抜けな叫び声が響く。

285 :第一章 『魔人が 喚ばれた 日』その8:2008/04/10(木) 01:31:41 ID:kyH6NE0O
一陣の竜巻のなかから現れたのは

黒い仮面をかぶり、黒いマントをまとった男だった


兵士が列を作っている。
其の後ろには群集。
いよいよアンリエッタが馬にまたがり列の中央を歩きながら馬車に戻る。
馬の後ろにはマザリーニ枢機卿とオールドオスマン、そして数人の兵士が歩いている。
そして其の後ろに、手かせを布で隠せれた三人とコルベールが…

と其の時

一陣の竜巻が覆う。小春日和で乾燥した砂がおおい、周りの兵士が動揺し、アンリエッタの馬が暴れ、たずなを引く従者があわてて抑える。
そして

「な!なんじゃぁ!」

オスマンの間抜けな叫び声が響いた。

現れたのは黒い仮面をかぶり、黒いマントをまとった男だ。

「私はゼロ!」

何かで拡声された澄んだ声が響き渡る。周りからはどよめきが。
が、すぐさま兵士たちが杖をかまえると

「いかん!やめい!姫様の御前ぞ!」

マザリーニが兵士たちに叫ぶ。

「ぬう・・・」

オスマンは焦りをあらわにした。
この隙にアンリエッタ王女は馬から離れ、後方に下がり屈強な兵士たちに守られている。
マザリーニはそれを視認し兵たちに手で指示をし

「もういいだろうゼロとやら!お主のショウタイムは終わりだ!まずはそのふざけた仮面から取ってもらおう!」

兵士たちが一斉に杖を構える。
ゼロの手が仮面へと伸びたかと思うと、それは仮面を素通りして背中へと行き着き、また元の位置へと戻っていった。
ただひとつ違っていたのはその手には何かが抱えられていたこと、黒い筒のような何かが…
そしてゼロは筒を鮮やかな手つきで砲身のようなものへと組み替えた。

それを見てその場でただ一人、オスマンだけが顔を青くして狼狽したのだ。

(そうだ、オスマン。賢いお前にはわかるだろう、これを使えばどうなるかが…)
仮面の下で笑みがこぼれる。

「オスマンどうした!」

286 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 01:32:10 ID:lKYDt6Ny
男は黙って支援

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 01:33:12 ID:dJe6f0wy
し、支援!

288 :第一章 『魔人が 喚ばれた 日』その8:2008/04/10(木) 01:34:38 ID:kyH6NE0O
「枢機卿…あれは破壊の杖…この世界では考えられん爆発を起こします…おそらくこの場にいるものは灰も残らんでしょう・・・」

マザリーニが怒りに任せ杖を構える。

「使ってみようか?オスマン、お前にはわかるはずだ!」

オスマンがあわててマザリーニを止める。

「枢機卿、手を出してはなりませぬ!今や姫様を始め、ここにいるもの全てが人質となったのです、それも人質に気づかれぬままに・・・」
(間違いない・・・奴は使い方をも知っておる・・・こうなったらワシだけでも逃げるか・・・)

マザリーニは焦燥を隠し切れずに

「何が望みだ!」
「交換だ、こいつとその三人とを!」
「この三人は秘宝を盗み建造物を破壊した罪人だ引き渡せるわけがない!」
「違うな、間違っているぞマザリーニ、犯人はそいつらじゃない、破壊の杖を盗んだのはこの私だ!」

どよめく取り巻き…当の三人は狐につままれた顔をしている。

「…ちょっとルイズ…!…どうなっているの?!」
「しー!」

コルベールは

「ゼロ…ゼロ……無ということか・・」

とつぶやいている。
そしてゼロは続ける。

「その三人で姫をはじめここいにる貴族たちがすくえるんだ。悪くない話だと思うがな」
「こやつは狂っておる!」
「ここで皆がもろとも塵と消え行くことを選んでも私はかまわないのだぞ?!マザリーニ!」
「ゼロとやら!これ以上の狼藉!」
「そろそろすっこんでもらおうマザリーニ!私はアンリエッタに尋ねているのだ!」
「くっ!こやつめ!」

其の時団子状態の兵士の中から

「姫!おやめください!」
「かまいません」

アンリエッタが立ち上がった。

「これはこれは…アンリエッタ…ご機嫌はいかがかな?」
「そんな言葉はいりません!ゼロといいましたね?あなたはこの後、三人をどうするつもりなのです?」
「さすがは王女…飲み込みが早く助かる…」
「貴様!姫様になんて無礼を!」
「だまれマザリーニ!アンリエッタ!其の問いに答えよう!私は何もしない。私の目的はその三人を助け出すことだからな!其の証として三人を引き渡せば破壊の杖は返そうではないか!」
「姫!なんと!」
「お黙りなさい、マザリーニ。ゼロとやら。もう一つ質問です。この騒動の責任、どうするおつもりですか?!」
「アンリエッタ!責任だと?!本来この杖は第三者が、おそらくは土くれのフーケが狙っていたのだ!私はそれを見越して先に確保しておいたに過ぎない!
其の三人は無実にもかかわらず!不当な逮捕を受けている!大方つるし上げにでもされるのであろう!責任?!それは私か?!それともこの学園か?!それとも国のか?!
さぁおしゃべりはここまで!後ろのコルベール!彼らを開放したまえ!」

289 :第一章 『魔人が 喚ばれた 日』その8:2008/04/10(木) 01:37:41 ID:kyH6NE0O
もちろん確かな第三者の存在はゼロ、ルルーシュのみが知る事である。
しかしその正体は…土くれのフーケなどたまたま聞いた噂に過ぎない。
単にルルーシュが考えたシナリオであるのだが…

コルベールは急な命令に反応した。
そしてアンリエッタのほうを見た。
アンリエッタは下を向き、唇をかみ締めている。
『つるし上げにでも…』
この場にいるほとんどの人間が思っていて、口に出せない真実。
其れをこの場で、大声で、唯のテロリストに指摘されたのだ。
アンリエッタのその姿を見てコルベールが

「ミス・ヴァリエール。行きなさい」
「「「ミスタ・コルベール!!」」」
「これは私の勘ですが、ここに残るよりはましでしょう、今はあの男を信じるよりないでしょう・・・」
「しかし!先生、これでは罪から、逃げただけになってしまうのでは!?名誉や家名を汚してまで生きたくはありません!」

しぶるルイズ…
其の横には

「仕方がないわね…今は従うしかないでしょ…それに私ゲルマニア生まれだし?怒られるのはルイズとギーシュよね?」
「ま、まってくれよ!僕も行くよ!」
「ち、ちょっとあんた達!」
「落ち着きなさい!ルイズ!今は先生の言う通りにするのよ!」

そして歩き出す三人。コルベールは後ろ姿を見送った。

三人が進んでいき、本来は王女が乗る馬車に近づく。
同時にゼロも後ずさりして馬車に近づいていき…

「さぁ!それでは杖を返そう!ごきげんよう!アンリエッタ!」

そしてルルーシュはロケットランチャーを
打った。
姫の上、学園に向けて

「!」

学園には固定化がかかっているが壁が破裂したように砕ける。
強烈な音と閃光が走る。
逃げ出す観衆。
そして同時に竜巻が起きる。砂埃を巻き上げゼロと三人の姿が見えなくなる。
馬の蹄の音がし、王女用の馬車が走り出した。

「くそ!おえ!おえぇー!!!」

枢機卿の怒号が響く。
姫はすでに逃げたようだ。
そしてあらぬ方向から悲鳴が聞こえる。
この日集まった貴族用の馬車がとめてある場所に竜巻が発生。
全ての馬車がいきなり走り出したのだ。

そして喧騒の後、ゼロは見つからなかった。


290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 01:38:22 ID:dJe6f0wy
粋だねぇ。支援。

291 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 01:38:52 ID:n5t/y2VG
もひとつ支援。

292 :第一章 『魔人が 喚ばれた 日』その9:2008/04/10(木) 01:40:46 ID:kyH6NE0O
「ここは…」

三人は意外な場所に連れて行かれた。
学園の中の図書館だ。もちろん今日などは全く人がいない。
王女用の馬車は囮だったのだ。

「今回のことでよくわかっただろう、トリステイン王国は貴様らが仕える国ではない」

男は口を開いた。

「そうかもしれない…でも私たちはこんな方法を望んでいないわ…」

だがルイスは言う。そして背を向け…

「馬鹿か!貴様は!このままだとお前たちは裁判にかけられ間違いなく有罪だ!」
「それでも行くわよ。このままだと貴族のとしての示しがつかないのよ…」
「だがお前たちは間違いなく!」
「かまわないわ!使い魔にも言われたわよ…私が貴族を名乗る以上、後姿を見せることはできないわ!」

くっ!
ルルーシュが言葉につまるとキュルケが

「話は終わったかしら?まっ、顔をみせない殿方についていく気はないわね。いざとなったら私は国に帰れるし。さ、ギーシュ行くわよ?!」
「ま…待ってくれたまえ!」

去っていく二人、そしてルイズが…

「本来ならあんたを捕まえなきゃいけないんだろうけど…さすがに無理よね…でも言っておくわ…ありがと…助けてくれて」

(この馬鹿が!)

再度、兵士に逮捕されたが三人は短い取調べ、拘留の後、お咎めなしとされた。
王女も居た為大きなニュースとなったこと、ゼロの言っていたことが図星だったこと。
そして三人の家からの抗議(キュルケがゲルマニア出身ということも関係した)
以上の結果からトリステイン政府は更なる腐敗の追及の手を避けるため司法に圧力をかけた為であった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


フーケことロングビルはまたまた悩んでいた。
(破壊の杖を奪うのには失敗しちまうし…)
そして

「いいでしょう!お話します!本来この杖は第三者が、おそらくは土くれのフーケが狙っておりました!私はそれを見越して先に確保しておいたに過ぎません!」

(くそ!なんであいつは知っているんだい!)
ゼロという男が現れ、フーケの存在を示唆したからである。
(まったく…あいつのせいで警備は厳しくなってるし…これは諦めた方がいいねぇ…)
破壊の杖が手に入らなくなった今、フーケは新しい盗みをするためモット伯の家に下見に来た。
が、案の定警備は強化されている。
(ま…あの子らの罪は晴れたし…学園で落ち着いて考えるのも手かねぇ…)
そして学園の自室に戻ろうとした其の時。

「早速下見とは余念がないな、土くれのフーケ」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

293 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 01:41:09 ID:08twm5ty
さらに支援

294 :第一章 『魔人が 喚ばれた 日』その9:2008/04/10(木) 01:43:24 ID:kyH6NE0O
ルルーシュはタバサを仲間にした後説明をした。

「俺がこの台詞を言ったら竜巻を起こしてくれ」
「わかった…」
「起こした後は学園にある馬車を放ち騒ぎを大きくするんだ。これは陽動でいい目くらましになる」
「あなたはどこに…?」
「俺は騒ぎになったところで学園内に戻り仮面をはずし人ごみにまぎれる」
「わかった…でも…こんなにうまくいかないかもしれない…」
「安心しろ。こういうことは何度も経験している。強力な協力者、強力な武器…条件はクリアしたも同然だ」



そして、全てが終わりルルーシュの思い道理になった後、
タバサはもう一度ルルーシュを呼び出した。
期待をこめて…

「タバサ。今回は何の用だ?」
「…納得がいかない…」
「納得とは…?」
「地下水を殺した力は…?いつ私のこと調べて知ったの…?あなたは何者…?」
「それは」

ルルーシュは説明する。もはやタバサとは共犯であるためだ。
それにタバサの性格と生い立ちから他言するような性格ではないと判断したからである。
そして話す。彼の自身の事を。
だが、肝心なこと

「君を調べたのと、地下水を殺したのは…王の力だ」
「王…?」
「そうだ、四つの系統のどれにも当てはまらない力だ」
「虚無……あなた…虚無の使い手なの…?!」
「さあ、俺は俺以外に似た力を使う者を知らないし、これがその虚無とやらかも知りはしない」
「そう…」

ギアス、どんな相手にでも一度だけ命令を下せる絶対遵守の力についてだけははぐらかし、言わなかった

タバサはルルーシュに、異世界の王族に驚いた。
自分とほぼ同じ境遇。
絶対的な謎の力の存在。
エルフの先住魔法にすら勝てるかもしれない。
そして、ルルーシュさえいれば自分の目的は大いに近づくだろう…と。
ルルーシュの手腕は先の出来事で確認済みだ。
絶対的な力を持ち、なおかつ其れを躊躇せず行使できる意思。

295 :第一章 『魔人が 喚ばれた 日』その9:2008/04/10(木) 01:44:24 ID:kyH6NE0O
「わかった…」
「そうか。ではこれで俺は」
「待って…まだ話は終わっていない…」
「話とは?」
「今度は私の目的に力を貸してもらう…あなたは言った…私なら君の願いをかなえられる…と」
「…ガリアの…ジョゼフ派の抹殺か…?」
「違う…!……母を治すのを…手伝ってほしい…」

ルルーシュは…思案した後

「タバサ。言ったはずだ。あんなやり方では君の母は救えないし君も国も救われない。やるなら徹底的にだ!戦争をしろ!反逆だ!正義を持って!とな」
「私は…」
「例え君の母上を救ったところで、ジョゼフ派がいる以上再び…それどころか第二、第三の君が生まれるのは確実」
「っ…!」
「相手を間違えるな。敵はジョセフではない、ガリアだ!封建制度だ!」
「…」
「いいだろうタバサ。君に力を貸そう。だが覚悟を決めろ」

ルルーシュは決めた。タバサに力を貸そうと。
ルルーシュの野望の果てにはタバサの願いもある、それは優しい世界の創造という結果に付随してくる
ルルーシュはこの世界そのものを壊そうとする。腐りきった封建社会を。
そう、創造の前には破壊が必要だから
(世界を手にすれば…もといた世界に返れる方法が見つかるかもしれない…ナナリーを直せるかもしれない)
(それどころか…ナナリーをこちらの世界に連れて来れば…ナナリーは平和に…)
(万が一こちらで失敗しても・・・いや、やるまえからこんな気持ちではだめだな)
(だが、俺は使えるものはなんでも使う。そのためには修羅にならなくては・・・)

「…ガリアを…ぶっ壊す……!」
「そうだ!」

(それでいい…)

人々の思惑は動き出す、その内に愛、憎しみ、善意、悪意を秘めて
もしもこの世界の善意と悪意を天秤の皿に乗せたら、天秤はどちらに傾くのだろうか
ルルーシュの起こす行動は、その結果はいったいどこへと向かってゆくのだろうか
今はまだ誰も知らない




第一章 完

296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 01:44:50 ID:dJe6f0wy
支援。

297 :ゼロのコードギアス:2008/04/10(木) 01:46:27 ID:kyH6NE0O
支援してくださった方ありがとうございます!

ちょっと長すぎましたか…
投下終了です。

ありがとうございました!

二章に続く!!!

298 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 01:47:16 ID:08twm5ty
乙〜

299 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 01:48:14 ID:hastHj0P
乙!

300 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 01:49:24 ID:lKYDt6Ny
乙です!

301 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 01:49:43 ID:77RcW3LW
乙乙!

ルルさんがタバサを抱き込んで一つの勢力となって動き出したか。
さぁどうなる!

302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 01:52:23 ID:dJe6f0wy
乙です。

303 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 01:52:31 ID:iSEIW8an
お見事でした。
原作未見ですが、ルルーシュが何だか2・26事件の青年将校のような感じを受けます。
その生真面目さで自分自身を殺しそう。

304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 01:52:31 ID:4vTsYq7e
なんじゃこりゃ?

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 02:03:22 ID:t2JJjRe5
作者には悪いけどコードギアスというだけで見る気がしない
ごめんなさい

306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 02:06:49 ID:YT4rZMpT
ゆるさない

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 02:10:11 ID:QPktL0oL
まあ良いじゃないか。
ギアス本編未視聴だからネタばれを避けるために
あえて見ていない俺みたいなのも居る訳で。

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 02:17:46 ID:ApwVq139
所詮在日アニメ


309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 02:19:30 ID:PyG0YKyZ
あげんな

310 :アクマがこんにちわ:2008/04/10(木) 04:13:44 ID:eAR3B7Pf
投下しまっす

311 :アクマがこんにちわ:2008/04/10(木) 04:14:33 ID:eAR3B7Pf
「ひっ…」

目を覚ましての第一声は、悲鳴のような声だった。

「おお、気がついたかね、ミス・ロングビル」
「え?あの…えっ…と?」

ロングビルの目に映るのは天井と、自分を見下ろすオールド・オスマンの姿。
体を起こしてあたりを見渡してみると、ここは学院長室、自分はいつのまにかソファに寝かされていたようだ。
よく見るとオールド・オスマンの後ろには、水系統を担当している教師の姿もあった。
60代後半と思わしきその教師は、つるつるの頭をてからせつつロングビルに近づき、こほんと咳払いをした。
「ミス・ロングビル。気を失っただけで体に別状はないと思いますが…どこか変わったことはありませんか?」
「は、はい。特にありませんわ」
「そうですか…では、オールド・オスマン。私はこれで」
「うむ、ご苦労じゃった」
水系統の教師は、オスマンに一礼すると学院長室を出て行った。
ロングビルがそれを見送った後、窓の外を見る、すると月がかなり高い位置に見えた、おそらくもう日付の変わる時間だろう。

「さて、ミス・ロングビル。人修羅君にディティクト・マジックを使ったそうじゃな」
「え、ええ…」
「……どこまで見えたかね? 思い出したくなければ無理に言わなくてもかまわんが」
ロングビルはあごに手を当てて、思い出すような仕草をすると、小声で呟いた。
「沢山の瞳が、何かが私を見ていましたわ。それぐらいしか分かりません」
「ほう」
オールド・オスマンは驚いたのか、口を開けて少しのけぞった。
「君は自分をラインだと言っておったが、トライアングル並には能力がありそうじゃな」
どきっ、とロングビルの心臓が鳴った。
「まあトライアングルのメイジでも、まぐれでトライアングルスペルが使えたような者もおる。鍛錬を重ねるに超したことは無いのぉ」
「はあ」

オールド・オスマンはほっほっほと笑うと、うむっ、と呟いて背筋をただした。
「ミス・ロングビル。人修羅君から見えたものを、誰にも話してはならんぞ」
「はい。……仮に話したとしても、あんな、いえ、あの…何と言うべきでしょうか、あれほど圧倒的な力を説明しても、一笑に付されるのが落ちでしょうね」
自然と、ロングビルの額には冷や汗が浮かんでいた。
「そうじゃろうなあ。まあ良いわ、ここまで運んでくれたのは人修羅君とミス・ヴァリエールじゃ。後で一言礼を言っておくがよかろ。今日はもう時間も遅いからの…早く休みなさい」
「はい。お言葉に甘えさせていただきます」
ロングビルはソファから降りると、恭しくオールド・オスマンに礼をしつつ、足下のネズミをつま先でぐりぐりと押さえつけた。
「おおぅ…も、もうちょっと優しくしてやってくれ」
「…ったく油断も隙もない」

312 :アクマがこんにちわ:2008/04/10(木) 04:14:53 ID:eAR3B7Pf
■■■


数時間前、気絶したロングビルを、オールド・オスマンのところに運んだ人修羅は、すでに眠っているルイズを部屋に残し、デルフリンガーと共に魔法学院の外に居た。
人修羅は眠る必要がない、確かに睡眠をとることで精神を休めたり、傷ついた肉体を急激に回復させることができるが、彼はあくまで人間として眠るという習慣を守り、この世界の日常に体を合わせようとしていた。

そんな人修羅でも、今日は試したいことがあるので、夜更かしをする。

「なあ、デルフリンガー。おまえ俺のことどれぐらい分かる?」
林の中で、右手に持ったデルフリンガーに話しかける。

『結晶だな、圧縮され尽くした結晶って言やぁいいのかなあ、濃いとかそんなレベルじゃねえんだ』
「そうか……何か別の存在が、俺の中にいるとか、俺の周囲にいるとか、そんなのは感じないか?」
『うーん。悪ぃけどそこまでは分からねぇなあ』

人修羅は少し残念そうな顔をしたが、すぐに気を取り直した。
「…まあ仕方ないな。なあデルフリンガー。この世界じゃサモン・サーヴァントって魔法で使い魔を呼び出すんだよな。しかも一人一体が原則で」
『サモン・サーヴァントって魔法で呼び出されたなら、そうなる』
「俺さ、この世界にくる前は、いろんな仲魔を沢山呼び出すことができたんだ。けどこの世界じゃ、それができない」
『へえ、おでれーたな。そんな世界があるのか』
「信じるのか?」
『まあな、”使い手”の考えてることなら少しは分かる』
「使い手か…それって、剣の使い手、デルフリンガーのって意味なのかな」
『それだけじゃねえよ、俺はガンダールヴの左手さ。使い手は本当に”使い手”なんだ』

そういえば、と呟いて、武器屋で弓矢を手に取ったときのことを思い出した。
あの時確かに何か別の力が感じられた。
「…じゃあ、弓矢を持ったときに体が軽くなる気がしたのも、使い手というか、ガンダールヴの力なのかな」

オスマン先生とコルベール先生によれば、ガンダールヴはあらゆる武器をを使いこなしたと言われている。
人修羅は五体と技を武器にして戦ってきた、元々武器を扱うのは苦手だったし、武器などいくら持っていても人修羅の力に負けてすぐに粉々になってしまう。
石に魔法を封じ込めた、マジックアイテムのようなものはあったが、デルフリンガーのような武器を使ったことは無かった。
「…俺は武器なんて詳しくない。ってことは、このルーンが俺に武器の使い方を教えてくれるんだろうと思う。ならルイズさんは虚無の系統じゃないのか?」
『わかんね。なにせ俺が活躍してたのって六千年前だからなぁ』
「ルイズさんが魔法を使えるように協力したいんだ、どうにか思い出せない?何か手がかりとか、六千年も生きてたら一つや二つあるだろ?」
『六千年も生きてたら三つや六つ忘れちまうなあ』
「そういわれるとぐうの音も出ない」

ふぅとため息をついて、人修羅は適当な樹木に寄りかかった。
木々の隙間から空を見上げると、二つの月が寄り添うように浮かんでいる、光はとても柔らかく、ボルテクス界を照らしていたカグヅチの禍々しい光とは比べものにならないほどココロが落ち着く。

人修羅はデルフリンガーを立てかけると、適当な空間に向かって手をかざした。
「…………」
意識を集中し、なにやらぶつぶつと呪文のようなものを唱え、力を込める。
すると手をかざした空間に、血のように赤い炎のようなものがゆっくりと集まり…そして霧散した。
「だめか」
『何だい今のは』
「仲魔を呼ぼうと思ったんだ。けどだめだった」
『サモン・サーヴァントとは違うんだな』
「自分が召還された瞬間のことはよく分からない。けれど、たぶん違うと思う」

もう一度空を見上げる、相変わらず月は寄り添っているが、どこかそれは寂しげなものに見えた。
「ピクシー…」
そう呟いて、人修羅は拳を握りしめた。

313 :アクマがこんにちわ:2008/04/10(木) 04:15:24 ID:eAR3B7Pf
■■■

翌日、人修羅はルイズが授業を受けている間、学院長室に呼び出されたが、学院長室に入ったとたん、ミス・ロングビルに謝られてしまった。
「私からお願いしたのに、気を失ってしまって……」
「ちょっ、そんな、謝るのはこっちの方ですよ、威圧感を出したつもりはないんですけど」
「ほっほっほ、仲が良いのう」
オールド・オスマンは、人修羅とロングビルがお互いに頭を下げているのを見て、楽しそうに笑った。

「ところで人修羅君、昨晩、どこへ行っていたのか教えてくれんかね」
オスマンが唐突に切り出す、昨晩といえば人修羅は、近くの林の中で、仲魔を呼ぼうとしていた。
なぜオスマンがそれを知りたがるのか分からないが、嘘をついて誤魔化すのも無意味だと思い、正直に話すことにした。

「…近くの林に行ってました。ちょっと試したいことがありまして」
「ほう?」
オスマンが興味深そうに身を前に乗り出す、机の上に肘をつくと、俗に言うゲンドウポーズで人修羅を見た。
「この世界でも、仲魔が呼べるのか疑問だったんですよ。それで夕べは人目につかないところで、仲魔を呼ぼうとしていたんです」
「ふむ、では改めて聞くが…仲間を呼ぶとは、サモン・サーヴァントとは違うと言っていたが、それを確かめる理由があったのかね?」
「一応は、あります」

人修羅はサモン・サーヴァントで召喚される使い魔と、仲魔の違いについて説明し、意見を交換しあった。
サモン・サーヴァントは、ハルケギニアに生きる生物の前にゲートを作り出し、それを誘う。
呼び出された生き物が使い魔にならず、反旗を翻すと言うことはまずありえない、しかし主の不始末で、使い魔を暴れさせてしまうことはある。
よりによって蛇嫌いのメイジが、サモン・サーヴァントで蛇を呼び出してしまったことがあるらしい、しかしそのメイジは蛇種の研究で並ぶ者のないメイジとなり、凶暴な野生の獣を飼い慣らす術をいくつも考案したらしい。
結果として、使い魔とメイジの出会いは「失敗」があり得ない。

しかし仲魔を呼び出すには対価が必要だ、その仲魔が自分に協力的であること、そして体を構成するマガツヒが必要なだけ存在すること、またそれ以外に対価を支払うことが必要になる。
「この世界の使い魔は、メイジに服従するのが常みたいですが、仲魔はそうでもありません。たとえば召喚者より強い存在を呼び出して、戦って貰うこともできます。その代わり機嫌を損ねると…」
「なるほどのう、『使い魔』と『仲魔』は、似て非なる協力関係にあるのか、しかしマガツヒという考え方はなかなか不思議じゃ…精霊か、それより純粋な生命、魂と呼ぶべきかの」
「そんな感じだと思います」

オスマンがふむ、と呟き、背もたれに体を預けた。

「すまんの。実はな……昨晩モット伯という貴族の別邸に盗賊が押し入ったのじゃ。昨晩は監視を頼んだミス・ロングビルが気絶しておったので、君がどこに行ったのかを確かめねばならんでな」
「盗賊ですか?」
「うむ。土系統の優れたメイジらしい、君を疑うわけではないが、一応昨晩何をしていたのか聞いておかねばならんと思ってな」
「そうですか……」
人修羅がぽりぽりと頭をかく、正直、疑われるというのはあまり良い気持ちがしない。
しかし、これも自分の宿命かなと思い、苦笑いを浮かべた。
「手口から、最近噂される”土くれのフーケ”の仕業らしい。まあ魔法学院にそやつが来ることは無いと思うが……」

ここで言葉を句切ると、オールド・オスマンはちらりとロングビルの方を向いた。
「ミス・ロングビル。授業は無いはずじゃから、コルベール君を呼んでくれたまえ」
「はい」
ロングビルは短く返事をすると、そそくさと学院長室を出て行く。
ぱたん、と扉が閉じられると、オールド・オスマンは水パイプを取り出して机の上に置いた。

314 :アクマがこんにちわ:2008/04/10(木) 04:16:04 ID:eAR3B7Pf
「すまんのー、彼女は真面目でのぅ、水パイプを見ると怒るんじゃよ」
「心配してくれてるんじゃないですか」
人修羅がはにかみながら言うと、オスマンはふぉふぉと笑い出した。
「心配されるとな、かえって吸いたくなるのが人情じゃ。さて、それではな、この間君が言っていたことじゃが…」
杖を軽く振ると、オールド・オスマンの机ではなく、部屋の中央に置かれた応接用の机に直径2.5サントほどの小石がいくつも作り出された。
「実力を隠すためにも、マジックアイテムを作りたいと言っておったな。その案は面白そうじゃ。協力させてもらうぞ」

「ありがとうございます。……でも、どうしてそこまで協力してくれるんですか?」
人修羅はオスマンのはからいに感謝していたが、この世界では使い魔にすぎない自分に、どうして便宜を図ってくれるのかが疑問だった。
オールド・オスマンは、長く伸ばした口ひげをなでつつ答えた。

「…率直に言えばな、一つは、命が惜しいからじゃ。
ミス・ヴァリエール達に見せた氷のブレスといい、君が言っていた『仲魔』の存在といい、すべて現実離れしておる。
それにな、ほれこの間は、林の中で地面を切り裂いていたではないか」

林の中で地面を切り裂いていた…と聞いて、人修羅の顔に焦りが浮かんだ。
「ゲッ、あれも見てたんですか?」
「見ておったよ、昨晩のことももちろん知っておる。わざわざ君に質問したのは君の性格を計るためじゃ」

「はあ…凄いなぁ」
どうやって見ていたのか、不思議に思った人修羅だが、そんなことを質問している場合ではないと思い、口をきゅっと結んでオスマンの顔を見た。
「君は正直に答えてくれた、ならば、わしもその誠実さに答えねばならんと思ったんじゃ」
「そうでしたか……その、ありがとうございます」
「何の何の!」

そういってオスマンと人修羅は、笑った。



オスマンは、人修羅という存在に命の危機を感じていた。
だからこそ自分という人格を露わにして人修羅に接し、人修羅の人格を知ろうとした。
人修羅を『遠見の鏡』越しに見たとき、本能的な恐ろしさを感じた。
初日に、ディティクトマジックを用いたとき、暗い闇の底からオスマンを見つめる無数の瞳を見た。

時間がたつにつれて、その視線が何を意図していたのかを、察することができた。
かれらは人修羅を見守っている。

二度目にこっそりとディティクトマジックを使い、人修羅を探った時、周囲にいた彼らは、笑顔の人修羅を見てとても喜んでいるように見えた。

かれらは子供を見守る親のように人修羅を見守り。
親に笑顔を向ける子供のように人修羅を見ていた。

オスマンも、町に出かけた人修羅が、馬の背で困惑しているのを『遠見の鏡』で見た時、微笑ましいとすら思えてしまった。
それは、子供の乗馬を見守る親のような心境だったのかもしれない。

オスマンは、化け物のような力を持ちながら、あどけない笑みを見せる人修羅に、無粋な政治家どもの手が伸びぬようにと、祈っていた。

315 :アクマがこんにちわ:2008/04/10(木) 04:18:30 ID:eAR3B7Pf
■■■

また数日、ルイズはいつものように授業を受けていた。
去年と同じように、成功しない魔法を成功させるために、人一倍熱心に授業を受けている。

ほとんどのメイジは、使い魔や、魔法の詠唱でその相性が分かると言われている。
キュルケならば火の魔法が、タバサならば風と水の魔法が、シュヴルーズなら土や火の魔法が、詠唱と共に体を流れていくのを感じるそうだ。

だが、ルイズはそれが無い、どの系統のルーンを詠唱しても、ただ詠唱しているだけで、体を通る力やリズムを感じることはなかった。



ちらりと、隣に座る人修羅を見る。
ルイズの系統が『虚無』かもしれないと、オールド・オスマンから言われたのも、人修羅が呼び出されたからだ。

ルイズは授業を受けた後、人修羅から授業内容について質問されることが多かったが、その質問内容は人修羅の非常識さをよく表していた。
人修羅は系統魔法を知らない、そしてハルケギニアの歴史も常識も知らない、しかしそのおかげか、時々鋭い質問が飛び出してくる。
自分がどの系統なのか分からなかったおかげで、人修羅からの多岐にわたる質問に答えられる、そう考えると皮肉だなぁと思った。

「どしたの?」
人修羅がルイズの視線に気づいて、ルイズの顔を見る。
ルイズは「何でもない」と呟いて、教壇へと視線を向けた。


■■■

授業が終わると、長い休憩時間を挟んで夕食の時間がやってくる。
二人は一度部屋に戻ってから、いつものように食堂へと向かった。
「おや、君は確か…人修羅君だったね」

寮塔から食堂へと、歩いて移動していると、この間食堂で香水の瓶を探していた『青銅のギーシュ』が話しかけてきた。
バラの造花を顔の高さに掲げ持ち、話しかけてくるその姿は、ある意味ではシュールだった。

「何よ」
人修羅の代わりルイズが返事をすると、ギーシュは前髪をかき分けて笑みを浮かべた。
「いや、特に用という程じゃないさ、この間のことでちょっとね」
「…この間の事って、香水の瓶のこと?」
「そのことはもういいんだ、モンモランシーも納得してくれたしね。僕はちょっと人修羅君に話したいことがあってね」

「俺に?」
意外そうな顔で聞くと、ギーシュは「そうさ」と呟いた。
「一つ、きみにアドバイスをしておこうと思ってね。何、ただのうわさ話だけど…」
「うわさ話?」
「一部の口の悪いものが、公爵令嬢は亜人をえらく気にいいっているとか、そんな噂をしていてね」
「ふぅん。それだけ?」
ルイズが素っ気なく呟くと、ギーシュは「それだけさ」と答えた。

「人修羅、いきましょ」
「…ああ」
話は終わったと言わんばかりに、ルイズが食堂に向けて歩き出す。
人修羅はルイズが10歩ほど離れると、ギーシュに向かって小声で呟いた。
「”気に入ってる”って、どういう意味でだ?使い魔を特別圧化しているって意味なのか?」
「それだけなら良いんだけどね…。もっと下劣なことを考える者もいるのさ」

316 :アクマがこんにちわ:2008/04/10(木) 04:19:20 ID:eAR3B7Pf
ふと、ハルケギニアでの平民の扱いや、使い魔の立場が脳裏に浮かんだ。
つまりルイズは、獣姦まがいのことをしているのではないかと、噂されているのだろう。

「……ありがとう。注意するよ」
そういって人修羅がはにかむと、ギーシュは小さく鼻を鳴らした。
「僕は、女性への侮辱は許せないのさ」
先ほどまでキザったらしいと思っていたギーシュの仕草が、似合っていると思えてしまうのだから不思議だ、人修羅はギーシュに感謝した。

「ヒトシュラー!」

離れたところからルイズの声がする、いつの間にかルイズはかなり先に行ってしまったらしい、人修羅はすぐにルイズへと駆け寄った。
「ギーシュったら、何だったのかしら。使い魔と仲良くするのはメイジとして当然の事じゃない」
「ははは。世の中には”喧嘩仲間”って言葉もあるさ」
「何よそれ」
「うーん、喧嘩するほど仲がいいとか、本音をぶつけあう喧嘩はお互いを認め合ってなきゃ出来ないとか…そんな意味だっけな」
「仲がいいのに喧嘩するの?それって……あ」
ルイズの脳裏に、トリステインの薔薇の君、王女アンリエッタの姿が思い浮かぶ。
よく考えてみれば昔とっくみあいの喧嘩をしたこともある、けれども、仲は良かったと思う。
今はもうお互い子供ではない、昔のように仲良く遊べるわけがない。
けれども掛け替えのない思い出として心に残っている。
ルイズは、人修羅の言わんとしていることが理解できたのか、ほほえみを浮かべていた。

それとは対照的に人修羅は、ギーシュの言ったことが本当なら、自分はどうするべきだろうかと真剣に悩んでいた。


■■■

「人修羅さん、どうかしたんですか?」
「ほへ?」

食堂前でルイズと分かれ、厨房で食事をしていた人修羅は、突然シエスタに話しかけられ間抜けな声を上げた。
「いえ、いつもおいしそうに食べていたのに、今日は何か渋い顔をしてらっしゃるので」
「ごめんごめん、ちょっと考え事しててさ」
頭をポリポリとかく仕草で、照れを隠しつつ人修羅が答えると、マルトーが布巾で手についた水を拭き取りつつ近づいてきた。
「なんだ、味付けを間違ったかと思ったぜ。悩み事でもあるのか?」
「まあそんなとこです」
「いきなり召喚されたんだし、まあ、悩みが尽きないのは仕方ねえだろうなあ」
「…まあ召喚される前の環境よりは良いかもしれないんですけど」

人修羅の呟きに驚いたのは、シエスタだった。
「召喚される前って……やっぱり東方って、危険なんですか?」
「ん?いや、東方って言っても、俺の場合ちょっと特殊だからさ」
実際の東方を知らないのに、東方の話をふられるのは困るので、いつものように話を誤魔化した。




「マルトーさん、やっぱりこれ錆が浮きかけてます。交換して貰いましょうよ」
人修羅が食事を終えたところで、料理人の一人がマルトーに声をかけた、大きな鍋を指さして錆がどうとか呟いている。
マルトーは大きな鍋をのぞき込み、内側の様子を確認した。
「ん? ちょっと見せてみろ……これは駄目だな、そうだな、そろそろ交換して貰うか、大きさも物足りなかったところだ」

好奇心を刺激された人修羅は、ひょいと立ち上がって鍋に近づいた、内側はとても汚れたり錆が浮いてるようには見えない。
「…錆?」
「ああ、錆だ。見てみろこの部分、作りが甘かったのか、ほかの部分より少し薄いんだ」
マルトーが指さした部分を見ても、人修羅にはよく分からないので、首をかしげる。
それを見て、料理人の一人が鍋の内側を木製のへらで軽く叩いた。
「こっちと、こっちじゃ音が違うでしょう。この鍋は練金で作られた鍋なんですが、メイジ様の腕が悪かったのか、厚みにも、固定化にもムラがあるんですよ」
「へえ、そっか、魔法にはそんな落とし穴もあるのか」
納得した人修羅が呟くと、マルトーがそうだそうだと言ってうなずいた。

317 :アクマがこんにちわ:2008/04/10(木) 04:19:58 ID:eAR3B7Pf
「貴族はよ、魔法が使えるからっていばってやがる、そのくせ美味い料理は俺たち平民任せさ。オールド・オスマンは料理道具にも金をかけてくれるからまだ良い方なんだ。
ある貴族はなあ、穴の開いた粗悪な調理器具を練金で作って、それで美味い料理を作れなんて無茶を言ってきたらしい、まったくふざけた話さ」
「んな無茶な」
人修羅が呟くと、マルトーは人修羅に向き直って、大げさに両手を広げた。
「ああ無茶さ!あいつら、火の玉を作ったり氷を作ったり、果てはドラゴンなんかを乗り回すが、美味い料理は作れねえ。食材を美味い料理に変えるのは俺たちの魔法だ、そう思わねえか?」
「なるほど!そうか、確かにそうかもしれない。マルトーさん凄いなあ」
「がはははは!そうかそう言ってくれるか!おい、せっかくだ、ワインも飲んでいきやがれ!」
「い、いや俺未成年っすから」

もちろんハルケギニアで未成年なんて関係なかった。
後で知った話だが、貴族が嗜好品として飲む高級なワインと、平民が水代わりに飲む生活飲料としてのワイン、その二種類があるらしい。
今回人修羅が飲まされたのがそれなりにお値段の張るワインだと聞いて、後で青ざめたのは余談である。


■■■


「〜♪」
鼻歌交じりに鍋を磨く人修羅を見て、コルベールが呟く。
「鍋を風呂にするとは考えますねえ。しかし底が熱くなりすぎるのでは?」
食事を覆えた人修羅は、ルイズに断りを入れてから、大きな鍋を持って中庭に移動していた。
鍋は日本の釜戸で使うような半球状のものではなく、底が平らになっており、深さ60サント、直径2メイル程の大きさがあった。
「すのこって言って、木の板を網目状にしたものを敷くんです。浮かせば蓋になるし、沈めれば熱から足を守れます」
「なるほど。しかし鍋状の風呂を用いるとは…君の世界ではそのような風呂を使うのですか?」
「暖める方法はいろいろありますけど、鉄だと湯船が熱過ぎるんで、石とか木で作った風呂が高級だと思われてますねえ。檜のお風呂って言えば高級品なんです」
「木ですか、ふむ、確かに堅さといい使い勝手といい悪くはなさそうですね」
「ええ、しかも木の香りは、いい香りなんですよ。ココロが落ち着くって言うか…」
「香木を使って風呂を作るのですか!それは凄い」

しきりに感心するコルベールの部屋は、なぜか教師寮の外にあった。
魔法学院は上空から見ると五角形の外壁に囲まれており、それぞれの頂点には塔が建っている、正門から見ると、本塔を挟んで反対側に火の塔がある。
向かって左側にある土の塔とは、ほかと同じように外壁で繋がれており、五角形を形作っている。
また、学生寮を除いたほかの塔は回廊で本塔と接続されているので、それぞれが中庭として使われ例留。
火の塔、土の塔、本塔の三つに囲まれた左奥の中庭、その火の塔よりの場所に、掘っ立て小屋のようなコルベールの研究室があるのだ。

お風呂を作ろうと思って、コルベールを頼った人修羅が見た研究室の中は、がらくたが散乱しており酷い有様だった。
しかし同時に、この先生なら異国の文化に興味を示してくれる、とも思えた。

「ところで先生、ここに鍋を置いてもいいんですか? 邪魔になりません?」
「なぁに、僕は変わり者でね、皆からも煙たがられている。この研究室には誰も寄りつかないんだ。鍋の一つ置いたところでどうってことはないよ」
「そうですか…じゃあお言葉に甘えさせて貰います」
「そうだ、ついでに小屋を作っておこう。なに、大げさなものじゃない、煉瓦を練金すればすぐに作れる」
「そこまでしてくれるんですか!?」
「もちろん! 君はマジックアイテムの開発にも協力してくれるのだからね、これぐらいの事はさせて貰うよ」

ここ数日、人修羅はボルテクス界で使った、魔法を封じ込めたアイテムを再現しようとしていた。
オールド・オスマンとコルベールは、快く協力してくれている。
今のところは、強力な魔法や技を封じ込めることはできず、破壊力はあまり期待できない。
しかし人修羅にとっては、自信の実力を隠すために、マジックアイテム使いであると周囲が思いこんでくれればそれで良かったので、小石に魔法を封じるという考えは、とても有り難かった。

そしてオスマンやコルベールにとっても、人修羅の魔法や技を研究するのに渡りに船であった。

318 :アクマがこんにちわ:2008/04/10(木) 04:20:47 ID:eAR3B7Pf
「それじゃあ、明日は水を汲んでお湯を暖めてみますよ。ここで火を使っても大丈夫ですか?」
鍋磨きに使っていたぼろ切れを、鍋の縁にかけつつ、人修羅がコルベールを見る。
「ええ大丈夫ですとも、私は火のメイジですしね。ところで、ミス・ヴァリエールに心配をかけぬよう、はやく戻った方がいいですよ」
「そうですね、それじゃ」

本塔脇を抜けて寮塔へ向かおうとした人修羅が、ちらりと後ろを振り向くと、コルベールは鍋の周囲に何かを練金しているところだった。
「お世話になりっぱなしだなあ、俺」
そう呟いて、何かお礼はできないものか…と思った。


■■■

「ん?」
魔法学院の敷地内で、寮塔へ向かうには、空でも飛ばぬ限りどうしてもアウストリの広場を横切る必要がある。
魔法学院の正門をくぐり最初に足を踏み入れるのが、アウストリの広場である、この広場は、右手に水の塔、左手に寮塔、正面に本塔、左手奥に土の塔、以上四つの塔を頂点とした四角形の広場で、中庭としては一番大きい。
その広場には花壇があり、鳥形の使い魔が留まれる木もがいくつか植えられている。

人間が三人は潜めそうな茂みの陰で、一人の生徒がしゃがんでいるのを見かけた。

「……どうかしたんですか?」
「うわっ…わ、なんだ、ヴァリエールの使い魔か。僕は茂みの裏でしゃがむのが趣味なんだ、決してのぞきじゃない。放っておいてくれ」

頭を抱えるようにしてうずくまっていたので、心配になって声をかけたが、どうやらけがや病気のたぐいではないらしい。
しかし『決してのぞきじゃない』と自白しているあたり、この生徒は何かをのぞき見しているのだろう。

人修羅が周囲を見渡すと、寮塔の近くに女子生徒が何人か集まり、何か話をしているのが見えた。
「そこに立ってたら目立つよ、早く座って!」
人修羅が茂みの裏にしゃがみ、ぽっちゃり型の生徒の脇に座る。
今はルイズから貰った服を着ているので、人修羅の体から光はほとんど漏れていない。
「何かあったんですか」
人修羅がそう質問すると、しゃがみ込んでいる生徒は、寮塔の方角に杖を向けた。
「それをこれから聞くんだよ」
ぶつぶつと何かのルーンを呟くと、離れたところにいる生徒の声が聞こえてきた、どうやらこれも魔法らしい。


『…あの使い魔とずいぶん仲が良いみたいよ』
『亜人でしょう?』
『夜になるとどこかへ出かけて居るんですって』
『東方の蛮人って聞いたわよ』
『ゼロのルイズは、使い魔に後ろから抱きしめられてたわよ』
『ああそれぐらいがお似合いよねえ、ゼロには…』

「噂って……これかよ」
人修羅は目を見開いた。
すると隣にいた小太りの生徒が、小声で安堵したように呟いた。
「よかった…」
「何?」

じろりと人修羅が睨む、するとその生徒はビクッ、と体を震わせた。
「ま、待て、その、悪かった。君はミス・ヴァリエールの使い魔だから怒るのは当然だ。でもそういう意味じゃない。僕のことが噂されて無くて安心したんだ、だからつい…」

突然狼狽え、わたわたと手を振って弁解を始めたので、人修羅も驚いてしまった。
「こ、こっちこそごめん。ところで、君の言ってる、”噂”って何なんだ?」

319 :アクマがこんにちわ:2008/04/10(木) 04:22:27 ID:eAR3B7Pf
そこまで言って、ふと先ほどの発言を思い出した。『決してのぞきじゃない』という一言だ。
「もしかして、君、覗きがバレたとか?」
「ち、ちがう!まだ覗いてない!」
「まだ?」
「いや、その、不可抗力で見てしまうことはあるけど意図して覗きをするわけじゃないよ!スカートが風でめくれるぐらい事故じゃないか!」
「そこまで聞いてないよ!落ち着いて、落ち着いて」

人修羅が生徒をなだめる、生徒は大きく息を吸って、ゆっくりと吐き出し、肩を落とした。
「……とにかく、ミス・ヴァリエールは魔法が使えないのに二年生に進級したことをやっかまれているんだ。去年彼女はずいぶん爆発を繰り返して、恨みを買ってるからね」
「ルイズさん、そんなに爆発させてたの?」
「割ったガラスの数は数知れず、だよ。おかげで水系統のメイジは治癒が上手くなり、土系統のメイジは練金で建物を補修するのが上手くなった。
風系統のメイジはとっさに身を守る障壁を作れるようになったし、火のメイジはルイズを焚きつけるのが上手くなったと言われるぐらいさ」

「この学校にもいじめはあるのか…」
そう言って、人修羅は顔をうつむかせた。
沈む人修羅とは対照的に、この生徒は多少興奮気味に話を続けた。

「まったくヴァリエールには迷惑ばかりかけられていたよ。一度モンモランシーのスカートが綺麗に裂けてそれはもう素晴らし……じゃなくて、大変だった。
ヴァリエールのストッキングが所々破れて見事な模様になったのも危険だった。
ああ、そういえばシャツが破れておっぱいの先端がほんのちょっと覗かせたこともあったなあ、いやあ危ない危ない」

ものすごく鼻の下を伸ばしつつ、ルイズの爆発で被った被害を話す生徒。
その姿に呆れつつも、ほんの少しの親近感を感じた。

「スカート…なるほど、この世界にもチラリズムがあるのか…」
「何だいそれは」
「大事なところ…普段隠されている大切な部分が、何かの弾みでちらりと一瞬だけ顔を覗かせることがある。その一瞬の輝きを『チラリズム』って言うんだ」
「普段隠されているだ大切な部分……」
ごくり、と生徒がのどを鳴らした。
「あれはエッチな絵や写真じゃ絶対に味わえないな、目の当たりにしたその瞬間こそがいいんだ」
「なるほど、よくわかる、よく分かるよ!」

小太り気味の生徒は、人修羅の手をつかむとブンブンと振り回した。
「僕はマリコルヌ・グランドプレ。君は確か人修羅だったよね」
「ああ。……俺名乗った覚えないんだけど」
「ヴァリエールが何度も君のことを呼んでたじゃないか」
「なるほど」
「君とは気が合いそうだ。ところでちょっと聞きたいんだけど」

ずい、とマリコルヌが顔を近づけてくる、人修羅は思わず後ずさった。
「あ、ああ。俺に答えられることなら…」

マリコルヌはにやりと笑った。
「チラリズムって、こんなシチュエーションもありなのかな…たとえばさ…」



二人が話を終えて笑顔で握手する頃には、寮塔の前にいた女子生徒はいなくなっていた。

320 :アクマがこんにちわ:2008/04/10(木) 04:26:04 ID:eAR3B7Pf
■■■


「ただいまー」
「遅かったじゃない。何してたの?」

人修羅がルイズの部屋に戻ると、ルイズは図書館から借りた古いルーン文字の本を開いていた。
「ちょっとね……なんて言うか、世界は違っても同士って居るんだな…って」
「何があったのか知らないけど、先生方に迷惑をかけちゃ駄目よ」
「分かってる、大丈夫だって」
「ならいいけど…」

本に視線を戻したルイズだったが、しばらくすると本を閉じ、寝る準備を始めた。
どうやら人修羅が戻ってくるのを待っていてくれたらしい、だがそれを口に出さないのがルイズらしいのかもしれない。

着替え始めたルイズを見て、人修羅は戸棚の脇に立てかけていたベッドを床に敷いた。
ベッドと言っても、ルイズが使っているような大きなものではなく、その半分以下の幅しかない。
高さ30サントの、折りたたみ式テーブルの上に寝ているようなものだが、首の角を差し込む穴がついている。
ボルテクス界では座って体を休めるか、女神に体力を回復して貰っていたので、自分用のベッドで眠れるというだけでも十二分に有り難かった。

「寝るわよ」
「わかった」

ぱちん、とルイズが指を鳴らすと、天井から下げられていたランプが消えた。

「…ねえ、ルイズさん」
「何?」
月明かりの中、人修羅は小声で囁いた。
「力のある人が、その力を隠すのって、どう思う?」

ほんの少し、何度か深呼吸できるぐらいの間が開いて、ルイズからの返事が返ってきた。
「…どんな力なのか分からないけど、時には隠すのも、必要だと思うわ」
「そう、わかった」

答えの後、すぐにルイズの寝息が聞こえてきた。



人修羅はふと、先ほどまで話をしていた、マリコルヌのことを思い出した。
マリコルヌは、音の反射の仕組みを知っていた。
足音を区別して人数を数える方法も、魔法を使わずに遠くの音を聞く方法も、望遠鏡で見るよりも遠くの景色を見る魔法も知っていた。
ディティクト・マジックで罠を見破る方法、罠を解除する方法、それらもすべて魔法学院の女子浴場を覗くために身につけた技術らしい。

欲望のために力を得る、それはとても人間らしい行為だと思える。

それに比べて自分はどうなのだろう。
欲望のためではなく、ただ他人の考えに賛同できなかっただけで、結果としてなにもかも失ってしまった気がする。
ボルテクス界に変容する前の、人間として生きていた世界に戻りたかったのに、なぜ神と悪魔の戦争に参加してしまったのだろうか。


奇妙な噂をしていた女生徒を跡形もなく消し飛ばす力が自分にはある。
けれども、それをしたら自分は『怖がられて』しまう。
力任せに、うわさ話をやめろと迫っても、ルイズ、キュルケ、タバサ、シエスタ、マルトー、コルベール先生、オールド・オスマンに嫌われてしまうかもしれない。
そう考えると、人修羅は何も出来なかった。

もう一度学生に戻って、馬鹿をやりたい、そんなことを考えつつ人修羅は目を閉じた。


ーーーーー
今回はここまでです。

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 05:27:12 ID:Quyft+6V
乙でしたー。

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 05:50:48 ID:pkYGY2Ms
いいねいいねー乙

メガテンのあの3D迷路で、
噂に聞き耳を立ててるマリコルヌと接触してる様子が、ありありと想像できるよ。

月齢次第じゃアイテムだって貰えそうだわ

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 06:24:50 ID:MvIFDjnr
乙ー。
人修羅ー、エロ談義はまずいぞー!ピクシー見てるー!

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 07:05:03 ID:j4UUy9r6
人修羅の人、乙でした〜。

ところで、大鉄人17が召喚されてる「大使い魔」を見て、ふと「アイドルマスター XENOGLOSSIA」を
連想した(どっちも最終回に操縦者を逃がして特攻かましてる)けど、このネタって既出?
淫ベ……もといインベルは、巨大ロボのクセに可愛い女の子が大好きだから、ルイズとも
うまくやれそうな気がするんだけど。
ただ、嫉妬深いので、ワルドが仮にキレイなワルドでも、ルイズとの結婚は無理ぽかも。
シエスタの曽祖母があずさで、まだ若く美しい姿のまま存命中……とか。

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 07:24:07 ID:HuXdAUP4
なんでアイドル育成ゲームをロボットものアニメにしたのかさっぱりわかんない。おまけに声優総取替。

そういえば昔のD&Dに食料を出す魔法やテーブルがあったけど、ここにはそういう物はないのかな?

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 07:42:36 ID:hEfgxFJO
某ちゆの記事によれば監督の趣味100%らしい。>アイマス

んで、北風のテーブルクロスだけど、作中でそれっぽいものはないね。
外伝で擬似肉を錬金で合成していたが、あれはあくまで豆を原料にして作った物だから、
基本的に系統魔法ではゼロからなにかを作り出すような真似は出来ないんじゃないかと思う。
ウィンディ・アイシクルでも何も無い所から氷の槍が出せるわけじゃなくて、大気中の水蒸気を氷の矢に変えて放ってるし、
ゴーレムもそこらへんの土や石を材料にしないと作れない。
ファイアーボールは空中にいきなり出てきたり、ギーシュのゴーレムは花びらから生まれたりするけど、まぁそっちは考えない方向でw

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 07:48:04 ID:WIzYVAPi
>>324
せめて千早さんでw>シエスタの曽祖母

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 07:58:01 ID:05xQEY/C
>>326
> ファイアーボールは空中にいきなり出てきたり
火ってのは何か独立した物質というわけじゃなくて
酸素と何かが結合したときに生じるエネルギーのこっちゃろ。
ファイアーボールも酸素と何かを反応させて作ってるんじゃないかね。
ギーシュのゴーレムはシラネ

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 07:59:29 ID:mHuEbq9d
>>327
待てぃ!それでは大きなおっぱいが失われてしまうじゃないか!

一応ルイズだってCカップぐらいあるはずなんだが、全くそうは見えないので困る。

330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 08:06:02 ID:hEfgxFJO
>>328
火はエネルギーと言うか「燃焼という現象」というのが正しいな、我々の世界の科学で言えば。
物質じゃないという意味ではその通りだ。
が、普通大気中には酸素と結合して燃焼するような元素は殆ど含まれていない。
科学的な考察をするなら可燃性の気体を錬金で作り出してそれに着火した物がファイアーボールではないかと思うが、
魔法の世界でそれを押し通すのもなんだかなぁって感じではある。

331 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/10(木) 08:10:56 ID:T8BG3syd
単純に空気をプラズマ化するまで加熱しているだけでは無理だろうか。

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 08:12:21 ID:YBX5Lfec
>>327
心配するな!アニマスの千早さんは十分デカイ!
…それ千早さんか?というのは無しだ!
しかしシエスタの曾祖母はどちらかといえば外見と声繋がりで
雪歩の方が良いかも
マジ似てるもんな

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 08:28:01 ID:zj5hJyF4
>>330
ルネッサンス期の魔術師の中には、火は元素に加えないと考えてた人もいたりする。
まあどうでもいい話ではある。

ギーシュのゴーレムは花びらは触媒か何かで実際は何か元素なり分子を集めて…と思ったが無理ありすぎ。

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 08:30:22 ID:hEfgxFJO
>>331
その手があったか。
でも熱だけで空気をプラズマ化しようとするとえらいことにならんか?
電離化して比較的低温でプラズマ作ってるのかもしれないが。

>>332
すまん、アニメしか知らん(1話で切ったが)私は「私の飼い主は千早さんです」と言っちゃうような人としか認識出来ない!
・・・でも、何気にシエスタも倒錯願望あるよな。
顔も確かに似てるし。

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 08:38:41 ID:AwN5NWVO
ゼロ魔キャラでアイマスなら、激しくやってみたいな。
というより、マチルダ姉さん(23)やエレオノール姉さま(28)にあんな格好やこんな格好をさせて、
「うわ、もういい年なのにアイドルっすかwww」と(・∀・)ニヤニヤ言葉責めに(ry

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 08:47:58 ID:HuXdAUP4
いくつか調べてきました。
……取り敢えず原作レイピスト長井龍雪は光にしとかないと駄目かな?(アーケード版敏腕プロデューサーとしては)

ダ・カーポの主人公も和菓子が作れるけど、作った和菓子の分以上に体力を使うので自分で食べると赤字になる。エネルギー保存の法則?
まぁそうほいほいと食料が作れたら平民の皆さんから年貢や税金を取り立てる必要がなくなってしまうからねぇ。

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 09:12:02 ID:pTcvCMJM
魔法に科学的考察とか

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 09:29:24 ID:Vh7F0aGx
科学的な考察じゃなくて、自分の知ってる法則に照らし合わせてだよなそれ

339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 09:35:14 ID:05xQEY/C
原作が「何もないところから氷の矢が出てくるんだよ、不思議!」ってんじゃなくて、
「空気中の水蒸気を氷結させて矢にするのです」って代物だからね。
いろいろと想像を巡らしたくなるんだよ。
ま、これ以上は避難所かなとも思うが。

340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 09:49:09 ID:hIwMnlVS
…まさかこのスレでアイマス談義を拝めるとは思わなかったw
淫ベル兄さん呼んだところでどんな話になるのか、想像もつかんな。
かと言ってゲーム版の面子呼んでもどうなるのかわからんしw

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 10:14:40 ID:B+PvYCqh
ババア結婚してくれ!

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 10:29:00 ID:o2WPLabz
アイドルマスター知らない俺に教えてくれ

なんでアイドルが隕石迎撃組織なんだ?

343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 10:36:27 ID:xitGvuwM
>>342
節子、それはストラトスフォーちがうか!?

344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 10:37:30 ID:Mc07uPqr
>>342
アニマスはよく知らんが、
昔、「アイドル防衛隊ハミングバード」ってのがあってだな。



345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 11:12:49 ID:hIwMnlVS
>>342
サンライズの中の人じゃないとわからないとおもう。

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 11:14:40 ID:+EQOgufz
>>344
それの第二次大戦版が最近でてたな

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 11:31:56 ID:05xQEY/C
>>344
歳がばれるほど懐かしいな。
椎名へきるや草地章江は今なにをやっているんだろう。

348 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 11:40:17 ID:WzT0TNrg
なぜ俺は話題に乗り遅れるんだぜ!

火の系統魔法は空気中の酸素を使ってるな。
コッパゲの必殺技が巨大な火球作って周囲の敵を酸欠で倒すだったから。

349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 12:17:58 ID:VZciHfC/
>332

あ〜、確かに、シエスタ役をアイマスメンツで振り分けるとしたら、雪歩が適役では
あるなぁ。ゲーム版では「貧弱体型にコンプレックス」だったけど、アニマス版では逆に
「けしからんオッパイ」な設定だし。
やはり淫ベルは、ロクな補修なしにルイズを守るために戦い続けてボロボロになり、
対7万戦で、アニマス同様、ルイズを逃がして華々しく散るのかな。
最終回の起動キーの「ダイスキ」の表示は泣いた……。

350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 12:54:23 ID:I2p++Xi+
アニマスは1話で切ったのでよく分からんがゲーム版の人ならいおりん呼んでみたいな
中の人がルイズと同じだし

351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 13:26:10 ID:zesV1cfG
アニメの方は黒歴史とか言われてなかったっけ?

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 13:29:38 ID:NIGHfzbj
TVでやったのもゲームについていた方も
ファンからするとコレは無い、という感想だったみたい。
>アイマス

353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 13:43:21 ID:VZciHfC/
>>351
でも、単純にロボット(+美少女)アニメとして観れば、そんなに悪くなかったよ。とくに後半部の
展開は、ある意味、お約束とはいえ、ワクワクしてジーンときた。
まあ、確かに、アニメを最終回まで観たあと、積んでたX360版に手を出したときは、あまりのギャップ
に、自分も声を失ったけど。スターシステムと言うにも無理あり過ぎだろう、って。
ちなみに、性格的には、ルイズはインベルよりネーブラの方が向いてるかも。350の言うとおり、
伊織の中の人がルイズと一緒だし(いや、アニメ版では田村ゆかりだけどさ)。

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 14:13:11 ID:1PgjxJZ1
アニマスは見ていないのですが、まあどんな作品であってもコレだけはいえるね

「アニバスターよりマシ」

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 14:17:18 ID:3fy53lUx
>>353
アニメは酷かったけど箱○はなかなか遊べる作品だよな
キャプした動画を使ってMAD作ったり、歌をリミックスしたりとね
その延長線上で垢を取った某動画サイトの某MADのせいで今では私も立派な愚民です
せんのーさくしゅーとーらのまきー! せんのーさくしゅーとーらのまきー!

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 14:45:59 ID:Q75xe/xv
金剛番長の親父召喚

……絶対ルーンは胸だな

357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 14:56:51 ID:NIGHfzbj
>>356
胸にルーンは「口するのもはばかられる」力の使い手だっけ。

358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 15:50:05 ID:XQVkpJaJ
ゴッドハンドからセンセイを召喚

359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 15:56:01 ID:7eY4HZxK
以外にテイルズからの召喚は少ないんだなあ
シンフォニアの連中をテファと絡ませたい

360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 16:05:42 ID:LTNepKoQ
そうだね。マグニスとかマグニスとかマグニスとか

361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 16:14:15 ID:G8Y018pB
>>359
テイルズだとクラースやしいなみたいな精霊召喚師をよんで欲しいな。
ビダーシャルとかが「人間如きが精霊魔法を使っただと!」的なのがあるとうれしい。

362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 16:36:52 ID:B+PvYCqh
>>360
マグニス様、だ。 豚が。

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 17:30:40 ID:Rt0F5phm
>>359
ロイドとかならテファがハーフエルフだろうと気にしないだろうしなあ
マグニス様がテファに召喚されたら、ルイズ達との和解はないなw

364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 17:55:07 ID:/CSy/jCd
>>361
>「人間如きが〜
即エレメンタラー


365 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 18:00:30 ID:r5gwfqWd
磁界王閣下ことエリック・マグナス・レーンシャー様がどうしたって?
…あの人から見たらハルゲキニアはミュータントが人類を
支配してる世界に見えるんだろうか。

366 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 18:09:55 ID:cJr/oN+d
>>364
それは風っぽいのかエーテルなのか

367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 18:30:28 ID:1PgjxJZ1
>>365
エリックはミュータントとかフラットスキャンとかもう置いておいて「誰かが差別されてるのが許せん」
な領域に踏み込んでるから
もしルイズに召喚されたらルイズに力を貸すでしょう
単身で全世界と戦い、ほぼ勝てる彼はとってもバランスブレイカー
 
むしろ先日精神波によるアーマー操作(オールレンジ攻撃)能力やアーマー自己再生能力(補給、整備不要)手に入れた
トニー・スターク呼んでみたら面白いかも

ブルース・バナーは亜人扱いされるのだろか

368 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 18:33:10 ID:GveGOE/W
でも磁界王はマーブルゾンビーズでは……

369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 18:35:45 ID:t2JJjRe5
流石にナム×カプとのクロスはないか

370 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 18:36:16 ID:A54GDiaw
そいやJOJOスレのアヌビスみたいに使える武器を召喚すんのはあるけど鎧とかそんなのはないよね
なんか召喚できそうなのあったっけ?どこぞの錬金術師の弟とかオーキ伝の奴とかそのへんしか思いつかん・・・

371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 18:38:38 ID:1PgjxJZ1
>>368
最後まで残り、脱出の機会すら棒に振って次元移動システムを破壊した閣下はまさに漢でした
フラットスキャンの少女を異次元に脱出させる際の「Goodbye, Mindy. Be good.」
あの笑顔が素敵だぁ!


372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 18:39:39 ID:ar4fWeuj
>>370
ドラクエのさまようヨロイとか?

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 18:40:06 ID:/CSy/jCd
G4ユニット中の人込みで召喚
死人の鎧とかそんな勢いで
最後はコルベールが着用して七万を相手に討ち死に

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 18:40:53 ID:1PgjxJZ1
「黒の剣」召喚とか
ルイズもエターナルチャンピオンの一人だった、なんて

鎧じゃないけどボン太くん召喚ってのはあったな 確か

375 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 18:41:18 ID:mb71tj5V
>>370
意思を持つ鎧ってんならビシャモンとか思いつくんだけどなあ。召喚されて従う姿が思いつかないし

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 18:41:57 ID:NIGHfzbj
ダイの大冒険のポップを召喚したやつで鎧の魔剣が出たけど
更新が滞ってるな。

377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 18:42:25 ID:O626uDiM
>>370
ビシャモンの般若とか、バスタードに出てきた鎧とか
般若の方は法力で制御可能だがバスタードの方は死人じゃないと鎧に喰われる

378 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 18:46:05 ID:NIGHfzbj
バスタードの鎧と聞いて「竜戦士」が浮かんだ。

でかさもなんだけど乗ったらやばいんだっけ?あれ。

379 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 18:47:42 ID:O626uDiM
>>377
ルーンの効果をビシャモン(取り憑かれていた方)の法力と同列に扱って
無理矢理従わせるとか……強引すぎるか
鎧から解き放たれた後のビシャモン召喚して宝物庫に『破壊の鎧』という名前で
般若が封印されているとかは考えたことがある

380 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 18:49:06 ID:O626uDiM
間違えたorz
×>>377
>>375

381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 18:54:03 ID:TMM9lGCU
もう誰かゴレンジャーネタはやってるよな
ちょうど爆発もあることだし

382 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 18:55:17 ID:ZSbGDr3b
亀レスだがコードギアス。

これは、タバサが授業中に寝ぼけて「黒の騎士団!」ってやっちゃうフラグですか?

383 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 19:10:19 ID:oP0ikYcb
鎧なら強化外骨格とか……いや、駄目だ。ルイズが死ぬ。
キモ神さんとかどうよ?霊子甲冑と一緒に召喚されるの

384 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 19:19:34 ID:5PU2AUWo
アサシンズクリードからアルタイル・イブン・ラハッドを召喚

385 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 19:21:07 ID:IxtZ/lqK
改造済みの石喰い様ならいんでない?
石仮面みたいに特殊能力が着く物は結構召喚されてるけど派手なヤツばかりだから(即強くなる)地道に強くなる物召喚されて欲しい
幸せの靴とか

386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 19:25:02 ID:o2WPLabz
ちょいと皆様にご質問

今書いてるSSの続きなんですが、濡れ場が入りそうです

で、どの程度の濡れ場なら許せますか?意見次第で修正します


@ベッドで服着たまま抱き合う二人→朝鳥がチュンチュン
Aキスシーン→服を脱ぎ脱ぎ→朝チュン
B脱ぐ→胸もみもみ→ハァハァ→朝チュン
C二人が裸で昨夜の愛を語り合う


 基本、ゼロ魔本編よりエロくはしないつもりですが


 どのSSかは、聞かないで下さい orz

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 19:26:22 ID:GO8UUKgy
鎧、、、

ガイバー召喚でルイズが触手プレイ?


そういやエルハザードに、体にまとわり付いて守ってくれる小動物がいたなあ。

388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 19:29:53 ID:Lhae2FzC
>>386
朝チュンに一票。
その前にガロードとティファのようなストロベリったトークを入れるとなおよし。

389 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 19:31:01 ID:+EQOgufz
>触手プレイ
「ただいま寄生虫」ですね!

390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 19:31:31 ID:GO8UUKgy
>>386

D避難所行ってズッコンバッコン本番

391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 19:37:57 ID:ptAoO4uX
天美春香+F-22A Raptor
如月千早+F-15E Strike Eagle
高槻やよい+Mirage2000-5
星井美希+Su-33 Flanker
萩原雪歩+F-117A Nighthawk
なSSが投下されると聞いてやってきました

392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 19:43:16 ID:taJzNFVB
>>386
ここはエロパロじゃないから朝チュンが限度では?
つーか本編見たことないがエロイの?

393 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 19:52:23 ID:GveGOE/W
>>392
さあ、すぐに本屋に行ってゼロ魔の本編を買って確かめてくるんだ。
今日が無理なら明日にでも!

394 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 19:53:14 ID:wtIcvimE
鎧召喚…
サムライトルーパーの鎧ギアを召喚は?
烈火のルイズ(熱血)
天空のキュルケ(まとめ役)
水滸のタバサ(おとなしい)
光輪のギーシュ(キザ)
金剛のマリコルヌ(猪突猛進)
属性というよりキャラクター的にこんな感じは?

395 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 19:55:16 ID:MvIFDjnr
>>389
あれを触手プレイと形容するか!?
「行為」に対する感情がありありと見える表情、あの擬音、葛藤が………イイ!!
むしろあのエロスは排せ(ry

396 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 19:56:34 ID:o2WPLabz
いかん、よく考えたら
ゼロ魔本編を基準にしたら、朝チュンどころじゃないじゃないか

百合でクリームプレイすら出来るじゃないか


ああ、何と言う事だ。私はそこまでせねばならないのか
あのキャラとあのキャラで・・・だめだ、想像出来ない


すまん。私はノボルに負けた

397 :ゼロの夢幻竜&LFO作者:2008/04/10(木) 19:59:03 ID:tA6yNY9e
>>388
常駐スレがバレちまいますぜ。自分もそこを常駐の一つにしているけど。

学を退き実家に戻ったのですが、その際自営業やってる父(SSを書いている事は当然知らない)に「仕事や移動先でで使うから」とパソコンをぶんどられました。
これからはワードと専ブラ使える近場のネカフェで書き溜めつつ投下したいと思います。
TOEICも受ける為投下間隔はかなり、凍結が疑われる程長くなりますがこれからも宜しくお願い致します。


398 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 20:04:44 ID:WzT0TNrg
翠虎の智探はオレの嫁

399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 20:05:30 ID:77RcW3LW
>>397
がんばれ。
まぁ、本音を言うと投下した後にそれを聞きたかったけどな

400 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 20:11:50 ID:NIGHfzbj
>>397
適当なパソコン買った方が良いと思いますよ。

一部で話題のEeePCあたり(5万弱円)書き物、ネット程度の使用
と割り切るなら悪くはないと思いますよ。

401 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 20:14:06 ID:8GYmZ2sv
>>375
そういや召喚されてそうでされてないなぁ、ヴァンパイア勢って

402 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 20:18:44 ID:B+PvYCqh
腹が黒すぎるラブリンハンター召喚。
ギーシュは死ぬ。勿論、金銭的な意味で。

403 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 20:26:21 ID:eAR3B7Pf
> 幸せの靴とか
パラララッパッパッパー♪
二つ名はお散歩のルイズですね

404 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 20:29:21 ID:O626uDiM
>>401
契約してくれそうなのってレイレイ、サスカッチ、フェリシア、ガロン、フォボスくらいか
ドノヴァンや呪縛を逃れたビシャモンだと交渉次第か
他だと問答無用で喰われる(性的な意味も含めて)か、殺されるな


405 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 20:30:07 ID:NIGHfzbj
しかしルイズは魔法を覚えるためにはアイテムを入手し
イベントをこなさなければならないため
レベルがいくら上がっても(覚える魔法は)ゼロのまま。

406 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 20:30:18 ID:XZkf9D2v
>>386
俺も割と冗談抜きで>>390が解決策だと思うぞ。
向こうでもあまりやりすぎると考え物かも知れんが、まあ大丈夫だろう、多分。


407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 20:30:41 ID:ax6bx/2g
>>401
増血鬼かりんを召喚。からかわれた翌日やたら陽気でハイテンションなルイズが登校。

408 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 20:30:54 ID:aIqLt3CZ
>>401
ヴァンパイアは昼間は外出できないというのがネックなんだよなー。
以前バスタードから召喚されたことがあったが、
日中だったため召喚されてすぐに灰と化し、なんとか復活するという事態に。
…ついでにながらく更新されていないし。

409 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 20:33:16 ID:aIqLt3CZ
失礼。>>404の方のヴァンパイアでしたか…orz


410 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 20:34:19 ID:NIGHfzbj
>>408
自分も一瞬勘違いしかけたけど、
カプコンから出ている格闘ゲームのヴァンパイアの方だと思うよ。

411 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 20:40:17 ID:XZkf9D2v
>>404
その辺に加えてビクトル、アナカリスもまだ可能性はあるかも知れん。
まあ、他は契約云々以前の問題だな。
番長もといジェダなんか、あいつの望むであろう「契約」の真意を考えるとある意味やばすぎる。


412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 20:40:32 ID:SJ9A/30O
>>394
鎧ギアの色とキャラのイメージカラーが合ってないようなw
合ってるのは水滸のタバサくらいか

ドラゴンはドラゴンでも、ドラゴンの聖衣を召喚
強くて美しいといえば確かに強くて美しい(よく壊れるけど)し、紫龍の方も聖衣なくなってても別にどうということはない

413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 20:43:19 ID:7mNimsUP
>鎧召喚
「タキシード」のジャッキー・チェン召喚とか

414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 20:44:42 ID:mb71tj5V
>>404
魂の迷い子版のリリスなら、まともな契約が可能だと思う。

そっちからゲームに移ったので、セイヴァーのフォボスストーリーで泣いて(漫画だとタダの踏み台だったし)
女性キャラが軒並みズンドウだったのに泣いたんだが……

415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 20:49:17 ID:O626uDiM
>>411
あの二人を忘れてた、ついでに両生類もorz
確かにビクトルは簡単に契約してくれそうだ
王様と両生類は王国再建に尽力を約束すれば契約できそうだけど
うかつに使い魔扱いしたら機嫌を損ねるな

416 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 20:49:42 ID:HuXdAUP4
東まゆみ版のリリスならどう?剣より弓矢が得意だけど。

417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 20:57:34 ID:T71TuZvu
サスカッチとかなら普通に召喚成功だよな


418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 21:00:06 ID:GoTmIFm1
>>412
聖衣がなくなったって話になったら他の聖闘士にイビられそうだな

419 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 21:01:56 ID:HuXdAUP4
>>417
食費がかかるのと、暑い所では弱体化するのが難点。
あとは田舎者気質がルイズに合うかが問題点ですね。上手く合えば純朴さを気に入ってくれそうだけど。

420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 21:03:20 ID:wtIcvimE
>>412
よく壊れるといっても光速のどつき合いの結果だからなあ。
ライン級魔法なら傷も付かんような気がする。

421 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 21:04:23 ID:kvqO6meI
デミトリ・マキシモフを召喚する。
ミッドナイトブリスをつかう。
男性キャラが一瞬女性に!
あるいはセクシーandボインになるタバサとルイズ。

422 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 21:04:24 ID:05xQEY/C
>>408
> ヴァンパイアは昼間は外出できない
そこで吸血姫ですよ。
ただ、魔法学院には好みの美少年がいなさそうだが。

423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 21:04:25 ID:IxtZ/lqK
思うのですが一番役にたってルイズの機嫌損ねないキャラはドラえもんsではなかろうか?
逆はぴょん吉かな?

424 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 21:04:50 ID:NIGHfzbj
>>418
それどころか聖域にマジで殺されかねないのだが。

星矢達はしょっちゅう壊したりしているけど
本来は女神からもらった命より大切なモノだろうし。
(所有権を文字通り命がけで争うぐらいだし)

425 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 21:06:04 ID:XZkf9D2v
>>417
あー、サスカッチは確かにヴァンパイア勢では一番の当たりかもな。
強いし、もふもふふさふさだし。
きっとルイズもニッコリご満悦。
食費嵩みそうだけどまあ大した事無いだろう。




まあ、原作通りの展開ならデルフは確実に涙目だが。
主に出番的な意味で。


426 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 21:07:47 ID:B+PvYCqh
>>421
ブリス食らって、一番可愛くなりそうなのは…コルベールだな。

427 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 21:08:51 ID:NIGHfzbj
格闘ゲームキャラ(特に素手系)は
ガンダルーヴである意味が半分無くならないか。

素手で戦う人間だと「肉体が武器」となるのかな?

428 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 21:11:13 ID:sciFbDxW
ガンダールヴの力は、武器を手にした時に自動的に発動する。
……もし肉体そのものが武器と判断された場合、常に肉体に負荷をかけて力を引き出す、と言うことになるのだろうか。そして体が力に耐え切れず……なんという大リーグボール養成ギブス。

429 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 21:20:59 ID:PRlUYQ99
>421
キュルケはょぅι″ょになるんですね!わかり(ry
さらにデルフやヨルムンガントすら美女化

デミトリすげー

430 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 21:27:29 ID:IxtZ/lqK
>>428
対ギーシュ戦で武器を左手に持つまで発動していない(肉体での攻撃意思はあったはず)
生活雑貨を触っても発動しない

以上の事から純粋な武器を所有してないと発動しないと思われます


431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 21:32:02 ID:nWWast0q
>>421>>426>>429
あんたら神だ。
あとワルドやメンヌヴィルに期待しまくるのは間違いじゃないよな?

432 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 21:39:03 ID:wYrYodjv
モリガンも暇だぜ暇だぜ暇くて死ぬぜ状態なら交渉次第で可能かもしれない

433 :チョメチョメタイム:2008/04/10(木) 21:49:09 ID:8BE5cORR
なっちゃんよりなっちゃん召還

「このシュペー候が鍛えた 略」
「なんやこれ、手で叩いたらメッキが剥がれたやないの!こんな剣を金貨千枚で売ろうなんてぼったくりやないの!」
「まぁまぁなっちゃん、おたくはまだビジネスちゅーもんを知らないからそんなこというんや。だいたいこういうんはな五年で壊れるように作っておくんや、そうすれば修理だ買い替えだで仕事が増えるやろ?」
「むー!」
「そりゃ伝説の剣みたいに六千年ももつなら誰も新品を買わないわな、しかし剣つーのはつこてるうちに刃こぼれやら血糊やらで斬れなくなる、そこで研ぎなおしたり鍛錬しなおすつーんで仕事が出来るわけや?な?わかったか?じゃあほなら出直してき」

学院に帰って
「うーん、でもあたしは納得できへんわ。いくら消耗品やからってあんなまがいもんを売るなんて・・・」

つづかない

434 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 21:53:47 ID:XZkf9D2v
>>432
いや、ルイズの方が断ると言うか不倶戴天の仇敵と一方的にみなす可能性が。
つーか、モリガンってキュルケとかなりキャラが被ってるからなぁ、色々な意味で。
その辺が色々と引っかかってきそうだ。

まあ、契約云々っつーよりも腐れ縁の悪友みたいな関係にはなりそうだけどな。


435 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 21:53:49 ID:wYrYodjv
だからそれクロスじゃなくて名詞入れ変えただけのパクリ

436 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 22:12:01 ID:+b9zPAMy
>>403
ぜひ書いてくれ。
俺は楽しみだ。

437 :大使い魔17:2008/04/10(木) 22:15:56 ID:LMoOjfic
投下予告。
今回はルイズとワンセブンが出ない幕間を投下します。
後、第4話に出ていた白いヘルメットの青年の正体も明らかにしますんで(既に気付いてる人もいるかもしんないけど)。

438 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 22:19:54 ID:NIGHfzbj
支援

439 :大使い魔17:2008/04/10(木) 22:21:25 ID:LMoOjfic
幕間「プリンセッセ・ハート」

トリスタニア、王宮の庭園。
アンリエッタ・トリステインは黄昏ていた。
「姫様、どうなされました?」
宰相・マザリーニが声をかけるが、返事はあんまりなものであった。
「夕焼けを見ていただけですよ、鳥の骸骨」
「マザリーニです」
「あの方を認めなかった輩を、私が本名で呼ぶとお思いで?」
「……」
マザリーニを黙らせ、アンリエッタは物思いにふけた。
(オールド・オスマンに聞いたところによると、今度はロマリアに行ったそうですが……)
「あの時、皆の反対を押し切ってリッシュモンを処刑した方が良かったかも」
たまたまその場に居合わせたリッシュモンが凍り付いていたが、アンリエッタは気付かなかった。
「国外放逐の期間はとうに過ぎたのに……。母上も心配しているんですよ……」

ニューカッスル城。
ウェールズ・テューダーは思い出を偲んで酔いつぶれていた。
酔いつぶれずにはいられなかった。
「何が国のためだ、暗君の分際で!」
昔の頃の楽しい日々に、三人の従兄妹たちとの思い出に浸るたびに彼は浴びるほど酒を飲んだ。
「何故そんなに他人行儀だと? 僕のティファニアを奪っておいてよくもそんなことをぬけぬけと……!!」
かつて、実の父に向けて言い放った罵声を口から吐き出すウェールズを見て、見かねた従者が止めた。
「殿下、飲み過ぎでは?」
従者に諌められ、ようやく我に帰ったウェールズはバツの悪そうな顔をした。
「すまない……。あの男の、あの時の薄ら笑いまで思い出してしまってな」
「……あの件に関しては、陛下は心の底から後悔しております。そろそろお許しになられたほうが……」
「……何を今更」
水を飲んで酔いを醒まそうとしながら、ウェールズは呟いた。
「あの時いてくれたら、ティファニアだけでなく、叔父さんと叔母さんも死なずにすんだのに……」

440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 22:26:35 ID:aUcrnInw
>>421
一瞬だけ美女になるコッパゲを見て
ハアハアしかけたあと一瞬で元に戻って死ぬほど落胆するオスマン氏が見えた

441 :大使い魔17:2008/04/10(木) 22:27:09 ID:LMoOjfic
ウエストウッド村。
ウェールズに死んだと思われていたティファニアは、人里離れたこの村で生きていた。
「みんな、元気かな……?」
数年前にこの村に来てからというもの、外の情報は全くといっていいほど入らず、従兄妹たちのことをいつも考えていた。
「ウェールズ……、会いたいよぉ……」

ロマリア連合皇国。
教皇、聖エイジス三二世こと、ヴィットーリオ・セレヴァレは自分の使い魔の報告を聞いていた。
「サイト、あの方の動向は分かりましたか?」
「今、ちょうどこの国を目指してるよ」
「そうですか。では、到着しだいここに御案内するよう、各聖堂騎士隊に通達するように……」
自分の使い魔の方を向き、エイジスは続けた。
「プリンス・オブ・ジローをね」
「教皇、何か企んでるでしょ?」
「分かります?」
「すごく。つーか聖職者なんだから、そういうのは控えるべきだよ」
「たまには汚い手を使った方がいいんですよ。偉い人というのは」

ガリアのとある街道。
この世界には存在しない筈の乗り物、サイドカーに載った白いヘルメットの青年がロマリア目指して走っていた。
「何とか気付かれない様に入ることが出来たが……。気付かれない内にロマリア側の国境を突破しないと」
以前この国でちょっとしたトラブルを起こした青年は、なるべく早くガリアを縦断することに決めた。
(ティファニア、ウェールズ、アンリエッタ……)
ジローはサイドマシーンに乗って走る。
行き先は遥か南方の、ロマリア連合皇国。


442 :大使い魔17:2008/04/10(木) 22:28:40 ID:LMoOjfic
短いけどこれで投下終了。
ジローを出した理由? 使い魔くんの外典に鬼太郎が出てたのを見てピンと来たから。

443 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 22:28:44 ID:F7q5v7Up
支援

444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 22:30:19 ID:8BE5cORR
エルフを狩るモノたち

445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 22:36:49 ID:GveGOE/W
ジローってキカイダーか!


446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 22:37:02 ID:Qjsqchnt
>444
ルイズに召喚され、迫害を受けながら逃げ惑うセルシアが反撃のため、召喚魔法を試そうとして――あの面子を召喚してしまう。
しかし本来エルフに刻印されるべき送還呪文が、何故かメイジの肌にプリントされてしまう……とか?

447 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 22:39:54 ID:LMoOjfic
>>446
セルシアなら「エルフを狩るモノたち」の仲間と一緒に小ネタで既に出てたはず。

448 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 22:41:14 ID:GoTmIFm1
>>433
一瞬嵐を呼ぶ園児でリリーナ・ピースクラフトな声のペルソナ使いかと思った

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 22:45:48 ID:kff6pyRK
おつー
そーいやウェールズとテファって面識あるのかなぁ?



新たなる召喚ネタ・・・
YJで再開のローゼンメイデンからポンポン来そうだ。
もともと契約前提でやってくる連中だし

でも、どれを喚んでもゼロのミーディアムと大差がでそうにないな
薔薇乙女ほどに初っぱなからぶっ飛んだ展開してくれるなら別だが

450 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 22:46:23 ID:wtIcvimE
>>446
魔法が使える状態ならセルシアは強いぞ、隕石召喚とか出来るし。
仮にもコモンエルフの長なんだからスペック的には恐くて手が出せないレベル。

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 22:49:29 ID:Mq78kMH8
ルイズが使い魔の影響受けて成長していくお話はよく見るけど、

ルイズと使い魔がお互い通じて双方成長していく話とか、使い魔が駄目すぎてルイズが使い魔を更生させるような話とかあったっけ?

452 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 22:51:35 ID:GO8UUKgy
>>450
スペック的には確かに恐くて手が出せないレベルだが、

性格的には恐ろしくて味方に出来ないレベルでもあるぞ。

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 22:54:10 ID:LMoOjfic
壮絶なドジだからなー……。
でもスペックがそれを完璧に補ってるんだよなぁ。
ドーンに止めさしたり、凄い強力な木霊を呼んで操ったり……。

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 22:54:25 ID:kJAh03bT
大使い魔のジローは特撮版、アニメ版、原作版とあるけどどこ出身だろ?

455 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 22:55:30 ID:wJcbU/N6
致命的に詰めが甘いというか、まぬけというか・・・
必ずへまをやらかすからな。


456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 22:55:54 ID:BkBqqeFq
>>452
スマソ
一体どういうコモンエルフの長なんだ!?
ナーガか!?
ナーガみたいな性格なのか!?


457 :大使い魔17:2008/04/10(木) 22:56:21 ID:LMoOjfic
特撮版です。
書いてるじゃないですか! 文中に「白いヘルメット」って。

458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 23:01:47 ID:l2hYEnRi
パンツァードラグーンから幼生ドラゴン召喚で一緒に成長してってくれないものか

459 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 23:03:09 ID:kJAh03bT
をーそういや原作&アニメ版はヘルメットかぶって無かったけ…
原作でイチロー、レイ、ハカイダー、ビジンダーを殺してまってイナズマンに助けられた後のジローかと一瞬…
アルビオン王も兄弟殺しやっとるから伏線かと…

460 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 23:09:01 ID:Mq78kMH8
>>449
ドールが変われば物語も変わってくると思うんだぜ

特にルイズと銀様は何となく似た者同士だから、ミーディアムの人もそれに目をつけたんだろうなあ

461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 23:09:41 ID:Qjsqchnt
>458
ギーシュの八つ当たりイベントで、ロックオンレーザーに一掃されるワルキューレの姿が浮かんだ……

462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 23:13:09 ID:kff6pyRK
ライダーの中にサイドカーに乗ったヤツなんてあったのか
知らなかった・・・


>>460
 「薔薇乙女」に対抗して、金糸雀とみっちゃんがセットで召喚・・・

 いかん、妄想が暴走しそうだ

463 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 23:14:15 ID:shngSIPY
オーディンスフィアのオズワルド様を召喚
歯の浮くようなポエムを聞いた、ルイズの反応を見たい

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 23:19:58 ID:Mq78kMH8
>>463
4タメ646+E

「見せてあげよう、カーネフェルの真髄を!!」


465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 23:20:36 ID:vEsuLtQx
エルフと言えばシルマリルの物語から戦死した直後のフェアノールやフィンゴルフィンとかを召喚するのはどうだろう。


466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 23:24:01 ID:wtIcvimE
>>456
極限に間の悪いウッカリエルフ

467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 23:29:46 ID:Qjsqchnt
>456
理性的なサーペントのナーガ。

468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 23:29:48 ID:kff6pyRK
>>466
 間抜けすぎて記憶喪失になったあげくラスボス化
 全ての諸悪の根源たる大うっかりをしてしまうエルフ

469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 23:32:57 ID:BkBqqeFq
な、なんて迷惑なエルフの長なんだorz

470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 23:34:32 ID:/osAlryK
>>465
フィンゴルフィンはともかくフェアノールは美貌と才能はエルフの中で最も優れているとはいえファザコンで人格破綻者だからな。
かなり扱いが難しそうだ。

471 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 23:36:29 ID:Mq78kMH8
>>470
フィンゴルフィンがモンゴリアンに見えた

472 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 23:36:35 ID:LMoOjfic
>>470
DODじゃ更にマッドなエルフの主婦が出ていましてね……。

473 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 23:36:47 ID:NIGHfzbj
ガンダルーヴの為に武器を片っ端から呼び込む
ゼロ魔世界のシステムのパワーアップ版みたいなモノだっけ?
>セルシアさん

そもそもあの三人組呼び出したのも効果のわからない禁呪をつかったのが
原因だっけ。

474 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 23:37:21 ID:GO8UUKgy
>>469
でも世界を救う勇者を異世界から召喚するくらいの大魔法使いだぜ。

475 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 23:41:09 ID:Mq78kMH8
>>474
ルイズが原作フィナーレでそうなる予感

476 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 23:46:57 ID:ax6bx/2g
舞‐HIME系とかまだ出てないな

477 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 23:47:17 ID:wtIcvimE
>>473
なんかセルシアが始祖ブリミルなんじゃないかという気がしてきた。
うっかり召喚門閉じ忘れてエルフ大迷惑とか

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 23:50:02 ID:LMoOjfic
>>476
静留が召喚されてますよー

479 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 23:51:01 ID:YyjqWBpa
ゾンビ屋れい子から姫園れい子召喚とか。


480 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 23:54:43 ID:PrWalTJz
sageてね

481 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/10(木) 23:55:12 ID:JKkFr4qX
>>470
文字やらパランティアやらシルマリルやらを作る大天才だからコルベール先生が弟子入りしそうだけし、フェアノールも魔法には大いに興味を抱くだろうけどモルゴスを討ち果たせないまま召喚されたんじゃブチキれる可能性が高いだろうね。


482 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 00:02:17 ID:N4TqYktV
       _,,.. --─- 、..,_
       ,. '"´ ___,,,,....、,,,_   `ヽ.
      ,:'´,.- ''"´ ̄ ̄`"''ヽ:ヽ,   ':,
    / /' / ,   i   ,ハ  Y ヽ.  ',
    ,'  i  !/ー- ハ  /!-┼ _,ハ  ',  i   ほら行くわよ
    i   !  'r'!ァ-;、レ' ァ'rァ'' Ti !ハノ ,'
    !ヘ ,ハ !` ゝ┘    `'ー'イ/ i   〈
      )ヘ,ハ、"     _    "ハ〈   ,ハ
    / ノ ノ ,i>: 、.,,__,,. イ/ ン' イ ノ
     '〈r'k' ,!>イ'トー‐ァ'i∠、_! /_ン
       ン´  ゝ'=ニ=r'"  `ヾ
     rくヽ、/__,/:.ナ:.:.:|_  ',  _`ゝ.
     `''ァヘr-/:.:.:ナ:.:.:レ、_,.ヘ,_rヘ,_ン        
       '/  `i:.:.:;ハ:.:.:.:.:.::._',    ':,          ,.‐‐、       ,.--、
      ./_____ァ'>lコ--‐'"_ハ     ':,      く__,.ヘヽ.    / ,ー、 〉 
     rk「lllll/:`7''トl ̄i.:.:.:.:.:.:.':,  、 _,〉        \ ', !-─‐-i / /´
     'ー|llll/:.:./:.:.l」:.:.:.:';:.:.:.:.:.:.;ゝk"´_ノ-、      / `ー'    ー' ヽ
       ,!7:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ´    `''ー 、   /  /,  /|  ,  ,   ',
     iY:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',      `ヽイ  //-‐/ i L_ ハ ヽ! i 
      K、:./:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.';.:.:.:.:.:.:.:_ノ,!       レ ヘハi (ヒ_]   ヒ_ン) ト、!| |
      `、>-、:.;,_____;,:.イ-‐'">-'        !, |7""  .. " 、 |  | _人人人人人人人人人_
       `'Tiニ'rァー--‐'"',ヘニl'i´         | 从  'ー=三=-' 从  | >  ニャーン!!!  <
        !'-'7       ':,'ー'i          レ' |> .,,_ __ イ/   .i  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
        `ー'       `'ー'



483 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 00:14:14 ID:UXT5cwQW
ソウルキャリバーよりナイトメア召喚
ミツルギとかでも見てぇな。
鉄拳だったらあの宇宙忍者

484 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 00:15:20 ID:D6nyWXci
バルタン星人のことですか

485 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 00:21:00 ID:kuNJ0myv
>>483
最終回でジークフリートになってルイズを助けてエンディングですか、
 
 
昔話で本当にありそうだな

486 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 00:24:26 ID:0Io0zfl2
変態仮面キボン

487 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 00:24:39 ID:E4E+gtk4
チハ召喚

この世界なら活躍できる

488 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 00:26:11 ID:5dyf0jti
>>482を見てリーフ星人召喚という電波を受信w

489 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 00:26:59 ID:AD3hLJVL
>>472
ルイズがnice boatされて終わる展開しか思いつかない…

490 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 00:37:45 ID:Okol/5g2
>>487
土メイジが落とし穴をつくってだな

491 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 00:41:30 ID:iPzjSpvO
ここで井之頭五郎召喚
一話目はルイズの出した粗末な食事に愕然として
それを食いながら「ああ、白い飯と味噌汁が食いたい」とか言っちゃう話

それか、食事中にやたらと話しかけてくるマルトーに説教

492 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 00:48:23 ID:FNiUwRES
やはりギュスターヴ召喚か


493 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 00:50:47 ID:Ok1DH8Ei
アルジャーノン召喚

494 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 00:52:16 ID:7/lKCyEp
アストロノーカ召喚と考えたんだが、問題は宇宙野菜を育てられなさそうということか

495 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 00:55:46 ID:xVuuYLyp
リナ・インバースを召喚してだな
二人揃って、大草原の小さな

おや、こんな時間に来客が、一体誰だろう?

496 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 01:07:15 ID:0kIHXNxt
闇よりもなお昏きもの夜よりもなお深きもの

混沌の海よ、たゆたいしもの

497 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 01:14:46 ID:weiJSklQ
「たゆんたゆん」っていつからオッパイを指すようになったんだろう

498 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 01:23:50 ID:bXtxr7L6
俺は「たぷんたぷん」のほうが好きだ

499 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 01:24:07 ID:ur8BccRe
>>495
イラストやアニメとか見るとリナは平らという程無い感じではない気がする。

500 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 01:25:21 ID:vZysii48
オッパイはやっぱり「ちんぴょろすぽ〜ん」だろ

501 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 01:26:06 ID:bXtxr7L6
でもアメリアには確実に負けてたような

502 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 01:46:33 ID:h7cjpr5z
所詮オッパイは脂肪の塊でしかない・・・・・・
しかし しかしだ ペチャパイには夢が詰まっているのだよ


503 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 01:51:25 ID:CxTlbtqS
スレイヤーズの世界ではみんな大きいから、リナくらいでも「ない」になるんだろう。
ルイズあたりじゃマイナスになりそうだが。

504 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 02:01:58 ID:ZKq4EDAH
ルイズは逆に不当に小さく描かれてる気がするけどな。
カップで言えばCはあるはずだし。



いや待てよ、もしや大胸筋が発達してるのか…?
杖の素振りをしすぎて隠れマッチョに…

505 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 02:03:59 ID:HhkwpX5D
ま、マイナスのルイズ…?

506 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 02:05:22 ID:AD3hLJVL
Cカップって貧乳じゃないと思うんだが…

507 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 02:09:29 ID:lU2JI7VI
みんなもっとスタイルがいいから貧乳方向で売り出さないと胸の話題に参加できないのさきっと

508 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 02:39:36 ID:HmzUL61e
>>506
Cカップでも場合によっては貧乳になりうるぞ。
ルイズを例に出すとブラをつけるなら、ルイズのはC60のサイズになる。
これはA65の人とアンダーサイズが違うだけで、トップサイズが同じ。
別の例にすればE65の人がいたとして、その場合はC70の人とトップが同じなんだ。
極端な例を一つ出すとB80の人とF70の人もトップが同じになるね。
イメージとしてはトップが同じ場合で、細身で巨乳か太めで小さめのカップになるかの違いだよ。
今度はアンダーが違うだけでカップサイズが同じ例の場合、
E65の人とE70の人とでどちらのトップが大きいかは、同じEカップでもE70の人に軍配が上がる。

貧乳かどうかはアンダーサイズの差に帰結すると思うよ。
カップサイズの出し方はすぐに出てくるからぐぐってくだされ。

509 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 02:56:26 ID:UqVBuY9s
いや、トップとアンダーの差、だろ?
カップが大きければ乳はあるはずだ。

510 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 03:10:00 ID:h7cjpr5z
つまりタバサが一番と言うことですよね?

511 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 03:10:50 ID:OgtdovwB
ゼロ魔世界ならリナを○○とは言わないでしょう!
むしろ、喜んでリナがゼロ魔世界に旅立ちそうだな(爆笑)

逆にルイズをスレイヤーズ世界に連れていくと・・・『ザーザー、ザーザー』
(画面が砂嵐に変わる)


512 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 03:16:33 ID:HmzUL61e
>>509
乱暴な言い方だと貧乳かどうかは乳の量だしね。
トップとアンダーの差は単にカップサイズを表すだけで、
貧乳かどうかは場合によって、だね。そこは言葉足らずだった。

>>510
ゼロ魔キャラのカップサイズを出してる場所見つけた。
ttp://www.d9.dion.ne.jp/~ne1gi/bustcheck/checklist/sonota.html#%83[%83%8D%82%CC%8Eg%82%A2%96%82
ここを見るとタバサとモンモンがAカップだね。

おっぱい談義しても仕方ないから引っ込みます。

513 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 04:46:24 ID:bXtxr7L6
>乳の量
「母乳が何カップ出るかで貧乳かどうかが決まる」と聞こえた

514 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 06:07:06 ID:Ok1DH8Ei
おっぱい型使い魔っていないなあ

515 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 07:08:49 ID:NCWIXWv1
>>499
リナの絵と文での胸の大きさの齟齬は、作者と絵師の疎通が取れてなかったからとか聞いたような。
だから結構ある初期リナに対して巨乳設定のナーガが爆乳になったとか何とか…
SFC版のリナはかなりあったな、まんまとゲーム雑誌の広告に釣られて買ってしまったw
しかし、ゲーム化された中では一番面白かった気がする。

516 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 07:22:28 ID:r8g2IJU+
>>514
おっぱい型のキャラクターがそもそも少ねえw 強いて言うならアルテミスとかだろうか
クリ○リス型のキャラクターならサウスパークにいたんだが

517 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 07:29:20 ID:Skw8E1vz
おっぱい型スライム、略してオパイムってどっかにいそうだな

518 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 07:47:21 ID:VBIa0k6z
R-TYPEにゴマンダーというボスがいてだな

519 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 07:49:21 ID:N0tPs5lN
では女性のアレな形の使い魔は?
女性版マーラ様みたいな

520 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 07:58:38 ID:+wogO+Kj
>>494
アストロノーカ召喚ネタなら以前にあったよ

521 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 08:07:02 ID:E4E+gtk4
意外にも孔明は召喚されてないんだな

掌で踊らされるワルド

522 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 08:09:02 ID:T43KteSU
>>502
脂肪の塊で何が悪い!
それを言えば人間なんてたんぱく質の塊だ。
たゆんたゆんしてて柔らかい脂肪の塊。
大いに結構じゃないか。

523 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 08:09:07 ID:69AFYrU/
はわわ、ルイズ様、敵が来ちゃいましたぁ〜(7万的な意味で

524 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 08:42:52 ID:+wogO+Kj
天才軍師の孔明
ビームで無双する孔明
はわわ孔明
現代日本のロリ闘士な孔明

他にもまだまだ召喚できそうだな

525 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 08:58:29 ID:Th0Q7mxi
お兄ちゃんから帽子をもらったドラシス孔明

526 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 09:37:34 ID:0t7nzamV
蒼天航路版のマッシブ孔明を忘れちゃ困るぜ!

ランペイジから劉備ってのも有りかな?

527 :ゼロが戦車でやってきた(1レスのネタ):2008/04/11(金) 10:03:17 ID:XX2PmaHG
ルイズ・フランソワーズ・ド・ラ・ヴァリエールが召喚した使い魔は、不恰好な鉄の塊だった

ある日、ルイズはメイドのシエスタがギーシュに因縁をつけられている現場に出くわす
貴族のギーシュから、ただ言葉の大砲を撃たれて逃げるだけの無力なシエスタを見たルイズが
他人事と思えず二人の間に割って入った事がきっかけで、ギーシュから決闘を申し込まれる

       キュラキュラキュラキュラキュラキュラ

ヴェストリの庭に響くディーゼルの音、ルイズは自らが召喚した使い魔、九七式中戦車に乗って現れた

ルイズの乗った戦車はギーシュのゴーレムから攻撃を受けるが、その装甲鋼板はビクともしない

「…ヤスリでも削れる装甲だけど、青銅よりは硬いわよ…いくわよ47mm速射砲、撃てッ!」

ゴーレムは全滅し、足元に7.7mm機銃の連射を喰らったギーシュは降参した

後にその使い魔を駆り、フーケのゴーレムやワルドの偏在、7万の兵を打ち破ったルイズは
異世界から聖地に召喚され、ロマリアに与したM3シャーマン戦車と対決することになる

      地獄の南方戦線より時空を超え主を換え、不倶戴天の強敵が再び雌雄を決する



                           ルイズがチハ車を召喚   

528 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 10:07:26 ID:eACzINM+
>>368
ゾンビーズ冒頭で食われる寸前のマグ様が召還とか

529 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 10:15:01 ID:Ej4B7qrU
>>527
           ___
           ヽ=☆=/
         ∩( ・ω・)∩ チハタンばんじゃーい
       ─┬=====┬─┬─┬
         ヽ┴-----┴ 、/_ /
       ==||:|:  :|: 「r-┴──o
 ____________ |:|:__ :|: ||--┬┘ ̄
 |ミ///   /   ~~|ミ|丘百~((==___
└┼-┴─┴───┴──┐~~'''''-ゝ-┤
 ((◎)~~~O~~~~~O~~(◎))三)──)三)
  ゝ(◎)(◎)(◎)(◎) (◎)ノ三ノ──ノ三ノ

530 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 10:25:11 ID:7/lKCyEp
>>520
マジか!
見てくる

531 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 10:28:11 ID:IkfXx98M
>>515
ついでに言えば担当編集が極度の巨乳好きだったのも拍車をかけた、と聞いたことがある。
あらいずみるい(絵師)の描いたリナを見て本気で貧乳だと思っていたらしい。

そういえばプレステでもゲームが出てたっけ。
あのゲームは全ての魔法に呪文詠唱がついてる(黄昏より昏きもの〜という部分ね)らしく、資料としては最上級だとか。

532 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 11:16:07 ID:nXwEk0s9
>>371
その辺もう少し詳しく教えてくれさい

>>499
当時の担当が、もっと小さく書いたあらいずみ氏にあのサイズにさせて
「いまどきならこの程度貧乳ですよ」といったらしい

533 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 12:10:16 ID:qBarbFHR
>>516
クリサリス ですね、わかります。

534 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 12:17:13 ID:Gmmgqth7
小ネタGJ!

九七式中戦車、しかも47ミリって事は新砲塔チハかよ!w
でも九七式の装甲は表面硬化されてるからヤスリじゃ削れないんです。
司馬遼太郎氏の随筆にある「ヤスリで削れる戦車」は三式中戦車、あれは均質圧延鋼板なのでヤスリで削れますが・・・。
あとM3は軽戦車のスチュアート、中戦車のリーでシャーマンはM4ですよっと。

あと、最後「ロマリアに与した」ってガリアorレコン・キスタ勝利後のアルビオンの間違いじゃ…?

535 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 12:19:48 ID:hpIEgH1A
>>533
ロイヤルブラッドナツカシス。

536 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 12:23:29 ID:IkfXx98M
クリザリッドがどうしました?

537 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 12:24:28 ID:QUiOpSld
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

538 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 12:25:35 ID:QUiOpSld
スマン、誤爆した

539 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 12:33:18 ID:N+vPQS3m
>>423
ドラちゃんは確かに役に立ちそうだが、学院長の使い魔見た瞬間に地球破壊爆弾使って全部終わりかと。

540 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 12:48:36 ID:nXwEk0s9
>>423

「慌てるとだめなやつ」だから、必ず必要な所では間違った道具を出すのでしょう

541 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 13:57:42 ID:C2S0+PBM
のび太を召喚するのを見てみたかったんだけど、ギーシュに殺される場面しか
想像できないや

542 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 14:03:41 ID:Qxo8iRnh
そもそものび太が決闘から逃げ出さないくらい腹括ってる時点で劇場版補正がかかってんじゃね。


543 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 14:04:31 ID:rbOPpv1F
sageのわからない人は半年romっててね

544 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 14:15:44 ID:ol//q1hK
拙い小ネタですが投下してもいいでしょうか?

545 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 14:41:14 ID:eg48lUUl
拙いのなら駄目だ。

546 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 14:43:41 ID:/4mZiLAU
>>536
KOF?

547 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 14:49:18 ID:2IrDgKDH
>>546
テュホンレイジで魔法跳ね返すわ、炎出すわで活躍しそうだがデルフいらねになるぞ

548 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 14:55:15 ID:TMpoIale
>>542
奴は銃器を持つと気が強くなるから初期装備でショックガンでも持たせておけば

そして破壊の杖はジャンボガンか熱線銃ですね、わかります

549 :544:2008/04/11(金) 15:00:01 ID:9ezp2teB
>>545
了解。自信ないのでやめときます。
しかし、投下予告して拒否の返事は(自他含めて)初めて観たかも。


550 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 15:05:23 ID:5RUVkTJS
チハたんの中にはアスベストが大量に吹き付けて有るのが難点だな
今の基準で言うと・・w



551 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 15:08:41 ID:LpITVadK
>>549

たぶん冗談でしょう
投下かもんかもんかもーん

552 :544『妖精からの伝言』:2008/04/11(金) 15:17:52 ID:ol//q1hK
では恐る恐る投下します。

『妖精からの伝言』

 ルイズは、小高い丘の上から、これから戦場となる場所を見下ろしていた。

 「ここが、わたし達の最後の見せ場ってことね……」

 傍らの使い魔を仰ぎ見る。
 「無敵」と称され、「トリステインの守護神」とまで呼ばれた”彼”の雄姿。
 しかし、ルイズは知っていた。
 勇壮な外見に反して、"彼"の身体が、もはやボロボロであることを。
 それが証拠に、かつて召喚した直後は、彼女を乗せてシルフィードよりも速く、高く
飛ぶことすらできた"彼"が、もはや立って歩くのがやっとなのだ。
 それは――彼女を守り続けて来たから。
 そのことを考えると、ルイズはありし日の自分を叱りつけ殴り飛ばしたくなってくる。
 なぜ、彼を労らなかったのか。なぜ、無茶ばかりして彼に無理を強いるのか……と。
 しかし、そんなことを"彼"が望んでいないことも、ルイズは知っていた。
 だから……大切な、大好きなパートナーの肩に立って、彼女はただこう囁くのだ。

 「いままで、ありがとう。もうちょっとだけど……ふたりでがんばりましょ」

 感謝の意を込めて、あの"契約"時のキス以来の口づけを"彼"の鋼の貌に贈る。

 ヴヴヴ……。

 物言わぬ機械の瞳がキラリと光り、微かに身じろぎしたように思えた。

×××××××××××××××××××××××××××××××××

 「どうして? どうしてなのよーーーッ!?」

 撤退するトリステイン軍のしんがりをつとめるため、"彼"へと乗り込んだルイズが7万人もの大軍勢へとまさに"決死"の特攻をかけようとした時。
 彼女は、自分が乗る操縦席に強烈な衝撃とともに射出されるのを感じた。
 無論、ルイズの意志ではない。
 "彼"が、自らの主(マスター)を護るべく、独断で行ったことだ。

 モニターには何も写らなくなり、周囲の状況は何ひとつわからなかったが、ルイズは
確信していた。
 "彼"が自分を戦場から遠ざけようと……単身(ひとり)で死地に赴こうとしているのだと。 

553 :『妖精からの伝言』:2008/04/11(金) 15:18:30 ID:ol//q1hK
 「バカぁ! ずっと一緒だって言ったじゃない!! 最後までふたりで戦おうって
決めてたのに……」

 幼子のように泣きじゃくり、叫び続けるルイズの乗ったコクピットは、しばしの後、
トリステイン軍に発見され、無事に保護されることとなる。
 その直後にコンキスタと"彼"が戦っているはずの方向から、見る者すべての
視界を奪うほどの強烈な白い閃光と、雷鳴を数百束ねたような衝撃音が走り……。
 それらが収まった時には、戦の趨勢は既に決していた。
 残骸すらほとんど残さぬまでに木っ端微塵に砕かれた旗艦を始め、レコンキスタ軍の
空中戦艦はことごとく撃墜。
 また、最後の爆発の際の衝撃波によって薙ぎ倒され、死者こそ少ないものの、満身
創痍となった地上の兵士たち。無論、空を飛んでいた竜騎士などもすべて叩き落とされ
生きている方が稀な有り様だ。
 そして……これだけの戦果をあげたはずの"トリステインの守護神"の姿も、どこにも
見当たらなかった。

 もはや"彼"との唯一の絆と言える円筒―夢の中で"起動キー"と呼ばれていた物体を
握り締め、呆然と空を上げていたルイズだが、掌の中で微かに起動キーが震えている
ことに気づいた。
 そこにから淡い光りが漏れて、空中に拙い文字を描きあげる。

 ――春の召喚の儀で、初めて出会った時のこと。

 ――教室を魔法の失敗で爆発させ、落ち込んでいた彼女に、無骨で巨大な手で野の花を
差し出し、慰めてくれたときのこと。

 ――土くれのフーケをめぐる騒動と、そのあとの舞踏会。バルコニーで、"彼"に何も
あげられないことを謝罪したが、"彼"は気にせず、せめてものお礼として(恥ずかしか
ったが)歌を歌ってあげたこと。

 ――アンリエッタ王女の密命でのアルビオン行。そして裏切ったワルドとの戦いで、
ニューキャッスルの壁を壊してまで乱入し、助けてくれたこと。

 ――メイドのシエスタの故郷に赴いたとき、彼女の祖母もかつて"彼"の"同族"の
マスターであったと判明したときのこと。

 様々な思い出が脳裏をよぎる中、ルイズはただ目の前の文字を見つめていた。

 "ダ イ ス キ"

 「バカ…知ってるわよ……」

 言葉を話せぬはずの"彼"から贈られた、最初で最後のメッセージに、ようやくせき止め
たはずのルイズの涙腺が再び決壊した。

 <fin>

554 :『妖精からの伝言』:2008/04/11(金) 15:20:27 ID:ol//q1hK
以上、「言い出しっぺ(324)の責任」として、『アイドルマスター XENOGLOSSIA』で小ネタを
書いてみましたが四苦八苦。
つくづくキチンと素材(クロス元)を料理できる諸兄には感心します。
ちなみに、シエスタの祖母が誰かはボカし。いずれにせよ、タルブ村侵攻時には、
シエスタが"粉砕の巨人の鎧"(=半壊したiDOL)に乗って村人の非難する時間を
稼いだってことで。


555 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 15:44:00 ID:ir9KZHF4
>>519
アリオク様のことかー!

556 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 16:07:00 ID:24POd7Es
古くてマイナーだが輝竜戦鬼ナーガス召喚。
ギーシュイベントの時半分魔神化してドン引きされまくり〜。

>ワンセブンの人
ジャッカー電撃隊の劇場版の設定だと、キカイダーはゴレンジャーやジャッカー、
仮面ライダーアマゾンと同一世界観にいるようなので、
イチロー兄さんとかもっとやってくだせい。

557 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 16:19:52 ID:BMg1yoH2
ナーガスは水と炎のハーフだっけ?
あの作品も四つの属性ハッキリ別れてたなぁ…
五つ目だすのが大変そう

558 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 16:26:46 ID:rbOPpv1F
アニマスの人乙です。
が、ゲ−ムしか知らないPの立場からだとシエスタの存在が・・・
NTR!NTR!て感じできついわw

559 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 16:39:25 ID:IBVMJb4p
マジカルバケーションからギーシュがシードルを召喚。
美属性の魔法に目覚めウェールズを蘇生するギーシュ


560 :ゼロのエルクゥ09 0/6 ◆yxbMPy6fic :2008/04/11(金) 18:11:14 ID:69AFYrU/
アイドルというロボットを動かすからアイドルマスター、と聞いた時点で見るのをやめてしまった愚民です。ああっ、お許しを閣下! お慈悲を! お慈悲をぉ!

視界は1時間半ほど明瞭のようですので、5分後に投下したいと思います。

561 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 18:15:33 ID:TI2/h0l/
しえーん

地球側からの介入を見てみたいが、なかなかそこまでいくSSが無くて不満

562 :ゼロのエルクゥ09 1/6 ◆yxbMPy6fic :2008/04/11(金) 18:16:20 ID:69AFYrU/
「や。ご期待には添えたかな、ご主人様」
「……あ、うん、よ、よくやったんじゃない?」

 がっくりとうなだれたままのギーシュをよそに、コキコキと腕を鳴らしながら平然と歩いてくる耕一に、ルイズは気の抜けた様子で返事をした。

「あーん! すごいすごーい! ねえあなた、やっぱりただの平民じゃなかったのね! あの動き! 只者じゃないわ!」
「うわあっ!?」

 ルイズの隣にいたキュルケの褐色の肌ががばちょっと目の前に現れて、耕一は素っ頓狂な声を上げた。
 抱き付かれたのだ、と気付いたのは、その豊満な感触が腕に当たった時だった。

 ―――ぐお。ちょ、ちょっとこれは楓ちゃんでは味わえない感触……い、いかんいかん! 邪念退散!

「あん、つれないお方」

 半ば振りほどくように離れると、キュルケは流し目で誘うような視線を向けてきた。このプロポーションでそんな事をされると、心臓に悪い。

「ちょ、ちょっとキュルケ! 人の使い魔に色目使ってんじゃないわよ!」
「凱旋した殿方を迎えるのは女の役目よ。ねーダーリーン?」
「だだだ、ダーリンて何よ! ダーリンて! だだ、ダーリンて!」
「…………」

 女三人寄れば姦しい、と言うが、一人はじっと耕一を見つめるのみだったので、二人で十分騒がしかった。

「……あなた」
「ん?」

 その一人、蒼い髪の少女がぽつりと漏らした言葉を聞き取る事が出来たのは、ルイズとキュルケが舌戦から視線での戦いに移行していたからという幸運のおかげだった。

「……何者?」
「……俺の事かい?」

 聞き返すと、こくりと頷いた。

「えるくぅ、なんていう亜人の種族は、聞いた事がない」
「……まあ、こっちにもいたらそれはそれで困るけど」
「?」
「いや、なんでもない。うーん、そうだなぁ……」

 どう説明したものか、と耕一は顎をしゃくった。

「ずっとずっと遠いところ……歩いては行けないようなところから召喚されてきたんだよ。だから、聞いた事がなくてもしょうがないんじゃないかな」
「…………」

 答えを聞いて、蒼髪の少女はじっ、と耕一の目を見つめた。

563 :ゼロのエルクゥ09 2/6 ◆yxbMPy6fic :2008/04/11(金) 18:17:26 ID:69AFYrU/
「……トーキョー、アキハバラ、チキュー、ニホン」
「へ?」
「聞いたことある?」
「へ、トーキョー? 東京? 秋葉原? 地球、日本!?」
「…………」

 いきなり聞いた事のある単語を言われ、一瞬呆然とした後に―――耕一は、がっしと少女の肩を掴んでいた。

「き、君、日本を知ってるのか!?」
「知らない。……痛い」
「あ、ご、ごめん」

 無感情に首を振る少女に、耕一は少し冷静になり、その肩を離した。

「じゃあ、どこでその言葉を?」
「遠いところ……あなたと同じように、歩いて行けないところから来たと言っていた知り合いが、そんな単語を口にしていた。……あなたも、そこから?」
「ああ。俺の故郷の名前だ。そっか、俺みたいに地球から飛ばされてきた奴もいるんだな……」

 それは、とても重要な手がかりだ。広い世界に一つだけなら例外だが、狭い世間に二つもあれば希少なだけだ。イレギュラーな事故ではなく、どこか繋がりがある可能性が格段に増えた、という事だ。
 耕一は、どこか張り詰めたままだった心の芯の部分が、ホッと緩んだように息をついたのだった。

「なあ、君、名前は?」
「タバサ」
「タバサちゃん、その知り合いっていうのには会えるのかい?」
「……しばらくは、無理」
「そっか。是非その人に会ってみたいから、会えそうな時に教えてくれないか?」

 こくり、と頷くタバサに、耕一は自然とその頭を撫でていた。
 ……改めて見ると、なんだか恋人に似ている気がした。人形然とした表情のない表情も、冷たさを纏った奥に暖かい芯が垣間見えるところも、無口そうなところも……その体型も。

「ダーリン、あなた……そういう趣味だったの?」
「は?」
「そ、そんな小さい子の頭を撫でて、そ、そんな幸せそうな顔して……へ、へ、変態? 変質者? 犬? 犬ね? 鬼とか言ってたけどサカりのついた犬よね? しかも変態の」
「ちょ、る、ルイズちゃん? 目がブッソウな事になってるよ?」
「なるほどぉ……そういう趣味だから、ちんちくルイズの使い魔にふさわしいってワケか。あたしへのつれない態度といい、納得だわ」
「ま、待て待て。それは―――」
「だっ、誰がちんちくりんですってぇ!?」
「あーら。貴方以外に誰かいらして?」
「むきーっ!」

 盛大な爆弾発言を残したまま、再びバトり始める凸凹コンビ。

「誤解だー……って言っても聞いてませんね二人とも……」

 はぁ、と肩を落としてため息をつく耕一を、タバサは相変わらずの表情のない瞳で見つめていた。

§

564 :ゼロのエルクゥ09 3/6 ◆yxbMPy6fic :2008/04/11(金) 18:20:00 ID:69AFYrU/
「……ミスタ・コルベール?」
「おお、ミス・ロングビル。いかがされました?」
「ああ、いえ。すいません、何でもないですわ」

 漂う雰囲気のあまりの違いに、人違いだろうか、とおそるおそる声をかけたロングビルだったが、振り向いたのはいつもの穏やかなハゲ頭だった。

「オールド・オスマンがお呼びです。学院長室までお越しください」
「了解しました。ミス・ロングビルはすぐに学院長室に戻られますか?」
「いえ、私はまだ外での仕事がありますが……何か?」
「そうですか。いえ、彼らも連れて行こうと思いまして。すぐに戻られるのであれば、少し時間が掛かる旨、伝えてもらおうと思っただけです」
「そうでしたか。わかりました。それだけ言付けておきますわ」
「ありがとうございます。それでは」

 ぺこり、と頭を下げて、コルベールは視線を戻し、それまでじっと目を向けていた方向へと歩いていく。
 その先には、野次馬連中に遠巻きに眺められている事に気付かないままじゃれあう男女がいた。
 男が一人の女が三人。渦中の人、ガンダールヴとその主人+αだった。

「……これまでの昼行灯とは別人みたいだねありゃ。ただの研究ハゲじゃなさそうだ。宝物庫の知識は持ってそうだが、引き出そうとするのは危険かねぇ」

 ロングビルは、彼らに話し掛けるコルベールを見やりながら、小さく呟く。

「目があっちに向いていてくれれば、少しはやりやすくなるか。せいぜい注目されておくれよ」

 そして、学院では誰も見たことのないような、口の端を釣り上げるはすっぱな笑みを浮かべると、くるりとそれに背を向けた。

§

「なるほど、話はわかった」

 コルベールと、耕一、ギーシュからの話を聞き終えたオスマンは、重く頷いた。

「ギーシュ・ド・グラモン。明日より3日間の謹慎、及び反省文の提出を命ずる。本来であれば、決闘を受けた方にも同じ罰を受けてもらうところじゃが……ミスタ・カシワギは生徒でも貴族でも奉公人でもない故、咎めはなしとする」
「ご配慮、慎んでお受け致します」

 言って、ギーシュが頭を垂れる。
 事情の説明の際も、彼は何か吹っ切れたように、素直に自分の罪を認めていた。
 ルイズはその変貌ぶりに目を丸くしていたが、耕一はうんうんと頷いていたりする。
 ギーシュが退出し、ルイズがそれに続こうとした時。

「あの、ぶしつけで申し訳ないんですが、少し話があるんです。お時間はありますか?」

 耕一が、オスマンに向かって話を切り出した。

「ちょ、ちょっとコーイチ、いきなりどうしたのよ」
「いや、聞きたい事があってね。先に行っててくれ」
「聞きたい事って……そんなの私に聞きなさいよ。オールド・オスマンのお手を煩わせるんじゃないの。ほら行くわよ」
「まぁまぁ、ミス・ヴァリエール」

565 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 18:20:21 ID:Ql/S14xF
支援( ´ー`)y-~~

566 :ゼロのエルクゥ09 4/6 ◆yxbMPy6fic :2008/04/11(金) 18:21:56 ID:69AFYrU/
 手を取って引っぱろうとしたルイズをなだめるように、オスマンが手を振った。

「うちの生徒が迷惑をかけた詫びと言ってはなんじゃが、少しぐらいなら構わんよ。ミス・ヴァリエールは授業に戻りなさい」
「……オールド・オスマンがそう言うなら……」

 ルイズは、しぶしぶと言った様子で学院長室を出て行った。

「さて、聞きたい事とは何かな?」
「単刀直入にお聞きしますが……召喚されたものを元に戻す魔法っていうのは、あるんですか?」
「ふむ……」

 オスマンが、髭を撫でながら鼻を鳴らした。
 ちょうど責任者に目通る事が出来たので、聞きたかった事を聞いておこうと思ったのだった。

「そんな魔法は聞いた事がないのう」
「……そうですか」

 予想通りの答えに、肩を落とす耕一。
 先程のタバサの話がなければ、本気で途方に暮れていたところだった。(まあ、その彼女の知り合いという人も同じ状況っぽいから、帰る方法の見当がつかないという点では変わらないのだが、気分的な意味でだ)

「コルベールさんはどうですか? その、生徒のやり直しを防ぐ為っていうのはなしで、あるかないか」
「いえ、残念ながら私も知りません。しかし、そのような事を聞くという事は、あなたは元の場所に帰りたいのですか?」
「ええ。向こうに大事な人達を残してきてますんで」

 妥当かつ事実な答えを返すと、コルベールはふぅむと唸った。

「残念じゃが、直接送り返す魔法はワシでも知らん。以前居たところがわかれば、そこまでの旅費を渡す事ぐらいは出来るじゃろうが……」
「おそらく無理でしょうね」
「ふむ? ここからの帰り道がわからないほど遠くから来なすったかな?」
「それもありますが……おそらく、歩いては行けないところだからです」
「どういう事ですか?」

 緊張していたコルベールの声が、途端に好奇心に彩られた。

「異世界、と言ってわかるでしょうか。たぶん、こことは違う世界から召喚されたんだと思います。自分がいたところでは、魔法なんてありませんでしたから」

 オスマンとコルベールの目が、驚きに見開いた。

「魔法がない違う世界……それは、本当ですか?」
「本当です……と言っても、自分はまだここがどこかもよくわからないので断言するのもおかしいですが。少なくとも人間の版図では、魔法なんて物語の中だけの存在でした。そのあたりの確認もしたくて、責任者の人と話したかったんですよ」
「ふむ……」

 オスマンは重く息を吐き出し、頷いた。

「わかった。詳しい話を聞こう」

§

567 :ゼロのエルクゥ09 5/6 ◆yxbMPy6fic :2008/04/11(金) 18:23:56 ID:69AFYrU/
「……チキュー、ニホン、そしてエルクゥ……荒唐無稽すぎて、にわかには信じられませんな」
「こっちもびっくりですよ。ハルケギニアって、こっちのヨーロッパにそっくりだ」

 広げられた地図を見ながら、耕一は思考をめぐらせる。と言っても、並行世界だのなんだのなんてゲーム用語以上のものは知らないから、実のある事を考えているわけではなかったが。

「でも、ヨーロッパにだって、魔法なんて存在しないはずで……そもそも、トリステインやゲルマニアなんて国は存在しないし、空に浮かぶ島なんて論外だ」
「……なるほど。確かに歩いて行けるところではなさそうじゃな。なにせ……」
「はい。地球では、『歩いて行けるところ』は、既に行き尽くされてるんです」
「じどうしゃに、ひこうき……内燃機関を搭載した乗り物で、世界を行き尽くす。いやはや、何とも夢が広がりますなあ」
「こっちにしてみたら、魔法や空飛ぶ島やエルフなんてものの方がよっぽど夢が広がりますけどねえ」

 何やら興奮を隠し切れない様子のコルベールに、苦笑しながら軽口を返す耕一。

「さて、とすると、ますます厄介な事じゃな。今の話が全て本当だとするなら、お主がチキューに戻る事は、今の時点では不可能じゃ」
「……やっぱ、そうなりますか」
「うむ。よしんば君を送り返す事が出来たとしても、自由に行き来が出来ねば、今度はミス・ヴァリエールの使い魔がいなくなってしまうでな。
色々な理由で使い魔を持たぬメイジも少なくはないが、君が存在している以上、新しく呼び出す事もかなわん。それは問題があるのじゃよ」
「使い魔契約の解除だけの魔法っていうのも……」
「ない」
「ですか……」

 つくづく一方的だ、と耕一はやるかたない気持ちになった。

「力になれんですまんの」

 あまり残念そうでもなくオスマンが嘯く。
 とはいえ、耕一はここで諦めるわけにはいかなかった。

「出来ればでいいので、そういう魔法があるかどうか、探してみてもらえますか?」
「努力はしてみよう。じゃが、期待はせんでくれよ」
「お願いします」

 頭を下げる耕一。今のところはそれが唯一の方法だった。

§

「ねえ、お昼にオールド・オスマンと何を話してたの?」

 夜。
 湯浴みを終えたルイズをネグリジェに着替えさせていると、ずっと気になっていたのか、そんな事を聞いてきた。

568 :ゼロのエルクゥ09 6/6 ◆yxbMPy6fic :2008/04/11(金) 18:25:29 ID:69AFYrU/
「俺を元の世界に戻す魔法はないかってね。結局なかったけど、あとこの世界の事を少々」
「あたしがないって言ったじゃないの……」

 返事を聞いて、ルイズは不機嫌そうに頬を膨らませる。

「いや、儀式のやり直しをさせない為に、生徒には秘密になってるかもって思ったんだよ。ルイズちゃんが嘘をついてるなんて思ってないさ」
「……ふん。どうだか」

 着替えが終わるなり、ぷいっと顔をそむけてそのままベッドに倒れ込むと、

「あぁ、今日は疲れたわ」

 心底疲れたような、それでいて芝居がかった当てつけのようなため息をついた。
 魔法失敗の爆風を受け、吹き飛んだ教室を片付け、決闘を観戦し……充実した一日だった事は疑いない。

「……ねぇ」
「ん?」

 椅子にそのまま寝させるのはさすがに心苦しかったのか、与えられた毛布にくるまって背中を向ける耕一に、ルイズは小さく呼びかけた。

「……元の世界に帰りたいの?」
「そりゃあね」
「そう……」

 てっきり、『ダメよ! あんたは私の使い魔なんだから!』とかんしゃくでも起こすかなと思っていた耕一は、おや、とルイズに向き直った。

「な、何よその『てっきりダメよ帰るなってかんしゃくでも起こしそうだったのに意外』って顔は!」
「いや、昨日はそんな感じだったし」
「……あんたに言われて、考えちゃったのよ。もし私がいきなり、全然知らない別の世界―――そんなのは想像つかないから、例えば、ロバ・アル・カリイエとかに飛ばされちゃって、家族に会えなくなっちゃったらって」
「そっか」

 ロバ・アル・カリイエってのは、確か、人類の天敵であるエルフに邪魔されて行く事の出来ない東の地方だっけか、と昼間に聞いた事を思い出しながら、震えた声を聞いていた。
 考えちゃったその結果は、聞くまでもなさそうだ。

「ま、学院長のじーさんからも望み薄って言われちまったしな。しばらくは使い魔でいるさ」
「……ふ、ふんっ」

 安心させるように言うと、ルイズは慌てたようにぱちんと指を鳴らして明かりを消し、ぷいっと背中を向けてしまった。
 苦笑しながら、耕一も毛布に体を埋める。
 ここハルケギニアがヨーロッパに似ているとしたら、そのロバ・アル・カリイエ……日本列島なんかはどうなっているんだろう、という好奇心が首をもたげたが、元の世界に戻る手がかりとしては関係が薄そうなので、考えるのをやめた。
 ……イギリスに当たる島が空に浮いているところからして、想像力の範疇外というのもあったが。

 窓の外に目を向けると、昨日と変わらない、蒼紅の双月が夜を照らしている。
 車の通る音や家電製品の駆動音なんかが全くない夜の静けさに、昨日は気付かなかった。何だかんだ言って、余裕がなかったという事だろう。

 ルイズの微かな寝息だけが、部屋に響いていた。

569 :ゼロのエルクゥ ◆yxbMPy6fic :2008/04/11(金) 18:26:34 ID:69AFYrU/
以上です。支援ありがとうございました。楽しんでいただければ幸い。

570 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 18:33:03 ID:TI2/h0l/
乙ー

エルクゥの宇宙船なら次元の壁くらい越えてきたり・・・

571 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 18:43:09 ID:AvhStDok
耕一の人に乙とGJ。次回に期待。特に楓とかおマチさんとか。

572 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 18:47:39 ID:OQqnZajQ
乙すー

無理矢理契約させられた事に怒り反発しまくる作品が見たいなー
普通に考えたら、貧相な食事や鞭打ちなどなど奴隷みたいな待遇を受けてるのに
ルイズの掲げる貴族の心構えを見たくらいで協力的になれないと思うなー

573 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 18:51:41 ID:YuFT/6KN
>>572
JOJOスレの『使い魔は静かに暮らしたい』なんかどう?
虎視眈々とルイズ暗殺を企ててるぞ

574 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 18:59:43 ID:JQyMi+nE
そうか、スレをパッと見てジョジョが何でこないと思ったら
すでに別スレとして独立してたのか。見てこよ

575 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 19:19:33 ID:OQqnZajQ
>>573
あれは良かったですねー
フーケの時とか他の作品がしないことしてますからね
でも逆に他の作品と比べてルイズの性格が大人しい感じがします
普通なら激昂しそうな所なのに…まぁそこは作品の中でルイズの成長としてかかれてますが


576 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 19:29:06 ID:vZysii48
「やる夫がルイズに召喚されたようです」




すみません、やっぱvipでやります

577 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 19:30:23 ID:TI2/h0l/
>>572
そりゃゼロな提督のヤンじゃねーか

さっさと出て行こうとしてルイズを泣かしちゃったぞ

578 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 19:34:23 ID:YuFT/6KN
>>575
まああまり話すとスレ違いになってしまうけど(作品名出したの自分だが)
ああいうタイプ(ルイズとは共感しそうにないが表立って反抗するほどの力は無い)のキャラが
召喚されてる話ってあまりないので少し寂しくある

579 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 19:34:26 ID:1mbstAOO
ギリシャ人やローマ人とかの奴隷を大々的に使っていた文明の人間が召喚されたら激怒するだろうな。

580 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 19:34:27 ID:A3TRSwpR
>>576
駄作ばかりなスレにVIPクオリティを見せてやってくれ

581 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 19:38:19 ID:WjlcwvMI
>>572
んなのかけないよここの大半のSS書きには
違う考えや境遇を持った人間と交流がないんだろうな
底の浅いのしかないだろ?

582 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 19:43:00 ID:XaOcuP1q
乙ー。
やっぱガリアに柳川か?
あいつはあいつでイザベラ様を落としてそうだよなー。



………そして本人はジョゼフとのコントラクトサーヴァント以来………ウホッ

583 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 19:45:32 ID:lOuq99+N
>>581
ほとんどのSS書きはお前よりは底が深いと思うよ

584 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 19:48:33 ID:WjlcwvMI
>>583
読んでいてわくわくするようなのあったか?
どっかで見たような展開や思考の持ち主が機械的に動いてるだけってのがほとんどじゃん
人物描写がきっちり書けてるのもあるけどね
ほんとーにごく一部の作品だけど

585 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 19:49:45 ID:h5r6Hbks
>>570
後で初音ちゃんがヨークにお願いして迎えに来てくれそう

変化球でペットのがちゃぴんが迎えに来たり

586 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 19:50:32 ID:38D0E3L1
>>584の素晴らしいSSに期待

587 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 19:52:42 ID:o04wp/6H
>>572 >>579
「ヒストリエ」からスキタイ人奴隷のトラクスさんが来てますが

588 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 19:54:19 ID:wFcVDkEB
トルネコ3から仲間モンスターのアンアン(アイアンアント)召喚とかいう謎な電波来たわ

589 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 19:55:10 ID:sg32kbBq
相手はゼロ魔の主人公であり、そしてこのスレの住人の大半はゼロ魔が好きなはずだからねぇ
ルイズを否定する話は並の腕じゃなかなか難しいかな

590 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 19:55:14 ID:0PtA8FBf


ガリアにひろゆきちゃん、おっぱいに長瀬ちゃんを呼ばせて
真・主役の意地が発動するとみた

……リーフファイトってもう十年以上前なんだな……

591 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 20:02:12 ID:OQqnZajQ
>>577
あの作品はヤンが優しいからねー結局執事生活しちゃって
アルビオン行かなかったり原作と違う部分が多くて楽しめてるけど

>>578
前例が少ないから書くのも難しいと思うしね
明るい雰囲気な作品が多い中暗い作品書いたら受け入れ難いかもしれないし
原作を考えるとそんなにシリアスにはしづらいからねー
最終手段、自分の脳内で書く だな!

>>581
まー人生何よりも経験
様々な境遇の人と付き合うのは大事だわね


592 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 20:05:07 ID:wdTjqu4f
ドラゴンに首ったけ その三十二(ゼロの使い魔+巣作りドラゴン)
http://talker.sakura.ne.jp/denpa3/izumimain/1199466216_77268.html


「ねえ、ブラッドさん……その…今度は、こっちに……ね?」
くちゅり…



そういってテファはベッドにねっころがりながら、自らの下半身に添えたその白魚のような指をゆっくると左右に広げて見せた。中では真っ赤に充血し、蜜をたたえた秘肉がブラッドの来訪を待ち受けているかのようにひっそりと花開いている。

サーモンピンクの秘裂を自ら広げてこちらを見つめる、ぴちっとした服を着た巨乳の少女。
その顔には、自ら性交を希望することにではなく、ブラッドに対して何かをお願いする、ということに遠慮を感じて恥ずかしがっていた。

その倒錯的な光景に、にやっ、と笑ったブラッドはそのかわいらしい無垢な少女に一気に飛び掛った。


593 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 20:08:57 ID:38D0E3L1
それゼロ魔ヘイトだろw
作者がなんと言おうとヘイトw

594 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 20:12:02 ID:NipA4jxy
ここでやるのはスレ違いだ。
荒れるからやめろ。

595 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 20:13:41 ID:6vPlbbkV
>>584
これだよこれ!この、楽しんで読んでる奴を全否定するような物言い。
納得させたいなら、他に言い方はいっぱいあるだろうに。

596 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 20:16:24 ID:OQqnZajQ
リロードし忘れてすみません

>>587
あれは素晴らしいくらいに原作と話が違ったね
まさかあっち側についてしまうとは…個人的にはルイズとトラクスの
心理描写や具体的にお仕置きしてる場面が欲しかった って自分危ない人間ですねorz

>>591
ですよねー
否定とまでは行かないんですが、原作で鞭打たれて首輪付けられてなサイトが
契約の効果もあるんでしょうがルイズを好きになれるのは素直には納得できませんでしたね^^;

もう遅いですが避難所行ってきます
すみませんでした><

597 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 20:19:04 ID:5RUVkTJS
>>595
ヲタが嫌われる理由のもっともたるところがそれだ。

598 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 20:22:08 ID:tVn2d27O
むしろ契約を進んで受ける奴っていたかな?

599 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 20:22:54 ID:OGxtAYx8
怒るのって言ったら今絶賛連載中(←?)
のいぬかみがあるじゃあないか。ルイズを虐待しまくりだ。
あれ、地球に戻ると地雷女×3 だからおとなしくしてるだな。

600 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 20:31:47 ID:+wogO+Kj
>>598
F.S.Sのアーレン・ブラフォードなんかは「騎士には自分勝手は許されず、主の命令に従わなければならない」と考えてる口だから、
アマテラスに会う前の彼を召喚すれば何とかなるかも
劇中でも犬呼ばわりされてたし

601 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 20:33:30 ID:OQqnZajQ
なんて事だ…避難所がウィルスバスターにブロックされてて逃げ込めん…
退路を完全に絶たれてしまった ここは大人しく座して待つのみ

602 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 20:35:28 ID:Ok1DH8Ei
>エルクゥの人
リーフファイト’97の設定だと、痕勢は雫や東鳩、
Filsnown、DR2ナイト雀鬼と同一世界観にいるようなので、
芹香先輩とかもっとやってくだせい。
リーフファイト中の設定だとティリア達は平気で異世界から隆山へ来てるから次元移動能力は持っていると思う。


603 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 20:40:08 ID:G05XRlOJ
>602
キャラばかり増やしてどうするんだ、収拾付かなくなるだけだろ
ここはゼロ魔クロススレで、リーフオールスタースレじゃないぞ

604 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 20:44:18 ID:yS7o+BQK
イタリアオペラみたいに、ある日ある瞬間ある条件で、価値観のひとつが転換する話しはいくつかあるなぁ。
「魔弾の射手」みたいにタブーを破ってルイズが困難に見回れる話しもありそうだけど、ゼロ魔でそれをやるのは難しそうだなぁ。
ルイズが召喚する以前からクロス先の影響があっても面白そうだけど、ルイズの魅力の一つとしてコンプレックスがあるから、いきなり性格が変わるのは受け入れがたい気もする。

でも…ルイズの性格が変わる話も楽しみなんだよね。
以前マスクが召喚されてたけど、あんな感じに性格が激変するアイテムとかないかな。

605 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 20:46:13 ID:g9OHpFAM
>>599
日本語でおk

606 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 20:47:05 ID:sg32kbBq
アイテム召喚も一つの手か
キャラクターによって価値観を変えられるのとアイテムによって自分で価値観を変えるのじゃ見方も違うしね

607 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 20:48:55 ID:8NGIWGLc
>>593
あれだけゼロ魔キャラが立っててもヘイトか。
ルイズの成長がきっちり描かれてたと思うんだけど、君から見たらヘイトなんだな。

608 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 20:51:30 ID:/h6nKoGh
まー、エロネタをいきなり全年齢の板に貼り付ける奴の主張より通るな。
理想郷は理想郷の中で完結しててくれ。

609 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 21:00:07 ID:7HRenriM
FE暁(から五十年後)のミカヤ召喚のやつは、自分から使い魔になる事承認&ルイズが初っ端からデレデレモードでなかなか珍しいと思った。

610 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 21:15:13 ID:9ezp2teB
>>604
>ルイズが召喚する以前からクロス先の影響があっても面白そうだけど、ルイズの魅力の一つと
>してコンプレックスがあるから、いきなり性格が変わるのは受け入れがたい気もする。

たしか、『ゼロのガンパレード』は事前に介入があって、誇り高い真の貴族なルイズになって
なかったっけか。個人的にはこういうプラスの変化が好きですなぁ。


611 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 21:22:36 ID:OGxtAYx8
>ある日ある瞬間ある条件で、価値観のひとつが転換する話し
>あれだけゼロ魔キャラが立っててもヘイトか。 ルイズの成長がきっちり描かれてたと思うんだけど

ここで毒はくような人は、きっとハムレットのじゃじゃ馬ならしなんて知らないんだろう。
パドヴァの商人バプティスタ・ミノーラの長女カタリーナ・ミノーラ
が短期間でわがまま暴力女から従順な妻に変貌するのはすごくいいぜ。
しかもペトルーキオが睡眠も食事も取らずにケイトを社会に適合できる
ようにリハビリする姿にも共感できる。
あれはいい作品だ。

612 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 21:25:18 ID:Ok1DH8Ei
るるるや提督のように
実は聖地とは〇〇だった!
という作品がぼつぼつ出てるから
実はロバ・アル・カリイレとは〇〇だた!
つう作品が出始めてもええかな?

これも理想郷ネタで申し訳ないが聖地を挟んでネギま!の魔法世界(ムンドゥス・マギクスと繋がっててた
とか言うのがあった。ぜひ雪山で遭難中のエロオコジョあたりを召喚すて欲しい。
断線気味だがマホネットに繋がるのが伏線となるとか
この世界でも仮契約を行うとネット経由でオコジョ協会から報酬金が振り込まれると知ったカモは片っ端からルイズに適当な相手にパクらせるとか
シエスタ、アンリエッタ、ワルド、ウェールズ…


実はバイストン・ウェル、阪神共和国、ブラントラントあたりと繋がっていたとか…

613 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 21:25:24 ID:OGxtAYx8
>>610
そういう精神的成長のきっかけ与えたり使い魔が
がんばったりする作品は全般的に好きだ。

だが、一部の毒吐きはそういった部分を読み飛ばしてキャラ改変だと因縁つける。
読んでいない事が丸わかりで笑える(w

614 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 21:29:16 ID:Th0Q7mxi
>>611
面白く、そして双方の原作作品をおとしめていなければいいと思います。

615 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 21:32:53 ID:sg32kbBq
>>611
でもその例えは共感できる人とできない人がいるやつじゃないかw

616 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 21:36:51 ID:+wogO+Kj
>>611
>しかもペトルーキオが睡眠も食事も取らずにケイトを社会に適合できる
>ようにリハビリする姿にも共感できる
共に苦労するならまだしも、上から目線で一方的にルイズを矯正したりするから問題なのでは

617 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 21:37:40 ID:OGxtAYx8
理由もきっかけも無く性格変わったらキャラ改変。
でも、ちゃんと描写してあったらキャラの成長もしくは堕落。

その差で判断するからね、俺は。
けど、いきなり呼びつけられて一生奴隷になれといわれたら、
普通は反抗するもんでしょう。使い魔効果を考慮に入れるにしてもね。
だから、クロス先作品で変に従順すぎるのとかはいまいち。
逆にルイズを変えるくらいのほうが好き。

618 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 21:40:10 ID:0Ggl0mLf
>>607
あの作者は自分が原作13巻ヘイトだって公言してたよ
コルベールが気に入らないんだって

619 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 21:42:41 ID:OGxtAYx8
それは特定キャラヘイトであって作品そのものヘイトじゃないな。
ごっちゃにすると視野狭窄になりやすいから、読み直すか
そもそもここにこないかしたほうがいいと思う。
ネット情報ってのは全て自己責任だからね。
「見なかったらよかった話でしょ。」

620 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 21:44:02 ID:j5E06pjJ
誇り高い人物が召喚されて、ルイズに奴隷扱いされたときに怒らなかったら
それこそ召喚されたキャラに対するヘイトだよな。

もし銀英伝のラインハルトがルイズの使い魔になってサイトと同じ扱いを
許容してたらファンはいやだろな。

621 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 21:44:25 ID:mBlpJdCa
巣ドラクロスの奴は、理想郷じゃあないじゃん。
あれは巣ドラ側のファンの感想が滅茶苦茶痛かったのが、ヘイト認定
された理由だろう?

622 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 21:46:23 ID:g9OHpFAM
>>620
ラインハルトの格好したフカヒレってことにすればおk w

623 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 21:50:30 ID:nn4uveIF
「自分の支援者たちをほったらかして海外留学して遊んでるタバサよりも、
 タバサに任務を遂行させることで国難を排除しているイザベラの方が民想いの善人」


ま、ヘイトじゃなきゃ単なるアホだな。

624 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 21:51:51 ID:/Ok5nCBl
お前ら本当にゼロ魔原作読んだことあるのか?

625 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 21:52:20 ID:0Ggl0mLf
NTにも毒吐き場所があればいいのに

626 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 21:54:51 ID:8NGIWGLc
>>623
それ確か、そういう見方も成り立つ、って程度の話じゃなかったか?

627 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 21:55:04 ID:A3TRSwpR
>>624
「ゼロの使い魔?なにそれおいしいの?」なやつらばかりなのに読んでるやつがいるわけないだろ
おそらくアニメさえ見たことないやつが多いだろう
まあ二期はヘイト作者の作品以上に原作レイプだが

628 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 21:56:10 ID:OGxtAYx8
>>616 共に苦労するならまだしも、上から目線で一方的にルイズを矯正したりするから問題なのでは

あのな、上でも書いたけどいきなり呼びつけた=召喚した段階で
ルイズは傲慢で退治対象もんの酷い悪女なの。
その上使い魔強制までしたら、すでに最低人間決定なの。
つまり、原作ルイズは平民だと思っていたとしても最低人間なの。
となると、なんとかルイズを改変しない限り現代人には不愉快な作品になるの。

ノボル神くらいの筆力があるならまた話は別だけどね。
SS書き程度にそこまで期待したらあかんぜよ。

629 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 21:57:08 ID:OGxtAYx8
>>620 誇り高い人物が召喚されて、ルイズに奴隷扱いされたときに怒らなかったら それこそ召喚されたキャラに対するヘイトだよな。

まあそうなりますよね。
「奴隷生活最高! 自分から奴隷になりたいです」というくらい誇りのない
人物でない限り従順に従ったらキャラ改変になっちゃう。
まあ、大抵は短期間で済むだろう、かわいそうだからちょっと付き合ってやるか
と思っていたら一生だったと聞いてorz
だから大体納得できるんだけど。

630 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:00:14 ID:fX2V1utK
こうなったらタバサにサイト召喚させようぜ!

631 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:01:35 ID:OGxtAYx8
>>623
原作で執事が言っていたんだが。
ジョゼフが危険だからと遠ざけるためにトリスティン行き強制したんだよ。
だからタバサは1歳年下。
オルレアン公派と接触して反乱企てないかの監視も当然ある。
そんな隙を見せないようにタバサは本来味方側の人間ですら排除しなければいけない、
それくらい自分を殺している。
そういうところをみていないんだろうな。

その上で任務中事故死して欲しくて危険な任務を押し付けているんだよね。

632 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:02:02 ID:/dPHqODd
奴隷生活最高・・・家畜人ヤプーのことかあああああ!!!!

633 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:02:29 ID:/Ok5nCBl
>630
理想郷にあるから読んでくれば?

634 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:06:59 ID:tVn2d27O
好きな作品同士をクロスさせてるから楽しく書いてるぜ

妄想の産物を公開しているのでしかないのは確かだけど、感想や批評貰えたら凄く嬉しいな

635 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:07:56 ID:mBlpJdCa
>>628

あのな、上でも書いたけどいきなり呼びつけた=召喚した段階で

つ 普通は幻獣の類が召喚されます。故意に人間を拉致しようとしてしたわけではない。
  ルイズが意図して拉致したみたいな言い方はあきらかにおかしい。


その上使い魔強制までしたら、すでに最低人間決定なの。

つ 原作読んだ?ルイズは嫌がってるのに、強制したのは(ノボルが性格変える前の)コルベールです。
  その流れでコントラクトサーヴァントしたら、使い魔扱いするしかないじゃないの。
  で、ルイズは感情表現その他不器用な子だから、もし幻獣の類を召喚したら……って
  考えてた扱いをサイトにしてしまい、その齟齬でサイトで文化的衝突が生まれた
  ってのが、原作のミソだろうに。

636 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:09:02 ID:bXtxr7L6
>628
それを言うならルイズだけじゃなくてハルケギニアのメイジみんな糞だろ。
あそこじゃそれが当然のことなんだから。

637 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:11:16 ID:RUbgWA9/
ルイズは話の都合上ああいう性格なわけだし。
だいたいツンデレキャラのツンだけ見て、あーだこーだいうのは間違ってると。
やはりデレまで見なくちゃ駄目だろ。

638 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:12:55 ID:yBiSjBD5
あのさー
使い魔の召喚って、小動物とか幻獣だろ?
サイト召喚事態がイレギュラーなわけで。
なんで、人召喚が基本になってるわけ?

639 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:13:13 ID:A3TRSwpR
| ̄| ∧∧
ニニニ(゚Д゚∩コ
|_|⊂  ノ
   / 0
   し´

えっ…と、
糞になったスレはここかな…、と
 ∧∧ ∧∧
∩゚Д゚≡゚Д゚)| ̄|
`ヽ   /)ニニニコ
  |_ i〜  |_|
  ∪ ∪


  ∧∧ ミ ドスッ
  (  ) _n_
  /  つ 終了|
〜′ /´  ̄|| ̄
 ∪∪   ||_ε3
      ゙゙゙゙

640 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:14:34 ID:QUiOpSld
>>639
ええーい! まだ終わらせはせん!

641 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:14:43 ID:bXtxr7L6
>638
そのほうがおもしろいから。


以上。

642 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:14:59 ID:/Ok5nCBl
お前ら原作一巻ぐらいは買って読めよ

643 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:15:07 ID:OGxtAYx8
>>620 誇り高い「人物」

644 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:17:03 ID:mBlpJdCa
それに普通のサモンサーヴァントは、召喚される側の獣の了解があって、
『自ら』召喚の鏡に応じるってシステムなんだよね。
原作ではその辺り明言されてて、召喚された側は自分たちの境遇に満足してる。
その意味では、サモンサーヴァントはほんとに良くできたシステムなんだよ。

だから、拉致とか何とかの意識はメイジたちにはない。
どこぞの巣ドラクロスは種族ギャップなんて落ちを作者が付けてたが、
人間が召喚されるたいがいのSSは実際は文化ギャップになるわけだ。
そういう意味で、『不幸な事故』であって、ルイズを悪意ある存在と
認定する事はできない。

と言うか、>>628の言とか、NTの巣ドラクロスの感想でよく見かけたぞ。

645 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:17:15 ID:SF7Nwwuf
>>628
言いたい事は分かるが
それは登場人物の心理描写無視して
おまいの価値観に合わないからと言って批判してるだけ

646 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:18:34 ID:nxT1iCQ5
>>638
えっと・・・原作読んでる?

ルイズは「虚無の担い手」で、それ故にその使い魔も4体の「虚無の使い魔」になることが確定している。
で、「虚無の使い魔」は、その能力故に必ず人間かそれに近いものが召喚されるようになってる。
始祖ブリミルがそうなるようにしている。

647 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:18:39 ID:PUzsUn4E
他の所で使い魔(もしくはそれに類する立場)だった奴が召喚されて、
前の主の話を持ち出したりしながらルイズの性格を矯正したりする話ってどうだろ?

サモナイの護衛獣たちとかリリなのの使い魔たちとか。

648 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:23:19 ID:vZysii48
原作読んでなくてもアニメみてればいいだろ
ラノベスレじゃなく、「アニメキャラ総合スレ」なんだから

まあ、俺は2期10話で切ったが
正直3期は見るかどうか迷ってる

649 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:23:59 ID:Th0Q7mxi
死亡直後で戻るところがないラインハルトやトレーズが来ちゃったらさすがにコルベールも躊躇するだろうか?

ラインハルトとアンドロメダ瞬の中の人が同じとは。

650 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:26:03 ID:OGxtAYx8
意図はどうあれルイズの仕業で一生拉致には違いありませんが?
呼ばれたほうに取っちゃ同じです。

そのため、結果として召喚によって命を助ける事になるようなタイプのSSは、
恩を与えて契約を納得させるうまい演出だと感心します。

ルイズは自らの意思で契約しています。
使い魔との契約自体はやりたいと思っていますよ。
単に「もっといい使い魔と契約したい」から「サイトと契約」するのを
嫌がっていたただけですね。コルベールの強制はルール違反を咎めているだけです。

ルイズはサイトの境遇=何の権利も無いのに奴隷にする事には頓着していません。
多分さらってきた平民を勝手に奴隷にするのが当然という思考ですね。
モット伯爵と同じように。

651 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:27:01 ID:yBiSjBD5
>>646
ああ、言葉が足らなかったねぇ
なんで人間が召喚されることを前提に議論が走っていて
>>628で、ルイズ=悪になってるわけ?
って言いたかったの。
春の使い魔召喚の儀式で、”人”が召喚されるかもしれない、なんて魔法学院の教師含めて
誰も知らなかったジャン
なのに、なんで召喚した段階で「ルイズは傲慢で退治対象もんの酷い悪女なの。」ここまで断定されるのか
それがわかんないってことだ。
まあ、避難所の議論か毒行きだーね

652 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:27:01 ID:jNRSWxHi ?2BP(30)
>>646
それこそ後々わかる事であって、ハルケギニアの常識では人間の召喚はありえないという事になっている。
現に前例がないとコルベール先生も言っているではないか。


653 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:28:13 ID:Ok1DH8Ei
え〜〜そろそろスルーの魔法を

654 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:29:51 ID:OQqnZajQ
問題は根付いている貴族制度かな?
平民は貴族に奉仕するのが当たり前って考え
だからって実際奴隷的扱いを実際したルイズはあれだけど…

655 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:30:53 ID:sg32kbBq
なんか楽しそうに議論していて俺も是非参加したいが、ここはそういう場じゃないな
こういうのは避難所の方がいいと思うよ

656 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:31:09 ID:8NGIWGLc
>>650
故意がなければ拉致は成立しない件。少なくとも日本の刑法においては。
おっと、日本の法律の話なんかしてないなんて言うなよ。
ハルケギニアではなおのこと問題にならないんだからな。

657 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:31:13 ID:gtkgZyVP
ハルケギニアの価値観と、読み手である我々の価値観のギャップ。そこに問題が集約されるのでしょう。
おそらく支配者と被支配者が明確にある世界と、あくまで経済上の上下があるだけの世界では、根本的に価値観が違う、と言うことですからね。

……スレイヤーズ世界のように、ハルケギニアは隔離された世界の一地方でしかなく、外の世界からは未開の蛮族扱いされている、なんて設定の作品は何処かにないものか。

658 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:35:55 ID:OGxtAYx8
>誰も知らなかったジャン なのに、なんで召喚した段階で

召喚「「された」人間側視点で退治対象。
クロス先のキャラ視点で退治対象。
クロス先の「奴隷生活大好き自分から受け入れます」くらいに
誇りのない人間ならともかく、普通の人間なら反発して当然。

それとな、奴隷制度のある国じゃあ、普通は勝手に人間を奴隷にしたら犯罪。
アニメのモット伯爵みたいなのが嫌悪される存在なら、ルイズも同罪。

ハルケギニアに奴隷制度があるのかどうかはシラネ

659 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:36:21 ID:mBlpJdCa
>>650

意図はどうあれルイズの仕業で一生拉致には違いありませんが?
呼ばれたほうに取っちゃ同じです。

つ 普通、そうした『事故』にしよ『事件』にせよその時点での当事者間の
  意識が問題となるはずなんだが。
  問題は『拉致した』って意識が、サモンサーヴァントのあの場であったか
  どうかだ。それを無視して、>>650の脳内だけで『拉致だ!』って言ってても
 意味はないよ。


多分さらってきた平民を勝手に奴隷にするのが当然という思考ですね。
モット伯爵と同じように。

つ はい!これも>>650の脳内認識&妄想。
  原作のどこにルイズがそんな思考をしたと書いてるんです?
  >>650が読んだどこぞのSS?それとも今書いてる自分のSSかな?

660 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:37:37 ID:fX2V1utK
>>633
すまんググッタが全然でなかったんでサイト教えてもらえないか?

661 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:37:49 ID:8NGIWGLc
>>657
まあ、それも含めて作品のテーマなんだよね。
主人公が平凡な一高校生である平賀才人である理由もそこになわけで。

662 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:38:18 ID:OGxtAYx8
>>659
まずは1巻読め。
勝手に使い魔にしといて給料もやらずに命令聞けと言ってるルイズくらい読め。


663 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:38:56 ID:UFdSCAci
>>660
理想郷ってのを英語でぐぐれ。投稿BBSが盛んだが、まぁなんだ。

664 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:40:21 ID:YLnpXfCa
>>659
『拉致』の意識がないからこそ問題だろ。

『拉致』と自覚しているならまだしも。

665 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:40:34 ID:8NGIWGLc
>>657
> ……スレイヤーズ世界のように、ハルケギニアは隔離された世界の一地方でしかなく、
> 外の世界からは未開の蛮族扱いされている、なんて設定の作品は何処かにないものか。
召喚元とハルケギニアが実は同じ世界だってのは新機軸かも。
月が2つである世界ってのが意外となかったりする点が難問だけど。

666 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:43:22 ID:lOuq99+N
>>663
正直言うと、理想郷の英語訳って普通ならUtopiaなんだよな

667 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:44:58 ID:UFdSCAci
>>666
そうなのか。知らなかった。

668 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:45:09 ID:NipA4jxy
>>659
引用の仕方ぐらい学んでからカキコしなよ。

669 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:45:20 ID:OGxtAYx8
そうだな、自覚もないって事は反省も無いってことだ。
人を攫って勝手に奴隷にしといてそれで当然、服従させるのが当然。
最初のルイズは完全な嫌キャラだな。女が欲しいサイトが、
美貌だけをたよりに我慢するか、とあきらめるあたりは泣ける。


まあ、ルイズもだんだんかわいいところを見せるので納得できるんだが。
ノボル神の筆力のすごさには本当に脱帽するよ。

670 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:45:37 ID:73c6rBM9
>>665
俺は月が二つあるのを見て真っ先に
「クロノクロスのコメットの飛んでくる所だ!」
って思った

671 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:46:44 ID:mBlpJdCa
ID:OGxtAYx8
まずは1巻読め。
勝手に使い魔にしといて給料もやらずに命令聞けと言ってるルイズくらい読め。

全巻買ってるが何か?

だから、ルイズという不器用なキャラが、本来獣のはずの使い魔と同じ認識で
扱おうとしてしまッたいう『勘違い』から起きた行き違いじゃないか。

どうやら、ID:OGxtAYx8は始めから『ルイズは悪意あって』全ての犯行を行なった、
と言う認識に立ち、こちらは『ルイズは認識の齟齬』により一連の行動を行なった、
と言う風に認識に違いがあるようだね。

で、誰かここで「異議あり!」とか大声でシャウトするんだよね?

672 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:46:56 ID:OQqnZajQ
ルイズ意外の人間がサイトを召還してたらどんな対応をしたんだろうか?
やっぱりもう一度やりなおし…のくだりは起こるかな
問題はその後、洗濯着替えを命じ、飯はスープとパン一枚
やっぱり他のキャラも平民だからと言う理由で同じ待遇にしたかのかな?

673 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:48:18 ID:NipA4jxy
>>656
召喚した相手が人間だと確認した後で、永遠に奴隷扱いするための魔法を使ったのに故意じゃないってw
その後も家畜か奴隷扱いしてるのにw

674 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:48:41 ID:HhkwpX5D
>>634
その心で行こう。

675 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:49:06 ID:8NGIWGLc
>>673
少なくとも拉致自体は故意じゃないな。

676 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:49:13 ID:yX7VPz04
月が二つ……
人工天体である紅色をした新しき月があるワイルドアームズとか。
テイルズオブファンタジアとか。
A君の戦争とか。

677 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:50:10 ID:jNRSWxHi ?2BP(30)
はいストップ!
これ以降召喚に関する議論はこっちでね。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9616/1207049624/

678 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:50:53 ID:weiJSklQ
>>669
>まあ、ルイズもだんだんかわいいところを見せるので納得できるんだが。
>ノボル神の筆力のすごさには本当に脱帽するよ。


サイトはルイズに一目惚れしたから使い魔になったんですよ〜
と、後書きで言い訳するのが筆力ですかw



679 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:50:57 ID:tMmzqxSJ
もうこのスレも終わりだな。
毒吐きの方がマシってどう言う事だ?

680 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:52:01 ID:/Ok5nCBl
>>679
冬頃からすでに毒吐きのほうがマシだったぞ

681 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:53:29 ID:OGxtAYx8
>>675
ルイズが故意かどうかはまったく関係ない。
召喚された側にとって、拉致かどうかだ。
普通の使い魔は「最高の待遇で幸せだぜ!」というのだから拉致じゃない。
ルイズは虐待してるから拉致。

しかも、拉致したんだって気づける脳みそ持ってるのにかなり後まで気づこうとしなかった。

682 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:53:38 ID:GR7bxeij
キャラに感情移入するのと自己投影するのは違うという話を思い出した

自己投影して楽しむんならとてもサイトの境遇は耐え難いしルイズは悪魔だよな
そのときにサイトやルイズが何を考え思ってるのかで見ると感情移入の対象として面白くなるのかも

683 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:54:23 ID:lOuq99+N
>>667
例のあれはどちらかというと桃源郷の方が近いんだぜ?

684 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:00:17 ID:Ok1DH8Ei
>秋葉原上空

とりあえず地上界に戻ったサイトと巻き込まれたシェフィールド、だが地上界ではガンダールブ、ミョズニトニルンの紋章は過剰にパワーアップして発動し、大惨事!
自衛隊のみなさんに追い回されるサイト、つう話を

685 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:00:50 ID:WjlcwvMI
これや中国内陸部の奴隷とルイズの使い魔の待遇
どっちがましか悩む

http://mblog.excite.co.jp/user/yoshitakan/entry/detail/?id=8492072
http://www.bnn-s.com/news/08/04/080411171645.html

▲食事は立ったまますることを強要されていた。
▲勤務時間中、トイレに行くことも禁じられたという。
▲一日の賃金は390円のみ渡され・・・
▲それを銭湯代、ジュース代にして生活していたという。
■ニュースの感想。
人間のすることではないですね。鬼畜の所作です。

14日、札幌地裁で「三丁目食堂」事件の第1回口頭弁論
タダ働きさせられた上に障害者年金を横領されたとして、知的障害者4人が提訴。
札幌市白石区にあった「三丁目食堂」(昨年11月に閉店)に、住み込みで働いていた
知的障害者4人が、長年に渡り給与を支払われなかった上に障害者年金を横領されたとして、
食堂を経営する「商事洋光」などに対し、約4,500万円の損害賠償を求める民事訴訟の
第1回口頭弁論が14日午前10時30分から、札幌地裁で開かれる。
今年2月13日に提訴したのは女性3人と男性1人の元従業員。元従業員の代理人である弁護士は、
4人が昨年までそれぞれ13〜30年間、同食堂で働いていたが給与が一度も支給されなかったこと、
計2,580万円にのぼる障害者年金も受け取っていなかったこと、1日12時間以上働き、
休日は月2日で外出は許されず、入浴も制限されていたことなど、原告4人の劣悪な
労働環境を明らかにした。
訴えられたのは「商事洋光」のほか、障害者年金の受取口座を開設した「北門信用金庫」と
住み込み寮を運営していた社団法人「札幌市知的障害者職親会」。「北門信金」は本人確認
をせずに口座を開設した過失、「職親会」は寮の運営責任者としての慰謝料の支払い義務を
問われている。
「職親会」は、知的障害者の生活寮運営費として、市から1993〜2005年度までの12年間で
計約2,700万円の補助金を受け取っていた。

686 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:01:03 ID:G05XRlOJ
ルイズ・キュルケ・タバサ以外に召喚されていた場合、おそらくキュルケやタバサと接触することはない
キュルケはルイズの使い魔だから興味を持ったんだろうから。
実際当初は珍獣扱いで、錬金失敗の時もサイトに忠告したりはしてないし。
そしてキュルケ以外との接触を避けていたタバサが近寄るはずもなしと。

687 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:03:42 ID:elANm8N1
原作派のオレだが、
アニメ二期ってそんなに評価低いの?

688 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:03:44 ID:UFdSCAci
>>684
DODのラストを思い出した。

689 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:04:13 ID:OGxtAYx8
おっと、もしかして行き違いかも、と思ったので説明する。
もしそうだったらかんべんな?

A:拉致と奴隷扱いについてルイズを犯罪者として処断できるかどうかを議論している。
B:ルイズの拉致と奴隷扱いによって、召喚された「人物が従順に従うかどうか」について議論をしている。

Aの場合、故意ではなく事故なので、あなたの主張は正しい。
奴隷扱いをするかどうかについては、また別の話。法律による。
トリステインの法律が奴隷禁止だったらルイズは有罪。貴族が平民を奴隷にするのが当然なら無罪。

Bの場合、SSを書くに当たって、召喚されたキャラに奴隷根性があったために
従順に従っているという扱いになってしまい、召喚キャラの侮辱になってしまう。
よって、反抗し、ルイズを怒り、(戦闘力があれば)攻撃もしかねない展開ならOK

これとは別個に、召喚自体がクロスキャラへ恩を与える行為であった、
原作設定をアニメ型に変更して言葉がわからなかったなどで契約までは済ませる、
といった手法が比較的一般的にある。
その後の奴隷扱いはまた別。

690 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:04:24 ID:UFdSCAci
>>687
ルイズが大泣きして、迎えに行くシーンが全くない。

691 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:05:14 ID:yBiSjBD5
いい加減、避難所の専用のスレに行ってね

692 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:06:13 ID:QaB8xNA9
よく燃えてんな。今日ってまだ春休みだったっけ?

693 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/11(金) 23:07:07 ID:WE+b0g4W
>>689
C:そもそも従わない奴は召喚されない。

694 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:07:48 ID:TMpoIale
いたた

695 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:07:53 ID:8NGIWGLc
>>672
さすがに飯はもう少しマシになりそう。と言っても人によりけりだろうが。
キュルケやタバサなら人並み。マリコルヌもそれなりに食わせてくれそう。
ギーシュやモンモンはどうか分からん。

696 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:11:14 ID:174eWfCw
紳士たるもの、全裸でSS投下を待つべし!
随分ワカメってるが、続きは考察スレや毒吐きで議論するんだ。
こんなに荒れてたら作家さんが投下しずらいじゃないか。

697 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:11:20 ID:JQyMi+nE
>>695
『ご飯を食べれない辛さは僕もよぉく知ってるのだよ』って
マリコルヌが言うシーンが想像された

698 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:11:34 ID:h7cjpr5z
価値観の違いで世界観を表したかったんじゃないでしょうか?
ルイズは魔法使えない事を除けば血筋も振る舞いも貴族の中の貴族なわけでつまりハルケギニアと言う世界観を測る物差しだったのでは?
原作1巻が説明臭くないのはルイズのそう言った動言で読者が世界観を自己補完出来るからだと思うし ノボルの腕か編集力かわかりませんがね
読者の価値観はそれこそサイトのそれな訳でそういう視点で見ると女性の都合の良い感じで書かれてあるのは確かだけと気にならないから構わないかな

文化の違いは壁です
大概がぶつかりあうけどその中で歩み寄れた時はまさしく新しい物語が出来る
人類の歴史もラノベもかわらんのですよ

ちなみに拉致だ犯罪だ云々はハルケギニアが異世界な時点で 倫理 価値観 法 国 世界 が違うので無効
海外旅行には気をつけましょうね 特に割りと簡単に死刑になる国は特にね
リアルにルイズ無しサイトになる可能性ありますから

699 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:13:38 ID:OQqnZajQ
>>695
キュルケの場合はルイズが何を召還するかによって違いそうだね
サイトが強いと解ってから態度が変わったから、キュルケが召還したらガンダールブ
じゃないからサイトはただの平民…もしかしたらもしかしらルイズと大差ない扱いかもね


700 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:15:11 ID:elANm8N1
虚無の使い魔は全員人間だったっけ?
4人いるんだよね

701 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:16:07 ID:jNRSWxHi ?2BP(30)
>>699
キュルケの場合はむしろサイトを教育する所から始めそうだな。


702 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:16:18 ID:HhkwpX5D
しつもーん。新作投下する時って名前をタイプして
作品を書き込み欄にのっけるだけでいいんですか?

703 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:16:18 ID:bwEfm+BH
人間だな、最低でも亜人だろう(ルーンの能力的に)
記すことも憚れる四人目は分からん、人間であるとは限らない

704 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:16:26 ID:OGxtAYx8
>>698
SS書いててキャラレイプといわれるかいなかの境界についてならこのスレ。
ハルケギニア文化の考察なら考察スレ。
1巻の文化衝突についての感想なら、ヤマグチノボルPart141
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1207395198/

705 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:16:29 ID:8NGIWGLc
>>687
7巻は8巻とセットの話のはずなのに、
(おそらくは話数の都合で)7巻で切ってしまったのが難かな。

ただ、改めてアニメを振り返ると、その期ごとに話をまとめよう、
みたいな意識があったんだろうなと思う。
期をまたぐような伏線は極力張らないとか。

706 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:18:59 ID:MQHiiqSz
>トリステインの法律が奴隷禁止だったらルイズは有罪。
>貴族が平民を奴隷にするのが当然なら無罪。

トリスティン貴族はトリスティンの平民を奴隷にするのが当然だとしても
”外国人の”平民まで”勝手に”奴隷にしていいものだろうか?
一種の奴隷泥棒になるんじゃねえの?

707 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:19:26 ID:GDS3fhmJ
ルイズが貴族なあ
考えが温すぎると思う
虚無に目覚めなかったらどうするつもりだったのだろう
ニート?

708 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:20:08 ID:ABg3SyWg
>>702ageる奴はいりません

709 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:21:13 ID:8NGIWGLc
>>707
有閑貴族でも高等遊民でも。
普通に結婚したっていいだろうし。

710 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:21:54 ID:OQqnZajQ
>>701
何も出来ないんだからせめてって感じでしそうだね
キュルケがサイト召還したとしてルイズはガンダールブを呼ぶわけだから、
ヴァリエールに馬鹿にされたって愚痴られるかも
キュルケって結構うるさそうなイメージが…!

711 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:22:07 ID:bwEfm+BH
>>706
平民だの奴隷だの以前に、使い魔であるという前提を忘れるな
使い魔はメイジの所有物であるとすればそれは人間であれ動物であれ変わらん

>>707
ワルドの嫁さん

712 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:23:28 ID:WjlcwvMI
>>707
まだ学生だし将来の事はなにも考えてないんじゃね?
最悪親の資産で死ぬまで食っていけるし

713 :ゼロの使い魔〜我は魔を断つ双剣なり〜 ◆UBgK6taq52 :2008/04/11(金) 23:24:31 ID:CnS3tos/
三ヶ月ぶりにおこんばんは。
投下はよろし?

714 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:25:44 ID:jNRSWxHi ?2BP(30)
>>713
あなたの様な勇者をずっとまっていた。
かまわない、この空気をぶっ飛ばしてくれ!
全力で支援する!

715 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:25:45 ID:OQqnZajQ
お久しぶりです
支援しますー


716 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:25:49 ID:OGxtAYx8
>>706
モット伯爵がシエスタを勝手にお持ち帰りしていたからね。
普通なら学院長に断るくらいはしそうなものだ。
それすらせずに勝手に拉致して言うこと聞かせられるなら、
たいした罪にはならないだろうね。

まあアニメの話なんで、色々とわからんこと多いけど。
キュルケが国宝級の秘法提出する(しなきゃ収められない)となると、
学院から攫った時点でモット伯のほうもアウトのはずなんだけど。
だってオスマンが胸胸なシエスタの意思無視してあっさり売り渡すとも思えんし。

717 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:26:18 ID:elANm8N1
>>703
マジでか。もう4人目出てると思ってたorz
原作読み直してくるわ

>>705
切ってあんの!?どんな終わり方したんだ!?

>>702
OK

718 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:26:29 ID:OGxtAYx8
支援砲撃!

719 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:26:54 ID:KoHOkDH4
アツクナラナイデ マケルワ

720 :ゼロの使い魔〜我は魔を断つ双剣なり〜 ◆UBgK6taq52 :2008/04/11(金) 23:27:31 ID:CnS3tos/
朝は来る。生きとし生ける全てのものに平等に。それが悪人であろうとも聖人であろうとも。
黎明の空、朝霧のベヱルに包まれた世界は山際より昇る太陽に照らされ清浄な煌めきを生む。
影の薄らいだ双子月は西の端へと沈み行き、眩い黄金が大地を染める。
掠れた藍色の空が徐々に澄み渡る青へと変じていく。
そしてその日の光の中、一人の少女が一人静かに本を読む。
虚無の曜日、この世界における安息日。その安息日たるこの日だけは他者からの介入もなく
彼女――タバサは読書に好きなだけ浸ることができる。
故に彼女はこの日を愛する。
が、
「ひ〜ま〜。ひ〜ま〜だ〜よぉ」
目の前にいる青い髪をした娘にはそんな彼女の思いなどまったく通じず、察する様子も
皆無だった。
「あそびたい〜、外いきたい〜、服脱ぎたい〜の〜」
妙な拍子でシルフィードは歌っていた。成熟した大人の女性が頬を膨らませ身体を振り子の
ように絶え間なく揺らしている仕草は童女そのもので、それが完成された女神像との
アンバランスを生み出す。
しかし騒ぎすぎである。本から微かに目を離しシルフィードに藍の瞳をタバサは向けた。
「今日中には学院を出れるようにする。だからもう少しおとなしくして」
「うぅ〜。でもでもぉ……」
承服しかねるといった顔でこちらを見るシルフィードだが、タバサはそれに何の表情の変化も
見せない。それが気に食わなかったのかシルフィードはタバサのいるベッドに飛び乗る。
その勢いにタバサの身体が大きく跳ねるが動じる様子は皆無であった。
「でもでも、つまらないのね! シルフィってば人の姿でいるのきゅーくつでイヤ!
 元の姿に戻ってお空をぐるぅって飛び回りたい!」
「元はといえばあなたの責任。あなたが勝手なことをしなければこうなってはいない」
「うぐぅ」
顔にかかるつばを拭いタバサは一言で斬捨てる。そう、元々の責任は全てシルフィードにある。
それは彼女自身も良く分かっているのでぐうの音も出ない。
「た、確かにシルフィがクザクとお話したのがそうだけど……でもでも、クザクもシルフィの
 仲間だと思ったんだもの!」
「早合点」
「きゅいきゅい! そんなこと言われてもシルフィだって勘違いしちゃうもの! あんな風に
 遍在を出したり風を巻き起こしたりとかするのは精霊の力を使わないとできないもの!」
それについては理解できる。しかし、タバサはクザク本人の口からあれが先住魔法でも何でも
ないと聞いている。しかし、シルフィードはあれを先住魔法という。
「じゃあ、あれは本当に先住魔法だったの?」
「それはもっちろん! ……と、いいたいとこなのだけど、ちょっとちがうかも」
指を唇にあて、シルフィードは考える仕草をする。
「どういうこと?」
「お姉さまもしってるけど、私たちの使う先住魔法は精霊と契約して使う魔法なのね。
 でも、クザクの使った魔法は契約しているよーなしてないよーな」
「分かり難い」
「シルフィにもわからないのね。でも、クザクの使った魔法には大いなる意思を感じた
 のね。でもでも、やっぱりちがうよーな、あってるよーな。むむむ……」
「役にたたない」
唸ったままのシルフィードにタバサは軽い溜息をつき、再び本に目を落とした。
「きゅい! お姉さまひどい!」
非難めいて叫ぶシルフィード、だが既に彼女の声はタバサに届いていない。いや、目を
落とした先の本の文字もタバサの目には入っていなかった。
使い魔、それは小感謝の属性を決定付けるための儀式である。では、召喚され、使い魔
となった彼はどの属性を持つというのか。
それは同時にそんな彼を召喚したルイズの属性にまで問題が及ぶ。
「まさか」
そこまで考えてタバサは自分の考えを否定した。流石にそれは推測にしても突飛過ぎる。
「でも」
タバサは思い出す。あの時、ギーシュに立ち向かった彼の力の凄まじさは、北花壇騎士の
自分の目から見ても尋常ではなかった。
彼の見せた四系統魔法とも先住魔法ともつかない技、あれこそが彼がその存在であると
如実に示しているのではないか。

721 :ゼロの使い魔〜我は魔を断つ双剣なり〜 ◆UBgK6taq52 :2008/04/11(金) 23:28:29 ID:CnS3tos/
拳を彼の武器とするならば、剣を彼の武器とするならば、あらゆる武器を自在に操った
彼は正にそうであり、彼を召喚した彼女はそうであると推測する事が出来る。
「虚無……」
そう、ルイズが『虚無の使い手』であり、クザクが『ガンダールヴ』であることに。
だが、それもまた推測でしかない事には変わりはない。それを確かめる術がない現在
彼とルイズを伝説と決定付けるには証拠が足りない。
このことはまた別の機会に考えるべきであろう。
それまでの思考を打ち切り、今度こそ意識を本に向け、再び自分の世界に戻ろうとする
タバサだったが、
「タバサ、今から出かけるわよ! 今すぐ、ナウ!」
ドアを開け放って飛び込んできた闖入者はその願いを聞き届けてくれそうにはない。
「きゅい、おねえさま?」
「……」
何も言うまい、溜息を吐き出しタバサは本を閉じた。



*****


「なるほど、それは実に羨ま……いや、悲惨な話じゃないか」
「ギーシュ、今何と言おうとした?」
「何でもない、何でもないぞ?」
どこか余所余所しい笑みを浮かべる金髪の優男な色男に溜息をつきつつ、大十字九朔は
トリステインの城下町を行く。
虚無の曜日、この日を迎えるのはこちらに来て何度か体験しているが、こうして学院の外に
出るのは初めてだった。
「しかしだギーシュ。汝、これからいったい何処に行こうというのだ? ついて来いと
 言ったからあえて何も聞かずについて来た訳だが……」
「まあまあ逸る気持ちは抑えたまえクザク。 貴族の召使いに手を出し、そして貴族の子女に
 手を出し、終いにはその逢瀬を見つかり主人に部屋を追い出された使い魔である君をだ。
 この僕が直々に慰めてやろうといってるんじゃあないか、うんうん!」
憎らしい位に明朗快活に笑う眼の前の金髪優男にただならぬ殺意が芽生える。がしかし、
ルイズの逆鱗に触れて部屋を爆発魔法のオマケつきで追い出され、行き場を失った自分を
何も言わず迎え入れてくれた恩人である彼を叩きのめすわけにいかない。
ここはぐっと堪える。
「それにだ。まあ……なんだ」
明朗快活に笑っていたはずのギーシュの顔がすぅっと憂鬱気なものに変わる。
「僕もだね……ええっとだ、モンモランシーとケティにその……あははは……」
皆まで言わなくとも顔色と声色で大体予想はついた。
「大変だな、汝も」
「君もな」
心と心が通じた瞬間だった。
そんなわけで女難にまみれた男二人は肩を並べ町を行く、なんとも冗句にもならない光景で
はあるが。
「しかし、この町はやたらと狭苦しい」
ギーシュの案内を受け、その後ろをついて行きながら九朔は呟く。
ここが一番の繁華街だとギーシュは言っていたが、白い石造りの町の道幅は5メートルもなく、
自分の知るアーカムシティの繁華街とは似ても似つかない。
これではむしろアーカムシティの中にある市場の通りといった方が正しい気がする。
そしてそんな狭っ苦しい道幅五メートルは今日が休日もあってか人で埋め尽くされて
いる訳で。
歩道があるから自動車をかっとばすようなような輩がいれば大惨事間違いなしだが、
此処には車はないのでそんな事態にはなるまい。
「で、汝はいったい何処に連れて行くつもりなのだ?」
前からやってくる人ごみを上手くかわしながら進むギーシュの後ろについて行きながら
九朔は声をかける。振向き答えるギーシュ、その顔はしかし、確かに緩んでいた。
あまり良い予感はしない。

722 :ゼロの使い魔〜我は魔を断つ双剣なり〜 ◆UBgK6taq52 :2008/04/11(金) 23:29:01 ID:CnS3tos/
「いや、なに。チクトンネ街に良い酒場があってだね。その名も『魅惑の妖精亭』という
 そうだ。なんでも女子が実に際どい格好をして食事を運んでくれるらしくてね。
 ほら、僕たちはどちらも女性に酷い目にあってるだろう? ならばその分を女性に
 癒してもらうのは真理だと僕は思うわけであってね」
ああ、なるほど。理解して、九朔は全身に鉛を乗せられたような気分になった。
「ギーシュ、汝はこの期に及んでまだ女を追いかけるつもりか?」
「何を言うかクザク! 男にとって女性は花だぞ!? 愛でずにいられるものか!」
勢いづく自称色男、天下の往来で大げさな身振りを交えて更に続ける。
「男なら何時までも少年を忘れるべからず! なのに、君は何をいうのか!
 良いかクザク! 男は年をとろうとも永遠の少年、これは真理だ!」
瞳に炎を宿して熱弁するギーシュに九朔は頭を抱えたくなった。要はこれから居酒屋で
酒を飲んで女の子と遊ぼうというのだから。
「汝について来た我が馬鹿だった……」
「また何を言うんだクザク! これもそれもすべて君を慰めるためなんだぞ!?」
「よく言うわ汝。自分が行きたいから我を巻き込んだだけだろうが」
「無論それもあるが、男ならば可愛い女の子に囲まれたいと思うだろう!?」
「いや、あまり」
即答した。昨日の昼の一件、そして重ねて起きた夜の一件で懲り懲りだったのでそう
答えたわけだが。
しかし、眼の前のギーシュの顔色が見る見る内に青ざめていくのに、彼の脳内で、今自分が
言った言葉がどのように解釈されたかに思い至り九朔は拳を静かに握り締めた。
「ま、まさか君は……」
「ああ、なんだ」
ギーシュの手が上がり、人差し指がしっかり確実に九朔を指差した。
「ホモか?」
「死ね」
「へぶら!」
めきょ――昨日の恩を今日伊達にして返す。渾身の右ストレートは顔面にクリーンヒット、
受身を取る間もなくきりもみ3回転ひねりを加えてギーシュは一直線に路地裏へと
吹っ飛んだ。
「うごご……な、ナイスパンチだクザク。さすが我が友……」
路地裏を覗くと、石畳に大の字に倒れたギーシュが片手を上げてサムズアップしていた。
結構本気で殴ったと思ったのだがこの色男、存外に丈夫である。
「で、我のホモ疑惑は頭の中から消えたか?」
「ああ、消えた。そうそう、クザク。殴られた時に死んだひい爺様に出会えた」
「そうか」
「ああ、そうだ。花の綺麗な場所でね、ひい爺様のところに行こうとしたら今は来ては
 いけないと蹴っ飛ばされた」
「そうか」
起き上がるギーシュ、先ほど殴って陥没したはずの顔面は元通り、いつものハンサム顔が
そこにあった。
「何も突っ込まんからな」
「なにがだい?」

723 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:29:58 ID:8NGIWGLc
>>717
ラスト、テファに助けられたサイトが自力で学院に戻ってめでたしめでたし。
正直言って2期は2クール必要だったと思う。

724 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:30:07 ID:GDS3fhmJ
>>709
魔法が使えない欠陥品に貰い手あるかね
>>711
虚無じゃないからNOthanks

>>712
魔法がつかえないからこそ
危機感を持って他の生き方を探すと思うだがな
学生は関係ない
十代半ばなら大人だ

725 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:30:49 ID:8NGIWGLc
おっと、リロードし忘れた。支援。

726 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:31:18 ID:OGxtAYx8
第二斉射!

727 :ゼロの使い魔〜我は魔を断つ双剣なり〜 ◆UBgK6taq52 :2008/04/11(金) 23:32:18 ID:CnS3tos/
**


トリステイン城下町。そこはこのトリステインにおいてもっとも活気溢れる町。
それは同時に繁栄と盛衰を抱く意味を持つ。
栄えるものがあれば落ちぶれるものもある。富を得る者もいれば失う者もいる。
光がある場所には必ず闇は存在する。
この場所もその一つ。
薄汚れた裏通り、繁栄から取り残されたそこはまず普通の人間が踏み入れない場所。
人一人がどうにか通れる道の両側に立つ家には人の気配はなく、ここ数年は使われた
形跡もない。
窓ガラスは当の昔になく、吹き込む風で窓枠に張った蜘蛛の巣がゆらゆらと所在無く
揺れている。
道の向こうを見れば乞食が道端で座り込み、虚ろな目で空を見ている。また別の乞食は
断ったままぶつぶつと何かを呟き、座り込む男たちは何事かの悪事を企んでか
よどんだ目で囁きあう。
そんな危険極まりない場所に女が独りでいた。
普通ならば襲われてもおかしくはないが、しかし、だれもその女に近づこうとは
しなかった。尋常でない、何かをその女は纏っていた。
それは目には見えないが、生物としての生存本能を呼び起こすには充分なほどの圧迫感。
ふらつき、フードの隙間から見える肌は青ざめているというよりは土気色。
まるで生気がない。
女が一歩踏み出すたびに、昼にしては薄暗い裏通りが夜の闇へと包まれていくように
思えたのは目の錯覚か、それとも現実か。
気づけば、人々は女から逃れるようにその場を逃げ出し、その場にはその女しか
いなかった。
吐き気がする。喉が渇く。苦しい。身体が、重い。頭の中身を手で鷲掴みにされたような
激痛が断続的に襲ってくる。動くのも、息をするのも苦しい。
「か……は……ぁ」
耐え切れず、汚れるのも構わず女――フーケは壁にもたれかかった。
昨日、ニアーラと出会ってからずっと身体の調子がおかしい。つまらない話をして、本を
もらっただけだというのに。
今日の夜に実行する計画のために必要なものを調達しに来たというのに。
「これの……せい?」
抱いた予感、フーケは手の中に握り締めたその本を見た。それは鉄の表装のついた、
何かで黒く汚れた奇妙な本。
何かのマジックアイテムの一種か、そうニアーラに聞いてみたが彼女はただの骨董品と
だけしか答えずそれ以上何も言わなかった。
ディテクトマジックをかけてみたが何の反応もなく、恐らく害はないのだろうと思って
いたが。
「――」
この本に何か原因があるのではないのか。思い、どうしてか昨日から手放す事のなかった
その書の表紙に手が伸びた。
指が近づくたび、開こうとする意志を持つたび、全身を包んでいた悪寒と頭痛が消えて
いく。
やはり、これが原因なのか。指が表紙の厚紙を摘む。
脳の片隅でそれを開いてはいけないと言う声がした。開かねばならないと呼ぶ声がした。
だが、それはただの声。現実には何の影響も与えはしない。
分厚い鉄の表装を指先が開いた。

728 :ゼロの使い魔〜我は魔を断つ双剣なり〜 ◆UBgK6taq52 :2008/04/11(金) 23:32:40 ID:CnS3tos/
「―――ぁ」

――中身は、凡そハルケギニアでは見たことの無い文字で記されていた

奇怪な図形、酷く君の悪い挿絵、紋様にも見える解読不能の文字。薄気味悪い本だった。
ニアーラの戯れだったのか、そう思い本を閉じようとしたのだが――閉じる事が出来ない。
どうしてかその本を読むのを止めることが出来ない。視線がページを追う。
薄汚い路地裏、フーケはその本のページを捲っていく。
一ページ一ページ読み進めるたびにそれに憑りつかれている自分がいる。
何ページも何ページも読み進めて、何ページも、読み進めて。
ページをめくる手は止まらず、一枚一枚めくるたびに身体の奥が熱く、熱く、疼く。
まるで全身を見えない手で嬲られているような狂おしいほどの悦楽。
それはニアーラに触れられた時に感じたそれと似ていて――止まらない。
止まらない、止まらない、止まらない、止められない。
脳髄から無理矢理に引き摺り出される快感はとどまる事がなくて、唇を舌でなぞるだけで
どうしようもなく疼く。
もう、それがマジックアイテムだという事なんてどうでも良くなっていた。
ただただ読み進めていく。
ページをめくるたびに走る快楽は増していき、半分を過ぎた頃にはもう、何も考えられない。
嬲る見えざる手は無数に増えていて、喘ぎ声だけが耳を聾する。
薄暗い路地裏はいつしか闇に包まれていた。
フーケはそれに気づかない。

――そして怪異は起きる

紋様が蠢き、フーケの指先に絡みついた。それは次々に数を増し、快楽に震えるフーケの
肢体を這い上がっていく。
描線は次第に互いと捩れあい一つのカタチを取りはじめた。
それはまるで人、絡みついた描線は後ろからフーケを抱きすくめる形でそのカタチを成し、
疼く身体を慰めようとするフーケの身体を押さえ込み、地面へと押し倒した。
快楽に溶かされた肉体は抵抗することもなく、為すがままになる。
描線は捲れ上がったローブから覗く太ももを撫ぜあげ、乳房を乱暴に揉みしだいた。
それは本能のままに行なわれる儀式。
描線は股の間を割って入り、曝け出されたうなじへと描線の絡まった舌を這わす。
「か……ぁぁ……ぅあ……!」
開いた口へ舌が差し込まれ、口内を描線でできた舌が無造作に蹂躙した。凄まじいまでの
快感に声にならない声をあげ、フーケが目を見開く。
「が……は……ぁが……うぐァ……!」
快感は喉の奥を越え、更に奥、食道を過ぎて紋様が身体の中を嬲る。見開いた目は今この時
己を征服しようとするヒトガタに向けられる。
そこには描線で出来た人の顔がある。だが、それは人の顔ではなかった。
だが、それが何かを知覚する理性までフーケは刈り取られていた。
異界の快楽はフーケを完全に蝕んでいた。
「ぅぁあぁ……ぇぁ……は……が……ぁ……ぁああ……ぁぁ……」
貪られる。
侵される。
犯される。
紋様は肉体の内に溶けてフーケという存在と同一になる。
肌に染み込み、肉に染み込み、臓腑に染み込み、魂に外道の知識という魔物が喰らいつく。
だが、彼女はそれを認識することはない。
蝕まれ、呑まれ、意識は断絶する。


――深い、深い、奈落の底へ



729 :ゼロの使い魔〜我は魔を断つ双剣なり〜 ◆UBgK6taq52 :2008/04/11(金) 23:33:11 ID:CnS3tos/
投下終了。
では、次の機会にまた

730 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:35:53 ID:l6ynE1UP
クザク乙。
そしてロングビル死亡のお知らせ

731 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:36:34 ID:OGxtAYx8
乙でした!

732 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:39:19 ID:+wogO+Kj
おマチさんがR-18指定な事にー!?
もう戻ってこられなくなりますかこの展開

733 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:46:08 ID:jNRSWxHi ?2BP(30)
乙!

734 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:50:44 ID:gtkgZyVP
おつかれさまー。
……さて、今彼女の手の中にあるエロ魔道書、その正体が問題だ。くぅ、これで次回まで寸止めとは、作者氏はSに違いない。

735 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 23:52:38 ID:MMerDApV
我々が16歳ぐらいの時、将来何になるかなんて確固たるビジョンを持っていた者がどれだけいたかね?

マチルダ嬢の頭上に輝くのは死兆星か?

736 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 00:06:46 ID:GCmvMiB7
乙すー



737 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 00:10:52 ID:Z4Y+gQ12
お久しぶりGJ!!
おマチさんはこのまま魔導書に魅せられた者の多くが陥る死よりもひどい何かになってしまうのか!?

738 :ゼロな提督15:2008/04/12(土) 00:16:33 ID:ox9ugxon
夜分失礼します

予約無いようなので、投下させて頂きます

739 :ゼロな提督15:2008/04/12(土) 00:17:41 ID:ox9ugxon
 夕方、部屋二つとリビング一部屋があるティファニアの家に、村の子供達が全員集まっ
ていた。
 村の子供達は3人ごとに一軒の家で住んでいたが、食事はティファニアの家にてみんな
で食べる。で、村には民家が10軒ほどある。つまり、30人くらいの子供達と一緒に夕
食。当然、貴族みたいな作法なんか知らないし、隠れ里みたいなものなので教会の有難い
教えとも縁がない。

 だから、それはそれはもう、騒がしい。

 一瞬たりと黙らない。
 気が付いたら椅子を蹴ってどこかに走り出してる。
 カエルがどこかから飛んでくる。
 テーブルの下に潜り込んで隠れん坊している。
 隣のパンを取ったとかどうとかでケンカをしだす。
 小さな子は水をこぼしたと泣き出す。
 etc...

 おまけに、久々に帰ってきたロングビルが、見知らぬ客を連れてきたというのだ。子供
達が興味をひかれないはずがない。村まで連れてきた荷馬車の馬だって子供達の良いオモ
チャと化している。
 準備も食事中も後片づけも、一瞬たりと気が抜けない戦争のような騒がしさ。これを手
伝うロングビルもヤンもてんてこ舞い。しかもヤンには常に、小枝でつっついたりしてく
る子供達がつきまとう。
 ルイズは「なんで貴族のあたしがそんな事を!」と手伝おうとはしなかった。が、遠巻
きに様子をうかがう子供達が「ヘンなヤツ」「やーいやーい」とからかうと、すぐ追いか
けっこを始めてしまった。
 さすがに杖を取り出す事はなかったので、年長組は「子守には丁度良いかな」とほっと
くことにした。ルイズが意外と楽しそうに子供達と遊んでいるのを見て、ヤンとロングビ
ルは顔を見合わせて笑ってしまった。



     第十五話    森の奥には子供達



 子供達がそれぞれの家に帰った頃、ティファニアの家には四人と剣一本がいる。
 テーブル上の燭台を囲み、ティファニア・ロングビルことマチルダ・ルイズ・ヤンが椅
子に座る。壁にはデルフリンガーが立てかけられている。
「へぇ〜、それじゃミス・ロングビルがウェストウッド村の運営をしていたんだね。凄い
なぁ」
 感心するヤンに、マチルダはちょっと照れてそっぽを向く。
「よしとくれよ、そんな大層なことじゃないんだ。ただ、娘同然のテファを助けるのは当
然だろ?」
 グラスのワインを無造作に飲み干すマチルダ。話口調も粗野で、ルイズは少し驚いてい
る。
「もしかして、それがミス・ロングビルの地ってわけかしら?」
「ん?ああ、まあね。ここはあたしの故郷なんだし、そんくらいは勘弁しておくれよ」
「うん、別に良いわよ」
 ルイズも礼法がどうとかは、さすがにこんな森の奥で口にしたりはしなかった。


740 :ゼロな提督15:2008/04/12(土) 00:19:40 ID:ox9ugxon
 壁の長剣がカチカチと鍔を鳴らす。
「おう、ほんでだな。ハーフエルフの嬢ちゃんの話。続きを聞きてーんだがよ!」
「あ、はい。わかりました」
 蝋燭の光に浮かぶ長い金髪は、神秘的なまでの輝きを浮かべる。
 ついでに巨乳のシルエットが悪魔的な誘惑を周囲にまき散らす。さすがのヤンですら、
視線がティファニアの顔から下に向かいそうになってしまう。実際、顔より目立つ胸なの
だから、視覚誘導としてはあまりに効果的すぎる。
 そんな誘惑に負けそうになったら、右のマチルダに足を踏まれ、左のルイズに腿をつね
られた。


――ティファニアとマチルダ。
 父親は王弟で財務監督官だったモード大公、母親はその妾のエルフで、ウェールズやア
ンリエッタの従妹に当たる。テューダー王家の血を引くので、王位継承権を有する事にな
る。
 生後よりずっと大公の屋敷で、母と共に人目を忍んで暮らしていた。モード大公投獄時
に、隠れ家を襲撃した兵達により母は殺害された。逃亡に成功して以後、この村に隠れ住
みながら孤児達の母親役をしている。
 幸いマチルダなど、モード大公ゆかりの人々が援助をしてくれるため、現在まで無事に
生活出来た。
 そしてマチルダは、本名マチルダ・オブ・サウスゴータ。彼女の父親は大公家に仕えて
いたサウスゴータの太守。大公家への忠誠心からエルフ母子を匿った為、王家により家名
を取り潰された。以後は時々、村を訪れては資金援助をしている。


 4人がワインを一本空け終えた頃、マチルダが話を続けた。
「ヤンがエルフと仲良くやってるのを見て、「しめた」って思ったのさ。テファをエルフ
の国へ連れて行けるかと思ってね」
 ルイズとヤンは「ああ、なるほど」と納得した。が、当のハーフエルフは悲しそうな声
だ。
「そんな、姉さん・・・」
 母の故郷へ帰れるあてがついたというのに、ティファニアは浮かない顔だ。
「あたし、『混じりもの』なのよ…エルフは人間を嫌ってるから、あたしをみたら何をす
るか分からないもの」
「あー、その辺は大丈夫だと思うぜぇ」
 気楽に明るい見通しを口にしたのはデルフリンガー。
「エルフは最近、聖地の事でハルケギニアに助けを求めに来てるんだわ。で、ヤンから詳
しい話を聞きたがってる。だから、ヤンから口添えしてもらえば、悪いようにはしねーと
思うんだわ」
 ヤンもウンウンと頷いた。
「今度ビダーシャルが来たら、君の事を話してみるよ。ハーフエルフがどう思われてると
か尋ねておくから、その後どうするか考えればいいし」
 そうは言われたものの、ティファニアは急な話に困惑している。

 妖精のように愛らしい顔を曇らせる彼女の肩に、姉がポンと右手を置いた。
「あんたはずっと隠れ住んできたからねぇ。そりゃあ、外の世界に出るのは怖いし辛いだ
ろうよ。だがここだって、いつまでも安全とは言い切れないんだ。
 それに、あんただってそろそろ外の世界を知らなきゃいけない年だしね」
 ルイズも元気な声で励ます。
「だーいじょうぶよ!貴族のあたしから見たって、あのビダーシャルは悪いヤツには見え
なかったわ。それに、今すぐって話でもないんだし、ちょっと考えておくくらいはいいん
じゃない?」
「は…はい…」
 不安と期待が入り交じった口元に、細い指が当てられる。
 その指にはめられた立派な指輪が、蝋燭の僅かな光ですら輝いていた。





741 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/12(土) 00:22:11 ID:mHr+QNxD
sienn

742 :ゼロな提督15:2008/04/12(土) 00:22:15 ID:ox9ugxon
 その夜、誰がどこで寝るかで少々困った。厳密にはルイズが困った。
 ルイズはトリステイン屈指の貴族出身。やんごとなき身分の彼女には、森の奥にある素
朴な民家のみすぼらしいベッドで寝るなど想像も出来なかったから。でも、どこをどう探
しても貴族向け高級ベッドなんか無い。
 なので、う〜、とか、む〜、とかさんざん呻った後、とうとうルイズは諦めてティファ
ニアの部屋で寝る事になった。ヤンは同じ家の、もう一つの部屋で。ティファニアとマチ
ルダは別の家、空いてるベッドで。
 デルフリンガーは、リビングにそのまま。


 そして、皆が寝静まった頃。ティファニアの家に向かう長い髪の女性の姿があった。
 彼女は静かに家の窓に顔を寄せ、耳を澄ます。ルイズのベッドからは、散々子供達と遊
んで疲れたルイズの「くか〜、すぅ〜」という寝息が聞こえた。

 彼女は次に、ヤンの部屋の窓に向かう。

 閉じられた木の窓をコンコンと叩く。するとすぐに「ああ、起きてるよ」という返事が
返ってきた。
「悪いわね、こんな夜中に」
「構わないさ。他の人には聞かれたくない話だろ?」
 ヤンが窓を開けると、マチルダは軽々と身を翻して窓から入り込んだ。

 燭台に蝋燭を灯す。ほのかな光に旅装束のままのマチルダが照らされた。シャツにズボ
ン姿のヤンはベッドに腰を降ろす。
「まぁ、座りなよ」
 マチルダは椅子をヤンの前にずらし、黙って腰を降ろした。

 少しの間、二人はゆらめく蝋燭に照らされた互いの顔を見つめる。

 先に口を開いたのはヤン。
「君の妹さんの事、出来るだけの事をさせてもらうよ。君には世話になりっぱなしだから
ね」
「そうかい、助かるよ。あの子は生い立ちのせいで世間知らずだからね。このままじゃ森
の中で一生を怯えて過ごすところだったんだ」
 そこまでいうと、彼女は口をつぐんだ。少々言い出しにくそうに視線が床を彷徨ってし
まう。

「やっぱり、資金援助の事だね?」

 ヤンの言葉に、ばつがわるそうに頷く。
「まぁ…そうなんだよ。ほら、あたし、今は秘書やってるだろ?給料高くないからさぁ。
フーケとして暴れれば金は奪えるんだけどねぇ」
「止めた方が良いね。お金が綺麗か汚いか、なんて口にする気はない。だけど、いずれは
掴まる。そしたら、ここの子供達は事情も知らないまま飢えてしまうよ。その後、一体ど
うなるか考えれば…ね」
 当然な指摘に肩をすくめてしまうマチルダ。
「そう、そういう事さ。だけど、子供達のために金は要る。・・・頼めるかい?」
「うん、構わないよ。むしろ、このくらいは当然だよ。君のおかげで手に入れたお金でも
あるんだし」
「そうかい、ありがとうよ」


 彼女は礼を言った後、真剣な顔でヤンの瞳を見つめる。

「ねぇ、あんた…分かってるだろ?」



743 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 00:23:13 ID:ejFgU6m9
支援

744 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/12(土) 00:23:40 ID:mHr+QNxD
支援

745 :ゼロな提督15:2008/04/12(土) 00:24:44 ID:ox9ugxon
 マチルダの抽象的な指摘。だが、彼女の言葉に込められた想いは、いくら朴念仁のヤン
でも分かってしまう。
「う…んと、何を、かな?」
 それでも彼は、はぐらかすように聞き返す。

 彼女はゆっくりと話し出す。
「あたしがフーケだって事、エルフと仲良くやってる事、『聖地』の事…お互いが共有し
てる秘密は、一つでも表沙汰になれば即刻縛り首モノだよ。
 あたしも、あんたも、共犯として一緒に…ね」
「う、うん。そうだね」

 ヤンは、マチルダを見る。
 小さな光に照らされた緑の髪がゆるやかに揺れる。整った口元から囁くような声が漏れ
る。彼女の瞳が、真っ直ぐに自分を見つめる。

「おまけにあたしはティファニアを、そしてこの村の子供達を、全てあんたに任せようっ
ていうんだ」
「分かってる。必ず、出来るだけの事をさせてもらうよ。信頼して欲しい」
「もちろん、信じてるさ」
 そういってマチルダは微笑んだ。美しく、上品に、そして妖しく。


「ただ、さ・・・男ってさ。いや、女だって・・・口ではなんとでも言うじゃないか。信
じてるだけじゃあ、やっぱり、ダメなんだよ」


 そういって、マチルダはすぅっと立ち上がった。
 ロウソクの僅かな光でも、その頬が赤く染まっているのが分かる。
 だがヤンは、困ったように視線を落とした。

「言葉だけじゃ・・・ダメかな?」
「ああ、ダメだね」

 ヤンの両手は膝の上で、せわしなく指を絡ませている。

「…お金のために、っていうのなら」
「バカにするんじゃないよ。このマチルダ・オブ・サウスゴータ、身体を売るくらいなら
死を選ぶぜ」
「う、ん…そう、だよね。ゴメン」

 謝りつつも、ヤンの視線は虚空を彷徨う。

「あたしは、別に女房にしろなんて言わない。そんな固ッ苦しいのはゴメンだよ。ただ、
これからもあんたとは仲良くやっていきたいだけさ。
 何より、裏切らないっていう保証が欲しい。言葉だけじゃない、あんたの情を、本気を
見せて欲しい」
「いや、でも、僕は・・・そりゃ、君は、とても素敵だけど、嬉しいけど、僕は・・・」

 ヤンは、言葉に詰まる。
 そんな姿を見ても、マチルダは特に怒りはしなかった。ただ一言、口にした。


「フレデリカ」
「!!」



746 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/12(土) 00:25:05 ID:mHr+QNxD
支援

747 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 00:26:32 ID:+xkAdPv+
なんか熱くなってきた!支援

748 :ゼロな提督15:2008/04/12(土) 00:27:42 ID:ox9ugxon
 その瞬間、ヤンの顔は困惑から驚愕へ塗り替えられた。
「やっぱり、あんたの女房の名前かい?」
 力なく、ヤンは頷く。
 どうしてその名を知っているのか、とは尋ねなかった。

 女はゆっくりと彼の前に立ち、男を見下ろした。
「忘れられないのかい?」
「ああ、忘れられないよ。…まだ、故郷を離れて二ヶ月も経っていないんだ。忘れられる
はずがないよ」
「愛してたんだね」
「愛してるんだ。今も」
 ヤンは頭を抱える。深い苦悩に涙すら浮かべる。

 マチルダは腰をかがめ、顔を寄せた。
「聖地の門を塞ぐんだろ?そんなんで故郷の事、諦められるかい?」
「諦め…たく、ないさ。
 会いたいんだ、もう一度、会いたいんだよ。フレデリカにも、ユリアンにも、シェーン
コップや、アッテンボローや、みんなに、もう一度・・・会いたいんだよ!」

 ヤンはマチルダを見上げる。涙を流しながら。

「でも、聖地の門を塞がなきゃ、この世界は・・・いや、この世界だけじゃない。たとえ
故郷に帰っても、その後、門に誰が巻き込まれるか分からないんだ。フレデリカだって、
ユリアンだって、いつ誰が聖地の門に突っ込んでも、不思議じゃ、ないんだ。
 やらなきゃ、ならないんだ…みんなの、ために、両方の世界のために…そのために…僕
しか・・・」

 マチルダは、優しく微笑んだ。
 そして、ヤンの頬をその手に包む。

「でも、苦しいんだろ?」
「・・・苦しいさ」
「なら、あたしの胸くらい貸してやるさ」

 頬を包む手が、するりと首へと降り、ふわりとヤンの頭を自らの胸へ引き寄せた。

「まったく、あんたは不器用だねぇ。
 忘れられるもんか、愛する人の事なんか。いや、忘れちゃいけないんだよ」

 ふくよかな胸の上で、ヤンはぎこちなく頷く。

「あたしは、そんなあんたが気に入ってるのさ。
 頭が切れるくせに不器用で、
 勇敢なくせに欲が無くて、
 皮肉屋のくせに優しくて。
 こんな良い女を前にして、女房の事が忘れられないってハッキリ言っちまう。
 そんなあんたを、他の女の事を愛してるあんたに、惚れちまったよ。
 だから、あたしの事なんか気にすんなよ。嫌いになったり、邪魔になったら、殺しちま
えばいいからさぁ」
「そ、そんな事、しないよ…」

 男の腕がゆっくりと、怖々という感じに女の身体に添えられる。
 女は嬉しそうに、男を強く抱きしめた

「いや、してくれていいよ。後の事は、ティファニアも村も、全部あんたに任すからさ。
泥棒家業始めた時から、人並みの幸せなんて捨てちまったしねぇ。
 だから、あんたに望むのは、答えだけだよ。バカのあたしにも分かる簡単な答え。
 今、あたしを抱くか…それとも、今、あたしを…殺すか」



749 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 00:27:51 ID:GCmvMiB7
原作でもそうだけど、ティファニの胸の話題になるとなんかねー
エルフ=小さいというイメージしかないわ俺は

男前な言葉遣いなマチルダさん支援ー


750 :ゼロな提督15:2008/04/12(土) 00:30:31 ID:ox9ugxon
 ヤンの身体がこわばる。
 マチルダの身体も、緊張に固まっている。

 二人とも、互いの身体に身を寄せたまま、しばらく動かない。


 そして男は



 女の細い身体を、長い緑の髪ごと強く抱きしめた。




 光が夜を大地の端へと追いやる。
 森の中には朝靄が漂い、草木の葉を濡らす露となってキラキラと輝く。
 気の早い鳥たちは、既に元気にさえずり飛び回っている。
 村のはずれでは、連れてきた荷馬車の馬があくびをしていた。

「ふぅわあ〜ぁ…」

 ヤンも間の抜けた大あくび。右手でしまりのない口を塞ぐ。
 いつもの寝ぼけまなこで天井を見上げると、藁葺きの家の天井が見える。
 ベッドは粗末な木製。シーツ類も学院の物とは違い、最も安い品。だがとても清潔にさ
れていて、寝心地は悪くない。


 でも、狭い。


 さして大きくないベッド。そのうえ隣にはマチルダが静かな寝息を立てている。
 左腕の上に頭を置き、長い髪がヤンの胸の上にもかかっている。

 口を塞いでいた右手で、彼女の頭をふわりとなでる。
 まるで最高級の絹のように柔らかくサラサラの髪。

 彼女の頭の下からゆっくりと腕を抜く。そして身体に巻き付くマチルダの腕を、そっと
ほどいて起きあがる。左腕が痺れているのは、長時間マチルダに腕枕をしていたせいらし
い。
 なるべく床を軋ませないようにベッドから降り立ち、静かに服を着た。

「一人で起きるなんて、つれないねぇ」
「ん・・・よく寝てたからね」

 振り返ると、マチルダも身体を起こしていた。ティファニアほどではないが、それでも
大きくて形の良い胸を隠そうともしていない。
 真っ赤になったヤンは慌てて視線を戻す。それを見たマチルダはクスクスと楽しげに笑
い出す。
「なーにを照れてんだい?昨日はあたしの胸の中で、ずっと泣いてたくせにさぁ」
「そ、そんな事、してたかな?」
「してたさ。おかげで…あぁ〜あ、見なよ。もう胸が涙と鼻水でベチャベチャだよ」
「ええ!?ご、ゴメン」
 と言って振り返ると、彼女はニヤニヤ笑っていた。もちろん胸のどこにも涙や鼻水の跡
なんか無い。
 からかわれたと気付いて、再び慌てて視線を前に戻す。背後からはケラケラと笑い声が
響いてくる。


751 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 00:31:37 ID:ejFgU6m9
支援

752 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/12(土) 00:32:15 ID:mHr+QNxD
支援

753 :ゼロな提督15:2008/04/12(土) 00:32:45 ID:ox9ugxon
 ちょっと不愉快になったヤンは、なんとか誤魔化そうと窓を見た。
 すると、目があった。
 木で出来た窓の隙間から覗いてくる、幾つもの小さな目と。

 とたんに「やっべー!」「にげろー!」という子供の声と共に、走り去る複数の足音が
響いてくる。


 ヤンは、固まった。

 後ろでマチルダも引きつっていた。


  ギシ
 扉の方からも床板が軋む音がした。
 即座にマチルダが杖を手にし、扉へ振る。

 その刹那、開け放たれた扉と一緒に、ルイズとティファニアが転がり込んできた。
「あ、あら?あらら?…えっと…朝だから、その、呼びに来たの、よ?」
 天井を見上げてとぼけようとするのはネグリジェ姿のルイズ。
「ええと、その、姉さん、あの…」
 ごまかしようもなく、口ごもるのは一枚布で作られた夜着を纏うティファニア。
「おいおい、今さら誤魔化しようもね〜だろ?暗いウチからずっと扉に張り付いてたんだ
からよ」
 誤魔化さないのは最初からリビングにいたデルフリンガー。

「あ・・・あ・・・あ!」
 マチルダの幸せ一杯な顔は、だんだんと怒りで一杯に変わっていく

「あんたらあーーーーーーーーーーっ!!!!」
 静かな森に怒号が鳴り響き、驚いた鳥たちが飛んで逃げていった。




 朝食、という名の晒し物タイム。
 昨日の夕食と同じく、ティファニアの家に集まって皆で朝ご飯なのだが、子供達は朝食
なんかそっちのけ。「マチルダねーちゃん!結婚するの!?」「わー、ヤンさんとマチル
ダねーさんはアッチッチなんだー!」とからかわれっぱなし。
 マチルダは、「うるせー!さっさと食えーっ!」と怒鳴り散らすが、笑顔で言っても全
く効果がない。ヤンは「あの〜、えっと、そのぉ〜」と子供相手に本気で照れてしまい、
昨日以上につつかれたり蹴られたり石を投げられたり。
 ルイズとティファニアは、ヤンとマチルダの顔がまともに見れず、真っ赤になって顔を
背けてしまう。

 結局、夜までこんな感じ。

 そして寝る時間になったら「いーからいーから」と、子供達にヤンの部屋へ押し込まれ
るマチルダ。もちろん彼女は「や、止めなよ!」と言いつつも抵抗せず、ヤンも苦笑い。
ルイズとティファニアは赤くなったまま見て見ぬふり。

 見張りにマチルダのゴーレムが立つ二人の部屋の外では、リビングに立てかけられたデ
ルフリンガーが「平和だなぁ」と呟いた。





754 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 00:33:17 ID:u+GuIwMW
いい女ゲージがギュンギュン上がるマチルダ姐さん支援

755 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/12(土) 00:33:51 ID:mHr+QNxD
支援

756 :ゼロな提督15:2008/04/12(土) 00:34:44 ID:ox9ugxon
 そしてまた次の日の朝。見張りのゴーレムも既に土に戻っている。
 ヤンは湯気の立つ湯を入れた桶と布を持って部屋に戻ってきた。
「マチルダ、お湯とタオル持ってきたよ」
「すまないね。んじゃ、背中拭いてくれるかい?」
「うん、後ろ向いて」
 学院ではないので、お風呂やサウナもない。さすがに汗くさいので、お湯に浸した布で
身体を拭く事にした二人。

 ヤンがゴシゴシとマチルダの、優美な曲線を描く背中を布でこすってると、扉がノック
される。
 ヤンが口を開くより先にマチルダが答えた。
「鍵ならかかってないよー」
「元から無いでしょ!」
 ヤンが、え?ちょっと、と止める間もなくルイズが扉を開けた。

 目の前では、ヤンが裸のマチルダの背を拭いていた。

「キャアッ!」
 慌てて扉を閉めて真っ赤になる。
「ちょっと!先に言ってよ!!」
「何言ってンだい?裸なのはあたしなんだから、気にする事は無いだろ」
「いや、そういう問題じゃないだろう…」
 さすがにヤンも呆れてしまう。気を取り直して扉の方に声をかける。
「ところで、何か用かい?」
 扉の向こうから、怒ったような声が帰ってくる。
「あ!あんたが、桶にお湯入れて部屋に帰るのが見えたから、ついでにあたしも身体拭こ
うと思ったのよ!」
「ああ、んじゃ入りなよ。あたしは後は自分でやるからさ」

 マチルダの豪快なセリフに、扉の向こうから一瞬返答に詰まる空気が伝わってきた。

「ふ、ふんだ!それじゃ、そうさせてもらうわ!」
 ツンと澄ましつつも頬が赤いルイズが入ってきた。起きてすぐだったらしく、まだネグ
リジェのままだ。
 そのままクルリとヤンに背を向けて床にちょこんと座る。
 ヤンはルイズと、ニヤニヤしてるマチルダの間で視線を往復させながら、え〜っと…と
いう感じで困ってしまう。

 すると、ルイズがジロリとヤンを肩越しに睨み付けた。
「ちょっとあんた…恋人の背中が拭けて、主であるあたしの背中が拭けない…とでも言う
わけ!?」
 クスクスと声を殺して笑い出したマチルダが、ヤンの脇をつつく。
 ヤンも「ああ」と得心して、ルイズのネグリジェを優しく脱がせる。
 ピンクの髪を身体の前に回し、暖かい布で小さな背中を拭いてもらえて、ようやく満足
そうに口の端が緩んだ。

 そんなルイズを見ながら足を拭き上げてるマチルダが、コホンと一つ咳払い。そして微
笑みながらルイズに、いじわるな一言。
「大丈夫です。ヤンさんを取ったりしませんよ」
「ななななに言うのよ!あ、あたしは別に!あるある主の、せ、背中拭くのも、執事の仕
事なんだからね!」
 必死になって誤魔化すルイズの全身は、布でこすられてない場所まで全部真っ赤になっ
てしまった。
 ヤンは「ホントにこれも執事の仕事なのかなぁ…」と疑問に思ったが、嫉妬されるほど
可愛い主に好かれているのは良く分かったので口にしなかった。


 シュカッ!



757 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/12(土) 00:35:22 ID:mHr+QNxD
支援

758 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 00:36:11 ID:SYPpcxL+
ハァハァ ……ふう

こういう立ち位置で描かれるルイズも良いね

759 :ゼロな提督15:2008/04/12(土) 00:36:56 ID:ox9ugxon
 いきなり家の外から、乾いた音がした。
 刹那、マチルダが布を放り出し杖を手にする。


 シュカカッ!シュカッ!


 次々と矢が飛んでくる音がする。ヤンも慌ててルイズごと身を屈める。
 ちょっと頭を上げて、窓の隙間から外を覗き見る。
 そこには、剣や弓や槍を構えた5人程の傭兵らしき一団が村の入り口にいた。矢は家の
壁や、野外に置かれていた薪に刺さっている。
 一番偉そうにしている男が下品なだみ声で「村長はいるかー!死にたくなかったらでて
こーい!」と大声を張り上げている。あちこちの家から子供達の悲鳴が上がる。

 マチルダがニヤリと笑って杖を掲げる。
「傭兵崩れの盗賊っていう所らしいわねぇ。このマチルダ様の村に来るとは良い度胸じゃ
ないかい!」
「ちょっと待って、落ち着いて。彼等は」
 ルーンを唱えようとしたマチルダを制しようとしたヤンは、扉がバタンッと開け放たれ
る音を背後で聞いた。見れば部屋の扉が吹き飛ばんばかりの勢いで開け放たれている。

 身体の下に庇っていたハズのルイズが、いつの間にかいなかった。



 5人の傭兵達に、慌てて服を着て来たルイズが、杖を手に家を飛び出してくるのが見え
た。手に杖が握られているのを見て、寂れた寒村にメイジがいる事に仰天した傭兵達が慌
てて弓を構える。
 同時にルイズは叫んだ。
「ファイヤーボールッ!ウィンド・ブレイク!」
 もちろん火の玉なんか飛ばない。風も吹かない。何かが飛んできてくれるなりすれば、
少なくとも傭兵達は避けるなり矢を撃つなり逃げるなり出来たろう。
 叫んだ瞬間に傭兵達は五人まとめて連続爆発の中に消えた。避ける暇も何もなかった。
 
 爆風に巻き上がる砂塵が消えた時、ヒクヒク痙攣する哀れな傭兵のなれの果てが5人。

 ルイズはツカツカと近寄ると、村長を呼んだ男の頭をゴスッと踏んづけた。
「ふっざけんじゃないわっ!」
 男の抗議のうめき声は、さすがに下卑ただみ声でも哀れに聞こえた。


「こらこらルイズ、慌てて飛び出しちゃダメだよ」
 と言ってデルフリンガー片手にノンビリやって来たのはヤン。
「ふん。こんな盗賊ごとき、このルイズ様の相手じゃないわ!」
「確かに。そこの5人だけだったなら君の魔法で十分だったろうね」
「5人だけ…だった、なら?」
 キョトンとするルイズに、ヤンは村の入り口の反対側に当たる森を指し示す。
 そこには、何人もの傭兵を抱えた大きなゴーレムが立っていた。




760 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/12(土) 00:37:24 ID:mHr+QNxD
支援

761 :ゼロな提督15:2008/04/12(土) 00:39:27 ID:ox9ugxon
「…つまりね。こんな森の中の寂れた村を襲おうっていうなら、森の中へ散り散りに逃げ
られるって事を考えなきゃいけないんだ。だから、まず第一に村の包囲が完成していない
といけない。その上で堂々と村の入り口に部隊が姿を現す。
 村人が逃げようとしても包囲網に掴まる…という算段だと思ってね」
「で、あたしとヤンが森の中に入って、獲物を待ち構えてたこいつらを捕まえてきたわけ
さ。どうやらこれで全員らしいよ」
「ふ、ふん!そのくらい、分かってたわよ!後ろはマチルダとヤンに任せれば十分でしょ
う!?」
「いや、ぜってー嘘だろ」
 ヤンに背負われたデルフリンガーが冷たい突っ込み。

 村の真ん中には、紐で縛られたり、マチルダの土魔法で身体半分を土の中に埋められた
りしている盗賊達がいた。武具を奪われ、子供達に木でツンツンされながら哀れな姿を晒
している。
 長剣を背負うヤンとマチルダはルイズに先ほどの動きについて解説していた。

 さてと、という声とともに3人が盗賊達を見る。同時に盗賊達から、ひいぃっ!と情け
ない声が上がる。
 ルイズの冷たい目が十数人の動けない男達を見下ろす。
「でと…こいつら、どうしようかしらねぇ?」
 ヤンが頭を捻る。
「う〜ん。この村の事を知られたら、困るんだよなぁ…黙ってて欲しい、と言っても無理
だよねぇ」
 マチルダがウィンクした。
「まっかせときな!テファにいつものようにやってもらうさ!」
「ティファニアに?」
 ルイズとヤンが怪訝な声を上げる。マチルダがクイと顎で示した先には、いつのまにや
ら杖を手にしたティファニアがやって来ていた。その口からは既にルーンが漏れている。


 ベルカナ・マン・ラグー・・・


 エルフの少女は盗賊達に向け、手に持つペンシルのように小さく細い杖を振り下ろした。
 陽炎のように空気がそよいだ。
 男達を包む空気が歪む。

「ふぇ・・・・・・?」

 霧が晴れるように、空気の歪みが戻ったとき…、男達は呆けたように、宙を見つめてい
た。
「あれ?俺たち、なにをしてたんだ?」「ここどこ?なんでこんなところにいるんだ?」

 マチルダが杖を振り、男達を拘束から解放する。
 ティファニアは、落ち着き払った声で男達に告げる。
「あなた達は、森に偵察に来て、迷ったのよ」
「そ、そうか」
「隊はあっち。森を抜けると街道に出るから、北に真っ直ぐ行って」
「あ、ありがとうよ…」
 男達はふらふらと、頼りなげな足取りで去って行く。
 呆然として、ルイズとヤンは最後の一人の背中まで見送る。

 二人がティファニアを見ると、彼女は恥ずかしそうな声で言った。
「…彼等の記憶を奪ったの。『森に来た目的』の記憶よ。街道に出る頃には、私達の事も
すっかり忘れてるはずだわ」
 周りの子供達が歓声を上げる。
「相変わらずテファ姉ちゃんの魔法はすげーな!」「ねーたんかっこいー」「なんだい、
あんなへいたいなんか、おれがぶちのめしてやるのにー」



762 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 00:40:07 ID:2mKAw3Hm
支援

763 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/12(土) 00:40:33 ID:mHr+QNxD
支援

764 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 00:40:55 ID:X9lbH4tJ
提督支援

765 :ゼロな提督15:2008/04/12(土) 00:41:48 ID:ox9ugxon
 人の記憶を奪う魔法…
 ルイズとヤンは記憶を探るが、そのような魔法は覚えがない。地水火風いずれの系統に
も当たらないように思える。
 いずれの系統にも当たらない魔法…


 ルイズが、震える声で尋ねる。
「・・・ねぇ、今の魔法って・・・」
 答えたのは、ティファニアではなくデルフリンガーだった。
「虚無だよ、『虚無』」
「虚無?」
 ティファニアはキョトンとして、デルフリンガーを見つめる。
「なんだ、正体も知らねえで使ってたのかい」


 いきなり背中から求めていた答えが出てきたヤンは、絶句した。
 ルイズは、パクパクと口を開けたり閉めたり。
 マチルダは、ふぅ…と溜め息をついた。
「学院で調べて、もしやとは思ってたんだけど…やっぱりだったかい」

 ルイズとヤンは、ティファニアとマチルダの間で視線を高速で往復させる。


「・・・全部の答えが・・・トリステイン、魔法学院に、揃ってた・・・」


 ヤンは始祖ブリミルがどんな人か知らない。
 個人名でなく、部族名とか古代の魔法研究機関名かも、とすら思っている。
 なんであれ、聖地の門を6千年間開けっ放しにする間抜け、というだけでなく、かなり
意地悪で陰湿なヤツだろうとは確信を抱いた。
 運命の糸を思うままに操り、自分の子孫の目前に全ての答えを用意する。その上で、物陰に隠れた答えを見つけられずに四苦八苦する子孫を見て喜ぶ変質者に違いないだろう、
と。

              第十五話    森の奥には子供達   END

766 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 00:43:44 ID:2mKAw3Hm
投下乙であります

767 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 00:43:54 ID:X9lbH4tJ
提督GJ

寂しさに負けたか、提督。それともおマチさんの愛が勝ったのか。

それとブリミルが変質者というのは同意権だ。

768 :ゼロな提督15:2008/04/12(土) 00:44:21 ID:ox9ugxon
以上、投下終了


 ・・・・・・


す、ストーリー上の、必要があったんだ!
それだけだ!
必要だから、だから、イヤだけど、しょうがなく書いたんだ!!




 ・・・・・・・

 ゴメンなさい。嘘です。こーゆーのもスキです OTZ

769 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 00:49:23 ID:kmCi17JH
提督の方、GJ!
マチルダ姐さんが可愛すぎる〜

あと自分もこーゆーの好きであります!w


770 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 00:50:16 ID:GCmvMiB7
乙っすー

関係無いけどアンリエッタ王女嫌いだなー
うぶなサイトを体で釣る…

771 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 00:53:05 ID:2Hchf+/M
OK、
原作へのネガティブは本スレに吐きだしてくれ。


それはそうと提督氏乙

772 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 00:57:05 ID:+xkAdPv+
提督は大人になってしまわれた

773 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 01:04:48 ID:ytKXWsyE
乙ー

・・・さて、この状況って不倫のうちに入るんでしょうか?

774 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 01:05:46 ID:zC60nm2U
乙です

乙ですが提督、フレデリカに謝れー!
浮気はいかんでしょ浮気はっ!

775 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 01:05:53 ID:VhFlXzFY
>>772
体はオッサン手前だけどな
そういやヤンが原作で泣いた時ってあったっけ?

776 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 01:13:51 ID:DiXlnpGo
提督の人、乙。
にしても、普通の小説だったらマチルダ姉さんに死亡フラグが立ってるような気がするのは俺だけだろうか。

777 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 01:18:59 ID:csq21CKQ
GJ!!

おマチさん可愛いすぐる

778 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 01:21:18 ID:JCeIxOQm
死亡フラグか……名前がなぁ

>まちるだ

779 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 01:26:53 ID:29c/7UBt
>>776
人間関係だけを考えたらその方がヤンは都合が良いな
心情的にはカタストロフィだが

780 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 01:27:42 ID:29c/7UBt
上げちまった

781 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 01:27:56 ID:AY9tdCEH
ふうっ…… 乙でした。
ふうっ……。

782 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 01:49:41 ID:G3maKgRL ?2BP(30)
軽蔑の目で見つめるユリアンとフレデリカ
同士を見る目で見つめるポプランとシェーンコップ

というのを想像して吹いてしまったw

783 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 02:02:17 ID:u2XQEHJJ
提督乙!
…おマチさんがかわいすぎるぜコンチクショウ!

784 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 02:03:00 ID:KKHc4XzD
ヤンもこれでようやく30の成人式を迎えられるってことかね

785 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 02:13:15 ID:LkyxCQ4R
>>696
俺は多分、君が居る場所を知っている。
冬場の待機と保守は大変だったぜ……


ネクタイと靴下はセーフだな?

786 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 02:24:38 ID:+xkAdPv+
>>782
むしろ勝手に罪悪感を抱いてふたりから逃げ回るヤンを想像したのだが

787 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 02:40:26 ID:NlXjzIQy
亀ですが提督さん投下乙です
おマチさんと出来てしまいましたね〜帰ったらメイドが怖そうですね

てかあのアンケートは提督さんだったと言う事?
レスってたら内容(糖度)変わってたかも??


788 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 02:49:57 ID:qaI+qJkS
ヤンは帰ったら「この俗物がっ!」とフレデリカに怒られそうですね

789 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 02:51:20 ID:5PzQ1PAV
何故かあっさり許されるミラクルを起こすんですね。

790 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 03:23:30 ID:lVXdn6hR
>>629
亀だが伝勇伝のライナ思い出した
人質にされるの最高とか、牢獄最高とか言っちゃう人だし
いや、流石に奴隷扱い最高とかはありえないけど
面倒臭そうだし

791 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 03:28:27 ID:B2vaD4Xm
>>785
カフスはおkだよね? あとスパム

で、まっするゲ○ドウ召喚はまだかね?
恥をかかせおって

792 :名無しんぼ@お腹いっぱい:2008/04/12(土) 03:34:42 ID:IM71G23p
提督投下乙です。
ああ、やってしまったいたしてしまったw
まぁ、男女って持ちつ持たれつだしね、ヤンだって孤独なんだから仕方ないよね!
この世界にウェンリーの血統が築かれるかどうかはまだ解りませんがワクテカしてます。

後、勢いに乗ってメイドに手を出すのはどうかと思うんで其処は自重しろ提督、帝国の女たらしじゃないんだからw


793 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 03:59:28 ID:LruN2ENK
フレデリカはユリアンに寝取られてちゃったので、ヤンも頑張ればイイと思います^^

794 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 04:10:22 ID:+xkAdPv+
ユリアンにはカリンがいるぞ

795 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 05:33:10 ID:j5QhtbFI
シャルロットもね

796 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 06:09:27 ID:aA/ukHn0
>>794-795

・・・カリンとシャルロットもゼロ魔側にいるな、そう言えば。


797 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 06:27:02 ID:NOhbJ8SU
キャゼルヌの娘の名前って一瞬出てこなかったわ、懐かしすぎて>シャルロット

798 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 06:40:03 ID:MyFhKWfH
>ユリアンにはカリンがいるぞ
>シャルロットもね
ルイズの母やタバサもいると申すかw

まあ、冗談はともかく、提督の人GJです。

>始祖ブリミル
>かなり意地悪で陰湿なヤツだろうとは確信を抱いた
それは同感です。ガリア王ジョゼフもヤンの感想知ったら、その意見に同意するでしょう。
それはともかく、ヤンたちは虚無の一端に触れましたね、
この先、どんな風に話が展開していくか、楽しみです。

マチルダさんとヤンの夜のあれ、原作だと死亡フラグとか言う方いるけど、
俺が連想したのはあれだな、皇帝陛下とその秘書のあれ、命中率100%、
あの皇帝陛下ですら……おや、こんな朝から誰だ?

799 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 06:51:59 ID:8AFV+wfO
提督の人乙w
なんだかニヤニヤしながら見てましたw

さあて、帰ったらおマチさんとメイドさんの火花散るぞお〜w

800 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 07:39:41 ID:247Ie2wf
乙ー。

 致 し て しまわれましたか提督ー
ヤンの「ヤン」が「病ン」になってきたぞー
メイドが惚れ薬で拘束してー?
メイドのお腹か何故か大きくなってー?
おマチさんのお腹も何故か大きくなってー?

お腹の大きな女性二人と故郷に帰ったりー?

 鮮 血 の 結 末 E N D

801 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 07:45:00 ID:G3rowAwR
>>800
こんなセリフが思いだされた

「やっぱり嘘でしたね。お腹の中に誰もいないじゃないですか」

802 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 08:04:23 ID:4xynL1HB
なんでみんな修羅場にしたがるんだw

803 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 08:17:29 ID:G3rowAwR
だって面白いじゃないか

vsメイド、vsルイズ、vsフレデリカ

ああ、楽しいw

804 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 08:56:03 ID:F8YoQlzY
ほんと提督はこれで故郷に帰れたら本妻が怖いぞw


805 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 09:05:47 ID:c5JZgYVZ
シリアスなスペースファンタジーかと思いきや、
一転してなんという昼メロ展開w

>>801
血まみれのトマホークを構えるフレデリカさん(((( ;゚Д゚)))

806 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 09:15:27 ID:xdtxkebL
提督と違って、銃の腕前は軍人レベルに達してたよね、フレデリカw

807 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 09:21:07 ID:PMUhR3oV
うむ、提督のおマチさんは『世界三大萌えおマチさん』として登録させて頂く
順位はこんな感じ

一位・提督おマチさん(ゼロな提督)←今ここ

二位・ぽんぽんイタイタおマチさん(やわらかるいず)←転落

三位・グルグル目のおマチさん(ゼロの魔獣)←三位保持





808 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 09:28:50 ID:247Ie2wf
フレデリカに子供が欲しくないかと相談+ユリアンに「妹ができたら可愛がってあげられるかい?」
→「気が早いわよ。でも楽しいかも」「女の子確定?でも弟か妹か……」
→………………いや、もういるんだけど………お母さんも増えていいかな?



     /\___/ヽ
    /ノヽ       ヽ、
    / ⌒''ヽ,,,)ii(,,,r'''''' :::ヘ
    | ン(○),ン <、(○)<::|  |`ヽ、
    |  `⌒,,ノ(、_, )ヽ⌒´ ::l  |::::ヽl
.   ヽ ヽ il´トェェェイ`li r ;/  .|:::::i |
   /ヽ  !l |,r-r-| l!   /ヽ  |:::::l |
  /  |^|ヽ、 `ニニ´一/|^|`,r-|:「 ̄
  /   | .|           | .| ,U(ニ 、)ヽ
 /    | .|           | .|人(_(ニ、ノノ

809 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 09:43:20 ID:D87V5At/
かなーしみーのー むこーうへとー

810 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 10:05:44 ID:RdFcIGwb
>>790
数少ない例外がエマ・・・じゃなくてシャーリーだな。
就職活動妨害されたけど、まあこの場所でも境遇同じだし?
 と納得しちゃって違和感がない。
メイド希望だったからメイドになってメイド服着るだけで幸せ一杯。

ああ、シャーリーの続きまだかな。
あのけなげでかわいいシャーリーがたまらない。
ルイズも小さい女の子あいてに暴力その他をするはずも無いから行動まともだし。

811 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 10:08:20 ID:RdFcIGwb
>>785
裸で先生を待ってネクタイと靴下着用って。
楽園の魔女達か!?


812 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 10:17:32 ID:qk897RX/
>>811
懐かしいネタだなそれ

813 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 10:22:44 ID:RdFcIGwb
>>812
うん、懐かしい。お師匠様が実は世界守護者で、
弟子達は数年で上級魔法使いになっちまうというとんでもなさが笑えた(w
しかも世界守護者を使い魔にしちまうし(w


814 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 10:40:36 ID:RdFcIGwb
そういえばサモンジ隊長まだかなあ。
サモンジ隊長がどうやってツイズとギーシュを成長させるか、
そのあたりがとても楽しみな作品なんだけと。
あとはヘッポコかな。LVを後二つ上げて自力で帰るまで、
とりあえずおとなしくしているか、なヒース。
どっちも楽しみだ。

815 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 10:42:12 ID:1LaGu6vi
メイドガイコガラシに振り回されまくるルイズとかどうだろう

816 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 10:43:08 ID:RdFcIGwb
メイドガイか。あれも面白かったね。

817 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 10:48:06 ID:2Hchf+/M
メイドガイだと敵以外がほとんど要らなくなってしまいそうなのが何とも。

原作だと主人公の友人とかでメイドガイを頼るようなのはいるけど、
ゼロ魔世界にそんなコトするような奴がいるかどうか。

818 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 10:51:32 ID:1LaGu6vi
確かにハイスペック過ぎるか
忠誠心や能力はともかく性格に難ありすぎだからルイズは酷い目に遭い続けそうだが
フブキがいないと誰も止められないだろうし

819 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 10:56:21 ID:bb2I225P
Sな奴召喚して、ルイズをMに目覚めさせてほしいね

820 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 10:58:46 ID:/ezoMYjg
使い魔・島耕作

こいつ社長になるし、次はもう使い魔でいいじゃね?

821 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 11:03:55 ID:Co071P9m
使い魔 島 耕作→
騎士(シュヴァリエ) 島 耕作→
騎士団長 島耕作

最終的に
国王 島 耕作

822 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 11:05:54 ID:1LaGu6vi
こました女を使ってハニートラップを仕掛けることで伸し上がっていくわけか

823 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 11:06:22 ID:2Hchf+/M
>>821
アンリエッタと結婚するも妾つくったり
不倫をしたりと忙しい有能(?)な国王様?

824 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 11:09:37 ID:RdFcIGwb
ちょっとした考察ですが。

ガリアの人口が1500万人で世界最大。
面積がトリステインの10倍だから人口密度が同じなら
トリステインの人口は150万人。
ゲルマニアは軍事大国。
レコンキスタはトリステイン・ゲルマニア連合でもおびえるほどの大国。

レコンキスタの戦力は、アルビオン王国との内戦によって大いに疲弊した後であり、
それ以前のアルビオン「大陸」の人口=基礎国力は相当恐ろしいものと推測される。

以上から、戦力はガリア>アルビオン>ゲルマニア>トリステイン

と思われる。なお、アルビオンは高地補正と豊富な木材による艦隊多大補正
ありかもしれない。人口も同じような順番ではと推測したほうが、
特別措置などで無理やり捻じ曲げる必要がない分楽ではある(w

6巻P79でラ・ヴァリエール公爵が「3倍の戦力で攻め込んで確実に勝利できる」と言っている。


1:最大の人口を持つガリアの戦力が
2:最小の人口と推測されるトリステインの戦力より
3:3倍以上である場合、
4:トリステインが叩き潰されていない理由が存在しなくなる。
5:その場合トリステインとガリアの国力は1:3よりも小さい比率となる。

B(Aの5についての別の見方)
1:トリステインに侵攻中にゲルマニアが侵攻してきたら?
(ゲルマニアはアルビオンすら恐れるほどなのにそんな脅威になるの?)
2:国土が広いから防衛に取られる戦力比率が大きく、外征に使える戦力は低いとか?
(ゲルマニアやロマリアがそんなに怖いほど戦力はりつける必要あるの?)
3:国内が内乱の危機なので侵攻できないとか?
(レコンキスタ叩き潰せるくらいの即応戦力あったけど?)

色々とありますのでご意見つけたしなどご協力お願いします。

825 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 11:13:15 ID:3EZ2gWlk
>>824
さっそく俺からの意見だ

避 難 所 の 考 察 ス レ で や れ

826 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 11:13:30 ID:n7NrqalD
ルイズは見方によれば十分Mだと思うがね。


827 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 11:13:53 ID:2Hchf+/M
>>824
面白そうだけど突っ込んだ考察の論議するなら避難所で頼む

828 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 11:14:07 ID:1LaGu6vi
ガリアが表だってトリステインに手を出そうとすれば、当然ロマリア経由でアルビオンやゲルマニアが介入してくるだろ
始祖から王権を授けられた国を潰そうってんだから

というか考察スレ行け

829 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 11:32:32 ID:dGVhOmak
>>824
攻略するには籠城側の三倍の戦力が必要

これは結構有名な話だと思うが

830 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 11:41:59 ID:RdFcIGwb
>>829
そうですね、有名です。常識というか。

>>828
アルビオン王家を滅ぼそうとしたレコンキスタに対して、
ロマリアは味方をしてくれませんでした。親戚のトリステインも。

2巻P191にてウェールズ皇太子は
「外国に我々の味方の貴族がいるなどとは、夢にも思わなかった。」
といっておられます。つまりは、王権潰すのを黙認しているようです。


考察スレは、過疎ってるんです(TT)

831 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 11:44:27 ID:AY9tdCEH
つttp://nukoup.nukos.net/img/13333.jpg

832 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 11:51:19 ID:wvYp81X2
>830
今日の午前中だけで8レスあるのに過疎ってる扱いか?

833 :ゼロのエルクゥ閑話2 0/2 ◆yxbMPy6fic :2008/04/12(土) 11:51:38 ID:gkQRvF5P
短めですが閑話を一つ。予約がなければ5分後に投下したいと思います。

834 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 11:53:08 ID:RdFcIGwb
支援!

835 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 11:53:41 ID:yFGELAje
カモンサンシャイン

836 :ゼロのエルクゥ閑話2 1/2 ◆yxbMPy6fic :2008/04/12(土) 11:57:29 ID:gkQRvF5P
 清らかな竪琴の調べが、森の木々に吸い込まれては消えていく。

「はぁ……」

 魔法学院の石造りの住居とは全く違う、曲線の残る木材を大まかに組んだだけの民家の窓辺で、少女は竪琴を奏でていた。
 木々の隙間から垣間見える宵の空には、見事な蒼紅の双月。
 月の光は淡く、少女の浮かび上がるような細く長い金の髪を照らし出していた。

「…………」

 その表情は、暗く沈んでいた。
 彼女自身に、特に何か悲しい事があったわけではない。しかし、近いうちに、彼女の住む土地が多くの悲しみに包まれるであろうと、昨今聞く街の噂と、虫の知らせのような予感が教えてくれていた。
 竪琴を爪弾けば、その予感はますます強くなる。

 寂しい、という気持ちは、常にある。
 故郷を思っても、仇敵同士の混じりものである自分に、果たして本当の意味で『故郷』などというものがあるのか。
 考え始めると、いつも袋小路に嵌り込んでしまう。

「…………」

 村の子供達は、好きだ。
 森の自然も、好きだ。
 今の生活に不満はない。むしろ幸せだった。
 けれど、湧き上がる寂寥感がなくなる事はなかった。

「おともだち……かぁ」

 いつか、世話になっている姉代わりの女性が言っていた事を思い出す。
 子供の世話が出来る甲斐性も、大人の機嫌を窺える愛嬌も、同年代の友人を得るには必要ない、と。
 その意味はまだよくわからないが、何の隔たりもなく触れ合える『おともだち』というものが、少女の傍にいないのは確かだった。
 金色の海から突き出た尖った耳がそれを困難たらしめている事には、少女も気付いている。そして、怖れても。

「……動物なら」

 小さい頃に物語の本で読んだ、人の言葉を話す使い魔のネコのおとぎ話を思い出して、そんな事を思った。
 メイジの少女と使い魔のネコとの心温まる交流が描かれていて、屋敷から出られなかった少女は、夢中になって読んだものだった。

「……呼んで、みようかな」

837 :ゼロのエルクゥ閑話2 2/2 ◆yxbMPy6fic :2008/04/12(土) 11:59:05 ID:gkQRvF5P
 系統魔法の才能は全くなく、使える魔法と言えば、ふとした折に覚えた、人の記憶をちょっと忘れさせるものだけ。
 成功するかどうかも怪しい事が、ちょっと試してみようかな、というささやかな気持ちを、実行へと移させた。

「『世界のどこかにいる誰かさん。私と一緒にいてくれる使い魔さん。もしこの声が聞こえたら、私のところに来てください』」

 それは、物語の中の少女が唱えていた呪文。
 神秘も秘儀も何もない、純粋な願いの魔法。
 本来ならばささやかすぎて誰にも届かなかったはずの、小さな小さな夜更けの願い。

「なぁーんて、ね。こんなので使い魔なんて呼べるわけが……って、えええっ!?」

 しかしそれは、遠く遥か異世界の少女の強い願いと結びつき、その効果を世に現したのだった。
 ぎゅいん、と耳障りな音とともに、少女の目の前に緑色の鏡が忽然と現れる。
 その表面に波紋が波打ち……水面から飛び出す魚のように、何かが中から飛び出てきた。

「く、ううっ……」
「あ、ああ……」

 それは、人だった。
 烏の濡れ場のような漆黒の髪を肩で切り揃えた、小柄な女の子。

「……ここは……?」

 女の子が床に降り立ち、鏡が、出てきた時と同じように、忽然と立ち消える。
 頭を押さえながらキョロキョロと周囲を見回し、驚いたのか、少しだけ目を見開いたりしている。

「あ、あう……」

 少女は、動けなかった。
 使い魔召喚の魔法で、人を呼んじゃうなんて。
 しかも、自分と同い年ぐらいの女の子を。
 見知らぬ他人に対する警戒心と、理解の及ばない現象に対する混乱で、少女の口はあうあうと呻きを漏らすだけだった。

「あなたは……?」

 女の子の目が少女をとらえ、小さく疑問の声を発した。
 少女はビクリと体を震わせたが、目の前の女の子の瞳に戸惑いが宿っているのを見て取り、小さく深呼吸した。

「てぃ、ティファニア。ティファニアよ。ここはアルビオンのウエストウッド村。あ、あなたのお名前は?」
「……柏木、楓」

 双月の光が、二人の少女の出会いを静かに見守っていた。

838 :ゼロのエルクゥ ◆yxbMPy6fic :2008/04/12(土) 11:59:38 ID:gkQRvF5P
これだけですが一つ。ありがとうございました。

839 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 12:00:43 ID:X9lbH4tJ
sien

840 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 12:02:13 ID:yi9xdsdQ
乙です。
楓キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!

841 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 12:02:46 ID:AIHoytq4
楓キター!
エルクゥの人、乙でした!!

842 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 12:04:03 ID:1LaGu6vi

とうとう楓もこっちに来たのか
同じ世界にいるかも知れないと死にものぐるいで探すのか、それともとうとう姉さんたちとも会えなくなったとますます引き籠もるのか

843 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 12:06:33 ID:RdFcIGwb
資料投下乙


2巻P172にてアルビオンとトリステインは同じくらいの面積とある。
4巻P134にてオランダとベルギーを合わせたくらいとある。
4巻P134にて、北東のゲルマニア、南東のガリアはトリスタニアの10倍ほどの面積とある。

5:4P134
ハルケギニアは大洋に突き出たゆるやかに弧を描く巨大な半島だ。
ハルケギニアを東に進むと、蛮族や魔物が住まう未開の地が横たわる。
その先には広い砂漠が広がり、その不毛の土地を切り開く能力を持ったエルフたちが『聖地』を守っている。
さらに東へ向かえば、ロバ・アル・カイリエ……、『東方』とひとくくりにされた地がどこまでも続いている。
大洋とハルケギニアの上を行ったり来たりしている浮遊大陸アルビオンはまた別だ。これはあくまでアルビオンであって厳密にはハルケギニアではないのであった。

国土面積が約72054平方キロである場合、
(オランダ41,526km²+ベルギー30,528km²=7万2054平方キロ程度)

ハルケギニア最大の人口を誇るガリアが1500万人。
都市人口を江戸時代に習って2割とすると、8割が農村人口。

1200万人が平均人口500人の村に分かれて居住しているとすると、
村の数は24000個。
72万平方キロを2万4千で割ると、村一つあたりの割り当て面積が30平方キロとなる。

つまり、平均的に言って、村の中心から隣村の中心への距離は、
縦5キロ、横6キロ程度の碁盤の目状になっているとなる。
これは歩いて1時間ちょっとくらいで到達できるくらい。
これに対し、ミスロングビルは、1巻P219で「徒歩で半日、馬で4時間の場所」
を近在と呼んでいる。誰も不思議と思わないので、
どうやら、これが近在の基準のようだ。
まあ、聞き込みをするための移動時間については・・・
現代軍の将校ですら「移動速度と距離から敵の到達時間を計算する」
という事が出来ない奴がほとんど、というヘタレな国がかなりをしめるのでキニシナイ(`・ω・´)!


844 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 12:08:23 ID:1LaGu6vi
>>830
つまりあなたはこう言いたいんですね
「スレ違いだろうが何だろうが関係ねえ、俺がここでやると言ったらここでやる。文句は言わせん、俺がルールだ」と

てか内戦と外敵侵攻を一緒にすんな

845 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 12:14:18 ID:RdFcIGwb
>>844
他の話題で流れていたら俺も移動するけど、
今は話題も無く邪魔もしていない。
それならここで話させてくれてもいいじゃないか。


846 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 12:17:09 ID:1LaGu6vi
開き直る暇があったら>>1を1万回読んで味噌汁で面を洗ってこい

847 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 12:17:45 ID:n7NrqalD
>>845
それは話が逆だろう。
考察スレに書き込んで、今考察スレでこんな話題をいやっているんですが―――
という形で客を呼び込むのまでなら、ぎりぎりアリだと思うが、
ここで大規模な考察はやるべきじゃない。

とりあえず、考察スレに行って今までのことをまとめてから書きこめ。
ここに書き込むなら、3行以内にまとめろ。
面白い話題なら付き合ってやる。

848 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 12:25:33 ID:RdFcIGwb
わかりました、色々と推敲してから向こうに書き込んで見ます。

849 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 12:27:27 ID:xjo+s8Z6
これも考察むきの話題かもしれないけど
口がどこにあるのかよくわからん生き物が召喚されたら契約の儀式どうすんだろ
本編でもなんか目玉の化け物とかがいたような

850 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 12:34:07 ID:n7NrqalD
>>849
捕食器官が存在しない生物は、さすがに存在しないだろ。
中には、相手を包みこんで消化してしまうという、体中口みたいなもの、という生物もいようが―――
そういう場合はどこでもいいんじゃね?

851 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 12:35:54 ID:1LaGu6vi
それいうならサラマンダーとキスして火傷しなかったのかとかいろいろ突っ込みどころだらけだろ、あの術式

852 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 12:36:51 ID:omYjAwsW
>>850
目玉の親父やバックベアード様は…

853 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 12:38:55 ID:TFO7joMP
バジリスク・・・・・

854 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 12:46:28 ID:2Hchf+/M
FFのモルボル召喚して契約する間もなく全滅って小ネタがあったな。

855 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 12:48:12 ID:SWJoZDJ1
>>821
てめーw
俺の麦茶返せw

856 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 13:05:07 ID:2Hchf+/M
エルクゥ氏乙

ふぅ・・・・鬼貧乳が召喚されなくて良かったぁ。

857 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 13:34:48 ID:cbQ7pdm5
提督がえらいことになってて吹いた

858 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 13:39:01 ID:xS7RWbba
>>857
 何故だろう

 フーケの盗難事件の時よりも
 王女の手紙の時よりも

 レスがノリノリな気がする 

859 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 13:42:29 ID:X5W9MNnW
とりあえずタバサ成分が足りないな

860 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 13:57:21 ID:SLsLkZJB
>>857
提督って女っ気が無いイメージがするからそのギャップじゃないかなー

861 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 14:12:42 ID:c5JZgYVZ
『ヤン・ウェンリー、確かに領収いたしました。土くれのフーケ』

862 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 14:33:07 ID:mKQnITQC
提督をお持ち帰り〜〜〜!?

863 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 14:35:21 ID:AY9tdCEH
>>861のセンスには嫉妬せざるを得ない。

864 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 14:40:44 ID:uqkJza/w
ちょっと待て。
ヤンは本当にヤっちゃったのか?

865 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 14:42:20 ID:E4QAeoGc
提督の人、エルクゥの人 乙〜^^

そしてエルクゥの人のティファ見て思った。
提督の人のティファは使い魔を呼んでないと!   来るのかなぁw

866 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 15:11:42 ID:9/x4t85Q
>>861
待て、重大な事を思い出したぞ

ヤン・ウェンリー
二つ名は「魔術師」「奇跡」。その頭脳は魔法にも例えられる
そして現在はトリステイン貴族ルイズの所有物だ

 貴族の所有するマジックアイテムを狙うのが『土くれのフーケ』


つまり、最初からフーケのターゲットはヤンだったんだよ!!

867 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 15:11:45 ID:OatWTjmp
武器を使いこなせて強いキャラという事で地上最解説のあの人を召喚

868 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 15:13:16 ID:9/x4t85Q
>>865
原作では、テファって既に使い魔を呼んでるんじゃないか?


どっかでマチルダさんが「どっかいっちゃったテファの友達が・・・」という話してた記憶があるが


869 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 15:15:01 ID:2Hchf+/M
>>867
富樫、虎丸?

870 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 15:24:52 ID:CnOYwcgH
>>869
あれは地上最驚きもしくは地上最実況
雷電という可能性もあるが普通に本部だろ

871 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 15:40:22 ID:unEtfaHt
パグ召喚

872 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 15:44:49 ID:iPpofcKo
>>814
ツイズって誰やねん!

873 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 15:49:57 ID:rIci1WQG
、..,,,,.;=彡:::::::ナ::,i´三ニニミミi、ヾ::::::::ゞ::::ヾ;;::ヽ ,.;:-''
  ,,..;;:=ニ三ミ!;::::::::::彡i´:::::::r''''''''=、:::ミi,i,::::::::::i:::ノ::ノ:::ソ;:'"
,,,.,.ィ''"===メ:_.ィ´:::::::::::::r"i' __   `ー、iン/ノソ::_ィ::ミi、、
''" ,.ィ;:;^~ニ≧三彡'':::::::::ィ"_,.-=、二ー''''ニミ<ー-、:ニ三ミ`
  ~~゛^≧"::三:三:::::::'"´ ,i´...=、.,_  ̄~`i i`:、゛、  )ミミ彡
=ニ三彡彡三彡:::::::::'  "~_,.ニ==ニ=`レ' ,_ `ーミー)ミミミ     "偏在"だ。
  ,.,>彡彡三:r=、;=′ 、匸ー`='ヲ;;;;;;/ ノ``_;;,,, (ミ≡ミミミ
,..;彡彡メ;ノ::::i' (,>(  ゛ーニ=ー'"ノ::/ ヽ,(ミ=;、 `メミミ::::ヾ     使いどころは難しいが、
彡ナ彡ソレ;:::!、(( l〉、.,  ,..=-‐' ,イ~7‐‐-、..、`ニネ(´ミ:ミ!!::トii    上手く使いこなせば戦力は何倍にもなる……ッ
,..;::''"彡ノ彡ナ:`iL !  V",;:''''''''´ _,゛,,,ー.....,;!=) `ー''")ミメVY::ノミ、 
彡彡ナ彡メ::彡l__ノ  i(;;;くニ''',ニ=_、;;;;;;;;;,,,__.!、ヽ 丿i`i::::))l;、.,_
  彡彡ナ=::::/´ t、_  !,;;;;, ~ヾ-二,,^`ヽ,;;;;;フ) ii"ノ:::ノ:i:ヾ、
  _,.;彡ソ"フ     `!、_ ;;;;;  `ー=..`二ナ ,,;;;:' ノイノノ:、:ミミミ~~~`
'''" / /"(、      ヾ;;;;; ,.;:‐'''''''‐-、 ,;;;; i''".i〃彡:("'!ヾ、
 / ./ヽ \      ヾ;;;;;::,,,,,,;;,,;,,,;;,,;;;;;;/   l、::::=ヾヽ



         /       /    、  \   ヽ  、
        l /        |     \   ヽ   ヽ  ',
        |/     / 人      ヽ,   ',   |   !        誰よ、アンタ
        ||  !. l 、| /  ヽ l    /l   |_,  !  ヽ
        ヽ |l | /ヾ|、 ノイ  /! /_,|イ'l´    |   \
         〉!ヽ\|ー,‐≧、,ノ /_ノ≦___| /   ト、    ヽ
        /   |\! ゝー'゙  ̄ ´ ゝ、_ノ  7   .!  ヽ     \
      /    |  |             /   |ヽ、|     〉
      ヽ     |  l u          u./.    |:::::::メ,    /
       〉  r'゙/   ヽ   ー─--、   /     |::::::::::::}_  /
      /  {./     |>- ` ー一'_, イ      /:::::::::´::::::ヽ `ヽ
    /  r'7     ノ:::::∧` >< /     /:::::::::::::::::::::::ハ  ` 、

874 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 16:17:57 ID:csq21CKQ
>>821

始祖 島 耕作

875 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 16:19:16 ID:+1D7mFS0
>>866
Ω Ω Ω<な、なんだってー!?

876 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 16:25:13 ID:c5JZgYVZ
>>872
ツンデレルイズの略だろ、JK

877 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 17:09:16 ID:yi9xdsdQ
エルクゥの4話を見直した。楓は狙って召喚されたんだな。
そして最低でも召喚先の世界に耕一がいる事がわかると書いてあった。

878 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 17:15:43 ID:QRNYJjH0
島耕作なら同じ作者の黄昏流星郡がいいな
シチュエーションだけクロスってのはだめなのかね?
60代に入り妻にも先立たれた平賀才人は人生を振り返る。
「もしあの時、あの妙な鏡の中に入っていたら自分の人生は…」
と考える彼の前にあの懐かしい鏡が…

結局使い魔召喚に失敗し進級も出来ず、プライドから実家に戻ることも出来ず
お情けで非常勤講師講師として魔法学院に勤務するルイズ(67)は遂に50年目にして使い魔召喚に成功しようとしていた…

879 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 17:16:01 ID:JCeIxOQm
召喚された使い間が虚無の魔法を使えるようなちょっとしたネタってありだと思う?
ありなら文章に起こしてみるけど

880 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/12(土) 17:18:03 ID:1uEAbev1
>>878
面白そうだけど、ちょっと渋すぎるな

881 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 17:29:31 ID:iLKlPYPM
産業革命って鉄と石炭で始まって石油化学に進んで
電子機械による高精度制御技術って流れだけど

メイジを大量生産する方が工場建てるより安価だから
将来的に野良メイジwはメイジ量産の為の繁殖牝馬とか種馬扱いされそうなフインキ
ゲルマニアは平民主体の国だから既にそういう事が行われている矢もしれない

つーかメイジの数=軍事力で大体合ってるなら
平民を減らしてメイジをって考えたけど
第一次・二次産業・三次産業が平民で支えられているみたいだからそれも出来ないか

882 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 18:08:38 ID:c5JZgYVZ
>>881
メイジとして魔法を使った人間からじゃないと「メイジ遺伝子」は受け継がれない説を提唱。
魔法を使うには一定の訓練が必要で、親に一定の(貴族としての)経済力がないとその訓練費用を捻出できない。
そのため、没落貴族としての平民一代メイジは存在しても、二世・三世の平民メイジは存在しない、とか。

883 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 18:14:26 ID:1LaGu6vi
単純に血の濃さで決まるとかじゃないの?
普通貴族と平民が結ばれることはないだろうし、貴族同士でも家の格に合わせた相手を選ぶだろうから

884 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 18:16:31 ID:2Hchf+/M
先祖代々平民だけど何故か魔法が使える、
っていう平民もいるのかな?

ある程度専門教育なり訓練を受けないと使えないのかも。

885 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 18:18:43 ID:LIMVjNvq
設定考察スレの過去ログ参照。
ここで上がる話題の大抵が既出の話題で、考察も同様のものばかり。
新しい観点を見つけてから書き込むべきだと俺は考える。

886 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 18:21:21 ID:1LaGu6vi
そりゃ制御法の教育が不要なら魔法についての講義やら実習やらはしないだろ
仮に才能があってもその訓練をしなければ意味がないってのは現実だってそうだし

887 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 18:25:41 ID:n7NrqalD
まとめサイトの中に、今までの考察結果をまとめたページを作っておいた方がよくね?

888 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 18:27:11 ID:PGZTWMFx
>>885
〇〇召喚しようぜ!→もう召喚されてるぞ→数週間後→〇〇召喚しようぜ!→だからすでに(ry
〇〇について語ろうぜ!→知識自慢が延々と続く→数日後→〇〇について語ろうぜ!→同じような内容のレスが延々と続く→数日後→〇〇について(ry

話題が無限ループし続けてるこのスレでそんなこといっても無駄だろ

889 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 18:29:24 ID:CEt5Hvpn
そこでアリスソフトの零式から 双子とロボット(名前忘れた)を召還ですよ。

890 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 18:34:52 ID:8AXJjllo
>>884
ヒント:ゼロ魔のメイジの魔法の行使には杖が必要

訓練云々以前の問題に恐らくこれをクリア出来ない可能性高いからな、平民だと。
つーか、もし仮に杖なしでそう言う真似が出来たとして、安易に人前で使ったら先住魔法とか言われて
色々大変な事になるんじゃね?


891 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 18:43:24 ID:CEt5Hvpn
もし事故かなんかで手がなくなったりしたら
魔法つかえなくなるのかねぇ。


892 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 18:47:06 ID:WJ5Nk+s9
つワルド

893 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 18:47:28 ID:xKvyK68A
>>891
ヒント:ワルド(笑)

894 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 18:50:23 ID:8rf4wsz7
>>890
ミス・ロングビル、羽ペンでオスマンの水たばこ取り上げてなかったっけ?
契約さえ出来れば、杖の代わりは出来るんじゃないかな。

>>891
足の指で頑張れば良いんじゃね?

895 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 18:51:44 ID:xKvyK68A
>>894
ギーシュは造花を杖にしてたし、そうなんじゃね?

896 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 18:59:58 ID:HPvQQsud
杖は棒状のものであればなんでもいいんじゃねぇの
時代時代、形状の流行とかもあるんだろう

897 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 19:01:45 ID:aFukzuU+
自分の骨を杖にしたりできないのかな
そしたら見た目杖無しで魔法を使ってるように見える

898 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 19:03:49 ID:Ay+T/jJJ
義手とかなら何とかなったりして

899 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 19:16:55 ID:G3maKgRL ?2BP(30)
フっと受信してしまった電波。

「ここはどこダワ!?」
「どうなってるバリ!?」
「わけわかんないジャン!」

わかる人にはわかるだろうw

900 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 19:18:07 ID:OatWTjmp
電童の3バカかw

901 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 19:21:42 ID:/ezoMYjg
>>896
棒状なら肉棒でもOK?
これも既出?

902 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 19:24:53 ID:2Hchf+/M
これ以上突っ込んだ考察は避難所行きだな。

903 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 19:32:45 ID:lTlVnEhm
話題を少し変えて
SS書くときに今言われてる義手状の杖のような独自設定ってどの辺までありだと思う?

904 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 19:33:17 ID:kI6OeKPh
>>889
ラムネスとかダ・サイダーとかミルクとかココアとか連想した件www

905 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 19:38:19 ID:XmgirT4G
>>889
3体一緒に召喚したら、ルイズぶち切れそうw

でも、あいつらって、何を燃料として動いているんだろう?

906 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 19:40:25 ID:uJi/0CC0
熱気バサラ召還したら歌で先住が発動したりすんのかね

907 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 19:50:09 ID:NEVKhSjS
>>903
初代キン肉マンの左腕みたいの程度ならいいんじゃね?
バッファローマンの角をぐしゃぐしゃになった腕の骨のかわりに埋め込んでるタイプ

908 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 20:11:26 ID:lISh4Pal
>>904
三つ目、メタコかと思ったよwww

909 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 20:14:03 ID:8AXJjllo
>>903
その辺に如何に説得力を持たせるかはやはり書き手の腕の見せ所だと思うよ。

910 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 20:18:35 ID:uny46veN
ハリー・レイスのように腕の中に仕込んだ鉄の棒で合法的に凶器攻撃…
つ腕の中に外科手術で杖を仕込むのはダメなんだろうか?

911 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 20:33:00 ID:meXtbo16
ミノタウロスの身体にメイジの脳味噌移植なんてやらかせるし、
水メイジを絡ませれば四肢に杖や魔法仕掛けの暗器仕込むくらい全然構わないんじゃないの?

912 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 20:41:04 ID:iLKlPYPM
ラスボスは脳移植を繰り返し六千年延命し続けたブリミル
記憶は定期的に虚無魔法で消していけば満杯にならない筈

913 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 20:44:37 ID:Co071P9m
ラスボスは始祖の様な物体

914 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 20:45:58 ID:Trs7MjtP
>>812
つまりGSのドクターカオスみたいに記憶がところてんのように押し出されているか、
これまたGSのブラドー伯爵みたいに頭の中が六千年前で止まってるんだなw

915 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 20:47:02 ID:Trs7MjtP
ソーリー、>>912の間違いだ。

916 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 20:50:34 ID:FpwdoMp+
>>913
始祖っぽいものか

略してぽい

917 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 20:50:48 ID:c26kLRn6
>>914
三只眼みたいに第二、第三の人格を生み出してるってのも面白そうだな。

918 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 20:51:19 ID:WLSIxTmL
>>912
何気にドクターカオス思い出して吹いた

919 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 20:52:13 ID:c5JZgYVZ
「勇午」から勇午を召喚。
彼は隠れMだからルイズとも相性いいはず。

920 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 21:11:55 ID:KsvfVPD8
黒陽の君喚んでみたい気が。

921 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 21:13:40 ID:l3gteHDC
ピューと吹くジャガーよりハマー召喚

922 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 21:15:40 ID:S4lPbJ/G
>>56
今更ながらそれってなんてタイトル?
一応内容見ておきたいんだ。

923 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 21:35:24 ID:G3maKgRL ?2BP(30)
>>922
一つはここの「イザベラ管理人」、
もう一つはJOJOの避難所に投下されてる「銃は杖よりも強し」

924 :ゼロと人形遣い:2008/04/12(土) 21:39:17 ID:JUPX5RvR
藤田和日郎の新連載「月光条例」万歳!

と、いう訳で嬉しさのあまり、4ヶ月ぶりの投下をしたいと思います。
誰も待ってはいなかったと思いますが、自分の中のモチベーションが高まったので書いてしまいました。
楽しんでいただければ幸いです。

それでは、45分くらいに投下予約させていただきます。

925 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 21:43:04 ID:Tt/fNLGF
からくり支援!

926 :ゼロと人形遣い:2008/04/12(土) 21:47:24 ID:JUPX5RvR
それでは、投下開始します。



ゼロと人形遣い 8


トリステイン魔法学院2年生の教室。
そこでは、昨日念願の春の使い魔召喚の儀式を行なったばかりの生徒達が、授業前の時間を利用して話しに花を咲かしていた。
当然、昨日の事で盛り上がっている・・・かと思いきや、実際は別の話題で盛り上がっていた。

「おい、見たかよ。食堂の」
「当たり前だろ。それにしても」
「あの時のルイズの顔といったら」
「さすがはゼロよね〜」
「あんなのが公爵家の」
「本当に笑わせてくれるよ」

そう、生徒達の話題の大半は朝の食堂での事件だった。

ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール
通称「ゼロのルイズ」と呼ばれる彼女は 、貴族のみが通えるトリステイン魔法学院の中でも特に身分が高い名門ヴァリエール家の三女である。
なぜ彼女がこのような悪口を言われているのか。
その理由は、彼女の二つ名「ゼロ」が示している。

ルイズは、魔法の使えない。使おうとしても、爆発が起こるだけだ。
貴族の象徴であり、メイジのステータスであるはずの魔法を使うことができないのである。
これだけでも、笑い話としては十分だが、今回はそれだけではない。

「いや〜、まさか平民が使い魔とはな」
「使い魔?そんな訳ないだろ」
「そうだ。どうせ金で雇ったんだろ」
「やっぱりそうか!」

教室に笑い声が響いた。
そのまま、笑い声も収まらないうちに、今朝の事件へと話が移る。

「でも、その平民にあんな事言われてたぜ」
「あの時のルイズのセリフ聞いたかよ」
「ばかいぬ〜ってか」
「ほんと、貴族として恥ずかしくないのかしら」

また、笑い声があがる。

その時、教室の扉が開く音がした。
特別大きな音ではなかったが、なぜか騒がしかった教室に響いた。



927 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 21:47:52 ID:G3maKgRL ?2BP(30)
偉い人は言いました、
投下宣言が来たら全力で支援しなさいと

928 :ゼロと人形遣い:2008/04/12(土) 21:49:13 ID:JUPX5RvR
開いた扉から入ってきたのは、見知らぬ二人。
いや、先に入ってきた少女は見覚えがあるはずだ。
先程まで自分達が嘲っていた相手。ゼロのルイズその人である。
だが、今のルイズは人の中身の「闇」が滲み出ている様なオーラを纏っているため、まったくの別人に見えてしまっていた。

その「夜の闇色」を纏うルイズに声をかけられる者など居るはずもなく。
彼女は、無言のまま教室に入り、自分の席に座った。
その後を、悠々とついて行く男。
彼は席に座るルイズを見下ろした。だが、ルイズは反応することなく前を睨みつけている。
そんなルイズをしばらく眺めていたが、呆れたように軽く肩を揺らして、教室の後ろへと移動し、そのまま壁を背にして座り込んだ。

それから1分近く沈黙が続いたが、ゆっくりと教室にざわつきが戻ってくる。
だが先程までの賑やかさはなく、教師が来るまでの間この状態が続いた。

しばらくして、また扉が開き、教師のシュヴルーズが入ってきた。
紫色のローブに身を包み、帽子をかぶった中年の女性で、いかにも魔法使いといったいでたちである。
シュヴルーズは、普段と若干違う教室の雰囲気に眉をひそめたが、昨日は召喚の儀式があったので、全員浮かれているのだろうと解釈した。

「皆さん。春の使い魔召喚は、大成功のようですわね。このシュヴルーズ、こうやって春の新学期に、様々な使い魔たちを見るのがとても楽しみなのですよ」

そう言って、シュヴルーズは教室にいる使い魔を順に見ていく。

だが、教室の後ろに眼を向けたときに動きが止まる。
そこには、明らかに柄の悪い男が居た。
一瞬、不審者かと思ったが、すぐに思い出した。

「ミス・ヴァリエール、変わった使い魔を召喚したものですね」

とぼけたシュヴルーズの声に、ふたたび教室に笑いが巻き起こった。
そんな笑い声の中、ルイズはうつむいてしまった。
誰もが笑い続ける教室で、誰かの声が響いた。

「ゼロのルイズ! 召喚できないからって、その辺歩いてた平民を連れてくるなよ!」

その声に、暗い怒りが溜まっていたルイズは立ち上がり、 今朝の鬱憤を晴らすように怒鳴った。

「違うわ!きちんと召喚したもの!それなのにあいつが出て来ちゃっただけよ!」
「嘘つくな! サモン・サーヴァントができなかったんだろ?」

ルイズは声の主をにらみつけると、シュヴルーズに視線を移した。

「ミセス・シュヴルーズ! 侮辱されました! かぜっぴきのマリコルヌがわたしを侮辱しました!」
「かぜっぴきだと? 俺は風上のマリコルヌだ! 風邪なんか引いてないぞ!」
「あんたのガラガラ声は、まるで風邪でも引いてるみたいなのよ!」

マリコルヌも立ち上がり、ルイズを睨みつける。
教壇に立ったシュヴルーズは首を振って、小ぶりな杖を振った。
すると、二人の口に粘土が張りついた。

「ミス・ヴァリエール。ミスタ・マリコルヌ。みっともない口論はおやめなさい」



929 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 21:50:55 ID:AqHFRqia
書き手はここに独りクロスのスレで物語を書く

ならば、我らの支援に意味は不要らず

930 :ゼロと人形遣い:2008/04/12(土) 21:51:06 ID:JUPX5RvR
自分が起こした騒動なのに、他人事の様に叱ってくるシュヴルーズの言葉に、ルイズは眉を吊り上げたが、何も言わずに席についた。

「お友達をゼロだのかぜっぴきだの呼んではいけません。わかりましたか?」

粘土を剥がしたマリコンヌは懲りずに言った。

「ミセス・シュヴルーズ。僕のかぜっぴきはただの中傷ですが、ルイズのゼロは事実です」

くすくすと教室から笑いがもれる。
シュヴルーズは厳しい顔で教室を見回し、再度杖を振った。
マリコンヌと忍び笑いしていた生徒たちの口に、粘土が張り付く。

「あなたたちは、その格好で授業を受けなさい」

さすがに教室は静かになる。
シュヴルーズは満足そうに頷くと、

「それでは授業を始めますよ」

そう前置きをして、シュヴルーズは授業を始めた。




その声に、今までは興味無さそうにぼっとしていた男、先程話題にされたゼロのルイズの使い魔である阿柴花は初めて反応した。

『やっと授業が始まるのんですかい。やれやれ、無駄な話が多いこって・・・。
まあ、この先どうするにせよ、魔法のことは知っといて損は無さそうですからねぇ』

そう考えながら、シュヴルーズの説明へ耳を傾ける。
どうやら、今回は今までの復習らしい。
あまりにも都合にいい展開だが、好都合ではある。

魔法には[火][水][土][風]という四つの基本的な属性がある。
その他に、失われた系統魔法の『虚無』があるが、今は使えるものがいない。
属性を組み合わせることによって、より強力な魔法が使える。
組み合わせられる属性の数によってメイジのレベルが決まる。
そこで、シュヴルーズの説明は終わった。
説明された知識を頭の中で整理しながら思った。

『なんてぇかヒネリが無いねぇ・・・、なんかのファンタジーの小説か何かみたいな設定じゃないですか』

またシュヴルーズの声が聞こえたので、前に目を向ける

「それでは、実際にやってみてもらいましょう」



931 :ゼロと人形遣い:2008/04/12(土) 21:53:41 ID:JUPX5RvR
自信ありそうな者に、無さそうな者、今年から初めて受け持つ事になったクラスなので迷ってしまう。
その時、悩むようにうつむいた一人の生徒に目が止まった。
シュヴルーズは、誰に当てようかと考えながら生徒たちの顔を順々に眺めていく。

「ミス・ヴァリエール。どうかしましたか? 今は授業中ですよ」

声を掛けられたルイズは慌てて顔を上げた。

「申し訳ありません。ミス・シュヴルーズ」
「よろしい。では、錬金の実習はあなたにやってもらいましょうか」
「えっ!」

シュヴルーズの一言で生徒の視線がルイズに集まった。
そのどれもが恐怖と心配の入り混じっている。
なぜかルイズは、いつまでも立ち上がらない。

「あっ、あの・・ミス・シュヴルーズ・・・」

ルイズは困ったようにもじもじするだけだ。
そんなルイズの様子に阿柴花は、

『ありゃ、嬢ちゃんの地雷は[土]なのかねぇ?』

シュヴルーズは再度呼びかけた。

「ミス・ヴァリエール! どうしたのですか?」
「先生」

おずおずと手を上げたのはキュルケだった。

「なんですか? ミス・ツェルプトー」
「やめといた方がいいと思いますが」
「どうしてですか?」
「危険です」

キュルケは、きっぱりと言った。
その言葉に、教室のほとんど全員が頷く。
ルイズの体がぴくりと動く。

「危険? どうしてですか?」
「先生はルイズを教えるの初めてですよね?」
「ええ。ですが、彼女が努力家だということは聞いています。ミス・ヴァリエール。前に出てきてやってごらんなさい。失敗を恐れていては、何もできませんよ?」

シュヴルーズは、優しくルイズを促す。
だが、キュルケは

「ルイズ。やめて」

と、真剣な顔で言った。
しかし、ルイズは立ち上がった。

「やります」

緊張した顔で、ルイズは教室の前へと出て行く。
阿柴花はその様子を後ろから眺める。

「そう緊張しなくても大丈夫ですよ。錬金したい金属を強く心に思い浮かべるのです」


932 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 21:54:07 ID:Tt/fNLGF
御代はいかほどいただけるんで?支援

933 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 22:02:35 ID:5PzQ1PAV
報酬は10円で支援する

934 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 22:03:24 ID:AY9tdCEH
弾丸よりも早い支援

935 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 22:04:09 ID:T/Yzvsd5
支援しましあ

936 :ゼロと人形遣い:2008/04/12(土) 22:04:43 ID:JUPX5RvR
なぜか書き込めません


937 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 22:04:47 ID:cBt+rpTx
支援に金など不要!
ただ参戦するのみ!

938 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 22:06:35 ID:G3maKgRL ?2BP(30)
>>936
避難所へGO!

939 :ゼロと人形遣い:2008/04/12(土) 22:06:39 ID:JUPX5RvR
本編だけ書き込めません
避難所に行ったほうがいいのかな・・・

940 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 22:08:11 ID:kajg3OhJ
>>939
是非、行きんしゃい

941 :ゼロと人形遣い:2008/04/12(土) 22:09:17 ID:JUPX5RvR
ここからは避難所に投下し直します
迷惑かけて申し訳ない


942 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 22:11:35 ID:3/jUp+0v
行ってみよう!

943 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 22:18:56 ID:U//KfQxr
sageてね

944 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 22:20:45 ID:NlXjzIQy
そろそろ新スレですね

945 :ゼロと人形遣い(代理):2008/04/12(土) 22:38:55 ID:G3maKgRL ?2BP(30)
ルイズの隣でシュヴルーズは笑いかけた。
こくりと、小さく頷く。
机の上に乗った小石を睨みつけ、ルイズは呪文を唱え始める。
その様子はいかにも魔法使いらしい。
ルイズは呪文を唱え終えると、杖を振り下ろそうとした。

その瞬間、阿柴花の背筋にゾクリと冷たいものが走り、本能のままに身を伏せる。

そして、杖が振り下ろされた瞬間。
小石が爆発した。

爆風をもろに受けたルイズとシュヴルーズは黒板に叩きつけられる。
机の破片があちこちに飛んでいき、窓ガラスを割り、何人かの生徒に当たる。
爆発に驚いた使い魔たちが暴れだした。




教室の至るところから悲鳴が起こり、物の破壊音が響き渡る。
キュルケは立ち上がると、ルイズを指差した。

「だから言ったのよ! あいつにやらせるなって!」
「もう! ヴァリエールは退学にしてくれよ!」
「俺のラッキーが! ラッキーが食われたー!」

阿柴花はゆっくり身を起こして惨状を眺めた。
黒板に叩きつけられたシュヴルーズは床に倒れたまま、ぴくぴくと痙攣している。
ルイズの顔はすすで真っ黒になり、制服もぼろぼろだった。
しかし、さすがというべきだろうか。ルイズは落ち着いていた。
顔についたすすをハンカチで拭い、淡々と感想をもらした。

「ちょっと失敗みたいね」

当然、他の生徒たちが反発した。

「ちょっとじゃないだろ! ゼロのルイズ!」
「いつだって成功の確率、ほとんどゼロじゃないか!」

無性に煙草を吸いたくなったが我慢する。

「なるほど・・・、それで[ゼロ]ですか・・・」

阿紫花の呟きは喧騒の中に消されていった。


946 :ゼロと人形遣い(代理):2008/04/12(土) 22:40:03 ID:G3maKgRL ?2BP(30)
今回は以上です

藤田作品ネタを入れてみましたが、いまいちわかりにくいし、不自然です
上手く生かせてませんね
どこの部分が、何の作品かわかっていただければうれしいです


947 :ゼロと人形遣い:2008/04/12(土) 22:42:39 ID:JUPX5RvR
>>945 ありがとうございます

これからは、ぼちぼちと投下していくつもりなので
酷評でも感想を書き込んでもらえるとうれしです

948 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 22:44:36 ID:cBt+rpTx
おもしろかったですよ〜〜〜
続き楽しみにしています!

949 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 22:49:40 ID:NlXjzIQy
投下乙です


950 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 22:53:51 ID:unGHq1AC
ボキャブラリーとかいうやつが貧困なので、気の利いたGJは書けませんが、
楽しみにしておりました、GJ!

951 :ブレイブストーリー/ゼロ:2008/04/12(土) 22:58:34 ID:wN//Jpbw
こんばんは。
次が出来たので全裸で投下してもいいでしょうか。
よければ10分後から投下します。

952 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 23:01:55 ID:yZRQja42
おーけー。
支援だ。

953 :ブレイブストーリー/ゼロ:2008/04/12(土) 23:07:02 ID:wN//Jpbw
   
   ◇


 それは、ムスタディオの杖を二倍にしたような代物だった。

 どう考えても人の手に余る、とフーケは思った。
 ゴーレムの肩に引っ掛けた『破壊の杖』は、台座か何かに据えて用いるものかもしれない。艦や船用の大砲といった趣か。
 手に入れた獲物を値踏みするフーケを乗せたゴーレムがゆっくりと足を進める。
 しかし歩幅がとんでもなく広いため、地鳴りの度に進む距離は大きい。進行速度はかなりのものである。

 ――その地鳴りに、風を切る鋭い音が紛れ込んだのをフーケは見逃さなかった。

 波状に飛来するそれをゴーレムの腕を広げて防ぐ。
 土くれの腕に突き立ったのは、氷柱のように尖った氷の破片だった。
 フーケは学院の方向へと視線を流す。
 夜闇に紛れて何かが羽ばたいている。
 それが先ほどまで宝物庫の下で騒いでいた生徒の使い魔だと認識した頃には、風竜が凄まじいスピードで眼前に迫っていた。
 すれ違う間際に、氷の弾丸が見舞われる。
 咄嗟にゴーレムの腕を振り回した。叩き落しこそしなかったが功を奏し、氷弾の殆どは腕に突き刺さる。
 ばさり、と頭上で羽ばたきが弾けた。
 風竜が距離を取って空中に停止していた。羽音だけがやけに耳につく。
 月光を背にしているため乗り手の顔色は窺えず、体のシルエットは年端もいかぬ少女だったが、フーケの勘は彼女を強敵だと告げている。

 だから、それを用いてみようと口の端を吊り上げた。



「ブレイブストーリー/ゼロ」-17




954 :ブレイブストーリー/ゼロ:2008/04/12(土) 23:07:57 ID:wN//Jpbw
 膠着は一瞬だけだった。
 お互いがお互いを認識する僅かな間は、切迫の余韻を残して流れるように失せる。
 風竜が目一杯羽ばたいたかと思うと、上空へと消えている。フーケも即座に『破壊の杖』にかじりついていた。
『錬金』でゴーレムの肩を変形、突貫工事の台座に杖を固定。相手は逆光を盾に戦う腹積もりなのだろうがフーケは敵を見ていない。
 彼女は風を切る微かな音を頼りに――ゴーレムの腕を振り回し始めた。
 丸太めいた腕が空気をなぎ払う音に鋭い刺突音が混じる。
 周囲を風竜が素早く飛び回っている音がする。
 フーケは肉眼を杖の操作にだけ集中させる。
 スイッチがやけに硬い。錆び付いているのではないかと思いガリガリと力任せに引くが動かない。
 諦めてゴーレムによる接近戦闘へ移ろうかと思った矢先、『固定化』の魔法がかけられていることを思い出す。錆の可能性は低い。となるとロックが掛けられているのだろうが、解除の手順がさっぱり分からなかった。
 不意に魔法攻撃が止んだ。周りを飛び交っていた竜の飛ぶ音が一点で停止している。見上げると、月の逆光の中、竜の乗り手が杖を掲げて呪文を詠唱していた。長く、早い。口元が見えないが分かる。
 強烈な一撃が来ると直感がせっつく。
 恐らくこの相手は。自分と同格、トライアングルクラスだ。

「……くっ!」

 風竜を従えていることから、合成属性は水と風だろう。となるとこのゴーレムでも防ぎきれる自信はない。凌げないのであれば、先に倒すしか手立てはない。
 そう判断した彼女は、暴挙に出た。
 二つの魔法の同時行使を試みたのだ。
 ゴーレムを慎重に維持しながら、『破壊の杖』にアンロックをかける。やったことはなかった。冷や汗が全身から吹き出る。通常二つの魔法を同時行使することは極めて難しい。
 ゴーレムの操作はそれなりに高等なテクニックを要する。片やのアンロックはコモンマジックであるが、二つの魔法を使うことは思考を分割するに等しい。そんなことが出来る人間はそうそういない。
 しかし、極度の緊張状態が彼女に剃刀の上を渡るごとき集中力をもたらした。彼女は目前に迫った捕縛の二文字を受け入れるわけには、まだいかなかった。
 がちゃりと手元の杖から音がした。
 スイッチをゆっくり引いてみると、わずかに動いた。

 全身を使って強引に『破壊の杖』の穂先を敵に向ける。
 風竜が素早く翼を動かして上方へ跳ね飛ぶが、フーケはスイッチを力任せに引ききった。
 光と轟音が鳴り響き続け、肩が外れそうな衝撃が連動する。
 杖の半ばにあった太鼓のような部分が嵐中の風車のごとく猛回転し、加速に比例するように自分の精神力が吸い上げられる。しかしその量は、トライアングルクラスの実力を持つフーケにとってはごく微量だ。
 だというのに――その威力は尋常ではなかった。



955 :ブレイブストーリー/ゼロ:2008/04/12(土) 23:08:35 ID:wN//Jpbw
 光の筋が杖から次々吐き出され、夜の闇を切り裂いて行く。
 がくがくと震え続ける杖をぐいと横に振り抜くと、巨大な剣で薙ぎ払うような軌跡を描いた。彼女のゴーレムがこれを受けたとしたら、胴体から真っ二つになるだろう。
 しかし照準が定まらなかった。暴れ馬のような杖を御するには、したたかとはいえ女の身であるフーケでは腕力が足りない。風竜を追うつもりがめためたな狙いになっている。

 ――それが逆に功を奏していた。
 不規則に放たれる光の弾を避けるために、風竜が右往左往する。乗り手の少女の詠唱は中断され、彼女は竜の首にしがみついていた。
 フーケは渾身の力でもって杖を押さえつけ、薙ぎ払う。
 袈裟斬りのごとき軌跡は狙いを外したかに見えた。が、風竜はそれまでの動きとは違う不自然さで真横に跳ね――月明かりから、足元のほの暗い闇へ落ちた。
 どさりという音が、未だ唸り続ける杖に飲まれる。

 力を入れすぎていたためかスイッチから中々指が離れなかった。
 体中の関節が痛む。なんて乱暴な杖だと内心で悪態をつきながらもその威力に感嘆しつつ、自分の杖を握って地面の風竜と若いメイジを監視する。
 と、風竜の翼が動いた。
 死んだふりをしていたような勢いで羽ばたき、フーケは撃ち落とさんと杖を掲げたが、呪文を詠唱するよりも早く風竜は遥か彼方へ飛び去っていた。

「……逃げたか。主を置いて逃げるなんて、薄情な使い魔だねぇ」

 かすり傷だったのか、風竜の飛び方には迷いがなかった。光弾が間近を通り過ぎたために一時的にショック状態に陥っていたのだろうか。
 そんなことを考えると意識を切り替え、杖を倒れている少女へ向ける。
 ぴくりとも動かない。転がっている大きな杖を蹴飛ばすと、近づいた。
 足で転がして顔を見る。幼い顔は苦痛でゆがんだまま止まっていた。本当に気絶しているらしい。
 息をついたフーケがまず考えたのは、顔を見られただろうかということだった。
『土くれ』のフーケが女だということは、今のところ公になっていない。見られたのなら、口を封じなければならない。
 が、詠唱しかけた唇をフーケはつぐんだ。彼女は利用できるかもしれない。

「悪く思うんじゃないよ。……思っても構わないけどさ」

 どこか自嘲めいた笑みを浮かべながら、彼女は少女の腕を拘束しようと手を伸ばし――ふと、その体がきらりと月明かりを反射するのを見た。
 懐から何かが覗いている。少女の薄い胸に差し込んだ手がつかみ出したのは、大きな宝石だった。
 蛇を模った銀細工で縁取られているそれは、見ていると吸い込まれそうな深いエメラルド色をたたえている。

「…………」

 先ほど暴れる杖を押さえつける重労働をしていた反動か、汗が滲む。
 図らずも食い入るように宝石を見つめていたフーケは、少女――タバサが一瞬だけ目を薄く開け、自分を見ていたことに気付かなかった。
 しばらくして我に返ったフーケは、タバサの華奢な両手足を縛り始めた。


   ◇




956 :ブレイブストーリー/ゼロ:2008/04/12(土) 23:10:04 ID:wN//Jpbw
『土くれ』のフーケ。
 トリステイン全土を股に掛ける盗賊。
 いかに複雑な警備であろうと強力な『錬金』の魔法で穴を突き、いかに堅固な防壁であろうと巨大なゴーレムで撃破する。それ故の『土くれ』。
 蜂の巣をつついたような騒ぎから開放された夜遅く、寝床でムスタディオがルイズから聞かされたのはそんな内容だった。
 そしてそのフーケがトリステイン魔法学院に出没し、秘宝が盗まれた。あまつさえ追跡した生徒が戻ってこないとあれば、学院の沽券に関わるらしかった。

 翌日、学院長室に全教師が集められ、会議が開かれた。
 目撃者であるメイジ、ルイズとキュルケ、それにムスタディオも呼び出されていたが、教師達は責任を押し付け合うばかりである。ムスタディオはやはり貴族というものは、どこに行っても変わらないものかとうんざりしていた。
 それに、と思う。この世界に来てからあまり日の経っていないムスタディオだが、この世界における教師というのが生徒を技能面だけでなく精神面からも育成する存在だとういうことは薄々理解し始めていた。
 だが彼らは、生徒が見ている前で自己弁護に走るばかりだった。
 ムスタディオはキュルケの横顔を盗み見る。
 いつもの覇気が、仮面を剥ぎ取ったように失せていた。しかし瞳にはどこか尋常でない光が灯る。彼女がよく口にする「情熱の炎」ではない。
 ムスタディオは、その危うい輝きを戦場で何度か見たことがあった。
 あれは復讐や報復の意思だ。
 ――そういった感情は悪い物だとはムスタディオは思わない。だが情操に良いかと聞かれれば、そうではないだろう。
 生徒がそんな面持ちでいるのに、教師達は何も言わない。気付いているのだろうかと思う。
 ムスタディオは興奮した様子のコルベールを眺める。
 彼も何も言わない。

 散々もめていた責任の所在は、オールド・オスマンが「全員の慢心によってこの事態は起こったのである」と諭し、それに誰一人反論出来なかったことで決着した。
 ムスタディオは自分が今まで攻め入った数々の拠点を思い出す。敵の油断に付け入ったこともある。裏をかいたこともある。しかしそれでも奇襲された際の彼らは、ここまで弛んではいなかった。
 この「学院」というのは、どうも特殊な場であるように思う。それが彼らを弛緩させたのか。それともトリステインの貴族たちは等し並びにこんな風なのか。
 そんなことを悶々と考えている内に、会議の焦点が自分達に向いたようだった。

「さて、犯行の現場を見ていたのは君たちか」

 部屋中の視線がムスタディオ、ルイズ、キュルケの三人に集まった。
 オスマンが何か興味深げに自分を見ている。ムスタディオは目を逸らした。

「詳しく説明したまえ」

 ルイズが応えようとしたが、それを手で制する者がいた。
 キュルケだった。彼女は異様にはきはきとした調子で私から説明させていただきます、と申し出る。

「巨大なゴーレムが現れて、宝物庫の壁を壊しました。その肩には黒いフードを着たメイジが乗っていて、穴から何かを盗んでいきましたわ。
 私達はそのまま暴れるゴーレムに応戦しましたが敵わず撤退し、メイジは盗み出した後、ゴーレムの肩に再度乗って城壁の外へ歩き出しました」

 そこで、キュルケの口が止まった。肩がわずかに震えている。
 ルイズが気の毒そうな視線を向けていた。
 再びキュルケが話し始める。口調は一切変化しない。

「私は止めたんです。ですけど、タバサが使い魔のウィンドドラゴンに乗ってその後を追いました。ゴーレムはかなりの速さで見えない距離まで離脱していましたから、彼女が交戦したのかどうかも分かりませんわ。以上です」
「……ふむ。そして、ミス・タバサはそこから行方不明になっておる、と」
「はい。オールド・オスマン、討伐隊の編成を急いでください。フーケは恐らくトライアングルクラス以上のメイジです。タバサといえど、どうなっているか分かりません」

 部屋の空気が、にわかに冷えついた気がした。
 教師達が改めて気付かされたようにキュルケを見つめている。

「一刻も早くそうせねばならんな。しかし、今の段階では手がかりに乏しい。他に何か気付いたことはないかね?」



957 :ブレイブストーリー/ゼロ:2008/04/12(土) 23:11:19 ID:wN//Jpbw
 キュルケとルイズは首を横に振った。ムスタディオもそれに倣う。
 万策尽きたような、誰にもぶつけられない苛々が部屋に流れる。
 扉が勢いよく開かれたのはその時だった。
 現れた女性にムスタディオは見覚えがあった。確か院長の秘書だ。

「ミス・ロングビル! どこに行っていたんですか! 大変ですぞ! 事件ですぞ!」

 興奮した調子でコルベールがまくし立てる。一方のロングビルは冷静な様子でオスマンに告げた。

「申し訳ございません。朝から調査をしておりましたの」
「調査?」

 はい、とロングビルは頷き、今朝方の騒ぎを見、宝物庫のフーケのサインを発見し、調査に走っていたことを語った。

「そうか、仕事が速いの。で、結果はどうじゃった?」
「はい。様々な場所での聞き込みを行なったのですが成果は上がらず……しかし、灯台元暗しと言いますでしょうか」

 ロングビルが懐から何かを取り出す。それは一枚の紙切れだった。

「今日の朝、学院の敷地内にこれが落ちているのを使用人達が見つけていました。差出人は――フーケです」

 全員が息をのんだ。
 紙切れがオスマンの手に渡る。その文面にさっと目を通した後、怪訝そうにロングビルに問いかける。

「これだけかね?」
「はい、使用人達に聞いて回りましたがそれ一枚のようです」
「ふむ……そうか」

 髭を撫でた後、オスマンは文面を読み上げた。

「青い髪の生徒は預かった。返して欲しくば、――の森の奥、廃屋まで来ること。土くれのフーケ。
 ……妙なことじゃ。人質を取った割に、何も要求してこんとは」

 しかし、と老人は瞳の奥に光を灯らせる。
 その光は、キュルケのそれと似ているようにムスタディオには思えた。

「『破壊の杖』、何よりミス・タバサを無事に奪還するための糸口が見つかったわけじゃな。奴が何をたくらんでいるのかは分からんが、この糸を辿る他に、今の我々に手はないじゃろう。
 では、今から捜索隊を編成する」

 その言葉に驚いた者がいた。

「オールド・オスマン! ここは王室に直ちに報告するべきなのでは――」

 コルベールだった。しかしその申し出は、目をむいたオスマンの怒鳴り声に斬って捨てられる。

「ばかもの! 王室に知らせ、討伐隊が派遣されるのにどれだけ時間が過ぎると思っておる! その上……、身にかかる火の粉を払えぬようで、何が貴族じゃ! 
 魔法学院の宝が盗まれた! あまつさえわしらは生徒達を任されている身じゃ! ミス・タバサのことを親元になんと説明するつもりじゃ?
 先ほど火の粉と言ったが、そんな生ぬるいものですらない。これはわしらの身から出た錆じゃ!
 我々は我々の失態を拭わなければならぬ!」



958 :ブレイブストーリー/ゼロ:2008/04/12(土) 23:12:08 ID:wN//Jpbw
 ――そのやり取りを、ムスタディオはどこか、スイッチが切り替わったような気分で見ていた。

 キュルケとオスマンの瞳に宿る危うい光。
 コルベールの消極的な態度。
 責任をたらいまわしにする教師達。
 昨日までの日々が、別の角度からの視点で書き換えられていくのをムスタディオは感じている。
 コルベールと研究に費やした時間。
 キュルケやルイズ、タバサのたわいもない戯れ。
 街に出、様々な物に触れ、感じた手ごたえ。

 体の内側にざわざわと、昨夜の感覚が蘇る。
 魔なるものが近づく、現れる際の世界が変わる感覚。
 その不可触の手触りが体の芯へとゆるやかに絡みつき――胸に仕舞い込まれていた黒いものをつついている。何かが裏返りかけている。

「再度、捜索隊を編成するぞ。我こそはと思うものは杖をあげい!」

 誰も杖を挙げなかった。先ほどまでの喧騒はどこへ消えたのか、戸惑うように顔を見合わせるばかりだった。
 そんな中、すっと一振りの杖が掲げられた。

「ミス・ツェルプストー!?」

 コルベールが声をあげたが、それは教師達の総意の代弁のように思えた。
 キュルケが杖を掲げていた。その瞳は先ほどより穏やかに、かつ剣呑な光を増していた。

「いかん、君は生徒じゃないか!」
「誰も杖を掲げませんわ」

 キュルケの瞳がコルベールを射抜いた。

「ミス・タバサは私の大切な学友です。友や生徒を見捨てるのが貴族の嗜みというのなら、私はこのマントを陛下に返上しますわ」
「な、なんてことを言いだすのかね!」
「ミスタ・コルベール、お言葉ですが、杖を掲げなかった貴方にそんなことを言われたくありません。
 先生には正直、失望しましたわ。サモン・サーヴァントの夜、私やルイズにかけて下さった言葉はただの建前だったんですね」

 コルベールが言葉に詰まる。一瞬、何か言いたそうな顔をしたのをムスタディオは見たが、見ただけだった。

「他の教師の方々もそうですわ。今の様子を見ていると、教師としての責務を放棄しているとしか思えません。それともこれがトリステイン貴族の流儀なのかしら?」



959 :ブレイブストーリー/ゼロ:2008/04/12(土) 23:12:57 ID:wN//Jpbw
 他の教師達もコルベールに倣うように黙り込んだ。オスマンの試すような視線が場を一巡している。
 また一人、杖でなく手を挙げた人物がいる。ロングビルだった。

「私も協力いたしますわ。戦いのお役には立てませんが、雑事は任せてください。それと、これは私的な意見なのですが」

 内側にいながら外から眺めているような心持ちだったムスタディオは、自分に差し向けられたロングビルの手と次の台詞に、しかし動じなかった。

「――捜索隊に、彼を加えたらどうかと思います。彼は平民ですが、いつぞやの一件で強力な魔法を見せてくれました。フーケ討伐に一役買ってくれるかと」
「いいぜ」

 このまま誰も杖を掲げないのなら、自分から言い出すつもりだった。
 自分は立場上、ルイズの使い魔である。タバサのことは気にかかるが、自分より適材な教師達がいるのだから、と黙っていた。
 しかしその考えも、現状を見て崩れた。

 教師達がざわめいている。
 このざわめきが彼らのどんな心境を意味するものか、ムスタディオは考えるのも億劫だった。
 気だるい腹立たしさすら感じていた。

「あ、わ、私も! 使い魔が部隊に加わるのに主人が安全な場所で休んでいるなんて、あるまじき行いだわ!」

 慌ててルイズも杖を掲げている。
 ――その様子を見て、苛立ちを感じている自分がいることにムスタディオは驚いた。
 彼女は他の教師達とは違い、誇るべき行動をしたはずなのに。

 その疑問は、簡単に解けた。
 気付いてしまった。
 自分が彼女のことをまだ許し切ってはいないことに。

 この少女は、若い。
 だから向こう見ずだったり素直になれない心を抱えている。
 逆に、無邪気だったり純粋だったりもする。ムスタディオは昨日の街での様子を思い出す。

 でもそれは、若い内のこと。
 いずれ彼女も――「貴族」になってしまうのではないか。

960 :ブレイブストーリー/ゼロ:2008/04/12(土) 23:14:45 ID:wN//Jpbw
以上で投下終了です。
支援ありがとうございました。
それと場所が違うかもしれませんが、コルベールとムスタディオのイラストを描いて下さった方、ありがとうございます。全裸で感動しました。
それでは。

961 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 23:15:24 ID:yZRQja42
しえん

962 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 23:17:16 ID:yZRQja42
間にあわなんだよw
いや、GJだ。
続きが気になるぜ。

963 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 23:17:48 ID:bb2I225P

タバサはヒロインとなった

964 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 23:18:05 ID:2Hchf+/M
残りレス数も容量いい感じなのでスレ立て挑戦してみましょうか。

965 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 23:26:11 ID:3/jUp+0v
>>960
エッどこですか?

966 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 23:31:39 ID:wN//Jpbw
>>965
避難所のお絵かき掲示板です。

967 :962:2008/04/12(土) 23:35:33 ID:2Hchf+/M
失敗しました
できる方御願いします。

968 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 23:39:06 ID:4fhs5RGr
じゃあ、やろうか。

969 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 23:41:56 ID:4fhs5RGr
スレ建て完了。あの作品のキャラがルイズに召喚されましたpart129
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1208011257/

970 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 23:45:05 ID:2Hchf+/M
>>969


ご迷惑おかけしました。

971 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 00:02:40 ID:7kMkYLCi
>>969 乙。


>>1000なら時をかける少女の紺野真琴を召喚。

タイムリープの回数を何回にするかが問題かな?

972 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 00:07:04 ID:1bRQekbe
埋めだからどうでもいいような感想をひとつ。

日付が変わって4分後にまとめのTOPページに来て見た。
たったの4分でカウンター(すなわち来客数)が140超えていたのに吹いた。

973 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 00:16:04 ID:TSFyj1I0
ムスタきてるー!
とらわれのタバサの運命やいかに?

974 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 00:20:27 ID:LOMH6mu3


975 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 00:21:53 ID:x1snxDaG


976 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 00:30:54 ID:MlqXFa4Q
ムスタ乙。
キュルケかっこいいよ!

さて、埋めようか

977 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 00:50:17 ID:ys1JVNYR
天空の城ラピュタより

ムスカ大佐を召喚


ルイズ「ねえ確か、そのラピュタってのを破壊した呪文って『バルス』だ、キャアアア」

ムスカ「く、やはりここもラピュタと同じか!」


アルビオン崩壊・・・


978 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 00:59:38 ID:ReSlV0fc
人の持ち物盗むタバサきにいらーん乙ですわー

979 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 01:01:58 ID:Rw/UYJyR
ラムザ達の思いを知っているせいなのかも知れないが、タバサの弄ぶような行動になんかムカつく。

980 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 01:05:45 ID:ReSlV0fc
ねー
ま、これからどうなっていくのかとても楽しみだわー

981 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 01:06:04 ID:Rw/UYJyR
すいません、乙!を言うのを忘れてました。

982 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 01:52:41 ID:C3T482qr
梅梅

983 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 01:56:35 ID:qfjtr3kU
sageてね

984 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 05:03:43 ID:ouftE7qj
遅れ馳せながら、提督の人乙です!!
ヤンのキャラを崩さずに、自然に持っていけたのはすばらしぃーww
続きを期待しておりますwww



985 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 06:22:30 ID:AJGlQrjZ
埋め代わりに

諸君 私は穏和キャラ召喚ネタが好きだ
諸君 私は穏和キャラ召喚ネタが好きだ
諸君 私は穏和キャラ召喚ネタが大好きだ

豆粒が好きだ はじめましたが好きだ イザベラ管理人が好きだ エルクゥが好きだ 人のいいが好きだ
アクマが好きだ







…………すまん、もうガス欠だorz
あと提督やブレイブストーリー、はたまたLSOみたいに先が読めんのも大好きだ
終わっちまったけどマムクートや軌跡みたいに幼女が喚ばれるのも大好きだw
黒騎士みたいに召喚した非人間キャラに心を開き成長していくルイズの物語が読めれば蝶サイコーだ

…………っと、よーするに職人さん頑張れ蝶頑張れ、続きはいつまでも待ってます








願わくば、力を求めるとガンパレの続きを是非読みたい。両作品のルイズはベクトル違うけどどっちも格好良い。

986 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 10:33:57 ID:8t+eo1iT
なさ>>956なら次スレで宇宙海賊コブラ召喚

987 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 11:25:01 ID:MlqXFa4Q
ささっとうめるんだみんな

988 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 11:32:37 ID:EvsRk0zo
>>955
>懐から何かが覗いている。少女の薄い胸に差し込んだ手がつかみ出したのは、大きな宝石だった。
>蛇を模った銀細工で縁取られているそれは、見ていると吸い込まれそうな深いエメラルド色をたたえている。
まさか13番目のサーペントの聖石か?
もしかしてフーケに聖石を使わせるためにわざと捕まったんだろうか

989 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 11:40:11 ID:kov+7pQd
自分は双月の女神が好きだ

990 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 12:14:44 ID:RuZnSkYW
埋め

991 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 12:27:06 ID:qvy3DKsV
あの作品のキャラがルイズに召喚されました part129
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1208011257/

                               なぎはらえー     |:|\\:::::||.:.||::::://|    /イ
                                              |:l\\\||.:.|l///|  .///
                         __ ィ   ,. -――- 、     |:|:二二二二二二二 !// /
                        /    /          \.   |:l///||.:.|l\\\|/  /
                / ̄ ̄ ̄ ̄ 7 / / ./  / /   l l l lハ  |:|//:::::||.:.||:::::\\l    /
  ト、     ,.    ̄ ̄Τ 弋tァ―   `ー /  l从 |メ|_l  l_.l斗l |ヽ V |:| ̄ ̄ ̄ ̄ フ  ̄ ̄    |                  イ
  ヽ \__∠ -――く  __       .Z¨¨\   N ヒj ∨ ヒソj .l ヽ\|       / /     |                / !
   ヽ  ∠____vvV____ヽ   <   ≧__/ ゝ、t‐┐ ノ .|┐  . \   / /         \           /   l
.    \\_____ivvvvvvvv|   V.    (  (  /Tえハフ{  V   ‐一 '´ /     __. -―=-`      /  / l  l
       \!      |   / 入_.V/|      >-ヘ  \:::∨::∧  ∨ ∠二 -‐ .二二 -‐ ' ´ /        /   / l.  l
 __  |\       l/V  _{_____/x|    (_|::::__ノ   }ィ介ーヘ  /  ,.-‐ ' ´           /       ____  ̄ ̄フ ∧  l
  )-ヘ j ̄} /|        /___/xx|       _Σ___/| | |V::::ノ/ ∠___           {     /      `<  /  \|
  {  V  /`7.         /___./xXハ    ( |:::::::::::::::::ハ   >' ____ 二二二二二二>   /   __    〈
.  \_   |/        /___l XX∧     __≧__::::::::/:∧/   `丶、           /     {   {____ハ    }
    |   ヽ        /____|]]∧  __|__L.∠ ム'  <`丶 、 `丶、       /       \_____/    /
    |     ',         {     |]]]>'  __      ∧ l\ \   丶、 ` 、   ∠ -――-  ..____ノ   /
   ノ     }       l ̄ ̄ ̄.|] >' ,. '  ̄ / .// :/  V'  \ ヽ    `丶\/                 /
  / ∧   { \      |      .|>' /      // :/ :/ :   ', l   \ ヽ  ,.-――┬      \         /
 入ノ. ヽ  く  ヽ______7 ー―∠__    〃  l :/    :l l     \V       ヽ       \    ,.  '´
`ー′   \  `<  | {      /   | /〃   :|/  __V/ ̄| ̄ ̄{_     \_      ` <
        \  `' ┴ヘ     {    .レ__r‐|ィ‐┬、lレ' |    /  ノ`y‐一'  >、_/   / ̄ 7丶、_   丶
         \    ヽ   /`ー「と_し^´ |  |    }  ム-‐'  /     /    \_/  /  /  ヘ    \
           ヽ   _>-ヶ--∧_}   ノ  j   /` 7 ̄ ̄ ̄{      (         ̄ ̄`ー‐^ーく_〉  .ト、_>
            ', /     人__/   .ィ  {__ノ`ー'    ヽ    人     \__              {  }  |
            V     人__/  / | /           ̄{ ̄  >‐ ァ-、    \             〉ー}  j
                {  / ./  ∨      __      ̄ ̄ >-</  / ̄ ̄         廴ノ  '
      <ヽ__      /し /        < )__ \   _r‐く___/  /    < ) \     {__ノ /
        Y__>一'    /         ___r―、_\ >'   `ー' ,.  ´       >.、 \__ノ    {
     ∠二)―、       `ー‐┐    ∠ ∠_r‐--―      <__       ∠ )__          \_
       ∠)__ノ ̄`‐⌒ヽ__|>      ∠)__r―――-― ..__{>        ∠_廴,. ⌒ー'  ̄ \__{>


992 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 13:15:21 ID:Ep/F5C+1
992なら宇宙刑事召喚

993 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 13:20:18 ID:+ukKFbC8
まだ埋まってないのか?久々に1000いきそうだな

994 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/13(日) 13:32:47 ID:d2pJkTK0
>>1000なら禁書の神裂召喚。

995 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 13:36:04 ID:hlGJ2sU2
1000

996 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 13:36:38 ID:s5xOlBzE
1000ならオプーナ召喚

997 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 13:37:49 ID:BfLeRDEV
うめ

998 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 13:37:49 ID:1hp7lP56
1000なら海賊課チーム召還してルイズの胃に穴が開く

999 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 13:39:27 ID:1bRQekbe
1000ならなにか書いてみる。

1000 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/13(日) 13:42:04 ID:kov+7pQd
オレもだ

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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